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|運行間隔=
|列車番号=
|使用路線=東北本線、日光線、青い森鉄道、津軽海峡線、函館本線、室蘭本線、千歳線(回送区間)、五能線、奥羽本線、羽越本線、信越本線、[[IGRいわて銀河鉄道]]、高崎線、上越線
|クラス=A寝台のみ
|身障者対応=
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|車両=JR東日本E001形
|軌間=1,067 [[ミリメートル|mm]]
|電化=▼
|最高速度=110km / h
▲|電化=
|線路所有者=
|ルート番号=
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:{{Color|LightGreen|■}} = 2017年2月27日、[[総合車両製作所]]で製造
|}
使用車両は[[電動機]]による[[動力分散方式]]([[MT比]]6M4T<ref name="modelernahibi-6385402.html">{{Cite web |work=[[とれいん (雑誌)|月刊とれいん]] |date=2016年08月25日|url=http://modelernahibi.blog.jp/archives/6385402.html |title=JR東日本 TRAIN SUITE 四季島 公開 |publisher=[[エリエイ]] |accessdate=2016年8月28日|archiveurl= |archivedate=}}</ref>)の10両編成である。動力方式は架線集電により駆動する[[電車]]の機能と、[[ディーゼルエンジン|ディーゼル]][[発電機]](1・10号車に搭載)により発電した電力で駆動する[[ディーゼル・エレクトリック方式]][[気動車]]の機能を併せ持つ新システム「EDC方式」を採用したことが大きな特徴である<ref>{{Cite news |author=広井洋一郎 |date=2016年8月24日 |url=http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ24H1N_U6A820C1000000/ |title=豪華列車、技術も注目 JR東が「四季島」公開 |publisher=[[日本経済新聞社]] |newspaper=[[日本経済新聞]] |accessdate=2016年8月28日|archiveurl= |archivedate=}}</ref><ref name="RF667_58">[[#RF667_58-67|新車速報 JR東日本 E001形「TRAIN SUITE四季島」、p.58。]]</ref>。また、最高運転速度は110km/hであり、起動加速度は1.5km/h/s、減速度は3.6km/h/sである。
車両の製造は[[川崎重工業車両カンパニー|川崎重工業]]が7両、[[総合車両製作所]](J-TREC)が3両を担当し、車籍については、川崎重工業製造分の7両が2016年9月15日、総合車両製作所(J-TREC)分の3両が2017年2月27日付の新製扱いとなっている<ref name="RF675_ex34">{{Cite journal ja-jp |和書 |author=鉄道ファン編集部 |title=JR旅客会社の車両配置表 |url=http://railf.jp/japan_railfan_magazine/point/675/675-furoku.html |year=2017 |publisher=[[交友社]] |journal=[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]] |serial=通巻675号(2017年7月号) |volume=57 |page=34 |ASIN=B06XWFX4D9}}(東日本旅客鉄道・新製分、別冊付録)</ref>。
=== 車体 ===
[[デザイン]]は、エクステリアデザインを、間取りや窓の形を、景色を愛で、人と語らい、ゆったりと寛ぐことを体験する象徴とし、外観からもそれを予感させるようなデザインとしている。車内のインテリアデザインは、伝統文化を振り返るだけでなく、未来の日本文化をデザインすることをコンセプトとしており、木材・金属・漆・和紙などの日本古来からの伝統的な素材の風合いと性質を、実際の機能やニーズに生かすとともに、それらの組み合わせや色彩の融合により、新たな発見や非日常感を感じさせるデザインとしている。車内の各空間は、四季をテーマとしており、、先頭車の展望室は春、5号車のラウンジは夏、6号車のダイニングは秋、各車両の個室は冬としている。外観塗装はシャンパンゴールドを基本に四季島向けに特別調合した「四季島ゴールド」とし、展望車の先端部分やラウンジカーの5号車のエントラスドア付近を黒で塗装している<ref name="jreast.co.jp_20140603.pdf" /><ref name="shiki-shima/train.html" /><ref name="RF675-79">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.79。</ref>。
材質は、1 - 4・8 - 10号車が[[アルミニウム合金製の鉄道車両|アルミニウム合金]]を使用した[[ダブルスキン構造]]、5 - 7号車は上下方向の大きな空間を実現するため、二階建てグリーン車と同様の構造をした[[オールステンレス車両|ステンレス鋼]]である。車体長は21,115/20,800mm(先頭車/中間車)、車体幅は2,900mmとし、車内空間を確保するために中間車車体長が[[JR東日本E655系電車|E655系]]などと比較して800mm長くなっている<ref name="RM407_121">[[#レイルマガジン407|『レイルマガジン』通巻407号、p.121]]</ref>。▼
▲車両の材質は、1 - 4・8 - 10号車が[[アルミニウム合金製の鉄道車両|アルミニウム合金]]の中空押出型材を使用した[[ダブルスキン構造]]、5 - 7号車は上下方向の大きな空間を実現するため、二階建てグリーン車と同様の
先頭車の先頭構体部は前面衝突対策が施されており、前面ガラスはデザインを具現化させるために、3次元曲線ガラスで構成されている。また、運転室は交直流電車関連の機器のほか、EDCシステムに関する機器や海峡線の共用区間の走行に対応する機器などが配置されており、運転室後方にある展望室からの視界を良くするため、前面・側面ガラスのほか、その上部に調光機能を備えた窓ガラスを配置している<ref name="RF675-89">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.89。</ref>。
車体側面の側出入口は車体とドアリーフを極力平滑できるとともに、戸袋が不要で車内の室内空間をより広く確保できるように、一旦車体の外側に出た後に横に開く構造の外プラグドアを採用しており、2-4・6・8・9号車は片引戸としているが、ラウンジを有する5号車のエントラスドアは両引戸としている<ref name="RF675-81">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.81。</ref>。
空調装置は、2-4・7-9号車は分散型のAU739形を1両あたり4台屋根上に搭載しており(7号車は車体両端部に各2台設置)、その内の3台は各個室専用とし、残りの1台を通路などの共用部用としている。また、個室専用の空調装置が故障した場合には、共用部用の空調装置のダクトをバイパスさせることで、故障した個室の室内の空調を行うことが可能としている。5・6号車はE233系の二階建てグリーン車と同様のAU729-G2形を車体両端部に搭載しており、先頭車の1・10号車には、セパレート形のAU221形を床上に2台搭載している<ref name="RF675-81">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.81。</ref>。
車内の機器配置は、1・10号車に振動や騒音の発生源となるディーゼル発電機や電動空気圧縮機を配置しており、2-4・8・9号車は個室と個室との間に、水関係の機器類を配置した機器室を設けている。また、5-7号車は、バスタブ構造を生かして、個室や共用部の床下に水・汚水タンクなどの各種タンクや機器を配置しているほか、7号車の車両屋根上の車端部に水タンクを配置している<ref name="RF675-89">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.89。</ref>。
1・5-6・10号車以外は全て「四季島スイート」「デラックススイート」「スイート」の2人用の個室が設けられている。共通事項としては、居間の壁面は、通路側を和紙、それ以外の3面をアルミ合金に天然木を薄くスライスした突板を張り付けまたは巻き付けた構造の突板パネルを主体として貼り付け、そこにアクセントとして、漆パネルや叩き仕上げの意匠アルミ板と意匠照明パネルを取付けている。また壁面から天井にかけて、フィーチャーアーチと呼ばれる化粧パネルを連続して配置している。また、窓にはフリーストップ式のロールカーテンを設けており、手が届かない窓には電動式のカーテンを設けている<ref name="RF675-82">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.82。</ref>。
個室横の通路は、ラグジュアリーホテルをイメージさせる落ち着いた雰囲気と額縁を思わせる窓が美しい風景を絵画のように演出するデザインとしており、特殊和紙パネルの編み込みで構成した出入口引戸と突板パネルで構成されている。床はフローリングとしており、車端部の壁面には、フィーチャーアーチと呼ばれる化粧パネルを配置している。また、必要な個所に機器室点検扉などを設けている<ref name="RF675-87">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.87。</ref>。
そのほかの設備として、個室とトレインクルーまたはトレインクルー同士の音声通話システム「CREW LINE」や車内[[Wi-Fi]]環境・個室エンターテイメントやBGM・アテンダント放送などの機能を持つサービスシステムを装備しているほか、運転台には前方カメラとその記録装置、車内の共用部には防犯カメラがそれぞれ取付けられている<ref name="RF675-89">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.89。</ref>。
=== 主要機器 ===
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主回路制御方式は、[[主変換装置]]による[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ]]方式を採用している。
[[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]][[半導体素子|素子]]による3レベル[[PWM]]コンバータ1群+2レベルVVVFインバータ1群で構成された[[主変換装置]] CI25
パンタグラフは、PS37C形シングルアーム式を採用しており、2・3・8・9号車に屋根上に搭載している。直流電化区間では、全てのパンタグラフを使用するが、交流電化区間では、2・9号車のパンタグラフのみを使用する。これには、2・9号車に、交流電化区間において使用される主変圧器が搭載されているためであり、交流電化区間では主変圧器を介してユニット内の各電動車に搭載された主変換装置に電力が送られる回路に切替えられる。また、非電化区間では、エンジンモードでの走行となるため、パンタグラフは収納される<ref name="RF675-80">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.80。</ref>。
補機用の電源となる補助電源装置 (SIV) は、 SC115(定格容量260kVA)を4号車に2基、 SC116(定格容量130kVA)を1・10号車に1基ずつ採用
電動空気圧縮機は、交流440Vの誘導電動機駆動による吐出し量が1600ℓ/minの除湿装置付きのMH3130-C1600S3形を1・10号車に床上に搭載している。
主電動機は冷却方式が自己通風式の[[誘導電動機]]を搭載しており、形式はMT75Bである<!--出力不明。分かった人は記述してください--><ref name="RF675-88">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.88。</ref>。
1・10号車の車体中央部の機関室の床上に搭載されている機関と主発電機(ディーゼル発電機)は主回路と補助電源用であり、機関は[[MTUフリードリヒスハーフェン|MTU]]製直噴式の12気筒V形ディーゼルエンジンのDML57Z-G形で、総排気量は57200cc、連続定格出力は1800kWであり、主発電機は完全ブラシレス構造の回転界磁形[[同期発電機]]のDM114形である、また、ディーゼルエンジン用の燃料タンクは床下に搭載されている<ref name="RF675-89">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.89。</ref>。
ブレーキ方式は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキであり、ブレーキ装置を含めた関連機器を、先頭車には冗長性を向上させるため2台、中間車には1台搭載されている。その他に、抑速ブレーキ・耐雪ブレーキ・直通予備ブレーキを備えている<ref name="RF675-89">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.89。</ref>。
列車情報管理装置(TIMS)は、E233系などに搭載されているものを基本に、CPU性能を向上させたCPU10を採用している。機能面では、E657系に搭載されているものを基本に操作性や機能向上を図っており、エンジンモードでの非電化区間や[[海峡線]]での共用走行区間の走行に必要な機能を付加している。
保安装置は、[[ATS-P]]・[[自動列車停止装置#ATS-Ps.E5.BD.A2.EF.BC.88.E5.A4.89.E5.91.A8.E5.9C.B0.E4.B8.8A.E5.AD.90.E7.B5.84.E5.90.88.E3.81.9B.E3.83.91.E3.82.BF.E3.83.BC.E3.83.B3.E5.9E.8B.EF.BC.89|ATS-Ps]]・[[自動列車停止装置#ATS-DN形|ATS-DN]]の機能を統合した統合型ATS車上装置を装備しており<ref name="RF667_59a">[[#RF667_58-67|新車速報 JR東日本 E001形「TRAIN SUITE四季島」、p.59。]]</ref>、[[海峡線]]の共用区間での走行用に[[自動列車制御装置#DS-ATC形|DS-ATC]]と[[自動列車制御装置#RS-ATC形|RS-ATC]]を装備している<ref name="RF675-89">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.89。</ref>。
▲補機用の電源となる補助電源装置 (SIV) は、 SC115(定格容量260kVA)を4号車に2基、 SC116(定格容量130kVA)を1・10号車に1基ずつ採用する<ref name="RM407_120">[[#レイルマガジン407|『レイルマガジン』通巻407号、p.120]]</ref>。補助回路の冗長性確保や交交セクションでの三相電源無停電のため、編成全体での並列同期運転制御を行っている<ref name="RM407_120" />。
前述のように「EDC方式」を採用することで電化区間と非電化区間の両方で走行可能となるほか、
==== 台車 ====
[[鉄道車両の台車|台車]]は、E531系とE233系で使用されている台車を基本に設計した軸箱支持装置が軸梁式のボルスタレス台車であり、電動台車はDT83(先頭車
[[連結器]]は1・10号車の展望デッキ側には密着自動連結器、車端部側には衝撃吸収緩衝器付きの半永久連結器を装備しており、3号車と4号車・4号車と5号車・7号車と8号車の連結面には密着連結器を装備しているほかは、すべて半永久連結器を装備している。すべて展望デッキ側を除いた車端部に[[転落防止幌]]を装備している<ref group="注">一部無い所がある</ref><ref name="jorudan-news-JD1471948550635" />。
形式については
この形式についてJR東日本の関係者は「四季島と同様の電気モーターと発電機+ディーゼルエンジンによるハイブリッド車両は、JR東日本としては他に投入の予定がない」と説明しており、取材者は「EDC方式と混同誤認する可能性がないとの判断で記号を省略したのではないか」と推測している<ref name="modelernahibi-6385402.html" />。
=== 車両詳細 ===
; 展望車(1・10号車/E001-1, 10)
:屋根部分まで大型の窓を備えた[[展望車]]で車両前部は床面を嵩上げしたハイデッカー構造<ref name="jreast.co.jp_20140603.pdf" /><ref name="shiki-shima/train.html" />で、先頭形状は正面上部が前方に突出した独特の形状となっている。前照灯・尾灯は前面窓側部ピラーに縦に配置され、テールライトは上部に左右1つずつ、ヘッドライトは下部に左右4つずつ装備している。車両の後方部分にはEDCシステム
; スイート寝台車(2、3、4、8、9号車)▼
;2・3・8・9号車/E001-2, 3, 8, 9
:2・3・8・9号車に主変換装置・主電動機を搭載しているほか、屋根上にパンタグラフと交直切換器・交流遮断器などの交直切替や直流・交流の電源方式に対応した関連機器を搭載している、2・9号車には交流電化区間で使用される主変圧器を搭載しており、電化区間走行時には直接パンタグラフ集電で走行できる。因みに8号車には小型の非常口も備え、9号車のみパンタ下に乗降口を備えている<ref>[[#RF667_58-67|新車速報 JR東日本 E001形「TRAIN SUITE四季島」、pp.59,61-65。]]</ref>。
▲; スイート寝台車(2、3、4、8、9号車)
:スイート個室が1両に3室ずつ設置されている。居間・洗面・トイレ・シャワールームで構成されており、通路側には小窓と長窓が多数並び、寝台側には客室用の大窓が3ヵ所ある。室内は、きめ細やかな日本の美意識をモダンな意匠に盛り込み、フラットなフロア構成による穏やかな空間とし、開放感と演出したデザインとしており、大窓の車窓の視認性を考慮した位置に、2つのソファベットをレール方向に配置しており、その反対側には、ライディングディスクのほか、洗面・トイレ・シャワールームが配置されている。床はダイナミックな冬の日本海の一瞬を切り取ったイメージのクルーグレーのカーペット敷きとしてる。定員は全車6名である<ref name="RF667_59" /><ref name="RF675-84">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.84。</ref>。
;4号車/E001-4
:一般スイート車
; デラックススイート・四季島スイート寝台車(7号車/E001-7)
: デラックススイートと四季島スイートを設置した個室車であり、[[メゾネット]]型の四季島スイートとフラット型のデラックススイートが1室ずつ、計2室設置され、両部屋ともバスタブやトイレを備える。またこの車両には乗降口がなく、乗客の外への出入りは隣の車両から行う<ref name="jreast.co.jp_20140603.pdf" /><ref name="shiki-shima/train.html" />。定員4名<ref>[[#RF667_58-67|新車速報 JR東日本 E001形「TRAIN SUITE四季島」、pp.59,67。]]</ref>。
:;
:: 出入口部・階上部・階上部・洗面・トイレ・バスルームで構成されており、8号車寄りに設置されている。この部屋は一部が[[2階建車両|ダブルデッキ]]構造の部屋となっている。階下部がクローズした空間が安心感をもたらすデザインとした部屋に2つのベッドをレール方向に配置しており、
:; デラックススイート(フラット型)
:: 出入口部・居間・洗面・トイレ・バスルームで構成されており、6号車寄りに設置されている。表情豊かで、上質な空間を演出するデザインとしており、バスタブ構造による2階建て分の容積に一階部屋のみ備えたことにより、圧倒的な高い天井による開放感が特徴である。居間には大窓寄りにベット、通路寄りにソファベッドをレール方向に配置しており、出入口部を挟んだ反対側には、洗面・トイレ・バスルームがある。バスルームには四季島スイートと同じく、真横に室内側に雪見障子を取付けた大形窓を配置した檜製の浴槽を設けている。また、居間と出入口部の間には、意匠照明を有する階段を設けるとともに、水蒸気により、炎を演出するタイプの暖炉風オブジェを象徴的に配置している。当列車では2番目に高額な客室となっている<ref name="jreast.co.jp_20140603.pdf" /><ref name="shiki-shima/train.html" /><ref name="RF675-83">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.83。</ref>
; ラウンジカー(5号車/E001-5)
: バスタブ構造による2階建て分の容積を確保しており、それにより室内高さを高くして開放感が出るようになっている。名称は'''LOUNGEこもれび'''としている。空間の限られた列車の中で、人と集い語りあうオープンなパブリックスペースと樹木を思わせる曲線が談笑する人々を優しく包み込むデザインとするため、天井を高くし、窓の窓の形状や内張の凸凹などに有機的な曲線を多用するとともに樹木を連想させるディスプレイ4本を配置している。また、車両中央の黒色部分には大型の両開き外ブラグドアのエントランスドアを設けているが、車両の両側面の1-3位と2-4位でレール方向にずらして配置している、これにより上野駅専用ホームから2-4位のドアに乗車する場合には、車内のエントランスが正面に来る構成としている。エントランスには、正面に石の門柱と水蒸気により、炎を演出するタイプの暖炉風オブジェを象徴的に配置しており、1-3位側のドアの正面に電子ピアノを配置している。また、2人掛けのテーブル9台をラウンジの広いスペースに分散的に配置して、そこに椅子を18脚を配置しているほか、6号車寄りにはバーカウンターを設けている。<ref name="jreast.co.jp_20140603.pdf" /><ref name="shiki-shima/train.html" />フリースペース車のため定員は0名である<ref name="RF667_59" /><ref name="RF675-85">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.85。</ref>。
; ダイニングカー(6号車/E001-6)
: ダイニングカー([[食堂車]])である。名称は'''DININIGしきしま'''としている。流れる車窓を見ながら、土地の旬を食し、この旅をともにする人達と語らう、その時間と空間が豊に混じり合う豊潤な時間をゆったりとしたスぺースで感じていただくための和のテイストを取り入れ、五感を心地よく刺激する「ハレ」空間を演出するデザインとしており、大きな窓を複数配置して、5号車寄りに配置しているダイニングスペースを高床構造にしている。室内の壁面は突板パネルや銀箔風の内装材などの和のテイストを有する素材を主体としており、床は大理石としている。天井にはLED照明や有機EL照明を使用したシャンデリアが配置しており、天井から側面にかけての内張りに意匠照明を配置している。テーブルは2人用のもの(正方形と半円形)を大きな窓に合わせて9台配置しており、そこに曲木加工を施した国産ブナ無垢材の椅子を18脚配置している。厨房は7号車寄りに配置されており、壁面をステンレスヘアライン仕上げとした各種厨房機器が配置されており、高床構造のダイニングスペースの床下には、食材保管用の冷凍冷蔵庫などを設置している<ref name="jreast.co.jp_20140603.pdf" /><ref name="shiki-shima/train.html" />。フリースペース車のため定員は0名である<ref name="RF667_59" /><ref name="RF675-86">[[#RF675|鉄道ファン 675号]]、p.86。</ref>。
== 当列車における上野駅での対応 ==
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* 越佐観光バス
** 3泊4日コース:燕エリア
== 脚注 ==
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