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{{ウィキプロジェクト YouTube}}
[[File:Pewdiepie_head_shot.jpg|thumb|[[ピューディパイ]] (2019(2019), 最もチャンネル登録者の多い個人のYouTuberユーチューバー]]
{{読み仮名|'''{{Lang|en|YouTuber}}'''|ユーチューバー}}または{{読み仮名|'''{{Lang|en|YouTube}}クリエイター'''|ユーチューブクリエイター}}は、制作の動画共有サービス作品を「[[YouTube]]上で独自に制作した動画を継続的に公開しつつそのYouTube社が定める提携プログラムに従い、公開動画についている広告から得ら付帯さる広告宣伝料を元にYouTubeから広告収入を益による配当されを得ているまたは組織を指す<ref>[http://www.news-postseven.com/archives/20140306_244568.html 動画職人になって] Yahoo!ニュース・2014年3月6日</ref>。また、現在では正式な職業をす言葉としても使わ認知さている。YouTuberの定義英語圏で複数有り、{{独自研究範囲Lang|en|YouTubeに出演している personality}}単に{{Lang|en|YouTubeで収益を得ている」、「 Star}}<ref>[http://www.businessinsider.com/richest-youtube-stars-2014-3?op=1#!J4oEA {{Lang|en|We Ranked YouTubeらしい動画を公開している」、「マスメディア動画の転載は違う」、「大手企業の宣伝活動は違う」's Biggest Stars By How Much Money They Make}}] - {{Lang|date=2020en|Business Insider}}、2014年3月10日</ref>」「{{Lang|en|YouTube Celebrity}}などがあ<ref>[http://www.wired.co.uk/news/archive/2013-11/27/youtube-community {{Lang|en|The rise and fall of YouTube's celebrity pioneers}}] - {{ドメイン名|wired.co.uk}}、2013年11月27日</ref>」とも呼ばれている。
 
ユーチューバーの定義は複数存在し{{独自研究範囲|「YouTubeによく出演している」「YouTubeで広告収入を得ている」「マスメディア放送や企業コマーシャルとは一線を画したYouTubeらしい動画作品を公開している」|date=2020年3月}}などがある。日本小学生『なりたい職業ランキング』ではによると2016年まではランキング外だったが、2017年4位、2018年には3位にランクされるなどしており<ref>[https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190224-00010001-kaiyou-ent 小学生のなりたい職業ランキング、YouTuberが3位に 保護者の本音は?] - Yahoo!ニュース・2019年2月24日</ref>子供が将来就きたい目指す職業として人気が高くなっている。[[イギリス]]でも3人に1人の子供の憧れの職業になっている<ref name="livedoor">[http://news.livedoor.com/article/detail/14383608/ ライブドアニュース - 子どもの3人に1人が憧れる職業「ユーチューバー」が生活できるようになるまでの壁とは?2018年3月4日 8時23分]</ref>。[[大韓民国|韓国]]では[[教育部 (大韓民国)|教育部]]発表の小学生のなりたい職業で3位になり、就職情報サイト「サラムイン(사람인)の調査で年者の63%がYouTuberユーチューバーに挑戦する意向を示している<ref>[https://japanese.joins.com/JArticle/260515 20代70%「ユーチューバーになりたい」…韓国の大学に「YouTube学科」も登場]、[[中央日報]]日本語版、2019年12月13日 17時14分。</ref>。
英語圏では「{{lang|en|YouTuber}}<ref>http://www.avclub.com/article/meet-youtuber-who-makes-hilariously-bizarre-versio-219728</ref><ref>http://www.quora.com/How-much-does-a-YouTuber-with-1-million-subscribers-earn-a-year</ref>」以外に「{{Lang|en|YouTube personality}}」「{{Lang|en|YouTube Star}}<ref>[http://www.businessinsider.com/richest-youtube-stars-2014-3?op=1#!J4oEA {{Lang|en|We Ranked YouTube's Biggest Stars By How Much Money They Make}}] - {{Lang|en|Business Insider}}、2014年3月10日</ref>」「{{Lang|en|YouTube Celebrity}}<ref>[http://www.wired.co.uk/news/archive/2013-11/27/youtube-community {{Lang|en|The rise and fall of YouTube's celebrity pioneers}}] - {{ドメイン名|wired.co.uk}}、2013年11月27日</ref>」等の表記も使われる。
 
日本で小学生の『なりたい職業ランキング』では2016年まではランキング外だったが、2017年で4位、2018年には3位にランクされるなど<ref>[https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190224-00010001-kaiyou-ent 小学生のなりたい職業ランキング、YouTuberが3位に 保護者の本音は?] - Yahoo!ニュース・2019年2月24日</ref>、子供が将来就きたい職業として人気が高くなっている。[[イギリス]]でも3人に1人の子供の憧れの職業になっている<ref name="livedoor">[http://news.livedoor.com/article/detail/14383608/ ライブドアニュース - 子どもの3人に1人が憧れる職業「ユーチューバー」が生活できるようになるまでの壁とは?2018年3月4日 8時23分]</ref>。[[大韓民国|韓国]]では[[教育部 (大韓民国)|教育部]]発表の小学生のなりたい職業で3位になり、就職情報サイト「サラムイン」(사람인)の調査で成人の63%がYouTuberに挑戦する意向を示した<ref>[https://japanese.joins.com/JArticle/260515 20代70%「ユーチューバーになりたい」…韓国の大学に「YouTube学科」も登場]、[[中央日報]]日本語版、2019年12月13日 17時14分。</ref>。
 
== 概要 ==
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[[マスメディア]]への露出もあり、年収が数億~十数億円にも達する者や、独自に握手会等のイベントを開く者もいるが、ごく少数である<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/8765584/ 年収数千万とも言われており、{{Lang|en|YouTuber}}] - {{Lang|en|Livedoor NEWS}}、2014年4月23日</ref>。
 
=== 収入 ===
[[ドイツ]]の[[オッフェンブルク大学]]のマティアス・バルトル教授の調査によると、「広告収入で生計を立てることを企てるユーチューバーの96.5%が平均的な[[アメリカ]]の貧困ラインを下回る収入しか得られない。再生回数が上位3%の人気ユーチューバーは一ヶ月の再生回数が140万回を超えるが、それでも平均年収は16,800ドルであり、アメリカの貧困ライン収入12,140ドルをかろうじて上回る程度だ」としている。加えて、上位1%にあたる最高レベルのユーチューバーは一ヶ月の再生回数が220万回から4210万回以上であるが、彼らはYouTubeからの広告収入以外に[[スポンサー]]契約などの副収入があり、単にYouTubeからの収入だけではないとしている。このため上位3%のユーチューバーと1%のユーチューバーでは収入に雲泥の差がある。また、[[2006年]]には上位3%の人気ユーチューバーが全再生回数の63%を占めていたものが、2016年には90%に増加しており、2016年以降に活動を始めた新人ユーチューバーの85%は一ヶ月の再生回数が最大485回程度しかなく、市場は人気ユーチューバーの寡占化がさらに進行しているという<ref name="livedoor" />。
 
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YouTube収益化の基準は、チャンネル登録者1,000人以上が1つの条件となっているが<ref>{{Cite web|title=クリエイターを保護するための YouTube パートナー プログラム(YPP)の新たな変更点に関するお知らせ|url=https://youtube-creators-jp.googleblog.com/2018/01/youtube-ypp.html|website=日本版 YouTube クリエイター ブログ|accessdate=2020-03-14|language=ja}}</ref>、2018年9月19日に三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表した「口コミサイト・インフルエンサーマーケティングの動向整理」によると、2015年から2017年まで国内で1万人以上の登録者数を持つYouTubeチャンネルは毎年150%以上増加し2017年は4,063件に達した<ref name=":1">{{Cite web|title=口コミサイト・インフルエンサーマーケティングの動向整理|url=https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/policy_coordination/internet_committee/pdf/internet_committee_180927_0002.pdf|date=2020-03-14|accessdate=2020-03-14|publisher=|archiveurl=http://web.archive.org/web/20200314084627/https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/policy_coordination/internet_committee/pdf/internet_committee_180927_0002.pdf|archivedate=2020-03-14}}</ref>。そのうち、100万人以上の登録者数をもつチャンネルは63件である<ref name=":1" />。
 
=== 表彰プログラム ===
YouTubeでは、一定の登録者数を有しており不正の無い配信基準をクリア満たしているチャンネルに対して[[表彰]]が行われている<ref name="youtube awards">{{Cite web |url=https://www.youtube.com/intl/ja/creators/awards/ |title=表彰プログラム |publisher=YouTube |accessdate=2019-01-12}}</ref>。チャンネルに対しての表彰であるため、複数の表彰を受けるYouTuberユーチューバーも存在する。再生ボタン型の表彰はプログラム基準YouTuber自身達するとノミネート者申請使用している「Creator Studio」にYouTube側から通知が送られ、それに対してノミネート者の送付先行う提出することで表彰記念品が贈与される
 
'''クリエイター特典レベル'''(''Creator Benefit Levels'')
 
* グラファイト [黒鉛石](登録者数 ~1000人)
* オパール   [蛋白石](1000人~1万人)- YouTubeパートナープログラム(収益化)利用資格の最低条件。
* ブロンズ   [青銅] (1万人~10万人)- 世界各地にあるYouTubeスペースの利用資格を得る。
 
'''クリエイター表彰マイルストーン'''(''The Creator Award Milestones'')
 
* シルバー   [白銀] (10万人~100万人)- 再生ボタンを模った銀の表彰盾が贈られる。
;銀の再生ボタン<ref name="youtube awards" />
* ゴールド   [黄金] (100万人~1000万人) - 金の表彰盾が贈られる。
:登録者数が10万人を超えているチャンネルに贈られる賞状(盾)。
* ダイヤモンド [金剛石](1000万人~5000万人)- ダイヤの彫刻表彰盾が贈られる。
;金の再生ボタン<ref name="youtube awards" />
* カスタム   [特注] (5000万人~1億人)- 特注仕立ての立体彫刻盾が贈られる。
:登録者数が100万人を超えているチャンネルに贈られる賞状(盾)。
*レッドダイヤモンド  (1億人~ )- 赤いダイヤの彫刻表彰盾が贈られる。
;ダイヤモンドの再生ボタン<ref name="youtube awards" />
:登録者数が1000万人を超えているチャンネルに贈られる賞状(盾)。
 
== マルチチャンネルネットワーク(MCN) ==