削除された内容 追加された内容
震央を気象庁表記の分単位に
編集の要約なし
90行目:
|}
地震当日に[[時事通信]]などマスメディア各社は「気象庁が[[1923年]](大正12年)に観測を開始{{Efn|1923年当時の観測所の名称は気象庁の前身である中央気象台。}}{{Efn|震度6弱を観測した5点は気象庁ではなく地方公共団体の観測点である。}}{{Efn|震度の観測は1885年から開始されている。計測震度が試験導入されたのは1990年代前半からで、今の形で観測が始まったのは1996年である。1923年は震度データベース検索にデータが掲載されている初年。}}して以来、大阪府で震度6弱以上の揺れを観測したのは初めて」と報道した<ref name="jiji"/>。しかし、この間に震度の観測法や観測点の密度は大きく変わっており、過去の地震で観測された震度などの情報と本地震を単純に比較することはできない<ref>{{Cite web|url=http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/part1.html|title=地震の基礎知識・大きな地震と小さな地震|publisher=防災科学技術研究所|accessdate=2018-06-26|date=2016}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://news.yahoo.co.jp/byline/fukuwanobuo/20180709-00088534/|title=「大阪で観測史上初の震度6弱」は誇張しすぎ? 気がかりな震度インフレ|publisher=福和伸夫|accessdate=2019-06-28|date=2018}}</ref>(詳細は「{{節リンク|気象庁震度階級|歴史}}」や「{{節リンク|気象庁震度階級|観測所の配置密度と最大震度}}」を参照)。また、[[気象庁震度階級]]が大きく変わる契機となった1995年の[[兵庫県南部地震]]では、気象庁の現地調査により大阪府の一部地域(大阪市西淀川区佃・豊中市庄本町・池田市住吉)が震度6であったと判定されている<ref>{{Cite web|url=http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/1995_01_17_hyogonanbu/tech/119_02_survey.pdf|title=第2章 現地調査|work=気象庁技術報告 第119号|publisher=気象庁|accessdate=2018-06-27|date=1997-03|format=PDF}}</ref>。
 
なお、大阪府内で震度5弱以上の揺れを観測したのは、この5年前に[[淡路島地震|淡路島で起きた地震]]以来のことであった。<ref>https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.php</ref>
 
== 被害・影響 ==