「プロジェクト‐ノート:生物」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎植物の分布系カテゴリの作成に関して: 書いた後になって更に色々説明を付け足したり直したくなって参りました。まだ返信を頂いていない為、直接書き換えの上署名更新と致します。
→‎植物の分布系カテゴリの作成に関して: 「固有種」は単純ではありません。
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:: 恐らく長期荒らし以外の利用者の存在もご念頭に置かれている模様ですが、今回も含め数々の議論を通して出されてきた懸念をよそにカテゴリの濫造を行う利用者に関しては、ここが誰でもボランティアで参加する事が可能なサイトである以上、その都度その都度先行議論の存在をお知らせしていく他にないものと存じます。特に何が百科事典的に必要なものであるかという観点は、なかなか共有しにくい部類のものであると存じます。現に日本語版ウィキペディアで7年は活動してきて各種方針を遵守する意志のある私ですら十分に身についている訳ではないというのを、他言語版プロジェクトにおいてではあるものの悟る事となった出来事がございます。[[:de:Special:Diff/211056623/next|こちら、私がアップロードした標本の画像をドイツ語版Wikipediaで安易に貼って回ろうとした末に頂く事となったご批判の言葉で、要約致しますと〈もう少し百科事典的に使えるものかどうかを吟味して下さい〉という旨の事です]]。ここまではっきりとした言葉を引き出すまでにはこちらが数回説明を求めたりと紆余曲折がございましたが、いずれにせよこの経験から相手が慣習やこちら側からすれば自明な物事の是非に関して不案内と判断した場合は、極力早い段階で考え方が共有できるように説明を行っていこうという認識が強くなりました。とはいえ逐一説明を行う事には多かれ少なかれ労力を伴いますし、「プロジェクト文書のここをお読み下さい」という案内の仕方であれば説明を比較的簡潔に済ます事ができる筈です。しかし現行のプロジェクト文書ではこの手のカテゴリの作成に関して過去に議論が繰り返されてきた事が全く説明されていない状態です。現在は[[#「保全状況評価の表示」節改訂の提案|別件]]の明文化を提案中でございますが、この件に関しても地域区分系カテゴリ作成のデメリット(特に百科事典として問題があるという観点への言及は確実に盛り込んておいた方が良いでしょう)を強調する方向で明文化を目指した方が良いと考えております。
:: 今回のLoasaさんの示されたご見解を覆す事ができる程の反論ができない限りは、後始末のために一連のカテゴリの削除依頼の準備を検討する事と致します。ですがその前に論点潰しにお付き合い下さい。今回のLoasaさんのご主張は、特定地域の固有種に関しても同様という理解でよろしいでしょうか?固有種となれば記事ページが地域区分系カテゴリで溢れたりはしにくくなるでしょうし、たとえば『{{Harvcoltxt|Brummitt|2001}} が提示した区分(但し国名・地域名の改称は考慮)でIUCNレッドリスト等の出典に「固有」あるいは "endemic (to ...)" との言及が見られる場合』といった縛りを設けたとしてもなお問題は存在するでしょうか。なおこの場合、上位カテゴリに「[国名・地域名]の植物相」を設定する事は非推奨とする内容をプロジェクト文書に明記済みで、他の利用者に対する先行議論の存在の周知も徹底されているという前提と致します。--[[利用者:エリック・キィ|Eryk Kij]]([[利用者‐会話:エリック・キィ|会話]]) 2021年6月13日 (日) 07:12 (UTC)
 
:*固有種の場合は各カテゴリが溢れ返る懸念は少ないでしょう(とはいえ、[[フィンボス|ケープ植物区]]の固有種などは五千を越えますが)。しかしながら固有種と簡単に言っても、そのくくり方はなかなか簡単な原則でまとめられるものではありません。
::例えば、東北と北海道の一部の山にだけ生息するような植物は「日本の固有種」とは言えるでしょうが「本州の固有種」「北海道の固有種」とはいえません。もっと複雑な例を出せば、[[台湾]]の北部と南西諸島と南九州の一部の地域だけに分布するものは?「日本の固有種」「九州の固有種」「南西諸島の固有種」「台湾の固有種」いずれも言えませんね。(実際にそういう分布をする植物は少なからずあります。)しかし生態的にはこういうものは立派な「固有種」と言えます。
::もう少し一般的な形で説明しますと、どのレベルで区分したとしても、たとえば、A区とB区の両方にまたがるごく狭いC地域のみに生息する植物は「A区の固有種」とも「B区の固有種」とも言えないでしょう。しかしまぎれもなくこれは「C地域の固有種」です。そして、C地域が固有種の多いことで知られる地域であったとしても、それらは「C地域の固有種」という、基準となる地理区分から外れるような例外的カテゴリを作らない限りどこのカテゴリにも属させることもできません。まとまった地域ならまだしも、たとえばA区のa山とB区のb山のみに生息するものはどうでしょう。a山とb山が同じ山系だったら「○○山系の固有種」くらいにはまとめられますが、まったく別の山系だったら? それとも、このような場合は「A区の固有種」と「B区の固有種」の両方に含めてしまいますか?
::こういう例を考えると、「固有種」の場合は、どう区分しても不完全もしくは意味のないものが多くなってしまいます。固有種の地域区分こそ、何らかの一律な基準で器械的に割り振るのではなく、それぞれのカテゴリごとに、カテゴリとしてまとめる意味があるかどうかよく吟味すべきでしょう。--[[利用者:Loasa|Loasa]]([[利用者‐会話:Loasa|会話]]) 2021年6月14日 (月) 13:34 (UTC)
 
== 「保全状況評価の表示」節改訂の提案 ==
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