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過去を教訓として受け取る[[態度]]は古くから見られるものである。例えば、[[ニッコロ・マキャヴェッリ]]の『リヴィウス論』はイタリアの黄金時代であった[[古代ローマ]]の[[共和政ローマ|共和制]]の歴史を振り返ることで未来への教訓を見出そうとしている。<!---過去への理解を深める事を目的する事も散見される。--->しかし過去を安易に今日の基準でみることは過去を[[色眼鏡]]でみることになりかねないため、注意が必要である。例えば、今日戦争は悪であるとされているが、かつては紛争解決の最終手段として戦争は肯定されていた。自分の時代の[[価値観]]や倫理感を機械的に過去へ適用し、批判することは、しばしば歴史の実相を見誤ることになりかねない。
 
== 歴史研究の方法 ==
<!--過去の歴史の全ての局面を研究することはおそらく不可能であろう。--->歴史を振り返るのは人間の主体的な行為であり、各人の[[問題意識]]に従って[[課題]](テーマ)が設定され、研究が行われる。自分の生きている社会に対して全く何の問題意識も持っていない人間には、歴史に対する問題意識も生まれてこないであろう。このことは、歴史研究が主観的なもので[[客観性]]がないという意味ではない。客観的な根拠を示し、論理的な考察を行うことで、他者を納得させられる研究が求められる。通常、歴史研究は先人から受け継いだ蓄積(研究史)があり、先人の業績を踏まえて研究を批判あるいは深化・発展させることが歴史学の目標になる。--->
 
=== 史料批判 ===