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{{複数の問題|出典の明記=2017年1月14日 (土) 12:06 (UTC)|独自研究=2012-2}}
'''百姓'''(ひゃくせい / ひゃくしょう<!-- / おおみたから-->)とは、
# 農民<!--リンク先の文化的意味合いが違うので非リンクとすること-->(農家、[[農業]]従事者)の事を指す語<ref name="sgk" /><ref name="obs" /><ref name="gooひゃくしょう">[https://dictionary.goo.ne.jp/jn/187259/meaning/m0u/%E7%99%BE%E5%A7%93/ 百姓(ひゃくしょう) goo国語辞典]</ref>。農業や農作業をする動詞として用いられる場合もある<ref name="gooひゃくしょう" />。本項で説明。
#多くの役人または人民の事を指す[[漢語]]<ref name="sgk">{{Citation |和書 | author=小林信明 | author-link= | date=1982-01-20 | title=新選漢和辞典 | publisher=小学館 | edition=「常用」新 | isbn=4-09-501453-9}}</ref><ref name="obs">{{Citation |和書 | author=阿部吉雄 | author-link=阿部吉雄 | date=1969-03-01 | title=旺文社漢和辞典 | publisher=旺文社 | edition=重 | id= | isbn=}}</ref>。[[漢字文化圏]]で通用していた。「ひゃくせい」と読まれる<ref name="sgk" /><ref name="obs" />。語義は時代により変化している。
# 江戸時代における'''[[本百姓]]'''のこと<ref name="gooひゃくしょう" />。
#[[農民]](農家、[[農業]]従事者)の事を指す語<ref name="sgk" /><ref name="obs" />。[[日本]]だけで通用する。「ひゃくしょう」と読まれる<ref name="sgk" /><ref name="obs" />
# あかぬけない人や情趣を解さない人に対する侮蔑語<ref name="gooひゃくしょう" />。田舎者、無学者の意。
#語源は百個の姓をもつ偉い人で。貴族階級。田んぼもするが医者も学者もなんにでもなれる階級のこと。
# 下記「ひゃくせい」の意味<ref name="gooひゃくしょう" />。
<!--#大御宝の事を指す語。[[日本]]だけで通用する。「おおみたから」と読まれる。-->
 
'''百姓'''(ひゃくせい)とは、
また地方出身者への蔑称として使われることもあり、利用に配慮が必要な語である。
# 一般の人民<ref name="gooひゃくせい" />。庶民<ref name="gooひゃくせい">[https://dictionary.goo.ne.jp/jn/187272/meaning/m0u/ 百姓(ひゃくせい) goo国語辞典]</ref>。多くの役人または人民の事を指す[[漢語]]に由来する<ref name="sgk">{{Citation |和書 | author=小林信明 | author-link= | date=1982-01-20 | title=新選漢和辞典 | publisher=小学館 | edition=「常用」新 | isbn=4-09-501453-9}}</ref><ref name="obs">{{Citation |和書 | author=阿部吉雄 | author-link=阿部吉雄 | date=1969-03-01 | title=旺文社漢和辞典 | publisher=旺文社 | edition=重 | id= | isbn=}}</ref>。本項の[[#字文化圏]]で通用語としていた。「ひゃくせい」と読まれる<ref name="sgk" /><ref name="obs" />。語義は時代によりと日本での化している遷]]で説明
 
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英語で似た語彙は、[[:en:Peasant|Peasant]]'''(英語版へのリンク)''' があるが辿った歴史が異なるため別の文化の[[社会階級]]と考えるのが望ましい。この語は、工業化前の[[農業労働者]]や農家の事で、特に中世の封建制度下で、税金、家賃、畑使用料を払っていた階級の者達のことである。また、田舎者、無学者のようなニュアンスでも使用されるため百姓と同様に配慮が必要な語である。
 
本項では、百姓の語義の変遷と共に日本史上における百姓ないし農民について記述する。西洋における農民(peasant)については「[[農民]]」を、現代の農業従事者については「[[農家]]」を参照されたい。
== 概略 ==
 
== 漢語としての語義と日本での変遷 ==
=== 中国 ===
[[周]]代から[[春秋時代]]には、特に古来の「姫」や「姜」といった族集団名でもある「姓」を持つ卿士大夫層(宋代以降の[[科挙]]試験エリートを出す教養階層ではなく、古代の[[都市国家]]社会、[[部族]]社会の社会秩序を体現する族長階層)を示す語であった。その後、[[戦国時代_(中国)|戦国時代]]の都市国家から[[領域国家]]、[[青銅器時代]]から[[鉄器時代]]へ向けての激しい人の移動を伴う社会変動で族集団が解体し、庶民でも持つ家族名である「[[氏]]」と本来の「姓」の混同が進み、庶民でもほとんど姓を持つとされるようになった。