「ゲルセミウム・エレガンス」の版間の差分

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[[漢方医]]の方面では根を水洗いして乾燥させたものを「'''鉤吻'''」と呼び、[[喘息]]治療や解熱、鎮痛などに用いる。しかし、あまりに毒性が強いため、『[[本草綱目]]』をはじめ数多の[[医学書]]には、「内服は厳禁」と記されている。
 
[[正倉院]]宝物の中にも冶葛が残されている。冶葛壷<ref>{{WeblioCite web |url=http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Treasure?id=0000010284 |title=冶葛壷(やかつのつぼ) |2publisher=[[宮内庁]] |author=[[正倉院宝物]] |accessdate=2017-11-8 }}</ref>に32斤(16kg)収められていたが、記録によればかなり使われた形跡がある(用途は不明)という(現存するのは390g)。[[1996年]]、[[千葉大学]]薬学部の相見則郎教授が依頼を受けて提供された2.8gの冶葛を分析したところ、1200年以上経っていたにもかかわらず、ゲルセミン、コウミン、ゲルセビリン、センペルビリン (sempervirine) の計4種のゲルセミウムアルカロイドが検出され、冶葛がゲルセミウム・エレガンスであることが証明された<ref>{{Cite journal|和書
|author = 相見則郎
|year = 2000