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{{プログラミング言語}}
{{Wikibooks|C言語|C言語}}
'''C言語'''(シーげんご)は、幅広い分野で多目的に用いられている古典的かつ世界で最も普及した[[プログラミング言語]]である。[[機械語]]コードとの対応が比較的容易に推測できるハードウェア寄りの[[低水準言語]]であり、基幹系システムや動作環境の厳しいソフトウェアの開発に用いられる事が多い。パソコン、[[スーパーコンピュータ|スパコン]]から機器[[組込システム]]、[[マイクロコントローラ]]まで、C言語のコード資産が蓄積されている環境は多岐に渡る。言語仕様としてはフロー制御とスコープおよび構造体などの書式を持ち、[[構造化プログラミング|構造化されたプログラミング]]が可能である。
'''C言語'''(シーげんご)は、[[1972年]]に[[ベル研究所|AT&Tベル研究所]]の[[デニス・リッチー]]が主体となって開発した[[プログラミング言語]]である。英語圏では単に '''C''' と呼んでおり、日本でも文書や文脈によっては同様に C と呼ぶことがある。
 
C言語は、1972年に[[ベル研究所|AT&Tベル研究所]]所属の計算機科学者[[デニス・リッチー]]によって制作された。開発元英語圏での名称はアルファベット一文字の「'''C'''」であり、その由来は同僚が作ったB([[B言語]])の次であるからというものだった。当初は[[UNIX|Unix]]用のプログラム開発が主な用途であったが、その利便性が注目された事で学術機関からソフトウェア業界へも広まった。1980年代に入ると様々な[[コンピュータアーキテクチャ]]に適用されて人気を博し、プログラミング言語の中心的存在となった。それに伴い数多くの開発元からC言語[[コンパイラ]]が販売されたので、1989年に[[米国国家規格協会|ANSI]]がコンパイラ規格の標準化を行い、その後は[[国際標準化機構|ISO]]によってもC言語開発環境の規格が制定された。
 
==特徴==