「日本における自殺」の版間の差分

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また厚生労働省の自殺・うつ病対策プロジェクトチームは、精神科や心療内科で処方される[[向精神薬]]の[[多剤大量処方|多剤大量服用]]が自殺を引き起こす要因になっていることを挙げており<ref>{{Cite report|author=自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム|title=過量服薬への取組 -薬物治療のみに頼らない診療体制の構築に向けて- |date=2010-09-09 |publisher=[[厚生労働省]] |url=http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jisatsu/torimatome.html }}</ref>、国会でも取り上げられた<ref>{{Cite conference|title=衆議院厚生労働委員会 |conference=第175回国会|volume=1|date=2010-08-03|url=http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/175/0097/main.html }}</ref>{{Refnest|group="注"|なお[[抗うつ薬]]の服用開始直後には、年齢に関わりなく自殺企図の危険が増加する危険性があると[[アメリカ食品医薬品局]]から警告が発せられ、日本でもすべての[[選択的セロトニン再取り込み阻害薬]]および[[セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬]]の抗うつ薬の添付文書に自殺企図のリスク増加に関する注意書きが追加された([[賦活症候群]])<ref>北村正樹「[http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200604/500857.html 【使用上の注意改訂】SSRI・SNRIによる自殺企図のリスク]」(日経メディカルオンライン、2006.4.3)</ref>。}}。厚労省は多剤大量処方への診療報酬をカットする対策を講じている。
 
日本で最初に認可された[[SSRI]]は[[フルボキサミン]](1999年4月)<ref>[http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/3/112130_1179039F1036_3_1F.pdf 医薬品インタビューフォーム - フルボキサミンマレイン酸塩錠] 2016年11月10日閲覧</ref>。次に[[パロキセチン]](2000年9月)<ref>[http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/2/340278_1179041F1025_1_018_1F.pdf 医薬品インタビューフォーム - パロキセチン塩酸塩錠] 2016年11月10日閲覧</ref>。日本の自殺者数が急増したのは1998年である<ref>[https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/H27/H27_jisatunojoukyou_03.pdf 警察庁トップページ>統計>平成27年中における自殺の状況(参考図表)] 2016年11月10日閲覧</ref>。
 
===日本の社会構造・行政組織の連携不足による連鎖反応の放置 ===