「ミルシネ・アフリカナ」の版間の差分

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[[樹皮]]は赤茶色で粗い<ref name="m&t" />。
 
[[葉]]はほかの旧ヤブコウジ科植物と同様に[[互生]]かつ[[単葉]]で、[[托葉]]がない<ref name="hjb" />。本種に固有の特徴はほぼ無柄で密生しており、堅く無毛、形状は非常に変化に富むが通常は楕円形から倒卵形であり、基部は[[楔]]形で先端は円形から鋭先形、0.5-2×0.3-1.2センチメートルで、葉縁は上半分に小刺毛が生えることが多い、という点である<ref name="hjb" />。
 
[[花]]はほかの旧ヤブコウジ科植物と同様に[[複総状花序]]で、[[花弁]]と同数の[[雄蕊]](おしべ)が花弁と結合し、[[子房上位]]であり、またほかのツルマンリョウ属植物と共通して[[葉腋]]に房が見られ、花弁は4枚、雄蕊が花弁に比べて大きい<ref name="hjb" />。本種に固有の特徴としては、花が3ミリメートルで緑白色からピンク色であり、雄花に深紅色の[[葯]]が見られる点が挙げられる<ref name="hjb" />。
 
[[果実]]は丸い[[液果]]であり直径5ミリメートル以上、熟すと桃紫色となり<ref name="m&t" />無毛、ほかのケニアに分布するツルマンリョウ属植物の木本と同様に[[種子]]は1個である<ref name="hjb" /><ref name="m&t" />。[[雌雄異株]]であるため、最低でも2つの個体が揃っていないと結実しない<ref>初島・堀田 (1989).</ref>。
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File:Myrsine africana - Quarryhill Botanical Garden - DSC03781.JPG|全体。