「ゲンナジー・ゴロフキン」の版間の差分

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|style=[[オーソドックス]]
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|KO=3334
|losses=1{{R|日刊スポーツ20180916}}
|draws=1
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'''ゲンナジー・ゴロフキン'''('''Gennady Golovkin'''、{{lang-kk|'''Геннадий Геннадьевич Головкин'''}}、男性、[[1982年]][[4月8日]] - )は、[[カザフスタン]]の[[プロボクサー]]。[[カラガンダ州]][[カラガンダ]]出身。ロシア系の父と[[高麗人]]の母との間に生まれたロシア系カザフスタン人<ref>[http://akboxing.ru/2013/04/25/56149.html Геннадий Головкин: Мой отец - русский, мама - кореянка, я - казах! - Новости бокса, лучшее видео бокс...]</ref><ref name="GGG" /><ref group=注釈>高麗とは朝鮮半島に10世紀から14世紀まで存在した国家。詳しくは[[高麗]]参照。</ref><ref>[http://www.toyo-keizai.co.jp/news/hosenka/2016/post_6677.php <鳳仙花>◆高麗人のボクシング世界チャンプ◆] 東洋経済日報 2016年7月29日</ref>。元[[世界ボクシング協会|WBA]][[スーパー王座|スーパー]]・[[世界ボクシング評議会|WBC]]世界[[ミドル級]]王者{{Refnest|group="注釈"|ゴロフキン対カネロ第2戦のタイトルマッチ名称から。(※『ボクシング・マガジン』、ベースボール・マガジン社、2018年9月号、 10頁。“WBAスーパー・WBC世界ミドル級タイトルマッチ”)<ref>{{Cite journal|和書|date=2018年9月号|journal=[[ボクシング・マガジン]]|page=10|publisher=[[ベースボール・マガジン社]]|quote=WBAスーパー・WBC世界ミドル級タイトルマッチ}}</ref>}}。[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界ミドル級王者。[[エキサイトマッチ]]では'''ゲンナディ・ゴロフキン'''と表記されている。プロアマ通じてノックダウン、ストップ負けの経験がない<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=OVO1jI00Bcg Gennady Golovkin has never been dropped or stopped] YouTube 2012年8月23日</ref>。[[シュトゥットガルト]]と[[ロサンゼルス]]在住<ref name="GGG" >{{cite web|url= http://www.thesweetscience.com/news/articles-frontpage/14284-meet-gennady-golovkin |title= Meet Gennady Golovkin |publisher= TheSweetScience.com |date= 2013年3月22日 |accessdate=2013年11月2日 }}</ref>、妻との間に息子と娘がいる<ref>[http://boxingnews.jp/news/51338/ カネロ戦目前 GGGに女児誕生、コラレスが来月V3戦] Boxing News(ボクシングニュース) 2017年9月13日</ref>。
 
トレーナーはアベル・サンチェス<ref name="GGG" />から2019年5月よりジョナサン・バンクス<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/golovkin-hires-johnathon-banks-new-trainer--138659 |title= Golovkin Hires Johnathon Banks as New Trainer |publisher= BoxingScene.com |date= 2019年5月4日 |accessdate= 2019年6月10日}}</ref>。K2プロモーションに所属し、ゴロフキンもK2プロモーション傘下のGGGプロモーションを主催している。クリンチさせないディフェンス感と絶妙な距離感に優れ、変幻自在なストレートとフックでダウンを奪えるKO率80%を超える破壊力と爆発力を持つ万能型の選手。入場曲は[[ザ・ホワイト・ストライプス|The White Stripes]]の『[[セヴン・ネイション・アーミー|Seven Nation Army]]』。
 
2018年9月15日に行われたプロボクシング2団体(WBAスーパー、WBC)世界ミドル級タイトルマッチ12回戦で[[サウル・アルバレス]]に敗れプロキャリアで初の敗北となった{{R|日刊スポーツ20180916}}。
 
== 人物 ==
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2018年6月13日、アルバレスとゴロフキンが9月15日に再戦することで合意したことをデ・ラ・ホーヤがツイッターで発表した。ファイトマネーの配分で交渉が紛糾し、この日に設定されていた最終交渉時間までに交渉が締結せず、一旦は決裂するも、時間を延長して行われた粘り強い交渉により最終的に合意に達した<ref>{{cite web|url= https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/06/14/kiji/20180614s00021000102000c.html |title= ゴロフキンVSカネロ 9・15再戦で合意 プロモーターのデラホーヤ氏明かす |publisher= スポニチ |date= 2018年6月14日 |accessdate= 2018年8月7日}}</ref>。
 
2018年9月15日、T-モバイル・アリーナでサウル・アルバレスと再戦し、プロキャリアでの敗北黒星となる12回0-2(113-115×2、114-114)の判定負けでWBA王座は[[バーナード・ホプキンス]]に並ぶ20度目、WBC王座は9度目の防衛に失敗し王座から陥落した<ref name=日刊スポーツ20180916>{{Cite news |url=https://www.nikkansports.com/battle/news/201809160000473.html |title=アルバレス、絶対王者ゴロフキン下す!村田の動向は |newspaper=日刊スポーツ |date=2018年9月16日 |accessdate=2018年9月16日 }}</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/60948/ カネロ2-0で激闘制す ゴロフキン初黒星で王座陥落] Boxing News(ボクシングニュース) 2018年9月16日</ref><ref>[https://www.nikkansports.com/battle/news/201809160000473.html アルバレス、絶対王者ゴロフキン下す!村田の動向は] 日刊スポーツ 2018年9月16日</ref>。しかし、現地のボクシングメディアや関係者の多くがゴロフキンの勝利(ゴロフキン勝利が40人、引き分けが17人、アルバレス勝利が2人)と採点し<ref>{{cite web|url= https://www.reddit.com/r/Boxing/comments/9g88mo/spoilers_canelo_vs_ggg_media_scorecards/ |title= [SPOILERS] Canelo vs GGG media scorecards |publisher= Reddit |date= 2018年9月15日 |accessdate= 2018年10月9日}}</ref>、HBOがSNSで実施した投票でもゴロフキン勝利が62%の圧倒的支持を集め(アルバレス勝利は28%、引き分けが10%)<ref>{{cite web|url= https://twitter.com/HBOboxing/status/1041176396700106752 |title= Who did you having winning #CaneloGGG2? |publisher= HBOBOXING公式ツイッターアカウント |date= 2018年9月15日 |accessdate= 2018年10月9日}}</ref>、前回に続き公式ジャッジの採点と逆の結果になった。このため、ゴロフキンは同年10月3日に[[キエフ]]で開かれたWBC年次総会で判定に不服を示し、WBCにアルバレスとの即時の再戦を指令するよう要望する文書を提出するも、WBCはこれを却下して、アルバレスに選択試合を認め、ゴロフキンにはアルバレスへの挑戦権を懸けて同級暫定王者の[[ジャーモール・チャーロ]]と対戦するよう指令を出した<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/golovkin-not-happy-with-wbcs-decision-on-canelos-title--132480 |title= Golovkin Not Happy With WBC's Decision on Canelo's Title |publisher= Boxing Scene.com |date= 2018年10月6日 |accessdate= 2018年10月9日}}</ref><ref>{{cite web|url= https://www.daily.co.jp/ring/2018/10/04/0011699575.shtml |title= WBCがカネロに選択防衛戦認める チャーロ兄とゴロフキンに挑戦者決定戦を指令 |publisher= デイリースポーツ |date= 2018年10月4日 |accessdate= 2018年10月9日}}</ref>。
 
[[2019年]]3月8日、HBOが放送終了して以来ゴロフキンの試合を放送する新しい媒体として[[DAZN|USA・DAZN]]と3年6試合契約を締結した<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/dazn-announces-gennady-golovkins-3-year-6-fight-agreement--136879 |title= DAZN Announces Gennady Golovkin’s 3-Year, 6-Fight Agreement |publisher= BoxingScene.com |date= 2019年3月8日 |accessdate= 2019年6月10日}}</ref>。
 
2019年5月4日、長年パートナーを組んでいたアベル・サンチェスとコンビを解消し、新しいトレーナーに女子4団体[[ウェルター級]]統一王者[[セシリア・ブレークフス]]や[[ウラジミール・クリチコ]]を指導した元ヘビー級世界ランカーのジョナサン・バンクスと新しいコンビを組むと発表した<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/golovkin-hires-johnathon-banks-new-trainer--138659 |title= Golovkin Hires Johnathon Banks as New Trainer |publisher= BoxingScene.com |date= 2019年5月4日 |accessdate= 2019年6月10日}}</ref>。
 
2019年6月8日、マディソン・スクエア・ガーデンでIBF世界ミドル級9位のスティーブ・ロールスと対戦し、4回2分9秒KO勝ちを収め、再起した<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/golovkin-blasts-out-rolls-with-vicious-knockout-results--139818 |title= Golovkin Blasts Out Rolls With Vicious Knockout in Fourth |publisher= BoxingScene.com |date= 2019年6月8日 |accessdate= 2019年6月10日}}</ref>。
 
== 戦績 ==
* アマチュアボクシング:350戦 345勝 5敗
* プロボクシング:40:413839勝 (34KO35KO) 1敗 1分
{{Fightstatstop}}
{{Fightstatscont|1|2006年5月6日|☆|1R 1:28|KO|ガボル・バログ|{{HUN}}|プロデビュー戦}}
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{{Fightstatscont|38|2017年9月16日|△|12R|判定1-1|[[サウル・アルバレス]]|{{MEX}}|WBA防衛18・WBC防衛7・IBF防衛4}}
{{Fightstatscont|39|2018年5月5日|☆|2R 1:53|KO|[[バネス・マーティロスヤン]]|{{USA}}|WBA防衛19・WBC防衛8}}
{{Fightstatscont|40|2018年9月15日|★|12R|判定2-0|サウル・アルバレス|{{MEX}}|プロキャリア初敗北<ref name=日刊スポーツ20180916>{{Cite news |url=https://www.nikkansports.com/battle/news/201809160000473.html |title=アルバレス、絶対王者ゴロフキン下す!村田の動向は |newspaper=[[日刊スポーツ]] |date=2018年9月16日 |accessdate=2018年9月16日 }}</ref>WBA・WBC・IBO陥落}}
{{Fightstatscont|41|2019年6月8日|☆|4R 2:09|KO|スティーブ・ロールス|{{CAN}}|}}
{{Fightstatsbottom}}
 
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* [[国際ボクシング機構世界王者一覧|国際ボクシング機構(IBO)世界王者一覧]]
* [[統一世界王者]]
* [[ボクシング現王者一覧]]
 
== 外部リンク ==
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* {{Commonscat-inline}}
 
{{スポーツ前次王座|type=Championshiptitle暫定王座1||[[世界ボクシング協会|WBA]]|世界[[ミドル級]]|[[ミルトン・ヌネス]]|{{small|正規認定により消滅}}|2010年8月14日 - 2010年10月14日}}
{{スポーツ前次王座|type=Championshiptitle先次空||[[世界ボクシング協会|WBA]]|世界[[ミドル級]]|フェリックス・シュトルム|ダニエル・ジェイコブス|2010年10月14日 - 2014年6月3日}}
{{スポーツ前次王座|type=Championshiptitleスーパー王座3|||[[ミドル級]]|N/A|N/A[[サウル・アルバレス]]|2014年6月3日 - 現在2018年9月15日|||}}
{{スポーツ前次王座|type=Championshiptitle暫定王座2||[[世界ボクシング評議会|WBC]]|世界[[ミドル級]]|[[マルコ・アントニオ・ルビオ]]|{{small|正規認定により消滅}}|2014年10月18日 - 2016年5月18日}}
{{スポーツ前次王座|type=Championshiptitle次空||[[国際ボクシング連盟|IBF]]|世界[[ミドル級]]|デイビッド・レミュー (ボクサー){{!}}デイビッド・レミュー|N/A|2015年10月17日 - 2018年6月6日(剥奪)}}
{{スポーツ前次王座|type=Championshiptitle先空||[[世界ボクシング評議会|WBC]]|世界[[ミドル級]]|サウル・アルバレス|サウル・アルバレス|2016年5月18日 - 2018年9月15日}}
 
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