「蒼き革命のヴァルキュリア」の版間の差分

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==== 救国の歌姫と近衛兵 ====
; {{Anchor|オフィーリア・アウグスタ・ア・ユトランド}}
{{コンピュータゲームキャラクター
|name=オフィーリア・アウグスタ・ア・ユトランド
|series=戦場のヴァルキュリア
|firstgame=蒼き革命のヴァルキュリア
|age=17歳{{Sfn|電撃PS630|p=102}}
|height=160cm{{Sfn|電撃PS630|p=102}}
|race=ユトランド人{{Sfn|電撃PS630|p=102}}
|artist=[[清原紘]]
|voiced by=[[早見沙織]]
}}
: 声 - [[早見沙織]]
:本作のヒロインである<ref name="ophelia">[https://web.archive.org/web/20190805044353/https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1020950.html GAME Watch: ゲームの最新情報・速報・レビュー・攻略 「蒼き革命のヴァルキュリア」、「国歌斉唱イベント」を開催]</ref>、生真面目かつ高潔なユトランド王国の王女{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=69}}。キャッチコピーは、民のために剣を取る“救国の歌姫”{{Sfn|蒼き革命 説明書|p=5}}。
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:王家の人間として責務にプライドを持ち<ref name="ophelia"/>、国と国民に強い愛情を抱いている彼女は、帝国の理不尽な圧力に対し、「反撃を」と声を上げ、戦争に際しては自らも剣を持って前線で戦う道を選んで、アンチ・ヴァルキュリア部隊「ヴァナルガンド」(以下AV部隊)に入隊した{{Sfn|電撃PS630|p=102}}{{Sfn|蒼き革命 ナビゲーター|p=20}}。
:AV部隊の長であるアムレートとはかつての学友で、少しばかりの交流があったが{{Sfn|蒼き革命 ナビゲーター|p=20}}、やがて仲間として距離が近づいていくにつれ、開戦の発端となった真実を知らされ思い悩む事となった{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=21}}。また純真であるゆえに、戦争の本質を理解しておらず、真面目な性格もあって戦いの中で理想と現実の違いに打ちのめされる事もあった{{Sfn|電撃PS630|p=102}}。しかし、アムレート達と歩む事を決めて、終戦まで彼等と戦争を駆け抜けた{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=21}}。
::ディレクターの小沢武によれば、オフィーリアはヒロインというよりも、『[[蒼き革命のヴァルキュリア]]』のもう一人の主人公として設定されており、「解放戦争」の主役である{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=21}}。これには、主人公であるアムレートが成長が見込めない完成されたキャラクターであるので、オフィーリアが代わりに主人公の成長物語を託されたという背景がある{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=21}}。
:王室暮らしであるため世間の常識には疎く、時折的外れな言動でAV部隊の仲間を驚かせる{{Sfn|蒼き革命 ナビゲーター|p=20}}が、それを克服しようとする前向きな姿勢を持っている{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=69}}。この特徴はゲーム中のポテンシャルとして反映されている{{Sfn|蒼き革命 ナビゲーター|p=21}}。
:スレンダーな見た目に反し、何でもよく食べる大食漢で{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=21}}、好き嫌いは一切無い{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=69}}。この特徴もゲーム中のポテンシャルとして反映されている{{Sfn|蒼き革命 ナビゲーター|p=21}}。
:兵科は偵察兵、入隊は志願{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=21}}。偵察兵ながら支援兵に匹敵するほどの高い咒力を持ち、得意とする水属性や風属性の咒術で大ダメージを狙える{{Sfn|蒼き革命 ナビゲーター|p=21}}。移動速度が速いため、少し離れた位置から敵の様子を伺い、動作後のスキを突き、急襲する戦い方が可能である{{Sfn|蒼き革命 ナビゲーター|p=21}}。またラピッドルーム系の風のラグナイトを使用する事で、移動速度を更に上昇出来る。
:長剣{{Sfn|蒼き革命 ナビゲーター|p=21}}の咒構武器{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=133}}「HRW-53R Harpyia」を使用する。取り回しの良い細身の片手剣で、オフィーリア自身が女の身による非力さを理解しているので、叩き斬る、斬り伏せるといった使い方より、相手の急所を斬るか突く事に長けている{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=133}}。この特徴はオフィーリアの通常攻撃に活かされており、彼女のコンボ連撃は最大まで強化した場合、下からの斬り上げ→右への水平斬り→連続突きという構成になっている。「国民を守りたい」という要望を受けて、“水・風”カテゴリーのラグナイト寄りにチューンされており{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=133}}、水と風のラグナイトRANKが最大まで上昇する。
::「HRW-53R Harpyia」は、ナックルガード(鍔)、グリップ、ポンメルにピンク味のあるゴールドの塗装、鍔はクラシカルレイピアのような装飾が施されている{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=133}}など、実用性を損なわない範囲で、女性らしく王族の武具らしい、流麗で品の高い装飾が施されている{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=133}}。戦場で未使用時は鞘に納刀された状態で、白い[[サム・ブラウン・ベルト|剣帯]]で左腰に固定され持ち運ばれている。咒術使用時は、抜刀した「HRW-53R Harpyia」を垂直に目の前にかざした後、水平状態で上段に構えて発動する。
:髪の毛は臀部あたりまで伸ばしていて、設定画の注釈にはボリュームよりも細い毛先の束のイメージでと書かれていた{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=67}}。
:頭部には、白いコサージュと赤いリボンが付いたカチューシャを付けている{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=67}}。両手にガントレットを身に着けており{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=66}}、左手の方が大型で赤い花模様が刻印されている{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=73}}。光沢感のある白地にバラの刺繍が施された{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=66}}ドレスを着ている。この刺繍は、ユトランドの薔薇を国内の職人が手作業で縫い上げた希少なもの。より美しく、より華やかに見えるようにオフィーリアが職人に直接意見を言うなど気に入っている{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=228}}。ドレスのスカート部分は後ろ下がりになっていて{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=67}}、これは構想期に太腿を見せる為にデザインされた{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=72}}。コルセットは白い革のイメージで、背部を赤いリボンで止めている{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=67}}。右足のみドレスと同じ薔薇の刺繍が入った膝上丈の白ソックスを着用し、その上部に赤いリボンを巻いている。両足には茶色のブーツを着用{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=66}}。
::構想段階では、[[清原紘]]が上げてきたデザインのオフィーリアは鎧を着ており、他の案も兵士や軍隊っぽさのあるものだった{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=196}}。しかし、お姫様感が足りないとの指摘を受けて清原は、戦場にドレスという、いっそ有り得ないデザインへ変更した{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=197}}。そして清原とディレクターの小沢武は、衣装を軍服に寄せるかどうかを含め最後まで検討し尽くし、最終的に見栄えと物語における「戦争の御旗」というオフィーリアのポジションを重視した為、白いドレスに落ち着いた{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=69}}。
:オフィーリアは、純白の[[パンティー|パンツ]]を穿いている。この下着は、フロント(前身頃)とバック(後身頃)の上部に刺繍が、フロントに黒いリボンが装飾されている。[[インターネット|ネット]]上で「オフィーリアの下着がすごい」と話題になり、デザインを担当した[[清原紘]]も気になっていたが、実際にフライトユニットの作った3DCGモデルを目にした際には「ド変態ですわ……!作り込みが素晴らしいです!」とその仕上がりを絶賛した{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=197}}。ゲーム中では 咒術の発動時や塹壕を乗り越えた時などドレスが捲れ上がる為<ref>[https://web.archive.org/web/20190830131106/https://www.4gamer.net/games/325/G032534/20170118101/ 4Gamer.net 「蒼き革命のヴァルキュリア」“死神”と“歌姫”に扮した倉持由香さん&吉田早希さんが4Gamer編集部にやってきた!]</ref>、見える瞬間がそこかしこに存在する{{Sfn|蒼き革命 設定資料集|p=197}}。
::「蒼き革命のヴァルキュリア バトル体験版Ver.1.0」では黒いスパッツを着用していたが、開発スタッフがアンケートを取った所、ユーザーから「スパッツ…」ほかの意見が届いた為、「蒼き革命のヴァルキュリア 体験版Ver.2.0」、『蒼き革命のヴァルキュリア 序章体験版』、製品版ではオフィーリアのスパッツがオミットされている<ref>[https://web.archive.org/web/20181031144319/http://portal.valkyria.jp/azure/improvement/ 蒼き革命のヴァルキュリア(蒼ヴァル)|SEGA公式サイト バトル体験版Ver.1.0の改善点を公開]</ref>。『[[蒼き革命のヴァルキュリア]]』のプロデューサー三神桂とディレクター小澤武によると「『[[戦場のヴァルキュリア]]』では女性隊員は「戦闘用ブルマ」を履いていたので、それに習い体験版Ver.1.0でオフィーリアにはとりあえずスパッツを履かせていた。これにはスタッフ間で色々な議論が起こり、例えばスパッツの色に関しても「戦場感を取って黒色」にするか「服装の納得感を取って白色」にするかでせめぎ合いになった。最終的にオフィーリアの下着を「納得のいくスパッツ」か「ドレスに合うインナー」かの二択になった。そして開発側は1つの問いかけとして体験版で「黒スパッツ」を提案したが、多くのユーザーから「スパッツなの?」という意見が返ってきたので、自分達も腹を決めた。」という事で、オフィーリアの下着は黒スパッツでなく白パンツとなった<ref>[https://web.archive.org/web/20181031131528/https://www.inside-games.jp/article/2017/01/02/104486_3.html インサイド 【特集】『蒼き革命のヴァルキュリア』誕生経緯とその魅力に迫る]</ref>。
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; ミランダ・ヴィルフォルト