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|社名= 株式会社神戸らんぷ亭
|英文社名= kobelamptei Co., Ltd.
|ロゴ=[[File:Ikkakuya Yatsuka branch 2017-11-29.jpg|200px250px]]<br/> 壱角家 谷塚店
|種類= 株式会社
|市場情報= 非上場
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|特記事項=
}}
'''株式会社神戸らんぷ亭'''(こうべらんぷてい)は、[[外食産業|外食]][[チェーンストア]]を運営する企業である。牛丼チェーン店「'''神戸らんぷ亭'''」を展開していたが、業態を転換しラーメン専門チェーン店「'''壱角家'''(いっかくや)」を展開している。
 
== 概要 ==
[[20101993年]]1月日本初[[ダイエー]]グループ一員として設立され、牛丼チェーン店「神戸らんぷ亭」発売した[[フランチャイズ]]方式により[[関東地方]]([[東京都]]、[[埼玉県]]、[[千葉県]]、[[神奈川県]])に店舗展開。[[2014年]]に一部店舗を新業態の[[カツ丼]]専門店・'''かつ丼屋'''(かつどんや)に転換した<ref name="shinagawa220">{{Cite web |date=2014-02-20 |url=http://shinagawa.keizai.biz/headline/2030/ |title=田町の牛丼店が「かつ丼屋」にリニューアル-神戸らんぷ亭が新業態 |publisher=品川経済新聞 |accessdate=2014-12-25}}</ref>。
[[1993年]]に[[ダイエー]]グループの一員として設立された。ダイエーの経営難に伴う子会社の売却に伴い、[[2005年]]12月からは[[ITサービスマネジメント|ITサービス]]企業であるミツイワ株式会社の[[子会社]]となった<ref>[http://www.mitsuiwa.co.jp/group/index.html ミツイワ株式会社 ミツイワグループの紹介]</ref>。
 
当初2015年に筆頭株主が変わったことで横浜[[家系ラーメン]]・壱角家への転換を進め、同年7月31日まで神戸らんぷ亭は全て閉店した<ref>{{Cite web |url=http://www.kobelamptei.jp/store/ |title=店舗情報 |accessdate=2015-08-12 |publisher=神戸らんぷ亭 |language=日本語 |archiveurl=http://megalodon.jp/2015-0812-1908-47/www.kobelamptei.jp/store/ |archivedate=2015-08-12}}</ref><ref name="excite20150812">{{Cite web |url=http://www.excite.co.jp/News/bit/E1439360079438.html |title=牛丼チェーン「らんぷ亭」がひっそ替え完全消滅 家系ラーメンに転換してい予定であった |accessdate=2015-08-12 |publisher=Excite Bit コネタ |language=日本語}}</ref>。銀座店のみ<ref name="excite20150812" />、9月10日に「銀座らんぷ亭」として牛丼を含まないラーメンを中心としたメニュー構成で営業を再開した<ref name="store20150903">{{Cite web |url=http://www.kobelamptei.jp/store/ |title=店舗情報 |accessdate=2015-09-03 |publisher=神戸らんぷ亭 |language=日本語 |archiveurl=http://megalodon.jp/2015-0903-1552-56/www.kobelamptei.jp/store/ |archivedate=2015-09-03}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://www.kobelamptei.jp/store/ginza.html |title=銀座ランプ亭 銀座店 |accessdate=2015-09-19 |publisher=神戸らんぷ亭 |language=日本語 |archiveurl=http://megalodon.jp/2015-0919-1628-17/www.kobelamptei.jp/store/ginza.html |archivedate=2015-09-19}}</ref>が、2017年4月28日に閉店。
[[フランチャイズ]]方式により店舗展開をしているが、[[関東地方]]([[東京都]]、[[埼玉県]]、[[千葉県]]、[[神奈川県]])のみに留まっており、名前に付いている「[[神戸市|神戸]]」や他地域への出店実績は無い。
 
[[ファイル:Ranpu.JPG|180px|thumb|right|神戸らんぷ亭水道橋店]]
[[2010年]]1月に日本初の塩牛丼を発売した。[[2014年]]に一部店舗を新業態の[[カツ丼]]専門店・'''かつ丼屋'''(かつどんや)に転換した<ref name="shinagawa220">{{Cite web |date=2014-02-20 |url=http://shinagawa.keizai.biz/headline/2030/ |title=田町の牛丼店が「かつ丼屋」にリニューアル-神戸らんぷ亭が新業態 |publisher=品川経済新聞 |accessdate=2014-12-25}}</ref>。
 
[[ファイル:Ranpu.JPG|180px|thumb|right|旧神戸らんぷ亭水道橋店]]
2015年に筆頭株主がミツイワからマックグループ(現・[[ガーデン (飲食業)|ガーデングループ]])に異動した後に、同じマックグループの[[東京チカラめし|チカラめし]](現在の株式会社イー・ダイニング)同様、横浜[[家系ラーメン]]店・'''壱角家'''(いっかくや)への転換を進めた結果、同年7月31日までに神戸らんぷ亭は全て閉店した<ref>{{Cite web |url=http://www.kobelamptei.jp/store/ |title=店舗情報 |accessdate=2015-08-12 |publisher=神戸らんぷ亭 |language=日本語 |archiveurl=http://megalodon.jp/2015-0812-1908-47/www.kobelamptei.jp/store/ |archivedate=2015-08-12}}</ref><ref name="excite20150812">{{Cite web |url=http://www.excite.co.jp/News/bit/E1439360079438.html |title=牛丼チェーン「らんぷ亭」がひっそり完全消滅 家系ラーメンに転換している |accessdate=2015-08-12 |publisher=Excite Bit コネタ |language=日本語}}</ref>。
 
当初家系ラーメン店に切り替える予定であった銀座店は<ref name="excite20150812" />、9月10日に「銀座らんぷ亭」として牛丼を含まないラーメンを中心としたメニュー構成で営業を再開した<ref name="store20150903">{{Cite web |url=http://www.kobelamptei.jp/store/ |title=店舗情報 |accessdate=2015-09-03 |publisher=神戸らんぷ亭 |language=日本語 |archiveurl=http://megalodon.jp/2015-0903-1552-56/www.kobelamptei.jp/store/ |archivedate=2015-09-03}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://www.kobelamptei.jp/store/ginza.html |title=銀座ランプ亭 銀座店 |accessdate=2015-09-19 |publisher=神戸らんぷ亭 |language=日本語 |archiveurl=http://megalodon.jp/2015-0919-1628-17/www.kobelamptei.jp/store/ginza.html |archivedate=2015-09-19}}</ref>。2017年4月28日に閉店。
 
== 歴史 ==
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*1993年8月25日 - 株式会社ダイエーの全額出資で、株式会社神戸らんぷ亭設立。
*[[1994年]]2月 - 牛丼店のチェーン展開を開始。
*[[1995年]]1月 - 牛どん(並)を290円で販売開始。しかし、[[1996年]]7月から[[1998年]]3月にかけて3回にわたって値上げした結果、当時の吉野家(400円)と並んでしまった。
*[[2000年]][[7月]] - 持ち帰り牛どん(並)のみ400円→290円に値下げ。<!--参考資料 http://www.melma.com/backnumber_21482_507605/ http://www.melma.com/backnumber_2554_916607/ -->
*[[2001年]]3月1日 - 店内食の牛どん(並)も400円→290円に値下げ<ref name="mizuho">[http://www.mizuhocbk.co.jp/pdf/ibj/1019_11.pdf みずほコーポレート銀行 > 金融経済情報 > 産業情報 > みずほ産業調査 > 「興銀調査」バックナンバー > 興銀調査 305「特集:2001年度の日本産業動向」 > 11 食品・外食(PDF)] より</ref><ref>[http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2001/03/05/news_day/n1.html ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)2001年3月5日放送分]より</ref>。
*2001年8月 - 牛どん(並)を更に値下げ、290円→270円となる<ref name="mizuho"/>。
*[[2002年]][[夏]]~[[秋]]頃 - 牛どん(並)を値上げ、270円→280円となる<ref name="koushikikako">[http://web.archive.org/web/*/http://www.kobelamptei.co.jp/ 神戸らんぷ亭公式サイト]([[インターネットアーカイブ]])より</ref>(2004年3月末まで)。
*[[2003年]]12月24日 - [[アメリカ合衆国]]で[[牛海綿状脳症|BSE]]に感染している疑いのある牛が発見される。[[米国産牛肉]]の輸入が全面的に禁止となる。
*[[2004年]]2月19日 - 当初は同年3月末で牛丼販売を休止する方針だったが、[[オージー・ビーフ|オーストラリア産牛肉]]の確保に目処が立ち、店舗も[[首都圏 (日本)|首都圏]]を中心に他牛丼チェーンと比べ数も少ない事から、4月以降も牛丼販売継続すると発表<ref name="yomi219">[http://web.archive.org/web/20040219183114/http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040219ib22.htm 読売新聞・2004年2月19日]([[インターネットアーカイブ]])より</ref>。
*2004年4月1日 - オーストラリア産牛肉へ切り替えて牛丼の販売継続。ただし並盛は350円、大盛は480円に値上げ<ref name="yomi219"/>
*[[2005年]]12月12日 - 親会社の株式会社ダイエーが、全株式をITサービス企業のミツイワ株式会社に譲渡<ref>[http://www.daiei.co.jp/corporate/release/2005/pdf/newsrelease1208b.pdf 子会社の売却に関するお知らせ(PDF)] 株式会社ダイエー</ref>。同社の子会社となる。
*[[2008年]]9月1日 - 豪州産に加え[[メキシコ]]産牛肉を導入に伴い、牛どん(並)を値上げ、350円→380円となる<ref name="koushikikako"/>
*[[2014年]]1月20日 - 田町店がかつ丼屋芝大門店に転換<ref name="shinagawa220">{{Cite web |date=2014-02-20 |url=http://shinagawa.keizai.biz/headline/2030/ |title=田町の牛丼店が「かつ丼屋」にリニューアル-神戸らんぷ亭が新業態 |publisher=品川経済新聞 |accessdate=2014-12-25}}</ref>。以降、いくつかの店舗がカツ丼屋に転換している。
*[[2015年]]3月25日 - マックグループ(現・ガーデングループ)がミツイワから神戸らんぷ亭を買収したと発表<ref>[http://www.mitsuiwa.co.jp/group/index.html ミツイワ株式会社 ミツイワグループの紹介]</ref><ref>[http://www.foodrink.co.jp/news/2015/03/26163119.php マックグループ、神戸らんぷ亭を買収。]</ref>。
*2015年7月31日 - 神戸らんぷ亭が全て閉店し、銀座店を除いて後に壱角家に転換<ref name="excite20150812" />。
*2015年8月31日 - かつ丼屋末広町店が休業。<ref name="excite20150812" />。
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*[[2017年]]4月28日 - 「銀座らんぷ亭」閉店。
 
== 名の由来 ==
[[File:Gyuu-don 011.jpg|thumb|神戸らんぷ亭店時代の牛丼並盛り]]
牛丼店を運営する『神戸らんぷ亭』の社名、店舗名の由来として下記が挙げられている。
;[[神戸市|神戸]]
*牛どんの発祥地「神戸」に因む<ref name="koushikikako"/>。
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*神戸=[[牛肉]]というイメージがあること。
;[[ランプ (照明器具)|らんぷ]]
*[[文明開化]]の象徴であり、暖かく人々をつつむ「らんぷ」の灯のイメージ<ref name="koushikikako">[http://web.archive.org/web/*/http://www.kobelamptei.co.jp/ 神戸らんぷ亭公式サイト]([[インターネットアーカイブ]])より</ref>。
*庶民の心の灯になりたいという大いなる心意気<ref name="koushikikako"/>。