「等級 (天文)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
内部リンク追加。
編集の要約なし
46行目:
これらの波長に応じた等級に対して、天体が放射する[[電磁波]]のエネルギーを全波長にわたって足し合わせた光度から求められる等級値を'''放射等級''' (bolometric magnitude) または'''輻射等級'''と呼ぶ。
 
== 視等級と写真等級 ==
19世紀以降、天体が[[写真]]に撮られるようになると、人間の目と[[写真乾板]]では明るさの感度に違いがあることが明らかになった。写真では青い色により強く感光するが黄色には感光しにくい。したがって、写真の像から等級を測定すると肉眼での観測から求めた等級と異なることになる。このため、肉眼での観測で得られた等級を'''実視等級'''<!--または'''視等級'''--> (visual magnitude)、写真によって判定された等級を'''[[写真等級]]''' (photographic magnitude) と呼んで区別するようになった。現在では、[[光電測光器]]や [[冷却CCDカメラ]]などの電気的な測光手段により星の明るさが測定される。
 
== 見かけの等級・絶対等級 ==