「ファイアーエムブレム」の版間の差分

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; 船上マップ
: 船の上で戦うマップ。作品によっては敵の船が接舷してきて戦うこともあるがその場合、自軍の船と敵の船は板が1枚〜数枚で結ばれ、そこから行き来するしかない。
: 飛行系や海上の移動(海賊)ができるユニットがいると、敵味方ともに有利である。
; 索敵マップ
: 『トラキア776』以降の作品で追加された概念で、夜間や霧のあるマップなどでは基本的にマップ上で敵を確認することができず、味方ユニット・同盟軍ユニットの数マス先にいる敵ユニットしか見ることができない。
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:また、弓は1マス離れたところから攻撃可能(間接攻撃が可能)なかわりに隣接しているユニットには攻撃できないという欠点を持つ。
:魔道書(魔法)は、近距離戦も遠距離戦も可能で、守備ではなく魔防でダメージを計算する。
:『聖戦の系譜』以降では「武器(魔法)の[[三すくみ|3すくみ]]」という要素が登場し、剣は斧に強く、斧は槍に強く、槍は剣に強い補正が与えられる。弓は三すくみから外れている。ただし、GBA作品ではこの3すくみを逆転させる武器が存在する。魔法にも上記のような三すくみはあるが、組合せは作品により異なる。
::ただし、GBA作品ではこの3すくみを逆転させる武器が存在する。
::魔法にも上記のような三すくみはあるが、組合せは作品により異なる。
:3すくみで有利な武器だと命中率や攻撃力が上がり、逆に不利だと下がる。
:ただし、不利だからといって必ずしも全く攻撃できないほどではなく、実力差如何で強引に挽回できることもある。
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:シスターなど一部のクラスは、杖によって味方の体力の回復を行ったり、敵を一定時間行動不能にしたりするなど、戦闘と同じ要領で単純にダメージを与える以外の効果をキャラクターにもたらすことができる。
 
=== ユニット・兵種 ===
本作に登場する主なユニットについて記す。この項目で列挙される特徴は、あくまでゲームシリーズ全体を通して見た場合の「一般的な傾向」である。作品によって、ここに書かれた特徴のいくつかが当てはまらないことがある。基本的に、ユニットには下級クラスから上級クラスにクラスチェンジするクラスと、しない特殊クラスがある。詳しくはキャラクターのクラスチェンジの項目を参照。
 
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これらの成長率はユニットごとに固有であり、クラス特性以外の面でも個性を持つことになる。
 
;ロード 
:主人公専用職。基本的には剣歩兵系だが、一部作品による例外もある。
:ゲームの性質上、バランスの良い能力値であることが多く、総じて成長力に優れ、専用武器を有する。
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:一部シリーズでは、騎乗ユニットは攻撃後に再度移動できる「再移動」が可能になっているなど機動面に長けるが、起伏のある地形では移動力が大きく低下したり通過できなかったりすることが多く、屋内戦では降りねばならないというシリーズもある。また、ナイトキラーのような騎馬系特効の武器そのものは必然的に大きな弱点となる。基本的に槍や剣を扱うソシアルナイトが多いが、作品によっては扱える武器によって分化されている。
:上級クラスはパラディン。槍や剣など複数の武器を扱う事が可能で、さらに能力のバランスの良さや移動力の高さをソシアルナイトから引き継いだ上で一回り強化し、魔法にもある程度の耐性を得て屈指の使い勝手を誇るようになる。
;[[ペーガソス|ペガサス]]ナイト・天馬武者 / ファルコンナイト
:天馬を操り空を駆けるユニット。主に槍を扱う。
:移動力が高く飛行しているため、ナイトと違って地形に左右されず移動できる。しかしその反面、作品によっては地形による能力値補正を受けられず、守備自体も低いことに加えて弓特効を受けるなど、防御面では不安要素が多い。その代わり近接系ユニットの中では速さと移動力を兼ね揃えている部類で、さらに最も魔防が高く魔道士の相手をしやすい。一部のシリーズではナイト系と同じく屋内では降りねばならない場合もある。
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:上級クラスはウォーリア。攻撃力が高く、斧の威力もあり一撃で相手に大ダメージを負わせやすい。さらに弓も扱えるため、安定性が増す。
;[[傭兵]] / [[勇者]]
:剣の扱いに長けたユニット。『聖戦の系譜』以降は剣士系の職業分化した。剣士系が技・速さが高く連続攻撃や必殺攻撃が出やすに特化してるのに対し守備傭兵系やや低め攻守のバランスがとれたユニットとなっている
:『聖戦の系譜』以降は剣士系の職業と分化した。剣士系が技・速さに特化しているのに対し、傭兵系は攻守のバランスがとれたユニットとなっている。
:上級クラスは勇者。すべての能力が高く、さらに『トラキア』以降は剣のほかに斧も扱うため、弱点が少なく安定性が高いユニット。敵として出てきた場合は、その隙の無さに苦戦させられる事が多い。一部作品では戦士系からもクラスチェンジ可能である。
:ちなみに本シリーズでの勇者の意味・立ち位置は「戦いで名を上げた凄腕の傭兵」であり、正義の味方よりも命知らずの意味に近い。
;[[剣士]] / ソードマスター・剣聖
:『聖戦の系譜』から登場。技と速さが高く連続攻撃や必殺攻撃が出やすいが、守備はやや低め。傭兵と同じく剣の扱いに長けたユニット。ステータスは傭兵と似ているが、技と速さに重点が置かれ、力と守備に劣る傾向にある。
:上級クラスはソードマスター。技と速さがかなり高く、どの相手にも高命中率を見込め、連続攻撃や必殺攻撃も得意。上級職となっても傭兵に対して使える武器は増えないが剣に特化した職となっており、作品によって剣の武器レベルの上限の上昇、必殺率の上昇、または回避率が直接上昇など追加能力が付く場合が多い。敵として出てきた場合は、高い速さや命中率、及びその必殺率から事故要因になりやすい。
;[[重装歩兵|アーマーナイト]] / [[将軍|ジェネラル]]・[[将軍]]
:重装備のユニット。高い守備力が特徴で壁役にうってつけだが、反面移動力や速さにはかなり劣る。アーマーキラーやハンマーといったアーマー系特効の武器が存在する上、魔法防御も低く弱点は少なくないが、全体的に守備が伸びにくいこのシリーズにおいてトップクラスの守備を持つ。騎兵が室内戦を行えない作品では、室内戦でも槍を使える貴重なクラス。作品によっては、ナイト系と同じく扱える武器によって分化されている。
:上級クラスはジェネラル。攻撃力と守備が極めて高くて、攻撃も相当な実力を持ってが、移動と速さは低いままであり、魔法やハンマーなどの武器に弱いのも同じ。扱える武器は槍を中心とした複数の物理系武器だが、追加される使用可能武器は作品によって異なる。
:敵として出てきた場合は、守備の高さからこちらの攻撃が通らないことが多い反面その弱点の多さから複数の対処法がある。初期と[[GBASP|GBA]]の作品では、各章のボスの大半がこの系統のキャラクターが多い。
;[[兵士|ソルジャー / ハルバーディア]]
:槍を専門に扱う歩兵ユニット。目立った長所はなく、能力は総じて低い。ほとんどは敵専用のユニットだが、作品によっては味方としても登場。
:味方にいる作品では他の作品より能力は高く、やや守備寄りのバランスの良い能力を持っているキャラが存在し、ハルバーディアなど上級クラスも用意されている。
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:上級クラスはスナイパー。能力のバランスが良く、技に秀でる他移動力も上がる。近接攻撃に反撃できないのは変わらないため、この系統のユニットがボスとして登場するのは非常に稀。
:シューターがマップギミックとして出る作品では、シューターを操作できる。
;[[軽騎兵]]・弓騎兵
:軽装の騎兵。身軽であるため起伏のある地形も移動しやすく、ナイトでないという理由で騎士特効が効かない作品もあるなど、歩兵と騎兵の長所を統合したユニットである。能力は速さと技が高く、使用武器は剣と弓であることが多い。
:ホースメン・[[遊牧民]]・フォレストナイト・[[弓騎兵|ボウナイト]]など、作品によって頻繁に呼称が変化する。
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;[[修道女|シスター]]・[[僧|僧侶]] / [[司祭]]
:味方のHPの回復や敵ユニットを弱体化するなどの効果を持つ杖による補助魔法を使えるユニット。
:ほとんどの作品でクラスチェンジしなければ攻撃が行えず、基本的に杖を使うことで経験値を得る。魔道士以上にほどの高い戦闘に弱力が無いが、魔法攻撃に対しての耐性だけは魔道士よりずっと高い。
:上級クラスは司祭。杖に加えて魔法が使えるようになり攻撃手段を得る。使える魔法は基本的には賢者と同じだが、魔法に理・光・闇の概念が存在する作品では光魔法だけを使う。
;[[トルバドゥール|トルバドール]] / [[ワルキューレ|ヴァルキュリア]]
:騎乗して杖を使うユニット。女性専用のクラスであり、なおかつ貴族の令嬢など、身分的に高いキャラクターが就くことの多いクラスである。
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:クラスチェンジが可能かどうかは、作品によって異なる。クラスチェンジ先も作品により異なり、盗賊としての能力が強化されたり失われたりする。
:上位クラスの一種であるアサシンは、盗賊の能力を失う代わりに稀に即死攻撃を繰り出すスキルが付与されている。
;山賊・[[海賊]] / [[ベルセルク|バーサーカー]]・狂戦士
:斧を専門に扱うユニット。基本的に、シリーズ通して戦士と同じく最初の敵として現れることが多い。
:ステータスとしてもやはり戦士と似ているが、技が低い代わりに速さがやや高く、山賊は山、海賊は海を動くことができる。また、一部作品では盗賊と同じように民家や村を破壊してしまう敵もいる。