「バンゲリング ベイ」の版間の差分

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→‎関連項目: 劇中での事なのか現実世界においてのことなのかわかりにくい記述を除去。
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== 開発 ==
本作は『[[シムシティ]]』([[1989年]])の作者である[[ウィル・ライト]]のデビュー作である。ライトはこのゲームのマップエディッタでマップをエディットしているうちに、シムシティのゲームデザインとしての構想が生まれた。また、このゲームの「敵の拠点破壊が敵の戦力に影響する」という見えない戦略性は、『シムシティ』の原形といえるものである。
 
==== '''元祖版のストーリー設定''' ====
再び世界征服計画に乗り出した悪のバンゲリング帝国(''Bungeling Empire'')は、全方位侵略プログラムを埋め込まれた戦争兵器(''War Machine'')の開発に着手していた。幸いにもそれはまだバンゲリング湾(''Bungeling Bay'')に点在する六個の工場で建造途中の状態だった。戦争兵器の完成を阻止するには全工場を速やかに破壊せねばならない。こうして善行軍団(''Forces of Good'')通称「FOG」が動き出した。FOGは、即席空母「アディクエイト」に改造ヘリコプター「ワイルドファイア Z39」五機を載せただけという、無いよりはマシな程度の装備でバンゲリング湾に向けて出動した。とは言え、世界の自由と民主主義の命運は実は彼らに掛かっていた。
 
一説上の補足として、バンゲリング帝国はカリブ海のどこかにある小国家であり、前作ロードランナーで多数の金塊を奪われて資金難に陥った事から世界征服計画を一度諦めている。「FOG」は環境保護系のNGO団体で、バンゲリング帝国の監視を活動の中心にするようになっていた。戦争兵器の詳細は不明だが、プログラムといったワードは恐らく意図的に当時の映画ターミネーターを彷彿とさせるので、これがFC版のパッケージ描写とそれに沿った独自ストーリーにつながったと考えられる。
== スタッフ ==