「ワイルド7」の版間の差分

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劇場版の[[コミカライズ]]。橋本還([[雨蘭]])が作画を担当。
 
== テレビドラマ版 ==
 
=== 内容 ===
テレビドラマ版『ワイルド7』は原作版から以下の設定に変更。
 
* ストーリー&人物設定の大部分テレビドラマ版のオリジナルだが、第1話冒頭の銀行強盗退治のシークエンスなど原作に準じた脚色も散見される。
* ワイルド7は「国際秘密警察」の協力機関<ref>活動は「ワイルド7」だけで独立して行っている。</ref>と設定されている。それゆえ日本の憲法や刑法に縛られることなく、捜査・逮捕・裁判にかけずになどの煩雑な手続きを省略して悪党を処刑することができる。
* 当初本来のワイルド7リーダー飛葉一郎{{R|特撮全史}}は第一話にて殉職。弟・大陸が亡兄の装備を身に着けて単独で復讐を果たし、草波に入隊を認められる。新参者ながら、第2話では忽ちリーダー格に昇格している。
* 世界とチャーシューは殉職せず、原作に登場する補充メンバーのユキ、テル、デカは登場しない。
* 一方、原作では連載最終話の終盤まで生存していた両国は、諸事情により演者の小池雄介が降板を余儀なくされため為にシリーズ中盤(第13話で殉職 <ref>「こちら特撮情報局」『ワイルド7』両国・小池雄介さん&ヘボピー・笹本顕さん再会す! https://6630.teacup.com/kochitokubbs2/bbs/1553</ref>。代わって、第14話よオリジナルキャラのモヒカンが登場{{R|特撮全史}}。
* テレビドラマ版におけるワイルド7の究極の目的は悪の組織「ブラック・スパイダー」の滅<ref>劇中でのブラック・スパイダーの登場は第3話からだが、第1話以前から存在していた設定で、最終回では草波が「10年以上前から追っている」と述懐する場面がある。</ref>。最終回では、ブラック・スパイダーの首領ゴールド・サタンを自らの手で葬った草波は、その場で「ブラック・スパイダーを壊滅した今、お前達の使命は終わった」と7人に向かって別れを告げる。この唐突な解散宣言を以って物語は幕を閉じる。
 
=== 制作事情 ===
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=== キャスティングについて ===
テレビ実写版『ワイルド7』プロデューサーは、岡本直文氏(国際放映)・中川与志雄氏(萬年社)・高橋修之氏(日本テレビ)の3人であった。故.六鹿英雄監督によれば「岡本直文氏と高橋修之氏がキャスティングに積極関与していた」との由。小野進也氏(飛葉大陸役)・マイケル中山氏(世界役)・手塚茂夫氏(八百役)の3名は岡本直文氏のお気に入りで、早期にキャスティングされた。一方、高橋修之氏は[[神太郎]]氏をオヤブン役に推挙していたが、神氏が別の映画作品に出演することになり急遽降板。そのため、草波役・川津祐介氏と同じ事務所に所属していた永井政春氏が、新たにオヤブン役にキャスティングされた。永井政春氏は「自分が撮影所(国際放映)に入った時、与えられた台本・ヘルメット・隊服・ブーツに神太郎さんのお名前が書かれていて、やりにくかったです」と語っている。<ref> https://6630.teacup.com/kochitokubbs2/bbs/1553 「こちら特撮情報局」『ワイルド7』両国・小池雄介さん&ヘボピー・笹本顕さん、再会す! https://6630.teacup.com/kochitokubbs2/bbs/1553</ref>
 
=== テレビドラマ版レギュラー ===
:本名については第25話「スパイダーの最後」にてスパイダー側の保有するワイルド7についてのファイルに「名前」として書かれている<ref>第25話の9~10分付近に部下からファイルが渡される場面があり、しばらくファイルがアップになるのでここで各キャラのプロフィールなどが確認できる(「ヘボピー」「八百」などのあだ名通称は各ファイルのタイトル部分にある)。ただし声に出して読まれないので漢字の読みなどは不明。</ref>
; 草波勝(くさなみ まさる)
: ワイルド7の上司であり「隊長」と呼ばれている。