「Portable Document Format」の版間の差分

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{{分割提案一部転記|PDF規格の歴史|Portable Document Format|date=2018年1月}}{{Redirect|PDF}}
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{{Infobox file format
| name = Portable Document Format
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== PDFの利用場面 ==
 
=== 電子ドキュメントの公開・配布 ===
PDFの特長は、PDFファイル作成元と異なるコンピュータ環境において、作成元ドキュメントのレイアウトや書式を忠実に再現した表示・[[印刷]]ができることにある。その性質を好んで、Webページ上のドキュメントやソフトウエアの説明書などの広く公開・頒布する形態で多く利用される。また、同様の理由から、将来のコンピュータの環境変化を想定した長期保存向け文書 ([[PDF/A]]) や、 [[DTP]] の過程でPDFファイルを作成・利用する ([[PDF/X]]) 用途も多くなっている。
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2008年にアドビのPDF Reference 1.7はISO 32000:1:2008として策定された。以後のPDF(PDF 2.0を含む)開発はIS のTC 171 SC 2 WG 8においてアドビと専門家らの協力により進められている。
 
{|class="wikitable"
!時||!!出来事
|-
||[[1993年]]||アドビシステムズ、PDF1.0とAcrobat 1.0をリリース。
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Healthcare </ref>
; [[PDF/UA]] (2012年策定 - ISO 14289-1): [[ユニバーサルアクセス]]への対応を目的としたファイル形式。視力や運動能力に障害のある人にも利用できるように特化させたもの。ISO 14289-1:2012 (PDF/UA) が2012年8月に出版された。<ref>[http://www.iso.org/iso/catalogue_detail.htm?csnumber=54564] ISO 14289 の販売ページ</ref>
 
; [[PDF/VT]] (2010年策定 - ISO 16612-2):可変データや[[トランザクション]]文書を扱うのを目的としたファイル。<ref>[http://www.globalgraphics.co.jp/technology/variable-data-printing-and-pdfvt/ バリアブルデータ印刷(Global Graphics Software社の解説)]
</ref><br />2010年8月に[[国際標準化機構|ISO]] より ISO 16612-2 として出版された。<ref>{{cite web |url=http://www.iso.org/iso/catalogue_detail.htm?csnumber=46428 |title=ISO 16612-2:2010 - Graphic technology -- Variable data exchange -- Part 2: Using PDF/X-4 and PDF/X-5 (PDF/VT-1 and PDF/VT-2) |accessdate=2014-09-22}}</ref>
 
; [[PAdES]] :ISO32000-2に含まれる予定。PDF文書の長期保管を目的としたPDFの拡張。[[欧州電気通信標準化機構]] (ETSI) により策定ならびに公開され、ISO32000-2に反映される予定。
 
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埋め込めるフォントはType1、TrueType、OpenTypeがある。
 
====標準Type1フォント(標準14書体)====
以下の14書体については、ソフトウェアは必ず装備するか、同じ寸法の代替フォントを装備しなければならない。ソフトウェアは以下のフォントの寸法について情報を保持し、もしPDFに埋め込まれていない場合は同じ寸法の代替フォントで表示する。
* Times (v3) (in regular, italic, bold, and bold italic)
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==== XML Forms Data Format (XFDF) ====
==== Adobe XML Forms Architecture (XFA) ====
 
=== 論理構造とアクセシビリティ ===
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タグ付きPDFは印刷用途のPDFには必要ないためオプション扱いとなっており、ISO32000-1の記述も曖昧な物になっている。
 
<!--
== PDFの将来 ==
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しかしPDFのパスワードを解除するソフトウェアも多く流通しており、2014年現在ではPDF 1.6などの古い形式のファイルは1秒もかからずパスワードが解除されてしまうケースがある。数年後にはツールで解読されてしまうということを考慮する必要がある。
 
==== DRM ====
[[Adobe Livecycle]]製品群では[[DRM]]を実装しており、エンドユーザーに配布されたPDFに対して、後から閲覧権限を変更することができる。応用の一例としては、配布されたPDFの内容が古くなってしまった場合に閲覧禁止として、新しい版をダウンロードするよう求めるような例がある。
 
=== デフォルトの画面設定 ===
PDFは表示するソフトウェアの挙動を定義することが出来る。
例えばしおりのウインドウを最初に開くか、またツールバーを表示するかどうか、などをドキュメントに記述できる。
<!--
 
<!--== コンテント ==
PDFには文字、画像のほか3Dのオブジェクトを組み込むことが出来る
-->
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==== XMLドキュメントのPDF化 ====
[[マークアップ言語]][[Extensible Markup Language|XML]]の応用技術である[[XSL Formatting Objects|XSL-FO]]を利用すると、[[Apache FOP]]や[[XSL Formatter]]などのソフトウェアを利用してPDFファイルに変換できる。XSL-FOは[[XSL Transformations|XSLT]]などを利用して各種XMLドキュメントから生成できるため、XSL-FOを利用することで各種XMLドキュメントからPDFファイルを作成できる。
<!--
 
<!-- === 注釈 ===
-->
 
== PDFの短所 ==
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== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
 
== 参考文献 ==