「爆走デコトラ伝説」の版間の差分
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| タイトル = 爆走デコトラ伝説シリーズ/アートカミオン芸術伝
| ジャンル = デコトラレーシングゲーム
| 開発元 = [[ヒューマン (ゲーム会社)|ヒューマン]](『男一匹夢街道』 / 『for WS』 / 『GBスペシャル』 )<br />[[ティー・ワイ・オー]](『芸術伝』)<br />[[ヴァイル]]
| 発売元 = [[ヒューマン (ゲーム会社)|ヒューマン]](『男一匹夢街道』)<br />[[ティー・ワイ・オー]](『芸術伝』)<br />[[スパイク (ゲーム会社)|スパイク]]
| 製作者 = [[細渕哲也]]
| 1作目 = 『爆走デコトラ伝説 男一匹夢街道』
| 1作目発売日 = 1998年6月25日
| 最新作 = 『爆走デコトラ伝説 BLACK』
| 最新作発売日 = 2008年3月20日
}}
『'''爆走デコトラ伝説'''』(ばくそうデコトラでんせつ)は、[[1998年]]に、[[ヒューマン (ゲーム会社)|ヒューマン]]からリリースされた[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]用[[レースゲーム]]。略称は『デコ伝』。<br />
1999年にTYOからリリースされた
== 概要 ==
ヒューマンではかつてより『ヒューマングランプリ』シリーズという[[フォーミュラ1|F-1]]をテーマにしたレースゲームを作っていたが、ヒューマンらしいレースゲームを新たに企画した際に持ち上がったのが[[デコトラ]]
トラックをプレイヤーの手で装飾し、自分だけのアートトラック(デコトラ)で競走して日本一のトラッカー(トラック運転手)を目指すというコンセプトで開発され、このゲームの最大の特徴の一つでもある「車線変更システム」も企画段階で採用された。<br />
荷台を彩るペイントや装飾品はその筋の一流ペインターの監修を受ける、レース中のBGMに[[演歌]]を採用する、シンプルな操作性などが好評価を受け、人気作品のひとつとなった。<br />
翌年のヒューマンの倒産により、名称を継承した続編が[[スパイク (ゲーム会社)|スパイク]]から、メインスタッフが移籍し新たに手がけた作品が[[ティー・ワイ・オー]]
シリーズのイメージ車両は『[[芸術丸]]』<ref>本作品では便宜上「芸術丸I~IV」とナンバリングされているが、実車はすべて「芸術丸」と呼称されている。</ref>及び『一番星』<ref>なお、各作品に登場する「一番星」と名の付く車両は各作品向けにさまざまなアレンジを施されたもので、現存する映出車の「一番星號」は登場しない。</ref>。<br />
[[コンピュータエンターテインメントレーティング機構|CERO]] B区分(12歳以上対象)。<br />
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作品によって名称は異なるが、概ねこのように大別される。<br />
*全国制覇/天下一勝負 本編
:本シリーズのメインモードで、日本各地の[[高速道路]]を舞台にさまざまなトラックと対決し、更にドレスアップを重ねていくことで日本一
:基本的には1対1でのバトルで、勝つとトラッカーとしての知名度が上がり、[[運賃]]としてドレスアップや次の新車購入に必要なポイントがもらえる。
:一般車やライバルのトラック、路肩、中央分離帯に衝突すると積み荷が破損し、その分の損害は運賃から差し引かれる。なお積み荷を全損させたり規定時間内にゴール(目的地)に着けなかったりした場合は強制的に負けとなる。
*男の華道/天下一勝負 外伝
:ストーリー性を重視したショートシナリオモード。
:通常のレースに加え、会話イベントや喧嘩勝負などのミニゲームで構成され、また特殊な条件でのレースも存在する(パトカーの包囲を突っ切る、等)。
:主に、全国制覇モードのライバル達を主役として進行するのが特徴。特定の条件を満たすと、プレイヤーを主役とした恋愛ゲーム風のシナリオがプレイできる。
:なお解放されるシナリオでは、全国制覇モードで製作したトラックを使用することになる
*頂上戦争/最強最速戦
:最速記録を目指すタイムアタックや画面分割による2人対戦ができる。
:作品によってはドライバーの思考を設定してコンピュータ同士で競走させる「ロジック対決」もあり、『芸術伝』ではカメラを奪い合う1画面2P対戦もある。
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::『2』は全国制覇内のガレージ→アートルームを選択。
::『男花道夢浪漫』はメイン画面の「ペイント」を選択。
:『初代』では1枚しか設定できなかったが、『芸術伝』及び『2』以降は天面
== 操作 ==
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**ホーン:一般車の速度を上げて先行してもらう。パーツショップで新たなホーンを購入することで音色を変更できる。
**ボイス:一般車に車線変更を促す。複数の台詞が吹き込まれており、『芸術伝』及び『真デコトラ伝説』はL1・R1のボタンで台詞を変えることも可能。3車線区間の中央車線では左右いずれかのボイスボタンを押すと押した方向の車線へ避けてくれる。
::ゲームにより設定は異なるが、出発前もしくは環境設定で台詞が選ぶことができる。ヒューマン系3作品では男声・女声が選択できるほか、女性ボイスではお色気系の台詞も選択できる。
==シリーズ==
=== 爆走デコトラ伝説〜男一匹夢街道〜 ===
(プレイステーション用
第1作、すべてのデコトラゲームの基礎となった作品。<br />
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* 実在するデコトラも敵車で登場。また、名前などが違う実際のデコトラをモデルにした敵車も登場。
* 視点は標準・迫力・ドライバー視点から選べるほか、L2ボタンを押すことで自車の回りを回転しながら映す特殊視点がある。
* ライバルキャラクターは有名人をモチーフにしている。後に発売される作品でも継承されていくが、以後の作品によっては一部変更されているものもある
* 「頂上戦争」「頭脳対決」では「男の華道」にも登場する藤沢久美が案内役を務める。
* 一定数のライバルを倒した後、「ショップ」へ行くと性能向上イベントが発生する。低速域(加速重視)・中速域(トルク重視)・高速域(最高速重視)の中から1項目を選び自分のトラックを性能向上することが出来る(全3段階・後からの変更は不可)。
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カッコ内はゲーム中での名称。
=====プレイヤー選択可能車種=====
*[[日野・レンジャー#4代目(1989年-2001年)|日野・レンジャー]]
*[[三菱ふそう・ファイター#2代目(1992年7月~)|三菱ふそう・ファイター]]
*[[日産ディーゼル・コンドル#3代目 通称ファインコンドル(1993年-2011年)|日産ディーゼル・コンドル]]
*[[いすゞ・フォワード#4代目(1994年-2007年)|いすゞ・フォワード]]
*[[マツダ・タイタン#3代目(1989-2000年)|マツダ・タイタン]]
=====一般車([[アザーカー]])=====
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=====「男の華道」モードでのみ登場する妨害車両=====
*[[日産・ローレル#8代目 C35型系(1997年 - 2003年)|日産・ローレル
*[[日産・スカイラインGT-R#4代目 BCNR33型(1995年-1998年)|日産・R33スカイラインGT-
*[[トヨタ・セルシオ#2代目 F20型(1994年 - 2000年)|トヨタ・セルシオ]]
*[[メルセデス・ベンツ・SLクラス#4代目 R129(1989年-2001年)|メルセデス・SL]]
=====その他車種=====
*[[メルセデス・ベンツ・C140|メルセデス・ベンツ・CLクラス]](高級車)
*[[日産・R390|日産・R390 1997年仕様]](レーシングカー)
*[[フェラーリ・F50]](スポーツカー)
==== その他 ====
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* 前述の性能向上イベントを一度逃してしまうと自車の性能を上げることができなくなる。特に最初に選択したトラックの車種と難易度次第では敵車に追いつくことすら非常に難しくなり、またブロックを執拗にしてくる敵も多いためクリアが困難となる。
* パッケージやムービーなどに登場する芸術丸はキャビンやホイールなど実在の車両とは異なりアンドンも筆文字ではなくフォント文字のため、説明書でも関口はペイント以外は関与してない旨の注意書きがされている。
* オープニングムービーには『芸術伝』以降の作品に登場する「芸術丸II」が登場する<ref>『真・デコトラ伝説』の実車版エンディングでも芸術丸Iと芸術丸
* 男の華道「燃えよ炎の舞」に登場し、「極道の兄貴」が運転する黒塗りダンプ「サソリ」は、かつて発売されたVシネマ
* トラックの排気音は映画から録音された。
* ライバルのトラックのほとんどは実在するアートトラックをモデルにしている(ただしペイントが関口工芸に描き直されていたり、車種が変更されているなど若干の相違点がある)。
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==== BGM楽曲 ====
サウンドトラック盤は
『真・デコトラ伝説』では北岡・安藤が歌唱してない楽曲についてはリメイク及びリテイクされ、エンディング曲の「かささぎ橋」は使用されていない。<br />
「かささぎ橋」はゲーム版では1コーラスのみの収録だが、サントラ盤ではフルサイズで収録されている。
* 男一匹夢街道
* 人生博徒
* お七
* 夢桜
* 別れ道 - 作詞:yoko /
* 未練酒 - 作詞:yoko /
* 心変わり - 作詞・作曲・編曲
* 花恋歌
* かささぎ橋 - 作詞
=== ~アートカミオン~芸術伝 ===
(プレイステーション用、1999年12月16日
「真デコレーショントラックシリーズ」と銘打った、『初代』に次ぐデコトラゲーム作品であり、「デコトラ伝説」の名前ではないが『初代』の流れを汲む作品として大幅な進歩を遂げた。<br />
アートカミオンとは、デコトラのもう一つの呼称である「アートトラック」のトラックの部分をフランス語やイタリア語の「[[貨物自動車|カミオン]]」に置き換えたものである。<br />
スタッフは『初代』のメンバーが参加し、ディレクターに細渕哲也、監修に関口操を引き続き起用。なお、ロゴマークの「芸術伝」の筆文字も関口が書いたものを使用している
『初代』で楽曲製作に携わった志倉千代丸が『2』の制作側に回ったため、サウンドプロデューサーとして新たに[[後藤重満]] (スキャット後藤
BGMには今作でも演歌を採用し、歌唱する演歌歌手は北岡ひろし・安藤ひろ子が引き続き起用されている。<br />
当作品のパッケージ等に登場しているメイン車両は[[日野・レンジャー|日野 クルージングレンジャー]]ベースの芸術丸
本作は『2』と同時発売ではあるが、公式発表がこちらのほうが早かったため<ref>『芸術伝』は早い段階で[[ファミ通]]などのゲーム誌で発表され、「[[東京ゲームショウ]]
==== ゲーム概要 ====
今作では大きく分けて本編及びストーリーモード
全体のガイド役として朝倉かずみがゲームの進行や案内を行う
ゲーム画面も一新し、レーダーや荷物破損ゲージも見やすく変更され、視点は前作と同様に、標準・迫力・ドライバー視点
天下一勝負の本編及び外伝の「帰港」編をクリアするとエンディングとして実車の芸術丸IIIが登場するムービーが流れる
*天下一勝負
:初代デコトラ伝説の「全国制覇」モードが「天下一勝負・本編」と変わり、外伝『船出』編を終了した後、とある運送屋で契約ドライバーになるところからゲームが開始される。
:本編は「改新の旅立ち」「激突勢力争い」「最強軍団到来」「超重量バトル」「伝説への挑戦」の5章構成で展開される。
:ゲーム開始時には「志野 旧型」という旧型のトラックからのスタートとなり、話を進めていくことによりさまざまな種類の中型トラック
:さらに話を進めることにより大型免許取得のために[[自動車教習所]]へ通うこととなり、4段階の教習
:今作では他のシリーズ作品のような日本地図画面からの路線選択ではなく「行先伝票を選択する」という独自の形式となっている。目的地到着後には納品書にサインをすることでレースは終了となるが、前の状態からやり直したい場合は拒否
:伝票には「路線名・積荷・納期」が記載され、同じ路線であっても伝票ごとに対戦するトラッカーは異なる。伝票は常時2~4件が同時に発生し、納期を過ぎた伝票は消滅する(この場合、その伝票の対戦相手とは走ることができない)。
:前作のショップが「有限会社 関口工芸」に変わり、各パーツを細かく設定できる「こだわる」モードが追加される。
:プレイ中はBGMに使われてる曲の歌詞テロップが流れ、間奏時は「
:楽曲の設定
:前作同様本編のライバルには実際の有名人をモチーフにしているが、『2』とのバッティングを避けるためライバルは一新されている。そのほかにも蟹崎譲治、石松竜太、幸治、ビッグ真一等オリジナルのキャラもライバルとして登場する。
:プレイヤーのトラックに中型[[ダンプカー]](4t、ただし実車で言う特定中型車両)・平ボディ(4t)・大型トラック(10t箱車)が追加された。これらの車輌は天下一勝負・本編モードで順次入手可能。ただし所有できるのは各一台ずつのみで、購入後の車両購入という形での車種変更はできるが
:走行可能な路線に[[北陸自動車道]]と[[山陽自動車道]]が追加された。
:「天下一勝負・外伝」では3つのストーリーが用意され、プレイヤーである主人公の過去の話である「船出」と本編で天下一になった後に解放される「帰港」、本編でもライバルとして登場するオリジナルキャラクター蟹崎譲治を主人公とした「海戦」の3本で構成される。
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*旧式のPSだと全体的にロードが遅く、各種メニュー画面などでの操作レスポンスが悪い。しかしPS2の高速読み込みを使えばロード時間が短くなる。
*前作同様、本来は助手席側にしかつかない安全窓が運転席にも装着されている。
*「改新の旅立ち」及び「伝説への挑戦」は後に発売される『真・デコトラ伝説』の全国制覇モードでも使われているが、本作のようにかずみとの伝票を受け取る際のやり取りや竜太組及び最強マッハ軍団としての勝負、幸治の愛車
*安藤ひろ子が歌唱する「マニキュア」は2コーラス後の間奏でカット
*パッケージや説明書等で使われた芸術丸IIIのCG画像は後に[[ジャレコ]]より発売された「[[全国デコトラ祭り]]」でも使用された。
*後に発表された『2』との関係で、当時の広告には「類似品にご注意ください」との表記がされていた。
*「真デコレーショントラックシリーズ」の一つとして、テーブルゲーム『アートカミオン双六伝』
*その後TYOがゲーム事業から撤退した関係もあって、価格を下げた廉価版は2002年にアルファユニットより発売。その際パッケージが変更され「真デコレーショントラックシリーズ」の文字は入ってない。
==== BGM楽曲 ====
サウンドトラック盤は
「生命
* 男道
* コップ酒
* なにわ女のひとりごと
* みきり花
* 風に吹かれて
* 微笑み返し
* 恋雪
* 恋芝居
* マニキュア
* 男と女
* トラック慕情
* 生命
* 呼吸
* ホントのココロ
* ポインセチア
* WiLL
* 天籟の道
=== 爆走デコトラ伝説2 男人生夢一路 ===
(プレイステーション用
『デコトラ伝説』のタイトルがヒューマンからスパイクへ移ってから初めての作品であり、『芸術伝』と同じ日に発売された。<br />
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BGMには今作でも演歌が取り入れられているが、歌唱を担当する演歌歌手は[[北島三郎]]ファミリー([[小金沢昇司]]、[[山本譲二]]、[[原田悠里]]、[[和田青児]]など)に変更されている。<br />
前作で楽曲を担当した志倉千代丸は今作でも引き続き楽曲製作に起用される。そのため志倉が作詞・作曲を手掛けた前作のメインテーマ曲「男一匹夢街道」は本作では和田が歌唱することになる。<br />
初版には
==== ゲーム概要 ====
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*新機能として[[ニトロ]]機能「男の気合い」が設定された。ゲージは回数ではなく炎の強さで表示される。
*「全国制覇」のスタート段階で5台の車種と12色の車体色、そしてカーゴかダンプのうちからいずれか選べる。
*中型車両は前作同様[[UDトラックス|日産ディーゼル]]の車両及び[[マツダ・タイタン]]も選べるが
*開始当初は中型車のみだが、ストーリーを進めることにより大型のカーゴ車やダンプも使えるようになる。
*視点モードは標準
*クリア後にプレイヤーの評価がある。
*全国制覇モードクリア時に、好成績を残すことで
*全国制覇モードクリア後に「カーショップ」が追加され、車輌の購入・売却が可能になる。ただし、ライバルから取得したトラックの売却は出来ない。
*積み荷と積載量をプレイヤーが選択できる。積載量を増やせばトラックの性能は落ちるが賞金額が増え、減らせばトラックの性能が向上する<ref>しかし、当然賞金額は高いに越した事はなく、また積載量を減らすと隠しパーツの取得が困難になるなどのデメリットがある。</ref>。
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==== デコトラのパーツ・ペイント等 ====
*初代作において最大の不満点であった、パーツやアンドンにおける自由度・選択肢の少なさがある程度改善された。
*各パーツ毎に同じ数
*パーツの種類によっては2色のアンドンを決めることができるようになったが、模様入りや文字入りはほぼない。
*パーツ購入とペイントのショップが分かれ、パーツ装着・交換はガレージモードで行う。
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*敵車はブロックよりもプレイヤーのスリップストリームを避けてくる。
*他作品に比べ、大型トラックの動きが悪い。車線変更が中型トラックと比べ非常に遅く、また走行中に車体が振られて勝手に車線変更をしてしまったり、コース壁に衝突してしまい勝手に荷物が壊れることもある。
*一般車に何度も接触したり壁に衝突すると[[高速機動隊]]のパトカー
*このため難易度はやや高い。
*レース中、時々処理落ちが見られる。
*グラフィックやムービーのCGの質は1999年当時のPSソフトとしては高い。
*オープニング・エンディングに登場する中型カーゴ「烈火伝」は本編には登場しない(全国制覇モード開始時のムービーに無改造の中型カーゴが登場する点から「全国制覇を達成した主人公のトラック」のイメージと思われるが、実際にプレイヤーが作成する事はできない。しかし武者ペイントは存在する
*前作同様、ライバルのトラックは車種が変更されているのもあるが、実在するアートトラックがモデルになっている。
*主人公はトラッカー劇場では喋るが、本編の全国制覇モードではなぜか一切喋らない。
==== BGM楽曲 ====
サウンドトラック盤は
これらの曲は「オプション」内の「歌選択」の項目で聞くことができるが、「男人生夢一路」「男一匹夢街道」など、テーマ曲やオープニング・エンディング曲は聞くことはできない。
*北の漁場
*みちのくひとり旅
*あいたくて
*いとしき小樽の恋人よ
*夢追い河
*粋
*誠
*恋はいつでも
*あなた色に咲く花
*船団一派
*夢ひとつ
*逢えない夜
*男と女の迷い道
*けたはずれ人生
*恋ゆらり
*男人生夢一路
*流れ星の男
*男一匹夢街道
*流れ星の女
=== 爆走デコトラ伝説 男花道夢浪漫 ===
(プレイステーション2用
BGMは『2』から引き続き北島三郎ファミリーを起用し、サウンドコーディネーターとして志倉千代丸も引き続き起用。一部楽曲の作詞作曲も手掛ける。<br />
当作品のイメージ車両は引き続き『2』にも登場した「二代目一番星」と「烈火伝」。ただしどちらもオープニングのムービーに登場するものの
==== ゲーム概要 ====
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==== その他 ====
*ゴール時の表示は「勝利」「敗北」のほかにライバルとギリギリの状態でゴールした時のみ「辛勝」と表示される。
*他作品であったポーズ時からの再戦
*プレイヤートラックの性能セッティングの変更ができるものの、どんなセッティングを施しても加速性能がわずかに変化するだけで(「最高速度」という項目もあるにはあるが、実際に強化されるのは高速域の加速力)、実質的にセッティングの意味を成していない。
*荷物が非常に壊れやすく、種類によっては10回程度の接触で全損してしまう(ただし、減俸額は上昇しにくくなっている)。
*本作の全国制覇モードにはストーリーが存在せず、ただひたすらバトルを繰り返す構成になっている。「勝っても負けても悪態を突くだけのライバルが不愉快」「主人公の台詞がなく、ライバルに言いくるめられている様」「敵を倒すと箱絵を奪えるが烙印に変えなくてはならないので、倒すたびに敵がカッコ悪くなってしまう」「パトカーが出るのはいいが急ブレーキ踏んで止めさせようとする行為は積荷が壊れるので不愉快」などの不満点も指摘されている。加えて本作では全国制覇モードをプレイしなくてもドレスアップの費用が手に入るため、モード自体の存在意義を問う声は多い。
*前作同様、レース中にパトカーが出現(覆面仕様のトヨタ・クラウンセダン・高速隊パトカー仕様の日産・フェアレディ
*トラックが大型・中型の箱車のみとなり、また敵車もプレイヤーが購入できるパーツ・トラックだけで組まれているため、他作品と比べ車輌の多様性に欠ける。
*今作は、どのモードにも会話シーンのキャラクターボイスが収録されていない。またレース中のボイスに関しても新規録音は無く、前作で使用された菅原文太のボイスを使用している。
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==== BGM楽曲 ====
サウンドトラック盤は
*まつり
*みちのくひとり旅
*夢の街道 男道
*人生航路
*耳をすませば
*春の嵐
*紫
*父さん
*親父のララバイ
*潮騒の唄
*希望船
*女ド根性
*そして…春
==== 爆走デコトラ伝説 男花道夢浪漫スペシャル ====
*
* 新たにたいやき屋、バス、焼きイモ屋、ミキサー車、ゴミ収集車、ダンプ、救急車、はしご車、パトカー、燃料輸送車が追加されたが、デコレーションすることは出来ない。<br />
▲=== 真・爆走デコトラ伝説 ~天下統一頂上決戦~ ===
▲(プレイステーション2用 2005年2月10日 / 廉価版(Spike The Best) 2006年7月13日 スパイク・ジャレコ)
シリーズの原点に戻り、『初代』及び『芸術伝』
ディレクターに[[ジャレコ]]へ転じた細渕哲也、監修とアートデザインに関口操、[[演歌]]歌手に北岡ひろし、[[越乃ひかる]]、[[神園さやか]]、縣ひろ子(安藤ひろ子)<ref>縣のみ旧2作で使われた曲を使用してるため、直接の参加ではない。</ref>を起用し、サウンド製作者として『デコトラ伝説』シリーズに参加している志倉千代丸と『芸術伝』に参加したスキャット後藤
ロゴには「DECO-TORA X GEIJUTSU-DEN」と旧2作からの続編であることをアピールしている。<br />
今作のメイン車両は[[日野・プロフィア|日野・スーパードルフィン プロフィア]]のウイング車をベースにした「芸術丸IV」で、芸術丸としては初の大型車である。<br />
==== ゲーム概要 ====
本作ではメインモードである「全国制覇」のほかに、『初代』から復活した「頂上戦争」
各モード選択や「全国制覇」での全国地図による行先選択等『初代』の雰囲気を出しつつも、レース画面や操作方法、ショップ(関口工芸)など基本的なシステムは『芸術伝』をベースにし、レース画面外のBGMもそれぞれで使われたものを使用している。<br />
それによりスパイク系の2作にあったニトロ機能「男の気合」や一般車のスリップストリームが廃止された。<br />
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北陸自動車道は削除されたが、[[首都高速湾岸線]]をイメージした湾岸自動車道と[[北海道]]の[[峠]]道がコースに加わる。<br />
関口親分がショップ(関口工芸)と頂上戦争のタイムアタックだけでなく、全国制覇モードにも「芸術丸」シリーズで登場する。<br />
関口親分も含めライバルも含め全キャラがフルボイスになった<ref>ただし関口本人は声の出演はしていない。</ref>。そのほかに志倉や北岡
*全国制覇
:全国制覇モードは序章の「改新の旅立ち」と本章の「果てしなき戦い」、そして終章の「伝説への挑戦」という3つの章から構成される。
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:通常のゴール時は「勝利」か「敗北」と表示されるが、ライバルの指定する条件によってはライバルより後にゴールしても負けとはならず、その場合は「成就」と表示される。
:天下一になると、敵を大きく引き離すと実車のスピードが落ちてくる。最終的には100km/hまで落ちてくる。
:峠
:大型車の搭乗資格は『芸術伝』同様教習所クリアで搭乗できる。本来なら超大型トラックに乗る際には牽引免許が必要だが、ゲーム内では牽引免許取得のために教習所に再び通う必要はない。
*男の華道
:今作は「伝説のトラック野郎」「激闘なにわ紛争」「男の華道一人旅」の3本構成。
:各話に『初代』で登場したキャラクター
:さらに藤沢久美と朝倉かずみが先輩後輩の間柄だったり、文次郎や大倉と蟹崎譲治とのやり取りがあるなど、2作間での人間相関も発生する。
:「激闘なにわ紛争」ではそれまでのルーレットでのバトルからスロットによるバトルに変更された。
*頂上戦争
*グランドカミオン
:最高5台のトラックが[[サーキット]]で競走する「グランドカミオン」が新設された(但し全国制覇モードの自分のトラックは出走できない)。
:「グランドカミオン」の選択画面は
*車両図鑑・絵柄図鑑
:クリアした相手のトラックを鑑賞できる「車両[[図鑑]]」に加え、ゲームに登場した実在のトラック同士を対決させる「名車勝負」が新設された。
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*[[関越自動車道]]で対決する場合、関口工芸が関越道の通っている[[埼玉県]][[東松山市]]にある関係で、関越道でのバトル時にコースをよく見ると前半に「[[東松山インターチェンジ]]」の表示がある。
*デコトラが登場する実写版のエンディングムービーは芸術丸I・III・IVを含めた11台のデコトラとともに、埼玉県の[[東松山箭弓稲荷神社]]で収録された。このエンディングにはスタッフロールの入る通常版とスタッフロールの入らないノンクレジット版がある。
*『芸術伝』では縣ひろ子
*大型車のフロントオーバーハングとホイールベースや小型車のホイールベースが実車と比べると長い。
*セミトレーラーはサイドバンパーが一体化しており、首ふりもしない。
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==== BGM楽曲 ====
サウンドトラック盤は
「未練酒」及び「別れ道」は『初代』のリテイク版であり、歌詞はそのままに曲そのものを作り直している。<br />
「真・男一匹夢街道」「心変り」「花恋歌」「男道」は本作向けにリメイクされたものであり、『初代』版の『男一匹夢街道』と『芸術伝』版の「男道」も本作に収録されている。<br />
『芸術伝』では2コーラスでフェードアウトされた縣ひろ子
なお本作に収録された『初代』及び『芸術伝』の収録曲
* 真・男一匹夢街道
* 緑の燈火(あかり)
* 旅路、愛の運命
* 別れ道 - 作詞:yoko /
* 旨酒
* デコトラ恋歌 - 作詞
* 津軽冬列車
* 花恋歌 from天下統一頂上決戦
* 未練酒 - 作詞:yoko /
* 街道美神
* おとこやぐら
* 心変わり from天下統一頂上決戦 - 作詞・作曲・編曲
* 人志
* 男道
== 関連作品及び派生作品 ==
=== 爆走デコトラ伝説 for WonderSwan ===
(ワンダースワン
=== 爆走デコトラ伝説GBスペシャル 男度胸の天下統一 ===
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=== 全国デコトラ祭り ===
([[Wii]]用
『デコトラ伝説』のシリーズには入っていないが、ヒューマン系3作品のスタッフが手掛けたデコトラゲーム。<br />
516 ⟶ 510行目:
=== 爆走デコトラ伝説 BLACK ===
([[ニンテンドーDS]]
=== 爆走デコトラ伝説 全国走破 ===
(ソーシャルゲーム
[[Mobage]]向けに提供されていたソーシャルゲーム。<br />
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