「デッドセクション」の版間の差分

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== 地上切替方式 ==
駅構内で架線に流す電流を切替える方式。電気機関車牽引の列車が少なく、電車が主流の日本の鉄道では採用例が少なく、以下の例のみとされた
*[[仙山線]][[作並駅]]:[[1957年]]9月 [[仙台駅|仙台]] - 作並間交流電化開業にともない設置
*[[東北本線]][[黒磯駅]]:[[1959年]]7月 黒磯 - [[白河駅|白河]]間交流電化開業にともない設置
*[[奥羽本線]][[福島駅 (福島県)|福島]] - [[庭坂駅|庭坂]]間:[[1960年]]3月 東北本線白河 - 福島間交流電化開業にともない設置
 
作並駅ならびに奥羽本線福島 - 庭坂間の地上切替設備は、1968年9月に仙山線作並 - [[山形駅|山形]]間ならびに奥羽本線福島 - [[米沢駅|米沢]]間の交流電源切替により廃止。20102017年現在では黒磯駅が営業線上で常時使用される日本で唯一の例であるが、[[2017年|2017]](平成29)年度末の完成を目標にデッドセクションを黒磯 - [[高久駅|高久]]間に移設する工事を行っており、地上切替方式は消滅する予定<ref>鉄道界2012年12月号 P44-45</ref>
 
なお、2006年9月24日の[[北陸本線]][[長浜駅|長浜]] - [[敦賀駅|敦賀]]間・[[湖西線]][[永原駅|永原]] - [[近江塩津駅|近江塩津]]間の直流電源切替に伴い敦賀 - 南今庄間に交直デッドセクションが新設されたが、下り線のセクションは上り勾配上に設置されたため切替中に万一セクション手前で停止してしまったような場合に備えて以下の非常時のみ取扱の地上切替方式ともいえる設備を設置した。
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== デッドセクションに関係ある作品 ==
* [[西村京太郎]] 『特急しらさぎ殺人事件』 - デッドセクションを走行中、車内が真っ暗になっている間に殺人が起きた)る。小説版では『L特急踊り子号殺人事件』に収録。[[秋田書店]]から発売された[[コンビニコミック]]『十津川警部の事件簿』にも収録されている。
* [[皆川亮二]]の漫画『[[D-LIVE!!]]』- テロリストに乗っ取られた[[ひたち (列車)|スーパーひたち]]をデッドセクション内でパンタグラフを離す事で止める。
* [[矢野顕子]]の曲「Night Train Home」(『[[ホントのきもち]]』収録))- [[黒磯駅]]におけるデッドセクションが歌詞に登場する。
* [[日本エレキテル連合]]の単独公演「死電区間]」(DVD、販売元:[[アニプレックス]]) - 本公演がきっかけで、[[2015年]]夏季には[[鉄道博物館 (さいたま市)|鉄道博物館]]の企画展「みんなのでんしゃ展~今度の電車はてっぱく行きです~」の“1日盛り上げ係”に任命された<ref>[http://natalie.mu/owarai/news/153759 日本エレキテル連合、鉄道博物館「みんなのでんしゃ展」1日盛り上げ係に] お笑いナタリー 2015年7月13日</ref>。
* [[電車でGO!]](電車運転シミュレーションゲーム)では - デッドセクション内でも加速可能だが、加速したり停車すると減点される(名古屋鉄道編では加速は認められる。もちろん気動車は対象外)。
 
== 脚注 ==