「ももいろクローバーZ」の版間の差分

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* [[高城れに]]
}}
|<!-- 旧メンバー = <!-- デビュー前除く非表示 -->
{{Plainlist|
* [[早見あかり]]
* [[有安杏果]]
}}
}}
{{Infobox YouTube personality
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「ピュアな女の子が、幸せを運びたい」という意味を込め、'''ももいろクローバー'''として2008年5月17日に結成。グループの進化を目指し、2011年4月11日に'''ももいろクローバーZ'''へ改名した<ref name=":0">{{Cite web|title=早見脱退でももいろクローバーが改名、「贈る歌」急遽発売|url=https://natalie.mu/music/news/47620|website=音楽ナタリー|publisher=株式会社ナターシャ|accessdate=2020-09-02|language=ja}}</ref>。
 
結成当時は全員が中・高校生であったため、'''週末ヒロイン'''と称して土日を中心に活動を開始。メンバーは所属事務所内から選抜されたものの、“本当に有望な人材というわけではなく努力が必要”だと判断され、メディアに取り上げられることのない[[ライブアイドル]]として、数人の客を相手に[[路上ライブ]]からのスタートを強いられた<ref name="ももクロ流">{{Cite book | 和書 |author = [[川上アキラ]] |year=2014 |title = ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと|publisher = [[日経BP社]]}}</ref>。
 
その後も、ワゴン車1台で[[車中泊]]をしながら全国各地の[[ヤマダ電機]]を回り、店先で踊ってCDを手売りするなど数多くの下積みを経ており、グループ結成からメジャーデビューまでに約2年を費やした<ref name="ももクロ流"/>。今でもライブでは、ファンへの感謝を深く長いお辞儀で表すシーンが度々見受けられる<ref>[https://www.ecmj.co.jp/%E5%BC%95%E8%B6%8A%E3%81%97%E5%B1%8B%E3%81%A8%E3%80%8C%E3%82%82%E3%82%82%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%80%81%E5%85%B7%E4%BD%93%E7%9A%84%E3%83%BB%E5%AE%9A%E9%87%8F%E7%9A%84/ 引越し屋と「ももクロ」にみた、具体的・定量的なお辞儀の指導。] - ECマーケティング人財育成 2015年2月12日</ref>。
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== メンバー ==
フォーメーションにおいて「センター」などの立ち位置は固定されておらず、状況よっ応じメインとなるメンバーが入れ替わる。
<!--表は使わずに記述(詳しくはノートページ参照)-->
* {{ColorboxColor|#FF0000ff3300|赤色}} - '''[[百田夏菜子]]'''(ももた かなこ)- リーダー
* {{ColorboxColor|#FFFF00FC3|黄色}} - '''[[玉井詩織]]'''(たまい しおり)
* {{ColorboxColor|#ffc9d2ff98cc|ピンク色}} - '''[[佐々木彩夏]]'''(ささき あやか)
* {{ColorboxColor|#800080a757a8|紫色}} - '''[[高城れに]]'''(たかぎ れに)
 
⚫︎;元メンバー⚫︎
* {{colorboxcolor|#00800057B544|緑色}} - [[有安杏果]]''' (ありやす ももか)- 2018年1月21日脱退まで
* {{Colorbox|#FF0000}}[[百田夏菜子]]'''(ももた かなこ)- リーダー
* {{colorboxColor|#0000FF0077ff|青色}} - [[早見あかり]]'''(はやみ あかり) - 2011年4月10日脱退まで
* {{Colorbox|#FFFF00}}[[玉井詩織]]'''(たまい しおり)
有安杏果の卒業の経緯に関しては[[#活動歴|「活動歴」の2018年]]を参照'''。* インディーズデビュー前は[[伊倉愛美]]・[[柏幸奈]]・[[高井つき奈]]・[[藤白すみれ]]・[[川又智菜美|弓川留奈]]・[[和川未優]]が在籍していた。
* {{Colorbox|#ffc9d2}}[[佐々木彩夏]]'''(ささき あやか)
* {{Colorbox|#800080}}[[高城れに]]'''(たかぎ れに)
 
⚫︎旧メンバー⚫︎
* {{colorbox|#0000FF}}[[早見あかり]]'''(はやみ あかり) 2011年4月10日脱退
*{{colorbox|#008000}}[[有安杏果]]''' (ありやす ももか) 2018年1月21日脱退
 
有安杏果の卒業の経緯に関しては[[#活動歴|「活動歴」の2018年]]を参照'''。インディーズデビュー前は[[伊倉愛美]]・[[柏幸奈]]・[[高井つき奈]]・[[藤白すみれ]]・[[川又智菜美|弓川留奈]]・[[和川未優]]が在籍していた。
 
=== 主なサポートメンバー ===
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=== 創作・配布文化 ===
ファンが、メンバー・グループをモチーフにしたイラストや雑貨などのグッズを創作することが非常に盛んである。これらの作品を多量に制作し[[Twitter]]などで告知の上、ライブ会場内外にて配布するファンも多く、運営サイドに著作権上の迷惑がかからないよう無料で行われている<ref>[https://twitter.com/tokoro13/status/693282503457570817 2016年1月30日 13:00] - [[所十三]] オフィシャルTwitter</ref>。これに対して漫画家の[[所十三]]は「かなり珍しい文化だそうです」と、2016年の時点で発信している<ref>[https://twitter.com/tokoro13/status/693277448625004544 2016年1月30日 12:39] - [[所十三]] オフィシャルTwitter</ref>。
 
== 活動歴 ==
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夏に[[坂崎幸之助]]([[THE ALFEE]])が主宰するイベント<ref>{{Cite web|title=坂崎ももクロ雅にきよし!フォーク村史上最高の異色共演|url=https://natalie.mu/music/news/74707|website=音楽ナタリー|accessdate=2020-09-02|language=ja|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>にてアコースティック楽器とのセッションに挑戦した際、メンバーは大きく音を外すなどして歌いこなすことができなかった。翌日のブログで謝罪の言葉を述べるメンバーもいるほどであったため、後日リベンジの場として、グループ初のアコースティックライブ『[[ももいろ夜ばなし]]』を開催。メンバーは周到な準備を重ねた上でフォークソングを中心に歌い切り、成長を見せた。
 
秋に、デビュー時から目標としていた[[日本武道館]](写真)での公演を実現。[[ももクロ秋の2大祭り「男祭り2012-Dynamism-」「女祭り2012-Girl's Imagination-」]]として各1万人を動員<ref>{{Cite web|title=バニーガールにメイド!ももクロ女祭りで女子の妄想炸裂|url=https://natalie.mu/music/news/77820|website=音楽ナタリー|accessdate=2020-09-02|language=ja|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref><ref>{{Cite web|title=ももクロ武道館で汗まみれの男祭り、新曲「サラバ」初披露|url=https://natalie.mu/music/news/79465|website=音楽ナタリー|accessdate=2020-09-02|language=ja|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>。[[布袋寅泰]]が楽曲提供した「[[サラバ、愛しき悲しみたちよ]]」も話題となり、『[[MUSIC STATION]]』([[テレビ朝日]])に初出演した。
 
年末に、結成以来の悲願であった'''[[NHK紅白歌合戦]]に初出場'''。2年前に発売された「[[行くぜっ!怪盗少女]]」は、この日初めて[[ゴールデンタイム]]で歌われ、日の目を見ることとなった<ref name=":2">{{Cite web|title=「親が喜ぶ」「ガキ使観れない」紅白初出場12組が会見|url=https://natalie.mu/music/news/80578|website=音楽ナタリー|accessdate=2020-09-02|language=ja|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref><ref>{{Cite web|title=ももクロ、紅白リハ衣装アピール「めっちゃセクシーです」|url=https://natalie.mu/music/news/82419|website=音楽ナタリー|accessdate=2020-09-02|language=ja|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>。
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夏には、単独の女性アーティストとしては初となる[[横浜国際総合競技場]](日産スタジアム)<!--FIFA(国際サッカー連盟)主催サッカー国際試合開催会場につき、正式名称と命名権行使時の名称を併記-->でのライブを開催し、6万人を動員([[ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013.8.4 日産スタジアム大会|ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE]])<ref>{{Cite web|title=ももクロ6万人日産スタジアムライブに布袋、猫、武井壮|url=https://natalie.mu/music/news/96481|website=音楽ナタリー|accessdate=2020-09-02|language=ja|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>。冠番組『[[ももクロChan〜Momoiro Clover Z Channel〜|ももクロChan]]』の地上波放送がスタートするなど、人気が拡大した。
 
この年からグループと[[宮城県]][[女川町]]の交流がスタート。[[東日本大震災]]後に設立された臨時災害放送局・[[おながわさいがいエフエム|女川さいがいFM]]で、同世代の女子高校生がパーソナリティとして活動していることを[[高城れに]]が知り、「行ってみたい」と提案したのがきっかけ<ref name="女川"/>。5月15日に初訪問し番組に出演後、[[女川町立女川小学校|女川小学校]]を訪問しサプライズライブも開催。その後も、継続的に同町を訪問することになる。
 
迎えた年末、『[[White Hot Blizzard ももいろクリスマス2013 美しき極寒の世界|ももいろクリスマス2013]]』にて、夢の“国立競技場ライブ”が翌春に実現することが発表され、メンバーはステージで泣き崩れた<ref>{{Cite web|title=ももクロ、極寒の西武ドーム公演で国立サプライズに号泣|url=https://natalie.mu/music/news/106340|website=音楽ナタリー|accessdate=2020-09-02|language=ja|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>。
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この年は、「日本一の夏祭りをつくる」をテーマに掲げたライブ『[[ももクロ夏のバカ騒ぎ2014 日産スタジアム大会〜桃神祭〜|桃神祭]]』を初開催。エンタテインメントの入場管理で世界初となる「顔認証システム」を導入した<ref>[https://jpn.nec.com/ad/onlinetv/concert.html コンサートで顔パス!!顔認証でスピーディに入場] - NEC 2016年5月11日</ref>。また、[[レディー・ガガ]]の日本公演にオープニングアクトとして出演したり、[[警視庁]]の交番制度創立140周年記念式典では[[警視総監]]らの前でパフォーマンスを行った。
 
翌年公開の青春映画『[[幕が上がる]]』の主役にメンバー5人が抜擢され、撮影に先立って、原作者で劇作家の[[平田オリザ]]による演劇ワークショップを約25時間に渡って受講。撮影は1年前からスケジュールが確保され、2か月間をほぼ撮影にあてることができた<ref>{{Cite journal | 和書 |date=2015-02-04| title=『幕が上がる』特集 | journal=[[日経エンタテインメント]]| issue=2015年3月号 | publisher=日経BP社}}</ref>。この経験を活かして年末に、ミュージカル仕立てのライブにも挑戦している([[ももいろクリスマス2014 さいたまスーパーアリーナ大会 〜Shining Snow Story〜]])。
 
紅白歌合戦の本番前日に[[有安杏果]]が[[インフルエンザ]]を発症、1人出場辞退となってしまった。最年長の[[高城れに]]は、ブログで「全員参加で有安を笑顔に」すると表明<ref>[https://ameblo.jp/takagi-sd/entry-11971298732.html 届け!] - 高城れに オフィシャルブログ 2014年12月31日</ref>。有安の着るはずであった緑の衣装を切り分けた布片が、出場する4人のメンバーの衣装に縫い付けられた。
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グループは2011年から女性客限定ライブと男性客限定ライブを交互に開催しているが、今回の『男祭り2015』に対して、「観客が男性限定というのはおかしい」と地元の市民団体から太宰府市に苦情の申し立てがあった<ref>[https://web.archive.org/web/20151127010024/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/200833 「ももクロ男祭り」に苦情、福岡・太宰府市など実行委計画 市民団体「観客の性別限定おかしい」] - 西日本新聞(2015年11月27日時点でのアーカイブ)</ref>。これを受け、太宰府市長が実行委員会に対し性別を限定しないよう要請するなど波紋が広がり、[[日本放送協会|NHK]]の全国ニュースなどでも取り上げられた<ref>[https://twitter.com/nhk_NEWSWEB/status/654642977017495554 6:00 - 2015年10月15日] - NHK NEWSWEB 公式ツイッター</ref>。実行委員会はこの件に関して「今回は男性限定という形になったが、ももクロとは複数年にわたり違う試みを企画している」と一部の取材に対して述べ<ref>日本テレビ『news every.』2015年10月14日放送</ref>、ライブは予定通り男性客限定で開催された。
 
その後、グループが結成以来目標にし続け3年連続出場していた[[NHK紅白歌合戦]]に落選となった<ref name="sponichi"/>。[[スポーツニッポン]]は「今年のももクロが『活躍』や『支持』を欠いたとは言い難い」「ファンには納得のいかない落選になりそうだ」と報じた<ref name="sponichi">[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/11/27/kiji/K20151127011583720.html ももクロ落選に音楽関係者疑問の声も「活躍」「支持」欠いたのか?] - スポーツニッポン 2015年11月27日</ref>。グループは公式サイトでファンに向けて「私たちは私たちのやり方で、みなさんと一緒に“私たちの道”を歩き続けます。ど真ん中しか歩きません」と宣言した{{#tag:ref|しかし同時に「紅白歌合戦を卒業します」という文面も掲載されたことに関しては、音楽関係者およびファンから疑問の声が上がった<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/newsflash/477157/ ももクロ「紅白卒業宣言」を業界中が冷笑「何様だよ!」] - 東スポWeb 2015年11月28日</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20151208114922/http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/menscyzo_20151127_243531 ももクロ「紅白卒業宣言」に賛否...モノノフからも厳しい批判が飛び交う] - 楽天WOMAN(2015年12月8日時点でのアーカイブ)</ref>。これは、初出場の前に脱退した[[早見あかり]]と現メンバーが、紅白の舞台での再会を目標としていたためである。なお、リーダーの[[百田夏菜子]]は落選後に自身のブログで「もう泣き疲れた」としながらも、“卒業”という言葉は用いず、早見あかりを含む「6人でした約束だって忘れるわけない」と述べている<ref>[https://ameblo.jp/momota-sd/entry-12100279087.html 紅白] - 百田夏菜子 オフィシャルブログ 2015年11月27日</ref>。|group=注釈}}。[[SPA!|女子SPA!]]の「紅白に出てほしかった歌手アンケート」では2位(1位は[[きゃりーぱみゅぱみゅ]])となった<ref>[https://joshi-spa.jp/422596?display=b 「紅白に出てほしかった歌手ランキング」ももクロ、きゃりーの結果は?] - 女子SPA! 2015年12月22日</ref>。
 
逆境に立たされたものの、新たな試みは続いた。[[軽井沢スノーパーク]]のゲレンデで、氷点下にもなる状況で3日に渡ってライブを開催([[ももいろクリスマス2015 〜Beautiful Survivors〜]])。大晦日に6時間近くに及ぶカウントダウンライブ『第一回ももいろカウントダウン ~ゆく桃くる桃~「笑顔ある未来」』を行い、歌・お笑い・トークショーなどを詰め込んだ複合型エンターテインメント・ショーを構築した<ref>{{Cite web|title=エビ反りジャンプであけおめ!ももクロ、にぎやか年越し6時間ライブ|url=https://natalie.mu/music/news/171177|website=音楽ナタリー|accessdate=2020-09-04|language=ja|publisher=株式会社ナターシャ}}</ref>。