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削除された内容 追加された内容
→‎和名を創作している生物記事についての取り扱い: 移動記事に対する削除依頼の状況を追記
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:: {{コメント}} 更に過去に[[Wikipedia:削除依頼/各国の木および植物相のカテゴリ]]や[[Special:PermaLink/25938528#Category:各国の植物相|各国の植物相]]という議論が行われていた事を把握致しました。どうも当時はアフリカの非常に多くの地域に跨って見られる[[アフリカバオバブ]]や[[タマリンド]]といった種の記事にカテゴリが大量に使われていた状況が問題視された結果削除された模様ですが、ここ数年私は[[タナガワトウダイグサ]]{{small|(ケニア固有種)}}、{{Snamei|[[Rytigynia uhligii]]}}{{small|(ケニアから熱帯アフリカ南部)}}、[[オクメ]]{{small|(熱帯アフリカ西中央部)}}といったアフリカにおいても分布域に偏りがあるものや、{{Snamei|[[Gilbertiodendron dewevrei]]}}{{small|(少なくとも中央アフリカ共和国・コンゴ民主共和国(旧ザイール)・コンゴ共和国といった {{Harvcoltxt|Brummitt|2001|pp=37f}} が上位区分を共通して West-Central Tropical Africa としている地域においてこの樹種の単一優占が見られるが、こうした現象は熱帯林としては珍しい部類に入る)}}の様に特定地域の生態系において重要な種の記事の拡充に力を入れてきております上、最初に述べました通り権威ある機関において用いられている地域区分の表が存在する事も明らかとなりました為、現在と過去とでは色々と事情が異なるものとなってきていると考えております。くどいですが正直私はこの手のカテゴリが欲しいです。今回の議論提起の発端となった{{User2|マンゴスチン}}は不正な多重アカウントによる履歴分断を理由に先日無期限ブロック(恐らく先日の利用者:Evelym-rose同様に[[LTA:ELLS]]であったのでしょう)となっていますが、歯止めをかける手段が存在するとなればLTAが何をしようがそれから外れるものは全部削除依頼へ回せば良いという話になり、対処もしやすいと存じます。特にケニア{{small|({{Harvcoltxt|Brummitt|2001|pp=38}} では Africa > East Tropical Africa > Kenya (> Kenya) という区分とされています)}}は私が作成を行った記事だけでも16種([[ブラキラエナ・フイレンシス]]、[[プルヌス・アフリカナ]]、[[コルディア・アフリカーナ]]、[[ドンベヤ・バージェシアエ]]、[[ミリキア・エクスケルサ]]、[[ミルシネ・アフリカナ]]、[[ヌクシア・コンゲスタ]]、タナガワトウダイグサ、{{Snamei|[[Bridelia micrantha]]}}、[[ハウチワノキ]]、[[カロデンドラム・カペンセ]]、[[アデニア・グロボーサ]]、[[アカキア・ドレパノロビウム]]、[[ピイラーウッド]]、{{Snamei|Rytigynia uhligii}}、[[マーカミア・ルテア]])が存在し、貴重な固有種も1つ(タナガワトウダイグサ)含まれている以上そろそろ[[:Category:ケニアの植物相]]が欲しいところでございます。上に挙げました通り、[[User:Keisotyo|Keisotyoさん]]がサブカテゴリ群が枝分かれして一覧性が望めなくなる事を懸念されていた事は把握しておりますが、私は仮にそうなるとしてもむしろ生物分類によって地域区分の考え方は変わり得るものであるという事が可視化されて良いのではないか、ぐらいの考えでございます。ちなみにケニアに関しては世界遺産にもなっている[[ケニア山国立公園]]などに触れつつ[[ケニアの植物相]]という記事をまとめようと考えているところでございます。また West-Central Tropical Africa(訳は上でも一度使用した「熱帯アフリカ西中央部」が適切でしょうか)に関しても先述の {{Snamei|Gilbertiodendron dewevrei}} の森や[[サンガ川流域の3か国保護地域]]への言及など植物相に関して結構まとまった内容が書けそうな気がしております。--[[利用者:エリック・キィ|Eryk Kij]]([[利用者‐会話:エリック・キィ|会話]]) 2021年6月7日 (月) 01:36 (UTC)
 
*{{コメント}} 精力的な執筆・調査活動お疲れ様です。さて、せっかく丁寧にお調べいただいたあげくにこういうことを言うのは心苦しいですが、やはりこの種のカテゴリは無闇やたらに作るべきではありません。当議論では「植物」の「日本を含む東アジアにおける分布」が具体例として引き合いに出されているので、以下のコメントでも具体的には東アジアの植物分布について話をしますが、本質的な問題はどの生物のどの地域における分布でも同じことですので、以下の議論は一般論であると考えてください。
:反対の理由としてはやはり、[[Wikipedia:削除依頼/過剰に細分化された生物相関係のカテゴリ]] における[[Special:Diff/38465294|Keisotyoさん]] 、[[Special:Diff/38468515|Trcaさん]]のコメントにつきます。地理区分(つまりカテゴリの分けかた)に根拠があるか否かというのは本質的な問題点ではありません。どんなに権威ある区分であろうと、そういうカテゴリを一律に作ること自体に無理があるのです。
:たとえば、日本の野生植物(帰化種も含む)について言えば、沖縄や小笠原の固有種を除けばほとんどのものが、Hokkaido、Honshu、Kyushu、Shikoku の四つの(もしくはHokkaidoを除く三つ)のカテゴリに含まれてしまいます。真面目にリストアップすればそれだけで三千を超えるし、ウィキペディア日本語版に記事があるものに限っても数百以上、つまり「ウィキペディア日本語版に記事がある日本の野生植物」のほとんどのものが含まれてしまうでしょう。さらに多くのものは東アジア共通種だったり汎ユーラシア種だったり汎世界種(帰化植物の多くはそう)ですから、そういう種類はAsia-Temperate 以下のほとんどすべてのカテゴリに含まれることになります。つまり Continent(al)、Region(al)、Level-3、Level-4 のどの段階で区分しようとも各カテゴリには線百から数千オーダーの記事が含まれ、しかもその大部分が重複していることになります。そういうカテゴリに実用的な意味があるでしょうか。
:カテゴリの側からだけでなく記事の側から考えても事情は同じです。上のような事情により、大半の植物記事には地理区分のカテゴリが少なくとも十以上、汎世界種であれば百以上ものカテゴリがずらずら並ぶことになります。そんなカテゴリを並べても見苦しいだけで意味があるとは思えません。所属する地理区分を知りたければ「分布」節に概略として書くのがよいでしょう。
:たしかに現状で記事自体が少ないアフリカの植物ならばこれくらい細かい区分でカテゴリを作っても上に述べたような「多過ぎて意味がない」という問題は実質的にないと言ってもよいでしょう。しかし'''本質的な問題点はまったく同じ'''であり、将来的に記事が増えればやはり同じ問題が生じます。現状ではアフリカの場合は細かく区分しても問題がないから、ということでアフリカの細かい地理分布のカテゴリを作った場合に、なによりも懸念されるのは、「アフリカは細かく区分しているんだから」というわけで考えもなしに提案もせずに他地域の細かいカテゴリを作りまくる者が絶対に出て来るであろうことです。この種のカテゴリはやはり面倒でも個別に考えるしかないし、そういうことも考えずに「小笠原があるなら本州も」などと一律にカテゴリを作りまわるような者にはやはり荒らしに準ずる行為と見なしてそれなりの対処をするしかないでしょう。
:ちなみにGA記事になっている[[皇居の生物相]]が執筆されたのは、この種の議論が[{{fullurl:Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト_生物#皇居の生物相について|oldid=35814719}} きっかけだったそうです]。Eryk Kij さんが希望されている「ケニアの植物相」なども、カテゴリとしてまとめるよりも記事としてまとめた方がよいと思います。カテゴリには原則的にその地域に分布する種類はすべて含めなければなりません。つまり「この種はこの地域に分布するという出典があるから」と言われれば、あまり意味のない種であってもカテゴリに次々と加えていくような行為を阻止することはできません。少なくとも記事ならば取り上げる種は取捨撰択できます。また、カテゴリのような単なるリストから植物相の特徴を読み取るには、ある程度生態学などの知識が必要で百科事典向きではありませんが、記事ならばそういうことも言葉で説明できます。--[[利用者:Loasa|Loasa]]([[利用者‐会話:Loasa|会話]]) 2021年6月12日 (土) 09:03 (UTC)
 
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