「ポートアーサー事件」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Port_Arthur_massacre_(Australia)&oldid=963814095を翻訳
タグ: サイズの大幅な増減
34行目:
 
[[File:Port Arthur Panorama.jpg|center|thumb|600px|ポート・アーサーの前に広がる湾。]]
== 銃撃 ==
当日の出来事は、警察による捜査の後にまとめられ、1996年11月19日に法廷に提出された{{cite web|url=http://www.shootersnews.addr.com/cttranscript.htm |title=THE QUEEN v. BRYANT |url-status=bot: unknown |archiveurl=https://web.archive.org/web/20010508013225/http://www.shootersnews.addr.com/cttranscript.htm |archivedate= 8 May 2001 |df= |accessdate=2018-09-18}}</ref>。
 
====午前の事件====
ブライアントは午前6時に目覚めたが、コミットメントが無いから彼がそのようにするとは知られていなかったから家族にとっては注目すべきであった。2時間後、ガールフレンドは自分の両親を訪れるために家を離れた。ホームセキュリティシステムによれば、ブライアントは9時47分に家を離れた。ブライアントはフォーセットに行き、午前11時ころ到着した。彼はポート・アーサーに進みつづけ、午前11時45分ころアーサー・ハイウェーのくだってシースケープのなかに走り込むのが見られた。彼はシースケープ・ゲスト設備に立ち寄り<small>({{coord|43.11888|S|147.85326|E|scale:500|name=Ruin of Seascape guest accommodation}}<ref>[https://www.gettyimages.de/fotos/seascape-guesthouse?sort=mostpopular&mediatype=photography&phrase=seascape%20guesthouse Seascape guest accommodation site, Landmarks and Buildings identically in googlemaps and gettyimages.de], accessed 2018 April, 11</ref>)</small>、それを彼の父親は購入したがっていて、デビッドとノエレネ・マーティンが所有していた。ブライアントは中に入り、数発発砲し、デビッド・マーティンにさるぐつわをはめ、彼を刺した。目撃者らはこの時点の発砲された狙撃のさまざまな数を証言した。ブライアントがマーティン家の人々、彼の最初の犠牲者2人、を殺したのはこの時であると考えられていると法廷で述べられた。
 
あるカップルがシースケープに立ち寄り、ブライアントは彼らに外で会った。彼らが施設をちょっと見ることはできるかを訊ねると、ブライアントは両親が出かけていてガールフレンドが中にいるからできないと語った。彼のものごしは無作法だと形容されたし、カップルは不愉快に感じた。彼らは午後12時35分ころ(at about 12:35&nbsp;p.m.)離れた。
 
ブライアントは、ドアに錠を掛けたのち、シースケープの財産の鍵をもってポート・アーサーまで走らせた。ブライアントは、オーバーヒートのために片側にとめられた車にたちどまり、そこの2人と話した。彼は、彼らはなにかコーヒーのためにもっとおそくポート・アーサー・カフェにくることを提案した。
 
彼は、ポートアーサーヒストリックサイトをすぎて、マーティン家の人々所有のパルマーズ・ルックアウト・ロード財産のほうへ向かい、そこで彼はロジャー・ラーナーにでくわした。ラーナーは、15年以上前になにかの機会に彼に会っていた。ブライアントはラーナーに、自分はサーフィンしていた、フォッグ・ロッジという財産を買った、今ラーナーから家畜を買おうと見ているところだと語った。ブライアントは、となりのマーティンの場所を買うことについていくつかコメントした。彼は、マリアン・ラーナーが在宅かを訊ね、彼が農場の私有道路を彼女に会いに続けて勧めるかを訊ねた。ラーナーはOKと言ったが、ブライアントに、自分も行こうと語った。「ブライアントはそれから、自分はナビーナに行くかもしれないと答え」("Bryant then responded that he might go to Nubeena first")、彼は午後に戻りに行くところであった。
 
====ポートアーサーヒストリックサイト(Port Arthur Historic Site)====
[[File:Port Arthur, Tasmania.JPG|thumbnail|ポートアーサーのポートアーサーベイは、狙撃の大部分の場所であった]]
 
午後1時10分ころ、ブライアントは、ヒストリックサイトの入口の料金徴収所の行列に並んだ。彼は入場料を支払い、水際の「ブロードアローカフェ」の近くに車を駐めた。サイトのセキュリティマネージャーは彼に、そのエリアはキャンパーのバンの予約がある、駐車場はその日とても忙しいから、ほかの複数の車とともに駐めるように命じた。ブライアントは、車を別のエリアに移動させ、数分間車のなかに座っていた。それから車をカフェの外、水の後ろに移動させた。セキュリティマネージャーには、彼が「スポーツ型のバッグ」("sports-type bag")、ビデオカメラをもっているのが見えたが、彼を無視した。ブライアントはカフェにはいり、食事を購入し、それを外のデッキで食べた。彼は、エリアの「ワスプ」("WASPs")の不在、いつもほどは日本人がいないことについて人々と会話を始めようとした。彼は、神経質そうに見え、「まったく規則的に」("quite regularly")ふりかえって駐車場を、そしてカフェの中を見ていた。
 
====ブロードアローカフェので謀殺====
ブライアントは食事を終え、カフェの中に歩いてはいり、ドアを開けてくれる数人に助けられてトレーを返した。バッグをテーブルのうえに置き、コルトスコープと30発のマガジンのついたAR-15を引き出した。バッグには、他の物とともにデビッド・マーティンを刺したナイフもあった。コルトのマガジンは一部は、シースコープでの射撃のために空っぽであったと考えられている。
 
カフェはたいへん小さく、テーブルどうしは近づいており、当日はとりわけ忙しく、多くのひとが次のフェリーを待っていた。以下の出来事はきわめて迅速に起こった。ブライアントはヒップから、ライフルをモー・イェー・(ウィリアム)・ングとソウ・レン・チュンに向け、彼らはマレーシアから訪れ<ref name="massacre">{{Cite book|title=After Port Arthur |first=Carol |last=Altmann |publisher=Allen & Unwin |year=2006 |ISBN=1-74114-268-7 |chapter=The Massacre |pages=9–11}}</ref>、ブライアントのそばのテーブルについていた。彼は彼らを近距離から撃ち、ただちに彼らを2人とも殺した。ブライアントはそれからミック・サージェントをねらって撃ち、彼の頭皮をかすり、彼を床に倒した<ref name="massacre" />。彼は4発発砲し、それでサージェントのガールフレンド、ケート・エリザベス・スコット、21歳の後頭部を撃って殺した<ref name="massacre" />。
 
ニュージーランドのワインメーカー ジェーソン・ウィンター、28歳はすでに忙しいカフェのスタッフを助けていた<ref name="massacre" />。ブライアントがウィンターの妻ジョアンナと彼らの息子ミッチェル、15歳の方を向いたとき、ウィンターはブライアントをねらってサービングトレーを投げ彼の気を散らせようとした。ジョアンナ・ウィンターの父親が、娘と孫息子を床とテーブルの下に押し倒した。
[[File:Port Arthur Memorial Garden.jpg|thumb|カフェの構造 2015年。メモリアルガーデンがサイトにつくられている]]
 
アンソニー・ナイチンゲール、44歳が、最初の複数の射撃音ののち起ち上がったが、移動するいとまはなかった。ナイチンゲールは、ブライアントが武器を自分に向けたとき、「ちがう、ここじゃない!」("No, not here!")と叫んだ<ref name="massacre" />。ナイチンゲールは、身体を前にかがめたとき、首と背骨を致命的に撃たれた<ref name="massacre" />。
 
次のテーブルには友人10人の集団がいた<ref name="massacre" />が、一部はちょうどテーブルを離れ食事トレーを返し、ギフトショップを訪れるところであった。ブライアントは1発、発砲し、ケヴィン・ヴィンセント・シャープ 68歳を殺した<ref name="massacre" />。2発目はウォルター・ベネット 66歳に当たり、身体を通過し、ケヴィン・シャープの兄弟レイモンド・ジョン・シャープ 67歳、に当たり、二人ともを殺した<ref name="massacre" />。3人はブライアントに背を向け、何が起きているか気づかなかった――彼らは初めだれかが爆竹を鳴らしていると考えた。うち1人が最初の数発が聞こえたのち「これはおもしろくない」("That's not funny")と評した。狙撃はすべて近距離からで、彼らの頭部を銃でねらってか、あるいは複数インチ離れたところからであった。ジェラルド・ブルーム、ゲイ・フィドラー、彼女の夫ジョンは、全員銃弾の破片に打たれたが生き延びた<ref name="massacre" />。
 
ブライアントはそれからトニーとサラ・キスタンとアンドリュー・ミルズの方を向いた<ref name="massacre" />。男は2人とも、最初の複数の狙撃で起ち上がったが、動き去る時間はなかった。アンドリュー・ミルズは頭部を撃たれた。トニー・キスタンも、これも頭部を、2メートルの距離から撃たれたが、なんとかして妻を撃たれる前に押しやった。サラ・キスタンはそのときまでにテーブルの下にいたから、どうやらブライアントによって見られなかった。
 
セルマ・ウォーカーとパメラ・ローは破片複数で負傷し、それから友人ピーター・クロスウェルに地面をひきずられ、3人はテーブルの下に難を逃れた<ref name="massacre" />。またパトリシア・バーカーも、これらの狙撃の破片複数によって負傷した<ref name="massacre" />。
 
そのときになってようやく、カフェ内の大部分の人々は何が起きているのか、狙撃はヒストリカルサイトの歴史的再演によるのではないと悟った。この時点で、大混乱があり、ブライアントがメインの出口にいたから、多数の人は何をなすべきかわからなかった。
 
ブライアントはただ数メートル移動して、グラハム・コルヤー、キャロライン・ラフトン、そして彼女の娘サラがついていたテーブルをねらって撃ちはじめた。コルヤーはあごに重傷をおい、あやうく自分の血液で窒息死するところであった<ref name="massacre" />。サラ・ラフトンは母のほうへ走り、母はすでにテーブルの間に隠れていた。キャロライン・ラフトンは娘の上に身体を投げた<ref name="massacre" />。ブライアントは、キャロライン・ラフトンの背中を撃った。彼女の鼓膜は、耳のそばで発砲された銃からの銃口突風で破裂した<ref name="massacre" />。彼女は負傷を生き延びたが、外科手術から出てきたのちに、サラがすでに頭部を致命的に撃たれていたことを知った<ref name="massacre" />。
 
ブライアントは身体の向きを変え、座っていたマーヴィン・ハワードを撃った<ref name="massacre" />。弾丸は彼を、そしてカフェの窓を通過し、外のバルコニーのテーブルを撃った<ref name="massacre" />。ブライアントはすばやくつづけてマーヴィン・ハワードの妻メアリーの首を撃った<ref name="massacre" />。ブライアントはそれから、からの折りたたみ式のベビーカーの上に前かがみになり、銃を彼女の頭部に向け、ふたたび撃った<ref name="massacre" />。ハワード家の人々の負傷のどちらも、致命的であった<ref name="massacre" />。
 
ブライアントは出口のそばにいて、人々が自分の横をとおって走り抜け、逃げるのを妨げた。ブライアントは、カフェを横切りギフトショップエリアのほうへ移動した。ディスプレーエリアをとおって外のバルコニーにつうじる出口ドアが1つあったが、錠がかかっており、鍵でしか開けられなかった。ブライアントが移動したとき、ロバート・エリオットが起ち上がった<ref name="massacre2">{{Cite book|title=After Port Arthur |first=Carol |last=Altmann |publisher=Allen & Unwin |year=2006 |ISBN=1-74114-268-7 |chapter=The Massacre |pages=11–15}}</ref>。彼は腕と頭部を撃たれ、暖炉にぐったりともたれ、しかし生きていた<ref name="massacre2" />。
 
これらの事は、ングを殺した最初の弾丸から、約50秒間かかった。その間、ブライアントは17発、発砲し、20人を殺し、さらに10人に負傷させた<ref name="web.archive.org">https://web.archive.org/web/20010508013225/http://www.shootersnews.addr.com/cttranscript.htm</ref>。
 
====ギフトショップでの謀殺====
ブライアントは、多数のひとにテーブルの下に、ショップディスプレーの後ろに隠れる時間を与えながら、ギフトショップエリアのほうへ移動した。彼はギフトショップで働く地元の女2人を撃った――ニコル・バージェス、17歳、頭部、そしてエリザベス・ハワード、26歳、腕と胸部<ref name="massacre2" />。
 
コラリー・レバーとベラ・ジャリーは他の人々とヘッセン(バーラップ)スクリーンのかげに隠れた<ref name="massacre2" />。レバーの夫デニスは頭部を致命的に撃たれた<ref name="massacre2" />。ポーリン・マスターズ、ベラ・ジャリーの夫ロン、そしてピーター・ナッシュとキャロリン・ナッシュはすでに、錠のかかったドアから逃げようとしていたが、かなわなかった<ref name="massacre2" />。ピーター・ナッシュはブライアントから妻を隠そうと彼女の上に横たわった<ref name="massacre2" />。ブライアントはギフトショップエリアのなかに移動し、そこでは数人がどこにも行けず、隅複数でうずくまっていた<ref name="massacre2" />。グウェン・ニーンダーは、ドアのほうへ進もうとしながら頭部を撃たれ、殺された<ref name="massacre2" />。
 
ブライアントにはカフェのなかの動きが見え、フロントドアの近くに移動した。彼は或るテーブルをねらって撃ち、その下に隠れているピーター・クロスウェルの尻に当たった<ref name="massacre2" />。ギフトショップ内に隠れているジェーソン・ウィンターは、ブライアントは建物を去ったと考え、近くの人々にコメントし、それから移動して開けた場所に出た。ブライアントには彼が見え、ウィンターは撃たれる直前に「ノー、ノー」("No, no")と述べ、弾丸は頭部、首、そして胸に当たった。頭部への2発目がウィンターにとって致命的だと判明した<ref name="massacre2" />。これら狙撃からの破片複数は、アメリカの旅行者デニス・オルソンに当たったし、彼はすでに妻メアリーおよびウィンターとともに隠れているところであった<ref name="massacre2" />。デニス・オルソンは、手、頭皮、眼、そして胸に破片傷を受けたが、生き延びた<ref name="massacre2" />。
 
次におこったことはただちにではなく明らかであった、ただし或る時点でブライアントは武器を再装填した。ブライアントはカフェに歩いて戻り、それからギフトショップに戻り、今度はショップの別の隅を見下ろし、そこには数人が隅に隠れていた。彼は彼らに歩いて近づき、ロナルド・ジャリーの首を撃ち抜き、それからピーター・ナッシュとポーリン・マスターズ、3人全員を殺した<ref name="massacre2" />。彼にはキャロリン・ナッシュは見えず、彼女は夫の下に横たわっていた<ref name="massacre2" />。ブライアントは未確認のアジア人に銃を向け<ref>この男の身元は検察局長によって隠された。</ref>、が、ライフルのマガジンはからであった<ref name="massacre2" />。ブライアントはそれからギフトショップカウンターに移動し、そこで彼はライフルを再装填し、サービスカウンターの上にからのマガジンを残し、建物を去った<ref name="massacre2" />。
 
ブライアントはギフトショップに移動したのち8人を殺し、ほかの2人を負傷させた。
 
カフェとギフトショップをあわせて、彼は21発、発射し、20人を殺し、さらに20人を負傷させた<ref name="web.archive.org"/>。
 
====駐車場の殺害====
カフェの銃撃の間、スタッフ数人はすでに厨房をとおって逃げることができ、外の人々に急を告げた。外には多くの馬車があり、人々が行列を作り、その多くはバス複数あるいは建物複数に隠れはじめた。情勢を理解しなかった人々も、あるいはどこに行くべきかわからない人々もいた。なかには、なにか史実の再演が起こっているのだと考える人々もいた。
 
ブライアントが{{convert|50|–|100|metres|yards|-1|abbr=off}}離れたところからアシュレー・ジョン・ロー、サイトの従業員、をねらって撃ったとき、彼は人々をカフェからインフォメーションセンターに移動させているところであった。弾丸複数がローをそれ、近くの樹複数に当たった。
 
ブライアントはそれから、 馬車複数のほうへ移動した。御者の1人ロイス・トンプソンは馬車の乗客側を移動しているところであったとき、背中を撃たれた<ref name="massacre2" />。彼は地面に倒れ、そして這うことができ、それからぶじバスの下にころがり避難し、しかしのちに傷複数のために死亡した<ref name="massacre2" />。ブリジッド・コックは人々をカバーするためにバスの間に、そして突堤エリアに案内しようとしていた。ブライアントはこのバスの正面に移動し、歩いて横切り、次の馬車に行った。人々はすでに、カバーを求めてすばやくこの馬車から後端のほうへ移動していた。ブライアントがそれをぐるりと回り、彼には人々が隠れようと這っているのが見え、彼らをねらって撃った。ブリジッド・コックは右腿を撃たれ、骨を砕き、弾丸はそこにとどまった<ref name="massacre2" />。馬車御者イアン・マケルウィーは、コックの骨の破片に打たれた。2人とも逃れ、生き延びることができた。
 
ブライアントはそれからすばやく別の馬車の回りをまわり、べつの人々の集団をねらって撃った。ウィニフレッド・アプリンは、別の馬車のかげに隠れようとして走り、脇腹を致命的に打たれた<ref name="massacre2" />。別の弾丸は、イボンヌ・ロックリーのほほをかすめたが、彼女は馬車の1つのなかに入れて、生き延びた<ref name="massacre2" />。
 
数人がそれから駐車場から突堤のほうへ移動して去りはじめた。しかしだれかが、ブライアントがその方へ向かっているところだ、と叫び、それで彼らは逆方向に馬車複数をまわってブリジッド・コックがすでに撃たれた所に行った。ブライアントは逆方向に走り、タスマニア東岸に野生公園を所有するジャネットとネビル・クインの所に行き、彼らはメーソン・コーブのほうへ移動しバス複数から離れはじめつつあった<ref name="massacre2" />。ブライアントはジャネット・クインの背中を撃ち、彼女は移動できず、ロイス・トンプソンの近くに倒れた<ref name="massacre2" />。
 
人々が岸に沿って逃げようとしたとき、ブライアントはそれから駐車場にそって進み続けた。ダグ・ハッチンソンは馬車に乗り込もうとしていたとき、腕を撃たれた<ref name="massacre2" />。彼はすばやく馬車の正面に回り、それから岸にそって突堤に行き、隠れた。
 
ブライアントはそれから、馬車複数をすぎたところにある自分の乗物に行き、武器をL1A1に変えた<ref name="massacre2" />。彼はデニス・クロマーをねらって発砲し、彼は刑務所廃墟の近くにいた。弾丸複数が地面を打ったとき、砂利が彼女の正面で飛び上がった。ブライアントはそれから車に乗り込み、数分間座ってから、また外に出て、馬車複数のところに戻った。数人が駐車場の車複数のかげに隠れていたが、高さのために、ブライアントには彼らが見え、車複数はあまりカバーにならなかった。彼らが、ブライアントに彼らが見えたと悟ったとき、彼らは茂みのなかに走った。彼は数発発砲した。少なくとも1発で、誰かが隠れている樹に当たったが、だれにも当たらなかった。
 
ブライアントはバス複数に戻り、そこにジャネット・クインがさきの狙撃で負傷して横たわっていた。ブライアントは彼女の背中を撃ち、そして去った。彼女はのちに傷複数のために死亡した<ref name="massacre2" />。ブライアントはそれから馬車の1台に行き、中に隠れているエルバ・ゲーラードをねらって発砲し、彼女の右腕と胸部に当たり、彼女を殺した<ref name="massacre2" />。となりの馬車で、ゴードン・フランシスには何が起きたか見えて、通路を移動し、乗っている馬車の扉を閉めようとした<ref name="massacre2" />。ブライアントには彼が見えて、反対の馬車から発砲した。彼は生き延びたが、4つの大手術が必要であった<ref name="massacre2" />。
 
ジャネットの夫ネビル・クインはすでに突堤エリアに逃げていたが、妻を捜しに戻った。彼はすでに、ブライアントが彼女を撃ったのちはやめに彼女を離れざるを得なかった。ブライアントは馬車からしりぞき、クインの居所をつきとめ、馬車複数をまわって彼を追った。ブライアントは彼をねらって少なくとも2発発砲しそれからクインは馬車に走った。ブライアントが馬車のなかに入り、銃をネビル・クインの顔に向け「だれもおれからは逃げない」("No one gets away from me")と言った<ref name="massacre2" />。クインは、ブライアントがいまにも引き金を引こうとすると悟ったとき、頭をひょいとひっこめた。銃弾は彼の頭部をそれたが、首に当たり、一時的に彼を麻痺させた<ref name="massacre2" />。ブライアントが去ったのち、クインはなんとかして妻を見つけ、ただし彼女はのちに彼の両腕のなかで死亡した<ref name="massacre2" />。ネビル・クインはヘリコプターで連れてゆかれ、生き延びた。
 
ブライアントは合衆国市民ジェームズ・バラスコをねらって発砲し、近くに車に当たった。バラスコはすでに狙撃手を撮影しようとしているところであった。多数の人が、駐めてある車を使えず、隠れあるいはジェッティロードを走っているところで、ブライアントの居所がわからなかった、なぜなら銃撃がきわめて音が大きく正確な位置を知るのが困難であったからである。
 
この時点で、ブライアントはすでに26人を殺し、18人を負傷させていた。
 
====料金徴収所での謀殺とカージャック====
ブライアントはそれからもどって車に乗り込み、駐車場を去った。目撃者は、彼は走らせながらホーンをひびかせながら、振っていた、と言う。ブライアントはジェッティ・ロードを料金徴収所のほうへ走らせ、そこでは人々が走り去っていた。ブライアントは少なくとも2人の横をとおった。
 
彼の前方にはナネット・マイクと彼女の子らマデリン、3歳、とアラナ、6歳、がいた<ref name="massacre3">{{Cite book|title=After Port Arthur |first=Carol |last=Altmann |publisher=Allen & Unwin |year=2006 |ISBN=1-74114-268-7 |chapter=The Massacre |pages=15–23}}</ref>。ナネッタはマデリンを運んでいるところで、アラナーは少し先を走っているところであった。この時点までに彼らはすでに駐車場から約{{convert|600|metres|yd}}走っていた。ブライアントはドアをあけ、減速した。ミカックは車のほうへ移動した、どうやら彼はもし逃げるならば彼らを助けようと考えたらしい。さらに数人が道路のしもてからこれを目撃した。だれかが彼が銃使いだとわかり、「あいつだ!」("It's him!")とわめいた<ref name="massacre3" />。ブライアントは車から踏み出し、ナネット・マイクの肩に手を置き、膝まずくように命じた<ref name="massacre3" />。彼女は「おねがいこの子たちにけがさせないで」("Please don't hurt my babies")と言いながらそのようにした<ref name="massacre3" />。ブライアントは彼女のこめかみを撃ち、彼女を殺した。つぎに、彼はマデリンをねらって1発発砲し、これは彼女の肩に当たり、それから胸を致命的にとおった<ref name="massacre3" />。ブライアントはアラナーをねらって2回、発砲し、彼女は樹のうしろに走り、いなくなった<ref name="massacre3" />。彼はそれから、歩みより、銃の銃身を彼女の首に押しつけ、発砲し、彼女をただちに殺した<ref name="massacre3" />。
 
ブライアントは茂みに隠れている数人をねらって発砲し、しかしはずした。子供たちの殺害を見て、数人は道路をさらに走り始めた。彼らは道路を下りてくる車の運転者らに戻るように命じた。人々は、ブライアントは道路を上るだろうと考え、それでそのかわりに彼らは徒歩で泥の側道をくだりつづけ、茂みに隠れた。車複数が道路を引き返し、料金徴収所に行った。
 
ブライアントは料金徴収所に走らせ、そこでは乗物数台があり、メアリー・ローズ・ニクソン所有の1980年BMW7シリーズをブロックしていた<ref name="massacre3" />。中には、ニクソン、運転手ラッセル・ジェームズ・歩ラード、乗客ヘレネとロバート・グラハム・サルツマンがいた<ref name="massacre3" />。ロバート・サルツマンとの口論がつづいておこり、ブライアントはライフルを取り出し、サルツマンを至近距離で撃ち、殺した<ref name="massacre3" />。ポラードはBMWから現れ、ブライアントのほうへ行き、ブライアントは彼の胸部を撃ち、殺した<ref name="massacre3" />。もっと多くの車がそれから到着したが、これが見え、運転手らはすばやく道路を後退することができた。ブライアントはそれからBMWに移動し、ニクソンとヘレネ・サルツマンを車から引き出し、彼らを撃って殺し、遺体を道路にひきずった<ref name="massacre3" />。ブライアントは弾薬、手錠複数、AR-15ライフル1丁、BMWの燃料コンテナ1つを移動させた。メアリー・ニクソン、ラッセル・ポラード、ヘレネ・サルツマンそしてロバート・サルツマンは、ブライアントが料金徴収所で殺害したことで訴えられた人々である<ref name="charges">{{Cite web|title=The new charges against Bryant |url=http://www.geniac.net/portarthur/new.htm |date=9 July 1996 |publisher=[[The Advocate (Tasmania)|The Advocate]]|accessdate=8 December 2008}}</ref>。
 
別の車がそれから料金徴収所のほうへ来て、ブライアントはそれをねらって発砲した<ref name="massacre3" />。ドライバー グラハム・サザランドは、眼鏡に当てられた。2発目の弾丸はドライバーのドアに当たった。サザランドはすばやく道路を後退し、去った。ブライアントはそれからBMWに乗り込み、USAS-12と何百もの弾薬をふくむボルボ240を後に残した。
 
この時点で、ブライアントはすでに33人を殺し、19人を負傷させていた。
 
====サービスステーションでの謀殺と誘拐====
グラハム・サザランドは車のなかでねらって撃たれたばかりで、道路を後退し、近くのサービスステーションに走らせ、そこで彼は人々に何が起きつつあるか知らせようとした。ブライアントはサービスステーションに走ってきて、ハイウェーに退こうとしている白のトヨタカローラに割り込んだ。グレン・ペアーズが運転していて、助手席にガールフレンド ゾーエ・ホールがいた<ref name="massacre3" />。ブライアントはライフルを手に車を出て、ホールを車から引き出そうとした。ペアーズは車から下り、ブライアントに近づいた。ブライアントは銃をペアーズに向け、彼を押し戻し、結局は彼をBMWのいまは開いているトランクにはいるように指示し、ペアーズを閉じ込めた<ref name="massacre3" />。
 
ブライアントはそれからカローラの助手席がわに移動し、ホールは運転手席に移動しようとした。ブライアントはライフルをあげ、3発発砲し、彼女を殺した<ref name="massacre3" />。サービスステーションの周りの多数の人びとは、これを目撃し、走って近くの低木林地に隠れた。サービスステーションの助手は全員に伏せろと命じ、メインのドアに錠をかけた。彼はライフルをひっつかんだが、彼が弾薬を取り戻し銃に装填するときまでに、ブライアントはすでにBMWで去っていた。1人の警察官が数分後に到着し、それからブライアントを追跡に出発した。
 
ゾーエ・ホールは34人目の殺された犠牲者であった。
 
====シースケープの道路====
ブライアントはシースケープまで走らせくだったとき、彼は別の道を来る赤のフォード・ファルコンをねらって発砲し、そのフロント・ワイドスクリーンを粉々にした<ref name="massacre3" />。シースケープに到着するやいなや、彼は車から下りた。ホールデン・フロンテラ4WDがそれから道路をシースケープに近づいた。乗物内の人々には銃を持っているブライアントが見えたが、彼はウサギ狩りをしている、と考え、彼の横をすれ違いながら減速した。ブライアントが車のなかに発砲した。1発目の弾丸はボンネットに当たり、スロットル・ケーブルを切った<ref name="massacre3" />。彼は通り過ぎる車のなかに少なくともさらに2発発砲し、窓複数を割った。1発はドライバー、リンダ・ホワイトの腕に当たった<ref name="massacre3" />。車は坂を下りていたので、転がり下り、切れたスロットル・ケーブルにもかかわらず角を曲がり見えなくなった。ホワイトは座席をボーイフレンド、マイケル・ワンダーズと交換し、マイケルは車を走らせようとしたが、切れたスロットル・ケーブルのためにできなかった<ref name="massacre3" />。
 
もう1台の乗物がそのとき道路を下りてきて、4人が乗っていた。彼らはブライアントのほとんどとなりになってようやく、彼が銃を持っている、と悟った。ブライアントが車をねらって発砲し、フロントガラスを粉々にした。ダグラス・ホーナーはフロントガラスの破片で負傷した<ref name="massacre3" />。車はホワイトとワンダーズが乗り込もうとした所よりも先に進んだが、ホーナーは状況を悟らず、走らせつづけた。彼らにホワイトが撃たれるのが見えたとき、彼らは戻り、彼らをひろった。両者ともにそれから フォックス・アンド・ハウンドとよばれる地元施設に下りつづけ、そこで彼らは警察を呼んだ<ref name="massacre3" />。
 
しかし別の車が走り過ぎ、ブライアントはそれをねらって発砲し、乗員スーザン・ウィリアムズの腕に当たった。ドライバー サイモン・ウィリアムズは、破片複数に打たれた<ref name="massacre3" />。接近するもう1台の乗物のドライバーにはこれが見え、道路を後退した。ブライアントはこの車をめがけて発砲し、それに当たったが、だれをも負傷させなかった。ブライアントはそれからBMWにもどって乗り込み、シースケープ・ドライブウェーをくだり、マーティン家の人々、彼の最初の犠牲者らが死んで横たわる家に行った。
 
止まってすこしして、ブライアントはペアーズをトランクからとりのぞき、家のなかの階段手すりと手錠を掛けた<ref name="massacre3" />。或る時点で、彼もまたBMWを燃やした<ref name="massacre3" />。彼は、午後2時ころまでに家に到着していた、と信じられている。
 
===1996年4月29日===
====捕獲====
ブライアントは翌朝とらえられたが、そのとき、どうやらブライアントによって点けられてらしい、ゲストハウスで火災が発生した<ref>{{cite web|url=https://www.biography.com/people/martin-bryant-235987|title=Martin Bryant|website=Biography|accessdate=2019-10-15}}</ref>。ブライアントは警察に「来て自分をつかまえる」("come and get him")ようになじったが、警察は、人質はすでに死亡していると考え、火災は結局ブライアントを連れ出すだろうと断定した。ブライアントは結局は服が燃えて家から走り出て、背中と尻に火傷をおった。彼は逮捕され、治療のために病院に連れてゆかれた。
 
グレン・ペアーズはすでに膠着状態の間あるいは前に撃たれ、火災の前に死亡していたということが発見された。マーティン家の人々の遺物もまた見つかった<ref>{{cite web|url=https://www.britannica.com/event/Port-Arthur-Massacre|title=Port Arthur Massacre - Background, Events, Aftermath, & Facts|website=Encyclopedia Britannica|accessdate=2019-09-08}}</ref>。彼らはすでに撃たれていた、ノエレネ・マーティンはすでに鈍器による外傷を受けていた、と断定された。ふたりとも火事の前に死亡した。目撃者の銃撃戦の話は、タスマニア最高裁判所の提出され、デビッドとノエレネ・マーティンの死亡時刻を4月28日正午ころであるとした。家の中から1つの武器が燃えて見つかったし、彼らにはブライアントが見えた、と警察が考えた、隣接する建物の屋上からもう1つが見つかった。武器は2つとも、ことによると家の火災の熱によるものかもしれない、巨大な chamber blast pressure を受けていた。
 
== 外部リンク ==