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[[ロベール・シューマン]]は1950年5月9日に[[シューマン宣言]]を発し、その中で経済と軍事における重要資源の共同管理を掲げ、[[パリ条約 (1951年)|欧州石炭鉄鋼共同体設立条約]]が策定され、1952年7月23日に[[欧州石炭鉄鋼共同体]]({{Lang-en-short|ECSC}})が設立された。
 
欧州石炭鉄鋼共同体が設立され、1957年には経済分野での統合とエネルギー分野での共同管理を進展させるべく[[ローマ条約]]が調印され、翌年[[1月1日]]に[[欧州経済共同体]]({{Lang-en-short|EEC}})と[[欧州原子力共同体]]({{Lang-en-short|Euratom}})が発足した。当初これら3共同体は個別の機関・枠組みで活動していたが、1つの運営機関のもとでそれぞれの目的を達成することでヨーロッパの統合を進めるべく、1965年に[[ブリュッセル条約]]が調印され、1967年に欧州ヨーロッパ(共同体({{Lang-en-short|EC}})という1つの枠組みの中に3つの共同体をおくことで統合の深化が図られた。
 
{{European Union Labelled Map (blue)}}