「よしづきくみち」の版間の差分

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'''よしづき くみち'''([[1974年]][[1月26日]]<ref name ="A09.1" /> - )は、[[日本]]の男性<ref name ="eshi100_215" />[[漫画家]]、[[イラストレーター]]。[[東京都]]出身、[[埼玉県]]在住<ref name ="eshi100_203" />。[[ABO式血液型|血液型]]はO型<ref name ="eshi100_215" />。[[左利き]]<ref>[[#betsumaga 2013|『別冊少年マガジン』2013年4月号]]241頁。</ref>。
 
[[2002年]]1月に『[[月刊コミックドラゴン]]』([[富士見書房]])掲載の『Living Quarter』でデビュー。同年5月、同誌にて連載開始した『[[魔法遣いに大切なこと|魔法遣いに大切なこと - Someday's dreamers]]』(原作:[[山田典枝]])で連載デビューし、代表作<ref name="calender" />となった。[[2019年]]より『[[月刊アフタヌーン]]』([[講談社]])誌上において『[[ああっ女神さまっ]]』の[[派生作品|スピンオフ]]『ああっ就活の女神さまっ』(原作:[[青木U平]])を連載中<ref group="注">2019年1月現在。</ref>。
 
氏名は「'''よしづき / くみち'''」と区切るのが正しいが<ref>{{Cite web |url=http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000017642 |title=『クーロンフィーユ(1)』(よしづき くみち) |accessdate=2019-05-30 |website=講談社コミックプラス |publisher=講談社}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://peing.net/ja/q/a12ccc1c-f73c-4ae2-82de-95524ba99fda |title=よしづ先生なのかよしづき先生なのか毎回どっちだっけ?となってしまいます。 |accessdate=2019-05-30 |date=2019-04-04 |website=Peing -質問箱-}}</ref>「くみち」という{{独自研究範囲|date=2019年4月|珍しい名前に加えてペンネームが全て平仮名であるため}}「'''よしづ / きくみち'''」と誤解([[ぎなた読み]])されることがある<ref group="注">氏名を「よしづ / きくみち」と解する者の多くは漢字表記が「吉津菊道」であると誤解していた{{要出典|date=2019年2月}}。</ref>
 
== 来歴 ==
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高校卒業後、[[専門学校]]へ進むも「自分で勉強して投稿した方が早いな」と考えて中退<ref name="Calendar Film_105" />。『[[週刊ビッグコミックスピリッツ]]』([[小学館]])に2回投稿したが実らず、当時好きでよく読んでいた『[[月刊アフタヌーン]]』([[講談社]])に投稿し<ref name="Calendar Film_105" />、[[1993年]]に[[アフタヌーン四季賞]]佳作を受賞した<ref name ="SS1_atogaki" />。デビューに向けて短編の[[ネーム (漫画)|ネーム]]を担当編集者に見せる日々を送っていたところ、漫画家・[[藤島康介]]に[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]を依頼され、『[[ああっ女神さまっ]]』の作画アシスタントとなった<ref name ="SS1_atogaki" />。
 
アシスタントを始めてしばらくしたころ、藤島の職場に[[パソコン]]と[[ペンタブレット]]が導入され、初めて使った[[ペイントソフト]]に「これ使えばもう描けない絵なんてないじゃん」と思うほどの強い衝撃を受ける<ref name ="SS1_atogaki2" />。やがて自分でも購入し、[[2000年]]に自身のホームページ「つちのこ準星群」を開設<ref name="Paletta" />。翌[[2001年]]、ホームページで公開していたイラストが富士見書房の編集者の目に留まり、「原作つきの作品をやってみないか」と誘いを受けた<ref name="Paletta" />。その誘いを一旦保留とさせてもらった上で<ref name="Paletta" />、同社刊行の『[[月刊コミックドラゴン]]』[[2002年]]2月号にて『Living Quarter』を発表。新人賞受賞から約8年越しのデビューを果たした<ref group="注">イラストレーターとしては2000年に『カラフル萬福星』([[ビブロス (出版社)|ビブロス]])15号にてオリジナルカラーイラストを'''kojita'''名義で発表し、デビューしている。</ref>。
 
=== 原作付き作品のヒット ===
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[[2006年]]の『太陽と風の坂道』連載終了後、[[2008年]]のシリーズ第3作『[[魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜]]』(同原案)ではストーリーからよしづきが担当。また同年には『夏のソラ』の連載と並行し、同名[[実写映画]]を原作とした『[[フレフレ少女]]』(原作:[[橋本裕志]]・[[渡辺謙作]])も『[[スーパージャンプ]]』([[集英社]])にて連載した。
 
=== 初のオリジナル連載開始以降 ===
[[2009年]]、『[[オースーパージャンプ]]』([[集英社]])に不定期連載<ref>{{Cite news |title=野口賢とよしづきくみち、Ohスーパージャンプで新連載 |newspaper=[[コミックナタリー]] |date=2009-3-6 |url=https://natalie.mu/comic/news/14057 |accessdate=2018-3-29 |publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>として発表していた『[[君と僕のアシアト〜タイムトラベル春日研究所〜]]』が毎号連載化し、初のオリジナル連載作品となる。2度の連載誌移籍を経て[[2012年]]に連載終了した後は、集英社の[[青年漫画|青年誌]]と講談社の[[少年漫画|少年誌]]を行き来しながら作品を発表。[[2017年]]から[[2018年]]にかけては『[[8畳カーニバル]]』を『[[週刊少年マガジン]]』(講談社)にて連載し、オリジナル作品では初の週刊連載作品となった。
 
その後、『8畳カーニバル』を読んだ講談社の編集者に声をかけられ<ref>{{Twitter status2|tuchinokojita|1077822007700447232|4=よしづきくみちの2018年12月26日のツイート|5=2019-01-24}}</ref>、[[2019年]]に『[[月刊アフタヌーン]]』(講談社)にてスピンオフ作品『ああっ就活の女神さまっ』を連載開始。アフタヌーン四季賞佳作を受賞して以来初めて『月刊アフタヌーン』(講談社)同誌での連載を果たすとともに、かつて作画アシスタントを務めた『ああっ女神さまっ』に再びわることとなった。
 
== 年表 ==
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* 分光(2016年、『絵師100人展06』)
* 時程(2017年、『絵師100人展07』)
* 堆色(2019年、『絵師100人展09』)<ref>{{Cite news |和書|title=「絵師100人展 09」27日開幕 萌え絵の旗手が馳せる「時代」 |newspaper=産経ニュース |date=2019-04-21 |url=https://www.sankei.com/life/news/190421/lif1904210016-n2.html |accessdate=2019-05-30 |publisher=[[産経新聞社]]}}</ref>
 
==== 雑誌掲載 ====
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==== 出演 ====
* [[SOLiVE24]]([[ウェザーニューズ]]、2015年3月13日) - 同番組の[[ニュースキャスター|キャスター]]・[[山岸愛梨]]『[[マギの贈り物]]』ヒロインのモデルイメージ元なったことにちなみゲスト出演。
 
== 書籍リスト ==
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: 『[[ああっ女神さまっ]]』13巻収録分から26巻収録分まで<ref>{{Twitter status2|tuchinokojita|446433458907545601|4=よしづきくみちの2014年3月20日のツイート|5=2017-12-07}}</ref>の約7年間<ref name="Newtype" />、よしづきがアシスタントを務めた。よしづき初のオリジナル連載作品単行本となった『[[君と僕のアシアト〜タイムトラベル春日研究所〜]]』1巻の[[帯 (出版)|帯]]には、藤島が推薦文を寄稿している<ref>{{Cite book |和書 |author=よしづきくみち |year=2010 |title=君と僕のアシアト〜タイムトラベル春日研究所〜 |publisher=[[集英社]] |volume=1巻 |page=帯 |isbn=978-4-08-859816-1}}</ref>。また、『ああっ女神さまっ』のスピンオフ『ああっ就活の女神さまっ』ではよしづきが作画を担当している。
; [[かずといずみ]]
: よしづきがホームページを開設した2000年当時から交流があり<ref>{{Twitter status2|tuchinokojita|860530117377835008|4=よしづきくみちの2017年5月6日のツイート|5=2018-3-11}}</ref>、いずみの同人誌によしづきがゲストイラストを寄稿するなどしていた<ref name="Calendar Film_111" />。よしづきがデビューした後も単行本にしばしばスペシャルサンクスなどとして、いずみの名前がクレジットされていた<ref group="注">『[[魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜]]』各巻、『[[君と僕のアシアト〜タイムトラベル春日研究所〜]]』各巻など。</ref>。いずみがよしづきから受けた影響は大きく、過去の作品の一部はキャラクターデザインなど、絵のタッチが共通している{{要出典|date=2019年2月}}
; [[とよ田みのる]]
: [[同人]]活動を通じた交流がある。互いの原作ネームを交換して作画した[[同人誌#合同誌|合同誌]]『交換日記』を2010年に発表し<ref>{{Cite web |title=つちのことよ田 | 交換日記 | とよ田みのる&よしづきくみち |url=http://www.tuchinoko.com/tuchitoyo/ |accessdate=2018-3-11}}</ref>、後にその作品が互いの短編集に収録された<ref group="注">よしづき原作・とよ田作画の『等価なふたり』は『とよ田みのる短編集 CATCH&THROW』(2012年、[[小学館]])に、とよ田原作・よしづき作画の『交換』は『恋する凡人と六魔法 〜よしづきくみち短編集〜』(2017年、[[一迅社]])に収録された。</ref>。