「サカマキガイ」の版間の差分
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有肺類でありながら、水を満たして密封した容器内で何日も平気で活動できることも知られている<ref name=Saito,1973/>。これは先述の偽鰓や皮膚呼吸などで酸素を取り入れているからだと考えられる。主に付着藻類などを[[歯舌]]で擦り取って食べるが、食性は幅広く、植物遺骸や動物の死体、[[デトリタス]]、浄化槽内の微生物層などもよく食べるため、一見餌が無さそうな所でも生息していることがある。他の個体が死ぬとすぐにその肉を他の個体が食べることもよくあるが、これは同じような環境で見られる[[ヒメモノアラガイ]]でも観察される。このような呼吸法や食性の幅の広さ、自家受精による産卵などによって、劣悪な環境や不安定な水域での繁殖も可能となり、世界各地に分布を拡大した。日本のものも[[1935年]]~[[1940年]]頃、水草などと共に持ち込まれたとされる[[外来種|外来個体群]]である。
== 人との関わり==
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