「半沢直樹」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
高坂圭はトロイの木馬のダウンロードなどしていない。説明内容に嘘があるので差し戻す。
タグ: 差し戻し済み
→‎原作との相違点: ノート:半沢直樹#内容整理の提案など提案から数か月変化なし、改善が見込めないと判断して除去。
タグ: 差し戻し済み サイズの大幅な増減
1,376行目:
: 当初、放送直後の全編の見逃し配信は「製作者と編成上の判断」を理由として実施せず、放送終了後よりParaviでダイジェスト版と次回予告の配信が開始された。TBS FREE(TVer、GYAO!)では1週間限定の無料配信で、こちらもダイジェスト版の配信となっていた<ref name="fmn">{{Cite news|title=「半沢直樹」初回視聴率22.0%〝超好発進〟でもファンから不満の声噴出のワケ|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/drama/1997553/|newspaper=東スポWeb|date=2020-07-21|accessdate=2020-07-21}}</ref>。
: 2020年9月20日の第9話終了放送終了後よりParaviで第1話から第9話までの全編配信が開始された。TBS FREE(TVer)は1週間限定の無料配信<ref>{{Cite web|title=半沢直樹:第1~9話の配信が決定 「Paravi」「TVer」「TBS FREE」で|url=https://mantan-web.jp/article/20200920dog00m200065000c.html|website=まんたんウェブ|date=2020-09-20|accessdate=2020-09-20}}</ref>。最終話も9月27日の放送終了後に配信開始された。
 
== 原作との相違点 ==
=== 基本的な設定 ===
* 原作では第1作『オレたちバブル入行組』にて、名前のみ登場した直樹の弟・和樹がドラマでは登場しない。
* 半沢の入行年は原作では1989年だが、ドラマでは1992年。
* 原作では大和田は第2作のみ、黒崎は第2作と第4作のみの登場であるが、ドラマでは全編に渡り登場している。
* 営業第二部長の内藤寛は、原作では第2作から第4作まで登場しているが、2020年版ドラマには内藤が登場しないため、原作で内藤が担っていたストーリー上の役割が大和田など別人の役割に差し替えられており、原作とドラマで違いが生じている(下記の2020年版を参照)。
* 中野渡と大和田の出身銀行が異なる(原作では中野渡が旧産業中央銀行<ref group="注">第4作にて「旧産業中央銀行出身」と明記されている。</ref>、大和田が旧東京第一銀行であるが、ドラマでは逆)。
* ドラマでは産業中央銀行が巨額の不良債権を抱えたことが原因で東京第一銀行と合併の道を選んだ設定になっているが、原作では東京第一銀行が巨額の不良債権を抱えた末に産業中央銀行と合併することになったという設定になっている。
* 花は原作では第3作『ロスジェネの逆襲』、第4作『銀翼のイカロス』(いずれも2020年版の原作)には登場しない。また、花は原作では悪妻として描かれているが、ドラマでは直樹の良き理解者であり、明るい性格となっている。
* 半沢の同期のエピソードが一部カットされており、2013年版では苅田が、2020年版では近藤がそれぞれ全編に渡って登場していない。
* 半沢や近藤、瀬名、森山が剣道を嗜んでいる設定がドラマにて追加されている。半沢が剣術を披露する立ち回りはすべてドラマオリジナル。
* 黒崎が金融庁検査で破綻に追い込んだ銀行は原作では「AFJ銀行」とされているが、ドラマでは「大同銀行」に変更されている。
 
=== 2013年版第一部 ===
* 直樹の父・慎之助の工場の融資を打ち切った担当の銀行員が大和田に{{#tag:ref|「ここは強大な悪人を出して欲しい」という堺雅人の提案による<ref> [[週刊TVガイド]] 2013年9月13日号(9月4日発売)より</ref>。|group="注"}}、近藤を休職に追い込んだ支店長が小木曽に変更される。原作では両方ともに、浅野とつながりがあった業務統括部長代理の「木村」という人物(ドラマ未登場)。
* 原作では直樹の父・慎之助、母・美千子の名前は不詳。また銀行に融資を打ち切られて慎之助が首吊り自殺を図るという設定もドラマオリジナルであり、原作では直樹が銀行に内定した段階で父は健在である。
* 竹下が自殺を図ったり、板橋が資料を強奪しようとするエピソードはドラマオリジナル。
* 大阪西支店の所在地はドラマでは[[北区 (大阪市)|北区]][[角田町 (大阪市)|角田町]]にある[[梅田阪急ビル]]内であるが、原作では[[四ツ橋筋]]と[[中央大通り]]が交差する大阪市内の一等地([[西区 (大阪市)|西区]][[阿波座]])に立地しているとされている。
* 大阪西支店 副支店長・江島は原作ではパンチパーマをかけたコワモテという描写がされており、ドラマで江島を演じた宮川一朗太の風貌と一致しない。
* 小木曽の不正行為を暴く場面では、ドラマでは半沢の部下である中西の自発的な行動や渡真利の機転が強く影響しているが、原作においては半沢が資料抜き取りの現場を事務員に見張らせるなど終始半沢の行動、指示で解決している。
* 小村のエピソードはほぼドラマのオリジナルで、原作における小村は老人ホームにいることが説明されているが半沢とは接触しない。
* 来生はドラマではフリーライターだが原作では民間調査機関に属しており、半沢の依頼で調査を行い東田の持つマンションなどの調査とその報告を行っている。
* 東田が新規に事業を起こそうとしていた会社がドラマではベトナムであったが原作では中国。
* ドラマで東田の資産の証拠を持ち出させるのに東田の愛人・未樹に半沢らが話を持ちかけているが、原作において半沢らは未樹と会話するシーンはなく未樹と付き合いがあった板橋を利用している。未樹のネイルサロンの件や半沢が開店の融資話を持ちかけるのはドラマオリジナル。
* 原作では出向の内示が出る前に半沢は債権を回収している。浅野は支店長を降ろされるが、出向を示唆する程度でドラマのように具体的な出向先は明示されない。
* 東京中央銀行の頭取である中野渡謙は、原作では第2作『オレたち花のバブル組』以降からの登場だがドラマでは2013年版第1部から登場している。
* 第二部にも登場する、行員の妻の集まりである「奥様会」はドラマオリジナル。
 
===2013年版第二部===
* 原作では伊勢島ホテルの羽根専務は男性だが、ドラマでは女性に変更されている<ref name="mantan20130914" />。名前も、原作の「'''夏彦'''」がドラマでは「'''夏子'''」に変更された。
* 半沢が伊勢島ホテルを担当することに難色を示していた際、仕事を命じた三枝副部長(ドラマ版では未登場)がアメリカ大手ホテルチェーン・フォスターによる伊勢島ホテルへの出資話が同資本系列の東京中央商事で内々に検討されていると明かしている。
* 古里が不正を行った証拠が入った疎開資料の置き場が原作では貝瀬の自宅であったがドラマで銀行の金庫内に変更される。原作では古里が単身で貝瀬の自宅に取りに行っている。
* ドラマ上、京橋支店は「旧産業中央銀行」の主力支店とされていたが、原作では「旧東京第一銀行」と、主力支店の相違がある。
* 来生卓治と半沢美千子は、原作では第1作のみの登場だが、ドラマでは第1部に引き続き第2部にも登場している。
* 花と息子が直樹の実家に行くエピソードはドラマオリジナル。
* 半沢が自宅に疎開資料を置いたままにし、花が勝手に資料を実家に送付して難を逃れるのはドラマオリジナル。原作では半沢が先を読み、自宅には保管しなかった。また「ボイラー室で偽物の箱を見せて実はその場に本物の疎開資料があった」エピソードもドラマオリジナルであり、原作では偽の箱はあるが本物は直前に花の実家に送付している。
* 福山がタブレットPCを駆使している設定はドラマオリジナル。
* タミヤ電機が3000万円を流した会社である『ラフィット』が原作では『'''ラファイエット'''』と名前が異なる。また、近藤がラファイエット社長と会話するシーンなど原作のエピソードがドラマではカットされている。
* 田宮社長が迂回融資を報告することを大和田に伝える場面は、原作では直接会って大和田に伝えた。ドラマでは留守番電話に録音して伝えた。
** また、原作では大和田は「土下座」をして取り下げるように懇願した(ドラマでは「土下座」を「『無能な奴ら』が行う『情に訴えるだけのくだらないパフォーマンス』」としている)。
* 岸川の娘が黒崎と結婚する件は、原作では半沢らが新聞社の記者から情報を受け取って露呈していたが、ドラマでは奥様会にて岸川の妻が花に話してしまったことから露呈した。
* 半沢が取締役会の重役らの眼前で大和田に土下座を要求するシーンはドラマオリジナルである。
* 原作では大和田は降格の後に最終的に出向(行き先は不明)させられるが、ドラマでは平の取締役への降格だけで終わるように変更されている。
* 原作で黒崎は黒縁眼鏡をかけていることになっているが、ドラマではそのような描写はない。
 
=== 2020年版第一部 ===
* 原作では電脳雑伎集団によるスパイラル買収騒動は2004年の出来事として描かれているが、第一部では劇中に登場するスマートフォンや電子メール・株価チャート・新聞などに西暦や日付が表示されておらず、劇中の出来事の時代設定が特定できないように演出されていた。しかし、後述の2020年版第二部の出来事から時代設定が2020年であることが判明している。
* 原作の伊佐山は身長190cmという巨体の持ち主、郷田は55歳と還暦に近い人物であるが、ドラマで演じる市川猿之助、戸次重幸はこの設定を踏襲する人物に当たらない。
* 東京セントラル証券の専務取締役・神原公一、電脳雑伎集団の営業担当役員・戸村逸樹、太洋証券の広重の部下・二村久志はドラマには登場しない。一方、東京セントラル証券の浜村瞳、スパイラルの高坂圭が『エピソードゼロ』から引き続き出演し、新たなドラマオリジナルの人物として小料理屋「上越やすだ」の新山智美が加わっている。
* 半沢と同期入行の苅田光一は原作では法務部の次長であるが、ドラマでは情報システム部。また大阪から異動してきたという設定はドラマ版では存在していない。
* スパイラルの瀬名が学校を辞める原因が、原作では「不動産会社に勤める父が株の信用取引で大損したため」というものから、ドラマでは「父が経営する万年筆の工房が倒産したため」というものに変更されている。またそれに伴い、森山が瀬名から貰った万年筆を大人になった今でも使用している設定が追加された。
* 銀行側が作成したスパイラル買収のスキームを三木が半沢へ提供した流れは、原作では三木がコピーした資料にスキーム図が混ざっていたことでスキームの全容が判明するが、ドラマでは伊佐山のデスクから三木がスキームの原本を抜き出し、写真を撮って半沢へ送信している。
* 電脳電設の特許と玉置克夫に関する設定が原作から大幅に脚色された。原作の電脳電設には資金還流目的の子会社以上の設定は無く、玉置の出自も同社と無関係である。これにより電脳退職後の玉置がフォックスの財務担当に引き抜かれる設定は削除された。
* 原作では半沢が電脳の粉飾を内藤に報告した事で役員会に参加し、500億円の追加融資を食い止める流れだが、ドラマでは報告する相手が大和田に変更されている。これにより内藤が伊佐山の根回しをやり過ごすシーンも削除された。
* 原作における役員会決議の根回しでは伊佐山の根回しや三笠の尽力を経て旧東京第一銀行派閥役員の意見を統一させており、内藤ら旧産業中央銀行派閥からの反対や横やりを懸念しているが、頭取は空気を読んで賛成すると読んでいる。ドラマ版では三笠が大和田に頭を下げることで大和田が中野渡派を中心とする役員のとりまとめに動いたことになっている。
* 三笠が平山夫妻から賄賂を受け取っていた設定が追加され、それに伴い役員会議の場で三笠の賄賂が露呈し、半沢から糾弾されるシーンが追加された。この都合上、半沢が伊佐山に電脳の不正を調査するよう伝える筋書きが原作では伊佐山が半沢との面会を拒絶・無視していたものから、ドラマでは半沢から諸田に渡された伊佐山への伝言が三笠にもみ消されるというものに変更された。なお伊佐山が電脳の不正を知らなかったことは原作・ドラマ共に共通(ただし、原作では伊佐山が諸田とともに役員会後に電脳に向かう際、電脳の本質に気づくべききっかけやタイミングはあったことを回顧している部分があるので何らかの疑惑や不信感を持っていた可能性はある)。
* 原作では平山夫妻の粉飾を直接糾弾するのは追加融資に関する役員会が終了してから伊佐山、諸田が行っているが、ドラマでは役員会に先立ち森山が糾弾しており、前述の三笠を糾弾する材料とする流れになっている。
* 原作では、伊佐山は財務担当役員として、三笠は代表取締役社長としてそれぞれ電脳に出向させられるが、ドラマではここに諸田も加えた3名で出向させられたことが明らかになっており、出向先での役職は言及されなかった。
* 原作では清田・加納の二人は瀬名にスパイラルに戻りたい旨を伝えるも拒絶されているが、ドラマ中では瀬名が裏切られて尚2人が戻ってくる日を待っている描写が登場し、後にこの2人はスパイラルに復帰したことが言及されている。
* 諸田が東京セントラル証券の社員たちに謝罪するシーンがドラマオリジナルとして追加された(原作では役員会の帰路で半沢に呼び止められ謝るように促されるのみ)。
 
=== 2020年版第二部 ===
* 原作では時代設定が不明で、かつドラマも2020年版第一部の時点では時代設定が不明であったが、牧野副頭取が自殺した日が2010年9月6日で、帝国航空の再建に半沢が担当となったのがその10年後とされているため、時代設定が2020年であることが確定している。
* 原作第3作の単発人物であった瀬名・森山が、第一部から引き続き登場する。
* 原作では第3作に登場したスパイラルやコペルニクスについては一切触れられていないが、ドラマではコペルニクスはスパイラルの検索エンジンを活用することで急成長を遂げており、横浜に配送センターを開設することが瀬名の口から語られている<ref group="注">その際に瀬名は「3年後には[[Amazon.com|Amazon]]を超えて見せますよ」と意気込んでいる。</ref>。
* 原作では第3作まで帝国航空に関する描写は無く、第4作の冒頭で半沢が内藤に呼び出され中野渡の意向で帝国航空の案件を任せられるが、ドラマでは第一部の時点で中野渡、大和田、伊佐山らがこの案件に関与するシーンが登場し、第一部最終盤にて半沢が中野渡から辞令を受け取ったのと同時に直接帝国航空の案件を任せられる。
* 原作では、曾根崎次長は身長が190センチある巨体・強面で、田島は小太りでユーモラスな雰囲気を持ち、乃原は樽のような[[肥満]]体に黒縁の丸眼鏡をかけている設定だが、ドラマではこれらの設定が踏襲されていない。また、乃原の出自についても原作では紀本の幼馴染で苦学して大学を卒業し司法試験に合格するなど詳細に描かれているが、ドラマでは紀本と同じ小学校・中学校の先輩、後輩の関係である旨だけが描かれている。
* 原作では、東京中央銀行と同資本系列の「東京中央商事」が物流部門のテコ入れのために、空輸や輸送網の広さに定評がある帝国航空に出資することが検討されていた内容が描かれているが、ドラマでは言及されていない。また「東京中央商事」の出資話は内藤が同資本系列企業の取引を担当する営業第2部が帝国航空を担当しうる根拠になると半沢に述べているが、ドラマ版ではこちらも一切言及はない。
* 原作では物語序盤、憲民党内閣が総選挙で敗北し進政党に政権交代するという場面が存在するが、ドラマでは進政党は既に政権与党で第二次改造内閣を発足させている。
* 原作では「大物代議士」と設定されていた箕部が、ドラマでは「進政党幹事長で衆議院議員」という役職に設定されている。
* 原作・ドラマ共に白井はキャスターから政界に転じているが、ドラマでは政界に転じた理由として「キャスター時代に自分が行っていた政治家の汚職問題に関する独自取材を政府に妨害され、そのような政治の仕組みを変えるため」と設定されている。
* 常務の紀本が、ニューヨーク支店から本店に異動になったという設定が追加されている。
* 原作では、役員会で紀本が提案した債権放棄受け入れの方針に対して「メインバンクの開発投資銀行が債権放棄を拒絶する方向を示した場合はこれに準ずる」という条件を具申したのは営業第二部長の内藤だが、ドラマでは半沢が具申している。
* 開発投資銀行の谷川幸代の別名は原作では「'''サッチャー'''」であるが、ドラマでは「'''鉄の女'''」とより直接的な表現をされている<ref group="注">英国初の女性首相[[マーガレット・サッチャー|マーガレット・'''サッチャー''']]の別名は「'''鉄の女'''」。</ref>。
* 箕部の選挙地盤は原作では都道府県不明の舞橋市であるが、ドラマでは三重県の伊勢志摩市とされている(いずれも架空の自治体)。また、この設定変更に伴い空港の名前も「舞橋空港」から「伊勢志摩空港」に変更された。
* 「合同報告会」において、原作では一番目の大東京銀行の報告が「債権放棄を決定した」とする内容で、二番目の白水銀行から「主力および準主力の対応に準ずる」という報告を行ったが、ドラマでは一番目の大東京銀行から「主力および準主力の決定に従う」と報告している。また、原作では取引銀行の一つである第一信託銀行が、ドラマでは関西シティ銀行に変更されている。また、合同報告会で全銀行債権放棄拒絶という結果となった後、原作では乃原が白井及び紀本に対して叱責している描写があるが、ドラマでは箕部が白井に対して叱責する内容となっている。また、ドラマでは白井議員と乃原弁護 士がタスクフォース側としているが、原作では、乃原弁護士と元キャリア官僚の三国宏(ドラマでは未登場)が対応している。
* 原作では「舞橋ステート(ドラマ版では『伊勢志摩ステート』)」という社名は金融庁検査の際に黒崎が席上で言及しているが、ドラマでは黒崎が金融庁から異動となった際に駆けつけた半沢に要調査対象として伝えた形となっている。
* 原作では自殺した牧野は合併前の旧東京第一銀行の頭取、中野渡は旧産業中央銀行の常務という設定であるが、ドラマでは牧野は旧Tの副頭取で合併後もそのまま副頭取の役職を引き継ぎ、かつ旧T時代の中野渡は牧野の部下だったという設定となっている。
* 原作では白井は箕部の元で最後まで半沢たち銀行に対して敵対することになるが、ドラマにおいては箕部の汚職を知って許すことができず、半沢、大和田、中野渡らの説得などもあり最終的に銀行側に付いてタスクフォースの失敗を認め、箕部の糾弾をサポートした。
* 原作では再度開かれた債権放棄の報告会の後の乃原の動向は不明だが、ドラマでは最終的に銀行に対する恐喝紛いの債権放棄要求を白井と紀本によって告発され、強要罪とみなした弁護士会により退会処分を下され、弁護士としての身分を失った。
* 原作では不正を暴かれた後の箕部は進政党を離党したが、ドラマでは政治資金規正法違反に加え、脱税と収賄の容疑で逮捕された。
* 帝国航空の再建は原作では再度開かれた債権放棄の報告会後企業再生支援機構にバトンタッチされ、新たな再建案を策定中であったが、ドラマでは半沢ら東京中央銀行が作成した再建案を谷川ら開発投資銀行が中心となって引継ぎ、実行することになった。
* 原作の最後では検査部の富岡義則が東京中央クレジットに出向することになっているが、2020年版第2部では富岡のその後は一切語られていない。
 
== 池井戸潤の他作品との繋がり ==