「ニューレオマワールド」の版間の差分

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[[File:Reoma World 6.jpg|thumb|right|250px|駐車場からゲートに向かうエスカレーター]]
'''ニューレオマワールド'''(''NEW REOMA WORLD'')は、[[香川県]][[丸亀市]][[綾歌町]]栗熊西40-1にある[[遊園地]]である。[[2004年]](平成16年)4月11日再び開園。2010年7月17日二度目の再開園。
 
== 来歴 ==
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==施設概要==
=== 2004年4月11日から2010年7月16日まで ===
.レオマワールドの園内を4つのエリアに分割、別々の企業が担当し、それぞれ独立採算方式を執っていた。
 
====四国お宝村====
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* 担当企業 : レオマユニティー
* パークイメージ : おもちゃの博覧会場+遊園地(他の「おもちゃ王国」と同一)
園内の観覧車は四国最大級規模の、高さ50メートル、直径47メートル。※(この観覧車は旧レオマワールド時代にあった「キンダーガーデンステージ」を取り壊し、跡地に設置された)
 
レオマユニティーは[[おもちゃ王国]]([[サンヨープレジャー]])の関連企業だったが、株式の過半が大江戸温泉物語に譲渡され、大江戸温泉物語グループの企業なった。
 
====ホテルレオマの森====
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*2011年12月31日 NEWレオマ 1万人のカウントダウンセレブレーション2011-2012が開催。
*[[2012年]](平成24年)1月1日 - 1月3日 NEWレオマワールドのお正月2012が開催。
*[[2015年]](平成27年)10月 - 来るレオマワールド25周年を翌年に控え、園内にテーマ型ホテルと新アトラクションなどの新施設を2016年にオープンすると発表。
*[[2016年]](平成28年)4月 - レオマワールド開園25周年を記念した記念パレードを開催。開園25周年記念ロゴ商品なども発表。
 
==現在のアトラクション==
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以上のキャラクターは新体制下の「NEWレオマワールド」で、[[2000年]]8月末の旧レオマワールド閉鎖以来、実に10年ぶりとなる2010年7月17日から復活した。13体は着ぐるみとして存在し、園内で行われるグリーティングやパレード、ショーや外部PRショー、パークの広報活動やテレビ番組などに出演している。
 
==旧レオマワールドの歴史==
*[[1987年]]4月 当時ゴルフ場運営大手の日本ゴルフ振興(大阪市北区、大西進社長)が[[瀬戸大橋]]開通後の四国への観光客増加に期待し四国・綾歌町に大型テーマパークを開業すると報道向けに発表。
[[バブル景気]]によるテーマパークブーム時の[[1991年]](平成3年)[[4月20日]]に、ゴルフ場経営の「[[日本ゴルフ振興]]株式会社」が子会社「株式会社レオマ」を運営会社として設立し開園されたが、ブームの終息と計画の甘さにより破綻し[[2000年]](平成12年)[[8月31日]]に休園した。後に両社は[[2003年]](平成15年)に相次いで[[民事再生法]]適用の申し立てを行っている(その後[[会社更生法]]適用に切り替えた)。
*1987年7月 株式会社レオマを設立。
 
*1987年11月 レオマ四国支社を設立、(株)インタープラン社による制作でレオマワールドのマスタープランを作成(総額750億円を投資、開発敷地面積約69万㎡)する。
旧レオマワールド(現NEWレオマワールド)の敷地は(株)レオマが所有していた高松空港の開港予定地を等価交換方式によって国有林と交換した敷地である。
*[[1989年]]3月 レオマ建設本部現場事務所を丸亀市綾歌町内に設置。
*[[1990年]]7月 レオマ起工式挙行、レオマ本体工事着手。
*1990年10月頃、島俊文氏(デザイナー)がレオマワールドモチーフキャラクターの着想と初期デザインをレオマに提出。
*[[1991年]]3月 レオマワールドプレオープン。報道関係者向け招待会開催。
*1991年4月20日 ゴルフ場経営の「[[日本ゴルフ振興]]株式会社」が子会社「株式会社レオマ」を運営会社として設立し、正式開園。
*1991年4月20日 最初のパレード「レオマ・ファンスティック・パレード」を挙行。
*1991年7月 レオマリゾートホテル開業、大西美術館開館。
*1991年12月までの9か月間で、延べ約239万人の入園者数を記録。
*[[1992年]]3月 キンダーガーデンエリアとキンダークラブを拡張オープン。
*[[1993年]]3月 新アトラクション「バトルビースト」オープン。
*[[1994年]]7月 新アトラクション「キッズコースター」オープン。
*1995年の来場者数は約140万人前後で推移。
*[[1995年]]7月 新アトラクション「スーパーサイコホラーシアターZORA」オープン。
*[[1996年]]4月 新アトラクション「LUCA」オープン。
*1996年7月 新アトラクション「ビバーチェ」「パイレーツ」オープン。
*[[1997年]]4月 日本初の3DCGアトラクション「RUN BABY RUN」オープン。
*1998年の来場者数は約120万人前後で推移。
*[[1998年]]7月 3Dシアター「メッセージ・フロム・ガラパゴス」オープン。 
*1999年の来場者数は約105万人で推移し、開園当初目標の半分以下に落ち込んだ。
*[[1999年]]3月 新アトラクション「ホエールくん」「エイリアンウォーズ」「フリーズボックス」をオープン。
*[[2000年]]6月 レオマワールドの閉園が(株)レオマの門嘉央専務から発表される。同時に社員260人の解雇も発表。
*2000年8月 1日から31日まで「レオマワールド・ラストカーニバル」と題した最終特別営業を実施。8月1日から31日までの来場者数は約30万人。
*2000年8月31日 レオマワールド閉園。最終営業日のトータルアテンダンスは約45,000人で昨年同期の1日当り来客数と比較して36,000人の増加だった。
[[バブル景気]]によるテー旧.レオクブーム時の[[1991年]](平成3年)[[4月20日]]に、ゴフ場経営ドは以上「[[日本ゴルフ振興]]株式会社」が子会社「株式会社レオマ」を運営会社歴史して設立し開園されたが共に、ブームの終息と計画の甘さにより破綻し[[2000年]](平成12年)[[8月31日]]に休園した。後に両社は[[2003年]](平成15年)に相次いで[[民事再生法]]適用の申し立てを行っている(その後[[会社更生法]]適用に切り替えた)。
.レオマワールド(現NEWレオマワールド)の敷地は(株)レオマが所有していた高松空港の開港予定地を等価交換方式によって国有林と交換した敷地である。
当初の開発計画では、ゴルフ場・遊園地・温泉(ホテル)を含めた「総合レジャーランド」だったが敷地の高低差と周辺環境に配慮した結果、遊園地開発計画に衣替えし「レオマワールド」が開園する形になった。
<!--年月と内容など以上、国立国会図書館 東京本館所蔵の書物に寄る情報-->
 
「レオマワールド」の正式開園前の名称は地元の綾歌町にちなんで「フェスティバルワールド・サンアヤウタパーク」とする予定だった。だが、その名称はあまりに覚えづらい事から、後の「レオマ」の名称が編み出される事になった。一社員の「'''レジャーは・大西に・任せろ'''」の頭文字を取るというアイデアが採用された。(大西はレオマ社長大西一のこと)。レジャーの英語頭文字はLだが、現在もウェルカムプラザの入口などに掲げられているレオマワールド(NEWレオマワールド)のCIロゴは、R・O・Mの三文字を組み合わせて作製したデザインロゴである。1991年のレオマワールド初期開業時にはウェルカムプラザにそれらのロゴは掲げられておらず、同年7月のホテル開業時からロゴマークが掲げられた。
 
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南極探検船のアトラクション「フリーズィングシー」(現アドベンチャーシップ)はリアル感を出すため1991年~1996年までの5年間、本物の氷をアトラクション内部の各所に配置し、アトラクション内の気温を下げるため空調を施すなどの工夫を行っていた。(96年以降、本物の氷は無くなり空調の温度も上がった)「フリーズィングシー」で見る事ができるオーロラを明滅・描画・発光させるレーザーチューブは1991年当時で1本当り3000万円する大変高額な物で、オーロラを描画するための制御装置とプログラムも特注の高価なものだった。(同施設と設備は現在も継続して稼働中)
 
旧レオマワールドのパーク主題歌は『めざせ!REOMAREOMA WORLD』で、歌手は[[松崎しげる]]が担当した。同主題歌は1989年後半に制作され、レオマワールド開園前のTVCMで使用された「女性歌手バージョン」と、現在のNEWレオマワールド園内でも聴く事が出来る「松崎しげる版」の2種が楽曲として存在する。旧レオマワールドの開園を記念して、松崎しげるが来園し1991年7月に開業して間もない園内のホテルで『レオマワールド開園記念 松崎しげるライブ』が行われた。
 
旧レオマワールド園内で行われたエンターテイメントショー、パレード、アトラクションの各BGMと、園内それぞれのエリアBGMの作曲・編曲は作曲家の[[神山純一]]が担当し、中編成のオーケストラ演奏による、ダイナミックで澄んだ曲調の様々な楽曲が、1990年当時の最新デジタル機器によって録音・制作された。(楽曲の一部は現在のNEWレオマワールド園内で行われるエンターテイメントショーやパレードなどで聴く事が出来る。)