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|スクリーンショット=
|スクリーンショットの説明=
|URL={{URL|http://www.nicovideo.jp/}}<br>短縮URL: http://nico.ms <ref>[[2013年]][[7月10日]]の早朝から翌日にかけて、nico.ms経由でのアクセスが不能になる障害が発生。復旧までの代替手段として、新たな短縮URL「[http://nico.sc/ nico.sc] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20161027191230/http://nico.sc/ |date=2016年10月27日 }}」が急遽用意され、[[Twitter]]でのつぶやく機能など、nico.msを使用するものが順次nico.scへと切り替えられた(現在nico.scはメインの[[短縮URL]]としては未使用だが、nico.ms経由でのアクセスが不能もしくは過多になった場合は使用される可能性はある)。</ref><ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni040447.html 【復旧・追記】nico.ms経由のアクセスに不具合]</ref>
|スローガン=
|アレクサ=118位(日本: 11位)<ref>{{cite web|url=http://www.alexa.com/siteinfo/nicovideo.jp|title=nicovideo.jp Site Overview |publisher=[[アレクサ・インターネット|Alexa]]|accessdate=2016-12-22}}</ref>
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|使用言語=[[日本語]]、[[英語]]、[[繁体字]][[中国語]]
|運営者=[[ドワンゴ]]<ref>{{Cite web|url=https://account.nicovideo.jp/rules/account|title=ニコニコ動画 利用規約|publisher=ニコニコ動画|accessdate=2017-09-09}}</ref>
|設立者=ドワンゴ<ref name="nikkeibp20070910">{{Cite news |author=中田 敦 |date=2007年9月10日 |url=http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070910/281570/ |title=【ITpro Challenge!】開発者が語る「3日で作ったニコニコ動画」---ドワンゴ 戀塚昭彦氏 |publisher=[[日経BP]] |newspaper=ITpro |accessdate=2016年9月3日 |archiveurl=httphttps://archive.is/1aiLZ20130501045259/http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070910/281570/ |archivedate=2013年5月1日 |deadurldate=2017年9月 }}</ref>
|設立日=[[2006年]][[12月12日]]
|収益=広告収入、プレミアム会員(有料会員)登録料ほか
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[[2007年]]度[[グッドデザイン賞]]受賞。[[日本オタク大賞]]2007オタク大賞受賞。[[2008年]]には[[アルス・エレクトロニカ]]よりプリ・アルス・エレクトロニカ・デジタルコミュニティ部門栄誉賞を授与されている<ref>{{cite web|author=アットマークIT|url=http://www.atmarkit.co.jp/news/200806/19/nico.html|title=ニコニコ動画がメディアアートとして認定|accessdate=2008年6月19日|date=2008年6月19日}}</ref><ref>{{cite web
| url = http://www.aec.at/bilderclient_detail_en.php?id=75330&iAreaID=505
| title = Nico Nico Douga Honorary Mention Prix Ars Electronica 2008 in Digital Communities category
| publisher = Ars Electronica Center
| accessdate = 2011-04-19
| deadlinkdate = 2017-09-09
}}{{リンク切れ|date=2017年9月 |bot=InternetArchiveBot }}</ref>。
}}</ref>。
 
=== 名称の由来 ===
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* 5月14日 - 21時30分頃、プレミアム会員数が80万人を突破。
* 8月3日 - 9時25分頃、プレミアム会員数が90万人を突破。
* 10月13日 - 19時50分頃、プレミアム会員数が100万人を突破<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009463.html|title=プレミアム会員『100万人』突破しました!publisher=ニコニコニュース|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811201550/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009463.html|archivedate=2016-08-11|date=2010-10-13}}</ref><ref name="asahi20101105">{{Cite news |title=だんらん求め100万人 「ニコニコ動画」有料会員急増 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2010-11-05 |url=http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011050382.html |author=中村真理子 |accessdate=2014-03-10}}※全2頁構成《左記リンクでは第1頁を表示;アーカイブ「[ |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101108041431/http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011050382.html |archivedate=2010年11月8日 }}※全2頁構成《左記リンクでは第1頁]を表示;アーカイブ「・[https://web.archive.org/web/20140310104908/http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011050382_01.html 第2頁]」》</ref>。
* 10月28日 - [[角川グループ]]とニコニコ動画の運営元である[[ドワンゴ|株式会社ドワンゴ]]が動画共有投稿サービス等における事業提携をすることを発表。
* 10月29日 - 日本時間6時「ニコニコ動画(9)」正式サービス終了<ref group="注">正式サービス終了後もユーザー単位で(9)への切替が可能。</ref>。同10時頃、「'''ニコニコ動画(原宿)'''」サービス開始。
* 11月11日 - 2010年9月期決算発表にてニコニコ動画事業が初の通期黒字化を達成したことを発表<ref>{{Cite news|url=http://news.nicovideo.jp/watch/nw4696|title=ニコ動好調でドワンゴ5期ぶり黒字転換 今期は「急上昇の最初の年」に|publisher=コニコニュース (ITmedia News)|archiveurl=https://web.archive.org/web/20101114092847/http://news.nicovideo.jp:80/watch/nw4696|archivedate=2010-11-14|date=2010-11-11|deadurldate=2017年9月}}</ref>。
* 12月9日 - 「'''ニコニコアプリ'''」サービスの開始。
=== 2011年 ===
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; 2013年 - 呪われたページ
 
; 2014年 - 妖怪<ref>[http://ex.nicovideo.jp/horror2014/?cc_referrer=nico_horror ニコニコ動画・妖怪トップページ] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20140723103937/http://ex.nicovideo.jp/horror2014/?cc_referrer=nico_horror |date=201720149723日 }}</ref>
: ニコニコトップに『新バージョン「妖怪」を試してみる』が表示されているのでクリックすると出現。
: 「黄泉」・「常闇」同様、夏らしくホラーチックになっている。
 
; 2015年 - ニコニ廃校<ref>[http://ex.nicovideo.jp/horror2015/?cc_referrer=nicotop_special ニコニ廃校] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20150719031408/http://ex.nicovideo.jp/horror2015/?cc_referrer=nicotop_special |date=201720159719日 }}</ref>
: ニコニコトップに黒板や廃校の画像が表示されているのでクリックすると出現。
: 「黄泉」「常闇」「妖怪」同様、ホラーチックになっている。
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また、動画の投稿者は「コメント編集」の権限を持っており、任意のコメントを非表示(事実上の削除)にすることができる<ref>{{Cite web
|url = http://help.nicovideo.jp/cat21/post_52.html
|title = コメント編集
|work = ニコニコ動画 ヘルプ
|publisher = [[ニワンゴ]]
|accessdate = 2010-04-14
|deadlinkdate = 2017-09-09
|archiveurl = https://web.archive.org/web/20131214062419/http://help.nicovideo.jp:80/cat21/post_52.html
|archivedate = 2013-12-14
|deadurldate = 2017年9月
}}</ref>。ただし、運営者による削除とは違い、コメントデータに非表示のフラグが立つだけなので、あくまで動画プレイヤー上において非表示になるだけである。そのため、一度非表示にしたコメントを元に戻したり、サーバから受け取る生のテキストデータを見ることで非表示にされたコメントの内容を参照したりすることができる。
 
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低画質モードは、画質や音質を落とすためにニコニコ動画のサーバサイドで再エンコードされた動画が再生されるため、動画によっては、まれに音ずれする、動画の再生時間が短くなる、さらに珍しいケースとして画面が[[モザイク処理|モザイク状に乱れる]]などの現象まで起こる場合がある。
 
低画質モードへの切り替えは当初は19時から行われていた。2009年2月より時間帯が拡大され、平日が18時から、休日は12時からとなった<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/02/002487.html エコノミーモード時間拡大のお知らせ‐ニコニコニュース] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20090301163739/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/02/002487.html |date=20172009931日 }}</ref>。2010年1月23日には休日の開始時間をさらに早め、10時からになった。
 
2010年9月現在、
552 ⟶ 553行目:
: {{Main|ニコニコ生放送}}
; 投稿者専用コメント
: 自分が投稿した動画に対し、投稿者自身が特別なコメントを付けることができる<ref>[http://help.nicovideo.jp/cat21/post_48.html 投稿者コメント編集モード(ニコニコヘルプ)] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20090114115509/http://help.nicovideo.jp/cat21/post_48.html |date=201720099114日 }}</ref>。投稿者専用コメントは通常のコメントと区別され、コメント表示数を超えても表示されなくなることがなく、表示期間を設定することも可能である。投稿者専用コメントが使われている動画は当初、プレミアム会員と動画投稿者のみが視聴できたが、現在は一般会員も視聴できる。
; コメント編集
: 自分が投稿した動画に対し、投稿されたコメントを非表示にすることができる機能。
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: ニコニコ動画や静画、生放送などの情報を一挙に表示するページを設置。なお動画のトップページも従来通り利用可能。
; ニコニコニュースの大幅リニューアル
: 今まではニコニコ内のニュースのみを取り扱っていたサービスを様々なジャンルの情報を伝えるサイトに変更。それに伴い、旧ニコニコニュースは『'''ニコニコインフォ'''』にサイト名を変更<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009677.html サイト名変更しました - ニコニコインフォ] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20101031140848/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009677.html |date=2017201091031日 }}</ref>。
; 総合ランキングを新設
: 従来のランキングに加えて、外部サイトのランキングも表示するサービスを提供。
637 ⟶ 638行目:
; [[iTunes Store]]がニコニコ市場に追加
; ニコニコチャンネル内の公式アニメ動画がニコニコモバイルに対応
: 今までPCのみの視聴が可能だった公式アニメ動画がモバイルに対応。ただし、一部動画はまだ未対応となっている(現在13タイトルの公開)<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009668.html 【大会議】新機能&新サービス発表 - ニコニコインフォ] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20101031140843/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009668.html |date=2017201091031日 }}</ref>。
;ニコニコアプリ
:「9」で追加された多目的ウェブアプリ。ニコニコ遊園地のようなゲームアプリも包括し、ニコニコ遊園地コンテンツ「僕らのサーガ」が、ニコニコアプリに移管され、他はサービス終了する予定。相違点として、ニコニコプレイヤーと一体型のプレーヤーモードとアプリ運営サイトで遊ぶ大画面モードに分けられた。また、遊ぶウェブゲームはインストール形式を採用している。
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|36.1%||42.1%||-6.0
|}
* ネット出口調査のデータは[https://web.archive.org/web/20121107075205/http://info.nicovideo.jp/enquete/special/exit/201007/index.html 第22回参議院議員選挙 ネット出口調査]{{リンク切れ|date=2017年9月}}、実際の選挙結果のデータは[http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/sangiin22/index_1.html 総務省|第22回参議院議員通常選挙結果]に基づく。
 
いずれのネット出口調査においても、自民党を始めとする[[右翼|右派]]政党は実際の選挙結果よりも得票率がやや高くなり、民主党を始めとする[[中道政治|中道]][[左翼|左派]]・[[革新]]政党は共産党を除き、実際の選挙結果よりも得票率がやや少なくなる傾向があるとされている。また、[[宗教法人]]・[[創価学会]]を支持母体としている公明党も実際の選挙結果よりも得票率が少ない。これは、インターネットの世論傾向と重なる部分も多く、特に自民党・公明党・民主党の三党はネット出口調査の結果と実際の選挙結果が大きく乖離している。また、[[マスメディア|マスコミ]]各社が行う[[世論調査]]の政党支持率とニコニコ動画が行う世論調査の政党支持率とを比較した際にも同様の傾向が見られる。この点について[[著作家|ライター]]の[[山本一郎 (実業家)|山本一郎]]は、「[[インターネット|ネット]]上で特定の者が支持を集めやすく、[[標本 (統計学)|サンプル]]に偏りが生じるため、ニコニコ動画の調査でも同じような支持が多くなる傾向の結果が出される」と指摘している<ref>{{Cite web |url= http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/06/post-77b4.html|title= 「ネット世論と実際の支持率予想とのギャップ」と「ニコニコ的民主主義」: やまもといちろうBLOG(ブログ)|publisher= [[山本一郎 (実業家)|山本一郎]]|accessdate=2012-11-27}}</ref>。また、ドワンゴ会長の[[川上量生]]はニコ動利用者について、「(ニコ動ユーザーが偏っているのではなく)ネットユーザーの中で政治に関心がある人が右傾化しているのだろう」との見解を示している<ref>{{cite news |title= 「ネットはリアルにどんどん浸食されている」――ニコ動6周年 川上会長に聞く、リアルに投資する理由|url= http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1212/20/news033_2.html|newspaper= [[ITmedia ニュース]]|date= 2012-11-28|accessdate= 2012-11-28}}</ref>。
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==== 党首討論問題 ====
[[2012年]][[11月26日]]、翌月の[[第46回衆議院議員総選挙]]を前にして[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[野田佳彦]][[内閣総理大臣|首相]]が[[自由民主党 (日本)|自民党]]の[[安倍晋三]][[自由民主党総裁|総裁]]に[[党首討論]]の開催を申し入れたところ、安倍は「視聴者の方々の意見も反映される最もフェアな場所」であるとして[[ニコニコ生放送]]における討論を要求した。これに対し民主党の[[安住淳]][[民主党幹事長|幹事長]]代行は、「政治的な別の意図があると思う」「ニコニコ動画は特定の者がすごい書き込みをしていて、そこに来いというやり方は解せない」「極めて偏った動画サイトに投稿を許すようなやり方は、逆に、これまでの良き伝統の党首討論を崩すと思う」などとして、[[インターネット|ネット]]を含めた全[[マスメディア|メディア]]にフルオープンな別の場を設けるべきだと主張した<ref name="sankei1127">{{Cite news |title=党首討論の開催すら決められず 民自、お粗末な主導権争い |newspaper=[[産経新聞]] |date=2012-11-27 |url=http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121127/plc12112708240003-n1.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20121127151522/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121127/plc12112708240003-n1.htm |archivedate=2012-11-27 |accessdate=2014-03-10}}※現在はテキスト部分のみインターネットアーカイブに残存</ref><ref name="itmedia1126">{{cite news |title= 「ニコ生で党首討論」めぐり自民・民主が火花 安倍総裁の提案に民主は「フルオープン」提案|url= http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/26/news083.html|newspaper= [[ITmedia]]|date= 2012-11-26|accessdate= 2012-11-27}}</ref>。この安住の主張に対しドワンゴは、「ニコニコ動画は公平な情報発信の場を提供しており、安住幹事長代行の発言は根拠の無い誹謗中傷だ」として26日付で民主党に抗議文を送付した<ref>{{cite news |title= ニコニコ動画、民主党に党首討論めぐり抗議文|url= http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK26036_W2A121C1000000/|newspaper= 日本経済新聞|date= 2012-11-27|accessdate= 2012-11-27}}</ref>。その後、同月28日に野田はニコニコ生放送での党首討論に応じる意向を示した。同時にニコニコ動画とは別の、より中立的な場での党首討論にも応じてもらいたいと自民党側に提案している<ref>{{Cite news |url=http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012112800643 |title=野田首相、ネット討論応じる=29日に安倍氏と対決【12衆院選】 |newspaper=[[時事通信社|時事ドットコム]] |date=2012-11-28 |archiveurl=httphttps://archive.is/ywWhX20130426183701/http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012112800643 |archivedate=2013-04-年4月26日 |deadurldate=2017年9月 }}</ref>。
 
この問題の背景には、前述のように自民支持層が厚く民主支持層が薄いニコニコ動画という場所を民主党が「アウェイ」と認識していること、ニコニコ動画の存在がもはや政治的に「無色」とは受け止められていない現状がある<ref name="itmedia1126" />。また、利用ユーザーの支持政党も、自民党が32.2%、民主党が4.6%となっており<ref>{{Cite web|date=2012-10-26 |url=http://www.nicovideo.jp/enquete/political/nm19206229 |title=内閣支持率調査 |publisher=ニコ割アンケート |accessdate=2015-11-11}}</ref>、他メディアの調査との偏りを見せることは否定出来ない。
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連続アニメーション作品の本編や連続ドラマ作品の本編や[[邦画]]を含む[[映画]]などのアップロードに迅速に対処するため、著作権侵害動画の削除(報告)ツールを法人向けに提供している<ref name="copyrights">[http://rcp-smile.nicovideo.jp/static/rule/ ライツコントロールプログラム]</ref>(2007年6月10日前後より、権利侵害とみなされ削除された動画の削除告知は専用のものが表示されている)。削除は「権利を侵害された者」による報告のみ受け付けている。いわば「権利を侵害された者の自助努力」に任せる方法として、一部のコンテンツ制作者がこうした運営の手法をラジオ等で強烈な批判を成したこともあった。2007年10月1日には権利保護を強化する方針を発表、権利者との対話を強化し、権利保護システムや監視体制の強化、利用者への啓発活動に取り組むとした<ref>{{cite web|title=ニコニコ動画に投稿される動画の権利保護について 権利者との対話を強化|url=http://info.niwango.jp/pdf/press/2007/20071001.pdf|format=PDF|publisher=[[ニワンゴ]]|accessdate=2007年10月1日}}</ref>。ニコニコ動画 (SP1) 開始直後の2008年3月11日には、ニワンゴがNHKやキー局に対し、著作権侵害をしている既存の放送番組動画を削除し、監視体制を強めて今後再投稿されても直ちに削除する、との宣言を行った<ref>[http://info.dwango.co.jp/pdf/ir/news/2008/080311.pdf ドワンゴ - 著作権侵害動画に対する対応策に関するお知らせ]</ref><ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/11/18750.html ニコ動がテレビ局に宣言「番組の著作権侵害動画はすべて削除します」]</ref><ref>[http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20369154,00.htm ニコニコ動画、著作権侵害のテレビ番組動画をすべて削除へ--放送局に申し入れ]</ref>。
 
著作権保護体制の強化により、インディーズバンドによるオリジナル曲のPVやライブ映像を、本人(著作権者)がアップロードしたにもかかわらず、運営側が権利侵害と誤認し削除してしまったことがあった<ref>[http://blog.nicovideo.jp/2007/10/post_192.php 動画削除ミスのお詫び]</ref>。2008年7月5日より、権利者の申し立てにより動画が削除された場合、削除を申し立てた法人・団体の名前が明記され<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/07/001336.html 動画削除時の仕様変更について] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20080705223405/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/07/001336.html |date=20172008975日 }}</ref>。なお、権利者が個人の場合は「個人」と表記される。
 
[[2008年]][[4月1日]]に[[日本音楽著作権協会]] (JASRAC) と楽曲の使用についての包括契約を締結し、「JASRACが管理する曲」を演奏したり歌ったりした動画を(合法的に)アップロードできるようになった。ただし、アップロードが認められるのは「自分で演奏、または演奏しながら歌ったりした動画作品」であり、[[コンパクトディスク|CD]]や[[DVD]]のカラオケトラック([[音源]])をそのまま使用した場合は包括契約の対象外となり、著作権侵害とされるので、打ち込みしたものを歌うなどの対策が必要となる<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/04/001061.html JASRACとの契約締結のご報告] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20080406043618/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/04/001061.html |date=20172008946日 }}</ref>。
 
[[2008年]][[7月2日]]には、社団法人[[日本映画製作者連盟]]、有限責任中間法人[[日本動画協会]]、社団法人[[日本映像ソフト協会]]の3団体からの要請を受けていたニワンゴがこれらの団体と協議し、ニワンゴから「これら3団体の会員各社の著作権を侵害する動画は[[MADムービー|MAD動画]]も含み速やかに削除する」ことが提案され、3団体が申し入れ書を受領したことが親会社ドワンゴより発表された<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/07/02/20130.html ニコニコ動画、MAD動画を含む著作権侵害動画の削除対策を発表]</ref>。ただし、近年では著作物を使用しない「手描きMAD」と呼ばれるタイプの動画も存在しており、「MAD」という線引き自体が曖昧な側面もある。
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=== ヘイトスピーチ ===
==== 法務省からの要請 ====
ニコニコ動画で公開されているヘイトスピーチの動画が人権侵害にあたるとして法務省がニコニコ動画に削除要請をした<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASJ2H3H3YJ2HUTIL00N.html ヘイトスピーチ動画、法務省要請で初の削除 ニコ動など] {{リンク切れwebarchive|url=https://web.archive.org/web/20160218091228/http://www.asahi.com/articles/ASJ2H3H3YJ2HUTIL00N.html |date=201720169218日 }} - 朝日新聞</ref>。ニコニコ動画では当初の規約として、「他の利用者への中傷、脅迫、いやがらせに該当する行為」「差別につながる民族・宗教・人種・性別・年齢等に関する表現行為」を禁止する項目があったが、2016年1月頃にこの規約が削除されていた<ref>[http://blogos.com/article/161248/ “悪ふざけの時間”を自ら終えられなかったドワンゴ] - blogos</ref>。
 
==== 市民団体からの要請 ====