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{{色}}
{{統合文字|[[File:Wave Dash.svg|20px|alt=波ダッシュ|link=波ダッシュ]]}}
{{Infobox Single
| Name = アルクアラウンド
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| A-side =
| B-side = スプーンと汗
| Released = {{flagicon|JPN}}・{{flagicon|KOR}}{{flatlist}}{{Start date|2010|01|13}}{{flatlist}}{{Small|（詳細は[[#発売日一覧|発売日一覧]]を参照。）}}
| Format = [[シングル|CDシングル]]{{flatlist}}[[音楽配信|デジタル・ダウンロード]][[File :Apple logo black.svg|15px|link=iTunes]]
| Recorded = [[2009年]]
| Genre = [[J-POP]]
| Length = {{Duration|m=4|s=26}}
| Label = [[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクターエンタテインメント]]
| Writer = [[山口一郎]]
| Producer = サカナクション
| Certification =
* ゴールド（PC配信、[[日本レコード協会]]） | Chart position = {{Smaller|
* 週間3位（[[オリコンチャート|オリコン]]） * 2010年1月度月間17位（オリコン）
* 2010年度年間39位（[[iTunes Store]]）
}}
| Last single = [[セントレイ]]<br />（[[2008年]]）
| This single = '''アルクアラウンド'''<br />（[[2010年]]）
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| Misc =
}}
「'''アルクアラウンド'''」は、日本の[[ロック (音楽)|ロック]]・[[バンド (音楽)|バンド]]、[[サカナクション]]の楽曲。バンドのフロントマン[[山口一郎]]によって[[作詞]]・[[作曲]]されたこの楽曲は、バンドの2枚目の[[シングル]]として[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクターエンタテインメント]]より[[2010年]][[1月6日]]に[[音楽配信]]として各配信サイトににて配信リリースされた後、[[1月13日]]に[[コンパクトディスク|CD]]としてリリースされた。CDシングルとしてのリリースは前作『[[セントレイ]]』から約1年1ヶ月ぶりのリリースである。楽曲は日本のスポーツ用品販売チェーン、[[アルペン (企業)|アルペン]]が展開しているブランド『[[kissmark]]』の[[コマーシャルソング]]として使用されており、サウンドは[[1980年代]]の[[ダンス・ミュージック]]と[[1960年代]]の[[フォークソング]]を彷彿させる郷愁感あるものに仕上げ、全体のアレンジは、[[イエロー・マジック・オーケストラ]]や[[ゴダイゴ]]などを彷彿させる様なアレンジがされている。また、楽曲は複数のアーティストによって[[カバー]]および[[リミックス]]されている。アートワークは、hatosが「日本文学的なサイケデリック」をテーマに制作を務め、1980年代を彷彿させるビビッドカラーを使用し、女性の顔の部分に「アルクアラウンド」の歌詞を記載したデザインとなっている。また、掲載される歌詞はネット上ではダミーのものとすり替えられていることも特徴的である。この楽曲は[[音楽評論家]]の肯定的評価を受けており、音楽雑誌『CD journal』は、楽曲を「刹那の快楽と思慮深さが同居したキラー・チューン」であると位置づけている。
付属する[[ミュージック・ビデオ]]は、監督を[[関和亮]]が務めており、映像は夜更けの[[幕張メッセ]]で一発撮りで撮影され、山口が幕張メッセを歩き回ることを中心に、歩き進むことによって歩幅に合わせ次々と現れる白い記号とも取れる歌詞を視覚化したタイポグラフィを模したオブジェが現れ、白い文字が黒い背景に重なった時だけ見えるなどのトリックが施されるなど特徴的な内容となっている。また、同作品は複数の賞を獲得しており、2010年・第14回[[文化庁メディア芸術祭]]では、エンターテインメント部門で優秀賞、2010年度[[SPACE SHOWER Music Video Awards]]では、Best Director賞を受賞している。また、ミュージック・ビデオにはラジオ番組『[[SCHOOL OF LOCK!]]』とコラボをし、制作した作品も存在する。
==
バンドは、デビューより[[札幌市|札幌]]を中心とし、アルバムの制作などの制作を行っていた。バンドは自らの音楽の可能性を広げるために2作目のアルバム『[[NIGHT FISHING]]』を制作後、活動拠点を[[東京]]に移した。楽曲は、[[シングル]]として発売された楽曲では東京で初めて制作した楽曲である<ref name="Excite-pt1">{{cite web | url=http://www.excite.co.jp/music/close_up/interview/0901_sakana/ | title=サカナクション インタビュー |publisher=Excite |date=January 1, 2009 | accessdate=February 26, 2015 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150403211300/http://www.excite.co.jp/music/close_up/interview/0901_sakana/ |archivedate=2015-02-04 }}</ref>。東京に拠点を移した後、2009年1月にバンドはアルバム『[[シンシロ]]』をリリースした<ref name="HotExp2">{{cite web | url=http://www.hotexpress.co.jp/interview/sakanaction_090121/sakanaction_article02.html | title=『サカナクション』 SPECIAL INTERVIEW |author=平賀哲雄 |publisher=Hot Express |date=January 21, 2009 | accessdate=February 26, 2015}}</ref>。アルバムのリリースはその年にバンドが[[ROCK IN JAPAN FESTIVAL]]や[[ライジング・サン・ロックフェスティバル]]などの日本の[[ロック・フェスティバル]]に出演するきっかけとなった<ref>{{cite web |url=http://sakanaction.jp/live/ |title=Live |publisher=Hip Land Music Corporation |accessdate=April 23, 2015 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20090417010147/http://sakanaction.jp/live/ |archivedate=April 17, 2009}}</ref><ref>{{cite web |url=http://natalie.mu/music/news/16315 |title=ライジングサン第2弾でユニコーン、ユアソンら4組追加 |publisher=ナターシャ |work=ナタリー |date=May 11, 2009 | accessdate=April 21, 2015 }}</ref>。バンドは、ライブイベント以外にもアルバムのリリースを記念としたツアー『SAKANAQUARIUM 2009“シンシロ”』を2009年2月から行った。ツアーを終えると、バンドのフロントマン、[[山口一郎]]はすぐに楽曲を書き始めた<ref name="MusicShelfAruku">{{cite web | url=http://musicshelf.jp/?mode=static&html=series_b115/index | title=サカナクション インタビュー |author=竹部吉晃 |publisher=金羊 |date=January 8, 2010 | accessdate=April 21, 2015 }}</ref><ref name="SSRtour">{{cite web | url=http://www.barks.jp/news/?id=1000046659 |title=ブレイクに期待、オリコン初登場8位のサカナクション |publisher=BARKS |date=January 29, 2009 |accessdate=February 27, 2015}}</ref>。山口はアルバムのセールで予想よりも売り上げを伸ばすことが出来なかった事を踏まえ、今作ではバンドとしてのスタンダードを定める、バンドの存在を浸透させるという目的をもち制作された<ref name="MusicShelfAruku" />。また、アルバムの制作時に「東京でミュージシャンとして過ごす」ということをあまりメンバーと確認し合わずに制作したため、今作はここで生きていくという証明になるための曲として書き上げられた<ref name="reko">{{Cite web |date=2010-01-08 |url=http://recochoku.jp/pickup/100108b/index.html |title=ニュー・シングル「アルクアラウンド」 |publisher=[[レコチョク]] |accessdate=2016-05-27 |archiveurl=https://archive.is/9Kcbi |archivedate=2013-05-01 }}</ref>。
「アルクアラウンド」は日本のチャートランキングで上位を記録するなど発売後に商業的な成功を収めた楽曲となった<ref name="HotExpressp1">{{cite web | url=http://www.hotexpress.co.jp/interview/100317_sakanaction/ |title=サカナクション 『kikUUiki』 インタビュー |publisher=Plantech |date=March 17, 2010 | accessdate=April 15, 2015 }}</ref>。バンドは楽曲と前作のアルバムの効果で[[リスナー]]や関係者などから切望される様になった。しかし、山口らはそれを望んでいない状態であった。楽曲は、バンドの表面的な部分を歌った曲であり、楽曲のリリースまでに発売した2作品のアルバムに収録している様な楽曲の「自分らしさ」がないためである。また、これら望んでいたリスナーに対して聞いてもらうにはどうすればいいか、とベクトルを合わせ制作したアルバムが『[[kikUUiki]]』である<ref name="RockinOnKikuRetro">{{cite web |url=http://ro69.jp/feat/sakanaction_201109?p=4 |title=特集 サカナクション |publisher=[[ロッキング・オン]] |work=RO69 |year=2011 |accessdate=April 16, 2015}}</ref>。
== 構成 ==
「アルクアラウンド」は、アップテンポな[[1980年代]]の[[ダンス・ミュージック]]と[[1960年代]]の[[フォークソング]]を彷彿させる郷愁感あるサウンドに、繊細に紡ぎ出させれた青年の葛藤をつづった詞が乗り、サビでは強い意志が込められた[[パッセージ]]が繰り返されるノスタルジックな世界観を持った構成であり、全体のアレンジは、[[イエロー・マジック・オーケストラ]]や[[ゴダイゴ]]などを彷彿させる様なアレンジがされている。楽曲はダンスミュージックだけではなく、[[ロック (音楽)|ロック]]、[[エレクトロ]]の要素を兼ね備えて持った楽曲となっている<ref>{{Cite web |date=2010-01-27 |url=http://www.47news.jp/EN/201001/EN2010012701000287.html |title=「大ヒット盤」納得、踊れるロックバンド サカナクション 『アルクアラウンド』 |publisher=全国新聞ネット |work=[[47NEWS]]、[[共同通信社]] |accessdate=2016-02-29 }}</ref><ref name="ExciteNews">{{cite web |url=http://www.excite.co.jp/music/news/story/66515 |title=サカナクション、1年ぶりの新曲リリース決定! |publisher=Excite |date=October 26, 2009 |accessdate=April 23, 2015 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20100316210959/http://www.excite.co.jp/music/news/story/66515 |archivedate=March 16, 2010 }}</ref><ref name="tower">{{Cite web |url=http://tower.jp/item/2637492/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%EF%BC%9C%E5%88%9D%E5%9B%9E%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4%EF%BC%9E |title=アルクアラウンド＜初回生産限定盤＞ |publisher=[[タワーレコード]] |accessdate=2016-05-28 }}</ref>。
== プロモーションとリリース、メディアでの使用 ==
「アルクアラウンド」は、2009年12月2日に[[着信メロディ]]として[[音楽配信|デジタル・ダウンロード]]で各サイトに配信リリースされ<ref name="Ringtone">{{cite web |title=サカナクション新曲がスノボブランドとタイアップ |url=http://natalie.mu/music/news/24618 |publisher=ナターシャ |work=ナタリー |date=December 2, 2009 |accessdate=April 18, 2015}}</ref>、2010年1月6日には音楽配信サイト、[[レコチョク]]および[[iTunes]]で先行デジタル・ダウンロードとして配信され<ref name="CDJDownloadnews">{{cite web |url=http://www.cdjournal.com/main/news/sakanaction/28352 | title=kissmarkのCMでも話題のサカナクション「アルクアラウンド」、レコチョクにて着うたフル（R）独占先行配信! |publisher=[[CD Journal]] |date=January 6, 2010 |accessdate=April 21, 2015 }}</ref>、同年[[1月13日]]には、[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクターエンタテインメント]]よりCDシングルとしてリリースされた<ref name="CDJDownloadnews" /><ref name="tower" />。また、2010の1月30日には[[レンタルCD]]の貸し出しが開始された<ref name="Tsutaya">{{cite web |url=http://store-tsutaya.tsite.jp/item/rental_cd/003327218.html |title=アルクアラウンド |publisher=ツタヤ |accessdate=April 18, 2015}}</ref>。
楽曲は2009年10月に発売が発表され<ref name="Announcement">{{cite web |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000054578 |title=サカナクション、1年振りの新曲リリースが決定 |publisher=BARKS |date=October 28, 2009 |accessdate=April 21, 2015 }}</ref>、同年の11月30日に[[エフエム東京|TOKYO FM]]のラジオ番組、『[[SCHOOL OF LOCK!]]』で初のオンエアがされた<ref name="RadioDebut">{{cite web |title=「アルクアラウンド」ラジオオンエア情報 |url=http://sakanaction.jp/mobile/news/2009/11/post-5.html |publisher=[[ヒップランドミュージック]] |date=November 27, 2009 |accessdate=May 2, 2015 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150502111916/http://sakanaction.jp/mobile/news/2009/11/post-5.html |archivedate=2015-02-05 }}</ref>。また、ラジオでのオンエアは楽曲が日本のスポーツ用品販売チェーン、[[アルペン]]が展開している[[ブランド]]、『[[kissmark]]』の[[コマーシャルソング]]として使用されていたことも合いあり、多くのエアプレーを獲得した<ref name="Announcement" />。
「アルクアラウンド」は、『kissmark』以外にも複数、[[タイアップ]]やメディアでの使用が行われている。タイアップでは、[[SAMURAI BASEBALL]]の[[CBCテレビ]]制作分『燃えよドラゴンズ!』の2016年度公式テーマソングとして使用された<ref>{{Cite web |date=2016-03-01 |url=http://mantan-web.jp/2016/03/01/20160301dog00m200013000c.html |title=サカナクション：ドラゴンズ中継番組のテーマ曲に採用 ドラファン・山口「こんなにうれしいことはない」 |publisher=[[まんたんブロード]] |work=MANTANWEB |accessdate=2016-05-28 }}</ref>。[[音楽ゲーム]]では、[[タイトー]]『[[グルーヴコースター]]』<ref>{{Cite web |url=http://gigazine.net/news/20130130-groove-coaster/ |title=GROOVE COASTERが「グルーヴコースター(アーケード版)」として今冬登場、専用コントローラー「BOOSTER(ブースター)」を使用 |publisher=[[GIGAZINE]] |accessdate=2016-05-28 |date=2013-01-30 }}</ref>、[[コナミデジタルエンタテインメント]]『[[BEMANIシリーズ]]』の『[[REFLEC BEAT]]』<ref>{{Cite web |date=2016-11-04 |url=http://www.4gamer.net/games/123/G012301/20101104057/ |title=対戦プレイがアツいリズムアクション「REFLEC BEAT」，全国のアミューズメント施設で本日から順次稼動開始 |publisher=[[4Gamer.net]] |accessdate=2016-05-28 }}</ref>などでプレイが可能である。
== アートワーク ==
{{ external media
| width = 250px
| align = right
| image1 = [[:en:File:Sakanaction-Aruku1stpressreal.jpg|『アルクアラウンド』の初回限定盤のアートワーク]] – [[英語版ウィキペディア]]による画像ファイルへのリンク
}}
シングルのアートワークは、[[hatos]]が「[[日本文学]]的な[[サイケデリック]]」をテーマに制作を務めており<ref name="HotExpress3">{{cite web | url=http://www.hotexpress.co.jp/interview/100113_sakanaction/page3.html |title=サカナクション インタビュー |publisher=Hot Express |date=January 13, 2010 | accessdate=April 21, 2015 }}</ref>、1980年代を彷彿させるビビッドカラー（{{Colorbox|#16b0f8}}）を使用し、女性の顔の部分に「アルクアラウンド」の歌詞を記載したデザインとなっている。また、記載されたデザインは[[著作権法]]の関係上、雑誌やインターネット上に歌詞を無断転載できないことから、オフィシャルサイトおよび所属レコード会社の公式ページに掲載されているジャケット画像がダミーのものとすり替えられている<ref name="CoverAnnounce">{{cite web |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000055602 |title=サカナクション、シングル初回盤にツアー先行予約シリアルナンバー封入 |publisher=BARKS |date=November 21, 2009 |accessdate=April 21, 2015 }}</ref>。また、アートワークに使用された女性の顔写真はバンドメンバーの[[ベース (弦楽器)|ベース]]・草刈愛美である<ref name="art">{{cite web | url=http://www.barks.jp/news/?id=1000057084 | title=サカナクション「アルクアラウンド」、デジタル配信開始 |publisher=BARKS |date=January 7, 2010 | accessdate=April 21, 2015}}</ref>。アートワークは初回限定盤と通常盤でデザインが異なる。前述のように初回限定盤はビビットカラーを起点にしているが、通常盤は紫に近い色を起点にデザインされている<ref name="CoverAnnounce" />。また、[[iTunes]]でのデジタル・ダウンロード版では2つの盤とはまた異なる。通常盤のアートワークが正面の絵柄であることに対し、iTunesでは通常盤よりも斜めの方向で見た様なデザインになっている<ref name="art" />。
== 評価 ==
=== 評論家による評価 ===
{{Album ratings
|title = [[音楽評論家]]によるレビュー
| rev1 = 『[[CD journal]]』
| rev1Score = 肯定的<ref name="CDJ" /><ref name="CDJ2" />
| rev2 = 『Skream!』
| rev2Score = 肯定的<ref name="Skream" />
| rev3 = 『[[ロッキング・オン]]』
| rev3Score = 肯定的
}}
「アルクアラウンド」は、複数の[[音楽評論家]]からの肯定的評価を得ている。[[音楽雑誌]]『[[CD journal]]』は、楽曲を「刹那の快楽と思慮深さが同居したキラー・チューン」であると位置づけており、音楽性をロックとエレクトロ・サウンドが融合した、懐かしいダンス・ミュージックを思わせるレトロな仕上がりになっているとコメント。シングルに対し、星を1つ与えている<ref name="CDJ">{{cite web | title=サカナクション / アルクアラウンド | url=http://artist.cdjournal.com/d/-/4109101171 |publisher=[[CD journal]] | accessdate=April 18, 2015}}</ref>。また、同誌の田山雄士は「メロディーのよさが通底している」とコメントしている<ref name="CDJ2">{{cite web | url=http://artist.cdjournal.com/d/kikuuiki/4110010713 |title=New Discs レビュー |author=田山雄士 |publisher=CD Journal |year=2010 |accessdate=March 8, 2015 }}</ref>。音楽雑誌『Skream!』の佐々木健治はレビューで楽曲のバンド・サウンドに対し、「独特の歌心を力強く推し進め、切なさとともに高揚感がこみ上げてくる。」とコメントしている<ref name="Skream">{{cite web | title=NEW DISCS サカナクション『アルクアラウンド』 |url=http://skream.jp/diskreview/2010/01/post_22.php | author=佐々木健治 | publisher=[[激ロックエンターテインメント]] |work=[[Skream!]] | accessdate=April 18, 2015}}</ref>。音楽雑誌『[[ロッキング・オン]]』の高橋智樹はウェブ上で楽曲のレビューを行っている。高橋は、バンドが向き合う方向性と歌詞を比較し、バンドのリアリティに対し言及している<ref name="Rockinon">{{cite web | title=我歩く、故に我在り | url=http://ro69.jp/disc/detail/29661 | author=高橋智樹 | publisher=[[ロッキング・オン]] |date=January 11, 2010 | accessdate=April 18, 2015}}</ref>。
=== チャート成績 ===
[[オリコン]]の調査によると、「アルクアラウンド」は2010年1月13日に[[コンパクトディスク|フィジカル]]としてリリースされた後、発売初週に推定約1万3,000枚を売り上げ<ref name="OriconSales">{{cite web | title=オリコンランキング情報サービス「you大樹」 | url=http://ranking.oricon.co.jp | work=[[オリコン]] | accessdate=December 18, 2014 }}</ref>、[[オリコンチャート|オリコンシングルチャート]]で初週3位を記録している<ref name="FirstWeekOricon">{{cite web | title=赤西仁・LANDS、映画発キャラクター13年4ヶ月ぶりの首位 | url=http://www.oricon.co.jp/news/72568/full/ |work=オリコン |date=January 19, 2010 | accessdate=April 18, 2015}}</ref><ref name="OriconSales"/>。また、この記録は前作のアルバム『シンシロ』でバンドが記録した順位よりも高い数値を現しており、記録したチャートランキングでは獲得当時、最も高い記録であった<ref name="FirstWeekOricon" />。また、「アルクアラウンド」は、iTunesの売り上げ年間チャートランキングで39位を記録している<ref>{{Cite web |date=2012-12-09 |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000066303&p=1 |title= iTunesが2010年間ランキングを発表 |publisher=BARKS |accessdate=2016-05-29 }}]</ref>。「アルクアラウンド」は、[[日本レコード協会]]から音楽配信を10万ダウンロード以上されたシングルトラックとして2013年1月に[[ゴールドディスク]]認定を受けている<ref name="gold">{{Cite web |url=http://www.riaj.or.jp/f/data/cert/hs.html |title=有料音楽配信認定 - 2015年11月 |publisher=[[日本レコード協会]] |accessdate=2016-05-29 }}</ref><ref name="gold_musicman">{{Cite web |date=2013-01-18 |url=http://www.musicman-net.com/business/23222.html |title=レコ協、12月度着うた等有料音楽配信認定を公表 |publisher=[[Msusicman (書籍)|Musicman]] |work=MUSICman-NET |accessdate=2016-05-29 }}</ref>
== ミュージック・ビデオ ==
[[File:Makuhari Messe, North hall 1.jpg|thumb|300px|バンドらがミュージック・ビデオの撮影に使用した[[幕張メッセ]]とその周辺。写真は国際展示場棟9〜11ホールを撮影したもの。（2012年撮影）]]
{{ external media
| width = 250px
| align = right
| video1 = {{Youtube|cADu9rtlZGQ|サカナクション / アルクアラウンド}} – [https://www.youtube.com/channel/UCli_j3KPGhsF1Mv1AK17UPA サカナクションのレーベル、ビクターエンタテインメント内レーベル『NFRecords sakanaction』公式チャンネル]によるミュージック・ビデオへのリンク。
| video2 = {{Youtube|S4yiDSYdO2c|アルクアラウンド〜サカナクション×SCHOOL OF LOCK! Ver.〜}} – [https://www.youtube.com/channel/UC4YT50DP7hbMsor8FmyEPMw サカナクションの実質的レーベル、『Victor Entertainment』公式チャンネル]によるミュージック・ビデオへのリンク。
}}
[[タイトルチューン|表題曲]]「アルクアラウンド」の[[ミュージック・ビデオ]]は、「[[ミュージック (サカナクションの曲)|ミュージック]]」などのミュージックビデオを手掛けた[[関和亮]]が監督、[[プロデューサー]]や[[スタイリスト]]、アーティスト・ビジュアル・オーガナイザーを[[北澤“momo”寿志]]が務めている。映像は夜更けの[[幕張メッセ]]で一発撮りとして[[キヤノン EOS 5D Mark II]]が用いられ、撮影された<ref name="SekiInterview">{{cite web | url=http://white-screen.jp/?p=3325 | title=サカナクションからPerfumeまで。映像作家、関和亮の演出術 |publisher=WhiteScreen |date=March 31, 2010 | accessdate=April 21, 2015}}</ref><ref name="SekiInterview" /><ref name="FestivalWin">{{cite web | url=http://plaza.bunka.go.jp/festival/2010/entertainment/arukuaround/ | title=2010年 文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 優秀賞 アルクアラウンド／サカナクション <nowiki>|</nowiki> 文化庁メディア芸術プラザ |archiveurl=http://web.archive.org/web/20110706124054/http://plaza.bunka.go.jp/festival/2010/entertainment/arukuaround/ |publisher=Japan Media Arts Plaza |archivedate=July 6, 2011 | accessdate=April 23, 2015}}</ref>。映像中は、山口が幕張メッセを歩き回ることを中心に、歩き進むことによって歩幅に合わせ次々と現れる白い記号とも取れる歌詞を視覚化した[[タイポグラフィ]]を模したオブジェが現れ、白い文字が黒い背景に重なった時だけ見えるなどのトリックが施されおり、途中のシーンでは山口以外のバンドメンバーが歩いてる最中、演奏をしながら現れるなど様々な演出がされている<ref name="SekiInterview" /><ref name="FestivalWin" /><ref name="CDJM">{{cite web | url=http://www.cdjournal.com/main/news/sakanaction/28290 |title=サカナクション「アルクアラウンド」ミュージック・ビデオ公開！ |publisher=CDJournal |date=December 28, 2009 | accessdate=April 23, 2015}}</ref>。また、ミュージック・ビデオは2011年にリリースされたバンドの映像作品集、『SAKANARCHIVE 2007-2011～サカナクション ミュージックビデオ集〜』に収録された<ref>{{cite web | url=http://natalie.mu/music/news/59898 | title=サカナクション「SAKANARCHIVE」は特典映像満載 | language=Japanese |publisher=ナターシャ |work=ナタリー |date=November 19, 2011 | accessdate=April 23, 2015}}</ref>。
ミュージック・ビデオは複数、賞や[[ヘヴィー・ローテーション]]を得ている。[[平成]]22年、2010年・第14回[[文化庁メディア芸術祭]]では、エンターテインメント部門で優秀賞を獲得している。受賞理由に[[芸術祭]]の主催である文化庁メディア芸術祭実行委員会はコメントを発表しており、CGや合成技術を一切使わず制作されていることや、制作上で繊細な装置調整と限界まで撮影リハーサルを重ね、多くの撮影テイクからミュージック・ビデオの撮影に成功した事に対し評価しており、「審査員たちはMVの未来を懸けたのである。」という1文を残している<ref name="FestivalWin" />。2010年度[[SPACE SHOWER Music Video Awards]]では、Best Director賞を受賞<ref name="AwardsSpace">{{cite web | url=http://white-screen.jp/?p=5837 | title=関和亮監督が初のBest Director受賞！ 2010年度SPACE SHOWER Music Video Awards |publisher=WhiteScreen |date=May 18, 2011 | accessdate=April 23, 2015}}</ref>、その他音楽[[専門チャンネル]]、『[[100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス]]』の全身に当たるチャンネル、VMCのヘヴィー・ローテーション、『VIDEO OF THE MONTH』、[[WOWOW]]『Hits Seeker』の2010年1月度に選出された<ref>{{Cite web |date=2009-12-26 |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000056849 |title=サカナクション、「アルクアラウンド」の傑作映像公開 |publisher=BARKS |accessdate=2016-05-30 }}</ref>。
=== 『SCHOOL OF LOCK!』版 ミュージック・ビデオ ===
「アルクアラウンド」のミュージック・ビデオには通常版とは別に、ラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』とコラボをしたミュージック・ビデオが存在する。この作品は番組の設定上校長と呼ばれている[[山崎樹範]]が考案したものであり、2010年1月12日にその制作と概要が明かされた<ref name="SOL!">{{Cite episode |title=サカナクション山口先生来校! |url=http://www.tfm.co.jp/lock/staff/onair/2010/0112/ |network=[[全国FM放送協議会|JFN]] |station=[[エフエム東京|TOKYO FM]] |city=日本、[[東京]] |airdate=2010-01-12 |accessdate=2016-05-30 }}</ref>。ビデオの内容は、番組のリスナー（設定上での生徒）が自分が歩いてる携帯動画を番組フォームに送信し、それら送信された500もの動画の中から37作品の動画を繋ぎ合わせ、ひとつのビデオとして完成させている<ref name="SOL!" /><ref>{{cite web | url=http://www.tfm.co.jp/lock/2010/sakanaction/index.html |title=SCHOOL OF LOCK! meets サカナクション |publisher=[[エフエム東京]] |year=2010 | accessdate=April 23, 2015}}</ref>。{{-}}
== 別バージョン ==
{{ external media
| width = 250px
| align = right
| video1 = {{Youtube|6tiyJwhV2iM|アルクアラウンド / サカナクション Cover by GILLE(ジル)}} – [https://www.youtube.com/user/GILLEsound/featured GILLE公式チャンネル]によるミュージック・ビデオへのリンク<ref name="gille" />。
}}
「アルクアラウンド」は、サ複数の音楽家によって[[カバー]]および[[リミックス]]がされている。カバーでは、日本の歌手、[[GILLE]]が楽曲をカバーをしている。楽曲は、[[カバーアルバム]]『I AM GILLE. 2』に収録されており、GILLEの手により日本語の歌詞を英語に訳し、歌ったものである。また、この楽曲はサカナクションにとって公式のカバーソングとしては初の作品である<ref name="gille">{{Cite web |date=2013-08-23 |url=http://natalie.mu/music/news/97889 |title=GILLEがサカナクション英語詞カバーYouTubeで公開 |publisher=ナターシャ |work=ナタリー |accessdate=2016-05-28 }}</ref>。リミックスでは、日本の[[ディスクジョッキー]]、[[DJ MAYUMI]]はリミックス・アルバム『A-TTENT↑ON mixed by DJ MAYUMI』で「アルクアラウンド」をリミックスしており、リミックスされた楽曲はアルバムの3曲目に収録された<ref>{{Cite web |date=2014-03-10 |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000101243 |title=DJ界の“姫”がキャビンアテンダントに。『A-TTENT↑ON mixed by DJ MAYUMI』 |publisher=BARKS |accessdate=2016-05-28 }}</ref><ref>{{Cite web |url=http://tower.jp/item/3367135/A-TTENT%E2%86%91ON-mixed-by-DJ-MAYUMI |title=A-TTENT↑ON mixed by DJ MAYUMI |publisher=タワーレコード |accessdate=2016-05-28 }}</ref>。同じく日本のディスクジョッキー、DJ[[保坂壮彦]]は初のミックスCD『ALL IS LOVE IS ALL』で[[ロック (音楽)|ロック]]リミックスを題して「アルクアラウンド」をリミックスしている。リミックスされた楽曲は同アルバムのトラックの最後、28曲目に収録された<ref>{{Cite web |date=2011-11-27 |url=http://natalie.mu/music/news/60266 |title=DJ保坂壮彦ロックMIXコンピに名曲28曲ノンストップ収録 |publisher=ナターシャ |work=ナタリー |accessdate=2016-05-28 }}</ref>。同様に[[DJ KAORI]]も楽曲をリミックスしている。KAORIは、[[J-POP]]のリミックスアルバムとして『[[DJ KAORI'S JMIX IV]]』をリリース。楽曲をアルバムの12曲目に収録している<ref>{{Cite web |date=2010-10-16 |url=http://natalie.mu/music/news/42097 |title=DJ KAORIのJMIX4作目に少女時代、サカナ、山Pも収録 |publisher=ナターシャ |work=ナタリー |accessdate=2016-03-28 }}</ref>。
== 収録曲 ==
{{tracklist
| headline = [[音楽配信|デジタル・ダウンロード]]
| collapsed = no
| total_length = 4:26
| title1 = アルクアラウンド
| length1 = 4:26
}}
{{tracklist
| headline = [[シングル|マキシシングル]]、デジタル・ダウンロード
| collapsed = no
| extra_column = [[編曲]]
| all_writing = [[山口一郎]]
| total_length = 13:58
| title1 = アルクアラウンド
| extra1 = サカナクション、冨田謙
| length1 = 4:26
| title2 = スプーンと汗
| extra2 = サカナクション
| length2 = 3:19
| title3 = ネイティブダンサー (Rei Harakami へっぽこre-arrange)
| note3 =
| extra3 = [[レイ・ハラカミ]]
| length3 = 6:13
}}
{{tracklist
| headline = 初回[[限定盤]]のみ付属する[[ボーナス・トラック]]
| extra_column = 編曲
| collapsed = yes
| total_length = 28:10
| title4 = "FISH ALIVE chapter 2" 1 sequence by 3 songs SAKANAQUARIUM 2009 @SAPPORO
| extra4 = サカナクション
| length4 = 14:12
}}
== チャート ==
{| class="wikitable sortable"
|+「アルクアラウンド」の週間チャート（2010年）
! チャート
! 最高<br />順位
! class="unsortable" | 出典
|-
| 日本・[[Japan Adult Contemporary Airplay]]
|style="text-align:center;"| 9
| <ref>{{cite web | title=Japan Billboard Adult Contemporary Airplay | url=http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=adult_airplay&year=2010&month=01&day=25 |publisher=[[阪神コンテンツリンク]] |work=[[ビルボード|Billboard JAPAN]] | date=January 20, 2010 | accessdate=January 22, 2015}}</ref>
|-
| 日本・[[ビルボード#Japan Hot 100|Japan Hot 100]]
|style="text-align:center;"| 4
| <ref name="BillboardPeak">{{cite web | title=Japan Billboard Hot 100 | url=http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot100&year=2010&month=01&day=25 |publisher=[[阪神コンテンツリンク]] |work=[[ビルボード|Billboard JAPAN]] | date=January 20, 2010 | accessdate=February 24, 2015}}</ref>
|-
| 日本・[[オリコンチャート|オリコンCDシングルチャート]]
|style="text-align:center;"| 3
| <ref name="OriconWeekly">{{cite web | title=アルクアラウンド(初回限定盤) | url=http://www.oricon.co.jp/prof/419701/products/848213/1/ | work=オリコン | accessdate=April 18, 2015}}</ref>
|-
| 日本・[[RIAJ有料音楽配信チャート]]
|style="text-align:center;"| 38
| <ref name="RIAJ20100112-50">{{cite web |title=レコード協会調べ 2010年01月06日〜2010年01月12日 ＜略称：レコ協チャート（「着うたフル(R)」）＞ |url=http://satsuki.musicdb.gr.jp/all_info/ranking_weekly/WeeklyRankingAction.do?term=2010f&weeklyCd=20100112&rankKbn=50 |publisher=[[Recording Industry Association of Japan]] |date=January 15, 2010 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20150418012919/http://satsuki.musicdb.gr.jp/all_info/ranking_weekly/WeeklyRankingAction.do?term=2010f&weeklyCd=20100112&rankKbn=50 |archivedate=April 18, 2015 |accessdate=April 18, 2015}}</ref>
|-
|}
=== 認定と売り上げ ===
{| class="wikitable" style="text-align:center "
|+ 「アルクアラウンド」の認定
! 国
! 認定年月
! 認定団体
! 認定
! 売り上げ
! 出典
|-
| {{JPN}}
| 2012年12月
| [[日本レコード協会|RIAJ]]
| ゴールド
| 100,000+
| <ref name="gold" /><ref name="gold_musicman" />
|-
|}
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|+ 「アルクアラウンド」の売り上げ
! 国
! 集計団体
! 売り上げ/枚
! 出典
|-
| {{JPN}}
| オリコン
|align="center"| 27,000
| <ref name="OriconSales" />
|-
|}
== 発売日一覧 ==
{| class="wikitable" border="1"
|-
! 国・地域
! 発売/発信元
! 発売日/解禁日
! 規格
! [[規格品番]]
! 出典
|-
|rowspan="4"| {{JPN}}
| [[全国FM放送協議会|JFN]]・[[エフエム東京|TOKYO FM]]<br />『[[SCHOOL OF LOCK!]]』
| {{Start date|2009|11|30}}
| [[ラジオ|ラジオ・プレミア]]
| {{N/a}}
| <ref name="RadioDebut"/>
|-
|rowspan="3"| [[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクターエンタテインメント]]
| {{Start date|2009|12|2}}
| [[着信メロディ]]
| {{N/a}}
| <ref name="Ringtone"/>
|-
| {{Start date|2010|1|6}}
| [[音楽配信|デジタル・ダウンロード]]
| VEAML-23806
| <ref name="CDJDownloadnews"/><ref>{{cite web |title=アルクアラウンド |url=http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A020936/VEAML-23806.html |publisher=ビクターエンタテインメント |archiveurl=http://web.archive.org/web/20100217114447/http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A020936/VEAML-23806.html |archivedate=February 27, 2010 |accessdate=April 28, 2015}}</ref>
|-
| {{Start date|2010|1|13}}
| [[シングル|マキシシングル]]
| VICL-36553{{flatlist}}VICL-36554
| <ref name="CDJDownloadnews"/>
|-
| {{KOR}}
| J-Box Entertainment
| {{start date|2010|01|18}}
| デジタル・ダウンロード
| {{N/a}}
| <ref>{{cite web |url=http://music.bugs.co.kr/album/215177 |title=アルクアラウンド ({{lang|ko|아루쿠 어라운드}}) |publisher=Bugs |language=韓国語 |accessdate=February 17, 2015}}</ref>
|-
| {{JPN}}
| ビクターエンタテインメント
| {{Start date|2010|1|30}}
| [[レンタルCD]]
| VICL-36553{{flatlist}}VICL-36554
| <ref name="Tsutaya" />
|-
|}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
{{サカナクション}}
{{MVA BEST VIDEO OF THE YEAR受賞曲}}
{{DEFAULTSORT:あるくあらうんと}}
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[[Category:ホ短調の曲]]
[[Category:山口一郎が制作した楽曲]]
[[Category:楽曲 あ|るくあらうんと]]
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