「キン肉マンの登場人物」の版間の差分

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出典不明の箇所は短絡に除去ではなく要出典等テンプレートをつけるべきですし、長い連載と関連書籍・二次資料の新刊が多数発行されて、公式もかなり変化が生じてるため、「データを作るほどのない人物」の定義が曖昧になっています。出典箇所(テキスト)の説明なき除去は明らかに不適切と見なされています。全体的に練り直していくのであれば、それこそ改めてノートページにて掲載基準等を他の多くの編集者の皆さんの意見も聞いて討議して合意形成に努めるのが大切でしょう。他作品の様にシリーズ別にページ分割するとか方法も多様に考えられるので。そうしないと編集合戦等を誘発してしまいます。WP:CIV
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{{内容過剰|プロジェクト:漫画/過剰な内容の整理|date=2020-12}}
 
'''キン肉マンの登場人物'''(キンにくマンのとうじょうじんぶつ)では、[[ゆでたまご]]の漫画『[[キン肉マン]]』およびその[[キン肉マン (テレビアニメ)|アニメ化作品]]に登場する架空の人物について一覧する(媒体によってプロフィールが異なる登場人物もいるため、その場合は併記する)。個別の項目がある登場人物の詳細および劇場版のみのオリジナルキャラクターについては各リンク先を参照
 
個別の項目がある登場人物についてはリンク先を参照。
 
媒体によってプロフィールが異なる登場人物もいるため、その場合は併記する。また基本的に原作の設定により、アニメと異なる点については都度触れている。
 
以下の項目では、団体やタッグや総称について解説する。それぞれ、続編の『[[キン肉マンII世]]』に登場するものも含む。
* '''[[アイドル超人]]''' - 作中に登場したアイドル超人の解説。
* '''[[悪魔超人]]''' - 作中に登場した悪魔超人の解説。
* '''[[完璧超人]]''' - 作中に登場した完璧超人の解説。
* '''[[残虐超人]]''' - 作中に登場した残虐超人の解説。
* '''[[キン肉マンのタッグ]]''' - 作中に登場した[[タッグチーム]]の解説。
* '''[[運命の5王子]]''' - 作中に登場した運命の5王子の解説。
{{main2|『キン肉マン』の続編『キン肉マンII世』に継続して登場している人物|キン肉マンII世の登場人物}}
[[ファイル:Nerima Oizumi-animegate Chronological table Kinnikuman 1.jpg|thumb|320px|大泉アニメゲートに設置されている「ねりまアニメ年表」の一コマ。キン肉マンの登場人物が描かれている。]]
 
== 第1次怪獣退治編 初登場 ==
*; [[キン肉スグル|キン肉マン(キン肉スグル)]]
*; [[アレキサンドリア・ミート]]
*; [[テリーマ肉真弓]]
; [[キン肉真弓]](キン肉大王)
* [[テリーマン]]
*; [[キン骨マン]](シャレコウベ)
=== キン肉小百合(キンにく さゆり) ===
* 種別 - 正義超人 / キン肉族<ref name="zukan">{{Cite book|和書|year=2019-06-04|title=キン肉マン「超人」|page=7-257|publisher=学研|isbn=978-4054066069}}</ref>
* 出身 - キン肉星
* 身長体重 - 170cm 48kg<ref name="mama">{{Twitter status|yude_shimada|1098516014453551105}}</ref>
* 超人強度 - 6万パワー
* 主な必殺技 - キン肉フラッシュらしき技<ref>TEAM MUSCLE編「全試合レコード」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、167頁。</ref>、マミーフラッシュ<ref name="mama"/>
* 年齢 - 不明
* 家族 - 夫 キン肉真弓 息子 キン肉アタル、キン肉スグル 孫 キン肉万太郎 義父 キン肉タツノリ 義理の娘 ビビンバ(スグルの妻)
* 声 - [[山口奈々]] / [[松岡洋子 (声優)|松岡洋子]](王位編)
 
第57代キン肉星王妃。キン肉マン(キン肉スグル)と、その兄キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)の母。額に「ママ」と書かれている。家族以外の周囲からは主に'''キン肉王妃'''と呼ばれる<ref group="注釈">キン肉星王位争奪編までは夫の大王である真弓からも「ママ」としか呼ばれていなかったが、その後アニメ版のキン肉星王位争奪編一話を基にして本名が判明。『キン肉マンII世』では「キン肉サユリ」とも表記されている。</ref>。基本的には他者に慈愛に満ちた接し方をして淑やかな面もあるが、夫の真弓のボケには強烈なツッコミを入れたり、時には尻に敷くなど気の強い性格でもある。真弓と同様に息子思いで、息子の名誉挽回のためキン肉マンに変装して怪獣と戦ったこともある<ref name="jc1-148">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、148頁。</ref>。
=== アブドーラ / アブドドーラ ===
* 種別 - [[怪獣]]
* 出身 - 宇宙
* 身長体重 - 186&nbsp;cm 150&nbsp;kg<ref name="zukan">{{Cite book|和書|year=2019-06-04|title=キン肉マン「超人」|page=7-257|publisher=学研|isbn=978-4054066069}}</ref>
* [[超人強度]] - 30万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 凶器攻撃<ref name="appli">[[iアプリ]]ゲーム『キン肉マン☆超人コロシアム』より。</ref>
* タッグチーム - [[キン肉マンのタッグ#怪獣組|怪獣組]]
 
『キン肉マンII世』では故人となっている。
宇宙怪獣の中で最も凶悪といわれている怪獣。国会議事堂を襲うも、テリーマンに一撃で敗れ去った。
 
; 主な肩書き
後に猛虎星人とタッグを組み、「超人と怪獣どちらが偉いか決定戦」でテリーマン、キン肉マンとタッグで対戦。凶器攻撃でテリーマンを苦しめた。
: 第57代キン肉星大王妃
 
=== ナチグロン ===
アニメでの名前は「アブドドーラ」で、超人モンスター軍団の一員として登場。テリーマンに敗れた後にアブドドーラJr.が登場している。
* 種別 - 怪獣→怪人<ref name="zukan" /> / 残虐超人→正義超人
* 出身 - 宇宙
* 身長体重 - 通常時は不明。巨大化時は60m 5万t
* 超人強度 - 正確には不明<ref name="zukan" />だが、2万パワー説もあり<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - 体当たり、泣き声<ref name="appli" />、ブラックキャンディアタック<ref>{{Twitter status|yude_shimada|1088228590649397248}}</ref>
* 年齢 - 不明
* 声 - [[山本圭子]]<ref name="yk">{{Cite journal|和書 |editor=高野光生 |title=ここが聞きたい|journal=ジ・アニメ |issue=1985年8月号 |page=141 |publisher=[[近代映画社]] |date=1985-08-01|id = 雑誌コード 05317-8}}</ref><ref name="yk2">{{Cite book|和書 |author= |chapter=山本圭子 |year=1994-01-06 |title=みんな声優になりたかった 神谷明と25人の声優たち |page=316 |publisher=オプトコミュニケーションズ |isbn = 4-07-214333-2}}</ref> / [[永澤菜教|長沢直美]](王位編)
 
全身真っ黒の容姿の、[[和歌山県]]の[[那智黒|那智黒飴]]の化身怪獣<ref name="zukan" />。後にヘアスタイルを[[スキンヘッド]]から[[セミロング]]の[[金髪]]に変えているが、発毛したのか単に[[かつら (装身具)|かつら]]をつけているだけなのかは不明<ref name="zukan" />。気弱で人間を怖がり<ref name="jc1-171-174">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、171-174頁。</ref>、宇宙一弱いとまでいわれている。ダメ超人と蔑まれながらも平和のために戦うキン肉マンの姿に感動し、キン肉マンの家に押しかけ居候になる<ref name="jc1-184-185">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、184-185頁。</ref>。超人対怪獣どちらが偉いか決定戦や第20回超人オリンピックではレフェリーを務めた。イビキが物凄い<ref name="jc1-189">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、189頁。</ref>。原作では序盤で数回登場し、[[7人の悪魔超人]]編でモブキャラクターとして観客席で元のスキンヘッド姿を見せたのみ。
=== アポロ・ザ・ジャイアント ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - {{USA}}<ref name="gc">[[ニンテンドーゲームキューブ]]ソフト『[[キン肉マン ジェネレーションズ|キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人]]』より。</ref> / 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 223&nbsp;cm 236&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 35万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 大ぶりアッパーカット<ref name="appli" />
 
アニメ版ではザンギャク星人の手下として登場した後、キン肉マンのサポーター的存在の超人となった。飛行能力は持っていない。キン肉星王位争奪編では、キン肉マンが真の王位継承者であることを支持し、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチに参加を表明。1回戦でキン肉マンチームは先鋒・キン肉マン、大将・ミートとして、まずは2人で挑むが、サバイバルマッチは5人チーム同士による団体戦が原則的には望まれていたことから、不利な条件で臨むキン肉マンチームの補欠メンバーとしてナチグロンも登録された。しかし、原作同様テリーマンとロビンマスクが参戦し、ナチグロンは準決勝以降セコンドになった。
ボクシングの使い手の強豪怪獣。映画『[[ロッキー (映画)|ロッキー]]』に影響され、自身を名トレーナーだと思い込んだヨサクじいさんの特訓を受けたキン肉マンに敗れる(実際はダブルノックダウン)。
 
; 異名
: ダメ怪獣
: 落ちこぼれ怪獣
: ドジ怪獣
; 主な肩書き
: 超人委員会公認の超人レスリングレフェリー
: 超人オリンピックチャンピオンコンパニオン(アニメ版のみ)
: キン肉マンチーム・補欠(アニメ版1回戦のみ)
 
=== イワオ ===
* 種別 - 怪獣→怪人<ref name="zukan" /> / 残虐超人<ref name="dvd">DVD『キン肉マン』映像特典「超人データファイル」より。</ref>→正義超人 / 極悪超人(アニメ) →残虐超人→正義超人
* 出身 - ドクロ星
* 身長体重 - 166&nbsp;cm166cm 214&nbsp;kg214kg
* 超人強度 - 15万パワー
* 主な必殺技 - 岩石攻撃、急所へのせこいケリ<ref name="dvd" />、反則攻撃<ref name="bigmatch">カードゲーム『キン肉マン 超人ビッグマッチゲーム』より。</ref>、口から火炎放射
* 年齢 - 21歳
* タッグチーム - [[キン肉マンのタッグ#凸凹ブラザーズ|凸凹ブラザーズ]]、[[キン肉マンのタッグ#怪人師弟コンビ / 怪人ペア|怪人師弟コンビ]]
* [[声優|声]] - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]] / [[川津泰彦]](王位編)
 
全身が[[岩石]]からできている怪獣。上記の技初登場時は巨大化して現れた<ref name="jc1-159">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、159頁。</ref>が、再登場外にも口からの火炎放射も使用可能降は等身大で登場している。キン肉マンに2度もあっけなく敗れており、宇宙一弱いと言われているナチグロンよりさらに弱いと馬鹿にされてい後に再登場し、[[キン骨マン]]を「先生」と呼び舎弟となる。等身大で登場以降は「怪人」「超人の端くれ」となっている。怪人血社の幹部的な存在の超人。キン肉星王位争奪サバイバルマッチでは、キン骨マンと共に正義超人としてキン肉マンの応援に駆けつける。
 
アニメでは最初からキン骨マンの部下という設定で、初期からキン骨マンと共にギャグキャラクターとしてレギュラーで登場。初期に登場した悪の怪獣・宇宙人たちやカニベースを含めた「超人モンスター軍団」の一員となっており、キン骨マンの一の子分を自称していた。アニメオリジナルの「地獄の極悪超人編」では、極悪超人と同じ裏超人界の出身であることを明らかにした。また、度々キン骨マンの語尾を真似たる描写も散見した(原作では『II世』合わせて2回のみ)、ギャグ演出で体が粉々になる描写も散見したアニメにおいてはキン骨マン、五分刈り刑事の3人(黄金のマスク編からはキン骨オババを加えた4人)でコメディリリーフの役割を担う。劇場版『[[キン肉マン 正義超人vs戦士超人]]』では正義超人たちが駆けつけるまで、五分刈り刑事と共に2人で並み居る戦士超人たちを蹴散らす活躍を見せている
 
モデルは海外アニメ『[[ファンタスティック・フォー#宇宙忍者ゴームズ|宇宙忍者ゴームズ]]』の[[:en:Thing (comics)|ガンロック]]<ref>[[双葉社]]『好奇心ブック57 帰ってきた怪獣魂』34頁。</ref>。
 
; 主な肩書き
: キン骨マンの舎弟
; 異名
: 岩石怪獣
: 単細胞
: ダミ声のイワオ
; 主な肩書き
: キン骨マンの舎弟
; タイトル歴
*100万円クイズ優勝<ref>TEAM MUSCLE編「全超人ファイル 011 キン骨マン」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、40頁。</ref>
 
=== ウコンミディアム・レアー ===
* 別名義 - アレキサンドリア・レアー
* 種別 - 怪獣
* 種別 - 正義超人 / シュラスコ族<ref name="zukan" />
* 出身 - キン肉星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 不明<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 9万パワー
* 主な必殺技 - 不明
* 年齢 - 不明
* 家族 - 父 ミンチ 妹 レバー 弟 ミート 婚約者 サラミ
 
シュラスコ族の姫でミートの一番上の実姉。キン肉マンも見とれる程の美女<ref name="jc1-56">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、56頁。</ref>だが、同じシュラスコ族<ref name="zukan" />の'''サラミ'''という青年超人と婚約している。
「南からの使者の巻」「伝説の救世主の巻」に登場。ルーツ島を占領した怪獣の頂点となる存在で、オクトバスドラゴンやハリゴラスを率いて何人もの島民を殺害した。[[ゴリラ]]のような体型をしており、当初は生身の怪獣と思われていたが、キン肉マンの仕掛けたダイナマイト葉巻で表皮が吹き飛びロボットであることが判明。キン肉フラッシュを跳ね返すなど、キン肉マンを全く寄せ付けないほどの強さだったが、島民に召喚されたマンモラーの体当たりによってバラバラに破壊される。その頭部から操縦していた[[キン骨マン]]とイワオが逃げ出し、彼らが黒幕であったと判明する。
 
『キン肉マンII世』では回想シーンで登場し、赤ん坊のミートがアレキサンドリア家からキン肉王家へ養子に行く際の幼少時の後ろ姿が描かれている。この頃は「'''アレキサンドリア・レア―'''」と名乗っていた<ref group="注釈">「ミディアム」が婚約したことによる改姓の可能性も暗示されているが、婚約者のサラミの姓が「ミディアム」かどうかは言及されていないので、正確なところは不詳。</ref>。
劇場版第1作『[[キン肉マン 奪われたチャンピオンベルト|キン肉マン]]』では忍者超人として同名のキャラクター、そして後の劇場版にその一族の者が登場しているが、外見は異なり関連性はない。原作・劇場版共に、キン肉マンから名前を間違えられる。
 
=== エラギネスカルビ・レバー ===
* 別名義 - アレキサンドリア・レバー
* 種別 - 怪獣
* 種別 - 正義超人 / シュラスコ族<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙
* 長体重 - 45m 4万tキン肉星<ref name="zukan" />
* 超人強度身長体重 - 25万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 5万パワー
* 主な必殺技 - 火炎攻撃<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - [[戸谷公次]]<ref name="cast">中山基編「『キン肉マン』ヒストリー」『[[フィギュア王]] No.119』[[ワールドフォトプレス]]、2008年1月30日、ISBN 978-4-8465-2701-3、30-33頁。</ref>
* 年齢 - 不明
* 家族 - 父 ミンチ 姉 レアー 弟 ミート
 
シュラスコ族の姫でミートの実姉。レア―の妹。体型は太めで美形な姉とは全く似ておらず、キン肉マンも逃げ出す程強烈な外見をしている。
顔のエラが張ったいかつい顔の怪獣。キン骨マンの策略でキン肉マンが捕まった際、ツバの掛け合いをしていた(アニメでは影の踏み合い)。連載前の読み切り版で初登場し、[[国宝]]の建造物「銅閣寺(どうかくじ)」を壊そうとした。
 
『キン肉マンII世』では姉同様に回想シーンで登場し、「'''アレキサンドリア・レバ―'''」と名乗っていた<ref group="注釈">「カルビ」が弟・ミートの様に彼女も他家へ養女になったための改姓か、もしくは[[ミドルネーム]]の可能性も暗示されてはいるが、正確なことは言及されておらず不詳。</ref>。
ゆでたまごの2人が考えた怪獣であり、顔のモデルは作画担当の中井義則本人とも、[[笑福亭仁鶴 (3代目)|笑福亭仁鶴]]とも語っている<ref name="toku">TEAM MUSCLE編「作者は語る!!(1)」『キン肉マン 特盛』[[集英社]]〈ジャンプ・コミックス・セレクション〉、1999年8月24日、ISBN 978-4-8342-1679-0、44頁。</ref>。また胴体部分は[[レッドキング]]をモチーフとしているという<ref name="toku"/>。
 
=== ゴーリキ ===
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
* 種別 - 正義超人 / シュラスコ族<ref name="zukan" /> / カプセル超人
* 出身 - キン肉星
* 身長体重 - 210cm 110kg
* 超人強度 - 45万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ベアーハッグ
* 声 - [[岸野一彦]]<ref name="DVD8">DVD『キン肉マン』Vol.8収録「『キン肉マン』DVDスペシャルインタビュー」より。</ref>
 
ミートが[[ウルトラセブン (キャラクター)#カプセル怪獣|携帯しているカプセル超人]]。キン肉マンをキン肉星に連れ戻すためにミートが連れてきた。キン肉星人のシュラスコ族の戦士<ref name="zukan" />で、筋骨逞しい大男<ref name="jc1-46">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、46頁。</ref>。必殺技のベアーハッグでキン肉マンを締め上げるが、苦しみ悶えるキン肉マンの顔を見て爆笑し、腰骨が外れてしまう<ref name="jc1-48-49">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、48-49頁。</ref>。
; 異名
 
: エラ恐竜
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、ミートと共にキン肉マンを見送っていた。
 
; タイトル歴
: 不明
 
=== ゴリザエモン ===
* 種別 - 怪獣<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 2m 2000kg(2t)<ref name="jc1-30">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、30頁。</ref>
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 鼻をたらす事<ref name="jc1-30" />
* 家族 - 弟 ゴンタ
* 声 - 岸野一彦
 
キン肉マンの子分怪獣<ref name="jc1-30" />。キン肉マンが計画した「ナナちゃん救出作戦」で悪役を演じるも、途中でキン肉マンを裏切った<ref name="jc1-31-32">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、31-32頁。</ref>。
 
しかし、後年の『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを涙ながら見送っていた。
 
=== オカマラス ===
* 種別 - 怪獣→怪人 / 残虐超人→正義超人 / [[両生類]]系超人<ref name="zukan" />
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙
* 身長体重 - 通常時は不明。巨大化時は40m 3万t
* 超人強度 - 3万パワー正確には不明<ref name="applizukan" /> / 不明だが、3万パワー説もあり<ref name="zukanappli" />
* 主な必殺技 - いやなウィンク<ref name="appli" />、ベーゼの時間<ref name="shot">[[スマートフォン]]ゲーム『キン肉マン マッスルショット』より。</ref>
* 年齢 - 不明
* 声 - [[はせさん治]]<ref name="cast"/>
 
[[恐竜]]の血を引く[[雌雄同体]]の怪獣<ref name="zukan" />。エラギネスやアブドーラ(アニメではアブドドーラJr.)、シーク星人らと共に地球に侵攻するした宇宙怪獣軍団の一員で<ref name="jc1-11">ゆでちを構成していたりまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、11頁。</ref>、ナチグロンをリンチする怪獣たちの中に紛れていたことある<ref name="jc1-188">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、188頁。</ref>。キン肉マンに惚れており、卑怯な作戦を遂行していたキン骨マンたちやり方には賛成しておらず、キン肉マンが罠に捕まった際脱出のアシストをした。アニメでは身を挺してくれたオカマラスにキン肉マンは涙している。イワオに惚れられている。初登場である読み切り版「オカマラスの巻」では光線を吐いていた
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを涙ながら見送っていた。
 
元々初登場である読み切り版「オカマラスの巻」で光線を吐いていた。原作担当の嶋田隆司が小学5年生の時にキン肉マンと共に描いたキャラクター<ref name="toku"/>。
 
; 異名
: オカマの怪獣<ref name="shot" />
 
=== オクトバスドラゴン ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 50m 2万5000t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
 
ルーツ島を荒らしていたウコンの配下。蛇のような胴体に蛸の足が前後4本ずつ生えた姿で、腰に「SWWF」と書かれたベルトを着けている。キン肉マンと戦い、キン肉マンの必殺技を(拳を突きだしたポーズを取ったので)[[ゾフィー (ウルトラシリーズ)|ゾフィ]]のM87光線と勘違いしていたが、それはフェイントであり、直後にキン肉マンが放ったキン肉フラッシュにより倒された。
 
アニメの劇場版第1作では同名の3世と名乗るキャラクターが敵のボス超人として登場している。
 
=== カッパトロン ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 地球{{要出典|date=2019年6月}} / 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 55m 5万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 声 - [[戸谷公次]]
 
[[カメ]]型の怪獣。甲羅に「41」と書かれている。テリーマンにより一瞬で倒された。しかし実力はそれなりにあり、イワオいわく「キン肉マンの勝てる相手じゃない」とのこと(原作のみ)。
 
アニメ版では超人モンスター軍団の一員となっており、田園調布にイワオを派遣したことを忘れていたキン骨マンに送り込まれている。関西弁で喋り、頭部に皿を乗せていた。
 
=== キング・トーン ===
* 種別本名 - [[ブタ]]イクエ
* 種別 - [[ブタ]] / 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - キン肉星
* 身長体重 - 176&nbsp;cm176cm 138&nbsp;kg138kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 50万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ブタ流格闘術<ref name="appli" />
* 年齢 - 20歳
* 声 - [[二又一成]]<ref name="cast"/>
 
本名は'''イクエ'''。キン肉マンが王立幼稚園入園のお祝いに両親と出かけた宇宙旅行(初期設定では、生まれたばかりのキン肉マンを連れての地球旅行)の際、忍び込んでいたキン肉星のブタ。本名この時キン肉マンブタと間違えられて船外に放り出されて地球に流れ着いてしまう。数年後、このブタはキン肉族恒例の格闘技オリンピックに超人として出場し、全種目を制覇して優れた格闘能力を見せる<ref name="zukan" />。キン肉大王の持つ格闘技宇宙一のチャンピオンベルトにも挑戦状を叩きつけ、激闘の末に勝利。第53代宇宙格闘技チャンピオンおよびキン肉星大王の座を奪う。この頃からキング・トーンを名乗り、キン肉星をブタの惑星にしてしまう。キン肉マンも打倒したが、20年前に逃げだした'''イクエちゃんキン肉星のトンカツ屋の主人'''(声 - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]])に追いかけられて逃走した
 
アニメでは小型の宇宙船でキン肉星より脱出していた。
この時、キン肉マンはブタと間違えられて船外に放り出されてしまう。それから数年後、キン肉族恒例の格闘技オリンピックに出場し全種目(柔道、ボクシング、レスリング)制覇。そしてキン肉真弓の持つ格闘技宇宙一のチャンピオンベルトに挑戦状を叩きつけ、65分の激闘の末に2対1で勝利。第53代宇宙格闘技チャンピオン、およびキン肉星大王の座を奪う。
 
『キン肉マンII世』では、キン肉マンが通うはずだったヘラクレス・ファクトリーに正義超人として入校し授業を受ける回想シーンが描かれた。また、テルテルボーイのテレフォン・ボディの中に100件メモリーされている[[キン肉万太郎]]の人生の中で苦手とする者の電話番号の1つに'''キングトーン2'''なる名前がある。
この頃からキング・トーンと名乗り、キン肉星をブタの惑星にしてしまう。真弓やキン肉マンを打倒した実力者のはずだったが、20年前に逃げだしたトンカツ屋の主人に追いかけられて逃走した(アニメでは小型の宇宙船でキン肉星より脱出していた)。
 
; タイトル歴
『キン肉マンII世』では、キン肉マンが通うはずだったヘラクレス・ファクトリーに入校し授業を受ける回想シーンが描かれた。また、テルテルボーイのテレフォン・ボディの中に100件メモリーされているという、[[キン肉万太郎]]の人生の中で苦手とする者の電話番号の1つに'''キングトーン2'''なる名前がある。
: キン肉族格闘技オリンピック優勝('78)<ref name="jc1">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、51頁。</ref>
: 第53回格闘技宇宙一優勝<ref name="jc1" />
 
=== シーク星人 / ファーハット ===
; 個人タイトル歴
* 種別 - 宇宙人 / 正義超人→怪獣→怪人→残虐超人→正義超人 / 全米超人協会 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
:* 格闘技オリンピック金メダリスト
* 出身 - シーク星(エントリー{{IRN}}<ref name="gc" />→{{USA}}<ref name="zukan" />) / 宇宙<ref name="zukan" />
:* 第53代宇宙格闘技チャンピオン
* 身長体重 - 183cm 110kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 30万パワー / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 不詳
* 年齢 - 不詳
* 声 - 岸野一彦
 
シーク星出身の宇宙超人で、'''ザ・シーク'''とも呼ばれる。世界超人同盟会長としての名前は「'''ファーハット'''」<ref name="zukan" />。かつては地球で正義超人としてゴッド・フォン・エリックに師事した弟子の1人だが悪党でもあり、第1次怪獣退治編では「宇宙怪獣」として登場した<ref name="sheik">ゆでたまご「第5章 ゆでたまごが選ぶベストプロレスラー20」『ゆでたまごのリアル超人伝説』[[宝島社]]新書、2014年6月23日、ISBN 978-4-8002-2571-9、196頁。</ref>。地球侵攻に力を貸すが、迎え撃つのが当時はダメ超人と呼ばれていたキン肉マンだったため、「アホらしくて、相手に、できない」といってシーク星へ一旦帰還した。直後に単独で再び地球へ襲来し、巨大化して日本で暴れた<ref name="jc1-107">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、107頁。</ref>。この時に怪獣としてキン肉マンとテリーマンに敗れ、その後地球では人間の姿で潜伏し、アメリカ西部に勢力を持つ世界超人同盟(WSF)の会長を務めていた。
=== キン肉小百合(キンにく さゆり) ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - キン肉星
* 身長体重 - 170&nbsp;cm 48&nbsp;kg<ref name="zukan" /><ref name="mama">{{Twitter status|yude_shimada|1098516014453551105}}</ref>
* 超人強度 - 6万パワー
* 主な必殺技 - キン肉フラッシュらしき技<ref>TEAM MUSCLE編「全試合レコード」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、167頁。</ref>、マミーフラッシュ<ref name="mama"/>
* 声 - [[山口奈々]]、[[松岡洋子 (声優)|松岡洋子]](王位編)
 
モデルはプロレスラーの[[ザ・シーク]]<ref name="sheik" />。アニメではイヤデス・ハリスンの部下にして世界超人同盟の作戦参謀として登場。キン骨マンたちを利用して卑劣な策を講じた末、キン肉マンの怒りを買い「人間風車」によって倒された。
キン肉サユリとも表記。キン肉マンの母で第57代キン肉星王妃。額に「ママ」と書かれている。原作ではママとしか呼ばれていなかったが、アニメ版(王位争奪編一話より)を基にして本名が決まった。
 
; タイトル歴
キン肉マンの名誉挽回のため、キン肉マンに変装し巨大怪獣と戦ったり、ボケる夫の真弓に凄いツッコミを入れ、時に尻に敷いている描写があるなど、かなり気の強い女性として描かれていた。真弓と同様に息子思いで基本的には慈愛に満ちた接し方をするが、怒らせると息子でも容赦しない。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチでは城取り合戦という試合方法を決めた。
: 不明
 
=== シゲルくん / タツノリくん ===
『キン肉マンII世』ではすでに故人となっている。
* 本名 - 巨人シゲル(一時期・キン肉シゲル、後・阪神シゲル、アニメ版本名・巨人タツノリ、アニメ版一時期・キン肉タツノリ、アニメ版後・阪神タツノリ)
* 種別 - 正義超人 / 巨人族→キン肉族(養子)<ref name="jc1-64">ゆでたまご「キン肉星を救え!の巻」『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-851131-3、64頁。</ref>→阪神族(養子)<ref name="hanshin">TEAM MUSCLE編「キン肉大辞典」『キン肉マン 特盛』180頁。</ref> / スポーツ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - ジャイアンツ星<ref name="zukan" />→キン肉星<ref name="jc1-64" />→タイガー星<ref name="hanshin" />(エントリー{{JPN}})
* 身長体重 - 178cm 68kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 19万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - サイドスロー気味にくり出す変幻自在の攻撃<ref name="zukan" />
* 年齢 - 20歳
* 趣味 - [[野球]](得意スポーツ<ref name="zukan" />)
* 声 - [[田中秀幸 (声優)|田中秀幸]]
 
本名は'''巨人シゲル'''。野球が好きな[[宇宙人]]タイプの青年超人で、正義超人界の中でもエリートを多く輩出しているジャイアンツ星の巨人王族の出身<ref name="zukan" />。性格は真面目。キン肉マンのふがいなさに呆れた[[キン肉真弓|キン肉大王]]と[[#キン肉小百合(キンにく さゆり)|王妃]]がキン肉王子候補として一時期巨人族から養子に迎え入れていた<ref name="jc1-64" />。
=== ゴーリキ ===
* 種別 - 超人
* 出身 - キン肉星
* 身長体重 - 210&nbsp;cm 110&nbsp;kg
* 超人強度 - 45万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ベアーハッグ
* 声 - [[岸野一彦]]<ref name="DVD8">DVD『キン肉マン』Vol.8収録「『キン肉マン』DVDスペシャルインタビュー」より。</ref>
 
その後は本編に直接姿を見せていないが、キン肉マンが一流超人へと成長したので、タイガー星の阪神族へ改めて養子に出され<ref name="hanshin" />、複数の格闘技タイトルを奪取したとのことで、[[阪神タイガース]]のファンにもなった<ref name="zukan" />。
ミートが携帯しているカプセル超人。キン肉マンをキン肉星に連れ戻すためにミートが連れてきた。キン肉星人のシュラスコ族の戦士<ref name="zukan" /> で、筋骨逞しい大男。作中でキン肉マンがレスリングのリングで戦った初めての超人である。
 
アニメでは、[[#キン肉タツノリ(キンにく タツノリ)|キン肉マンの祖父]]と同じ名前で、通称・'''タツノリくん'''と呼ばれ、アメリカ遠征編でもキン肉王家の養子としてキン肉星に住んでそれなりに実績を上げてもいたが、原作と違い少々間抜けな面もあり、キン肉マンを多少ライバル意識するも、キン肉マンが各地の遠征で連勝したことで現金な大王・真弓に「お前はスグルの代わりに二軍落ちじゃ!」と、ギャグ描写的に蹴り飛ばされてしまい、「あ~ん、'''ママ'''~、星に帰りたいよ~」とコミカルに泣きわめいていた。その後ジャイアンツ星へ一旦帰り、原作同様にタイガー星へ改めて養子に出されたとのこと。
必殺技のベアーハッグでキン肉マンを締め上げるが、苦しみ悶えるキン肉マンの顔を見て爆笑し、腰骨が外れてしまう。
 
; タイトル歴
=== ゴリザエモン ===
: 宇宙超人グリマ選手権準優勝('73)
* 種別 - 怪獣
: 巨人族総合オリンピック優勝('78)
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
: ジャイアンツ星超人J(ジュニア)・ヘビー級
* 身長体重 - 2m 2000&nbsp;kg(2t)
: キン肉族格闘技オリンピック優勝('79)
: 阪神族超人レスリング選手権優勝('81)
: タイガー星超人ボクシングJ(ジュニア)・ミドル級タイトルマッチ制覇('81)
: 韓国超人カーニバル優勝('82)
: M83キン肉星雲超人リーグ優勝 (アニメ版)
: ジャイアンツ星栄誉賞(アニメ版)
 
=== アクロバット星人 ===
* 本名 - 不明
* 種別 - 宇宙人 / 怪獣→怪人<ref name="zukan" /> / 残虐超人→正義超人
* 出身 - アクロバット星 / 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 通常時は不明。巨大化時は18m 5千t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 1秒間に3つのポーズたらくりだ幻惑攻撃<ref name="zukan" />
* 年齢 - 岸野一彦17歳
 
名前の通り超人界でもアクロバティックな一族が住むアクロバット星出身の宇宙超人。一族の中でも特に凄まじい身のこなしでの戦いを得意とする。第1次怪獣退治編では悪党であり、地球侵攻に力を貸す「宇宙怪獣」として登場したが、迎え撃つのが当時はダメ超人と呼ばれていたキン肉マンだったため、「アホらしくて、相手に、できない」といってアクロバット星へ帰還した。
キン肉マンの子分怪獣。キン肉マンが計画した「ナナちゃん救出作戦」で悪役を演じるも、途中でキン肉マンを裏切った。
 
その後改心して『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送るため地球に来ていた。
; プロフィール
: 家族 - 弟 ゴンタ
 
; タイトル歴
=== ザンギャク星人 ===
: アクロバット星超人レスリング選手権優勝('78)
* 種別 - 宇宙人
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 178&nbsp;cm 75&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 20万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - サウスポーガン<ref name="appli" />
<!-- * 声 - [[郷里大輔]] -->
 
=== エラギネス ===
強豪宇宙人の一人。片手が銃になっており、[[九州弁]]で喋る。父親をキン肉マンに殺されたことを恥じ、汚名をすすごうと住之江幼稚園のバスをジャックし、キン肉マンに決闘を挑む。しかし、キン肉フラッシュを喰らいバスごと爆散した。
* 種別 - 怪獣→怪人<ref name="zukan" /> / 残虐超人→正義超人
* 出身 - 宇宙
* 身長体重 - 通常時は不明。巨大化時は45m 4万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 25万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 火炎攻撃<ref name="appli" />
* 年齢 - 不明
* 声 - [[戸谷公次]]<ref name="cast">中山基編「『キン肉マン』ヒストリー」『[[フィギュア王]] No.119』[[ワールドフォトプレス]]、2008年1月30日、ISBN 978-4-8465-2701-3、30-33頁。</ref>
 
[[えら]]を異常発達させた怪獣。地球侵攻に力を貸すが、迎え撃つのが当時はダメ超人と呼ばれていたキン肉マンだったため、「アホらしくて、相手に、できない」といって一旦引き返した。その後ナチグロンをリンチする<ref name="jc1-188" />。また、キン骨マンの策略でキン肉マンが捕まった際にはキン肉マンとツバの掛け合いをしていた(アニメでは影の踏み合い)。
アニメでは第20回[[超人オリンピック]]の決勝戦前に、園児バスの旅行中にキン骨マンに頼まれてキン肉マンを倒しに来た刺客として登場した。手下にナチグロンを抱えている。
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」の頃には改心しており、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
=== スプリンタソード / クビフリンガー ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 52m 4.8万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 頭部の角
 
連載前の読み切り版で初登場し、[[国宝]]の建造物「銅閣寺(どうかくじ)」を壊そうとした。ゆでたまごの2人が考えた怪獣であり、顔のモデルは作画担当の中井義則本人と[[笑福亭仁鶴 (3代目)|笑福亭仁鶴]]<ref name="toku">TEAM MUSCLE編「作者は語る!!(1)」『キン肉マン 特盛』[[集英社]]〈ジャンプ・コミックス・セレクション〉、1999年8月24日、ISBN 978-4-8342-1679-0、44頁。</ref>。胴体部分は[[レッドキング]]をモチーフとしている<ref name="toku"/>。
アニメ版の名前は'''クビフリンガー'''。キン骨マン製のロボット怪獣。4つ足で歩行する。頭部をドリルのように回転させて、動けなくなったキン肉マンを攻撃したが、駆けつけたテリーマンの銃撃で破壊された。
 
; 異名
頭部の鋭いかぎ爪を振って攻撃することから別名「クビフリンガー」という説明もある<ref name="zukan" />。
: エラ恐竜
 
=== 底無し星人(そこなしせいじん) ===
* 種別本名 - 宇宙人不明
* 出身種別 - 宇宙人 / 残虐超人→正義超人 / 怪人 / 時空超人<ref name="zukan" />
* 長体重 - 80m 10万t[[小宇宙]]<ref name="zukan" /> / 底無し星
* 超人強度身長体重 - 20万パワー<ref name="appli" /> / 通常時は不明。巨大化時は80m 10万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 正確には不明<ref name="zukan" />だが、20万パワー説もあり<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - すいこみ&消化<ref name="appli" />
* 年齢 - 不明
 
自分の星・底無し星の食べ物が無くなってしまったため、地球に来た巨大な漢の宇宙人。出身惑星の名前通り何でも吸い込む底無しの胃袋を持ち、高層ビルはおろか惑星すら飲み込んでいたつ一族の出身。胃液は一瞬で人間を骨にするほど強力で、キン肉マンや[[#翔野ナツ子(しょうの ナツこ)|ナツ子]]や[[キン肉スグル#キン肉ハウス|キン肉ハウス]]なども吸い込むが、体内から腹を裂かれ脱出される。死亡したように描写されるも一命はとりとめており、後にキン骨マンの配下として、小さくなり等身大の裂かれた腹を縫った姿にて再登場を果たす(原作のみ)
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」の頃には改心しており、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
=== ダイキング ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 16m 1万2000t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 25万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 噛み付き、人質作戦<ref name="appli" />
 
; タイトル歴
丸い頭の覆面を被っているが正体は単眼と二本角が特徴の口裂け怪獣。人質をとってキン肉マンとの対戦を希望した。頭脳派で、牛乳が苦手という弱点をついてキン肉マンを苦しめたが、レアーの投げたニンニクによってパワーを取り戻し、トサカを持ったキン肉マンに斬首され敗れる。
: タイトル奪取経験の有無不明
 
=== アポロ・ザ・ジャブツラーアント ===
* 種別 - 怪獣 / プロレスラーに似た怪獣<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(エントリー {{USA}}<ref name="gc">[[ニンテンドーゲームキューブ]]ソフト『[[キン肉マン ジェネレーションズ|キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人]]』より。</ref>)
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 30m223cm 3万t236kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 正確には不明<ref name="zukan" />だが、35万パワー説もあり<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - 大ぶりアッパーカット<ref name="appli" />
* 年齢 - 不明
 
ボクシングを使う凶悪な強豪怪獣。映画『[[ロッキー (映画)|ロッキー]]』に影響され、自身を名トレーナーだと思い込んだ[[#与作(よさく)|ヨサクさん]]の特訓を受けたキン肉マンに敗れる(実際はダブルノックダウン)。
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」の頃には改心しており、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
 
; タイトル歴
: 怪獣ボクシング・スーパーヘビー級タイトルマッチ制覇('78)
 
=== マンモラー ===
* 種別 - 怪獣 / 奇蹄類・長鼻類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(エントリー - ルーツ島)
* 身長体重 - 50m 8万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 体当たり
* 年齢 - 不明
 
ルーツ島に伝わる伝説の怪獣。[[マンモス]]に翼を生やした姿をしている。原住民の祈りにより壁画の中から蘇り、ルーツ島を荒らしていたウコンを葬った。その後再び壁画の中に戻った。[[マンモスマン]]の遠縁説もある<ref name="zukan" />。
海の主と呼ばれる[[大仏]]顔の怪獣。50年に一度、海を二つに割り現れ、美女の下着を引ん剥いて裸を見るのが趣味であり、伝説の怪物の正体でもある。公子を殺害し、マリを襲ったところをキン肉マン怒りの新兵器・早い、安い、うまいの三拍子「吉野屋の舞」で油断させられキン肉フラッシュにより敗れる。
 
=== ミス・カラス ===
この怪獣が海を割る様子が、[[旧約聖書]]にある[[モーセ]]の[[出エジプト記|出エジプト伝説]]の原典になったという<ref name="zukan" />。
* 種別 - 怪獣 / カラスの怪獣<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(エントリー - ルーツ島)
* 身長体重 - 130cm 84kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - なし
* 年齢 - 不明
 
ルーツ島のクンタ王女の愛鳥。巨大な羽根に人を4人くらい乗せても飛べれる能力を持つが、キン肉マンがはしゃいで飛び跳ねるのには閉口していた。
 
=== テンドン / テンドーン ===
* 本名 - 不明(アニメではエビオ)
* 種別 - 怪獣
* 種別 - 怪獣 / [[エビ]]
* 出身 - {{JPN}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 65m 4万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 30万パワーなし(エビだったため)→正確には不明<ref name="applizukan" /> / 不明だが、30万パワー説もあり<ref name="zukanappli" />
* 主な必殺技 - くしざし攻撃 / 串刺しクロー<ref name="appli" />
<!-- * 声 - [[戸谷公次 -->]]
 
元は[[天ぷら]]にされた[[エビ]]の怪獣。キン肉マンに恋人のエビ子を殺された本名は不明)。天ぷらになっても恋人の'''エビ子'''(声優 - [[中島千里]])と丼の中で2匹愛し合っていた所を、不気味がられ[[牛丼]]を出前したのに間違え[[天丼]]を配達されたことで不愉快に思ったキン肉マンに投げ捨てられ、キン肉マンに復讐する)[[天丼]]のエビがキン骨マンのモンスターガンによりを受けて怪獣となっ化した。牛丼屋を破壊して回り、キン肉マンを誘き寄せ恋人の敵討ちに挑んだが、キン肉フラッシュを受け敗れる。「食われた時に『うまい』と言ってもらえるのが救い」と言い残した後、元のエビに戻って改めてキン肉マンに食べられる。キン肉マンはその予想以上の美味さに感じ入り、以降は牛丼だけでなく天丼も好物になる。
 
アニメ版では'''テンドーン'''(本名エビオ)として[[アフリカ]]に遠征中にある日本食堂にて登場。恋人エビ子をクシャミで跳ばしたキン肉マンに復讐するため、自らすすん電柵と同じ経緯キン骨マンのモンスターガンを受けて怪獣化した。自身の両目から放つフラッシュを受けて一時的に失明したキン肉マンをくしざし攻撃で苦しめるが、最後は威力を弱めたキン肉フラッシュとキン肉ビームを立て続けに食らった後、ツームストーンパイルドライバーを受けて元の姿エビに戻った。原作とは違い、その後はエビ子と共に海に帰された。
 
; 異名
=== 長足ゴン(ながあしゴン) ===
: 天丼
* 種別 - 怪獣
 
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" /><ref name="gc" />
=== キン ===
* 身長体重 - 70m 8万t<ref name="zukan" />
* 種別 - 怪獣 / [[両生類]]系超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(エントリー{{JPN}}・[[秋田県]])
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 口から粘着性の強い液を吐く<ref name="zukan" />
 
[[カエル]]型の女性怪獣。通称'''おキン'''。元々の出自は宇宙怪獣の血筋でもあるが、地球で日本の秋田県の山奥の田舎に住む。訛りのある口調で話す。夫と二人の子供を秋田に残して自身は東京に出稼ぎに来ていた。たくましい性格で、他者には礼儀正しい。夫が自分を探すために街中へ出て人々を驚かす形になってしまった不始末をキン肉マンとミートに対して「みなさんにうちの父ちゃんが迷惑をかけて、すみませんでした」と詫びている。「出稼ぎだから仕方ないズラ」と夫を叱って、直後に夫や子供たちと共に秋田へ帰った。
[[ダチョウ]]のように発達した脚を持つ怪獣。250万年前に現れた時には地球を21954周したという。ひたすら走り続けるだけの悪意のない怪獣だが、建築物を破壊するなどの被害を懸念したキン肉マンはこれを追跡。[[大分県]]にあるダムを踏み壊そうとしたところを間一髪のところで転倒させ、被害を防いだ。
 
=== キンの夫 ===
手が退化しているために一度転ぶと起き上がれない長足ゴンは、その場で脚を動かし続け、3日後に力尽きて息絶えた。
* 本名 - 不明
* 種別 - 怪獣 / [[両生類]]系超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(エントリー{{JPN}}・[[秋田県]])
* 身長体重 - 35m 3万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 口から粘着性の強い液を吐く<ref name="zukan" />
 
キンと同じく[[カエル]]型の怪獣。キン同様に訛りのある口調で話す。秋田県の人里離れた山奥の田舎に住み、食料が不足すると町に出る<ref name="zukan" />。キンと違って寂しがりやな性格で、東京に出稼ぎに出たキンを探しに子供二人と一緒に出没した。「キン」と妻の名前を連呼したため、キン肉マンに勘違いされて「私ならここにいるぞ」と言われるが、あまりにうるさいので口から粘着性の強い液を吐いてキン肉マンを足止めし、「キンを見つけたら外してやるズラ」と告げる(直後にキン肉マンはミートの助言で自力で抜ける)。再会したキンには「家で待ってろっていっただろが」と叱られる。その後キンと子供たちと共にキン肉マンたちに見送られながら秋田へ帰って行った。
=== ナチグロン ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙
* 身長体重 - 通常時は不明。巨大化時は60m 5万t
* 超人強度 - 2万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 体当たり、泣き声<ref name="appli" />、ブラックキャンディアタック<ref>{{Twitter status|yude_shimada|1088228590649397248}}</ref>
* 声 - [[山本圭子]] / [[永澤菜教|長沢直美]](王位編)
 
=== ピーピーマン ===
全身真っ黒の容姿の、[[和歌山県]]の[[那智黒|那智黒飴]]の化身怪獣<ref name="zukan" />。後にヘアスタイルをスキンヘッドからセミロングの金髪に変えている。気弱で人間を怖がり、宇宙一弱いとまでいわれている。ダメ超人と蔑まれながらも平和のために戦うキン肉マンの姿に感動し、キン肉マンの家に押しかけ居候になる。超人対怪獣どちらが偉いか決定戦や第20回超人オリンピックではレフェリーを務めた。また、イビキが物凄い。
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 75万パワー
* 年齢 - 不詳
* 主な必殺技 - 不詳
 
人類タイプのアメリカ超人。キン肉マンがダメ超人時代は地球を守る正義超人(スーパーヒーロー)として有名だった。別名'''スーハーマン'''とも呼ばれ、普段は100階建て高層マンションのオーナーを生業とし、有事にはそのマンションから出動する<ref name="jc1-112">ゆでたまご『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年2月15日、ISBN 978-4-08-851131-3、112頁。</ref>。飛行能力も有しているが、マントが無いと飛べないのが弱点で、1979年の宇宙怪獣日本襲来時には「マントがクリーニング中で日本に助けに来れない状態」という役立たずぶりも見せていた。友人に[[コウモリ]]をモチーフにした[[集英社]]より大きい家に住んでいるアメリカの正義超人・'''バッドマン'''(超人強度・身長体重・年齢・必殺技等いずれもプロフィール不明)がいるが、彼もこの時は「里帰りしてお盆が終わるまで帰ってこない」と、ピーピーマン同様の役立たずぶりだった。二人ともその後はテリーマンたちの活躍の評判により、本国でも影が薄くなっていった。
原作では序盤で数回登場し、[[7人の悪魔超人]]編でモブキャラクターとして観客席で元のスキンヘッド姿を見せたのみだが、アニメ版ではザンギャク星人の手下として登場した後、レギュラーで登場しキン肉マンのサポーター的存在となった。たびたびミートと共にキン肉マンにツッコミを入れる。
 
また、当時は彼らの他にも同じアメリカのスーパーヒーローとして、[[クモ]]をモチーフにした正義超人・'''スッパイダーマン'''(超人強度 - 10万パワー、身長体重・年齢・必殺技等は不詳)も同様に活躍していたが、宇宙怪獣襲来時には本国の自宅ビルで誤って壁からズリ落ちて負傷してしまい入院を余儀なくされた。その後一応退院して自宅の壁をよじ登る姿が描写されている<ref name="jc1-112" />が、それ以後の消息は不明。
空は飛べないようで、自身の体重が重いながらもミートや真弓に運んでもらっている。
 
; タイトル歴
: 全米超人レスリング南部選手権優勝
; 異名
: アメリカのスーパーヒーロー
: ダメ怪獣
: 落ちこぼれ怪獣
: ドジ怪獣
 
=== 長足ゴン(ながあしゴン) ===
=== ネッシー ===
* 種別 - 怪獣 / [[絶滅危惧種]]<ref name="zukan" />
{{See also|ネッシー}}
* 出身 - 宇宙<ref name="gc" /><ref name="zukan" />
* 種別 - 怪獣
* 身長体重 - 70m 8万t<ref name="zukan" />
* 出身 - {{GBR}}・[[ネス湖]]
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
 
[[ダチョウ]]のように発達した脚を持つ怪獣。250万年前に現れた時には地球を21954周した。ひたすら走り続けるだけの悪意のない怪獣だが、建築物を破壊するなどの被害を懸念したキン肉マンはこれを追跡。[[大分県]]にあるダムを踏み壊そうとしたところを間一髪のところで転倒させ、被害を防いだ。手が退化しているために一度転ぶと自力では起き上がれない長足ゴンは、その場で脚を動かし続け、3日後に力尽きて息絶えた。キン肉マンとミートは「ただ走るために生まれて倒れると死んでしまう存在、(悪意がないだけに)可哀想な怪獣」と複雑な思いを抱いた。
ネス湖に住む正体不明の巨大生物。中生代の水棲恐竜[[プレシオサウルス]]<ref group="注釈">プレシオサウルスは恐竜ではなく[[首長竜]]という爬虫類。</ref> ではないかとの説がある。
 
=== フランキー ===
全長は20メートルぐらいと推定されていたが、実際はそれより遥かに大きく数百メートルはあった。
* 種別 - 怪獣→怪人 / 残虐超人 / [[フランケンシュタインの怪物]]<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 通常時は不明。巨大化時は40m 2万t<ref name="jc1-89">ゆでたまご「かわいいキッスの巻」『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-851131-3、89頁。</ref>
* 超人強度 - 正確には不明<ref name="zukan" />だが、20万パワー説もあり<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - 子どもの人気とり<ref name="appli" />
* 声 - [[水鳥鐵夫|水鳥鉄夫]]<ref name="cast" />
 
全身黒い毛に覆われた地底怪獣。子供ばかりを襲う凶悪怪獣と言われていた<ref name="jc1-89" />が、実際には子供好きで、子供からも好かれていた<ref name="jc1-92">ゆでたまご「かわいいキッスの巻」『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-851131-3、92頁。</ref>。ミートによって体の皮を剥かれて逃走<ref name="jc1-94-95">ゆでたまご「かわいいキッスの巻」『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-851131-3、94-95頁。</ref>。その後、ナチグロンをリンチする怪獣たちの一体として等身大でも登場<ref name="jc1-188" />。
キン肉マンは今までの汚名返上とばかりにテレビ中継でこのネッシーを倒そうとしたが、すさまじい巨体の前に顔を舐められ戦意喪失してしまう(アニメではその後も立ち向かうが、丸呑みにされて尻から脱出した)。
 
=== バズアブドラ / アブドドーラ ===
* 種別 - [[怪獣]]→怪人 / 残虐超人 / プロレスラーに似た怪獣<ref name="zukan" />
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" /><ref name="gc" />
* 身長体重 - 38m186cm 5万t150kg<ref name="zukan" />
* [[超人強度]] - 18万パワー正確には不明<ref name="applizukan" /> / 不明だが、30万パワー説もあり<ref name="zukanappli" />
* 主な必殺技 - 凶器攻撃<ref name="appli">[[iアプリ]]ゲーム『キン肉マン☆超人コロシアム』より。</ref>
* 主な必殺技 - バズーカ砲
* タッグチーム - [[キン肉マンのタッグ#怪獣組|怪獣組]]
* 家族 - 息子 アブドドーラJr.(アニメのみ)
 
宇宙怪獣の中で最も凶悪といわれている怪獣。地球侵攻に力を貸すが、迎え撃つのが当時はダメ超人と呼ばれていたキン肉マンだったため、「アホらしくて、相手に、できない」といって一旦引き返した。直後に単独で再び地球へ襲来して日本の国会議事堂を襲うも、テリーマンのマグナム銃で粉砕された<ref name="jc1-97-101">ゆでたまご「アメリカからきた男の巻」『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-851131-3、97-101頁。</ref>。後に復活してナチグロンをリンチする<ref name="jc1-188" />。猛虎星人とタッグを組み、「超人と怪獣どちらが偉いか決定戦」でテリーマン、キン肉マンとタッグで対戦。凶器攻撃でテリーマンを苦しめたが結局は敗れている。
キン骨マンの子分。背中に二門の[[バズーカ]]砲を備えており、そこからキン肉マンの弱点である牛乳(アニメ版ではラッキョウ)を発射して動けなくした。さらに、巨大化ナツ子が押さえたテリーマンを撃とうとしたが、力を振り絞ったキン肉マンに足を取られ失敗。テリーマンにより倒される。
 
アニメでの名前は「'''アブドドーラ'''」で、超人モンスター軍団の一員として登場。テリーマンに敗れた後に息子の'''アブドドーラJr.'''が登場している。
=== ハリゴラス ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 45m 3万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 体当たり
 
=== ウコン ===
ルーツ島を荒らしていたウコンの配下。体中に刺があり、全身をボール状に変化させ体当たりする。テリーマンのマグナム銃で粉砕された。
* 種別 - 怪獣 / ロボ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 不明
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 95万パワー<ref name="gc" />
 
「南からの使者の巻」「伝説の救世主の巻」に登場。ルーツ島を占領した怪獣の頂点となる存在で、オクトバスドラゴンやハリゴラスを率いて何人もの島民を殺害した。[[ゴリラ]]のような体型をしており、当初は生身の怪獣と思われていたが、キン肉マンの仕掛けたダイナマイト葉巻で表皮が吹き飛びロボットであることが判明。キン肉フラッシュを跳ね返すなどキン肉マンを全く寄せ付けない強さだったが、島民に召喚されたマンモラーの体当たりによってバラバラに破壊される。その頭部から操縦していた[[キン骨マン]]とイワオが逃げ出し、彼らが黒幕であったと判明する。
アニメの劇場版第1作ではオクトバスドラゴンの部下で同名のキャラクターが登場した。
 
アニメでは劇場版第1作『[[キン肉マン 奪われたチャンピオンベルト|キン肉マン]]』に忍者超人(声 - [[塩屋浩三]])として等身大にて登場。そして後の劇場版にその一族の者(声 - [[矢田耕司]]、[[ゆでたまご]]、他)が登場しているが、外見は異なり原作との設定上の関連性はないが、原作・劇場版共にキン肉マンから名前を間違えられている。
=== フランキー ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 40m 2万t
* 超人強度 - 20万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 子どもの人気とり<ref name="appli" />
* 声 - [[水鳥鐵夫|水鳥鉄夫]]<ref name="cast" />
 
=== オクトバスドラゴン ===
全身黒い毛に覆われた地底怪獣。子供ばかりを襲う凶悪怪獣と言われていたが、実際には子供好きで、子供からも好かれていた。ミートによって体の皮を剥かれて逃走。その後、ナチグロンをリンチする怪獣たちの一体として登場。
* 種別 - 怪獣 / ドラゴンの超人<ref name="zukan" />
 
アニメでは超人モンスター軍団の一員。
 
=== マンモラー ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 50m 82t5000t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 体当たり
 
ルーツ島を荒らしていたウコンの配下の宇宙怪獣。蛇のような胴体に蛸の足が前後4本ずつ生えた姿で、腰に「SWWF」と書かれたベルトを着けている。キン肉マンのキン肉フラッシュで倒された。
ルーツ島に伝わる伝説の怪獣。[[マンモス]]に翼を生やした姿をしている。原住民の祈りにより壁画の中から蘇る。ルーツ島を荒らしていたウコンを葬った後は、再び壁画の中に戻った。
 
アニメでは劇場版第1作に同名の3世と名乗るキャラクター(声 - [[大塚周夫]])が敵のボス超人として登場している。
 
=== 猛虎星人(もうこせいじん) ===
* 種別本名 - 宇宙人不明
* 出身種別 - 宇宙人 / 怪獣 / 怪人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" /> / 猛虎星(アニメではモーコ星<ref name="choujinzenkan-p22" />)
* 身長体重 - 190&nbsp;cm 120&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度身長体重 - 28万パワー<ref190cm name="appli" /> / 不明120kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 正確には不明<ref name="zukan" />だが、28万パワー説もあり<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - サーベル攻撃<ref name="appli" />
* タッグチーム - 怪獣組
 
[[ターバン]]、[[サーベル]]を装備した[[トラ]]型の宇宙人。人間でも超人でもない怪獣としてアブドーラと組んでテリーマン&キン肉マンに挑戦状を送りつけて「超人と怪獣どちらが偉いか決定戦」と称して日本武道館で争った。それ以前にもキン肉マンと対戦し尻をサーベルでメッタ突きにしたことがある。
 
アニメの劇場版第1作に同名惑星出身のキャラクター(声 - [[矢田耕司]])超人(超人強度 - 90万パワー<ref name="gc" />)として登場するが、デザインは異なる。こちらでもキン肉マン&テリーマンとタッグマッチを演じた。
 
=== ハリゴラス ===
== 第20回超人オリンピック編 初登場 ==
* 種別 - 怪獣 / げっ歯類の超人<ref name="zukan" />
* [[ハラボテ・マッスル]](委員長)
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(アニメではメトロ星<ref name="choujinzenkan-p22">『超人全鑑』バンダイ/ポピー事業部、1984年、22頁。</ref>)
* [[ラーメンマン]]
* 身長体重 - 45m 3万t<ref name="zukan" />(アニメでは等身大登場だが、身長体重共に不明)
* [[ロビンマスク]]
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />(アニメでは80万パワー<ref name="gc" />)
* 主な必殺技 - 体当たり
* 声 - [[田中康郎]]
 
ルーツ島を荒らしていたウコンの配下。体中に刺があり、全身をボール状に変化させ体当たりする。テリーマンのマグナム銃で粉砕された。
=== ウルドラマン ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{JPN}} / ウルドラの星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 193&nbsp;cm 102&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 90万パワー<ref name="zukan" />
 
アニメでは劇場版第1作にオクトバスドラゴンの部下の超人として等身大で登場した。
第18回超人オリンピック優勝者で、日本を代表する超人だった。プライドが高く、第19回超人オリンピック決勝でロビンマスクに敗北したことを苦にして第20回大会の出場を辞退し、以後作中には登場しなかった(アニメ版では予選大会で登場している他、黄金のマスク編でも姿を見せている)。キン肉マンはその代理で日本代表として超人オリンピックに出場することになる。『キン肉マンII世』での回想シーンにて、ロビンマスクとの試合は「熱闘」と称される名勝負だったことや、タワーブリッジで腰から真っ二つにされる様子が描かれている。
 
=== ザンギャク星人 ===
アニメ版では名称は'''ウットラマン'''(第1期)、'''ウラドラマン'''(『キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE2』)。
* 本名 - 不明
* 種別 - 宇宙人 / 怪人 / 残虐超人 / 怪獣の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" /> / ザンギャク星
* 身長体重 - 178cm 75kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 正確には不明<ref name="zukan" />だが、20万パワー説もあり<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - サウスポーガン<ref name="appli" />
* 声 - [[郷里大輔]]
 
強豪宇宙超人の一人<ref name="jc1-127-134">ゆでたまご「恐怖のバスジャックの巻」『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-851131-3、127頁。</ref>。左腕が[[自動小銃]]になっており、トカゲのしっぽのように切り落としてもまた自然と再生する<ref name="zukan" />。[[九州弁]]で喋る。地球侵略を企てた父親が当時無名だったキン肉マンに殺されたことを恥じ、汚名をすすごうと住之江幼稚園のバスをジャックし、キン肉マンに決闘を挑む。しかし、キン肉フラッシュを喰らいバスごと爆散した<ref name="jc1-127-134" />。
; 個人タイトル歴
:* 第18回超人オリンピック優勝
:* 第19回超人オリンピック準優勝
 
アニメでは第20回[[超人オリンピック]]の決勝戦前に、園児バスの旅行中にキン骨マンに頼まれてキン肉マンを倒しに来た刺客として登場した。手下にナチグロンを抱えている。
=== カニベース ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{ITA}}
* 身長体重 - 208&nbsp;cm 50&nbsp;kg
* 超人強度 - 2パワー
* 年齢 - 35歳
* 主な必殺技 - ジャンケン、必殺カニ固め<ref name="bigmatch" />
* 声 - [[はせさん治]]<ref name="cast" /> / [[竹本英史]](キン肉マンII世)
 
=== カッパトロン ===
[[カニ]]型の超人。突き出た目とハサミ状になっている手が特徴。超人強度2パワーは、判明している中で最低値。第20回超人オリンピックではテリーマンに「すごいメンバー」として名前が挙げられていたが、第1予選「じゃんけん」でチョキしか出せない弱点を利用され、咄嗟に対戦相手を自分にすり替えたキン肉マンに敗退。そのことがショックで気が狂ったらしく、その後はキン骨マンと共に他の超人たちを邪魔して回った。
* 種別 - 怪獣<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 55m 5万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 声 - [[戸谷公次]]
 
巨大な[[リクガメ]]の怪獣<ref name="zukan" />。甲羅は耐久力が抜群<ref name="zukan" />で、原作では本編で不明確だったが、登場回の扉ページで甲羅に「41」と数字が書かれてもいた。テリーマンにより一瞬で倒された。
第21回超人オリンピックでは大手術の末、手をハサミ型からグローブ型に変え、予選開始前にキン肉マンにリベンジを挑むが、今度はチョキを出されあえなく敗北する(アニメではこの描写がカットされた)。その後、第1予選の超人らしい体格の者を選別する「超人ふるい落とし」で落され失格となった。後にキン肉マン対ベンキマン戦の試合前のデモンストレーションで登場する<ref group="注釈">アニメではサボテンマンに変更。</ref> が、ベンキマンのベンキ流しで流される。その後キン肉マンがパンツ詰めでベンキマンの水を逆流させた際、一緒に流されたタイルマン共々脱出した。
 
アニメではキン骨マンが超人オリンピックに送り込んだ刺客にして、超人モンスター軍団の秘密兵器一員となっている。また関西弁で喋り第1予選では自らキン肉マン頭部に皿対戦相手に指名し乗せてい
 
=== スプリンタソード / クビフリンガー ===
『キン肉マンII世』でも登場。超人オリンピック2年連続第1予選敗退の実績とその内容から、本国にて「史上最弱超人」のレッテルを貼られ罵声を浴びせられたことでキン肉一族に逆恨みし、手を6本(グー、ハサミ、グローブが2本ずつ)に改造する。その執念を大会委員長に評価されキン肉一族への刺客として超人オリンピック ザ・レザレクションに招聘。キン肉マンの息子であるキン肉万太郎と第1予選にて対戦する。じゃんけんには初勝利するものの競技が「[[あっち向いてホイ|あっちむいてホイ]]」であったため、じゃんけんの勝利が第1予選の勝利にはならず、万太郎の奇策によりまたしても敗北する。
* 種別 - 怪獣 / 怪獣の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 52m 4.8万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 頭部の角
 
キン骨マン製のロボット怪獣。4つ足で歩行する。頭部をドリルのように回転させて、動けなくなったキン肉マンを攻撃したが、駆けつけたテリーマンの銃撃で破壊された。頭部の鋭いかぎ爪を振って攻撃することから別名「クビフリンガー」という説明もある<ref name="zukan" />。
; 異名
: 最弱超人<ref name="shot" />
 
アニメ版の名前は'''クビフリンガー'''。
=== スペシャルマン ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{USA}}東部(エントリーはアメリカ北部)
* 身長体重 - 173&nbsp;cm 86&nbsp;kg
* 超人強度 - 65万パワー
* 年齢 - 20歳
* 主な必殺技 - フットボールタックル、ハンバーガーヒルドライバー、栄光のタッチダウン、クロスチョップ<ref name="bigmatch" />
* タッグチーム - [[キン肉マンのタッグ#ビッグ・ボンバーズ|ビッグ・ボンバーズ]]
* 声 - <!-- 佐藤正治(第7、85話)/ -->[[蟹江栄司]]<ref name="cast" />(第10、11話)<!--/ [[堀秀行]](第66話) / 二又一成(第88話) / [[中島千里]](11話、少年時代) / -->/ [[小野健一 (声優)|小野健一]]([[PlayStation 2|PS2]]ゲーム)
 
=== バズーガーラ ===
アメフト選手のような姿をした超人。胸には「SPECIAL」と「99」が書かれている。額に「S」の字があり(旧アニメ版では書かれていない)、頭には2つに分かれたとさかを持つ。テリーマンとは親友で、苦戦するテリーマンのもとへ病院を抜け出して応援に駆けつけている。
* 種別 - 怪獣 / 怪獣の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="gc" />
* 身長体重 - 38m 5万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 正確には不明<ref name="zukan" />だが、18万パワー説もあり<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - バズーカ砲
 
[[トカゲ]]の怪獣で、キン骨マンの子分。背中に二門の[[バズーカ]]砲を備えており、そこから筒状のものなら何でも射出でき<ref name="zukan" />、作中ではキン肉マンの弱点である牛乳(アニメ版ではラッキョウ)を発射して動けなくした。テリーマンにより倒される。背中のバズーカは自分で[[メンテナンス]]はできないため、他者のアシストを求める必要がある<ref name="zukan" />。
第20回超人オリンピックではキン骨マン一味の策略により予選敗退。夢の超人タッグ編では、[[キン肉マンのタッグ#はぐれ悪魔超人コンビ|はぐれ悪魔超人コンビ]]の乱入により出場権を奪われるなど、初期から終盤まで登場しているが、一度もまともな活躍が描かれたことがない。しかし故国・アメリカではタイトル奪取経験もあり、スパーリングなどでロビンマスクやラーメンマンが何度も[[寝技]]を極められたとの噂もあるなど、他の超人からは一目置かれていた影の実力者だったらしい<ref name="waza">TEAM MUSCLE編「謎の44:ビッグ・ボンバーズはなぜ超人タッグに参加しようとしたの?」『キン肉マン 77の謎』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年12月16日、ISBN 4-83-421678-0、106-107頁。</ref>。
 
=== ダイブツラー ===
完璧・無量大数軍襲来の際には、カナディアンマンと共に戦うもマックス・ラジアルに一撃で敗れ去る。その後、カナディアンマンと共に激しい修練の日々を重ねている。
* 種別 - 怪獣<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 30m 3万t
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
''7
海の主と呼ばれる[[大仏]]顔の怪獣。50年に一度、海を二つに割り現れ、美女の服を引ん剥いて裸を見るのが趣味であり、伝説の怪物の正体でもある。50年前には当時若い女[[漁師]]だった'''老婆'''を襲っている(彼女はこの辱めを受けた被害がトラウマとなり、50年後にダイブツラーの出現を告げることを考え生きてきた)。公子を殺害し、マリも襲ったところをキン肉マン怒りのキン肉フラッシュにより敗れる。この怪獣が海を割る様子が、[[旧約聖書]]にある[[モーセ]]の[[出エジプト記|出エジプト伝説]]の原典になったという<ref name="zukan" />。
 
=== ダイキング ===
『キン肉マンII世』には伝説超人の一人として登場。『究極の超人タッグ編』では、リザーブマッチに出場を渋っている。また、宇宙超人タッグ・トーナメントに敗退し本国に戻った際、罵声を浴びせられていた。
* 種別 - 怪獣<ref name="zukan" /> / 顔を発達させた超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 16m 1万2000t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 正確には不明<ref name="zukan" />だが、25万パワー説もあり<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - 噛み付き、人質作戦<ref name="appli" />
 
丸い頭の覆面を被っているが正体は単眼と二本角が特徴の口裂け怪獣。人質をとってキン肉マンとの対戦を要求した。牛乳が苦手という弱点をついてキン肉マンを苦しめたが、レアーの投げたニンニクによってパワーを取り戻し、トサカ(キン肉カッター)を持ったキン肉マンに斬首され敗れる。キン肉星に出現したが出身は「宇宙」としか判明していない<ref name="zukan" />。
ゆでたまごの作画担当の中井は相棒のカナディアンマン共々デザインを気に入っていたが、原作担当の嶋田隆司はそういう超人はかませ犬にしたかったらしく、代わりにラーメンマンが活躍することになった<ref>ゆでたまご「これがゆで流チョイス!!キン肉マン運命の選択肢 〜第1回超人オリンピック編〜」『キン肉マン 第1回超人オリンピック編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年7月9日、ISBN 978-4-08-106898-2、351頁。</ref>。後年、「活かし方を間違えたかもしれない(笑)」「別の意味で愛されているようで嬉しい」とも語っている<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.17 スペシャルマン&カナディアンマン」『キン肉マン 第17巻(復刻版)』集英社〈[[ジャンプ・コミックス]]〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870741-9、190-191頁。</ref>。
 
=== 宇宙人 ===
スピンオフ作品『[[THE超人様]]』では主人公格として登場。カナディアンマンとプリプリマンを含めた3人でよく駄弁っている。誠実で他者に対して思いやりのある性格だが、カナディアンマンを親友として好く余り暴走することもある。
* 種別 - 宇宙人(種族名不明)
* 出身 - 宇宙
* 身長体重 - 2人共不明
* 超人強度 - 2人共不明
* 主な必殺技 - 2人共なし
 
地球人の生態を調査するために来た小柄な'''二人組の宇宙人'''で、[[日本]]時間の夜中に文化の中心である[[東京]]の某[[デパート]]に資料集めに現れた<ref name="jc1-119-122">ゆでたまご「いたずらアルバイトの巻」『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-851131-3、119-122頁。</ref>。戦闘力は低く、他の惑星での異星人たちとの戦いでは連敗続きだったことを暗示する会話をしていた<ref name="jc1-119-122" />。[[#原作に登場した他作品の超人(著作権承認済)|ウルトラマン]]や[[スカンク]]の存在を知っているなど、それなりに異星の情報収集力を持っている<ref name="jc1-119-122" />。デパートの[[守衛]]の[[アルバイト]]をしていたキン肉マンと遭遇するが、彼のお調子ぶりにつきあいきれず地球から撤退した<ref name="jc1-119-122" />。出身は「宇宙」としか判明していない。完璧超人始祖編の序盤のテリーマンの回想シーンでは、この二人も[[ネプチューン・キング]]の弟子の[[完璧超人]]のイメージの中に描かれているが、詳細は不明。
; 個人タイトル歴
:* ミネソタ超人ヘビー級<ref name="nettou">週刊少年ジャンプ特別編集『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、11-12頁。</ref>
:* 全米超人J(ジュニア)・ヘビー級<ref name="nettou" />
; 異名
: 誇り高き正義超人<ref name="shot" />
: 未知なるスペシャルな実力<ref name="shot" />
; プロフィール
: 家族 - 息子 スペシャルマンJr.
 
== 第20回超人オリンピック編 初登場 ==
=== バトルロイヤル参加者 ===
; [[ロビンマスク]]
==== ルピーン ====
; [[ラーメンマン]]
* 種別 - 正義超人 / 伝説超人
; [[ハラボテ・マッスル]](委員長)
* 出身 - {{FRA}}
* 身長体重 - 186&nbsp;cm 78&nbsp;kg
* 超人強度 - 1万パワー
* 年齢 - 32歳
* 主な必殺技 - ベルサイユパッケージホールド
 
=== スペシャルマン ===
力づくの戦いを嫌う、芸術的技巧派超人。痩身で、燕尾服にマント、シルクハット、片眼鏡を着用。第20回超人オリンピック最終予選にてキン肉マンたちと同着になり、バトルロイヤルに参加するが敗退する。第三次予選の月への往復マラソンで失格したという記録もある<ref>ゆでたまご「超人オリンピック総集編の巻」『キン肉マン 第9巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年7月15日、ISBN 978-4-08-851139-9、177頁。</ref>。
* 種別 - 正義超人 / スポーツ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}東部(エントリーはアメリカ北部)
* 身長体重 - 173cm 86kg
* 超人強度 - 65万パワー
* 年齢 - 20歳
* 主な必殺技 - フットボールタックル、ハンバーガーヒルドライバー、栄光のタッチダウン、クロスチョップ<ref name="bigmatch" />
* 家族 - 息子 スペシャルマンJr.
* タッグチーム - [[キン肉マンのタッグ#ビッグ・ボンバーズ|ビッグ・ボンバーズ]]
* 声 - 佐藤正治(第7、85話)/ [[蟹江栄司]](第10、11話) / 二又一成(第88話) / [[中島千里]](11話、少年時代) / [[小野健一 (声優)|小野健一]]([[PlayStation 2|PS2]]ゲーム)<ref name="cast" />
 
[[アメフト]]の装備を身に着けたスポーツ超人。胸には「SPECIAL」と「99」が書かれている。額に「S」の字があり(旧アニメ版では書かれていない)、頭には2つに分かれたとさかを持つ。テリーマンやカナディアンマンとは親友。
『キン肉マンII世』では伝説超人として登場する。国際超人会議に参加した際に、ロビンマスクのヘラクレス・ファクトリー創設の提案を受け驚嘆している。究極の超人タッグ編では超人オタクの[[カオス・アヴェニール|カオス]]がオークションで47万円で落札したシルクハットを直接彼に手渡した<ref>ゆでたまご「決戦前夜、タッグの苦難!!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 03』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2006年4月24日、ISBN 978-4-08-857457-8、95頁。</ref>。
 
第20回超人オリンピックでは、キン骨マン一味の策略により負傷して二次予選敗退となり入院する<ref>ゆでたまご「第二次予選 - 怪獣あげの巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、39頁。</ref>が、その後決勝トーナメントで苦戦するテリーマンのもとへ病院を抜け出して応援に駆けつけている<ref>ゆでたまご「大逆転の巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、113頁。</ref>。
==== 銅ベルマン(どうベルマン) ====
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{PER}}(古代インカ)
* 身長体重 - 189&nbsp;cm 450&nbsp;kg
* 超人強度 - 55万パワー
* 主な必殺技 - ブロンズ・クロー
* 年齢 - およそ600歳
 
世界超人タッグ選手権の頃には退院しており、超人オリンピックで共に競い合った100人の正義超人を集めてテリーマンとキン肉マンのマシンガンズを応援する。第21回超人オリンピックでは、最終予選まで残るも決勝トーナメントには出場できなかった。[[7人の悪魔超人]]編では、ファン感謝デーに参加するが7人の悪魔超人に乱入される。その後アイドル超人軍団と悪魔超人軍団の戦いを観客席から観戦。
全身[[銅]]でできており、胸に「銅」のマークがある超人。頭部は[[鐘]]状で、右手には盾を持っている。左腕はツメ状になっているが、普通の腕になっているシーンが散見される。
 
黄金のマスク編では、キン肉マンと悪魔将軍の死闘で最後までリングを支えてキン肉マンの勝利の一助となる。
第20回超人オリンピックではバトルロイヤルにて敗退。第21回大会でも第3次予選の新幹線アタックまでは勝ち抜いていた。
 
夢の超人タッグ編では、悪魔騎士の生き残り[[アシュラマン]]と[[サンシャイン (キン肉マン)|サンシャイン]]に友情を奪われ、キン肉マンらと敵対。[[#カナディアンマン|カナディアンマン]]とタッグを組み'''[[キン肉マンのタッグ#ビッグ・ボンバーズ|ビッグ・ボンバーズ]]'''として宇宙超人タッグ・トーナメントに出場。開会セレモニーに乱入してきたアシュラマンとサンシャインの攻撃によって気絶してしまい、出場権を奪われる。2回戦で[[キン肉マンのタッグ#マッスル・ブラザーズ|マッスル・ブラザーズ]]が悪魔コンビを迎撃し、仇をとった。
==== スフィンクスマン / スフィンクス ====
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{EGY1972}}
* 身長体重 - 189&nbsp;cm 82&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 59万パワー<ref name="appli" /> / 70万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ガーディアンパンチ<ref name="appli" />
<!-- * 声 - 岸野一彦 -->
 
キン肉星王位争奪サバイバル・マッチでは、当初は中立の立場を取らざるを得なかったが、最終盤でテリーマン、ラーメンマン、ウルフマン、ジェシー・メイビア、ペンタゴンらと共に[[ネプチューンマン]]のネプチューン・メッセージに心を動かされて、日本へ向かう。他の正義超人たちとも合流して大阪城までキン肉マンの応援に駆けつけて、瀕死のキン肉マンに[[エール (応援)|エール]]を送った。
アニメ版の名前は'''スフィンクス'''。[[ファラオ]]の冠状の頭部を持つ超人。額には「S」の文字がある。第20回超人オリンピック最終予選にてキン肉マンたちと同着し、バトルロイヤルに参加するが敗退。その後は上野動物園でデートしていた<ref name="JC4">ゆでたまご「キン肉マンの爆弾発言の巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、30-31頁。</ref>。黄金のマスク編ではリングを支える正義超人の一人として登場する。
 
以上の様に初期から登場して、それなりに見せ場もあるが、試合におけるまともな活躍は描かれたことがない。しかし故国・アメリカではタイトル奪取経験もあり、当時はアメリカでテリーマンと人気を二分していた。親友のテリーマンからも実力の高さを認められており、スパーリングなどでロビンマスクやラーメンマンが何度も[[寝技]]を極められたとの噂もあるなど、他の正義超人からも一目置かれていた影の実力者だったとのこと<ref name="waza">TEAM MUSCLE編「謎の44:ビッグ・ボンバーズはなぜ超人タッグに参加しようとしたの?」『キン肉マン 77の謎』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年12月16日、ISBN 4-83-421678-0、106-107頁。</ref>。
==== キンターマン ====
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{CAF}}
* 身長体重 - 183&nbsp;cm 88&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 35万パワー<ref name="gc" />
<!-- * 声 - [[北川米彦]] -->
 
完璧・無量大数軍襲来の際には、カナディアンマンと共に戦うもマックス・ラジアルに一撃で敗れ去る。その後、カナディアンマンと共に激しい修練の日々を重ねている。
第20回超人オリンピック第2予選「重量挙げ」で1トンの怪獣を股間で持ち上げたパワー超人。同最終予選の「月往復飛行マラソン」では8位に付けゴール目前で余裕を見せていたが、月で爆発した爆弾で吹き飛ばされてきたキン肉マンたちに激突され、同着。その後のバトルロイヤルで敗退した。黄金のマスク編ではリングを支える正義超人の一人として登場する。
 
『キン肉マンII世』には伝説超人の一人として登場。『究極の超人タッグ編』では、リザーブマッチに出場を渋っている。また、宇宙超人タッグ・トーナメントに敗退し本国に戻った際、罵声を浴びせられていた。
アニメでの名前は'''クンターマン'''。テレビスペシャル『決戦!7人の正義超人vs宇宙野武士』ではビーンズマンから'''タンキーマン'''と呼ばれていた。
 
ゆでたまごの作画担当の中井は相棒のカナディアンマン共々デザインを気に入っていたが、原作担当の嶋田隆司はそういう超人はかませ犬にしたかったらしく、代わりにラーメンマンが活躍することになった<ref>ゆでたまご「これがゆで流チョイス!!キン肉マン運命の選択肢 〜第1回超人オリンピック編〜」『キン肉マン 第1回超人オリンピック編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年7月9日、ISBN 978-4-08-106898-2、351頁。</ref>。後年、「活かし方を間違えたかもしれない(笑)」「別の意味で愛されているようで嬉しい」とも語っている<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.17 スペシャルマン&カナディアンマン」『キン肉マン 第17巻(復刻版)』集英社〈[[ジャンプ・コミックス]]〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870741-9、190-191頁。</ref>。スピンオフ作品『[[THE超人様]]』では主人公格として登場。カナディアンマンとプリプリマンを含めた3人でよく駄弁っている。誠実で他者に対して思いやりのある性格だが、カナディアンマンを親友として好く余り暴走することもある。
==== アマゾンマン ====
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{BRA1968}}
* 身長体重 - 180&nbsp;cm 77&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 25万パワー<ref name="gc" />
* 主な必殺技 - ピラニアタック<ref name="bigmatch" />
 
; タイトル歴
頭部に被っている頭蓋骨や、鼻の下に付けている骨が特徴。これらの装飾品は、コミック文庫版発売以降の版では一部修正され、彼の存在自体をまるまる消されているコマもある。第20回超人オリンピック予選に参加したものの、バトルロイヤルで敗退。
: ミネソタ超人レスリング選手権優勝
: ミネソタ超人ヘビー級<ref name="nettou">週刊少年ジャンプ特別編集『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、11-12頁。</ref>
: 全米超人J(ジュニア)・ヘビー級<ref name="nettou" />
; 異名
: 誇り高き正義超人<ref name="shot" />
: 未知なるスペシャルな実力<ref name="shot" />
 
=== カナディアンマン ===
黄金のマスク編では、プラネットマンの「魔技・惑星直列」でアフリカを攻撃された際に、ブラジル出身であるはずの彼の生命維持装置が割れてしまう。
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CAN}}
* 身長体重 - 265cm 218kg
* 超人強度 - 100万パワー
* 年齢 - 30歳
* 主な必殺技 - [[カナディアンバックブリーカー]]、永久凍土落とし、アトミック・ボムズ・アウェー、フットボールタックル、メイプルデスロック&カナディアンバックブリーカー、リビルト・カナディアンバックブリーカー
* 家族 - 息子 カナディアンボーイ
* タッグチーム - ビッグ・ボンバーズ
* 声 - 北川米彦<ref name="cast" />(第10、88話)/ 岸野一彦<ref name="DVD8"/>(68、70話) / 戸谷公次(85話、PS2ゲーム)
 
カナダの国旗をモチーフとした怪力の巨漢超人。普段は木こりとして生活し、心身ともに鍛えている<ref>ゆでたまご 「タザハマの忘れ得ぬ名超人」 『キン肉マン 名勝負スペシャル3 正義超人讃歌編』96頁。[[集英社]]〈ジャンプリミックス〉</ref>。超人強度も正義超人内ではトップクラスだが、格闘スキルが未熟であるがゆえに活躍の場は少なく、弱小超人扱いされていた。好きな言葉は「捲土重来」<ref>ゆでたまご「武名を挙げよ!<ruby>楓<rp>(</rp><rt>カナディアンマン</rt><rp>)</rp></ruby>!!の巻」『キン肉マン 第62巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年3月7日、ISBN 978-4-08-881376-9、45頁。</ref>。
==== ホワイトベアマン ====
* 種別 - 超人
* 出身 - {{SSR1955}}
 
第20回超人オリンピック編では、本戦に進出し一回戦でロビンマスクと対戦。巨大化して試合会場の[[後楽園球場]]を持ち上げ揺さぶり、先にリング入りしていたロビンに奇襲攻撃を仕掛けるが逆転負けを喫する<ref>ゆでたまご「第1回戦開始の巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、90-92頁。</ref>。その後は[[恩賜上野動物園|上野動物園]]でデートしている姿も見られた<ref name="JC4" />。第21回超人オリンピックの第3予選新幹線アタックでは小倉まで押す好記録を残すが、最終予選で失格。大会後のインタビューでは「10年前なら優勝できた」とコメントを残している<ref name="sousyuu" />。[[7人の悪魔超人]]編では、ファン感謝デーに参加するが7人の悪魔超人に乱入される。[[ブラックホール (キン肉マン)|ブラックホール]]戦でキン肉マンに代わり闘おうとして負傷したテリーマンに肩を貸し、その後も観客席に何度か姿を見せた。
白熊姿のアニメオリジナル超人。第20回超人オリンピックの入場行進に登場し、描写こそ無いが競技で予選を勝ち進む。最終予選の「月往復飛行マラソン」で月で爆発した爆弾で吹き飛ばされてきたキン肉マンたちに巻き込まれ、彼らと同着になる。その後バトルロイヤルで登場し敗退した。
 
黄金のマスク編では、他の正義超人と共にパワーを失い生命維持装置に入る。死滅させられるかもしれない恐怖から取り乱してスニゲーターと共倒れしたキン肉マンを「どうせ死ぬなら黄金のマスクを取り返してから死ねばよかったんだ」と罵倒してしまうが、自らの命を投げ出してキン肉マンを救ったウルフマンの姿に打たれ謝罪する。キン肉マン対プラネットマン戦でキン肉マンの体に描かれた地図のカナダが攻撃された際に老化するように衰弱死したが、プラネットマンの魔技・人面プラネットにより人質として登場し、プラネットマンが倒されたことで蘇った(アニメでは取り込まれず、プラネットマンが倒されたことで生命維持装置が復旧して衰弱死前の状態に戻った)。キン肉マンと悪魔将軍の死闘で最後までリングを支えてキン肉マンの勝利の一助となる。
=== 本選出場者 ===
==== ブロッケンマン ====
* 種別 - 残虐超人
* 出身 - {{BRD}}・[[西ベルリン|ベルリン]]
* 身長体重 - 185&nbsp;cm 85&nbsp;kg / 198&nbsp;cm 86&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 90万パワー
* 主な必殺技 - 凶器攻撃、毒ガス攻撃、ベルリンの赤い雨
* 声 - 水鳥鉄夫<ref name="cast" />
 
夢の超人タッグ編では、悪魔騎士の生き残りアシュラマンとサンシャインに友情を奪われ、キン肉マンらと敵対。[[#スペシャルマン|スペシャルマン]]とタッグを組み'''ビッグ・ボンバーズ'''として宇宙超人タッグ・トーナメントに出場が決まるが、開会セレモニーに乱入してきたアシュラマンとサンシャインの攻撃によって敗れ去り、気を失う。
ブロッケンJr.の父で、世界三大残虐超人の一人。第20回超人オリンピック1回戦でラーメンマンと対戦する。凶器や毒ガスの攻撃で苦しめるが反撃を受け、「キャメル・クラッチ」により胴体を真っ二つにされ死亡した。アニメ版では背骨を折られた後、肉体を引き伸ばされ手打ちラーメンに変えられてしまった。ブロッケンJr.によるとリング上で死ねれば本望だったという。
 
キン肉星王位争奪編では、王位争奪サバイバルマッチのロビンマスクとマンモスマンの対戦をテレビで観戦し、涙を流して感動していた。最終盤でテリーマン、ウォーズマン、ラーメンマン、ウルフマン、ジェシー・メイビアらと共にネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
『キン肉マンII世』ではブロッケンJr.の回想シーンに幾度か登場。自分を父と呼んでいいのは家の中だけとし、家の外では「師匠(レーラァ)」と呼ばせるなど、息子を厳しく鍛え上げる姿が描かれた。
 
完璧・無量大数軍襲来の際にはスペシャルマンと共に戦うもマックス・ラジアルに一撃で敗れ去る。
小説『[[ディープオブマッスル|ディープオブマッスル!!]]』では、現世に舞い戻ってブロッケンJr.に一族の秘義秘術を授けるために[[超人墓場]]で労働を続け、生命の玉を4つ集める。しかし、ブロッケンJr.が正義超人の一員として成長し活躍する姿を知ると「もはや私の出る幕はない」「ブロッケン一族の新たなる伝統を、Jr.がしっかりと築きあげて行ってくれることだろう」と語り、現世への未練を断ち切る。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客襲来時にはスペインに現れ、サグラダ・ファミリア特設リングにてパイレートマンと対戦。完璧超人始祖との戦いにおいて何の成果も残せなかったことを恥じ、捲土重来のために今日に至るまでスペシャルマンと特訓を積んでいたことを明かし、これまで見せることのなかった高度な美技の数々を見せる。新必殺技「リビルト・カナディアンバックブリーカー」を放つも強靭な背骨を持つパイレートマンには通用せず逆転されて、パイレートマンに誇りを貫いて死ぬか、誇りを差し出して生きるかの選択を迫られる。死を覚悟しながらも誇りを選び、スペシャルマンに謝罪をしながら背骨を真っ二つに折られ死亡した。ティーパックマンが倒され、気落ちする仲間に檄を入れるなど精神的に成長も見られた。
なお、ブロッケンマンの肩には[[国家社会主義ドイツ労働者党|ナチス]]のシンボルである[[ハーケンクロイツ]]の刺青があったため、アニメが放送禁止になる国があったほか、日本国内での再放送でも時期によってはカットないしボカシ処理されている。
 
『キン肉マンII世』ではヘラクレス・ファクトリーの教官の一人として登場した。究極の超人タッグ編では、宇宙超人タッグ・トーナメントから帰国後に自分が経営するジムを暴徒によって破壊されたことを語り、リザーブマッチ出場にも乗り気ではなく、富士の樹海で炭焼きの隠遁生活を送ることを考えていた。その後、3代目キン肉マングレートの正体を委員長に密告し本戦出場を狙うが、逆に正義超人の風上にも置けぬ行為として非難された。
名前はドイツの[[ブロッケン山]]から取られている<ref name="kousatu">野上龍二編「第2章 スーパーヒーローキン肉マン キン肉族王家に隠された名前の由来、それはなんと野球選手にあった!!」『キン肉マン 超人考察』英和出版社〈EIWAMOOK〉、2015年11月10日、ISBN 978-4-86545-223-5、66頁。</ref>。
 
[[PlayStation 2]]用ゲーム『[[キン肉マン ジェネレーションズ]]』では、キン肉マンらと同じ覆面超人(マスクマン)に分類されている。
; 個人タイトル歴
 
: 西ドイツ超人競技会優勝
; タイトル歴
: 北米超人ヘビー級<ref>週刊少年ジャンプ特別編集『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、9-10頁。</ref>
; 異名
: 縁の下の力持ち<ref name="shot" />
: ドイツの鬼(ブロッケンJr.のテーマ曲より)
: 紅く燃ゆる楓<ref name="shot" />
; プロフィール
: 家族 - 息子 ブロッケンJr.
 
==== カレクック ====
* 本名 - シン
* 種別 - 残虐超人→正義超人
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / 料理の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{IND}}
* 身長体重 - 200&nbsp;cm200cm 105&nbsp;kg105kg
* 超人強度 - 60万パワー
* 年齢 - 40歳
* 主な必殺技 - カレー・ルーのすりこみ(カレールーガウジング<ref group="注釈">ブラウザゲーム『キン肉マン 超人タッグオールスターズ』では「カレールー・ガウジング」。</ref>)、ジャンピング・ミドルキック<ref name="curry2">ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.3 カレクック」『キン肉マン 第3巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870727-3、190-191頁。</ref>、ガラムマサラサミング、チャルカスティング、オールスパイスシールド、マンダラファイヤーボール、デモリッション・アーサナー、ガンジスブリーカー
* 好物 - カレー<ref name="curry" />
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" /> / [[増谷康紀]](キン肉マンII世)<ref>{{Cite web|url=http://homepage3.nifty.com/masutani2/20020123.html|title=掲示板過去ログ 2001.10.3-2002.1.23|work=増谷康紀ホームページ|accessdate=2020-04-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20030405231402/http://homepage3.nifty.com/masutani2/20020123.html|archivedate=2003-04-05}}</ref>
 
頭に[[カレーライス]]をせている超人。ラーメンマン、ブロッケンマンと並ぶ「世界三大残虐超人」<ref name="curry2" /> と名を馳せていた。頭に食物を乗せることによりパワーを供給しており、乗せる物は牛丼や牛乳でも問題はないのだが、インド出身ということでカレーを乗せている<ref name="curry">TEAM MUSCLE編「謎の19:カレクックの頭上のカレーは食えますか?」『キン肉マン 77の謎』44-45頁。</ref>。そのカレーは絶品だが、無断で食べると激怒する<ref>ゆでたまご「登場超人名鑑Part.1」『キン肉マンII世 〜オール超人大進撃〜 3』集英社〈Vジャンプブックスコミックスシリーズ〉、2007年8月8日、ISBN 978-4-08-806035-4、154頁。</ref>。戦闘用として使っている頭のカレーは一見日本風だがスパイスの利いた刺激の強いインド系であり、スパイスは荒く具材の野菜は大きめで尖らせており非常に不味い<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆで問答 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A」『キン肉マン 第65巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年12月9日、ISBN 978-4-08-881691-3、188頁。</ref>。
 
第20回超人オリンピック本選では、キン肉マンに凶器攻撃をしかけさらにその傷口にカレー・ルーをすりこみ苦しめる(アニメではキン肉マンをカレーの豚肉にすることを宣言)が、それにより頭が一時的に麻痺し「マッスル・デビル」と化し圧倒的な強さを見せ発揮したキン肉マンを「マッスル・デビル(筋肉の悪魔)」と恐れてリングから逃走、試合放棄した<ref>ゆでたまご「大逆転の巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、120-123頁</ref>。[[グラウンドポジション|グラウンド]]のテクニシャンではないかとの噂もあったが<ref>ゆでたまご「Bブロックの秘密の巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、81頁。</ref>、真相は不明。また、正義超人のスカイマンとタッグを組んでいたこともある
 
スカイマンとタッグを組んでいたこともある。全米超人タッグ選手権の決勝で戦うキン肉マンとテリーマンのザ・マシンガンズを応援するため他の正義超人と共に駆け付けた際は、テリーマンがスカイマンの必殺技「フライング魚雷」を使うと、それを誇示するスカイマンに対し「わかった、わかった」と無表情にツッコミも入れていた。第21回大会もキングコブラと共にインド代表として参加するが、予選敗退となった(第3次予選の新幹線アタックまでは勝ち抜いていた)。[[7人の悪魔超人]]編では、観客席に何度か姿を見せた。黄金のマスク編では、[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。プラネットマンの「魔技・惑星直列」でインドを攻撃された際に、彼の生命維持装置が割れてしまう。キン肉マンと悪魔将軍との決戦ではリングを支える正義超人の一人となる。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。完璧・無量大数軍襲来の際は、ストロング・ザ・武道にベンキマンと共に挑むも、零の悲劇により超人パワーを抜かれ人間にされてしまう。その姿はゆでたまごの中井いわく「ただのカレー好きのインド人」であり<ref name="enma211">ゆでたまご「嶋田隆司先生×中井義則先生 ゆでたまご漫画家生活35周年記念ロングインタビュー」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2014年8月9日、ISBN 978-4-08-880249-7、211-212頁。</ref>、常にカレーライスの皿を抱えている。
 
その後、再び超人に戻り、オメガ・ケンタウリの六鎗客襲来時にスペインに現れ、[[サグラダ・ファミリア]]特設リングにてマリキータマンと対戦する。友情パワーの秘密を探らせないためにその気持ちを封印し、残虐超人として憤怒の心を抱きながら残虐ファイトを始めるものの、マリキータマンに「天道羽根抜刀」で脇腹を切り裂かれ死亡。
 
『キン肉マンII世』では伝説超人の一人として登場する。ヘラクレス・ファクトリーでは重役に就いているようで、議会の進行役教官してい務めた。究極の超人タッグ編では再びスカイマンとタッグを組んでリザーブマッチの候補者席にいたが、[[時間超人]]が出場するや否や高みの見物を決めることを提案していた。
 
ゆでたまごの嶋田は一発で特徴がわかるゆでたまごのギャグの象徴のような超人であり、思い入れは深いと語る<ref name="curry2" />。また、ゆでたまごの中井は度々また描いてみたいキャラクターとしてカレクックの名前を挙げている<ref name="enma211" />。後に『[[グランドジャンプ]]』2016年21号にカレクックを主役とした読切漫画「キン肉マン超人列伝 カレクック -愛と怒りの聖人-の巻」が掲載され、中井は「ようやくカッコいいカレクックを描く機会をいただけた」と語っている<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆで問答 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A」『キン肉マン 第57巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2016年12月7日、ISBN 978-4-08-880820-8、188頁。</ref>。
 
前述の読切でカレクックの過去が語られた。本名は'''シン'''といい、厳格な師アジャンタのもとで頭に食物を載せて戦う格闘技・頭載格闘術(マーラレスリング)を学んでいた。1年間、怒りを抑えれば免許皆伝となるはずだったが、好意を抱いていた女性ミーナが悪行超人ケンブリッジマンに苦しめられたため、彼女を救うために禁忌とされていたカレーを頭に載せ、ケンブリッジマンを残虐ファイトで殺害する。しかし助けたミーナは感謝するどころか怯えてしまい、シンはカレーを頭に載せた外道・カレクックを名乗るようになった。
 
; 成績・タイトル歴
: インド超人格闘術大会優勝
:* 銀河系超人タッグ<ref name="jc17">ゆでたまご「超人への道!!の巻」『キン肉マン 第17巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1984年9月15日、ISBN 978-4-08-851147-4、123頁。</ref>
: 銀河系超人タッグ優勝('82)<ref name="jc17">ゆでたまご「超人への道!!の巻」『キン肉マン 第17巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1984年9月15日、ISBN 978-4-08-851147-4、123頁。</ref>
: 銀河系超人タッグ準優勝('83)<ref name="jc17" />
; 異名
: 残虐カレー<ref name="shot" />
: 愛と怒りの聖人<ref name="shot" />
: 世界を救う残虐精神<ref name="shot" />
; プロフィール
: 好物 - カレー<ref name="curry" />
 
==== スカイブロッケンマン ====
* 種別 - 残虐超人/ 人間<ref name="hito">{{Cite book|和書|year=2019-06-04|title=キン肉マン「超人」|page=102|publisher=学研|isbn=978-4054066069}}</ref> / ブロッケン一族<ref name="zukan" />
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{BRD}}・[[西ベルリン|ベルリン]]
* 身長体重 - 185cm 85kg / 198cm 86kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - なし(人間だったため)→90万パワー
* 年齢 - 不詳
* 主な必殺技 - 凶器攻撃、毒ガス攻撃、ベルリンの赤い雨
* 家族 - 息子 ブロッケンJr.
* 声 - 水鳥鉄夫<ref name="cast" />
 
ドイツを代表するブロッケン一族の超人。ブロッケンJr.の父で、ラーメンマン・カレクックと共に世界三大残虐超人の一人。ラーメンマンは難敵と評しライバル視していた。[[軍服]]に身を包み、[[鷲 (紋章)|鷲の紋章]]をあしらった軍帽を被っている。眼は帽子の影に隠れて描かれない場合が多い。着用のブーツは鎌でも切れないほど丈夫である。肌の色は原作では肌色だが、初代アニメでは白。両肩にはかつて[[国家社会主義ドイツ労働者党|ナチス]]のシンボルでもあった[[ハーケンクロイツ]]の刺青を持つ。地元であるドイツで人々を守るために戦っていたが、卑怯な戦法や凶器攻撃や殺害も平然と行う残虐非道な戦い方だったため、凶悪な怪獣たちからも恐れられていた。第20回超人オリンピック1回戦でラーメンマンと対戦し、ゴング前に不意打ちを仕掛けて凶器や毒ガスの攻撃で苦しめるが、直後に反撃を受け、「キャメル・クラッチ」により胴体を真っ二つにされ死亡した<ref>ゆでたまご「第1回戦開始の巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、93-96頁。</ref>。
 
アニメ版では背骨を折られた後、肉体を引き伸ばされ手打ちラーメンに変えられてしまった。ブロッケンJr.によるとリング上で死ねれば本望だったという。
 
ブロッケン一族は生まれながらの超人ではなく、本来は人間で、幼い頃からの厳しい訓練に耐えて一人前と認められた者が、18歳になると親から[[トーテンコップ|ドクロの徽章]]を与えられ、それを身につけることで超人として活動していることが後に判明した<ref>ゆでたまご「生死を賭けたファイト!の巻」『キン肉マン 第29巻』[[集英社]]〈ジャンプ・コミックス〉、1986年12月10日、ISBN 978-4-08-851809-1、152-153頁。</ref>。
 
『キン肉マンII世』ではブロッケンJr.の回想シーンで幾度か登場。自分を父と呼んでいいのは家の中だけとし、家の外では「師匠(レーラァ)」と呼ばせるなど、息子を厳しく鍛え上げる姿が描かれた。
 
小説『[[ディープオブマッスル|ディープオブマッスル!!]]』では、現世に舞い戻ってブロッケンJr.に一族の秘義秘術を授けるために[[超人墓場]]で労働を続け、生命の玉を4つ集める。しかし、ブロッケンJr.が正義超人の一員として成長し活躍する姿を知ると「もはや私の出る幕はない」「ブロッケン一族の新たなる伝統を、Jr.がしっかりと築きあげて行ってくれることだろう」と語り、現世への未練を断ち切る。
 
名前はドイツの[[ブロッケン山]]から取られている<ref name="kousatu">野上龍二編「第2章 スーパーヒーローキン肉マン キン肉族王家に隠された名前の由来、それはなんと野球選手にあった!!」『キン肉マン 超人考察』英和出版社〈EIWAMOOK〉、2015年11月10日、ISBN 978-4-86545-223-5、66頁。</ref>。
 
; タイトル歴
: 西ドイツ超人競技会優勝
: ベルリン超人ヘビー級
: 第3回中近東超人チャンピオンカーニバル制覇
; 異名
: ドイツの鬼(ブロッケンJr.のテーマ曲より)
 
=== スカイマン ===
* 種別 - 正義超人 / マスクマン<ref name="zukan" />
* 出身 - {{MEX}}
* 身長体重 - 180&nbsp;cm180cm 89&nbsp;kg89kg
* 超人強度 - 45万パワー
* 年齢 - 28歳
548 ⟶ 651行目:
* 声 - 二又一成<ref name="cast" />
 
千のマスクを持つといわれ、華麗な空中殺法を使う覆面超人。第20回超華麗な空中殺法を使う[[ルチャ]]の達オリンピ<ref name="zukan" />。カレクックで本戦に出場し、一回戦で対戦したテリーと[[キン肉マンを追のタッグ#ジョイント・ナンバーワン|ジョイント・ナンバーワン]]と詰めるが逆転負けうタッグチーム喫した。組んで、銀河系超人オリンピック ザ・ビッグファのタイト終了後の総集編では「テリーマンつぶ保持ていのはとがある。また「究極オレだ!超人タッグ編に登場する悪行超人、オルテガ、モアイドンコメも組んで宇宙超人6人タッグチャトしていピオンとなっ経歴を持つ<ref name="sousyuuPB06-9">ゆでたまご「究極の超人オリンピク総集編の巻グ名鑑 (9)」『キン肉マンII世 第9巻究極の超人タッグ編 06186集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2006年12月24日、ISBN 978-4-08-857463-9、143頁。</ref>。第21回超人オリンピックではキン肉マンにカナディ「エル・ホ〜メ軍団」という[[ファマンと共に声をかけたクラブ]]あり「キファターマン」と「カレクック」に間違えられの集いなどを開催ししまういる
 
第20回超人オリンピックで本戦に出場し、一回戦で対戦したテリーマンを追い詰めるが逆転負けを喫した。その試合開始前には観客にオーバーマスクを放り投げ、観客の間で争奪戦となったが、結局オーバーマスクを獲得した中野和雄がファンクラブに入会した。
アメリカ遠征編ではタッグマッチにて、キン肉マンとテリーマンを他の超人たちと応援した。その際テリーマンがスカイマンの技である「フライング魚雷」に似た技を使われた際は「俺の技だ!」と立ち上がっていたが、カレクックになだめられてしまう。
 
アメリカ遠征編でキン肉マンとテリーマンを応援した際、テリーマンがスカイマンの技「フライング魚雷」を使ったので誇示すると、カレクックにツッコミを入れられた。第21回超人オリンピックは最終予選で失格。キン肉星王位争奪編ではネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
試合開始前には観客にオーバーマスクを放り投げ、観客の間で争奪戦となった。「エル・アホ〜メ軍団」という[[ファンクラブ]]があり、ファンの集いなどを開催している。オーバーマスクを獲得した中野和雄もファンクラブに入会した。オーバーマスクはファンの集いの時も投げており、『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では超人オタクのカオスが所有している<ref name="tag-3">ゆでたまご「“間隙の救世主”はアキバ系!?」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 03』81頁。</ref>。
 
「究極の超人タッグ編」ではオーバーマスクはファンの集いの時も投げていることが判明し、超人オタクのカオスも所有している<ref name="tag-3">ゆでたまご「“間隙の救世主”はアキバ系!?」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 03』81頁。</ref>。再びカレクックと組んでリザーブマッチの候補者席に座っていたが、[[時間超人]]が出場するや否や自分たちの出場を渋っていた。
カレクックと[[キン肉マンのタッグ#ジョイント・ナンバーワン|ジョイント・ナンバーワン]]というタッグチームを組んで、銀河系超人タッグのタイトルを保持していたことがある。また「究極の超人タッグ編」に登場する悪行超人、オルテガ、モアイドンとも組んで宇宙超人6人タッグチャンピオンとなった経歴を持つ<ref name="PB06-9">ゆでたまご「究極の超人タッグ名鑑 (9)」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 06』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2006年12月24日、ISBN 978-4-08-857463-9、143頁。</ref>。
 
超人ランキング〈人気超人の部〉では第4位にランク入りしていた<ref>ゆでたまご「車いすの少年の巻」『キン肉マン 第6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1981年4月15日、ISBN 978-4-08-851136-8、135頁。</ref>。超人オリンピック ザ・ビッグファイト終了後の総集編では「テリーマンをつぶしたのはこのオレだ!」とコメントしていた<ref name="sousyuu">ゆでたまご「超人オリンピック総集編の巻」『キン肉マン 第9巻』186頁。</ref>。姿形は[[ミル・マスカラス]]をベースに、入場曲の「[[スカイ・ハイ (曲)|スカイ・ハイ]]」から取られている<ref name="kousatu" />。
 
; タイトル歴
姿形は[[ミル・マスカラス]]をベースに、入場曲の「[[スカイ・ハイ (曲)|スカイ・ハイ]]」から取られている<ref name="kousatu" />。
: アクロバット超人選手権優勝('79)
 
: 宇宙超人[[ルチャ]] J(ジュニア)・クルーザー級
; 成績・タイトル歴
: 第20回超人オリンピックメキシコ国内予選優勝
: 銀河系超人タッグ<ref name="jc17" />
: 第21回超人オリンピックメキシコ国内予選優勝
: 宇宙超人6人タッグチャンピオン<ref name="PB06-9" />
: 宇宙超人6人タッグ優勝('81)<ref name="PB06-9" />
: 銀河系超人タッグ優勝('82)<ref name="jc17" />
: 銀河系超人タッグ準優勝('83)<ref name="jc17" />
; 異名
: 空中殺法の使い手<ref name="shot" />
 
==== カナディガニスク ====
* 種別 - 正義超人 / ロビン一族の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CANGBR}}
* 身長体重 - 265&nbsp;cm 218&nbsp;kg不明
* 超人強度 - 100万パワー不明
* 年齢 - 30歳不明
* 主な必殺技 - [[スタナー]]
* 主な必殺技 - [[カナディアンバックブリーカー]]、永久凍土落とし、アトミック・ボムズ・アウェー、フットボールタックル、メイプルデスロック&カナディアンバックブリーカー、リビルト・カナディアンバックブリーカー
* 声 - 佐藤正治
* タッグチーム - ビッグ・ボンバーズ
* 声 - 北川米彦<ref name="cast" />(第10、88話)<!-- / 佐藤正治(69話) / -->/ 岸野一彦<ref name="DVD8"/>(68、70話) / 戸谷公次(85話、PS2ゲーム)
 
ロビン一族専属のフィジルトレーダの国旗をモチフとした怪力自慢の大型で、第20回超人。普段は木こりとして生活し、心身ともオリンピック編鍛えいる<ref>ゆでたまご 「タザハマの忘れ得ぬ名超人」 『キロビン 名勝負ペシャル3 正義超人讃歌編』96頁。[[集英社]]〈ジャクのセコプリミックス〉</ref>。超人強度も正義超人内ではトップクラスだが、格闘スキルが未熟であドを務めがゆえに活躍の場は少なく、弱小超人扱いされていた。好きな言葉は「捲土重来」<ref name="JC4-35">ゆでたまご「武名を挙げよ!<ruby>楓<rp>(</rp><rt>カナディアンマン</rt><rp>)</rp></ruby>!!秘密の猛特訓の巻」『キン肉マン 第624巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018198039715日、ISBN 978-4-08-881376851134-944535頁。</ref>。[[報道官|スポークスマン]]も務める
 
夢の超人タッグ編にはロビンマスクの回想に登場。『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。『キン肉マンII世 究極のタッグ』編ではロビン王朝(ダイナスティ)先祖たちの鎧を繋ぎ合わせて作られた「ヒストリーアーマー」の職人がガニアにそっくりであったが、ガニアであることは明言されず詳しい関連は不明。
第20回超人オリンピック編では、本戦に進出し一回戦でロビンマスクと対戦。巨大化して試合会場の[[後楽園球場]]を持ち上げ揺さぶり、先にリング入りしていたロビンに奇襲攻撃を仕掛けるが逆転負けを喫する。その後は[[恩賜上野動物園|上野動物園]]でデートしている姿も見られた<ref name="JC4" />。
 
モデルは[[バーン・ガニア]]<ref>TEAM MUSCLE編「全超人ファイル 005 ロビンマスク」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、28-29頁。</ref>。
第21回超人オリンピックの第3予選新幹線アタックでは小倉まで押す好記録を残すが、最終予選で失格。大会後のインタビューでは「10年前なら優勝できた」とコメントを残している<ref name="sousyuu" />。
 
; タイトル歴
黄金のマスク編では、他の正義超人と共にパワーを失い生命維持装置に入る。スニゲーターと共倒れしたキン肉マンを「どうせ死ぬなら黄金のマスクを取り返してから死ねばよかったんだ」と罵倒するが、自らの命を投げ出してキン肉マンを救ったウルフマンの姿に打たれ改心する。キン肉マン対プラネットマン戦では、キン肉マンの体に描かれた地図のカナダが攻撃された際に老化するように衰弱死したが、プラネットマンの魔技・人面プラネットにより人質として登場し、プラネットマンが倒されたことで蘇った(アニメでは取り込まれず)。キン肉マン対悪魔将軍戦ではリングを支える正義超人の一人として描かれた。
: 大英帝国超人ヘビー級
 
=== 銅ベルマン(どうベルマン) ===
夢の超人タッグ編ではスペシャルマンとコンビを組み「ビッグ・ボンバーズ」として出場する。しかし乱入してきたはぐれ悪魔超人コンビに「弱体チーム」と挑発され、他の正義超人の制止を振り切り戦いを挑むが返り討ちにあい敗北。出場権を奪われた。
* 種別 - 正義超人 / 金属系の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{PER}}(古代インカ)
* 身長体重 - 189cm 450kg
* 超人強度 - 55万パワー
* 年齢 - およそ600歳
* 主な必殺技 - ブロンズ・クロー
 
全身[[銅]]製の超人。胸に「銅」のマークがある。頭部は[[鐘]]状で、右手には盾を持っている。左腕はツメ状になっているが、普通の腕になっているシーンが散見される。第20回超人オリンピックではバトルロイヤルにて敗退。第21回大会もベンキマンと共に古代インカ代表として参加するが、やはり予選敗退となった(第3次予選の新幹線アタックまでは勝ち抜いていた)。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
完璧・無量大数軍襲来の際にはスペシャルマンと共に戦うもマックス・ラジアルに一撃で敗れ去る。
 
; タイトル歴
オメガ・ケンタウリの六鎗客襲来時にはスペインに現れ、サグラダ・ファミリア特設リングにてパイレートマンと対戦。完璧超人始祖との戦いにおいて何の成果も残せなかったことを恥じ、捲土重来のために今日に至るまでスペシャルマンと特訓を積んでいたことを明かし、これまで見せることのなかった高度な美技の数々を見せる。新必殺技「リビルト・カナディアンバックブリーカー」を放つも強靭な背骨を持つパイレートマンには通用せず逆転されて、パイレートマンに誇りを貫いて死ぬか、誇りを差し出して生きるかの選択を迫られる。死を覚悟しながらも誇りを選び、スペシャルマンに謝罪をしながら背骨を真っ二つに折られ死亡した。ティーパックマンが倒され、気落ちする仲間に檄を入れるなど精神的に成長も見られた。
: 第20回超人オリンピックペルー国内予選優勝
: 第21回超人オリンピックペルー国内予選第3位
 
=== ウルドラマン / ウットラマン ===
『キン肉マンII世』ではヘラクレス・ファクトリーの教官の一人として登場した。究極の超人タッグ編では、宇宙超人タッグ・トーナメントから帰国後に自分が経営するジムを暴徒によって破壊されたことを語り、リザーブマッチ出場にも乗り気ではなく、富士の樹海で炭焼きの隠遁生活を送ることを考えていた。その後、3代目キン肉マングレートの正体を委員長に密告し本戦出場を狙うが、逆に正義超人の風上にも置けぬ行為として非難された。
* 種別 - 正義超人 / キン肉星系の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - ウルドラの星<ref name="zukan" />(エントリーは{{JPN}})
* 身長体重 - 193cm 102kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 90万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 29歳
* 主な必殺技 - 不明
 
キン肉星系の近くに存在する<ref name="zukan" />ウルドラの星出身だが、地球では日本代表超人として活躍し、第18回超人オリンピック優勝者でもある。連続優勝のV2を目指して続く第19回大会にも出場し、前回同様に決勝まで進出するが、決勝戦でロビンマスクに敗れる。『キン肉マンII世』での回想シーンによると、その決勝のロビンとの試合は「熱闘」と称される名勝負だったものの、激闘の末にロビンのタワーブリッジで腰から真っ二つにされて敗北し、命に別状は無かったがV2達成を逃す形になってしまった。そのため結果は準優勝で、弱点である高すぎるプライド<ref name="zukan" />ゆえに、それを苦にして第20回大会は出場を辞退し、その代理でキン肉マンが日本代表として超人オリンピックに出場することになった<ref>ゆでたまご「日本代表になりた~~いの巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、7-16頁。</ref>。
[[PlayStation 2]]用ゲーム『[[キン肉マン ジェネレーションズ]]』では、キン肉マンらと同じ覆面超人(マスクマン)に分類されている。
 
以後の作中には登場していない(アニメ版では予選大会で登場している他、黄金のマスク編でも姿を見せている)。アニメ版では名称は'''ウットラマン'''(第1期)、'''ウラドラマン'''(『キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE2』)。
; 個人タイトル歴
: 北米超人ヘビー級<ref>週刊少年ジャンプ特別編集『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、9-10頁。</ref>
; 異名
: 縁の下の力持ち<ref name="shot" />
: 紅く燃ゆる楓<ref name="shot" />
; プロフィール
: 家族 - 息子 カナディアンボーイ
 
; タイトル歴
=== ガニア・マスク ===
: 日本超人チャンピオンカーニバル5連覇
* 種別 - 超人
: 第18回超人オリンピック優勝('72)
<!-- * 声 - 佐藤正治 -->
: 宇宙超人ヘビー級
: M78宇宙超人チャンピオンシップ制覇
: 第19回超人オリンピック準優勝('76)
 
=== カニベース ===
ロビンマスクの専属トレーナー。[[報道官|スポークスマン]]も務める。夢の超人タッグ編にはロビンマスクの回想に登場。『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
* 種別 - 正義超人 / 甲殻類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ITA}}
* 身長体重 - 208cm 50kg
* 超人強度 - 2パワー
* 年齢 - 35歳
* 主な必殺技 - ジャンケン、必殺カニ固め<ref name="bigmatch" />
* 声 - [[はせさん治]] / [[竹本英史]](キン肉マンII世)<ref name="cast" />
 
[[カニ]]を名乗る超人。突き出た目とハサミ状になっている手が特徴。超人強度2パワーは、判明している中で最低値だが、第20回超人オリンピックのイタリア国内予選は見事に勝ち抜いており、イタリア代表に選ばれた。当時の世界大会予選でも「ヘヘ…、ケンカでもやらせようっていうのか」と腕には自信がある態度を見せていた。また、テリーマンからも「すごいメンバー」として名前が挙げられていたが、第1予選「[[じゃんけん]]」でチョキしか出せない弱点を利用され、咄嗟に対戦相手を自分にすり替えたキン肉マンに敗退<ref>ゆでたまご「第一次予選の巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、24-29頁。</ref>。そのことがショックで気が狂ったらしく、その後はキン骨マンと共に他の超人たちを邪魔して回った。
『キン肉マンII世 究極のタッグ』編ではロビン王朝(ダイナスティ)先祖たちの鎧を繋ぎ合わせて作られた「ヒストリーアーマー」の職人がガニアにそっくりであったが、ガニアであることは明言されず詳しい関連は不明。
 
アニメではキン骨マンが超人オリンピックに送り込んだ刺客にして、超人モンスター軍団の秘密兵器となっている。また、第1予選では自らキン肉マンを対戦相手に指名している。
モデルは[[バーン・ガニア]]<ref>TEAM MUSCLE編「全超人ファイル 005 ロビンマスク」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、28-29頁。</ref>。
 
第21回超人オリンピックでも国内予選は勝ち抜いてエントリーするが、大手術の末に手をハサミ型からグローブ型に変えて予選開始前にキン肉マンにリベンジを挑む。しかし、今度はチョキを出されあえなく敗北する(アニメではこの描写がカットされた)。キン肉マンからは「底抜けのアホ」と評されている。その後、第1予選の超人らしい体格の者を選別する「超人ふるい落とし」で落され、結局失格となった。後にキン肉マン対ベンキマン戦の試合前のデモンストレーションで登場する<ref group="注釈">アニメではサボテンマンに変更。</ref>が、ベンキマンのベンキ流しで流される。その後キン肉マンがパンツ詰めでベンキマンの水を逆流させた際、一緒に流されたタイルマン共々脱出した。
 
[[7人の悪魔超人]]編では、モブキャラクターとして観客席に何度か姿を見せた。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
『キン肉マンII世』でも登場。第21回超人オリンピック終了後は、オリンピック2年連続第1予選敗退の実績とその内容から、国内予選は勝ち抜いたにも関わらず本国にて「史上最弱超人」のレッテルを貼られてしまい、罵声を浴びせられたことが判明。キン肉一族に逆恨みした時期もあり、キン肉星王位争奪サバイバルマッチ終了後に手を6本(グー、ハサミ、グローブが2本ずつ)に改造していた。その執念を大会委員長に評価されキン肉一族への刺客として超人オリンピック ザ・レザレクションに招聘。キン肉マンの息子であるキン肉万太郎と第1予選にて対戦する。じゃんけんには勝利するものの競技が派生型の「[[あっち向いてホイ|あっちむいてホイ]]」であったため、万太郎の奇策により敗北する(ショックでギャグ描写的に心臓発作を起こして入院した)。
 
; タイトル歴
: 第20回超人オリンピックイタリア国内予選準優勝
: 第21回超人オリンピックイタリア国内予選優勝
; 異名
: 最弱超人<ref name="shot" />
 
=== ドーロ・フレアース ===
* 種別 - 正義超人 / 全米超人協会<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 老体アタック<ref name="bigmatch" />
* 声 - [[蟹江栄司]]
 
外見は人間の中年男性と変わらないが、ゴッド・フォン・エリックの弟子の超人のひとりで、世界超人協会(WSA)の会長。かつては現役の超人レスラーであったことも仄めかしている。第20回超人オリンピック編の終盤から登場し、決勝戦を観戦した<ref name="JC4-58">ゆでたまご「超人オリンピック決勝の巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、58頁。</ref>。超人協会には[[#SW-26(エスダブリュー-26)|アンドロイドタイプのロボ超人]]が数名所属していて、その中の1人に本部でフレアースの側近として普段から秘書的な役割を与えている。没落した超人協会を救うため、キン肉マンに救援を要請する。当初は貫禄がある人物としての描写が多かったが、タッグ選手権開催前はキン肉マンにパートナーがいない危惧から「このわしが現役復帰してでも」と気合を入れて、キン肉マンに「コラコラ、老体を見せるな」とツッコミを入れられたり、宿舎となったオンボロホテルで裸踊りをしたり、二日酔いで試合中に寝てしまったりと、だらしない面もコミカルに描写されることが増えていった。
ゴッド・フォン・エリックの弟子のひとりで、世界超人協会(WSA)の会長。没落した超人協会を救うため、キン肉マンに救援を要請する。
 
; タイトル歴
第20回超人オリンピック編の終盤から登場し、決勝戦を観戦した。
: 不明
 
=== レッドシューズマン ===
== アメリカ遠征編 初登場 ==
* [[プリンス・カメハメ]]
* [[キン肉スグル|ザ・シャネルマン]]
 
=== ジェシー・メイビア ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{USAJPN}}・ハワイ
* 身長体重 - 195&nbsp;cm164cm 110&nbsp;kg61kg
* 超人強度 - 8525万パワー
* 年齢 - 1854
* 好物 - [[森永]][[ココア]]
* 主な必殺技 - 一連の返し技、ジャパニーズ・レッグ・ロール・ホールド、フロント・スープレックス
* 主な必殺技 - 脇固め
* 声 - [[田中亮一]]
* 声 - 岸野一彦
 
人類タイプの超人で元・超人レスラーでもある。現役引退後は正義超人委員会に指名されて超人オリンピック公認のレフェリーを務める。第20回大会では予選のバトルロイヤルでキン骨マンたちに拉致される<ref>ゆでたまご「最後の8人めの巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、66頁。</ref>、3位決定戦でラーメンマンにリング下に放り投げられる<ref name="JC4-67">ゆでたまご「超人オリンピック決勝の巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、67頁。</ref>、決勝でロビンマスクの[[スープレックス]]で投げ飛ばされたキン肉マンに弾かれる形で場外へ転落・失神する<ref name="JC4-112">ゆでたまご「狂乱ロビンの巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、112頁。</ref>など不運なとばっちりを受けることの連続だった。その一方で、一時試合中断後に再開時のキン肉マンの姿勢を勘違いして不利な体勢でロビンマスクと組合わせてしまったり<ref name="JC4-110">ゆでたまご「雪の中の水入りの巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、110頁。</ref>、判定に迷うと試合中でもリングを降りて売店横の自動販売機で森永ココアを飲んだり<ref name="jc3-70">ゆでたまご「最後の8人めの巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、70-71頁。</ref>、バトルロイヤルで実際には失神しただけだった9人の超人のことを「死亡しましたので…」と判定時に大袈裟にアナウンスして盛り上げようとする<ref name="jc3-70" />など、お茶目な面もある。
ハワイ超人界の強豪で、返し技の名手と言われる超人。当時ハワイ最強を誇っていたプリンス・カメハメを倒しハワイチャンピオンとなる。[[カプ・クイアルア]]の使い手<ref name="zukan" />。
 
超人オリンピック以外でも、公式試合は委員長のハラボテ・マッスルと交代で務めている。
その実力とルックス、派手な入場スタイルなどでハワイの英雄的存在であったが、カメハメにより48の殺人技を授けられたキン肉マンに敗れ、王座を失う。キン肉マンがタイトルを返上した後に奪還するが、ジェロニモにより再びタイトルを奪われている。
 
; タイトル歴
第21回超人オリンピック ザ・ビッグ・ファイトでは、第一予選で失格。黄金のマスク編では、パワーを奪われた他の正義超人同様に生命維持装置に入っていた。
: 第6回日本超人チャンピオンカーニバル制覇
; 主な肩書き
: 超人委員会公認の超人オリンピックレフェリー
 
=== キンターマン / クンターマン ===
キン肉星王位争奪編では、ロビンマスクと[[マンモスマン]]の対戦をテレビで観戦し、涙を流して感動していた。その直後にネプチューンマンが世界中の正義超人に発したメッセージをハワイ巡業を終えたウルフマンらと共に受けて、他の正義超人たちと合流して大阪城までキン肉マンチームの応援に駆けつけた。この時は、口調が片言の日本語となっていた。残虐の神が変身したキン肉マンソルジャー(ソルジャーマン)を[[パイルドライバー]]で撃退する活躍も見せている。
* 種別 - 正義超人 / 体の部位を発達させた超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CAF}}
* 身長体重 - 183cm 88kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 35万パワー<ref name="gc" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 16文キック、パワーボム
* 声 - [[北川米彦]]
 
[[男性器]]の特徴を発達させてきた超人。第20回超人オリンピック第2予選「重量挙げ」で1tの怪獣を男性器の力だけで持ち上げた。体力もあり、同最終予選の「月往復飛行マラソン」では8位に付けゴール目前で余裕を見せていたが、月で爆発した爆弾で吹き飛ばされてきたキン肉マンたちに激突され、同着。その後のバトルロイヤルで敗退した。
『キン肉マンII世』では、ヘラクレス・ファクトリーの教官として登場している。
 
黄金のマスク編では[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。キン肉マンと悪魔将軍との決戦ではリングを支える正義超人の一人となる。
アニメ版では、超人同盟の手先であることが語られた。
 
アニメでの名前は'''クンターマン'''。テレビスペシャル『決戦!7人の正義超人vs宇宙野武士』ではビーンズマンから'''タンキーマン'''とも呼ばれていた。
; 個人タイトル歴
: ハワイ超人ヘビー級(2、4代目)<ref>ゆでたまご「特別付録: キン肉マン激闘グラフィック」『キン肉マン 第28巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年10月15日、ISBN 978-4-08-851808-4、194頁。</ref>
; 主要対戦成績
: ○プリンス・カメハメ(不明)
: ×キン肉マン(風林火山)
: ×ジェロニモ(体固め)
: ×[[スカーフェイス (キン肉マンII世)|スカーフェイス]](不明)
; 異名
: BIG MOUNTAIN<ref name="JC5">ゆでたまご「風林火山対ビッグマウンテンの巻」『キン肉マン 第5巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年12月15日、ISBN 978-4-08-851135-1、42頁。</ref>
: 返し技の名手<ref name="JC5" />
 
; タイトル歴
=== チャボ・ケロリ ===
: 中央アフリカ超人競技会優勝('78)
* 種別 - 正義超人
: 第20回超人オリンピックアフリカ予選優勝
* 出身 - {{USA}}([[カリフォルニア州|カリフォルニア]]<ref name="zukan" />)
* 身長体重 - 180&nbsp;cm 103&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 51万パワー<ref name="gc" />
* 主な必殺技 - チャボ・キック<ref name="appli" />
* 声 - 岸野一彦<ref name="cast" />
 
=== スフィンクスマン / スフィンクス ===
超人協会カリフォルニアチャンピオンの超人。超人協会に残されたカリフォルニアを守るため超人同盟のスカル・ボーズと対戦するが敗れる。[[人生ゲームハイ&ロー|人生ゲーム ハイ・アンド・ロー]]が好き。
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{EGY1972}}
* 身長体重 - 189cm 82kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 59万パワー<ref name="appli" /> / 70万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 25歳
* 主な必殺技 - ガーディアンパンチ<ref name="appli" />、16文キック
* 声 - 岸野一彦
 
アニメ版の名前は'''スフィンクス'''。[[ファラオ]]の冠状の頭部を持つ半人半獣の超人。額には「S」の文字がある。第20回超人オリンピック最終予選にてキン肉マンたちと同着し、バトルロイヤルに参加するが敗退。その後は上野動物園でデートしていた<ref name="JC4">ゆでたまご「キン肉マンの爆弾発言の巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、30-31頁。</ref>。黄金のマスク編では[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。キン肉マンと悪魔将軍との決戦ではリングを支える正義超人の一人となる。[[人類]]の知力と[[獅子]]の武力をあわせもつ<ref name="zukan" />。
アニメ版ではアメリカ支部代表だったが、ビューティー・ロローデスに倒される。
 
; タイトル歴
=== スカル・ボーズ ===
: 不明
* 種別 - 残虐超人→正義超人
* 出身 - {{USA}}(初代アニメ版ではアフリカ<ref>「正義超人全滅か?!の巻」アニメ『[[キン肉マン (テレビアニメ)|キン肉マン]]』</ref>)
* 身長体重 - 204&nbsp;cm 160&nbsp;kg
* 超人強度 - 60万パワー
* 年齢 - 38歳
* 主な必殺技 - 凶器攻撃、フライング・ニードロップ、針ネズミ殺法、火炎放射、8の字固め(デビル・マジシャンとのツープラトン)
* タッグチーム - 宇宙一凶悪コンビ
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
=== アマゾンマン ===
超人同盟の幹部的な存在の超人。全身に「SUKARU」の文字が刻まれている。超人同盟構成員からはスカルさんと敬称されている。初登場のコマではまつ毛が長かった。ハゲタカと形容されることがしばしばある。ローデスの上唇を引き裂くなど残虐な性格で、試合中に凶器を使うことも厭わない。体中を針ネズミ状にとがらせ体当たりする技を使う。デビル・マジシャンと共に「宇宙一凶悪コンビ」を結成し、ザ・マシンガンズと交戦するが最後はテリーマンのカーフ・ブランディングによりKOされた。
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{BRA1968}}
* 身長体重 - 180cm 77kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 25万パワー<ref name="gc" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ピラニアタック<ref name="bigmatch" />
 
頭部に被っている頭蓋骨や、鼻の下に付けている骨が特徴。これらの装飾品は、コミック文庫版発売以降の版では一部修正され、彼の存在自体をまるまる消されているコマもある。第20回超人オリンピック予選に参加したものの、バトルロイヤルで敗退。黄金のマスク編では、[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。プラネットマンの「魔技・惑星直列」でアフリカを攻撃された際に、ブラジル出身であるはずの彼の生命維持装置が割れてしまう。キン肉マンと悪魔将軍との決戦ではリングを支える正義超人の一人となる。
第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにも参加したが第一次予選のふるい落としで失格する。その時はアデランスをしていた。その後、夢の超人タッグ前の試合でロビンマスクとウォーズマンの超人師弟コンビにデビル・マジシャンと共に敗れている。
 
; タイトル歴
『キン肉マンII世』第4回の扉絵では、スカル・ボーズらしき超人が万太郎にジャンピングラリアットを食らう姿が描かれた。その際の身体の文字は「SUKRU」だった。
: 南米呪術競技会優勝('68)
: アフリカ超人パワー・マッチ選手権優勝('74)
: 第20回超人オリンピックブラジル国内予選アマゾン地区優勝
 
=== ルピーン ===
アニメでは超人同盟のアフリカチャンピオンとして登場し、額に「S」の文字が書かれている。こちらではキン肉マンとシングルで対戦し、その試合に前後して原作での人間の少年ロバート(アニメではニカオ)との触れあいを基にしたエピソードが盛り込まれた。キン骨マンが放った麻酔銃によりキン肉マンが戦力ダウンしたことで一気に優位に立つが、ニカオ少年との友情で復活したキン肉マンの金星まで蹴り飛ばされ、場外アウトとなって敗北した。
* 種別 - 正義超人 / 怪盗超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{FRA}}
* 身長体重 - 186cm 78kg
* 超人強度 - 1万パワー
* 年齢 - 32歳
* 主な必殺技 - ベルサイユパッケージホールド
 
痩身で、燕尾服にマント、シルクハット、片眼鏡を着用。正義超人ではあるが[[盗み]]も行う[[大泥棒]]でもある<ref name="zukan" />。相手を出し抜く技巧を得意とする<ref name="zukan" />。第20回超人オリンピック最終予選にてキン肉マンたちと同着になり、バトルロイヤルに参加するが敗退する(ただし、第三次予選の月への往復マラソンで既に失格していたという記録もある<ref>ゆでたまご「超人オリンピック総集編の巻」『キン肉マン 第9巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年7月15日、ISBN 978-4-08-851139-9、177頁。</ref>)。
; 異名
: 極悪坊主<ref name="WPB27">ゆでたまご「オールタイム超人タッグチームシリーズ (3)」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 27』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2011年9月11日、ISBN 978-4-08-857521-6、103頁。</ref>
 
『キン肉マンII世』では伝説超人として登場し、国際超人会議に参加。究極の超人タッグ編では超人オタクの[[カオス・アヴェニール|カオス]]がオークションで47万円で落札したシルクハットを直接彼に手渡した<ref>ゆでたまご「決戦前夜、タッグの苦難!!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 03』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2006年4月24日、ISBN 978-4-08-857457-8、95頁。</ref>。
=== ダイナマイトパイパー ===
 
; タイトル歴
: ベルサイユマジック競技会優勝('71)
: パッケージ・デスマッチ選手権優勝('79)
: 第20回超人オリンピックフランス国内予選優勝
 
=== ドリーマン ===
* 種別 - 正義超人 / テリー族の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}南部
* 身長体重 - 190cm 104kg
* 超人強度 - 85万パワー
* 主な必殺技 - スピニング・トーホールド、ブロンコ・フィスト<ref>ゆでたまご「テキサスの“優しき”男!!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 11』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2008年3月24日、ISBN 978-4-08-857477-6、184頁。</ref>(当初はテリーパンチ<ref>ゆでたまご「必殺!! 竜巻地獄の巻」『キン肉マン 第14巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1983年12月15日、ISBN 978-4-08-851144-3、176-177頁。</ref>、ゲームではテキサス・ストレートと呼称)、ナックルパート
 
テリーマンの父。厳格な性格であり、テリーマンを厳しく育てた。超人オリンピックの優勝経験者でもある。黄金のマスク編の回想シーンにも登場。
 
; タイトル歴
: 全米超人レスリング南部選手権優勝
: テキサス州超人ヘビー級
: 第6回超人オリンピック優勝('36)
: 宇宙超人ヘビー級
: 全世界超人チャンピオンシップ連覇
 
=== ゾローマン ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USAITA}}
* 身長体重 - 183&nbsp;cm176cm 103&nbsp;kg71kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 7828万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - パイパー・キーロック<ref name="appli" />
* 主な必殺技 - 岸野一彦フェンシング攻撃<ref name="DVD8zukan" />
 
仮面を着用。正義超人ではあるが世の貧民を救うため、極秘に[[盗み]]も行う[[義賊]]でもある<ref name="zukan" />。[[フェンシング]]を得意とする<ref name="zukan" />。第20回超人オリンピックにカニベースと共にイタリア代表として参加した。カニベースと異なり予選も順調に通過するが、第三次予選の月への往復マラソンで失格となった。
超人同盟のランバージャック・ショーでロビンマスクと戦ったが、甘さゆえキン肉マン風情に敗れたと罵倒したことが災いし、タワーブリッジで引き裂かれてしまう。
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
アニメでは超人同盟ブラジル代表として登場。原作とは顔のデザインが変わっている。同じくタワーブリッジを食らうが引き裂かれずに投げ飛ばされ、試合後に担架で運び出された。
 
; タイトル歴
=== デビル・マジシャン ===
: 超人フェンシング競技会優勝('79)
* 種別 - 残虐超人→正義超人
: 第20回超人オリンピックイタリア国内予選優勝
* 出身 - {{ESP1977}}
 
* 身長体重 - 190&nbsp;cm 130&nbsp;kg
=== ゴクウマン ===
* 超人強度 - 60万パワー
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" /> / 残虐超人<ref>『[[ディープオブマッスル]]』エピソード8 「蒙古マスクに秘められし想い! 〜ドクターボンベ、西方へ〜」より。</ref>
* 出身 - {{CHN}}
* 身長体重 - 171cm 73kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 43万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不詳
* 主な必殺技 - トランプ攻撃、凶器攻撃、8の字固め(スカル・ボーズとのツープラトン)
* タッグチーム - 宇宙一凶悪コンビ
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
赤い顔をした[[猿]]の超人。感情の起伏で赤い顔を更に紅潮させることができる<ref name="zukan" />。第20回超人オリンピックにラーメンマンと共に中国代表として参加したが、ラーメンマンと異なり予選失格となった(描写が無いためどの種目で予選落ちとなったかは不明)。
超人同盟の若手超人で、スカル・ボーズの過酷なスパーリングに耐え、見出されてコンビを組む。凶器攻撃が得意で体中に凶器を隠し持ち、左腕の義手にはナイフが隠されている。他にもトランプやナイフなどを武器とする。
 
『ディープオブマッスル!!』の記述によれば、ドクター・ボンベが一時期植物状態になったラーメンマンのためにモンゴルマンマスクを作成する直前に、ボンベが必要な秘薬を求めて[[ガンダーラ]]を訪ねた際にゴクウマンもお供をしたとのこと。
ザ・マシンガンズとの対戦の際には、レフェリーを務めたラーメンマンにより凶器保持を見破られるが、凶器なしでも実力があるところを見せた。
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
アニメ版では超人同盟のフランス代表として「マジシャン」の名前で登場。こちらではキン肉マンとシングルで対戦し、ここでもラーメンマンがレフェリーを務めている。ピアノ線を使ったトリックや肩当に仕込んだ凶器をラーメンマンに見破られ、48の殺人技「人間ヘリコプター」によって宇宙まで投げ飛ばされリングアウト負けとなった。夢の超人タッグ編では原作通り「デビル・マジシャン」と呼ばれた。
 
; タイトル歴
『ディープオブマッスル!!』では、本名は「エンゼル」であり元は心美しい少年だったが、超人界きっての手品師である父デビル・マギーとの確執がきっかけで残虐超人に転身したことが語られている。
: 中国超人武術河北省地区選手権優勝('79)
 
=== 宇宙警察(うちゅうけいさつ)の超人警察官 ===
* 本名 - 不明
* 種別 - 正義超人 / 宇宙超人委員会<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙(出身惑星不明。エントリーはハラボテ星)
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不詳
* 主な必殺技 - サイド・スープレックス
* 声 - 田中秀幸
 
宇宙超人委員会と連動した組織<ref name="zukan" />・宇宙警察の超人課に所属するアンドロイドタイプのロボ超人で、惑星間で暴走する超人・人間・怪人・怪獣を取り締まるのが役目。第20回超人オリンピックを妨害した[[キン骨マン]]と[[#イワオ|イワオ]]の逮捕に尽力する一方で、当時のキン骨マンとイワオが彼らなりに[[キン肉スグル|キン肉マン]]や[[ラーメンマン]]を好敵手と見ていた心情を汲む度量もあり、第20回超人オリンピック決勝ではキン骨マンとイワオに[[手錠]]を掛けた状態でキン肉マンと[[ロビンマスク]]の試合の観戦を許可し、共に決勝戦を見届けてもいる<ref name="JC4-103">ゆでたまご「超人オリンピック決勝の巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、103-135頁。</ref>。
 
第20回超人オリンピック決勝時には、他に'''3人の警官'''が登場していた<ref name="JC4-60">ゆでたまご「超人オリンピック決勝の巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、60頁。</ref>。この4人共サイボーグスクールを優秀な成績で卒業したエリートでもある。彼らは第21回超人オリンピックの直前も凶悪超人150名(宇宙刑務所に収監された者たちで、その中に老タバコ超人も含まれている)および[[7人の悪魔超人]]<ref group="注釈">7人の悪魔超人は当時無類の残虐この上無い超人たちとして恐れられ、手に負えない程のルール無用な集団だったため、超人警察だけでなく、他に宇宙超人委員会に各惑星から選抜された10万人の正義超人たちの協力もあって、辛うじて[[ゴキブリホイホイ|超人ホイホイ]]のスペースボックスに監禁し、そのまま地球から追放性分となった。しかし、超人オリンピックV2を達成したキン肉マンを女性ファンたちが胴あげしていた際に割り込んできた怪力女のパワーで、大気圏外まで放り投げられたキン肉マンが超人ホイホイの解除スイッチに激突してしまい結局、7人の悪魔超人は解放されてしまっている。</ref>の捕獲などにも功があり、数多の実績を残している(ただし、'''4人の中の1人'''は少々天然ボケな面もあり、[[射撃]]に優れていながら超人オリンピック会場でキン骨マンとイワオが逃走した際は、彼らの足元の床を撃って「コラ、どこ狙っとるんじゃ」と同僚にツッコミを入れられたり、直後にキン骨マンとイワオがラーメンマンに捕獲された際にはズッコケたりと、コミカルな仕草も見せていた<ref name="JC4-60" />)。
 
宇宙警察は、宇宙超人委員会の他にも宇宙刑務所、宇宙超人最高裁判所など宇宙の公的機関と連携して、有事の際は迅速に事後処理を執行する事が義務付けられている。『キン肉マンⅡ世』では、[[運命の5王子#超人血盟軍(残虐チーム)|超人血盟軍]]の[[キン肉アタル|2代目キン肉マンソルジャー]]と[[ザ・ニンジャ]]が<ref group="注釈">同じ血盟軍のメンバーだった[[アシュラマン]]、[[バッファローマン]]、[[ブロッケンJr.]]の3人は、この時期は各故郷に帰っていた。</ref>フリーの治安維持組織として、超人特別機動警察隊(アンタッチャブル)を組織し、宇宙警察や宇宙刑務所にと協力体制で約300人の悪行超人や惑星間の犯罪者を検挙している。
 
; タイトル歴
: 第52回格闘技宇宙一ベスト8
; 主な肩書き
: 宇宙警察所属の現役警察官
 
=== バトルロイヤル予選参加超人 ===
* 本名 - 不明
* 種別 - 正義超人
* 出身 - 不詳
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 16文キック、素足での多彩な強力キック技
 
第20回超人オリンピック最終予選にて同着となったキン肉マンを含む10人の超人の中の1人で、その後バトルロイヤルに参加したが本名は不明。スキンヘッドで額に小さな丸いマークがあるのが特徴。コスチュームはタンクトップで素足。バトルロイヤル前の控室では、競技で予選を勝ち進んだだけの凄さを見せ、キン肉マンとミートの前でキックのデモンストレーションを披露した。キン肉マンが張り合って彼のマネをするが、キン肉マンはカッコつけてキックした瞬間にパンツが破れたので、それを見せられた彼はズッコケてしまう<ref>ゆでたまご「最後の8人めの巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、61-62頁。</ref>。バトルロイヤルでは強烈な16文キックで不法乱入したキン骨マンを撃退するが、試合は敗退した。
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
 
; タイトル歴
: 不詳
 
=== ホワイトベアマン ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{SSR1955}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不明
 
白熊姿のアニメオリジナル超人。第20回超人オリンピックに参加し、直接の描写こそ無いが予選を勝ち進み、最終予選の「月往復飛行マラソン」で月で爆発した爆弾で吹き飛ばされてきたキン肉マンたちに巻き込まれ、彼らと同着になる。その後バトルロイヤルで敗退した。
 
; タイトル歴
: 不明
 
== アメリカ遠征編 初登場 ==
; [[キン肉マンのタッグ#ザ・マシンガンズ|ザ・マシンガンズ]]
:; [[キン肉スグル|キン肉マン / ザ・シャネルマン]]
:; ザ・テリーマン
 
; [[プリンス・カメハメ]]
=== ジェシー・メイビア ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}・ハワイ
* 身長体重 - 195cm 110kg
* 超人強度 - 85万パワー
* 年齢 - 18歳
* 主な必殺技 - 一連の返し技、ジャパニーズ・レッグ・ロール・ホールド、フロント・スープレックス
* 声 - [[田中亮一]]
 
ハワイ超人界の強豪で、返し技の名手。[[カプ・クイアルア]]の使い手<ref name="zukan" />。小説『[[ディープオブマッスル|ディープオブマッスル!!]]』でのカメハメとジェシー・メイビアメインのエピソード「ハワイに生まれし天才の苦悩 ジェシー・メイビア」の解説によると、当時ハワイ最強を誇っていたプリンス・カメハメのスパーリングを受けてメイビアは手も足も出ず敗れるが、半年後のハワイタイトルを賭けた再戦で、カメハメの苦手とする返し技をメイビアが会得していたこととカメハメ自身の老いが原因でメイビアが勝利し、ハワイチャンピオンとなる。その実力とルックス、派手な入場スタイルなどでハワイの英雄的存在であったが、この頃の性格は少々傲慢な面も出来てキン肉マンや他者を見下している傾向もあった。しかし、カメハメにより48の殺人技を授けられたキン肉マンに敗れ、王座を失う。メイビアはキン肉マンに敗れて慢心を打ち砕かれカメハメと和解。師匠カメハメへの気遣いからキン肉マンがタイトルを返上したため、カメハメはメイビアに再びハワイチャンピオンベルトを託し、以後は協力体制でハワイ超人界を守り続けた。第21回超人オリンピック ザ・ビッグ・ファイトにも参加したが、予選で失格。黄金のマスク編では、パワーを奪われた他の正義超人同様に生命維持装置に入っていた。
 
キン肉星王位争奪編では口調が片言の日本語で、以前より正義感の強い超人となった。ジェロニモと対戦して敗北し、再びタイトルを奪われている。その後王位争奪サバイバルマッチのロビンマスクと[[マンモスマン]]の対戦をテレビで観戦し、涙を流して感動していた。最終盤でウルフマンと共にハワイ巡業を終えたタイミングでネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけて、ソルジャー(ソルジャーマン)の姿に変身して[[#フェニックスシズ子(シズこ)|フェニックスシズ子]]に襲い掛かった[[#残虐の神(ざんぎゃくのかみ)|残虐の神]]をパイルドライバーで倒した。
 
『キン肉マンII世』では、ヘラクレス・ファクトリーの教官として登場している。アニメ版では、超人同盟の手先となっていた。
 
; タイトル歴
: ハワイ超人チャンピオンシップ制覇
: ハワイ超人ヘビー級<ref>ゆでたまご「特別付録: キン肉マン激闘グラフィック」『キン肉マン 第28巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年10月15日、ISBN 978-4-08-851808-4、194頁。</ref>
; 異名
: BIG MOUNTAIN<ref name="JC5">ゆでたまご「風林火山対ビッグマウンテンの巻」『キン肉マン 第5巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年12月15日、ISBN 978-4-08-851135-1、42頁。</ref>
: 死のイリュージョニスト<ref name="WPB27" />
: 返し技の名手<ref name="JC5" />
 
; [[キン肉マンのタッグ#ジ・エンペラーズ|ジ・エンペラーズ]]
=== ビューティー・ローデス ===
=== ビューティー・ローデス / ビューティー・ロローデス ===
* 種別 - 正義超人 / ロボ超人(アニメ版)
* 種別 - 正義超人 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" /> / ロボ超人(アニメ版)
* 出身 - {{USA}}・[[フロリダ州|フロリダ]]<ref name="bunpu">「キン肉マン超人分布ワールドマップ」『週刊少年ジャンプ』1984年16号綴じ込み付録、集英社。</ref>
* 身長体重 - 190&nbsp;cm190cm 180&nbsp;kg180kg
* 超人強度 - 55万パワー
* 年齢 - 28歳
735 ⟶ 984行目:
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
超人評議会のチャンピオンで、エルボーを得意とする幹部的な存在の超人。重量ファイター。超人同盟との抗争中スカル・ボーズによっての手で唇から額にかけての顔面の皮を剥がされてしまい<ref name="jc5、120">ゆでまご「踏絵で証明しろの巻」『キン肉マン 第5巻』120-121頁。</ref>、以後は金属製のマスクをつけている。タッグリーグ敗北後は苦戦するザ・マシンガンズを応援し、キン骨マンに奪われたテリーマンの義足を取り返し、テリーマンに投げ渡した。第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにも参加したが、スカル・ボーズと共にふるい落としで失格
 
第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにも参加したが、第一次予選のふるい落としでカニベースやスカル・ボーズと共に失格する。黄金のマスク編ではパワーを奪われた他正義超人同様に生命維持装置に入っていたが、最後は悪魔将軍と対するキン肉マンの試合でリングを支え。このは、金属製のマスクに口の部分が付けられていた。おり、キン肉星王位争奪編の頃には、顔面が普通の顔に戻っていた<ref group="注釈">時系列的にキン肉マン対悪魔将軍戦まで金属製のマスクをつけていたがおり、『キン肉マンII世』の究極のタッグ編(パートナーはスカル・ボーズ)ではの頃に普通の顔に戻っていた。</ref>。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた
 
アニメ版では名前を'''ビューティー・ロローデス'''と改められ、皮膚の下は機械で覆われたロボ超人となっていた。こちらでは超人同盟のアメリカチャンピオン(しかし保持していたベルトは「WSC」のロゴ)としてキン肉マンとシングルで対戦。試合を圧倒的優位に進めていたが、キン骨マンの鳥もち弾がキン肉マンを外れ、ロローデスを誤射したことで顔の皮膚が剥がれ、機械超人の正体露出とともに怯み、48の殺人技「人間風車」を喰らい逆転負けを喫した。
 
; タイトル歴
: ニューヨーク超人ヘビー級
: ニューヨーク超人チャンピオンシップ4連覇
: 全米超人チャンピオンシップ制覇(アニメ版)
; 異名
: 肥満体<ref name="jc5、80">ゆでたまご「アメリカ超人界の全容の巻」『キン肉マン 第5巻』80頁。</ref>
: マジソンの帝王<ref>ゆでたまご「ニューヨークの帝王をうて!の巻」『キン肉マン 第5巻』87頁。</ref>
 
=== ジャンヌ・スティムボード ===
* 種別 - 正義超人 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{FRA}} / {{flagicon|USA}}[[アメリカ合衆国西海岸|アメリカ西海岸]]<ref name="bunpu" />
* 身長体重 - 198&nbsp;cm198cm 143&nbsp;kg143kg
* 超人強度 - 65万パワー
* 年齢 - 20歳
753 ⟶ 1,007行目:
* タッグチーム - ジ・エンペラーズ
 
J・スティムボードとも表記。超人評議会のレスラーで、超人協会・超人同盟とのタッグ戦にあたりフランスから呼び出された。テリーマンをゴリラと形容するほど口が悪い。タッグリーグ敗北後は超人同盟のやり方に反発し、苦戦するマシンガンズを応援した。その後、第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトの開会時や、黄金のマスク編の悪魔将軍戦でリングを支えた正義超人の一人として、また王位争奪戦決勝の際にネプチューン・メッセージを受けて大阪城を目指す正義超人たちの中にも顔を出していた。アニメ第一期には登場していない
 
第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにも参加したが、予選で失格する。黄金のマスク編ではパワーを奪われた他の正義超人同様に生命維持装置に入っていたが、最後は悪魔将軍と対戦するキン肉マンの試合でリングを支えた。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
アニメには登場していない。
 
; タイトル歴
: フランス超人格闘術選手権優勝
; 異名
: 毒舌超人<ref name="shot" />
 
; [[キン肉マンのタッグ#宇宙一凶悪コンビ / ブラッド・イリュージョンズ|宇宙一凶悪コンビ(ブラッド・イリュージョンズ)]]
=== スカル・ボーズ ===
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / [[文字]][[タトゥー]]超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}(初代アニメ版では{{KEN}}<ref>「正義超人全滅か?!の巻」アニメ『[[キン肉マン (テレビアニメ)|キン肉マン]]』</ref>)
* 身長体重 - 204cm 160kg
* 超人強度 - 60万パワー
* 年齢 - 38歳
* 主な必殺技 - 凶器攻撃、フライング・ニードロップ、針ネズミ殺法、火炎放射、8の字固め(デビル・マジシャンとのツープラトン)
* タッグチーム - 宇宙一凶悪コンビ
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
超人同盟のチャンピオンで、幹部的な存在の超人。全身に「SUKARU」の文字が刻まれていて、本気になれば体中を針ネズミ状にとがらせ体当たりする技を使う。超人同盟構成員からは「スカルさん」と敬称されている。初登場のコマではまつ毛が長かった<ref>ゆでたまご「アメリカ超人界の全容の巻」『キン肉マン 第5巻』68頁。</ref>。ハゲタカと形容されることがしばしばある。ローデスの上唇を引き裂く<ref name="jc5、120" />など他の超人には惨いふるまいも辞さない残虐な性格で、試合中に凶器を使うことも厭わない。ただし、後に登場してキン肉マンたちと戦う悪行超人たちの様に地球支配を目論んでいるわけではなく、彼なりにアメリカ超人界統一の理念は持ち合わせてもおり、「人類の平和を守る正義超人」としての考えを忘れるまでの悪党ではない。デビル・マジシャンと共に「宇宙一凶悪コンビ」を結成し、ザ・マシンガンズと交戦するが最後はテリーマンのカーフ・ブランディングによりKOされた。
 
その後は改心して、第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにも参加したが、第一次予選のふるい落としでカニベースと共に失格する。その時はアデランスをしていた。黄金のマスク編ではパワーを奪われた他の正義超人同様に生命維持装置に入っていたが、最後は悪魔将軍と対戦するキン肉マンの試合でリングを支えた。夢の超人タッグ前の試合では、ロビンマスクとウォーズマンの超人師弟コンビにデビル・マジシャンと共に敗れている。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
『キン肉マンII世』第4回の扉絵では、スカル・ボーズらしき超人が万太郎にジャンピングラリアットを食らう姿が描かれた。その際の身体の文字は「SUKRU」だった。
 
アニメ版では超人同盟のアフリカチャンピオンとして登場し、額に「S」の文字が書かれている。こちらではキン肉マンとシングルで対戦し、その試合に前後して原作での人間の少年ロバート(アニメではニカオ)との触れあいを基にしたエピソードが盛り込まれた。キン骨マンが放った麻酔銃によりキン肉マンが戦力ダウンしたことで一気に優位に立つが、ニカオ少年との友情で復活したキン肉マンの金星まで蹴り飛ばされ、場外アウトとなって敗北した。
 
; タイトル歴
: ラスベガス超人J(ジュニア)・ヘビー級
: ラスベガス超人チャンピオンシップ5連覇
: カリフォルニア超人チャンピオンシップ制覇
: カリフォルニア超人J(ジュニア)・ヘビー級
: 全米超人タッグ選手権準優勝('80)
: アクロバット超人選手権準優勝('80)
: 全米超人タッグ選手権優勝('82)
: 全米超人タッグ選手権準優勝('83)
: アフリカ超人J(ジュニア)・ヘビー級(アニメ版)
; 異名
: ウミボウズ<ref>ゆでたまご「アメリカ超人界の全容の巻」『キン肉マン 第5巻』69頁。</ref>
: ハゲタカ<ref name="jc5、80" />
: 極悪坊主<ref name="WPB27">ゆでたまご「オールタイム超人タッグチームシリーズ (3)」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 27』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2011年9月11日、ISBN 978-4-08-857521-6、103頁。</ref>
 
=== デビル・マジシャン ===
* 本名 - エンゼル
* 種別 - 正義超人→悪行残虐超人→正義超人 / ピエロの超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ESP1977}}→{{flagicon|USA}}[[アメリカ合衆国西海岸|アメリカ西海岸]](初代アニメ版では{{FRA}}<ref>「恐怖のマジシャン登場の巻」アニメ『[[キン肉マン (テレビアニメ)|キン肉マン]]』</ref>)
* 身長体重 - 190cm 130kg
* 超人強度 - 60万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - トランプ攻撃、凶器攻撃、8の字固め(スカル・ボーズとのツープラトン)
* タッグチーム - 宇宙一凶悪コンビ
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
超人同盟のレスラーで、スカル・ボーズの過酷なスパーリングに耐え、見出されてコンビを組む。凶器攻撃が得意で体中に凶器を隠し持ち、左腕の義手にはナイフが隠されている。他にもトランプやナイフなどを武器とする。『ディープオブマッスル!!』などで語られたところによれは、本名は「'''エンゼル'''」であり本来は心美しい少年超人だったが、超人界きっての手品師である父の'''デビル・マギー'''との確執および父のマギーが悪行超人に殺されたことがきっかけで、正義に失望し、凶悪・残虐な悪行超人に身を堕としたとのこと<ref name="zukan" />。往年の超人オリンピックチャンピオンだった'''ハンサム・レイスマン'''を襲い殺害。その首を持参して超人同盟に入団する<ref>ゆでたまご「意外な男の巻」『キン肉マン 第5巻』132頁。</ref>。ザ・マシンガンズとの対戦の際には、レフェリーを務めたラーメンマンにより凶器保持を見破られるが、凶器なしでも実力があるところを見せた。ただし、凶器は残虐超人にるきっかけだった父親との過去のトラウマに対する心の支えとしてきたこともあり、素手では今一つ実力を発揮できない精神的弱点も抱えていた<ref name="zukan" />。
 
その後は改心して正義超人に転身。第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにも参加したが、予選で失格する。夢の超人タッグ前の試合では、ロビンマスクとウォーズマンの超人師弟コンビにスカル・ボーズと共に敗れている。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
アニメ版では超人同盟のフランス代表として単に「'''マジシャン'''」の名前で登場。こちらではキン肉マンとシングルで対戦し、ここでもラーメンマンがレフェリーを務めている。ピアノ線を使ったトリックや肩当に仕込んだ凶器をラーメンマンに見破られ、48の殺人技「人間ヘリコプター」によって宇宙まで投げ飛ばされリングアウト負けとなった。夢の超人タッグ編で原作通り「デビル・マジシャン」と呼ばれた。
 
; タイトル歴
: 西洋マジック競技会優勝('79)
: 全米超人タッグ選手権準優勝('80)
: 全米超人タッグ選手権優勝('82)
: 全米超人タッグ選手権準優勝('83)
: フランス超人ヘビー級(アニメ版)
; 異名
: 死のイリュージョニスト<ref name="WPB27" />
 
; [[キン肉マンのタッグ#怪人師弟コンビ / 怪人ペア|怪人師弟コンビ(怪人ペア)]]
:; キン骨マン
:; [[#イワオ|イワオ]]
; [[キン肉マンのタッグ#凸凹ブラザーズ|凸凹ブラザーズ]]
:; イワオ
=== ブラック・シャドー ===
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力→正義超人 / 怪人 / 完全人工のロボ超人<ref name="zukan" />
* 種別 - 超人
* 出身 - {{USA}}・[[テキサス州]][[ヒューストン]](製作地)<ref name="zukan" /> / ドクロ星<ref name="gc" />
* 身長体重 - 265&nbsp;cm265cm 229&nbsp;kg229kg<ref>「超人名鑑」『キン肉マン 闘将!!拉麵男 超人大名鑑』集英社〈ジャンプ・コミックス デラックス〉、164頁。</ref> / 190&nbsp;cm190cm 180&nbsp;kg180kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 55万パワー<ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 無差別攻撃<ref name="appli" />
* タッグチーム - [[キン肉マンのタッグ#凸凹ブラザーズ|凸凹ブラザーズ]]
 
怪人血社のレスラーで、キン骨マンがイワオのタッグパートナーとして作っ開発し人造[[サイボーグ]]タイプのロボ超人。パワーはビューティー・ローデス、技はロビンマスク、残虐性はラーメンマン、頭脳は作者のキン骨マンに相当する(キン骨マンの自称による)。自我があるものの会話ができず、宇宙一凶悪コンビにギブアップを告げられず、あっけなく破壊された。誤ってパートナーのイワオを殴る場面がある。アニメには登場していない
 
その後、改心したキン骨マンが新たに開発した完全人工のロボ超人再生技術で、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチの頃には正義超人に生まれ変わる形で復活を遂げており、『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン骨マンやイワオと共にキン肉星へ帰還するキン肉マンを見送りに来ていた。
アニメには登場していない。
 
; タイトル歴
: なし
; 異名
: パワーマシン<ref name="shot" />
 
=== ゴッド・フォン・エリック ===
* 種別 - 正義超人 / 全米超人協会<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 80万パワー
* 年齢 - 不詳(150年以上生きている)
* 主な必殺技 - アイアンクロー投げ
 
アメリカ超人界の創始者。約150年間にわたって米国最高峰に君臨した超人で、ドーロ・フレアースら3団体会長の師匠でもある。現役を退き後進の指導にあたっている。キン肉マンからは「[[E・H・エリック]]」と、名前を間違われていた。若い頃にアメリカ超人界で争いが起きた時は、その都度超人タッグ選手権を開催して片を付けてきたとのことで、分裂してしまったアメリカ超人界を再び統一するために、フレアースら3団体会長に80年度全米超人タッグ選手権の開催を提案する。アニメでは登場しない。
 
; タイトル歴
: 宇宙超人ヘビー級
: 全米超人レスリング選手権連続優勝
: 全世界超人チャンピオンシップ連覇
: 全米超人タッグ選手権連続優勝(開催年等は不詳)
; 異名
: 鋼鉄の爪
; 主な肩書き
: 元世界超人チャンピオン<ref name="shot" />
 
=== チャボ・ケロリ ===
* 種別 - 正義超人 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}([[カリフォルニア州|カリフォルニア]]<ref name="zukan" />)
* 身長体重 - 180cm 103kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 51万パワー<ref name="gc" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - チャボ・キック<ref name="appli" />
* 声 - 岸野一彦<ref name="cast" />
 
超人協会カリフォルニアチャンピオンの超人。超人協会に残されたカリフォルニアを守るため超人同盟のスカル・ボーズと対戦するが敗れる<ref>ゆでたまご「アメリカ超人界の全容の巻」『キン肉マン 第5巻』66頁。</ref>。[[人生ゲームハイ&ロー|人生ゲーム ハイ・アンド・ロー]]が好き。実力はあるが少々気弱な面もある。アニメ版ではアメリカ支部代表だったが、ビューティー・ロローデスに倒される。
 
; タイトル歴
: カリフォルニア超人J(ジュニア)・ヘビー級
: カリフォルニア超人チャンピオンシップ3連覇
: 全米超人J(ジュニア)・ヘビー級(アニメ版)<ref group="注釈">原作ではスペシャルマンが奪取したタイトル。</ref><ref name="nettou" />
 
=== SW-26(エスダブリュー-26) ===
* 種別 - 正義超人 / ロボ超人 / 世界超人協会<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 19歳
* 声 - 二又一成
 
超人協会に所属するアンドロイドタイプ<ref name="zukan" />のロボ超人で、宇宙飛行機の操縦士。第20回超人オリンピックに優勝したキン肉マンをハワイまで案内した。サイボーグスクールを首席で卒業したエリートでもある。
 
同じタイプの仲間として'''AB-20(エービー-20)'''がいて、彼も共にキン肉マンを案内すると同時にキン肉マンの警護およびキン肉マンが機内で勝手な行動をしない様に監視する役目も兼任していた。
 
また、彼らの他にも名称は不明だが、'''[[#ドーロ・フレアース|ドーロ・フレアース]]の側近'''として同じタイプのロボ超人が協会本部に登場している<ref>ゆでたまご「アメリカ超人界の全容の巻」『キン肉マン 第5巻』64頁。</ref>。
 
; タイトル歴
: サイボーグスクール成績No.1
; 主な肩書き
: 超人協会所属の宇宙飛行機操縦士
 
=== イヤデス・ハリスン ===
* 種別 - 正義超人 / 全米超人協会<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不詳
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - 山口奈々
 
外見は人間の女性と変わらないが、ゴッド・フォン・エリックの弟子のひとり超人の1人で、アメリカ東部・南部に勢力を持つ世界超人評議会(WSC)の会長。アニメ第一期では世界超人同盟(WSF)の長。超人同盟と抗争を繰り広げるが、終盤ではタッグリーグ棄権後、超人同盟のやり方に反発し、テリーマンの奪われた義足を取り返し、キン骨マンによって気絶させられたロバートを優しく介抱してキン肉マンちに味方した。一時期はアメリカ超人界を手中に掌握しようとする野心家になっていたが、同時に3団体統一がアメリカの正義超人界のためとも信じており、人類の平和を守る正義超人としての矜持はブレていない
 
アニメ第一期では結末が世界超人同盟(WSF)の会長。原作とは異なり悪党で、ロビンマスク転落直後にドーロ・フレアースと殴り合いの末、崖まで追い詰められたところを数々の不正が暴かれ、五分刈たちに逮捕され、連行されていった。
 
; タイトル歴
=== シーク星人 ===
: 不詳
* 種別 - 怪獣 / 超人
* 出身 - シーク星 / {{IRN}}<ref name="gc" /> / 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 183&nbsp;cm 110&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 30万パワー / 不明<ref name="zukan" />
* 声 - 岸野一彦
 
=== クラーク・ケンタ ===
ザ・シークとも呼ばれる。ゴッド・フォン・エリックの弟子のひとりで、アメリカ西部に勢力を持つ世界超人同盟(WSF)の会長。
* 種別 - 正義超人 / 人間(表向き)
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 79万パワー
* 年齢 - 不詳
* 主な必殺技 - 不詳
 
アメリカ超人。普段は人間としてデイリー・プラカード社所属の記者を生業としている。ゴッド・フォン・エリックから全米超人タッグ選手権の立会人を依頼され、試合ではレフェリーを務める。状況に応じて適切なレフェリングをする冷静な超人だが、キン肉マンとミートのやり取りに振り回されていじけてしまうコミカルな面も見せている。ゴッド・フォン・エリックからの示唆もあり、全米超人タッグ選手権の決勝戦のみ中国からラーメンマンを招いてレフェリーを託した。
第1次怪獣退治編ではラクダにまたがった怪獣として登場していた<ref name="sheik">ゆでたまご「第5章 ゆでたまごが選ぶベストプロレスラー20」『ゆでたまごのリアル超人伝説』[[宝島社]]新書、2014年6月23日、ISBN 978-4-8002-2571-9、196頁。</ref>。地球では人間の姿で潜伏しており、世界超人同盟会長としての名前は「ファーハット」<ref name="zukan" />。モデルはプロレスラーの[[ザ・シーク]]<ref name="sheik" />。
 
クラーク・ケンタの他にも全米超人レスリングの[[コミッショナー]]を務める'''シゲオ・ニシムラ'''という人類タイプの小柄な日系アメリカ超人が大会スタッフとして参加し、開会セレモニーで認定書宣言を行おうとするが、宣言直前に気短なデビル・マジシャンに蹴り飛ばされてしまっている。二人ともアニメ第一期では登場しない。
アニメではイヤデス・ハリスンの部下にして世界超人同盟の作戦参謀として登場。キン骨マンたちを利用して卑劣な策を講じた末、キン肉マンの怒りを買い「人間風車」によって倒された。
 
; タイトル歴
=== ゴッド・フォン・エリック ===
: 全米超人レスリング北部選手権優勝
* 種別 - 超人
: 米国北部超人ヘビー級
* 出身 - {{USA}}
; 主な肩書き
: デイリー・プラカード社編集部員
: アメリカ超人界公認の超人タッグレフェリー 
 
=== デューク・カマタ ===
* 種別 - 正義超人 / 世界の格闘技を操る超人のプロモーター<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}・ハワイ
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 80万パワー不明
* 年齢 - 不明
* 声 - 水鳥鉄夫
* 主な必殺技 - アイアンクロー投げ
 
外見は人間と変わらないが、ハワイ超人の1人で、ハワイチャンピオンシップ兼ジェシー・メイビアの[[興行|プロモーター]]<ref name="zukan" />。キン肉マンの実力を見極めるため、ジェシー・メイビアに挑戦させず、その付き人のプリンス・カメハメと対戦させることで力を計った。カメハメの過去の経歴についても熟知しており、キン肉マンが部屋を去った後、カメハメの過去とキン肉マンの末路を重ね嘲笑していた。しかし、最終的には不愛想な表情ながらもジェシー・メイビアに勝利したキン肉マンの実力を認めて拍手を送った<ref>ゆでたまご「超人太平洋戦争終結の巻」『キン肉マン 第5巻』55頁。</ref>。モデルは[[キラー・トーア・カマタ]]などの悪役レスラー<ref>マニア超人ズ編著「キン肉マンの章 前編 ハワイ遠征編 KEYWORD niku-das」『超人マニアックス 肉印』21世紀BOX、2002年10月20日、ISBN 4-05-602746-3、20頁。</ref>。
アメリカ超人界の創始者。約150年間にわたって米国最高峰に君臨した超人で、ドーロ・フレアースら3団体会長の師匠でもある。現役を退き後進の指導にあたっている。キン肉マンからは「[[E・H・エリック]]」と、名前を間違われていた。アニメ第一期では登場しない。
 
=== ダイナマイトパイパー / ダイナマイトペイパー ===
; 主な肩書き
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
: 元世界超人チャンピオン<ref name="shot" />
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 183cm 103kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 78万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - パイパー・キーロック<ref name="appli" />
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
 
超人同盟のランバージャック・ショーでロビンマスクと戦ったが、残虐で卑怯な戦い方を見せて「甘さゆえキン肉マン風情に敗れた」とロビンを罵倒したことが災いし、彼にタワーブリッジで引き裂かれて死んでしまう<ref>ゆでたまご「仮面にかくされた悲しみの巻」『キン肉マン 第5巻』144頁。</ref>。アニメでの名前は'''ダイナマイトペイパー'''。超人同盟ブラジル代表として登場。原作とは顔のデザインが変わっている。同じくタワーブリッジを食らうが引き裂かれずに投げ飛ばされ、試合後に担架で運び出された。
 
後年のキン肉星王位争奪サバイバル・マッチの頃には復活。改心もしており、『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っている。しかし、その後再び死亡し(死因は不明)、完璧超人始祖編で悪魔将軍が超人墓場に侵入した際には、禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ)での労役を課されていた。
 
; タイトル歴
: 不明
; 異名
: 超人同盟きってのあばれん坊<ref>ゆでたまご「仮面にかくされた悲しみの巻」『キン肉マン 第5巻』140頁。</ref>
: 鋼鉄の爪
 
=== ハルク・ドーガン ===
* 種別 - 正義超人 / 人間のプロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}・[[ジョージア州|ジョージア]]<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 221cm 160kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 45万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 23歳
* 主な必殺技 - ランニング・レッグドロップ<ref name="zukan" />
 
超人評議会のレスラー。相手を圧倒するパワーファイトを売りものとする人類タイプの重量超人で、恵まれた体格を持つが動きは鈍い<ref name="zukan" />。評議会チャンピオンのビューティー・ローデスに挑戦したが、手も足も出ず軽く倒されてしまう<ref>ゆでたまご「ニューヨークの帝王をうて!の巻」『キン肉マン 第5巻』90頁。</ref>。アニメには登場していない。
 
; タイトル歴
: ジョージア州超人プレミアリーグ準優勝 ('78)
 
=== ボヴ・ウィンクル ===
* 種別 - 正義超人 / 残虐超人 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}・[[ミネソタ州|ミネソタ]]
* 身長体重 - 188cm 120kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 58万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不明
 
超人評議会のミネソタ州チャンピオン。試合でも眼鏡をかけている人類タイプの超人レスラーで、リング上では悪役然とした振る舞いも多い<ref name="zukan" />が確かな実力の持ち主でもある。しかし、試合前にシャネルマンに変装したキン肉マンの奇襲を受け、控室にて[[木槌]]で頭を小突かれ、[[たんこぶ]]を出して失神してしまう<ref>ゆでたまご「激突ラスベガスの巻」『キン肉マン 第5巻』103-104頁。</ref>。アニメには登場していない。
 
; タイトル歴
: ミネソタ超人チャンピオンカーニバル2連覇
 
=== ザ・ブルドーザー ===
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}・[[イリノイ州|イリノイ]]
* 身長体重 - 221cm 160kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 45万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不詳
 
超人評議会のイリノイ州チャンピオン。全身古傷だらけな人類タイプの超人レスラーで、試合の度に傷が増えることを喜んでいたが、タイトル防衛戦に勝利した直後にシャネルマンに変装したキン肉マンの名称不明の48の殺人技の一つで一蹴されてしまう<ref>ゆでたまご「激突ラスベガスの巻」『キン肉マン 第5巻』100頁。</ref>。アニメには登場していない。
 
; タイトル歴
: イリノイ州超人金網マッチ選手権優勝 ('77)
: シカゴ超人ヘビー級
: イリノイ超人チャンピオンカーニバル3連覇
: シカゴ超人チャンピオンシップ2連覇
; 異名
: 古傷超人<ref>ゆでたまご「激突ラスベガスの巻」『キン肉マン 第5巻』99頁。</ref>
 
=== キング・クラッシャー ===
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}・[[ウィスコンシン州|ウィスコンシン]]
* 身長体重 - 183cm 108kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 65万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 多彩な打撃と凶器攻撃
 
打撃と凶器を使った連続攻撃で対戦相手を粉砕することから「粉砕機」の異名をもつ人類タイプの超人で<ref name="zukan" />、本来は正義超人だったがA級団体に入れないおちこぼれ超人だったため、「暴動の鎮圧」を名目として超人同盟に入団し、人を痛めるつける目的で残虐なレスラーとなった<ref name="zukan" />。超人同盟主催の殺し合いギャンブルショーを楽しむ金持ちの人間たちからは人気があり、痛めつけることさえ達成されるなら相手が超人でも人間でも構わないという手段を選ばない卑怯な性格をしている。超人同盟のランバージャック・ショーで同盟チャンピオンのスカル・ボーズと戦う予定だったが、試合前に超人評議会のビューティー・ローデスに粉砕された。アニメには登場していない。
 
; タイトル歴
: 不明
; 異名
: 粉砕機<ref>ゆでたまご「激突ラスベガスの巻」『キン肉マン 第5巻』109頁。</ref>
 
== 第2次怪獣退治編 初登場 ==
*; [[ブロッケンJr.]]
 
=== ビビンバ ===
* 種別 - 正義超人 / ホルモン族→キン肉族(結婚後<ref name="zukan" />)
* 出身 - キン肉星・ホルモンシティー
* 身長体重 - 163&nbsp;cm163cm 43&nbsp;kg43kg
* 超人強度 - 10万パワー
* 年齢 - 16歳(王位争奪編時20歳、キン肉マンII世時50歳)
* 主な必殺技 - ホルモン・ソバット、お色気攻撃<ref name="bigmatch" />、剣術<ref>{{Twitter status|yude_shimada|1099227255383851008}}</ref>
* 家族 - 父 ホルモン・ヤーキ 母 ホルモン・ハラミ 兄 プルコギ・ヤーキ 夫 キン肉スグル 息子 キン肉万太郎 義父 キン肉真弓 義母 キン肉小百合 義兄 キン肉アタル
* 声 - [[山本百合子]](劇場版第二作) / [[富沢美智恵]](王位編) / [[高木早苗]](キン肉マンII世)
 
フルネームはホルモン・ビビンバ(結婚後はキン肉ビビンバ)。ホルモン族出身で、外見は地球人の女性と変わらないが、戦闘能力は高く飛行能力も持っている女性超人である。父ホルモン・ヤーキによりキン肉マン打倒の刺客として送り込まれるが、キン肉マンの思いやりに触れて片想いする(『キン肉マンII世』ではキン肉マンの許婚と設定されている)その後はキン肉マンについて地球まで行き、キン肉ハウスに押しかけエプロンの格好になったり、地球防衛軍に入ってキン肉マンの仕事を奪ったりとかなりのオテンバ振りを見せキン肉マンを困らせたりもしたが、後にキン肉マンの正式な妻(第58代キン肉星王妃)となった。得意料理は[[粥|オカユ]]。キン肉星王位争奪編で髪型を変えている。得意料理は[[粥|オカユ]]と[[丼物で、]]<ref group="注釈">それ以外の料理はまるでダメ息子の万太郎に評されてる。</ref>。第21回超人オリンピック編では、残虐ファイトで勝ち上がる[[ウォーズマン]]の隠された優しさに気付き、ウォーズマンの計量前に重いベルトをプレゼントすることでベアークローを外させよとするなど、始終気に掛ける様子を見せた。7人の悪魔超人編以降も、常にリングサイドや観客席でキン肉マンらの試合を見守っっており、キン肉星王位争奪編では鎧を纏って[[大坂城]]に潜入し、[[キン肉真弓]]夫妻を最上階から脱出させるが、共に[[運命の5王子#知性チーム(フェニックスチーム)|知性チーム]]に捕まる。[[ネプチューンマン]]の消滅直後には特設スタンドの上辺からフェニックスに対し正々堂々と戦うよう懇願してスタンド内側に投身、地表激突寸前に超人預言書の灰に憑依していた[[キン肉アタル]]に救われる
 
『キン肉マンII世』では、[[キン肉万太郎|キン肉マンⅡ世(キン肉万太郎)]]の母となる。当初はオールバックの髪型だったが、[[火事場のクソ力]]修練編では髪を下ろしてキン肉星王位争奪編以降に近い髪型になっていた(アニメ版では最初からこの姿で登場)。初代アニメ版では、劇場版第二作のみに登場し、原作同様キン肉マンに惚れるが、劇場版では原作と異なりシシカバ・ブーと恋仲となった(前述のウォーズマンとのエピソードではナツコが同じ役割を務め、キン肉マンは二階堂マリと婚約寸前までの恋仲となる)。アニメ版王位争奪編では原作と同様の経緯で登場するが、原作や劇場版第二作と異なりキン肉マンの幼馴染となっており、最後は原作でのキン肉マンや劇場版でのシシカバ・ブーではなく、キン肉マンスーパー・フェニックスと恋仲になり、キン肉マンは二階堂マリと婚約したままだった(この時点までテレビ版にシシカバ・ブーは登場していない)。しかし、II世アニメ版では、結局マリが身を引いてキン肉マンはビビンバと結婚していた(アニメ版王位争奪編ラストでの、ビビンバとキン肉マンスーパー・フェニックスとの関係がどう終了したかまでは触れられていない。またII世編からは、シシカバ・ブーも劇場版設定とは異なる原作同様の経緯・立場にての登場を果たす)。
第21回超人オリンピック編では、残虐ファイトで勝ち上がる[[ウォーズマン]]の隠された優しさに気付き、ウォーズマンの計量前に重いベルトをプレゼントすることでベアークローを外させようとするなど、始終気に掛ける様子を見せた。
 
7人の悪魔超人編以降は、基本的にリングの近くでキン肉マンらの試合を見守っていた程度だった。夢の超人タッグ編では、準決勝終了直後に左腕を負傷したキン肉マンの見舞いに駆け付けている。キン肉星王位争奪編では終盤に髪型を変えて登場。騎士の鎧を纏って[[大坂城]]に潜入し、[[キン肉真弓]]夫妻を最上階から脱出させるが、共に[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]率いる[[運命の5王子#知性チーム(フェニックスチーム)|知性チーム]]に捕まる。自力で拘束から脱出し、[[ネプチューンマン]]の消滅直後に特設スタンドの上辺からフェニックスに対し正々堂々と戦うよう懇願してスタンド内側に投身、地表激突寸前に灰となった[[キン肉アタル]]に救われる。
 
旧アニメ版では、劇場版第二作のみに登場した。テレビ版には登場していないため、前述のウォーズマンとのエピソードではナツコが同じ役割を務めている。アニメ版王位争奪編にも原作と同様の経緯で登場するが、原作と異なりキン肉マンの幼馴染となっており、最後はキン肉マンスーパー・フェニックスと恋仲になった(キン肉マンは二階堂マリと結婚)。
 
『キン肉マンII世』では、当初はオールバックの髪型だったが、[[火事場のクソ力]]修練編では髪を下ろしていた(アニメ版では最初からこの姿で登場)。
 
; 主な肩書き
:* 第58代キン肉星大王妃
:* 地球防衛軍所属
; プロフィール
: 家族 - 父 ホルモン・ヤーキ 母 ハラミ 夫 キン肉スグル 息子 キン肉万太郎
 
=== ホルモン・ヤーキ ===
* 種別 - 超人
* 出身 - キン肉星
* 超人強度 - 5万パワー<ref name="gc" />
* 声 - [[八奈見乗児]]
 
ホルモン族頭首。その昔、キン肉族より偉かったホルモン族だが、キン肉族と戦争になり敗れて以来崩壊の一途をたどった(劇場版では戦争ではなく王族同士のレスリングの試合と語っている)。ホルモン自身、キン肉真弓には何度か挑戦したが一勝もできず(劇場版では病弱な体がたたって敗れ、再起不能となったと語っている)、妻ハラミはキン肉族に殺された。キン肉族に復讐すべく、娘ビビンバや、バーベキュー族のシシカバ・ブーを刺客として送り込むが、いずれも失敗。
 
アニメでは劇場版『[[キン肉マン 大暴れ!正義超人]]』に登場。「キン肉マンの結婚式!!の巻」ではビビンバのウエディングドレス姿を見て涙を流し喜んでいた。『キン肉マンII世』ではキン肉星の超人評議会(カウンシル)、四大長老の一人として登場。ホルモン族にはマスクを被る掟はなく自宅では着用していないが、正装時はキン肉カッター付きのマスクをかぶる<ref name="zukan" />。
 
=== シシカバ・ブー ===
* 種別 - 正義超人 / バーベキュー族<ref name="zukan" />
* 出身 - キン肉星・バーベキュー村
* 身長体重 - 185&nbsp;cm185cm 90&nbsp;kg90kg
* 超人強度 - 95万パワー
* 年齢 - 21歳
* 主な必殺技 - シシカバ・フラッシュ(アニメでの名称はシシカバ・ビーム)、シシカバ・ビーム(アニメでの名称はシシカバ・フットビーム)、牛丼の早食い、[[ジャーマン・スープレックス]](アニメのみ)
* 家族 - 父 シャミカバ・ブー 母 マサラ・ブー
* 声 - [[野田圭一]]<!-- / [[大場真人]](キン肉マンII世) -->
* 声 - [[野田圭一]] (劇場版第二作)/ [[大場真人]](キン肉マンII世)
 
バーベキュー族の王子。キン肉星No.1のブ男だが、格闘家としての実力は本物で、過去に宇宙超人カーニバル優勝したこともあている。同盟族バーベキュー王家の姓は「ブー」ある、キン肉王家やホルモン王家頭首様に一族名を姓として名乗っていない。ホルモン・ヤーキに篭絡されキン肉マンと決闘し勝利した(劇場版では互角で、超人強度もキン肉マンと同数値のままだった)。しかしビビンバのキン肉マンに対する真剣ないを感じ、潔く身を引いた。
 
初代アニメでは劇場版『キン肉マン 大暴れ!正義超人』に登場。『キン肉マンII世』では超人評議会のバーベキュー族頭首として登場(父親である長老のシャミカバ・ブーも登場している)基本的には変わらず真面目だが、[[ザ・ニンジャ]]にサインを求めるなど、ミーハーな部分も見せている。
 
初代アニメではテレビ版には未登場で、劇場版『キン肉マン 大暴れ!正義超人』にのみ登場し、原作とは異なりビビンバと恋仲になる。しかし、結局II世アニメ版でビビンバはキン肉マンと結婚しており、シシカバ・ブーも原作と同様の設定で超人評議会のバーベキュー族頭首として登場した。
 
デザインはキン肉マンの原型の流用。一度きりの登場の割には人気があったと嶋田は語っている<ref>[[双葉社]]『好奇心ブック57 帰ってきた怪獣魂』31頁。</ref>。
 
; 個人タイトル歴
: 宇宙超人カーニバル優勝('79)
; 異名
: バーベキュー族勇者<ref name="shot" />
; プロフィール
: 家族 - 父 シャミカバ・ブー 母 マサラ
: 特技 - 牛丼の早食い
 
=== ゴラスモン・ヤーキ ===
* 種別 - 正義超人 / ホルモン族<ref name="zukan" />
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />キン肉星・ホルモンシティー
* 身長体重 - 45m157cm 4万t<ref name="zukan" />52kg
* 超人強度 - 205万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukangc" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - おたけびパンチ<ref name="appli" />
* 家族 - 妻 ホルモン・ハラミ 息子 プルコギ・ヤーキ 娘 ビビンバ 孫 キン肉万太郎 義理の息子 キン肉スグル(ビビンバの夫)
* 声 - [[八奈見乗児]]
 
ホルモン族頭首。その昔、キン肉族より偉かったホルモン族だが、キン肉族と戦争になり敗れてからは没落していた(劇場版では戦争ではなく王族同士のレスリング試合となっている)。ホルモン自身、真弓には何度か挑戦したが一勝もできず(劇場版では病弱な体もたたって敗れている)、妻ハラミは戦争でキン肉族に殺されている。キン肉族に復讐すべく、娘ビビンバや、バーベキュー族のシシカバ・ブーを刺客として送り込むが、いずれも失敗。しかし、後年の「キン肉マンの結婚式!!の巻」ではビビンバのウエディングドレス姿を見て涙を流し喜んでいた。『キン肉マンII世』ではキン肉星の超人評議会(カウンシル)、四大長老の一人として登場。
キン肉マンがグアムで休暇中に日本に現れた凶悪怪獣。キン肉マンはこの怪獣を倒しに日本へ戻ったことで超人オリンピックのタイトル防衛試合に間に合わず、タイトル剥奪となった。
 
ホルモン族にはマスクを被る掟はなく自宅では着用していないが、正装時はキン肉カッター付きのマスクをかぶる<ref name="zukan" />。また、女性は姓を名乗るが、男性は名前を息子に継承させている。ホルモン・ヤーキの素顔や体型は、キン肉マンの知人の地球人である[[#与作(よさく)|与作さん]]とも似ている。
 
アニメでは劇場版『[[キン肉マン 大暴れ!正義超人]]』に登場。
 
; タイトル歴
: 第52回格闘技宇宙一準優勝
: 第53回格闘技宇宙一第4位
; 主な肩書
: ホルモン族頭首
 
=== クリスタルマン ===
* 種別 - 正義超人 / 鉱物の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ATA}}
* 身長体重 - 280&nbsp;cm280cm 200&nbsp;kg200kg
* 超人強度 - 90万パワー
* 年齢 - 10万歳
* 主な必殺技 - つめたいファイト、ビーム攻撃、背面大圧壁
* 好物 - ミルク金時
* 趣味 - [[スケート|アイススケート]]
 
全身が[[クリスタル]]になっている[[水晶]]超人<ref name="zukan" />。10万年間、南極の氷の下で眠っていた巨人。[[かき氷|ミルク金時]]食べ放題という条件でビーンズマンの誘いに乗り、ラッカ星防衛に加わる。冷静な性格で宇宙野武士の弱点にいち早く気づいた。
 
[[7人の悪魔超人]]編では、観客席に姿を見せた。黄金のマスク編では[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」でも登場。全世界から集合した超人たちと共に王位を継いでキン肉星に帰還するキン肉マンを見送りに来ていた。
; プロフィール
: 好物 - ミルク金時
: 趣味 - [[スケート|アイススケート]]
 
; タイトル歴
=== ゴキブリかぞく ===
: なし
* 種別 - [[ゴキブリ]]
 
キン肉マンらがアメリカ遠征に行っているスキに、キン肉ハウスに住み着いていた巨大ゴキブリの家族。キン肉マンに牛丼をおごってもらった。
 
=== モンスター・ターキー ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 35m 6万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
 
クリスマスの夜に食べられる仲間の復讐に来た巨大[[七面鳥]]。キン肉フラッシュと地球防衛軍のロイヤル・ストレート・フラッシュ砲の同時攻撃によりこんがり焼け、自身もクリスマス料理となった。
 
=== ゴンタ ===
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 40m 2万t / 18m 1万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
 
ゴリザエモンの弟で、兄同様キン肉マンの子分格。キン肉マンの命によってビビンバを襲う。しかし見かねたキン肉マンのげんこつ一発と脅しで逃げ出してしまい、これがキン肉マンとビビンバとの愛情を深めることになり、地球防衛隊に入るキッカケを作ってしまう。
 
; プロフィール
: 家族 - 兄 ゴリザエモン
 
=== プヨプヨ ===
* 種別 - 正義超人 / 変身超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ZAF1961}}
* 身長体重 - 120&nbsp;cm120cm 120&nbsp;kg120kg
* 超人強度 - 25パワー / 25万パワー<ref name="zukan" /><ref name="gc" />
* 年齢 - 10歳
* 主な必殺技 - 変身、変身パンチ<ref name="appli" />
* 趣味 - 特に無し
 
宇宙野武士を倒すためにビーンズマンがスカウトした7人の超人の一人。まだ子供だが、軟体質の体躯を持ち、あらゆるものに変身できる能力を有する。性格は大人しく普段は気弱だが、キン肉マンに対して「白ブタ」呼ばわりされた際強気。怒って大きな拳に変身してキン肉マンを倒し殴ったり、宇宙船に変身した際は騒々しいキン肉マンの席を分離したりなど、キン肉マンに対ては強気にも出ていた。しかし、実際のラッカ星での宇宙野武士とのではキン肉マンの発案にも従い、ロープに変身して巨大化した野武士を足止めしている。[[学研]]の図鑑『キン肉マン「超人」』では、基本的に超人の大半は大なり小なり変身能力を備えている者が多いが、プヨプヨは変身という特性を前面に打ち出した現在確認されている唯一の変身超人だとされている<ref name="zukan" />
 
後年の『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」でも登場。全世界から集合した超人たちと共に王位を継いでキン肉星に帰還するキン肉マンを見送りに来ていた。『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』ではリザーブマッチの候補者席にビーンズマンと並んで座っていた。
[[学研]]の図鑑『キン肉マン「超人」』では、基本的に超人は大なり小なり変身能力を備えているが、プヨプヨは変身という特性を前面に打ち出した現在確認されている唯一の変身超人だとされている<ref name="zukan" />。
 
; タイトル歴
: なし
 
=== ビーンズマン ===
* 種別 - 正義超人 / 好物(おたふく豆)を名乗る超人<ref name="zukan" />
* 出身 - ラッカ星(アニメ版ではキンギョ星)
* 身長体重 - 140&nbsp;cm140cm 40&nbsp;kg40kg
* 超人強度 - 10パワー
* 年齢 - 12歳
* 主な必殺技 - 携帯怪獣攻撃<ref name="appli" />(自身の技はなし。アニメ版では髪の毛で怪獣を生み出す超能力を持つ
* 好物 - おたふく豆
* 趣味 - 怪獣コレクション
* 声 - [[間嶋里美]]
 
ラッカ星の大長老インゲンの弟子の少年超人。故郷ラッカ星を宇宙野武士に侵略され、テリーマンら地球の超人に助けを求める。趣味は怪獣コレクションで、本編では顔(頭部)が発達した「'''モンスター1号'''(身長体重 - 150cm 120kg、超人強度 - 不明、出身 - 宇宙<ref name="zukan" /> / ラッカ星)」という[[ウルトラセブン (キャラクター)#カプセル怪獣|携帯怪獣]]を出現させている。アニメ版では髪の毛を1-3本飛ばして様々なタイプのモンスターを作り出す能力を持ち、モンスター1号もビーンズマンの分身的存在となっている(一度破壊してもビーンズマンが髪の毛を1-3本飛ばせば何度でも再生する)。初登場時は出しゃばりなキン肉マンを無視するような態度もとっていたが、キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた
 
テレビスペシャル版ではキン肉マンの実力を見ずにいた原作とは異なり、モンスター1号を使ってキン肉マンの実力を測るが、キン肉マンが普段のドジさとお調子ぶりを発揮して簡単に負けたため実力を疑問視するようになる。その後キン肉マンたちとともに宇宙船でラッカ星へ向かうが、キン肉マンがワープボタンを誤って押したことでスペース戦艦トマトに衝突し足止めを食う。最終的にはキン肉マンが決戦で勝利したので彼の真の実力は認識した。終盤で実は「キンギョ星」生まれの「メダカ王子」であると身分を明かし<ref group="注釈">このため、アニメではビーンズマンの髪の毛から生まれた分身的存在のモンスター1号も、キンギョ星超人の遺伝子を持つ存在と判明。</ref>、[[#マロン姫|マロン姫]]の求愛を受け入れて結ばれた。
初登場時は出しゃばりなキン肉マンを無視するような態度もとっていたが、王位争奪編ではネプチューンマンのメッセージを受けた他の正義超人と共にキン肉マンの応援に駆け付けている。
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」でも登場。全世界から集合した超人たちと共に、王位を継いでキン肉星に帰還するキン肉マンを見送りに来ていた。『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』ではリザーブマッチの候補者席にプヨプヨと並んで座っていた。
テレビスペシャル版ではキン肉マンの実力を見ずにいた原作とは異なり、モンスターを使ってキン肉マンの実力を測るが、簡単に負けたため実力を疑問視するようになる。その後キン肉マンたちとともに宇宙船でラッカ星へ向かうが、キン肉マンがワープボタンを誤って押したことでスペース戦艦トマトに衝突し足止めを食う。終盤で実は「キンギョ星」生まれの「メダカ王子」であると身分を明かし、マロン姫の求愛を受け入れて結ばれた。
 
; タイトル歴
: なし
; 異名
: 宇宙からの使者<ref name="shot" />
; プロフィール
: 好物 - おたふく豆
: 趣味 - 怪獣コレクション
 
=== ゲン長老ジオ ===
* 種別 - 正義超人 / シュラスコ族→ホルモン族(養子<ref name="zukan" />)
* 長体重 - ラッカ星192cm 118kg
* 出身 - キン肉星
* 声 - 八奈見乗児
* 超人強度 - 45万パワー
* 年齢 - 不明
 
ホルモン・ヤーキの側近。シュラスコ族の出身だが、当時、没落していたホルモン族の家に養子となり族長家に仕えている。言われたことを愚直にこなず性格<ref name="zukan" />。
ラッカ星の大長老。宇宙野武士の侵略に対抗しビーンズマンを地球に送り出す。頭に矢が刺さっても平気だが、野武士に正面から矢を刺されて以降登場しなかった。
 
アニメでは未登場。
テレビスペシャルでは国務大臣にあたる長老とされ、ビーンズマンに助っ人となる正義超人のリストを渡す<ref group="注釈">リストにはチエの輪マン、キューブマン、キングコブラ、タンキーマン、ベンキーマン、サラ金マンなどの名前が載っている。</ref>。また、リストのトップに載っていたキン肉マンの当初の実力のなさと性格に呆れ返っていた。
 
=== ゴキブリ家族 ===
=== 宇宙野武士(うちゅうのぶし) ===
* 種別 - 人語を使うゴキブリ<ref name="zukan" /> / 怪獣<ref>「超!超人名鑑」『大解剖ベストシリーズ キン肉マン大解剖 新装版』[[三栄書房]]〈サンエイムック〉、2018年1月12日、ISBN 978-4-7796-3463-5、138頁。</ref>
* 種別 - 不明
* 出身 - 大宇宙のどこか{{JPN}}
* 身長体重 - 230&nbsp;cm 180&nbsp;kg<ref name="zukan" />3体共不明
* 超人強度 - 3体共超人強度の有無不明<ref group="注釈">[[三栄書房]]のムック『キン肉マン大解剖』では怪獣の分類もなされ、本編でも人語を話せている知的生物だが、[[学研]]の図鑑『キン肉マン「超人」』では「超人ではない」との記述があるため。</ref>
* 超人強度 - 85万パワーぐらいとされている
* 主な必殺技 - 無限流星剣、肉体分裂分身の術
 
髭を生やした'''パパ'''、胸の大きい'''ママ'''、帽子を被った'''子供'''から構成される3人の巨大ゴキブリ家族。[[デフォルメ]]された容姿で[[直立歩行]]して人語も話せるが超人ではなく<ref name="zukan" />怪獣に分類される。キン肉マンらがアメリカ遠征に行っている間に、[[田園調布]]にあるキン肉ハウスを[[空き家]]と勘違いして住み着いていた。[[クリスマスツリー]]を飾って祝おうとするなど温和な家族。キン肉マンが帰国した際に[[牛丼]]をおごってもらった。
ラッカ星を襲う侵略者集団。戦争時でも食事のためには戦闘を休止する。非常に豪華な食事をし、また大食でもある。細胞分裂により倒されても次々に復活するが、クリスタルマンに心臓部の弱点を見破られ合体・巨大化するもキン肉マンら超人チームに打倒された。
 
アニメでは未登場。
テレビスペシャル版では、リーダーのブラックキングによって率いられていた。
 
=== インゲン長老 ===
== 第21回超人オリンピック編 初登場 ==
* 種別 - 正義超人 / 好物([[インゲン豆]])を名乗る超人<ref name="zukan" />
* [[ペンタゴン (キン肉マン)|ペンタゴン]]
* 出身 - ラッカ星
* [[ウォーズマン]]
* 身長体重 - 不明
* [[ロビンマスク|バラクーダ]]
* 超人強度 - 不明
* [[ウルフマン (キン肉マン)|ウルフマン / リキシマン]]
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - なし(不死身に近い身体)
* 好物 - インゲン豆
* 声 - 八奈見乗児
 
ラッカ星の大長老。宇宙野武士の侵略に対抗しビーンズマンを地球に送り出す。頭に矢が刺さっても平気<ref group="注釈">キン肉マンからは「たっしゃなおじんだのう!」と皮肉を言われてもいる。</ref>だが、ギャグ描写的に野武士に正面から矢を刺された時は失神してしまう。ラッカ星は、自然環境も住んでいる人間や他の生物たちも基本的に地球とうりふたつなくらいに酷似している。ただし、地球を「超人の宝庫」と言うくらい超人の存在数は地球より少なめで、インゲンとビーンズマン以外の戦闘可能な超人は殆どが宇宙野武士の襲来時に殺されてしまっている。また、インゲン長老が惑星の大長老の位置にある様に超人が星の最高政務機関の位置に就いている点も地球とは異なっている。テレビスペシャルでは国務大臣にあたる長老とされ、ビーンズマンに助っ人となる正義超人のリストを渡す<ref group="注釈">リストには正義超人の名前は網羅されているが、実際にビーンズマンが選抜した超人以外にも[[#チエの輪マン(チエのわマン)|チエの輪マン]]、[[#キューブマン / キュービックマン|キューブマン]]、[[#キングコブラ|キングコブラ]]、[[#キンターマン / クンターマン|タンキーマン]]、[[#ベンキマン / ベンキーマン|ベンキーマン]]、'''サラ金マン'''(サラキンマン、アニメオリジナルキャラクターの超人)などの名前が候補として挙げられてもいた。</ref>が、そのリストのトップに超人オリンピックチャンピオン・キン肉星の王子として載っていたキン肉マンの、初対面時の軟弱さとドジで図々しい性格には呆れ返り、「何でこんな超人がチャンピオンになれたのか?」と首を傾げていた。しかし、最終的にはキン肉マンが決戦で勝利したので、彼の真の実力とリストのトップに載れるだけの超人であることも納得した。
=== チエの輪マン(チエのわマン) ===
* 種別 - 正義超人 / 伝説超人
* 出身 - {{NOR}}(アニメではタモーリ国、当初は不明とされていた)
* 身長体重 - 150&nbsp;cm 30&nbsp;kg<ref name="jc9">ゆでたまご「それぞれの特訓!!の巻」『キン肉マン 第9巻』8頁。</ref> / 175&nbsp;cm 65&nbsp;kg
* 超人強度 - 30万パワー
* 年齢 - 18歳
* 主な必殺技 - チエの輪絡み、チエの輪ヘッドバット、キーロック<ref name="bigmatch" />(当初は「ナシ」とされていた)
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
 
; タイトル歴
容姿は[[知恵の輪]]そのままの超人。キューブマンとの新旧パズル対決に敗れてバラバラにされ「近代オモチャにゃかなわん」と述べた。完璧超人始祖編では、キン肉マンとネメシスの[[阪神甲子園球場]]での試合にキン肉マンの応援に駆けつけた。
: 不明
 
=== ゴンタ ===
『キン肉マンII世』では伝説超人の一人として紹介されている。また、究極の超人タッグ編でキューブマンとのタッグで招集されリザーブマッチの候補席にいる。
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 -通常時は不明。巨大化時は40m 2万t / 18m 1万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
* 家族 - 兄 ゴリザエモン
 
ゴリザエモンの弟で、兄同様キン肉マンの子分格。キン肉マンの命によって巨大化して登場し、ビビンバを襲う。しかし見かねたキン肉マンのげんこつ一発と脅しで逃げ出してしまい、これがキン肉マンとビビンバとの愛情を深めることになり、地球防衛隊に入るキッカケを作ってしまう。
『ぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編』でのマッスルタッグトーナメントでは、キューブマンと「[[キン肉マンのタッグ#ザ・ビッグパズルズ|ザ・ビッグパズルズ]]」を組んで登場。
 
後年の『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では等身大で登場。全世界から集合した超人たちと共に王位を継いでキン肉星に帰還するキン肉マンを見送りに来ており、その際に涙を流している兄・ゴリザエモンの右肩に後ろから微笑みつつ右手を添えていた。
; 異名
: 難関パズル<ref name="shot" />
 
アニメでは未登場。
=== ウォッチマン ===
* 種別 - 正義超人 / 機械超人
* 出身 - {{CHE}}
* 身長体重 - 192&nbsp;cm 300&nbsp;kg<ref name="jc9" /> / 185&nbsp;cm 680&nbsp;kg
* 超人強度 - 25万パワー
* 年齢 - 10歳
* 主な必殺技 - スリーパーホールド
* 声 - [[田中秀幸 (声優)|田中秀幸]]<ref name="cast" />
 
=== 宇宙野武士(うちゅうのぶし) ===
[[時計]]型の機械超人。「スリーパーホールド」を得意とし、正確に相手を絞め落とす時間の殺し屋と呼ばれている。ブロッケンJr.と対戦したが顔を破壊され、ラーメンマンに見せつけるため「キャメル・クラッチ」で真っ二つにされた。時計屋にドック入りしたことが語られているが<ref name="sousyuu" />、王位争奪編にて超人墓場に浮遊している。『キン肉マンII世』では超人オタクのカオスにサインを送った。
* 種別 - 悪行超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(出身惑星不明)
* 身長体重 - 230cm 180kg<ref name="zukan" />(頭目)
* 超人強度 - 85万パワー<ref name="zukan" />(頭目)
* 主な必殺技 - 無限流星剣、肉体分裂分身の術
 
宇宙のどこかの惑星での内部戦争によりあぶれて盗賊と化した超人集団の総称で、侵略者としてラッカ星を襲う。戦争時でも食事のためには戦闘を休止する。非常に豪華な食事をし、また大食でもある。細胞分裂により倒されても次々に復活するが、クリスタルマンに心臓部の弱点を見破られ、頭目をベースに合体・巨大化するもキン肉マンら「7人の超人」チームに打倒された。かつて地球に漂い、日本の[[武士]]の[[鎧]]に影響を与えた可能性も示唆されている<ref name="zukan" />。
アニメ版では、真っ二つにされる前にギブアップしたため、場外に投げ飛ばされるだけで済んだ。
 
テレビスペシャル版では、頭目の名前は[[#ブラック・キング|ブラック・キング]]で、彼によって別名「'''スペースサムライ'''」として率いられていた。そちらの詳細は[[#アニメスペシャル・決戦!7人の正義超人vs宇宙野武士]]の項を参照。
『ぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編』でのマッスルタッグトーナメントでは、ステカセキングと「殺人家電コンビ」を組んで登場している。タッグ必殺技の「眠りの交響曲(シンフォニー)」は、ステカセキングが相手に地獄のシンフォニーを仕掛けた後、とどめにウォッチマンがスリーパーホールドを決める技となっている。
 
=== モンスター・ターキー ===
; 異名
* 種別 - 怪獣
: 時間の殺し屋
:* 時の支配者出身 - 宇宙<ref name="shotzukan" />
:* 時の化長体重 - 35m 6万t<ref name="shotzukan" />
* 超人強度 - 不明<ref name="zukan" />
 
クリスマスの夜に食べられる仲間の復讐に来た巨大[[七面鳥]]。キン肉フラッシュと地球防衛軍のロイヤル・ストレート・フラッシュ砲の同時攻撃によりこんがり焼け、自身もクリスマス料理となった。
=== ティーパックマン ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{LKA}}
* 身長体重 - 215&nbsp;cm 100&nbsp;kg<ref name="jc9" /> / 170&nbsp;cm 78&nbsp;kg
* 超人強度 - 25万パワー
* 年齢 - 19歳
* 主な必殺技 - ティーパック・パンチ、ヘビーパック・クラッシュ<ref name="appli" />、ティーバッグウィップ、死のティータイム
* 声 - [[広瀬正志]]<ref name="cast" />
 
=== ブルゴラス ===
頭部が巨大なティーカップ状になっている超人。その頭部には常に熱い[[紅茶]]で満たされている。得意技は頭の熱い紅茶を吸わせ[[砂鉄]]のように硬くした巨大な[[ティーバッグ]]で相手を殴りつける「ティーパック・パンチ」。
* 種別 - 怪獣
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 45m 4万t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 20万パワー<ref name="appli" /> / 不明<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - おたけびパンチ<ref name="appli" />
 
キン肉マンがグアムで休暇中に日本に現れた凶悪怪獣。キン肉マンはこの怪獣を倒しに日本へ戻ったことで超人オリンピックのタイトル防衛試合に間に合わず、タイトル剥奪となった。
第21回超人オリンピック決勝トーナメント一回戦においてウォーズマンと戦うが、自身のティーバッグがコーナーポストに絡みついてしまい身動きが取れなくなった所にスクリュードライバーを受け敗れた。大会後、超人オリンピック総集編でのインタビューでは「今さら何を言えってんだ!」というコメントを残している<ref name="sousyuu" />。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ一回戦では超人墓場で浮遊していたが、決勝戦時には復活している。
 
頭部の紅茶はなかなかの美味のようで、ウォーズマンに敗れた後は彼に頭部をもぎ取られて飲まれ、その後はタザハマに飲み干された。
 
アニメでは、スクリュー・ドライバーを受けて両足で立てないほどのダメージを負うが、ウォーズマンに持ち上げられそのまま頭部の紅茶を飲み干されてしまった。また、ティーバッグマンと呼称されることも多かった。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客襲来時にスペインに現れ、サグラダ・ファミリア特設リングにてヘイルマンと対戦する。かつてウォーズマンにもぎ取られた首を徹底的に鍛え上げており、ヘイルマンによって凍らされた滑りやすいリングでも持ち前の平衡感覚を駆使して瞬時に対応して戦い、新必殺技「死のティータイム」に捉えることに成功するも、超人強度の低さという弱点から技を外された上ヘイルブレスでティーバッグを凍らされ、さらにブリザードハンドで真っ二つに切られたことで無力化される。なおも立ち向かうがフリージングボディで体を凍らされ、首を切断されて死亡した。
 
六鎗客襲来時は大きく身体をビルドアップしているが、作画担当の中井は以前からティーパックマンの本気の闘いを改めて描いてみたいと思っており、ギャグなのかなんなのかどっちつかずに陥らないように思い切って別人に見えるくらいまで進化させたと語っている<ref name="genga10">{{Cite news |title=“ゆで原画”第10回! 『キン肉マン』最新62巻が3月2日発売、その前に両先生が選んだ61巻のベストシーンをチェック!|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2018/02/25/100157/|date=2018-02-25|accessdate=2018-04-02}}</ref>。
 
; 異名
: 鋼鉄の紅茶<ref name="shot" />
 
== 第21回超人オリンピック編 初登場 ==
; [[ウォーズマン]]
; [[ウルフマン (キン肉マン)|ウルフマン / リキシマン]]
; [[ペンタゴン (キン肉マン)|ペンタゴン]]
; [[ロビンマスク|バラクーダ(ロビンマスク)]]
=== ベンキマン / ベンキーマン ===
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / 残虐水回り設備の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{flagicon|ペルー|state}} 古代インカ帝国(現ペルー)
* 身長体重 - 190&nbsp;cm190cm 125&nbsp;kg125kg<ref name="jc9" /> / 185&nbsp;cm185cm 87&nbsp;kg87kg
* 超人強度 - 40万パワー
* 年齢 - 2000歳
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* 声 - [[二又一成]]<!-- / 水鳥鉄夫(67話) / [[山崎たくみ]](キン肉マンII世) -->
 
アニメ版では'''ザ・ベ古代イカ超人の末裔。元々は[[ソフトクリム]]の「エラードマン'''」と名乗っていた。胴体が[[便器#和風大便器(和式大便器)|和式便器]]、頭にとぐろを巻いた陶器製の<ref>丸山典子編「「キン肉スポーツ/キンスポ キン肉マンの日 マッスルショットの巻」イベント アフターレポート」『フィギュア王 No.217』ワールドフォトプレス、2016年3月30日、ISBN 978-4-8465-3108-9、128頁。</ref> の[[糞|大便]]のオブジェを頂く超人いている。自分の便器を大切にしており、背中には「タバコの吸いがら、ガムやパンツを流さないで下さい」と書かれた注意書きの張り紙がしてある。アニメで得意技「ベンキ流し」は、視聴相手を自身の便器で流荒技。自分よりも大きな相手はアリダンゴにして丸めて流す。流された超人がどうな子供のかはベンキマンも作者もわからない。消化して排泄する衛生観念上にも肛門がないと言っていたが、トイレで大便をする姿がミートによって撮影されている<ref name="jc8">中山基編ゆでたまご伝説超人イ競馬にかけろ!!の巻」『キン肉マタビュー (第8巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年2)月15日、ISBN 今沢哲男×川田武範」『フィギュ978-4-08-851138-2、60-61頁。</ref>。基本は相手を王 No.119』ワーリダンゴ状に丸めて便器に流すファイトスタイ。非常に清潔で綺麗好きであり、ほぼ毎日フォラッグスアなどで売っている洗浄剤を使って専用のブラシで念入りに体を磨いているため常に滅菌されている<ref name="63Q&A">ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第63巻』集英社〈ジャン・コミック2008201816309日、ISBN 978-4-846508-2701881423-3055189頁。</ref>。超人オリンピック出場時は冷徹な性格にもなっていて頭部他の参加超人には敵として無慈悲な振る舞いも見せたが、目の前に緊急の便意にて困っている人がいたら自分の便器を使わせて解放させるなど<ref name="63Q&A" />、本来は正義超人としての紳士的な優しさを持った超人である。超人オリンピック ザ・ビッグファイトにて古代インカ帝国代表として出場。予選を突破し、決勝トーナメントの組み合わせではAブロックのシード権を得た。組み合わせ抽選会の際、原作では応援団が大便のオブジェを投げていた蛇口アニメではこれらは描かれず、おまるにまたがって入場していた<ref>テレビアニメ『キグシュ肉マン』第31話Bパト「超人はパチンコ玉の巻」</ref>。決勝トーナメントでは1回戦の試合水色行なわれる中、ポテチを買いに売店にいたところ、キン肉マンと長靴試合で頭に火をつけられたキングコブラを、そのまま便器に流すいう残虐性も見せていた。自信家であり、相手二回戦のキン肉マン戦前では予選を敗退した超人たちに自分の身体に触れられたら、決勝進出の権利を譲るデモンストレーションを行って、タイルマンとカニベースを便器に流し込み自分の実力を誇示してい。試合はキン肉マンが逃げ回る中疲れたふり洗うようして近づいた所を便器なっ流すが、便器の中にパンツを詰められ、腹痛を起こし今まで流し込んだ超人と共に大量の水が便器から逆流して敗北。大会終了後のインタビューでは「キン肉マンの臭いパンツが一番効い」とコメントしている<ref name="sousyuu" />
 
得意技「ベンキ流し」アニメでは、相手を自身の便器で流す荒技。自分よりも大きな相手はアリダンゴにして丸めて流す。流された超人がどうなるのかは「'''ザ・ベンキマン'''」と作者にもわからない名乗る消化して排泄視聴する子供も肛門がないと言っていたが、トイレで大便をする姿がミートによって撮影されている衛生観念上<ref name="jc8">ゆでたまご中山基編競馬にかけろ!!の巻伝説超人インタビュー (2) 今沢哲男×川田武範」『キン肉マンフィギュア王 第8巻No.119集英社〈ジャンワールドフォト・コミック19822008211530日、ISBN 978-4-088465-8511382701-2360-6155頁。</ref>。基本は、頭部のオブジェが蛇口、リングシューズが水色の長靴となり、相手をアリダンゴ状に丸めて便器に流すファイトスタイルだがした後手を洗うようになった。ゲーム版では便所道具を武器にして闘うこともある。
 
[[7人の悪魔超人]]編では、観客席に姿を見せた。黄金のマスクでは[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。完璧超人始祖編では突如襲来したストロング・ザ・武道にカレクックと共に挑むも、零の悲劇により人間にされてしまう。その姿は長髪の優男風であり、常に和式便器を持っている。
非常に清潔で綺麗好きであり、ほぼ毎日ドラッグストアなどで売っている洗浄剤を使って専用のブラシで念入りに体を磨いているため常に滅菌されている<ref name="63Q&A">ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第63巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年6月9日、ISBN 978-4-08-881423-0、189頁。</ref>。ただし目の前に緊急で困っている人がいた場合は特例で自分の便器を使って紳士的に解放させる<ref name="63Q&A" />。
 
超人オリンピック ザ・ビッグファイトにて古代インカ帝国代表として出場。予選を突破し、決勝トーナメントの組み合わせではAブロックのシード権を得た。組み合わせ抽選会の際、原作では応援団が大便のオブジェを投げていたが、アニメではこれらは描かれず、おまるにまたがって入場していた<ref>テレビアニメ『キン肉マン』第31話Bパート「超人はパチンコ玉の巻」</ref>。決勝トーナメントでは1回戦の試合が行なわれる中、ポテチを買いに売店にいたところ、キン肉マンとの試合で頭に火をつけられたキングコブラを、キン肉マンの運命とばかりにそのまま便器に流す。自信家であり、2回戦のキン肉マン戦前では予選を敗退した超人たちに自分の身体に触れられたら、決勝進出の権利を譲るデモンストレーションを行って、タイルマンやカニベースなどを便器に流し込み自分の実力を誇示していた。試合はキン肉マンが逃げ回る中、疲れたふりをして近づいた所を便器に流すが、便器の中にパンツを詰められ、今まで流し込んだ超人と共に大量の水が便器から逆流して敗北。大会終了後のインタビューでは「キン肉マンの臭いパンツが一番効いた」とコメントしている<ref name="sousyuu" />。
 
完璧超人始祖編では突如襲来したストロング・ザ・武道にカレクックと共に挑むも、零の悲劇により人間にされてしまう。その姿は長髪の優男風であり、常に和式便器を持っている。
 
その後、再び超人に戻り、オメガ・ケンタウリの六鎗客襲来時にスペインに現れ、サグラダ・ファミリア特設リングにてギヤマスターと対戦する。自身の知恵を駆使して戦い、さらにキン肉マンの火事場のクソ力に似た力を発揮し、1度はギヤマスターをアリダンゴにし恐怖のベンキ流しの餌食にするも、ギヤを変動させたことにより体中を歯車に侵食された上に脱出され、ジェノサイドギヤにより全身をズタズタに破壊され死亡した。
 
キン肉マン戦時点で2000歳と若々しかったのだが、『キン肉マンII世』では僅か30年で一気に老化し、すでに他界している。打倒キン肉族を弟子の[[キン肉マンII世の登場人物#超人オリンピック本戦・予選出場超人|ウォッシュ・アス]]に託した。
 
超人募集の葉書が間に合わなかったため、作者がデザインした超人であり、当時、あやふやな情報だが古代インカの遺跡にてトイレの原型が発見されたことを聞き、出身地に設定したという<ref name="remix">ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜第2回超人オリンピック編〜」『キン肉マン 第2回超人オリンピック編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年8月6日、ISBN 978-4-08-109016-7、473-474頁。</ref>。
 
人気投票企画「キン肉マン超人総選挙2013」では29位となり、『[[週刊プレイボーイ]]』2013年43号にベンキマンを主役とした読切漫画「キン肉マン外伝 ベンキマン〜失われたインカの記憶〜」が掲載された。超人オリンピック ザ・ビッグファイトのペルー予選に際し、ベンキマンがかつてインカ帝国皇帝のお抱え超人であり、[[フランシスコ・ピサロ]]率いるスペインの侵攻においてスペイン兵に食らわされた技により記憶喪失となり、その後頭のオブジェの形から「'''エラード(ソフトクリーム)マン'''」と呼ばれるようになったことや、世界最古の水洗トイレを発明したのがベンキマンたちベンキーヤ一族の先祖であることが語られた。超人募集の葉書が間に合わなかったため、作者がデザインした超人であり、当時、あやふやな情報だが古代インカの遺跡にてトイレの原型が発見されたことを聞き、出身地に設定したという<ref name="remix">ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜第2回超人オリンピック編〜」『キン肉マン 第2回超人オリンピック編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年8月6日、ISBN 978-4-08-109016-7、473-474頁。</ref>。ゆでたまご・嶋田隆司はギャグ漫画としての『キン肉マン』のエッセンスのかたまりのような超人であり、古代インカ出身や2000歳などなんでこんなアホな設定にしたんだろう』と昔の自分を恨みながらストーリーを考えた」とのこいう。また、ベンキマンの性格は冷静沈着で思慮深く、ラーメンマンに通じるものがある語っている<ref>{{Cite news |title=ゆでたまご・嶋田隆司先生が語るベンキマンの魅力「キン肉マンのギャグのすべてが詰まった超人です!」|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2013/10/14/22427/|date=2013-10-14|accessdate=2014-06-07}}</ref>。
 
; タイトル歴
: 第21回超人オリンピックペルー国内予選優勝
; 異名
: 全てを水に流す男<ref>『[[キン肉マン マッスルグランプリ|キン肉マン マッスルグランプリMAX]]』</ref>
1,072 ⟶ 1,507行目:
: インカの叡知<ref name="shot" />
: 古代インカの戦士<ref name="shot" />
 
; 主要対戦成績
=== ティーパックマン ===
: ○アルパカーン(スリーパーホールド)
* 種別 - 正義超人 / 飲み物の超人<ref name="zukan" />
: ○ヒガンテマン(ベンキ流し)
* 出身 - {{LKA}}
: ○カニベース(ベンキ流し)
* 身長体重 - 215cm 100kg<ref name="jc9" /> / 170cm 78kg
: ○サボテンマン(ベンキ流し)(アニメ)
* 超人強度 - 25万パワー
: ○タイルマン(アリダンゴ・ベンキ流し)
* 年齢 - 19歳
: ○ヒョロヒョロマン(ベンキ流し)(アニメ)
* 主な必殺技 - ティーパック・パンチ、ティーバッグウィップ、ヘビーパック・クラッシュ<ref name="appli" />、死のティータイム
: ×キン肉マン(パンツ詰め)
* 声 - [[広瀬正志]]<ref name="cast" />
: ×ギヤマスター(ジェノサイドギヤ)
 
頭部が巨大なティーカップ状になっている超人。頭部には「美味い」と評判の熱い[[紅茶]]が常に満たされていて、その紅茶を吸わせて[[砂鉄]]のように硬くした巨大な[[ティーバッグ]]で相手を殴りつける「ティーパック・パンチ」「ティーバッグウィップ」が得意技。第21回超人オリンピック決勝トーナメント一回戦でウォーズマンと対戦。ゴング前に奇襲をかけて巨大[[ティーバッグ]]でウォーズマンを連打するが、隙を付いて避けられたティーバッグがコーナーポストに自分の体ごと巻付き身動きが取れなくなってしまい、ウォーズマンに逆転の「スクリュードライバー」で胸を貫かれて敗死。その直後、ウォーズマンに頭部をもぎ取られて紅茶を飲まれ、さらにタザハマにも飲み干された。死亡した状態でも大会後の超人オリンピック総集編でのインタビューでは「今さら何を言えってんだ!」というコメントを残している<ref name="sousyuu" />。アニメでは、ウォーズマンのスクリュードライバーで胸を貫かれてダメージを負うも即死はしておらず、ウォーズマンに持ち上げられそのまま頭部の紅茶を飲み干されたことで落命した(「ティーバッグマン」と呼称されることも多かった)。
 
黄金のマスク編では復活しているが、[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ生命維持装置に入った。その後再び死亡し、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ一回戦では超人墓場で浮遊していたが、決勝戦時にはウォーズマンに過去貫かれた心臓も完治して復活。ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
作画担当の中井は以前からティーパックマンの本気の闘いを改めて描いてみたいと思っており、六鎗客襲来時はギャグなのかなんなのかどっちつかずに陥らないように思い切って別人に見えるくらいまで外見も進化させたと語っている<ref name="genga10">{{Cite news |title=“ゆで原画”第10回! 『キン肉マン』最新62巻が3月2日発売、その前に両先生が選んだ61巻のベストシーンをチェック!|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2018/02/25/100157/|date=2018-02-25|accessdate=2018-04-02}}</ref>。
 
完璧超人始祖編では、イベントでティーカップカフェを営業していた。その一ヶ月後のオメガ・ケンタウリの六鎗客襲来時には大きく身体をビルドアップしており、スペインのサグラダ・ファミリア特設リングにてヘイルマンと対戦する。かつてウォーズマンにもぎ取られた首も徹底的に鍛え上げていたことが判明し、ヘイルマンによって凍らされた滑りやすいリングでも持ち前の平衡感覚を駆使して瞬時に対応して戦い、ヘイルルマンを新必殺技「死のティータイム」に捉えるが、「正義超人としては超人強度が低め」という弱点から段違いなパワーを持つヘイルマンには通用せず技を外されてしまう。ティーバッグも凍らされて真っ二つに切られたことで無力化し、さらに体までも凍らされ、最期は首も切断されて敗死した。
 
; タイトル歴
: 南アジア超人J(ジュニア)・ヘビー級
; 異名
: 鋼鉄の紅茶<ref name="shot" />
 
=== キューブマン / キュービックマン ===
* 種別 - 正義超人 / パズルの超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{HUN}}
* 身長体重 - 250&nbsp;cm250cm 150&nbsp;kg150kg<ref name="jc9" /> / 200&nbsp;cm200cm 100&nbsp;kg100kg
* 超人強度 - 8万パワー
* 年齢 - 18歳
1,091 ⟶ 1,539行目:
* 声 - 田中秀幸<ref name="cast" />
 
名前の通り[[ルービックキューブ]]の形をした頭部と胴体を持つ超人。六面体を揃えると何かが起こるらしく、試合中対戦相手に「六面体を作ってみろ」と挑発する。第21回超人オリンピックで本戦に進出し、1回戦でチエの輪マンの知恵の輪を外し新旧パズル対決に勝利する。特に攻撃などしていないが息を荒らげていた。準々決勝ではウルフマンと対戦し六面体を作れるかと挑発するが、ルービックキューブ張り手によって血豆・青タン・膿などの偽の六面体を作られ激怒。しかし、あっけなく合掌捻りで投げ飛ばされ、観客席の老婆の日傘に刺さって破裂し敗北する。この後に準決勝でウルフマンの合掌捻りが死のコースと呼称されたが、キューブマン自身は死んだわけではなく、大会終了後に「チャンピオンベルトは短すぎて腰に負けない。次回までにオレにも巻けるように調整しとけ」とコメントした<ref name="sousyuu" />。
[[ルービックキューブ]]の形をした頭部と胴体を持つ超人。六面体を揃えると何かが起こるらしく、試合中対戦相手に「六面体を作ってみろ」と挑発する。
 
アニメでは頭部全体をルービックキューブ張り手で赤一色に腫らされて合掌ひねりで倒された後、日傘で破裂はしなかった。アニメの黄金のマスク編では名前が'''キュービックマン'''となっていた。
第21回超人オリンピックで本戦に進出し、1回戦でチエの輪マンの知恵の輪を外し新旧パズル対決に勝利する。特に攻撃などしていないが息を荒らげていた。準々決勝ではウルフマンと対戦し六面体を作れるかと挑発するが、ルービックキューブ張り手によって血豆・青タン・膿などの偽の六面体を作られ激怒。しかし、あっけなく合掌捻りで投げ飛ばされ、観客席の老婆の日傘に刺さって破裂し敗北する。この後に準決勝でウルフマンの合掌捻りが死のコースと呼称されたが、キューブマン自身は死んだわけではなく、大会終了後に「チャンピオンベルトは短すぎて腰に負けない。次回までにオレにも巻けるように調整しとけ」とコメントした<ref name="sousyuu" />。アニメでは頭部全体をルービックキューブ張り手で赤一色に腫らされて合掌ひねりで倒された後、日傘で破裂はしなかった。王位争奪編の決勝で全世界の正義超人たち同様にキン肉マンの応援に大阪城へ駆けつけた。完璧超人始祖編では、キン肉マンとネメシスの阪神甲子園球場での試合にキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
キン肉星王位争奪編ではネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。完璧超人始祖編でもキン肉マンとネメシスの阪神甲子園球場での試合でキン肉マンの応援に駆けつけている。
アニメの黄金のマスク編では名前が'''キュービックマン'''となっていた。
 
『キン肉マンII世』ではチエの輪マンとのタッグで招集されリザーブマッチの候補席にいる。
 
作者のゆでたまごによるとルービックキューブブームにあやかり登場させたとされるのこと<ref>ゆでたまご『キン肉マン 第25巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年4月15日、ISBN 978-4-08-851805-3、カバー折り返し・作者コメント。</ref>。
 
; タイトル歴
; 主要対戦成績
: 不詳
: ○チエの輪マン
: ×ウルフマン(ルービックキューブ張り手→合掌ひねり)
; 異名
: 解体パズル<ref name="shot" />
 
=== チエの輪マン(チエのわマン) ===
* 種別 - 正義超人 / パズルの超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{NOR}}(アニメではタモーリ国、当初は不明とされていた)
* 身長体重 - 150cm 30kg<ref name="jc9">ゆでたまご「それぞれの特訓!!の巻」『キン肉マン 第9巻』8頁。</ref> / 175cm 65kg
* 超人強度 - 30万パワー
* 年齢 - 18歳
* 主な必殺技 - チエの輪絡み、チエの輪ヘッドバット、キーロック<ref name="bigmatch" />(当初は「ナシ」とされていた)
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
 
容姿は名前の通り[[知恵の輪|チエ(知恵)の輪]]そのままの超人。キューブマンとの新旧パズル対決では、先攻でキューブマンの六面体を完成させようとするが上手く行かず、反撃に出たキューブマンに知恵の輪ボディを解かれてバラバラになり敗れる。この際「近代オモチャにゃかなわん」と述べた。この試合ではチエの輪絡みを単に外されただけなのでチエの輪マン自身は命に全く別状なく、その後身体は元の形態に戻り変わらず活動している。
 
完璧超人始祖編では、ファン感謝イベントで大玉転がしに参加し、キン肉マンとネメシスの[[阪神甲子園球場]]での試合ではキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
『キン肉マンII世』では伝説超人の一人として紹介されている。また、究極の超人タッグ編でキューブマンとのタッグで招集されリザーブマッチの候補席にいる。
 
『ぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編』でのマッスルタッグトーナメントでは、キューブマンと「[[キン肉マンのタッグ#ザ・ビッグパズルズ|ザ・ビッグパズルズ]]」を組んで登場している。
 
; タイトル歴
: なし
; 異名
: 難関パズル<ref name="shot" />
 
=== キングコブラ ===
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / 燃料類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{IND}} / {{THA}}<ref name="ReferenceA">「超人名鑑」『キン肉マン 闘将!!拉麵男 超人大名鑑』集英社〈ジャンプ・コミックス デラックス〉、36頁。</ref>
* 身長体重 - 200&nbsp;cm200cm 150&nbsp;kg150kg<ref name="jc9" /> / 186&nbsp;cm186cm 123&nbsp;kg123kg
* 超人強度 - 30万パワー
* 年齢 - 28歳
1,116 ⟶ 1,585行目:
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
[[キングコブラ]]り物を着け超人で、全身が[[ロウソク]]でできているの超人。当初はキン肉マンと戦う前にも関わらずキューブマンとチエノワマンの戦いに一緒に野次を飛ばしたり、ずっこけたりしていた。ロウを相手に浴びせて、身動きを取れなくして、頭部のコブラで止めを刺す戦法を得意とする。キン肉マンの苦し紛れの言葉にも「汚いほどいいダシがでてうまい」と答えていた。第21回超人オリンピック1回戦で球場のラッキーゾーン特設リングに飛んできたホームランボールを受けて頭のコブラが外れ、ロウのはがれたキン肉マンにロープの摩擦で頭の導火線に火をつけられ敗退。火を消そうとベンキマンに助けを求めるが、火がついた状態でそのまま便器に流された。
 
アニメでは噛みつきでキン肉マンのエネルギーを吸い取るも、ミートの投げたニンニクでキン肉マンが復活。48の殺人技の風林火山で倒された後、火をつけられた。
ロウを相手に浴びせて、身動きを取れなくして、頭部のコブラで止めを刺す戦法を得意とする。キン肉マンの苦し紛れの言葉にも「汚いほどいいダシがでてうまい」と答えていた。
 
後のキン肉マンとベンキマンの試合でベンキマンがキン肉マンのパンツ詰めにやられて流した超人たちを便器から吐き出すものの、この時点ではキングコブラのみ吐き出されておらず消息不明だったが、キン肉星王位争奪編では復活していて、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
第21回超人オリンピック1回戦で球場のラッキーゾーン特設リングに飛んできたホームランボールを受けて頭のコブラが外れ、ロウのはがれたキン肉マンにロープの摩擦で頭の導火線に火をつけられ敗退。アニメでは噛みつきでキン肉マンのエネルギーを吸い取るも、ミートの投げたニンニクでキン肉マンが復活。48の殺人技の風林火山で倒された後、火をつけられた。火を消そうとベンキマンに助けを求めるが、火がついた状態でそのまま便器に流された。後のキン肉マンとベンキマンの試合ではベンキマンがキン肉マンのパンツ詰めにやられ、直前に流した超人たちを便器から吐き出すがキングコブラのみ吐き出されていない。キン肉星王位争奪編の決勝では、世界各地の正義超人と共に大阪城に駆け付けている。完璧超人始祖編では、キン肉マンとネメシスの阪神甲子園球場での試合にキン肉マンの応援に駆けつけた。ダメ超人扱いされていたキン肉マンが人々の大歓声を受け感慨にふける場面は、漫画『あしたのジョー』のオマージュとなっている<ref>{{Cite news |title=“ゆで原画”第6回。『キン肉マン』最新58巻が3月3日発売、その前に両先生が選んだ57巻のベストシーンをチェック!|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2017/02/27/80602/2/|date=2017-02-27|accessdate=2017-03-09}}</ref>。
 
完璧超人始祖編でもキン肉マンとネメシスの阪神甲子園球場での試合でキン肉マンの応援に駆けつけている。ダメ超人扱いされていたキン肉マンが人々の大歓声を受け感慨にふける場面は、漫画『あしたのジョー』のオマージュとなっている<ref>{{Cite news |title=“ゆで原画”第6回。『キン肉マン』最新58巻が3月3日発売、その前に両先生が選んだ57巻のベストシーンをチェック!|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2017/02/27/80602/2/|date=2017-02-27|accessdate=2017-03-09}}</ref>。
 
; タイトル歴
: 東南アジア超人競技会優勝
; 異名
: ロウソクの使い手<ref name="shot" />
 
=== ウォッチマン ===
* 種別 - 正義超人 / 精密機器の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CHE}}
* 身長体重 - 192cm 300kg<ref name="jc9" /> / 185cm 680kg
* 超人強度 - 25万パワー
* 年齢 - 10歳
* 主な必殺技 - スリーパーホールド
* 声 - [[田中秀幸 (声優)|田中秀幸]]<ref name="cast" />
 
[[時計]]型の機械超人。「スリーパーホールド」を得意とし、正確に相手を絞め落とす時間の殺し屋と呼ばれている。ブロッケンJr.と対戦したが顔を破壊され、ラーメンマンに見せつけるため「キャメル・クラッチ」で真っ二つにされた。その後時計屋にドック入りしたことが語られ<ref name="sousyuu" />、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ一回戦までは超人墓場で浮遊していたが、決勝戦時には復活している。ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
『キン肉マンII世』では超人オタクのカオスにサインを送った。
 
アニメ版では、真っ二つにされる前にギブアップしたため、場外に投げ飛ばされるだけで済んだ。
 
『ぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編』でのマッスルタッグトーナメントでは、ステカセキングと「殺人家電コンビ」を組んで登場している。タッグ必殺技の「眠りの交響曲(シンフォニー)」は、ステカセキングが相手に地獄のシンフォニーを仕掛けた後、とどめにウォッチマンがスリーパーホールドを決める技となっている。
 
; タイトル歴
: ヌーシャテル超人J(ジュニア)・ヘビー級
; 異名
: 時間の殺し屋
: 時の支配者<ref name="shot" />
: 時の化身<ref name="shot" />
 
=== キン肉タツノリ(キンにく タツノリ) ===
* 種別 - 正義超人 / キン肉族<ref name="zukan" />
* 出身 - キン肉星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 195cm 103kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 81万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 肉のカーテン、タツノリ版マッスル・スパーク<ref name="shot" />
* 声 - [[神谷明]]
 
キン肉星第56代大王。[[キン肉真弓]]の父であり、[[キン肉アタル]]と[[キン肉スグル]]の祖父。額にKINマークがある。キン肉族の間で「偉大な戦士」と評されている超人の1人。政権を託されて20年目の祝賀会の最中に攻め込んできた敵勢力に囚われ捕虜となった際、タツノリに助けは出ず、敵にマスクを脱がされそうになるが、キン肉族に代々伝わる「肉のカーテン」を応用して3日間崩さずにマスクを守り、敵の猛攻をしのぎきり一人脱出して帰ってきた。
 
アニメ版では容姿が異なり、キン肉星に攻めて来た宇宙野武士からマスクを守るために「キン肉ガード」を使ったという設定で、その時に痩せこけたことでマスクがずり落ちて真弓に素顔を見られたが、[[金太郎飴]]を与えて目をつぶってもらっている。
 
キン肉真弓による回想や『キン肉マンII世』で登場したときは貧弱な肉体であったが、完璧超人始祖編での回想シーンなどでは筋骨隆々の姿で登場していた。キン肉星王位争奪編および『キン肉マンII世』では、キン肉王家始祖の1人でそれまでは代々に伝わっていたとされていた「肉のカーテン」の考案者とも言及されたが、完璧超人始祖編で、開祖シルバーマンの特技だった「パーフェクトディフェンダー」のおぼろげな伝承をもとにキン肉族に代々伝わっていた「肉のカーテン」を完璧なものに完成させたことが判明した。
 
完璧超人始祖編では、完璧・無量大数軍のネメシス(キン肉サダハル)が実の弟であることが明かされ、自分以上の才能を持つネメシスが歴史から存在を抹消され、人々の記憶から忘れられた頃に第56代大王に即位したことが語られている。弟との仲は良好で、ネメシスからも非常に気のいい高潔な男であり、王としてもこれ以上ない人物であっただろうと評されている。ネメシスとの今生の別れの際、ネメシスの弱点がキン肉族の力の源泉である慈悲の心が欠けていることだと指摘した。王として清廉潔白で民衆からの支持も厚かったが、タツノリの改革により利権を失った王宮内の旧勢力からは疎まれており、常に命を狙われ続けていた。捕虜となった経緯も、旧勢力によるクーデターとなっている。
 
; タイトル歴
: 第51回格闘技宇宙一優勝
: 宇宙超人ヘビー級
 
=== タイルマン ===
* 種別 - 正義超人 / 水回り設備の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{FRA}}
* 身長体重 - 325&nbsp;cm325cm 3500&nbsp;kg3500kg / 225&nbsp;cm225cm 5000&nbsp;kg5000kg<ref>ゆでたまご「属性別超人名鑑 弐 正義超人篇」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』124頁。</ref>
* 超人強度 - 20万パワー
* 年齢 - 16歳
1,134 ⟶ 1,651行目:
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
[[タイル]]をモチーフにした巨漢超人。第21回超人オリンピックにフランス代表として出場。怪力をもち、予選3回戦の新幹線アタックで最高記録を樹立し、最終予選のローラースケートレースでもトップ通過目前だったが、ゴール直前でザ・フィッシャーズに阻まれて失格した。後にキン肉マン対ベンキマン戦の試合前のデモンストレーションで登場するが、ベンキマンのベンキ流しで流される。その後キン肉マンがパンツ詰めでベンキマンの水を逆流させた際、一緒に流されたカニベース共々脱出した。
 
キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。
 
究極の超人タッグ編では、オイルマンと組んで「[[キン肉マンのタッグ#高速武器庫コンビ|高速武器庫コンビ]]」として登場している。
 
完璧超人始祖編では突如襲来したストロング・ザ・武道に挑むも、零の悲劇により超人パワーを抜かれ人間にされてしまう。
1,140 ⟶ 1,661行目:
2017年3月、タイルの生産量日本一の[[多治見市]]のPRとして[[多治見駅]]前にタイルで忠実に再現された等身大タイルマン像が建てられた<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASK3C54RFK3COHGB009.html|title=岐阜・多治見駅前にタイルマン像 「キン肉マン」超人|date=2017-03-12|newspaper=朝日新聞デジタル|accessdate=2017-04-30}}</ref>。2013年に結成された有志団体「タイルマンを造る会」によりタイルマン像の制作が行われ、当初はアニメ版タイルマンのイメージと地元の伝統工芸・[[織部焼]]を融合させた緑色が想定されていたが、緑はアニメ独自のものでゆでたまごの中ではイメージがなく、改めてグレーに近い乳白色であると設定された<ref>[http://www.nhk.or.jp/gifu/program/hot/culture_170420/culture_170420.html NHK岐阜放送局 | ほっとイブニングぎふ]</ref>。
 
; タイトル歴
: 第21回超人オリンピックフランス国内予選優勝
; 異名
: 鉄壁の装飾品<ref name="shot" />
 
=== オイルマン ===
* 種別 - 正義超人 / 燃料類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{SAU}}
* 身長体重 - 180cm 520kg
* 超人強度 - 33万パワー
* 年齢 - 23歳
* 主な必殺技 - オイルリバー・スリップ
* 声 - 北川米彦
 
[[ドラム缶]]超人。第21回超人オリンピックにサウジアラビア代表として出場。最終予選のローラースケートレースで競合超人に突き倒された際、体内の石油が路上にこぼれ出て、相手を含め周辺の超人たちも巻き添えで転倒。このアクシデントは一時共闘していたキン肉マン・ウルフマンの両者に本選トーナメント進出への最後のチャンスを与えた。後にキン肉マン対ベンキマン戦の試合前のデモンストレーションで登場するが、ベンキマンのベンキ流しでカニベースとタイルマンが流される光景を見せつけられる。謙虚な性格で、第21回超人オリンピック後のインタビューでは「こ…こんな、ものすごいイベントに参加できただけで光栄です」とコメントしていた<ref name="sousyuu" />。
 
[[7人の悪魔超人]]編では、観客席に姿を見せた。黄金のマスク編冒頭ではオイルの取りすぎで体重が50キロもオーバーしたため、グラウンドを走らされていた。その直後に[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。完璧超人始祖編では、イベントで二人三脚に参加していた。
 
; タイトル歴
: サウジアラビア超人競技会優勝('79)
: 第21回超人オリンピックサウジアラビア国内予選優勝
 
=== ザ・フィッシャーズ ===
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / 硬骨魚類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{BRA1968}}
* 身長体重 - 100&nbsp;cm100cm 50&nbsp;kg(50kg(両者とも)
* 超人強度 - 2万パワー(両者とも)
* 年齢 - 18歳(1(1)、16歳(2(29
* 主な必殺技 - フィッシャーマンズ・スープレックス、フィッシャー・フライングアウェイ<ref name="shot" />
<!-- * 声 - 田中秀幸 -->
 
大きな唇をした小柄な超人の[[キン肉マンのタッグ#ザ・フィッシャーズ|2人組兄弟超人]]<ref name="zukan" />。超人オリンピック最終予選のローラーゲームで多くの超人たちを妨害して回った。最後はコンビを組んだキン肉マンとウルフマンに返り討ちにされ予選敗退となる。第21回超人オリンピック後のインタビューでは「タッグ選手権と間違えて出場してしまった」とコメントしていた<ref name="sousyuu" />。
 
キン肉星王位争奪編では、ネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた。かつての超人オリンピック予選で、卑怯な妨害攻撃をして潰した因縁のあるタイルマンとも、この時点では和解しており、その次の完璧超人始祖編では、イベントで共に二人三脚に参加した。
 
『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』ではリザーブマッチの候補者席にいたが、凄惨な試合に身の程を弁え辞退した。「キン肉マンVSテリーマン」にも、1コマだけ登場している。
1,158 ⟶ 1,700行目:
笑い声は「ゲヒヒ」。『キン肉マンII世』では「ガヒュガヒュ〜」。
 
===; マン ===
: 南米超人タッグ選手権優勝('79)
* 種別 - 正義超人
: 第21回超人オリンピックブラジル国内予選ベスト2
* 出身 - {{SAU}}
 
* 身長体重 - 180&nbsp;cm 520&nbsp;kg
=== ジョーズマン ===
* 超人強度 - 33万パワー
* 種別 - 正義超人 / 軟骨魚類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{AUS}}・[[ブリスベン]]港(初期設定では{{AUT}})
* 身長体重 - 180cm 140kg
* 超人強度 - 40万パワー
* 年齢 - 23歳
* 主な必殺技 - オイルリバーヘッドスリJ・カター
<!-- * 声 - 北川米彦 -->
 
石油入り[[ホホジロザメ]]ドラム缶をモチーフにした超人<ref name="zukan" />。第21回超人オリンピックにサウジアオーストア代表として出場。予選3回戦の新幹線アタックで新大阪までの記録を樹立。最終予選のローラースケートレースでは他の競合超人に突き倒された際、体内の石油が路上にこぼれ出て、相手を含め周辺の超人たちも巻き添えで転倒。このアクシデントは一時共闘と壮絶なつぶたキン肉マン・ウルフマンの両者に本選トーナメント進出への最後のチャンス与えするが失格した。
 
ジャンプコミックスセレクション版の超人紹介で描かれたイラストは、本編登場時と容姿が大きく変更されていた。
黄金のマスク編冒頭ではオイルの取りすぎで体重が50キロもオーバーしたため、グラウンドを走らされていた。
 
===; スママン ===
: シドニー・プール・デスマッチ選手権優勝('79)
* 種別 - 残虐超人
* 出身 - {{KEN}}(アフリカ)
* 身長体重 - 174&nbsp;cm 71&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 46万パワー
* 主な必殺技 - 笑い面うつしの呪い
 
=== マシン・ハンセン ===
アフリカに古くから伝わる呪術を得意とする超人。原作では番外編で残虐超人タイラントの部下として登場。アニメでは第21回超人オリンピック出場選手で、テリーマンの紹介で登場。テリーマンいわく「底知れぬ力を秘めている」らしいが、ほとんど競技シーンが描かれることなく失格になった。
* 種別 - 正義超人 / [[人間]]の[[プロレスラー]]<[[スタン・ハンセン]]>に似た超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{GRE}}
* 身長体重 - 195cm 140kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 88万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ウエスタン・ラリアット<ref name="zukan" />
 
人類タイプの超人だが、体にはダンプ・エンジンが内蔵されていて<ref name="zukan" />、ロボ超人の様に機械的な特徴の側面も併せ持つ。第21回超人オリンピックにギリシャ代表として出場。最終予選のローラースケートレースでタイルマンがザ・フィッシャーズに阻まれて失格した直後に他の競合超人たちと壮絶なつぶしあいをするが、結局本選トーナメント進出へのチャンスは逃している。後にキン肉マン対ベンキマン戦の試合前のデモンストレーションで登場するが、ベンキマンのベンキ流しでカニベースとタイルマンが流される光景を見せつけられる。
作者いわく優勝候補にする予定だった超人であり、ウォーズマンのウォーズマンスマイルはその名残だったかもしれないと語っている<ref name="remix" />。
 
『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っている。
=== キン肉タツノリ(キンにく タツノリ) ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - キン肉星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 195&nbsp;cm 103&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 81万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 肉のカーテン、タツノリ版マッスル・スパーク<ref name="shot" />
<!-- * 声 - [[神谷明]] -->
 
; タイトル歴
キン肉星第56代大王。キン肉真弓の父であり、キン肉アタルとキン肉スグルの祖父。額にKINマークがある。キン肉族の間で「偉大な戦士」と評されている超人の1人。
: 世界超人グリマ選手権優勝('74)
: 第21回超人オリンピックギリシャ国内予選優勝
 
=== サボテンマン ===
政権を託されて20年目の祝賀会の最中に攻め込んできた敵勢力に囚われ捕虜となった際、タツノリに助けは出ず、敵にマスクを脱がされそうになるが、キン肉族に代々伝わる「肉のカーテン」を編みだし3日間崩さずにマスクを守り、敵の猛攻をしのぎきり一人脱出して帰ってきた。アニメ版では容姿が異なり、キン肉星に攻めて来た宇宙野武士からマスクを守るために「キン肉ガード」を使ったという設定。また、その時に痩せこけたことでマスクがずり落ちて真弓に素顔を見られたが、[[金太郎飴]]を与えて目をつぶってもらった。キン肉真弓による回想や『キン肉マンII世』で登場したときは貧弱な肉体であったが、完璧超人始祖編での回想シーンなどでは筋骨隆々の姿で登場していた。
* 種別 - 正義超人 / 多肉植物の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{MEX}}
* 身長体重 - 208cm 50kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 45万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - はせさん治
 
[[サボテン]]を名乗る超人。トゲが付いている頭が特徴。第21回超人オリンピックにエントリーするが、最終予選のローラースケートレースで失格となった。
完璧超人始祖編では、完璧・無量大数軍のネメシス(キン肉サダハル)が実の弟であることが明かされ、自分以上の才能を持つネメシスが歴史から存在を抹消され、人々の記憶から忘れられた頃に第56代大王に即位したことが語られている。弟との仲は良好で、ネメシスからも非常に気のいい高潔な男であり、王としてもこれ以上ない人物であっただろうと評されている。ネメシスとの今生の別れの際、ネメシスの弱点がキン肉族の力の源泉である慈悲の心が欠けていることだと指摘した。
 
アニメでは後にキン肉マン対ベンキマン(ベンキーマン)戦の試合前のデモンストレーションでカニベースの代わりに登場するが、やはり原作でのカニベースやタイルマンと同様にベンキ流しで流される。その後キン肉マンがパンツ詰めでベンキマンの水を逆流させた際、一緒に流されたタイルマン共々脱出した。
王として清廉潔白で民衆からの支持も厚かったが、タツノリの改革により利権を失った王宮内の旧勢力からは疎まれており、常に命を狙われ続けていた。捕虜となった経緯も、旧勢力によるクーデターとなっている。
 
『キン肉マンII世』でも登場。番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っている。
キン肉星王位争奪編および『キン肉マンII世』では設定が改められ、キン肉王家始祖で「肉のカーテン」の考案者とされている。完璧超人始祖編では、開祖シルバーマンの特技だった「パーフェクトディフェンダー」のおぼろげな伝承をもとに「肉のカーテン」を完成させたことが明かされた。
 
; タイトル歴
=== 巨大熊ゴロータ ===
: 庭師免許取得<ref name="zukan" />
アニメのみ登場。ウォーズマンとの決戦前に山篭りをしたキン肉マンの前に現れた、雪山で登山者を襲う巨大熊。テリーマンやブロッケンJr.を返り討ちにし、パロ・スペシャルでキン肉マンを苦しめるが初披露のキン肉バスターによって倒された。ケガは腕だけで、その後は決戦戦をハンターの与作と観戦している。
: 第21回超人オリンピックメキシコ国内予選準優勝
 
=== ウナギマン ===
* 種別 - 正義超人 / 淡水魚のなかま<ref name="zukan" />
* 出身 - {{PHI}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 152cm 44kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 18万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ナシ
 
[[ニホンウナギ]]の化身の小柄な超人で、手足が生え陸上活動が可能になった反面、[[クロール]]にこだわり過ぎて水中機動力が大幅に低下しているというウィークポイントをもつ<ref name="zukan" />。第21回超人オリンピックにフィリピン代表として出場。予選2回戦の火炎プール力泳ぎでおいかけてくる火炎につかまり焼死失格して[[ウナギ]]の[[蒲焼き]]になってしまう。
 
キン肉星王位争奪編の頃には復活している。『キン肉マンII世』でも登場。番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っている。
 
; タイトル歴
: なし
 
=== サザエキング ===
* 種別 - 正義超人 / 貝類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{JPN}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 150cm 40kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 24万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 20歳
* 主な必殺技 - 不詳
 
[[サザエ]]の化身の小柄な超人。超人界でも並外れた柔軟性ある身体を持ち、身の危険を感じる頭部のサザエの殻の中に器用に体を折りたたんで閉じこもることが出来る<ref name="zukan" />。性格はとても臆病<ref name="zukan" />。第21回超人オリンピックにキン肉マンやウルフマンと共に日本代表として出場。予選2回戦の火炎プール力泳ぎでは勇気を出して挑むが、おいかけてくる火炎につかまり焼死失格してサザエの[[壺焼き]]になってしまう。
 
同様に焼死したウナギマンと同時期のキン肉星王位争奪編の頃に復活している。『キン肉マンII世』でも登場。番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っている。
 
; タイトル歴
: 日本国超人プレミアリーグ優勝 ('78)
: 日本超人曲芸競技会優勝 ('80)
 
=== イカデビル ===
* 種別 - 正義超人 / イカの超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{PER}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 158cm 65kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 10万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 26歳
* 主な必殺技 - 不詳
 
[[イカ]]の化身の小柄なペルー超人。足は触手状で8本ある。第21回超人オリンピックにベンキマンや銅ベルマンと共にペルー代表(ベンキマンと銅ベルマンは年齢から正確には古代インカ代表)として参加。予選2回戦の火炎プール力泳ぎで失格してイカの丸焼きになってしまう。
 
ウナギマンやサザエキングと同様にキン肉星王位争奪編の頃には復活している。『キン肉マンII世』でも登場。番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っている。
 
; タイトル歴
: ペルー超人大学博士号取得
: 第21回超人オリンピックペルー国内予選ベスト8
 
=== ザ・ダンシャク ===
* 種別 - 正義超人 / 根菜類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{GDR}}・[[東ベルリン|ベルリン]]
* 身長体重 - 145cm 38kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 10万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不詳
* 主な必殺技 - 不詳
 
[[男爵イモ]]の化身の小柄なドイツ超人。いびつな球形の体に細い手足を持つ。第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにドイツ代表として出場。第一予選のふるい落としにおいてはほとんどのドイツ代表超人が脱落し、当初はブロッケンJr.ただ一人が通過したかと思われたが、密かにザ・ダンシャクものこっていた。しかし、次の予選2回戦の火炎プール力泳ぎは、本来[[根菜]]が水に沈むことからザ・ダンシャクには元々水泳競技が不利なため<ref name="zukan" />、なんとか勇気を出して挑むも、結局おいかけてくる火炎につかまり焼死失格して[[フライドポテト]]になってしまい、ブロッケンJr.の様に本選トーナメント進出は叶わない結果となった。
 
ウナギマン、サザエキング、イカデビルと同様にキン肉星王位争奪編の頃には復活している。『キン肉マンII世』でも登場。番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っていた。
 
; タイトル歴
: 東ドイツ超人競技会優勝('80)
 
=== グレイト・ダンテ ===
* 種別 - 正義超人 / プロレスラーに似た超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{BRA1968}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 162cm 55kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 38万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不詳
* 主な必殺技 - 独自の寝技と関節技<ref name="zukan" />
 
超人格闘技協会名誉会長兼顧問。超人オリンピック開催時の挨拶に登場するが、参加していた若き出場超人たちからは「生きた化石」「ひっこめ」「さっさと競技を開始しろ」とブーイングを浴び、同時に投げられたビール瓶が頭に当たりギャグ描写的に失神する。登場時は女性超人の委員会スタッフに手を貸してもらいながら入場するなど年老いた雰囲気を見せたが、かつては超人レスリングの黎明期に[[バーリトゥード]]を戦い、ブラジル超人界の第一線で実力派として活躍した<ref name="zukan" />ベテランの元・超人レスラーである。
 
; タイトル歴
: 不詳
 
=== タバコマン ===
* 種別 - 正義超人 / たばこ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 不明
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不明
 
[[たばこ]]の超人。胸には「タバコ」と書かれている。原作本編では本名不明だったが、スピンオフ作品『[[THE超人様]]』で'''息子'''が登場し、名前が「タバコマン」と判明した。第21回超人オリンピックに出場。予選2回戦の火炎プール力泳ぎでキン肉マンと同じグループとなり、火炎にのみこまれて失格した(キン肉マンは奇跡のバタ足泳法で炎の進行をシャットアウトでき、ゴールまで泳ぎ切って合格した)。火傷は負うものの命に別状は無く、黄金のマスク編では完治していたが、[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。スニゲーターやプラネットマン、悪魔将軍らの攻撃で、何度も生命維持装置が破損と修復を繰り返す危機に見舞われるが、キン肉マンが勝利して黄金と銀のマスクが一体となった完璧のマスクの力でパワーも戻り救われた。
 
第21回超人オリンピックでは、同じ'''たばこ型の老超人'''<ref name="zukan" />が別個に登場。こちらは若い頃に悪行を犯して逮捕され、宇宙刑務所に収監となって死刑の判決を受けていたが、服役中に改心しており「死刑になる前に'''孫'''に会いたい」と願うようになった。超人オリンピック決勝前のウォーズマンのデモンストレーションで「目隠しをしたウォーズマンの横を走って通過すれば罪一等を減じて放免する」というバラクーダ(ロビンマスク)の条件に挑み、孫に会いたいと願う必死の想いを察したウォーズマンが本来の優しさを見せて見逃したため、無事に自由の身となった。後日報道陣からの取材で「おかげで孫に会うことができました」と感謝のコメントをしている(なお、彼以外の殆ど私利私欲で挑んだ凶悪なままの死刑囚超人149名は、目隠ししたウォーズマンのベアークローの餌食となり、冷徹に処刑されるという無惨な最期を遂げた)。タバコマン親子と老タバコ超人及び孫の少年タバコ超人が同族・身近な血縁同士かどうかは不詳。
 
; タイトル歴
: 不明
 
=== ヒョロヒョロマン ===
* 本名 - 不明(原作)
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{CAN}}(アニメ版。原作では不明)
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 30歳(アニメ版。原作では不明)
* 主な必殺技 - 絡み固め(アニメ版。原作では不明)
 
長身の[[木]]の超人<ref group="注釈">学研の図鑑『キン肉マン「超人」』では、木の超人は「[[植物]]類超人」と分類されている。ただし、ヒョロヒョロマン個人の紹介は未収録。</ref>。原作では出身も名前が明らかでなかったが、アニメではカナダ代表のヒョロヒョロマンとオリジナルの名前やプロフィールが付いた。第21回超人オリンピックにエントリーし、最終予選のローラースケートレースで転倒し「肉離れの谷」にてキン肉マンに丸木橋代わりにされてしまう。結局決勝トーナメントには出場できず、この予選で失格となった。黄金のマスク編では[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。『キン肉マンII世』でも登場。番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っている。
 
アニメでは転倒した際に両手両足を伸ばして落下を防いでいた。また、アニメでは後にキン肉マン対ベンキマン(ベンキーマン)戦の試合前のデモンストレーションにも登場するが、やはり原作でのカニベースやタイルマンと同様にベンキ流しで流される。その後キン肉マンがパンツ詰めでベンキマンの水を逆流させた際、一緒に流されたタイルマンたち共々脱出した。
 
== 7人の悪魔超人編 初登場 ==
*; [[7人の悪魔アイドル超人]]
**:; [[バッファローキン肉マン]]
:; ザ・ウォーズマン
** [[ブラックホール (キン肉マン)|ブラックホール]]
:; [[ラーメンマン|モンゴルマン(ラーメンマン)]]
** [[7人の悪魔超人#アトランティス|アトランティス]]
:; ウルフマン
** [[7人の悪魔超人#スプリングマン|スプリングマン]]
:; ロビンマスク
** [[7人の悪魔超人#ザ・魔雲天|ザ・魔雲天]]
:; ザ・テリーマン
** [[7人の悪魔超人#ステカセキング|ステカセキング]]
:; ブロッケンJr.
** [[7人の悪魔超人#ミスター・カーメン|ミスター・カーメン]]
* [[ラーメンマン|モンゴルマン]]
 
; [[7人の悪魔超人]]
:; [[バッファローマン]]
:; [[7人の悪魔超人#スプリングマン|スプリングマン]]
:; [[7人の悪魔超人#アトランティス|アトランティス]]
:; [[ブラックホール (キン肉マン)|ブラックホール]]
:; [[7人の悪魔超人#ザ・魔雲天|ザ・魔雲天]]
:; [[7人の悪魔超人#ステカセキング|ステカセキング]]
:; [[7人の悪魔超人#ミスター・カーメン|ミスター・カーメン]]
; [[悪魔超人#一般の悪魔超人|その他の悪魔超人]]
=== プリプリマン ===
* 種別 - 悪魔超人 / 体の部位を発達させた超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CMR}}
* 身長体重 - 191cm 136kg
* 超人強度 - 97万パワー
* 年齢 - 不明
 
[[臀部]]の特徴を持つ超人で、頭が[[尻]]の形になっている。7人の悪魔超人編の冒頭に1コマだけ登場<ref name="jc10 19">ゆでたまご『キン肉マン 第10巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年10月15日、ISBN 978-4-08-851140-5、19-20頁。</ref>。学研の図鑑『キン肉マン「超人」』では、悪魔超人への憧れのあまり、[[7人の悪魔超人]]と共にリングへ上がったと解説されている<ref name="zukan" />。超人オリンピック ザ・ビッグファイトに代表として選ばれた正義超人・'''プリプリ男'''(おとこ)が同一人物の可能性も示唆されている<ref name="ketu">TEAM MUSCLE編「謎の59:『ケツ超人』はその後どうなったの?」『キン肉マン 77の謎』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年12月16日、ISBN 4-83-421678-0、148-149頁。</ref>が、(本編で直接具体的な姿を見せず記録表に名前が表示されていたのみのため)詳細は不明。プリプリ男は第二予選までは通過するが、第三予選「新幹線アタック」にて会場の[[東京駅]]を出せれない成績で失格となっていた<ref group="注釈">記録順位は51位。なお、決勝トーナメント進出を果たしたウルフマンが[[有楽町]]で50位、同じく優勝者のキン肉マンが[[新横浜]]で49位だった。タザハマが解説した際の記録表では、さらに上位の[[静岡]]だった48位の'''ピーマン'''と[[浜松]]だった47位の'''キャッサバ'''の表記が確認されたが、この2人については最終予選で「50人の勇者たちです」とアナウンスされてキン肉マンたちと共に並んではいたものの姿は判別できない描写だったため、新幹線アタック時の記録と最終予選のローラースケートレースで失格した以外の詳しいプロフィール等は、本編では一切明確になっていない。</ref>。
顔が[[尻]]のようになっている超人。7人の悪魔超人編の冒頭に1コマだけ登場。後の『キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜』やアニメ版『キン肉マンII世』のオリジナルエピソードにおいて正式に登場した。詳細は[[キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜#d.M.p編]]および[[キン肉マンII世の登場人物#アニメ版・劇場版オリジナルの登場人物]]を参照。
 
後の『キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜』やアニメ版『キン肉マンII世』のオリジナルエピソードにおいて正式に登場した。詳細は[[キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜#d.M.p編]]および[[キン肉マンII世の登場人物#アニメ版・劇場版オリジナルの登場人物]]を参照。
当初は名前が不明で「ケツ超人」と呼ばれていたが、作者が『キン肉マンII世総集編』において初めて名前を明かしている。お笑いコンビ・[[バッファロー吾郎]]の[[バッファロー吾郎A|木村明浩]]が作者に「最強の超人は一体誰なんですか?」と質問した際、このプリプリマンの名が挙げられたという<ref>[[テレビ東京]]『[[やりすぎコージー]]』[[2006年]][[11月11日]]放送「やりすぎアニメ☆マンガまつり」</ref>。
 
『キン肉マンII世』の「特別編 キン肉マンVSテリーマン」では改心して、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
原作担当の嶋田によると、「来週違うキャラを考えればいいやと」と軽い気持ちで考えた超人で、翌週ステカセキングに差し替えられたが<ref>{{Cite news |title=幻すぎる超人・プリプリマンが初キンケシデビュー!? 作者・ゆでたまごが「バンダイさん、正気ですか!」|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2017/12/16/96490/|date=2017-12-16|accessdate=2017-12-31}}</ref>、これをきっかけに下ネタモチーフの超人募集投稿がさらに増えて困惑したという<ref>ゆでたまご『キン肉マン 65巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年12月9日、{{ISBN2| 978-4-08-881691-3}}、189頁。</ref>。
 
当初は名前が不明で「ケツ超人」とも呼ばれていたが、作者が『キン肉マンII世総集編』において初めて名前を明かしている。お笑いコンビ・[[バッファロー吾郎]]の[[バッファロー吾郎A|木村明浩]]が作者に「最強の超人は一体誰なんですか?」と質問した際、このプリプリマンの名が挙げられたという<ref>[[テレビ東京]]『[[やりすぎコージー]]』[[2006年]][[11月11日]]放送「やりすぎアニメ☆マンガまつり」</ref>。原作担当の嶋田によると、「来週違うキャラを考えればいいやと」と軽い気持ちで考えた超人で、翌週ステカセキングに差し替えられたが<ref>{{Cite news |title=幻すぎる超人・プリプリマンが初キンケシデビュー!? 作者・ゆでたまごが「バンダイさん、正気ですか!」|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2017/12/16/96490/|date=2017-12-16|accessdate=2017-12-31}}</ref>、これをきっかけに下ネタモチーフの超人募集投稿がさらに増えて困惑したという<ref>ゆでたまご『キン肉マン 65巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年12月9日、{{ISBN2| 978-4-08-881691-3}}、189頁。</ref>。
『キン肉マンII世』の「特別編 キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。
 
=== クモのコチラス ===
* 種別 - 悪魔超人→残虐(悪行)超人 / クモの超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{MNG1949}}・[[ゴビ砂漠]]
* 身長体重 - 240&nbsp;cm240cm 220&nbsp;kg220kg
* 超人強度 - 85万パワー
* 年齢 - 21歳
* 主な必殺技 - クモンゴルボディープレス
 
クモの子チラスとも。7人の悪魔超人編に1コマだけ登場した超人の一人。のちに番外編で残虐超人タイラントの部下として登場。顔面が蜘蛛になっている。逃げるときは無数の小さなクモになって分散する。
 
7人の悪魔超人編に1コマだけ悪魔超人として登場し<ref name="jc10 19" />、のちの番外編で残虐超人タイラントの部下として再登場。学研の図鑑『キン肉マン「超人」』でも、出身地がゴビ砂漠であること、地球では本編で日本の[[東京]]にて行われていたファン感謝デーで7人の悪魔超人と共に現れたこと、その後クッピン星へ行ってタイランドの手下になったこと、などが記述されている<ref name="zukan" />。
逃げるときは無数の小さなクモになって分散する。
 
; 異名
: ゴビ砂漠の守護神<ref name="deep">週プレモバイル『ディープオブマッスル!! キン肉マン リアルノベルズ』より。</ref>
 
=== フラッシャーバルーン ===
* 種別 - 悪魔超人 / 娯楽施設の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{NED}}
* 身長体重 - 180cm 80kg
* 超人強度 - 70万パワー
* 年齢 - 22歳
* 主な必殺技 - スカイ・スクレイパーボム
 
[[風船]]の特徴を持つ超人で、頭が風船になっている。中にガスを充填して空中浮遊も可能。
 
7人の悪魔超人編の冒頭のファン感謝デーで、7人の悪魔超人と共に1コマだけ登場<ref name="jc10 19" />。
 
=== 謎の超人 ===
* 本名 - 不明
* 種別 - 悪魔超人<ref name="jc10 19" />
* 出身 - 不明
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不明
名称不明の超人。7人の悪魔超人編の冒頭に1コマだけ登場。日本にて行われていたファン感謝デーで7人の悪魔超人と共に現れた<ref name="jc10 19" />。集英社の『生誕29周年記念出版 肉萬 〜キン肉マン萬之書〜』では、彼が登場した事で7人の悪魔超人が8人になってしまっているとも記述されている<ref>『生誕29周年記念出版 肉萬 〜キン肉マン萬之書〜』集英社、2008年8月29日、109頁。</ref>。
 
; [[完璧超人#一般の完璧超人|悪行超人]]
=== アーム・ストロング ===
* 種別 - 完璧(悪行)超人 / 体の部位を発達させた超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CAN}}
* 身長体重 - 190cm 150kg
* 超人強度 - 70万パワー
* 年齢 - 19歳
* 主な必殺技 - ランバージャック・ブリーカー
 
[[胸]]と[[腕]]の[[筋肉]]を鍛え上げた剛腕超人。7人の悪魔超人編に1コマだけ登場<ref name="jc10 19" />。学研の図鑑『キン肉マン「超人」』でも、どさくさに紛れて7人の悪魔超人と共に現れたお調子者と記述されている<ref name="zukan" />。
 
後に[[ネプチューン・キング]]に弟子入りする。
 
; タイトル歴
: 超人ランバージャック選手権準優勝('78)
: 超人棺桶マッチ選手権優勝('81)
 
; {{Anchors|属性不詳の超人}}属性不詳の超人
=== ミスターアメリカン ===
* 種別 - 北米の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 187cm 99kg
* 超人強度 - 43万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不明
 
[[アメリカ]]超人で、愛国心に満ちている。7人の悪魔超人編の冒頭に1コマだけ登場<ref name="jc10 19" />。学研の図鑑『キン肉マン「超人」』では、[[自由]]を重んじ、属性に縛られない活動を志すが、それがかえって災いして中途半端な立場になってしまったと解説されている<ref name="zukan" />。
 
; タイトル歴
: 北米超人J(ジュニア)・ヘビー級
 
=== ミリオン・ヘル ===
* 種別 - スポーツ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ITA}} 
* 身長体重 - 179cm 78kg
* 超人強度 - 97万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不明
 
[[レーサー]]を生業とする超人で、額に[[R]]の文字がある。7人の悪魔超人編の冒頭に2コマだけ登場<ref name="jc10 19" />。学研の図鑑『キン肉マン「超人」』では、最初は正義の味方に憧れるも、正義超人になりきれず、悪魔超人、完璧超人と所属を転々としていると解説されている<ref name="zukan" />。
 
; タイトル歴
: 不明
 
== 黄金のマスク編 初登場 ==
; {{Anchors|正義超人軍(アイドル超人)}}正義超人軍(アイドル超人)
* [[悪魔六騎士]]
**:; [[アシュラキン肉マン]]
:; バッファローマン
** [[サンシャイン (キン肉マン)|サンシャイン]]
**:; [[ザ・テリーマジャ]]
:; ブロッケンJr.
** [[悪魔六騎士#ジャンクマン|ジャンクマン]]
:; [[ジェロニモ (キン肉マン)|ジェロニモ]]
** [[悪魔六騎士#プラネットマン|プラネットマン]]
:; ロビンマスク
** [[悪魔六騎士#スニゲーター|スニゲーター]]
 
* [[ジェロニモ (キン肉マン)|ジェロニモ]]
*; [[悪魔将軍超人#首領格|悪魔超人(ゴールドマン)首領格]]
:; [[悪魔将軍|悪魔将軍(ゴールドマン)]]
; [[悪魔六騎士]]
:; [[アシュラマン]]
:; [[ザ・ニンジャ]]
:; [[サンシャイン (キン肉マン)|サンシャイン]]
:; [[悪魔六騎士#ジャンクマン|ジャンクマン]]
:; [[悪魔六騎士#スニゲーター|スニゲーター]]
:; [[悪魔六騎士#プラネットマン|プラネットマン]]
 
=== シルバーマン ===
* 種別 - 完璧超人 / 正義超人<ref>{{Twitter status|yude_shimada|1099138026804936704}}</ref> / [[銀]]の特徴をもつ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 天上界→キン肉星
* 身長体重 - 220&nbsp;cm220cm 162&nbsp;kg162kg
* 超人強度 - 1500万パワー
* 主な必殺技 - パーフェクトディフェンダー、完璧・弐式奥義 アロガント・スパーク
* 家族 - 兄 ゴールドマン
* 年齢 - 無始無終
* 声 - 松島みのり(銀のマスク時)<ref name="cast"/> → 二又一成
キン肉大神殿で祀られている銀のマスクの正体。太古の昔、超人界において兄の[[悪魔将軍#ゴールドマン|ゴールドマン(黄金のマスク)]]と共に神として崇められ、兄と互角の実力を持つが、争いを好まず防御一辺倒のスタイルのため平和の神と称された。伝説ではゴールドマンと意見の食い違いから兄弟喧嘩をはじめ、「裁きの神」ジャスティス("完璧・陸式"・ジャスティスマン)の提案の下、彼を立会人とする決闘で相打ちになり命を落とし、そのマスクがキン肉族に渡ることとなったとされる。黄金のマスク編では、悪魔六騎士にパワーを奪われた正義超人たちのために生命維持装置を与え、六騎士と戦うキン肉マンやテリーマンたちに助言を施した。終盤ではキン肉マンたち正義超人に敗れ改心した黄金のマスクと融合し、完璧なマスクとなる。
 
完璧超人始祖編キン肉大神殿は、かつ祀られいる'''[[銀]]<ref name="zukan" />のマスク'''の正体。太古の昔、超人の神々による全超人の粛清カピラリア大災害」七光線照射からザ・マンにより救われた完璧超人始祖の一人「完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)」であったこと、キン肉マンらキン肉族の祖先であったことが判明「地超人界において兄[[悪魔将軍#ゴールドマ|ゴー」を所有する。前述の通りドマン]]と共に平和の神」として崇められている、兄と互角の実力を持つが、穏やかな性格で争いを好まず戦闘時も防御一辺倒のスタイルのため平和の神」と称された。しかし、カピラリア大災害を生き残った完璧超人以外の超人が力を身につけ弱者を虐げ始めたことに対する見せしめとして、[[完璧超人#許されざる世界樹|許されざる世界樹]](アンフォーギブン・ユグドラシル)内で行われた完璧超人始祖たちによる粛清においては、多くの超人を虐殺処刑し、兄であるゴールドマン(悪魔将軍)並んで共に「虐殺王」と呼ばれていた。ザ・マン(超人閻魔)からは兄のゴールドマンと共に兄弟揃って最も信頼されていて「自分の左腕とまで言われていたが、後に超人閻魔と決裂してゴールドマンが地上に降り立った後、ゴールドマンを説得するためにサイコマンと超人閻魔により地上に送り出される。ゴールドマンの観察と説得を続けるうちに地上の超人たちの可能性に気付き、急進的なゴールドマンに同調する超人(後の「悪魔超人」)の勢力とは違う穏やかな道を目指し、[[慈照寺|銀閣寺]]が立つ場所に自分の道場「[[完璧超人#シルバーキャッスル|シルバーキャッスル]]」を建築して後に「正義超人」となる超人たちを育て、その源流を作った。
 
「地のダンベル」を所有する。戦闘モードではフェイスガードと盾(シールド)、子孫であるキン肉族の戦闘スタイルを彷彿とさせるデザイン<ref name="sai">JC55巻、56巻2ヶ月連続発売記念『キン肉マン再入門』集英社〈ジャンプ コミックス〉、18-32頁。</ref>のアーマーを着用。胸の印はシルバーマンの頭文字Sを横向きにしたもので、これもキン肉族の証であるKINマークを意識している<ref name="sai" />。攻撃時の掛け声は「ツアッ!」。
キン肉大神殿にて完璧のマスクが分離して銀のマスクに戻ったことによって何かを知らせるかのように、超人墓場の入口がある[[北極海]]付近、「[[完璧超人#完璧の塔|完璧の塔(トゥール・パルフェ)]]」の跡地があるイタリアの[[ピサの斜塔]]、地下にサイコマンの研究所とアポロン・ウィンドウがあるスペインの[[完璧超人#サグラダ・ファミリア|サグラダ・ファミリア]]の3ヶ所に向けて光を照射した。アシュラマンとジャスティスマンの闘いが終わると、光の照射が止まり戦闘モードへと変化した。その後、「[[完璧超人#許されざる世界樹|許されざる世界樹]]」内のサイフォンリング4階で、サイコマンがブロッケンJr.に完璧・拾式奥義で止めを刺そうとしたところに実体を伴い突然現れた。ブロッケンJr.の生死を自分に委ねさせてほしいと頼み彼を救った。
 
兄のゴールドマンはザ・マンと決裂して地上に降り立ったため、その説得にサイコマンとザ・マン(「超人閻魔」)により地上に送り出される。そして、ゴールドマンの観察と説得を続けるうちに地上の超人たちの可能性に気付き、急進的なゴールドマン(後の「悪魔将軍」)に同調する超人(後の「悪魔超人」)の勢力は少々強引過ぎるとも判断し、兄とは違う穏やかな道を目指して、後世に[[慈照寺|銀閣寺]]が立つ場所に自分の道場「[[完璧超人#シルバーキャッスル|シルバーキャッスル]]」を建築。その地でゴールドマンの急進さに付いて行けなかった超人たち(後の「正義超人」の源流)を集めて優しく育てていた。
動揺するキン肉マンたちへ完璧超人を離脱し正義超人を目指した真意を語り、ザ・マンとサイコマンへ改めて完璧超人との決別の意志を告げるが、それに納得しないサイコマンとサイフォンリング4階にて交戦する。なお、攻撃時の掛け声は「ツアッ!」。
 
伝説ではゴールドマンと意見の食い違いから兄弟喧嘩をはじめ、「裁きの神」ジャスティス("完璧・陸式"・ジャスティスマン)の提案の下、彼を立会人とする決闘で相打ちになり命を落とし、そのマスクがキン肉族に渡ることとなったとされるが、その真相は、正義超人を目指して完璧超人を離脱したものの、自身の理想とする正義超人像に自らはたどり着くことができず、かつて考案した「完璧・弐式奥義 アロガント・スパーク」も確実に相手を殺めてしまう技だったため失敗作と考えるようになっていた。それから人を生かす新たな奥義を開発していたが、ジャスティスマン立会いのもと行われる兄・ゴールドマンとの決闘の日が迫っていたため、後世に正義超人界が成熟することを願い、決闘前夜に模索していた「マッスル・スパーク」の断片を壁画として遺して真の奥義への完成も後世に託していた。
サイコマンのマグネット・パワーに苦しめられながらも、その力に執着するサイコマンを説き伏せるための戦いを繰り広げ、サイコマンの放ったロンゲストサンダーアローを利用した[[消磁]]によってマグネット・パワーを攻略し、さらにマグネット・パワーに頼りすぎたことで掛け方が甘くなっていた輪廻転生落しを破ると完璧・弐式奥義 アロガント・スパークによって自らの残虐な本性を晒すと同時に勝利した。
 
黄金のマスク編では、悪魔六騎士にパワーを奪われた正義超人たちのために生命維持装置を与え、六騎士と戦う[[キン肉マン]]や[[テリーマン]]たちには助言を施した。終盤ではキン肉マンたち正義超人に敗れ改心した黄金のマスクと融合し、'''[[藺相如#完璧|完璧]]のマスク'''となる。
正義超人を目指して完璧超人を離脱したものの、自身の理想とする正義超人像に自らはたどり着くことができず、確実に相手を殺めてしまう奥義も失敗作と考えていた。それから人を生かす新たな奥義を開発していたが、ジャスティスマン立会いのもと行われる兄・ゴールドマンとの決闘の日が迫っていたため、決闘前夜に「マッスル・スパーク」の断片を壁画として遺し、後世に真の奥義の完成を託していた。
 
完璧超人始祖編では、キン肉大神殿にて完璧のマスク形態を分離して銀と黄金のマスクに戻り、超人墓場の入口がある[[北極海]]付近、「[[完璧超人#完璧の塔|完璧の塔(トゥール・パルフェ)]]」の跡地があるイタリアの[[ピサの斜塔]]、地下にサイコマンの研究所とアポロン・ウィンドウがあるスペインの[[完璧超人#サグラダ・ファミリア|サグラダ・ファミリア]]の3ヶ所に向けて光を照射した。アシュラマンとジャスティスマンの闘いが終わると光の照射を止めて戦闘モードへ変化し、許されざる世界樹内のサイフォンリングでサイコマンが[[ブロッケンJr.]]に止めを刺そうとしたところに実体を伴い現れ、ブロッケンJr.を救った。動揺するキン肉マンたちへ完璧超人を離脱し正義超人を目指した真意を語り、ザ・マンとサイコマンへ改めて完璧超人との決別の意志を告げるが、それに納得しないサイコマンとサイフォンリングにて交戦する。サイコマンのマグネット・パワーに苦しめられながらも、その力に執着するサイコマンを説き伏せるための戦いを繰り広げ、サイコマンの放ったロンゲストサンダーアローを利用した[[消磁]]によってマグネット・パワーを攻略し、さらにマグネット・パワーに頼りすぎたことで掛け方が甘くなっていた「完璧・拾式奥義 輪廻転生落し」を破ると「アロガント・スパーク」によって自らの残虐な本性を晒すと同時に勝利した。[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]戦で自分が理想としていた以上のマッスル・スパークを放ったキン肉マンをはじめとした超人たちの成熟と巣立ちの時を認め、テリーマンへ役目を終えた自分たちを死なせてくれるように頼み、テリーマンから光のダンベルを受け取った。そして始祖の10個のダンベルの力で消滅するはずだったが、始祖の全滅を防ぐためにサイコマンがそのシステムを彼だけが消滅する様に作り変えていたことで生き残る。サイコマンの消滅を見届けた後、完璧のマスクの力で生み出していた1試合だけ闘うことのできる体の消滅が始まり、再び銀のマスクとして超人たちの未来を見守っていくことを伝え、銀のマスクだけを残して消滅し、キン肉大神殿に戻った。
スーパー・フェニックス戦で自分が理想としていた以上のマッスル・スパークを放ったキン肉マンをはじめとした超人たちの成熟と巣立ちの時を認め、テリーマンへ役目を終えた自分たちを死なせてくれるように頼み、テリーマンから光のダンベルを受け取った。そして始祖の10個のダンベルの力で消滅するはずだったが、サイコマンがそのシステムを作り変えていたことで生き残る。
 
サイコマンの消滅を見届けた後、完璧のマスクの力で生み出していた1試合だけ闘うことのできる体の消滅が始まり、再び銀のマスクとして超人たちの未来を見守っていくことを伝え、銀のマスクだけを残して消滅し、キン肉大神殿に戻った。
 
戦闘モードではフェイスガードと盾(シールド)、キン肉族の戦闘スタイルを思わせる<ref name="sai">JC55巻、56巻2ヶ月連続発売記念『キン肉マン再入門』集英社〈ジャンプ コミックス〉、18-32頁。</ref> アーマーを着用。胸の印はシルバーマンの頭文字Sを横向きにしたもので、キン肉族の証であるKINマークを意識している<ref name="sai" />。そのキャラクターデザインは登場する1年以上前から準備が進められ、ボツ案を含め全13パターンが試作された<ref name="sai" />。また、「悪魔将軍と同格」という設定を意識したデザインとなっている<ref name="sai" /><ref>{{Cite news |title=“ゆで原画”第4回!『キン肉マン』最新55巻のベストシーンはこのカット!!|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2016/07/30/68858/2/|date=2016-07-30|accessdate=2017-03-09}}</ref>。
 
読切版「奇跡の救世主伝説の巻」では、100万年前にクッピン星で暴れていた残虐超人タイラントを倒し救世主としてあがめられている超人「ミュースマン」の像がシルバーマンの姿であり、復活したタイラントはキン肉マンを見て「ミュースマンの子孫」だと判断している。学研の図鑑『キン肉マン「超人」』では、シルバーマンとミュースマンが同一人物であることが解説されている<ref name="zukan" />。
 
「キン肉マン超人総選挙2017」では6位にランクインしている<ref>{{Cite web|url=https://wpb-kinniku2017.shueisha.co.jp/result.html|title =キン肉マン超人総選挙2017|publisher=週プレNEWS|accessdate=2020-01-04}}</ref>。戦闘時のキャラクターデザインは登場する1年以上前から準備が進められ、ボツ案を含め全13パターンが試作された<ref name="sai" />。また、「悪魔将軍と同格」という設定を意識したデザインともなっている<ref name="sai" /><ref>{{Cite news |title=“ゆで原画”第4回!『キン肉マン』最新55巻のベストシーンはこのカット!!|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2016/07/30/68858/2/|date=2016-07-30|accessdate=2017-03-09}}</ref>。
 
; タイトル歴
: 不詳
; 異名
: 完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)
1,288 ⟶ 2,028行目:
: 正義になれなかった完璧<ref name="shot" />
: 伝説の正義超人開祖<ref name="shot" />
; プロフィール
: 家族 - 兄 ゴールドマン
 
=== ジャスティス ===
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CHE}}(当初は天上界とされた)
* 身長体重 - 209cm 136kg(当初は不明だった)
* 超人強度 - 1500万パワー(当初は不明だった)
* 年齢 - 無始無終
* 声 - 小野健一(PS2ゲーム『[[キン肉マン マッスルグランプリ|キン肉マン マッスルグランプリMAX]]』)
伝説に語られる'''裁きの神'''。ラーメンマン、モンゴルマンと同様の弁髪姿。兄弟喧嘩を続けるゴールドマンとシルバーマンに剣を渡し、決着をつけさせた。この勝負により両者とも命を落とすことになった。
 
伝説に語られる[[公正]]の特徴を持つ<ref name="zukan" />'''裁きの神'''。ラーメンマン、モンゴルマンと同様の弁髪姿。兄弟喧嘩を続けるゴールドマンとシルバーマンに剣を渡し、決着をつけさせた。この勝負により両者とも命を落とすことになった。
完璧超人始祖としてのジャスティスは[[#ジャスティスマン|ジャスティスマン]]の項を参照。
 
後のシリーズで、正体は完璧超人始祖のジャスティスマンと判明。そちらの詳細は[[#ジャスティスマン|ジャスティスマン]]の項を参照。
 
=== キン肉族先祖 ===
* 本名 - 不明
* 種別 - 正義超人 / キン肉族<ref name="zukan" />
* 出身 - キン肉星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 不詳
* 超人強度 - 不明
* 主な必殺技 - なし
* 声 - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]]
 
大昔、よごれたマスクを川でせんたくしていた際に誤ってあらい替えのボロキレマスクを滝ツボへ落としてしまい、その時あらわれた滝ツボの神様より黄金のマスクと銀のマスクを賜った<ref group="注釈">この神様は、先祖の本質を勘違いしていた可能性が示唆されている。</ref>キン肉族のご先祖で、当時のキン肉星大王(何代目かは不明)。[[キン肉真弓]]、[[キン肉アタル]]、[[キン肉スグル]]たちの直系の祖先。額に祖マークがある。黄金のマスクと銀のマスクを賜るまでは、大王でありながら農夫もしていたなどキン肉族の歴代の大王の中でも「弱い存在」と伝えられていた。欲の皮がつっぱっていて、かなり間抜けな性格。貧弱な肉体であったが、神様のいいつけどおり金と銀のマスクを一族の神殿に安置して祭ったことで、その恩恵を受けたキン肉族は筋骨隆々の姿に進化していった。元は銀のマスクことシルバーマンを開祖としつつも、この時代は弱体化していたキン肉族だったが、その後躍進を続けて正義超人界のリーダー一族にまで成長し、現在に至る。
 
; タイトル歴
: なし
 
=== タコ大帝 ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{JPN1947}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 不明
 
[[タコ]]の化身の日本超人。頭の下の首周りに複数の[[吸盤#動物の例|吸盤]]がついた8本の[[腕 (頭足類)|腕]]が生えている<ref group="注釈">動物学的には足であり、一般には「[[足]]」と呼ばれるが、物を掴む機能などにより、特に頭足類における足は「[[腕 (頭足類)|腕]]」とも表現される(英語でも arm [[腕]]と呼ぶ)。</ref>。原作本編では本名不明だったが、スピンオフ作品『[[THE超人様]]』で'''息子'''が登場し、名前が「タコ大帝」と判明した。黄金のマスク編で[[悪魔六騎士]]に他の正義超人同様パワーを奪われ、生命維持装置に入った。スニゲーターや悪魔将軍らの攻撃で、何度か生命維持装置が破損と修復を繰り返す危機に見舞われるが、キン肉マンが勝利して黄金と銀のマスクが一体となった完璧のマスクの力でパワーも戻り救われた。
 
本編での描写が無いため、超人としての具体的な能力等は不詳だが、学研の図鑑『キン肉マン「超人」』に「タコの超人の多くは複数の手足をもち、運動能力や柔軟性に優れている」との記述がある<ref group="注釈">ただし、タコ大帝個人の紹介は未収録となっている。</ref><ref name="zukan" />。
 
; タイトル歴
* 不明
 
=== キン骨オババ(キンこつオババ) ===
* 種別本名 - 不明
* 種別 - 極悪超人→怪人→正義超人 / 骸骨超人 / ドクロ星人<ref name="zukan" />
* 出身 - ドクロ星<ref name="gc" />
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 2万パワー<ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 魔法、ドクロ星の霊術
* 声 - 山本圭子<ref>{{Cite journal|和書 |editor=高野光生 |title=ここが聞きたい|journal=ジ・アニメ |issue=1985年8月号 |page=141 |publisher=[[近代映画社]] |date=1985-08-01|id = 雑誌コード 05317-8}}</ref><ref>{{Cite book|和書 |author= |chapter=山本圭子 |year=1994-01-06 |title=みんな声優になりたかった 神谷明と25人の声優たち |page=316 |publisher=オプトコミュニケーションズ |isbn = 4-07-214333-2}}</ref>
* 年齢 - 不明
* 声 - 山本圭子<ref name="yk" /><ref name="yk2" />
 
アニメオリジナルキャラクター。キン骨マンの伯母(母の姉)で、甥やイワオと共に極悪超人と同じ裏超人界の出身。黒いローブを被っており、額に「オババ」の文字がある。いい男に目が無く、好みのタイプは五分刈刑事。水晶玉で遠くの試合を観戦したり、魔法で人間をワープさせたりする能力を持ち、劇場版『[[キン肉マン 晴れ姿!正義超人]]』では正義超人たちを[[江戸時代]]にタイムスリップさせた。キン骨マンはシャレコウベという本名が判明しているが、オババの本名は不明
 
脚本家の[[寺田憲史]]が作ったキャラクターであり、いつもイワオをいじめているキン骨マンをいじめる奴が出たら面白い、という理由で登場した<ref>DVD『キン肉マン』Vol.5収録「『キン肉マン』DVDスペシャルインタビュー」より。</ref>。
 
== 夢の超人タッグ編 初登場 ==
*; [[キン肉マンのタッ#マッスル・ブラザズ|マッスル・ブラザーズ]]→ザ・マシンガンズ
:; キン肉マン(キン肉スグル)
* ヘル・ミッショネルズ
:; [[キン肉マングレート]](プリンス・カメハメ)→(ザ・テリーマン)
** [[ネプチューンマン]]
** [[ネプチューン・キング|ネプチューン・キング(ビッグ・ザ・武道)]]
* 乱入コンビ(殺人遊戯コンビ)
** [[スクリュー・キッド]]
** [[ケンダマン]]
 
; [[キン肉マンのタッグ#2000万パワーズ|2000万パワーズ]]
=== アシュラマンの父 ===
:; モンゴルマン(ラーメンマン)
* 種別 - 悪魔超人
:; バッファローマン
* 出身 - 魔界<ref name="gc" />
* 超人強度 - 820万パワー<ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 修羅稲綱落とし<ref name="shot" />
 
; [[キン肉マンのタッグ#ヘル・ミッショネルズ|ヘル・ミッショネルズ]]
魔界を治める大王。夫婦共々、息子アシュラマンに幼い時から徹底した悪魔教育を施した。
:; [[ネプチューンマン|ネプチューンマン(喧嘩男 / ヘル・ミッショネル1号)]]
:; [[ネプチューン・キング|ネプチューン・キング(ビッグ・ザ・武道 / ヘル・ミッショネル2号)]]
 
; [[キン肉マンのタッグ#超人師弟コンビ|超人師弟コンビ]]
=== アシュラマンの母 ===
:; ロビンマスク
* 種別 - 悪魔超人
:; ザ・ウォーズマン(ニコライ・ボルコフ)
* 超人強度 - 30万パワー<ref name="gc" />
* 出身 - 魔界<ref name="gc" />
 
; [[キン肉マンのタッグ#はぐれ悪魔超人コンビ|はぐれ悪魔超人コンビ]]
アシュラマンの母であり、夫と共に魔界を治める。
:; アシュラマン
:; サンシャイン
 
; [[キン肉マンのタッグ#ニュー・マシンガンズ|ニュー・マシンガンズ]]
宇宙超人タッグトーナメント決勝戦において、アシュラマンがマッスルブラザーズの味方をして、憤る夫を「今のアシュラマンは、正義超人よりも完璧超人のほうが憎いのよ」と告げてなだめた。
:; ザ・テリーマン
:; ジェロニモ(ジェロニモ・ヤングマクダニエル)
 
; [[キン肉マンのタッグ#四次元殺法コンビ|四次元殺法コンビ]]
=== サムソン・ティーチャー ===
:; ブラックホール
* 種別 - 超人
:; ペンタゴン
* 出身 - 魔界<ref name="gc" />
* 超人強度 - 4100万パワー<ref name="gc" />
* 声 - <!-- 田中秀幸 / -->[[中村秀利]](王位編)
 
; [[キン肉マンのタッグ#殺人遊戯コンビ|乱入コンビ(殺人遊戯コンビ)]]
アシュラマンの[[家庭教師]]。命を大切にすることをモットーとしている。「竜巻地獄」「阿修羅バスター」「阿修羅稲綱落とし」などはサムソンがアシュラマンに授けた技である(ただし技としては未完成)。幼い頃のアシュラマンに愛の大切さを教えるが理解されなかった。しかし、不慮の事故で激流に落ちたアシュラマンを救い、代わりに自分が流されたことで我が身を挺して命の大切さを教えた。その後、行方不明となった。
:; [[スクリュー・キッド]]
 
:; [[ケンダマン]]
キン肉星王位争奪編ではサタンクロスとして登場。詳細は[[#サタンクロス|サタンクロス]]の項を参照。
 
; 異名
: 格闘技の家庭教師<ref name="shot" />
 
=== ドクター・ボンベ ===
* 種別本名 - 正義超人ボンベ
* リングネーム - ハング・キラー
* 出身 - {{SUI}}
* 種別 - 正義超人 / 医師 / [[雨]]・[[雲]]を操る超人 / 元・レスラー<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 189&nbsp;cm 90&nbsp;kg
* 出身 - {{SUI}}(22歳頃のエントリーは{{ESP}}<ref name="zukan" />)
* 超人強度 - 78万パワー
* 身長体重 - 189cm 90kg / 190cm 90kg(超人レスラー「ハング・キラー」としての公表サイズ)
* 主な必殺技 - 麻酔を一切使用しない医術、超人医療術<ref name="bonbe">ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.21 ドクターボンベ」『キン肉マン 第21巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870745-7、184-185頁。</ref>、手術(オペ)<ref name="bonbe" />
* 超人強度 - 78万パワー / 50万パワー(超人レスラー「ハング・キラー」としての公表数値)
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 麻酔を一切使用しない医術、超人医療術、手術(オペ)<ref name="bonbe">ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.21 ドクターボンベ」『キン肉マン 第21巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870745-7、184-185頁。</ref>、スパニッシュハンギングツリー(超人レスラー「ハング・キラー」時代の技)、アルティメットアイ
* 声 - 佐藤正治<!-- / [[石森達幸]](王位編) -->
* 年齢 - 登場時は不詳([[プリンス・カメハメ]]とほぼ同年代)
* 声 - 佐藤正治 / [[石森達幸]](王位編)
 
超人界最高の超人専門<ref name="zukan" />。幾多の超人たちを治療した名医でカメハメとは長年の親友。ボンベの手術は麻酔を一切使わず、しかも患者に痛みを与えないのが特徴。本人は自分の気に入った超人しか治療しないと明言している。ラーメンマンのために霊命木でモンゴルマンマスクを作るなど、手術以外にも辣腕を見せる。
 
旅立つカメハメを見送った後、カメハメが死ぬ夢を見て日本へ向かう。重傷のジェロニモを救い、さらにヘル・ミッショネルズの「クロス・ボンバー」で切断されたキン肉マンの左腕を治すため、ジェロニモを助手として手術を行い、バッファローマンのロングホーンを加工した骨で左腕を接合した。手術終了後、胃の悪性腫瘍が悪化し、人知れず、息を引き取る。亡骸は最初に発見したテリーの手でカメハメ同様に埋葬されたが、ビッグ・ザ・武道に掘り起こされたことで、決勝戦の最中にボンベの死も公になった。アニメ版では、キン肉マングレートに扮しているテリーマンがジェロニモに助手を代わってもらい、ボンベはグレートの正体がテリーマンであることを見抜いており、2人でカメハメの遺志を継ぐ発言をした。
 
超人墓場では、ウォーズマンに人工心臓を埋め込んで蘇生させるが、その蘇生を急ぐあまりにウォーズマンの人工頭脳を復活させるのを忘れるという生前の彼の医師としての実績からすれば珍しく致命的なミスを犯してしまった。そのため、その後友情パワーで完全復活して危機を乗り越えたウォーズマンの感謝の言葉に対し、自分はきっかけを与えただけ大したことしていみんなの友情パワーがウォーズマンを復活させたのだ」と返答した。
 
超人レスラーという説がある<ref>週刊少年ジャンプ特別編集「キン肉マン超人カード」『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、7-8頁。</ref>で、学研の図鑑『キン肉マン「超人」』ではによれば、若い頃にスペインを中心に「'''ハング・キラー'''」のリングネームで格闘超人として活動していたと解説されているのこと<ref name="zukan" />。また、原作担当の嶋田によると、若き日は超人として戦っていたが、大怪我で引退したことで超人の怪我を治す医者を志すようになったという<ref>{{Cite book|和書|year=2019-11-29|title=キン肉マン 290 クイズブック|page=92|publisher=集英社〈ジャンプ・コミックス〉|isbn=978-4088821580}}</ref>。『ディープオブマッスル!!』では、『キン肉マンII世』に登場する[[ケビンマスク]]や[[スカーフェイス (キン肉マンII世)|スカーフェイス]]が使用していたアルティメットアイを使う場面があった。
 
作者のゆでたまごによると、「超人専門医の医者というキャラがいても面白いかな」という思いつきで出したが、予想以上の人気で驚いたという<ref name="bonbe" />。また、若い頃に「超人の病院をもっと作ろう」という啓蒙運動を広げ世界各地に超人KO病院が建てられたことで、世界中の超人から伝説の偉人として尊敬されているという<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第61巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2017年12月31日、ISBN 978-4-08-881313-4、189頁。</ref>。
 
; タイトル歴
: 超人レスラー時代は不詳
: 超人医師免許取得
; 異名
: 超人医師<ref name="shot" />
: 超人界No.1の名医<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: プリンス・カメハメの主治医
: 超人専門医<ref name="zukan" />
: 元・格闘超人<ref name="zukan" />
; 異名
: 超人医師<ref name="shot" />
: 超人会No.1の名医<ref name="shot" />
 
=== セメサムソトス ===
* 種別 - 悪魔超人 / アシュラ一族 / 正義超人に敵対する勢力<ref name="zukan" />(忍者殺法を使う賞金稼ぎ超人・知性チームメンバー「サタンクロス」として)
* 種別 - 正統派超人
* 出身 - 宇宙魔界<ref name="gc" />
* 超人強度身長体重 - 280万パワー235cm<ref name="gczukan" /><ref name="dvd" />体重不詳
* 超人強度 - 2000万パワー / 4100万パワー<ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 不明
* 主な必殺技 - 竜巻地獄、クアドラプルバスター、魔界稲綱落とし、忍法うつせみの術、忍法超人浮き袋、忍法伸縮自在腕、波羅蜜多ラリアット
<!-- * 声 - はせさん治 -->
* 年齢 - 37歳
* 声 - 田中秀幸 / [[中村秀利]](王位編)
 
通称「'''サムソン・ティーチャー'''」。[[アシュラマン]]の[[家庭教師]]<ref group="注釈">アシュラマンの少年時代の回想として夢の超人タッグ編で初登場するが、この時点では単に「家庭教師」としか呼ばれておらず、本名までは明かされていなかった。</ref>。超人格闘家であると同時に超人教師<ref group="注釈">アシュラマンの少年時代の回想では、アシュラ大王に紹介されたアシュラマンとの初対面時には腰に[[チャンピオンベルト]]らしきものも着用していた。</ref>。悪魔超人界の本境地である魔界のアシュラ一族超人ではあるが、愛と優しさを唱え命を大切にすることをモットーとしている<ref group="注釈">アシュラマンの回想では、無残な若者の死体を見た際に嘲笑していた一族の他の若者たちを見て「ここの人たちはどうなっているんだ?」と疑問視しており、サムソン自身は長らく魔界におらず格闘家兼教師として正義超人然的に生きてきたことが示唆されていた。</ref>。王族とは異なり顔は1つ。4本の腕を持ち「クアドラプルバスター」などアシュラマン同様な普通の超人や人間には不可能な技を使う。「竜巻地獄」「阿修羅バスター」「阿修羅稲綱落とし」などはサムソンがアシュラマンに授けた技である<ref group="注釈">ただし、サムソンが4本腕でアシュラマンに派生形で伝授したこともあり、その時点で技としては未完成な状態だった。</ref>。幼い頃のアシュラマンに愛の大切さを教えるが理解されなかった。しかし、不慮の事故で激流に落ちたアシュラマンを救い、代わりに自分が流されたことで我が身を挺して命の大切さを教えた。その後、長らく生死不明となった<ref group="注釈">魔界および超人格闘技界では死亡扱いとなり、アシュラマンも死んだものと認識していた</ref>。
アニメオリジナルキャラクター。北海道に突如出現したピラミッドリングとともに現れた謎の長老。古代正義超人のエリート「正統派超人」であり、かつてネプチューンマンを自分の後継者として育てたことがある。
 
キン肉星王位争奪編で「サタンクロス」として登場し、生存していたことが判明<ref group="注釈">本名もこの時初めて明かされてた。</ref>。その際にザ・ニンジャやアシュラマンとの戦いで「完璧な超人を目指すために[[忍者]]の特訓も受けたことがある」「得意の忍者殺法」など忍びの訓練も体得していたことを明かしている。そちらの詳細は[[#サタンクロス|サタンクロス]]の項を参照。
== キン肉星王位争奪編 初登場 ==
{{see also|運命の5王子}}
* [[キン肉アタル]]
* [[ネプチューンマン|ザ・サムライ]]
 
キン肉マンが第58代キン肉星大王に即位し、平和を取り戻した地球を見届けキン肉星に帰還した後、元のサムソン・ティーチャーに戻り、アシュラマンと共に出身地である魔界へ帰還。オメガ・ケンタウリの六鎗客編で魔界が[[#大魔王サタン|大魔王サタン]]の張った結界で封印され、サムソンもアシュラマンや他の悪魔超人たちと共に魔界に閉じ込められる。その後、関ヶ原でジャスティスマンが実体化した大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利したことで、結界は解除された。そして、オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズでは、アシュラマンたちに無断で魔界から出て、ソ連(現[[リトアニア]])[[シャウレイ]]の[[十字架の丘]]で再び「サタンクロス」として[[#安寧の神(あんねいのかみ) / ザ・ナチュラル|超神ザ・ナチュラル]]と対戦することとなる。
=== 知性チーム ===
知性の神が乗り移ったキン肉マンスーパー・フェニックスが集めたチーム。初戦の強力チームをマンモスマンとフェニックスの2人だけで破り、続く超人血盟軍との対戦でも引き分けこそあったが無敗のまま勝利するなど、圧倒的な強さを誇った。決勝戦でのキン肉マンチームとの対戦は超人史上に残る激戦となり、最後はフェニックスがキン肉マンとの直接対決で倒された。
* [[キン肉マンスーパー・フェニックス|キン肉マンスーパー・フェニックス(フェニックスマン)]]
* [[マンモスマン]]
 
; タイトル歴
==== サタンクロス ====
: インド超人チャンピオンシップ制覇
* 種別 - 超人
: インド超人ヘビー級
* 出身 - 魔界
: 西洋流忍術(イリュージョン)競技会優勝 ('67)
* 身長体重 - 235&nbsp;cm 250&nbsp;kg
: 超人家庭教師免許取得
* 超人強度 - 4100万パワー<ref group="注釈">作中ではテリーマンが「2000万パワーは優にある」と推測し、その後にサタンクロス自身が「アシュラマンの2倍の2000万パワー」と発言している。フィギュア玩具『超人パワーシリーズ』の説明ではサムソン単独で1500万パワー、寄生虫サタンクロスと合体すると7200万パワーともなっている。</ref>
: 宇宙超人賞金レスリングマッチ連覇(サタンクロスとして)
* 年齢 - 37歳
; 異名
* 主な必殺技 - 忍法エスケープ・ウォーター、忍法うつせみの術、忍法超人浮き袋、昇技・トライアングルドリーマー、忍法サンド・クッション、ブレイクダンス・シュート、忍法伸縮自在腕、忍法魔界沼、忍法人馬紙切り、ロデオシュタイナー、ケンタウルスブリーカー、ロデオダンスストンピング、魔界稲綱落とし、波羅密多ラリアット、竜巻地獄、クアドラプルバスター
: 格闘技の家庭教師<ref name="shot" />
* 声 - 中村秀利 / [[掛川裕彦]](寄生超人)
 
=== アシュラ大王 ===
西洋の忍者超人。その正体はアシュラマンの家庭教師[[#サムソン・ティーチャー|サムソン・ティーチャー]]。かつてアシュラマンを救い激流に流され、一命は取り留めたものの両脚を砕かれてしまい、知性の神に助けを請い、寄生虫サタンクロスを身に宿すことになる。これをきっかけに残虐の精神を身につけ、肉体再生後はサタンクロスを名乗った。
* 種別 - 悪魔超人 / アシュラ一族<ref name="zukan" />
* 出身 - 魔界<ref name="gc" />
* 身長体重 - 217cm 225kg
* 超人強度 - 820万パワー<ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 修羅稲綱落とし<ref name="shot" />
* 年齢 - 不明
* 家族 - 妻 アシュラ王妃 息子 アシュラマン 孫 シバ 義理の娘 イボンヌ(アシュラマンの妻)
* 声 - 郷里大輔
 
魔界のアシュラ一族大王。[[アシュラマン]]の父。夫婦共々、息子アシュラマンに幼い時から徹底した悪魔教育を施した。
寄生虫サタンクロスはサムソンと分離・合体が可能。普段はサムソンの背から腹部に頭を突っ込み[[ケンタウロス]]のような姿となるが、サムソンのどんな傷口からでも侵入できるため、キン肉マン戦では腹部への合体を封じられながらもサムソンの左首の傷に侵入して、頭を2つ並べた姿となった。
 
; タイトル歴
賞金稼ぎとして生活していたが、知性の神への借りを返すべく、フェニックスの知性チームに参加。当初はオーバーボディに身を包み、王位争奪サバイバル・マッチ準決勝の先鋒として登場。残虐チームのザ・ニンジャとの西洋東洋忍者対決を制した。そして次鋒アシュラマンとの戦いの最中、オーバーボディが破れ、サムソンの姿を現す。この師弟対決は両者ノックアウトの引き分けに終わった。なお、アニメ版ではオーバーボディを解いたのは、キン肉マンチームとの決勝戦となっている。
: 超人ランバージャック選手権優勝('45)
: 残虐超人ヘビー級
:世界残虐超人チャンピオンシップ2連覇
; 主な肩書き
: 魔界大王
 
=== アシュラ王妃 ===
キン肉マンチームとの決勝戦でも先鋒となり、キン肉マンと魔方陣リング装着デス・マッチで対戦。戦いの中で真の格闘者精神を取り戻し、溺れたミートの姿をかつてのアシュラマンと重ね、非情の鬼になれずミートを助ける。最後はキン肉マンの完璧マッスル・スパークに捉えられながらも寄生虫サタンクロスの頭だけを破壊され、サタンクロスの支配から解放されたサムソンは、キン肉マンの気高さに涙した。
* 種別 - 悪魔超人 / アシュラ一族<ref name="zukan" />
* 出身 - 魔界<ref name="gc" />
* 身長体重 - 188cm 体重不明
* 超人強度 - 30万パワー<ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 悪魔霊術らしき光線(アニメ版で使用。魔界から地上の様子を映し出せる能力等)<ref>「アシュラマンの友情の巻」アニメ『[[キン肉マン (テレビアニメ)|キン肉マン]]』</ref>
* 年齢 - 不明
* 家族 - 夫 アシュラ大王 息子 アシュラマン 孫 シバ 義理の娘 イボンヌ(アシュラマンの妻)
* 声 - 松島みのり
 
魔界のアシュラ一族王妃。アシュラマンの母。夫と共に魔界を治める。宇宙超人タッグトーナメント決勝戦において、アシュラマンがマッスルブラザーズの味方をして、憤る夫を「今のアシュラマンは、正義超人よりも完璧超人のほうが憎いのよ」と告げてなだめていた。
寄生虫サタンクロスは、完璧マッスル・スパークの威力に驚愕し敗北を認めた後、キン肉マンのディフェンドスーツが真っ赤に染まるほどの吐血をするが、それを見たサムソンは「私の息の根を止めるんだ」とキン肉マンに懇願。その理由は、不完全な血の鎧では血縛りの門を突破できないためであった。
 
; 主な肩書き
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで、寄生虫サタンクロスは復活し、サムソンも再びサタンクロスとして合体して、ソ連(現[[リトアニア]])[[シャウレイ]]の[[十字架の丘]]に到着した三体の[[#超神(ちょうしん)|超神]]と[[キン肉アタル|キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)]]と[[ブロッケンJr.]]たちの前に、出現する。そして、安寧の神こと超神ザ・ナチュラルと対戦する。寄生虫サタンクロスを消し去られて改めて超人レスラーのサムソンとして戦うが、その最中に[[アシュラマン]]がその場に到着し、魔界から無断で出たのはかつて知性チームの一員として悪行を働いたことへの禊として超神との戦いに赴いた決意を語り、ザ・ナチュラルとの戦いを続けるが必殺技「クアドラプルバスター」をザ・ナチュラルに破られた上に、ザ・ナチュラルの必殺技「ナチュラルボーンクラッシュ」をくらってしまう。
* 魔界大王妃
 
=== ザ・ターボマン ===
ゆでたまごによると、サタンクロス自体はシングル戦でツープラトンが見せられるのは面白いと出して考えて出した超人であり、アシュラマンとの因縁はテーマを与えるため。またアシュラマンとはまた違う形で、手足が多く、複雑なパーツが多いためあまり描きたくないとも語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.31 サタンクロス」『キン肉マン 第31巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870755-6、186-187頁。</ref>。
* 種別 - 完璧超人 / ロボ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{BRD}}
* 身長体重 - 210cm 310kg
* 超人強度 - 60万パワー
* 主な必殺技 - 高速ターボ、ターボ・タックル
* 年齢 - 20歳
 
完璧超人の一人で[[アンドロイド]]タイプのロボ超人<ref name="zukan" />。ネプチューンマンの仲間。
第4回人気投票では第13位にランク入りしている<ref>[[西村繁男]]編「キン肉マン超人人気投票発表」『週刊少年ジャンプ 1985年46号』集英社、1985年10月28日、雑誌29934-10/28、6頁。</ref>。
 
究極の超人タッグ編の回想シーンにも登場。夢の超人タッグ編でネプチューンマンが爆死した直後に、[[#フィッシングマン|フィッシングマン]]、[[#キャッチマン|キャッチマン]]、[[#グレイト・ハリケーン|グレイト・ハリケーン]]と共に全ての超人パワーを使って完璧超人界に伝わる「超人再生術」をネプチューンマンに施して復活させた<ref name="wpbc02-203">ゆでたまご「選ばれし"越境タッグ"!?」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 02』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2006年2月22日、ISBN 978-4-08-857453-0、203-222頁。</ref>。
; 主な肩書き
: 知性チーム・先鋒(準決勝、決勝)
: アシュラマンの師匠
 
後に登場する完璧・無量大数軍の[[#ターボメン|ターボメン]]は、ターボマンの量産型<ref name="zukan" />。また、他に'''量産型の一体'''が正義超人に転身しており、キン肉星王位争奪編直後のキン肉星に帰還するキン肉マンを見送りに来ていた<ref name="zukan" />。
; 異名
: 鬼のサタンクロス
: 執念深き魔の手品師<ref name="shot" />
: 真の格闘家精神<ref name="shot" />
: 西洋の忍者<ref name="shot" />
 
; タイトル歴
==== プリズマン ====
: 「タイトルは弱者のシンボルである」という完璧超人の教えに従っているためタイトルは持たない。
* 種別 - 超人
* 出身 - {{ATA}}
* 身長体重 - 304&nbsp;cm 200&nbsp;kg
* 超人強度 - 5200万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - レインボー・シャワー、クリスタル・コンパス、キャンバス・ソーサー、キャンバス・手裏剣、血風観覧車、背面大圧壁、地獄の三重殺・超人デコレーション・ツリー(フェニックス、マンモスマンとのタッグ技)、プリズムシュピーゲルクラッシュ
* 声 - [[山口健]] / 田中亮一(王位編35話 - )
 
=== アモイマン ===
全身がガラス張りで[[プリズム]]になっている[[光学]]部品超人<ref name="zukan" />。普段は重厚なボディであるが、本来の姿はシャープなボディに鋭利な手足を持つ。血の気の多い性格で、普段はフェニックスに忠誠を誓っているが、「これから奴をどうするね、フェニックス、あんたなら」と対等の口調で話すときもある(廉価コミックでは訂正)。笑い声は「キョーキョキョキョ」。
* 種別 - 完璧超人 / 彫刻の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CHL}}(イースター島)<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 250cm 700Kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 340万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 24歳
* 主な必殺技 - ジャンピング・ヒップ・ドロップ
 
[[モアイ]]に胴と手足が生えたような完璧超人。ネプチューンマンの友人。完璧超人らしく対戦相手を冷静に分析できる性格で、[[凝灰岩|凝灰岩石]]の体が風化しやすいため、極端な温度・湿度の変化を嫌う<ref name="zukan" />。
自らのプリズムボディに太陽光線を取り込んで発射する「レインボー・シャワー」が得意技。この光線には、超人にとって有害な「カピラリア七光線」が含まれている。
 
究極の超人タッグ編の回想シーンにも登場。ザ・ターボマンたちと共に夢の超人タッグ編で人狼煙を使って粉々になったネプチューンマンを再生させる。笑い声は「ゴアッ」。
初期はミステリアス・パートナー1号として姿を隠し登場。王位争奪サバイバル・マッチ準決勝、キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)率いる残虐チームとの対戦中にプリズムの姿を現し、3対3の6人タッグマッチ戦のメンバーとしてリングに上がる。タッグマッチでは事実上ブロッケンJr.との1対1の構図になる。試合中にレインボー・シャワーでソルジャーを狙うが、超人から人間に戻ったブロッケンJr.によって阻止され、最後はブロッケンJr.の決死の技ブレーメン・サンセットを受けて引き分けた。
 
; タイトル歴
決勝のキン肉マンチーム戦では[[ラーメンマン]]と対戦。対戦舞台となった[[ジャングルジム]]にレインボー・シャワーを反射させる仕掛けを仕組んでおくなど、有利な条件下にあったにも関わらず、ラーメンマンの閃きによって大ダメージを受け、最終的には九龍城落地で全身を粉々にされる。同時にラーメンマンも力尽きたため、試合結果は引分だったが、事実上の敗戦を喫した。
: [[太平洋]] 超人スーパーヘビー級
 
=== 木・木・人(もく・もく・じん) ===
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで復活し、[[エジプト]][[ギーザ|ギザ]]の[[ギザの大スフィンクス|スフィンクスの石像]]前に到着した三体の[[#超神(ちょうしん)|超神]]と[[テリーマン]]と[[ジェロニモ (キン肉マン)|ジェロニモ]]たちの前に出現する。初戦の相手として憤怒の神=バイコーンと対決する。以前と変わらず正義超人を揶揄するが、正義超人戦ではなかった熱血漢的な面も見せている。
* 種別 - 完璧超人 / 木の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - [[森]]の中<ref name="zukan" />([[国籍]]不明)
* 身長体重 - 250cm 120Kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 40万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 約150歳(樹齢)
* 主な必殺技 - フォレストウッドドライバー
 
[[材木]]タイプの完璧超人。全身に年輪が刻まれている。老獪な格闘技術の持ち主<ref name="zukan" />。
レインボー・シャワーを浴びせるも、超神にはオゾン層のようにカピラリア七光線の毒素を遮断する膜(オーラ)があり、レインボー・シャワーが通用しなかった上、バイコーンの憤怒の二角獣落としで大ダメージを負う。しかし、贅肉を削いだ本来の姿を現し、クリスタルコンパスで切り取ったキャンバス手裏剣で攻撃する。ブラッドスクイーズホルンで締め上げられるが、ジェロニモを「超人もどき」と呼び、バイコーンに隙を与えたところで脱出。同じく「超人もどき」と見ていたブロッケンJr.の必殺技・ベルリンの赤い雨でバイコーンの背中に傷を負わせた。その傷を負ったバイコーンの背中に3回目のレインボー・シャワーを浴びせその部分だけ膜が薄くなっていたバイコーンを苦しめる。さらに猛攻を重ねるが、バイコーンの超硬質な角に阻まれて逆に重傷を負う。だが、それは捨て身のフェイクで、密着状態から膜の薄い背中にレインボー・シャワーを直接叩きこむことでバイコーンを完全に消滅させ、勝利を収め超神も無敵でないということを証明した。
 
集英社の『キン肉マン 闘将!!拉麵男 超人大名鑑』の解説では「姿は登場しているが、本編での具体的な活動描写が無いため、正体・素性等は一切不詳」とのことだったが、学研の図鑑『キン肉マン「超人」』で、出自は樹齢150年の古木から生まれた木製超人と判明<ref name="zukan" />。また、同書によれば、森林伐採を嫌うとのこと<ref name="zukan" />。
決着後、ジェロニモにのみ近づくように告げ、レインボー・シャワーを浴びせる。元は人間だったジェロニモにダメージが無いことを確認すると「たぶんお前には効かない気がした」と告げ、自らの心臓であるカピラリアの欠片のピースを取り出し、「不本意極まりないが…これも運命の綾だ。ジェロニモ…オレの力をお前に託した」と、自身の心臓をジェロニモの体へ押し込み彼の心臓と融合させる。プリズマンは彼にカピラリア七光線が効かないということは裏を返せばその力を使いこなすことができるはずと告げ、「お前が…対超神戦の切り札だ!」と言い遺し、息を絶った。
 
夢の超人タッグ編でネプチューンマンが人狼煙を使って粉々になる光景を目撃し、ヘル・ミッショネルズの敗北を察した。
作者のゆでたまごによると初期の超人クリスタルマンを充分活かしきれなかったという後悔があって、その反省から強豪に進化させた超人であるという。作画では気を抜くとギャグ系の超人に見えるため、貫禄の維持が大変であると語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.32 プリズマン」『キン肉マン 第32巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870756-3、188-189頁。</ref>。
 
; タイトル歴
; 主な肩書き
: リアル[[森林]]超人J(ジュニア)・ヘビー級
: 知性チーム・中堅(準決勝)→次鋒(決勝)
 
==== ビッグオメガマンラジアル ====
* 種別 - 完璧超人 / 乗り物系超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{FRA}}
* 出身 - [[ω星団|オメガ・ケンタウルス星団]]
* 身長体重 - 231&nbsp;cm240cm 208&nbsp;kg490kg
* 超人強度 - 860078万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ビッグ・ラジアルフィン、ビッグラジアル・インパクト
* 主な必殺技 - Ω・カタストロフドロップ、背中の巨大指を利用した一連の技<ref name="omega">ゆでたまご「水中の死闘!!の巻」『キン肉マン 第33巻』87頁。</ref>、オメガ血煙り牙、Ω・メタモルフォーゼ(変身)
* 声 - 山口健
 
[[タイヤ]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />。ネプチューン・キングの弟子の完璧超人の一人。全身に巨大な「タイヤ」を装備している巨漢。ただし、走行機能は無い<ref name="zukan" />。子供たちの遊具として町の公園で活動<ref name="zukan" />。衝撃吸収力は抜群で少々の攻撃ではへこたれない<ref name="zukan" />。
ホッケーマスク状の仮面を被り、背中から巨大な右手の掌が生えた姿の超人。当初は尻尾が生えていたが、後に削除されている。目の前のあらゆる物体や別の超人に変身する特殊能力を持つ。<!--超人強度は神にも迫る高さを誇る。-->笑い声は「フォーフォフォ」。宇宙の犯罪超人を処刑することを生業とし、超人墓場から脱獄を図ったネプチューン・キングやサンシャインらをハントした。なお、ハントした超人の首を巨大指の先にコレクションしている。この首は戦闘時に操ることが可能。Ω・カタストロフドロップ以外にも巨大指を使った技があることが扉絵で紹介されている。また、超人ハントの際は銃を使う。
 
人狼煙を使って粉々になったネプチューンマンを観てヘル・ミッショネルズの敗北を察し、地球侵攻を断念して宇宙の果てへ撤退した。
フェニックスの命令を受けフェニックスを王位に就かせるためと、超人閻魔から受けた[[ネプチューンマン]]やキン肉マンチーム抹殺の依頼のために知性チームに加わる。決勝戦の中堅戦においてジェロニモを破り、最終戦では数々の物体に変身してネプチューンマンとキン肉マンを苦しめた。しかしキン肉マンが最も苦手とするプリンス・カメハメの肉体に変身した結果、体に宿ったカメハメの意思で戦いの中でキン肉マンにカメハメ100殺法をマスターさせてしまう。変身を解除した後、キン肉マンの隙を突いてΩ・カタストロフドロップに捉えることに成功するが、助けに入ったネプチューンマンに妨害され、キン肉マンではなくネプチューンマンに技をかけてしまう。そしてキン肉マンとの勝負では師の技を学んだキン肉マンには敵わず、「完璧版マッスル・スパーク」を受けて敗北・戦死した。倒されたオメガマンの遺体は大会委員会側によっていったん片付けられた描写があるが、再びリング上に戻っていた(アニメでは遺体が置き去りにされたままだったのでキン肉マンが委員長に注意している)。預言書のページが燃えたことで遺体の消滅が始まり、その間際に腕を組み祈るような状態になってキン肉マンに命乞いをするような姿で消えていった。この有様にはキン肉マンにも「死んでしまえば怨みもない」と死体の消滅は行き過ぎたものだと同情されていた。
 
; タイトル歴
ネプチューンマンは、「超人閻魔・フェニックスといった強大なバックアップがないと何もできない軟弱な奴」と評している(そのような者を最も嫌うという意見では、完璧超人と正義超人は一致している)が忠誠心はあり、フェニックスを我が身に代えて守ろうとした。
* 不詳
 
=== セメントス長老 ===
アニメ版での超人閻魔は邪悪の神々を操る黒幕ゆえ、オメガマンはフェニックスと対等な関係となっている。また、ハンター稼業にレスラーの誇りよりも重きを置いており、ビビンバを介抱しているキン肉マンに攻撃を行おうとするが、フェニックスに止められた。
* 種別 - 正統派超人
* 出身 - 宇宙<ref name="gc" />
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 280万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 不明
* 年齢 - 不明
* 声 - はせさん治
 
アニメオリジナルキャラクター。北海道に突如出現したピラミッドリングとともに現れた古代正義超人のエリート「正統派超人」の長老。かつてネプチューンマンを自分の後継者として育てたことがある。威厳ある性格だが、少々間の抜けた面もある。
ゆでたまごは、物語終盤のどんどん強い超人を登場させねばならない状況で出し、闘っている間もイメージが固まらなかったと語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.33 ジ・オメガマン」『キン肉マン 第33巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870757-0、186-187頁。</ref>。
 
== キン肉星王位争奪編 初登場 ==
オメガ・ケンタウリの六鎗客編にて本名が「'''オメガマン・ディクシア'''」であることと、双子の兄であるオメガマン・アリステラの存在が明らかにされた。また、オメガの民の仇敵ザ・マン(超人閻魔)や星を救うための力であるマグネット・パワーの情報を探るために超人墓場に潜り込み、[[完璧超人#一般の完璧超人|一般の完璧超人]]になりすましながらザ・マンに近い立場まで上り詰め、ザ・マン直属の完璧・無量大数軍登用試験としてネプチューンマンの首を狩るよう命じられ、キン肉星王位争奪戦で彼と対戦する可能性が最も高い強豪チームとしてフェニックスのチームを選んでいたことも明かされた。
; [[運命の5王子#キン肉マンチーム(キン肉スグルチーム)|キン肉マンチーム]]
:; キン肉マン / キン肉スグル
:; ロビンマスク
:; [[ネプチューンマン|ザ・サムライ / ネプチューンマン]]
:; ジェロニモ
:; ラーメンマン
:; ザ・テリーマン
:; アレキサンドリア・ミート
:; ザ・ウォーズマン
::; 補欠メンバー(アニメ版のみ)
:::; [[#ナチグロン|ナチグロン]]
 
; [[運命の5王子#超人血盟軍(残虐チーム)|超人血盟軍]]
ディクシアはギリシャ語で「右」を意味する<ref name="vol.2">『キン肉マンジャンプ vol.2 運命の五王子最強ストーリー列伝!!』より。</ref>。
:; [[キン肉アタル|キン肉マンソルジャー / キン肉アタル]]
:; バッファローマン
:; アシュラマン
:; ザ・ニンジャ
:; ブロッケンJr.
 
; [[運命の5王子#知性チーム(フェニックスチーム)|知性チーム]]
; 個人タイトル歴
:; [[キン肉マンスーパー・フェニックス|キン肉マンスーパー・フェニックス / フェニックスマン]]
:* 不明<ref name="omega" />
:; [[マンモスマン]]
=== サタンクロス ===
* 本名 - サムソン / 寄生虫サタンクロス
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / アシュラ一族 / [[風]]・[[竜巻]]を操る超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 魔界<ref name="zukan" />(正体が判明するまでは漠然と「西洋の超人」と称していた)
* 身長体重 - 235cm 250kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 4100万パワー<ref group="注釈">作中ではテリーマンが「2000万パワーは優にある」と推測し、その後にサタンクロス自身が「アシュラマンの2倍の2000万パワー」と発言している。フィギュア玩具『超人パワーシリーズ』の説明ではサムソン単独で1500万パワー、寄生虫サタンクロスと合体すると7200万パワーともなっている。</ref>
* 年齢 - 37歳(サムソン) / 不詳(寄生虫サタンクロス)
* 主な必殺技 - 忍法エスケープ・ウォーター、忍法うつせみの術、忍法超人浮き袋、昇技・トライアングルドリーマー、忍法サンド・クッション、ブレイクダンス・シュート、忍法伸縮自在腕、忍法魔界沼、忍法人馬紙切り、ロデオシュタイナー、ケンタウルスブリーカー、ロデオダンスストンピング、魔界稲綱落とし、波羅密多ラリアット、竜巻地獄、クアドラプルバスター
* 声 - 中村秀利(サムソン) / [[掛川裕彦]](寄生虫サタンクロス)
 
自称西洋の忍者超人。その本体としての正体はアシュラマンの家庭教師だった[[#サムソン|サムソン・ティーチャー]]で、幼少期のアシュラマンを救い激流に流され、一命は取り留めたものの両脚を砕かれてしまい、直後に現れた知性の神にそそのかれたこともあって「いくら他者に優しさを持って接しても、代償は自身が傷つくだけ」と感じ、これがきっかけとなって冷徹・残虐の精神が芽生え、知性の神に助けを請い、'''寄生虫サタンクロス'''を身に宿すことになる。肉体再生後はオーバーボディと鎧兜を身に纏い「サタンクロス」を名乗った。つまり、リアルボディであるサムソンと、寄生虫ボディであるサタンクロスの2人が合体した超人である。寄生虫サタンクロスはサムソンと自由に分離・合体が可能。基本はサムソンの背から腹部に頭を突っ込み、[[ギリシア神話]]に登場する[[ウマ|馬]]の首から上が人間の上半身に置き換わったような姿をしている[[獣人|半人半獣]]の種族・[[ケンタウロス|ケンタウルス]]を彷彿とさせる形態で、そのタイプにちなんで自身の戦闘法を「ケンタウルス殺法」と称している。サムソンのどんな傷口からでも侵入合体でき、キン肉マン戦で腹部への合体を封じた際はサムソンの左首の傷に侵入して頭を2つ並べた形態となった。本来の寄生虫サタンクロスは両腕を持たず、成虫しても四足のみの超人だが、両脚を砕かれたサムソンに自身の二足を提供する代わりに、分離時はサムソンの四本の腕の内二本を自身の腕にして人型に近い形態となる。同時にサムソンも分離時は本来の四本腕から二本腕の形態に変化して腹部に穴が開いた状態となる。寄生虫はサムソンと合体時も己の意志を持ち、普段はサムソンの動きに合わせるが、知性の神やフェニックスの命令があれば己の意志で本体のサムソンから分離してサムソンを誘導することも可能。サムソンはサタンクロスとなってからは賞金稼ぎとして生活し、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチで知性の神への借りを返すべくフェニックスの知性チームに参加。
; 主な肩書き
: 知性チーム・中堅(決勝)
: 超人ハンター
: 宇宙犯罪超人ハンター<ref name="shot" />
 
一回戦は白装束を纏った「ミステリアスパートナー3号」として出番は無く、知性チームは強力チームを制す。準決勝は先鋒として白装束を脱いでオーバーボディと鎧兜を身に纏った姿を見せてリングに上がり、残虐チーム先鋒のザ・ニンジャとの西洋東洋忍者対決を制した。そして残虐チーム次鋒は愛弟子だったアシュラマンで、試合の序盤でアシュラマンのショルダータックルを受けた衝撃でオーバーボディが破れたためサムソンの正体と生き延びた後の経緯を明かす。この師弟対決は両者ノックアウトの引き分けに終わった。その後知性チームは残虐チームも制す。決勝も先鋒としてリングに上がり、キン肉マンチームで意外にも先鋒として出てきたチームリーダーのキン肉マンと魔方陣リング装着デス・マッチで対戦。戦いの中でサムソン・ティーチャーは真の格闘者精神を取り戻し、サタンクロスとしての卑劣な戦い方に怒って反則承知でキン肉マン救出に出るも忍法魔界沼で溺れたミートの姿を見て、幼少期のアシュラマンが激流に流された光景を思い出す。サムソンは非情の鬼になれずミートを助ける。このことで寄生虫サタンクロスが「サタンクロス」としての悪行の主導権を握り、サムソンの格闘者精神を再び残虐な精神に引き戻そうと企むが、キン肉マンのマッスル・スパークで寄生虫サタンクロスは頭を破壊され、サムソンはサタンクロスやフェニックス(知性の神)の支配から解放される。完全に改心して元の優しさを取り戻したサムソンはキン肉マンの気高さに涙した。寄生虫サタンクロスは死亡。その後キン肉マンチームが知性チームを制す。
; プロフィール
: 趣味:ハントした首のコレクション
 
ゆでたまごによると、サタンクロス自体はシングル戦でツープラトンが見せられるのは面白いと出して考えて出した超人であり、アシュラマンとの因縁はテーマを与えるため。またアシュラマンとはまた違う形で、手足が多く、複雑なパーツが多いためあまり描きたくない時期もあったと語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.31 サタンクロス」『キン肉マン 第31巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870755-6、186-187頁。</ref>。アニメ版ではオーバーボディを解いたのは、キン肉マンチームとの決勝戦となっている。第4回人気投票では第13位にランク入りしている<ref>[[西村繁男]]編「キン肉マン超人人気投票発表」『週刊少年ジャンプ 1985年46号』集英社、1985年10月28日、雑誌29934-10/28、6頁。</ref>。
=== 飛翔チーム ===
飛翔の神が乗り移ったキン肉マンマリポーサが集めたチーム。1回戦でキン肉マンチームと激闘を繰り広げるが、結局は倒された。
* [[キン肉マンマリポーサ|キン肉マンマリポーサ(盗人ジョージ)]]
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで、寄生虫サタンクロスは復活し、サムソンも再びサタンクロスとして合体して、ソ連(現[[リトアニア]])[[シャウレイ]]の[[十字架の丘]]に到着した三体の[[#超神(ちょうしん)|超神]]と[[キン肉アタル|キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)]]と[[ブロッケンJr.]]たちの前に、出現する。ソルジャー、ブロッケンJr.のフルメタルジャケッツと共に3体の超神と対峙し、安寧の神=ザ・ナチュラルと対決する。実況では概ね本体のサムソン側を「サタンクロス」と呼んでおり、分離した側は単に「寄生虫」と呼ばれている。
==== ザ・ホークマン ====
* 種別 - 超人
* 出身 - {{FRA}}
* 身長体重 - 206&nbsp;cm 110&nbsp;kg 翼長は450cm<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 520万パワー / 5100万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 18歳
* 主な必殺技 - スパイラル・ブレット、ウィング・カッター、ネイル・クラッシュ、変化フクロウ目
* 声 - [[速水奨]]
 
多腕多脚を活かした攻撃でソルジャーたちや敵であるナチュラルから称賛される戦いを披露するが、ナチュラルにはそれを上回る腕力と耐久力で対応されてしまう。昇技トライアングルドリーマーまで繰り出すもナチュラルの圧倒的パワーに突破され、「ナチュラルボーンクラッシュ」によって寄生虫サタンクロスは倒されて消滅死する。
王位争奪サバイバル・マッチにおけるキン肉マン最初の対戦相手。背中に翼、つま先に鉤爪を持つ。頭部にヘルバードと呼ばれる[[鷹]]を飼っている。ヘルバードは他の鳥類やホークマンそっくりの姿に変身できる。自身の羽毛を保護色のようにして姿を消すことも可能。笑い声は「ホーホホホ」。
 
寄生虫居なくとも、かつて失っていた両脚は再生を遂げており、本体のサムソンは穴の空いた腹部を閉じて、元々持っていた腕2本も再生させて一人の超人レスラー・サムソンとして再び挑む。華麗なテクニックでザ・ナチュラルの攻撃を避け、「阿修羅稲綱落とし」の原型・「魔界稲綱落とし」で決めようとするが、これも「ナチュラルショルダークッション」により弾き返されてしまう。
兵隊超人としての生活に嫌気がさしており、キン肉マンを倒し邪悪の神に認めてもらおうとしていた。姿を消した状態でキン肉マンを攻め立てるが、ヘルバードの[[帰巣本能]]を逆手に取られて居場所を悟られ、キン肉ドライバーを受けて敗れた。
 
その最中に[[アシュラマン]]も十字架の丘へ到着し、アシュラマン、ソルジャー、ブロッケンJr.の超人血盟軍三人に、かつて知性チームの一員として悪行を働いてしまったことへの[[禊]]として超神との戦いに赴いた決意を語り、ザ・ナチュラルに対して「阿修羅バスター」の原型(「キン肉バスター」の類似系)・「クアドラプルバスター」を仕掛けて漸くダメージを与えるも、それは些細なもので結局「ナチュラルショルダークッション」の妨害により逆にサムソンの方が深手を負う結果となる。そして寄生虫サタンクロスに続き、サムソンもザ・ナチュラルの必殺技「ナチュラルボーンクラッシュ」をくらってしまう。
読者考案の同名超人とコンドル・マスクを合わせたデザインとなっている。
 
; タイトル歴
: 宇宙超人賞金レスリングマッチ連覇
; 異名
: 鬼のサタンクロス
: 執念深き魔の手品師<ref name="shot" />
: 真の格闘家精神<ref name="shot" />
: 西洋の忍者<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 飛翔知性チーム・中堅(一回戦、不戦勝)→先鋒(準決勝、決勝)
: アシュラマンの師匠
: 兵隊超人
 
=== ジ・オメガマン / オメガマン・ディクシア ===
; 異名
* 種別 - 完璧超人・正義超人に敵対する勢力 / 機能を特化させた超人<ref name="zukan" /> / オメガの民
: 飛翔する鷹翼の刃<ref name="shot" />
* 出身 - [[ω星団|オメガ・ケンタウルス星団]]
* 身長体重 - 231cm 208kg
* 超人強度 - 8600万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - Ω・カタストロフドロップ、背中の巨大指を利用した一連の技<ref name="omega">ゆでたまご「水中の死闘!!の巻」『キン肉マン 第33巻』87頁。</ref>、オメガ血煙り牙、Ω・メタモルフォーゼ(変身)
* 家族 - 兄 オメガマン・アリステラ
* 趣味:ハントした首のコレクション
* 声 - 山口健
 
ホッケーマスク状の仮面を被り、背中から巨大な右手の掌が生えた姿の超人(当初は尻尾も生えていたが、後に削除されている。また、ジェロニモ戦では仮面の下の眼球は描写されておらず、ネプチューンマン戦での序盤以降描かれるようになる)。目の前のあらゆる物体や別の超人のイメージを仮面に取り込んで変身する特殊能力を持つ。笑い声は「フォーフォフォ」。宇宙の犯罪超人を処刑する「超人ハンター」を生業ともしていた。
==== ミスター・VTR ====
* 種別 - 機械超人
* 出身 - {{flagicon|USA}} アメリカ・[[シリコンバレー]]
* 身長体重 - 190&nbsp;cm 790&nbsp;kg
* 超人強度 - 280万パワー / 5400万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 21歳
* 主な必殺技 - アクション・ストップ、シーン・チェンジャー、カメラレンズズーム・イン、ズーム・アウト
* 声 - [[小林俊夫]]
 
超人墓場から脱獄を図ったネプチューン・キングやサンシャインらをハントし、その首を巨大指の先にコレクションしている。この首は戦闘時に操ることが可能。Ω・カタストロフドロップ以外にも巨大指を使った技を一通り使える<ref name="omega" />。また、超人ハントの際は銃を使う。フェニックスの命令を受けフェニックスを王位に就かせるためと、超人閻魔から受けた超人墓場に入ろうとしない[[ネプチューンマン]]や、[[ウォーズマン]]を超人墓場から脱走させたキン肉マンチーム抹殺の依頼のために、知性チームに加わる。ネプチューンマンから「超人閻魔・フェニックスといった強大なバックアップがないと行動できない軟弱な精神」と評される一方で、フェニックスを我が身に代えて守ろうとするなど彼なりの忠誠心も見せていた。
頭部がビデオカメラになっているほか、身体がビデオ編集機器で構成された機械超人。撮影した映像に対し巻き戻しやビデオ合成などの操作をすると、それがそのまま現実に反映されるという特殊能力を持つ。
 
一回戦と準決勝は白装束を纏った「ミステリアスパートナー2号」としてまだ出番は無かった。決勝で白装束を脱いで姿を現し、まずキン肉マンチームのジェロニモを破り、数々の物体に変身してネプチューンマンとキン肉マンも苦しめた。しかしキン肉マンが最も苦手とするプリンス・カメハメの肉体に変身した結果、体に宿ったカメハメの意思で戦いの中でキン肉マンにカメハメ100殺法をマスターさせてしまう。変身を解除した後、キン肉マンの隙を突いてΩ・カタストロフドロップに捉えることに成功するが、助けに入ったネプチューンマンに妨害され、キン肉マンではなくネプチューンマンに技をかけてしまう。そして師の技を学んだキン肉マンには敵わず、マッスル・スパークを受けて敗北した。倒されたオメガマンの体は置き去りにされたままだったので、キン肉マンが委員長に注意している(当初は大会委員会側によってリング外に運ばれる描写があったが、再びリング上に戻っていた)。預言書のページが燃えたことで体の消滅が始まり、その間際に腕を組み祈るような状態になってキン肉マンに命乞いをするような姿で消えていった。この有様にはキン肉マンにも「死んでしまえば怨みもない」と死体の消滅は行き過ぎたものだと同情されていた。この時はキン肉マンのマッスル・スパークを受けて死亡し、さらに追い打ちを掛けるようにフェニックスの手で遺体も消された様に描写されていたが、後のオメガ・ケンタウリの六鎗客編にて、実際はキン肉マンに敗北した時点では死んでおらず、フェニックスに消滅させられた際はマッスル・スパークで自分を破ったキン肉マンに希望を託していた事が判明する。
キン肉マンとの対戦で各機能を駆使して苦しめたが、自らの攻撃方法の弱点を見抜かれ、ネオキン肉バスターと超人絞殺刑の連続攻撃で敗北。それでも生きており、続くキン肉マン対ミキサー大帝の試合では、最後の力を振り絞って状況予測装置と編集機能によりミキサー大帝が倒されるシーンを削除。チームメイトの勝利を助けて死んでいった。原作ではキン肉マンの動きを止めた後に無抵抗の相手をいたぶっても面白くないということで元に戻したが、アニメでは嬲り続けている(キン肉マンは何とか動く舌でスイッチを押して難を逃れている)。
 
アニメ版での超人閻魔は邪悪の神々を操る黒幕ゆえ、オメガマンはフェニックスと対等な関係となっている。また、ハンター稼業にレスラーの誇りよりも重きを置いており、ビビンバを介抱しているキン肉マンに攻撃を行おうとするが、フェニックスに止められた。ゆでたまごは、少年ジャンプ連載時について、物語終盤のどんどん強い超人を登場させねばならない状況で出し、闘っている間もイメージが固まらなかったと語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.33 ジ・オメガマン」『キン肉マン 第33巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870757-0、186-187頁。</ref>。本名の「ディクシア」は[[ギリシャ語]]で「[[右]]」を意味する<ref name="vol.2">『キン肉マンジャンプ vol.2 運命の五王子最強ストーリー列伝!!』より。</ref>。
読者投稿時の名前はマックスター<ref name="WJP">西村繁男編「キン肉マン超人大募集発表!!」『週刊少年ジャンプ 1984年35号』集英社、1984年8月13日、雑誌29932-8/13、6-8頁。</ref>。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編にて本名が「'''オメガマン・ディクシア'''」であることと、双子の兄であるオメガマン・アリステラの存在が明らかにされた。また、オメガの民の仇敵ザ・マン(超人閻魔)や星を救うための力であるマグネット・パワーの情報を探るために超人墓場に潜り込み、[[完璧超人#一般の完璧超人|一般の完璧超人]]になりすましながらザ・マンに近い立場まで上り詰めたことも明かされた。キン肉星王位争奪編で「フェニックス様の命令を受けフェニックス様を王位に就かせるためと、超人ハンターとして超人閻魔から受けた超人墓場に入ろうとしないネプチューンマンや、ウォーズマンを超人墓場から脱走させたキン肉マンチーム抹殺の依頼のために、知性チームに加わった。」と自身が語っていた事も、「超人閻魔(ザ・マン)直属の完璧・無量大数軍登用試験として、無量大数軍を勝手に離脱したネプチューンマンの首を狩るよう命じられ、キン肉星王位争奪戦でネプチューンマンが加勢するキン肉マンチームと対戦する可能性の最も高い強豪チームとして、フェニックスのチームを選んだ」と、真相が判明した<ref group="注釈">アリステラがフェニックスに語った真相の回想シーンでは、王位争奪編でディクシアが「ジ・オメガマン」としてジェロニモとの対戦中に告げた「ウォーズマンを超人墓場から脱走させたキン肉マンチーム抹殺の依頼」を超人閻魔(ザ・マン)がディクシアに命じる言動はしておらず、ザ・マンは超人ハンターとしてディクシアに依頼したのではなく、完璧超人首領の立場で完璧・無量大数軍登用試験としてディクシアに指令を降したというのが真相と判明したため、キン肉マンチーム抹殺についての真偽は不詳。</ref>。
 
; タイトル歴
: 不明<ref name="omega" />
; 主な肩書き
: 知性チーム・大将(一回戦、不戦勝)→副将→次鋒(準決勝、試合形式が6人タッグマッチへ途中変更に伴う都合のため不参加)→中堅→副将(決勝)
: 飛翔チーム・次鋒
: 超人ハンター
: 宇宙犯罪超人ハンター<ref name="shot" />
 
=== プリズマン ===
; 異名
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 鉱物の超人<ref name="zukan" />
: 変幻自在のシーン・チェンジャー<ref name="shot" />
* 出身 - {{ATA}}
* 身長体重 - 304cm 200kg
* 超人強度 - 5200万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - レインボー・シャワー、クリスタル・コンパス、キャンバス・ソーサー、キャンバス・手裏剣、血風観覧車、背面大圧壁、地獄の三重殺・超人デコレーション・ツリー(フェニックス、マンモスマンとのタッグ技)、プリズムシュピーゲルクラッシュ
* 声 - [[山口健]]→田中亮一(王位編35話 - )
 
全身がガラス張りで[[プリズム]]になっている[[光学]]部品超人<ref name="zukan" />。知性の神が所持していた超人にとって有害な「カピラリア七光線」が含まれている108のピースの一つから作られた超人で、自らのプリズムボディに太陽光線を取り込んで発射するカピラリア七光線からなる「レインボー・シャワー」を扱える。普段は重厚なボディだが、本来の姿はシャープなボディに鋭利な手足を持つ。血の気の多い性格で、普段はフェニックスに忠誠を誓っているが、「これから奴をどうするね、フェニックス、あんたなら」と対等の口調で話すときもある(廉価コミックでは訂正)。笑い声は「キョーキョキョキョ」。口元は基本的に笑みを浮かべた感じに開いている。
==== ミキサー大帝 ====
* 種別 - 悪行超人<ref>ゆでたまご「第3章 ゆでたまごが選ぶ『キン肉マン』ベスト興行12」『ゆでたまごのリアル超人伝説』126頁。</ref>
* 出身 - {{JPN1947}}
* 身長体重 - 245&nbsp;cm 700&nbsp;kg
* 超人強度 - 700万パワー / 5900万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 20歳
* 主な必殺技 - パワー分離機
* 声 - 川津泰彦
 
一回戦は白装束を纏った「ミステリアスパートナー1号」としてまだ出番は無かった。準決勝で白装束を脱いで姿を現し、3対3の6人タッグマッチ戦のメンバーとしてリングに上がるが、事実上残虐チームのブロッケンJr.との1対1の構図になる。試合中にレインボー・シャワーでソルジャーを狙うが、超人から人間に戻ったブロッケンJr.によって阻止され、最後はブロッケンJr.の決死の技ブレーメン・サンセットを受けてダウンし、同時にブロッケンJr.も格闘城から落下して伊吹山の渓谷に転落死したため、試合結果は両者ノックアウトの引き分けとなったが、事実上は勝利した。決勝のキン肉マン(キン肉スグル)率いるキン肉マンチーム戦ではラーメンマンと対戦。対戦舞台となった[[ジャングルジム]]にレインボー・シャワーを反射させる仕掛けを仕組んでおくなど、有利な条件下にあったにも関わらず、ラーメンマンの閃きによって大ダメージを受け、最期はラーメンマンの必殺技九龍城落地を受けて全身が粉々になり死亡。同時にラーメンマンも力尽きたため、試合結果は準決勝のブロッケンJr.戦と同様の両者ノックアウトの引き分けだったが、事実上は準決勝時とは逆の敗北を喫した。
[[ミキサー (調理器具)|ミキサー]]型の超人。キン肉マンにシングルマッチで黒星をつけた数少ない超人の一人。ボディのミキサーは「パワー分離機」になっており、中に放り込んだ超人の肉体からパワーを分離することが可能。笑い声は「ハーハーハー」。
 
作者のゆでたまごによると初期の超人クリスタルマンを充分活かしきれなかったという後悔があって、その反省から強豪に進化させた超人であるという。作画では気を抜くとギャグ系の超人に見えるため、貫禄の維持が大変であると語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.32 プリズマン」『キン肉マン 第32巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870756-3、188-189頁。</ref>。
キン肉マンとの対戦で、運命の5王子の力も加えてのパワー分離機により火事場のクソ力を肉体から分離させた。これによりキン肉マンを一時的に超人墓場へ送り込むが、ウォーズマンの助力でキン肉マンは復活。残った95万パワーでキン肉ドライバーを仕掛けられるが、ミスター・VTRが状況予測と編集機能で技を妨害し、エルボードロップでキン肉マンに逆転勝ちする。実はこの時、キン肉マンによりボディのネジを1本抜き取られていた。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで復活し、[[エジプト]][[ギーザ|ギザ]]の[[ギザの大スフィンクス|スフィンクスの石像]]前に到着した三体の[[#超神(ちょうしん)|超神]]と[[テリーマン]]と[[ジェロニモ (キン肉マン)|ジェロニモ]]たちの前に、出現する。テリーマン、ジェロニモのニュー・マシンガンズと共に3体の超神と対峙し、初戦の相手として憤怒の神=バイコーンと対決する。以前と変わらず正義超人を揶揄するが、正義超人戦ではなかった熱血漢的な面も見せている。
続くミートとの試合では、相手を力のない小者と見くびっていたが、長年に渡りアイドル超人たちの戦いを間近で見ていたミートは優れたテクニックで奮戦。それでも反撃に出てミートをパワー分離機に投げ込もうとしたが回避され、閉門クラッシュで胴を砕かれる。間髪入れずバックドロップを決められ、ネジが抜けていたこともあり技の衝撃で全身がバラバラになって敗北した。なお、抜かれたネジは後に記念品としてキン肉城の寝室に飾られている。
 
レインボー・シャワーを浴びせるも、超神にはオゾン層のようにカピラリア七光線の毒素を遮断する膜(オーラ)があり、レインボー・シャワーが通用しなかった上、バイコーンの憤怒の二角獣落としで大ダメージを負う。しかし、贅肉を削いだ本来の姿を現し、クリスタルコンパスで切り取ったキャンバス手裏剣で攻撃する。ブラッドスクイーズホルンで締め上げられるが、ジェロニモを「超人もどき」と呼び、バイコーンに隙を与えたところで脱出。同じく「超人もどき」と見ていたブロッケンJr.の必殺技・ベルリンの赤い雨でバイコーンの背中に傷を負わせた。その傷を負ったバイコーンの背中に三回目のレインボー・シャワーを浴びせその部分だけ膜が薄くなっていたバイコーンを苦しめる。さらに猛攻を重ねるが、バイコーンの超硬質な角に阻まれて逆に重傷を負う。だが。それは捨て身のフェイクで、密着状態から膜の薄い背中にレインボー・シャワーを直接叩きこむことでバイコーンを完全に消滅させ、勝利を収め超神も無敵でないということを証明した。
キン肉マンとの試合前、パワー分離機を説明するため子犬を投げ入れ、骨と皮に分離させていた。アニメではコンクリートの柱をセメントと鉄柱に分離することに変更された。
 
決着後、ジェロニモにのみ近づくように告げ、レインボー・シャワーを浴びせる。元は人間だったジェロニモにダメージが無いことを確認すると、『たぶんお前には効かない気がした』と告げ、自身の正体を明かす。バイコーンとの戦いでその体はすでに限界に達していたことを悟り、自らの心臓であるカピラリアの欠片のピースを取り出し、『不本意極まりないが…これも運命の綾だ。ジェロニモ…オレの力をお前に託した』と。自身の心臓をジェロニモの体へ押し込み彼の心臓と融合させる。プリズマンは彼にカピラリア七光線が効かないということは裏を返せばその力を使いこなすことができるはずと告げ、『お前が…対超神戦の切り札だ!』と言い遺し、息を絶った。
; 主な肩書き
: 飛翔チーム・中堅
 
; 異名
: 悪に染まりし封印術<ref name="shot" />
 
==== キング・ザ・100t ====
* 種別 - 超人
* 出身 - {{flagicon|USA}} アメリカ・[[デトロイト]]
* 身長体重 - 270&nbsp;cm 1t〜100t(増減自在)
* 超人強度 - 1000万パワー / 6500万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 18歳
* 主な必殺技 - ジェット・ローラー・シーソー、Uターン・シーソー、変身殺法
* 声 - <!-- 平野正人(4話)→ -->[[岡和男]]
 
[[分銅]]のような姿の超人。100トンの特殊金属ボディを持ち、等身大キャラクターで判明している中では最も重い超重量級。ボディの分銅はいくつかのパーツに分けられており、状況に応じて自らの重量を調節して戦う。特殊金属ボディは高い硬度に加え、外部からのイメージ(絵が描かれたプラカードなど)により鉄球やバーベルに変形が可能な[[形状記憶合金]]製。笑い声は「ゴーホホホ」または「グオホホ」。勝利予告のようなパフォーマンス「血殺のVサイン」がある。
 
王位争奪サバイバル・マッチ一回戦では、その能力と重量でミートを圧倒しテリーマンも苦しめるが、一度に多数のカードを見せられたため金属ボディの分子配列がバラバラになってしまい、カーフ・ブランディングで身体を砕かれる。しかし最後の力を振り絞ってテリーマンに拳を飛ばし、引き分けに持ち込んだ。
 
ボディが形状記憶合金という設定は、当時の担当編集者[[茨木政彦]]のアイディア。この設定が使われた時は、自分の超人が採用されたように嬉しかったという<ref>株式会社ワールドフォトプレス 『フィギュア王』No.154 160頁。</ref>。
 
; タイトル歴
: なし
; 主な肩書き
: 飛翔知性チーム・副将(一回戦、不戦勝)→中堅(準決勝)→次鋒(決勝)
 
=== 強力チーム ===
強力の神が乗り移ったキン肉マンビッグボディが集めたチーム。巨漢揃いのメンバーは強力超人とも呼ばれる。1回戦で知性チームと対戦するが倒された。
 
====; キン肉マン[[運命の5王子#強力チーム(ビッグボディ(ストロングマンチーム ====|強力チーム]]
=== キン肉マンビッグボディ(キンにくマンビッグボディ) / ストロングマン ===
* 種別 - 運命の5王子
* 種別 - [[運命の5王子|運命の王子]] / 正義超人→正義超人に敵対する勢力→正義超人 / キン肉族<ref name="zukan" />
* 出身 - [[Image:Flag of KKF.svg|24px|border]] キン肉星 / {{CAN}}
* 出身 - キン肉星(エントリーは{{CAN}})
* 身長体重 - 245&nbsp;cm 215&nbsp;kg
* 身長体重 - 245cm 215kg
* 超人強度 - 100万パワー(ストロングマン)⇒1億パワー(ビッグボディ)
* 生年月日 - 地球時間で1960年4月1日<ref name="barth" />
* 年齢 - 24歳
* 主な必殺技 - メイプルリーフ・クラッチ、強力アトミックボム、強力エクスプロイダー、強力ジェットトルネード、マッスル・リベンジャー<ref>[[スーパーファミコン]]ゲーム『[[キン肉マン DIRTY CHALLENGER]]』より。</ref>、強力タックル、強力スピア、強力スイング、強力ドラゴンスリーパー、マッスル・インパクト、ビッグボディ・プレス、マッスル・ウェポン、マッスル・ストロングインパクト<ref name="all">[[ブラウザゲーム]]『キン肉マン 超人タッグオールスターズ』より。</ref>、マッスル・ストロングインパクト<ref name="shot" />、マッスル・ウェポン<ref name="shot" />
* 声 - [[平野正人]]
 
強力の神が乗り移った運命の5王子の一人で、元本名開拓者'''ストロングマン'''。5王子の中でも本職は開拓業に従事している。抜きんでた巨体とパワーを持つ。強力の神が[[憑依]]しいる変身運命の5王子の一人で、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチでは、強力(ビッグボディ)チームを率いて出場。1回戦で知性(フェニックス)チームと対戦するが、[[マンモスマン]]1人にチームメイトたち全員倒されていき、自身[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]のマッスル・リベンジャーの前に完敗を喫した。原作で当時フェニックスにやられる直前、「強力の神にそそのかされてムリヤリ出場させられたんだ」と弱音を吐いていた。アニメではわずかに戦う姿も描写された。ゲームなどでは偽マッスル・リベンジャーやマッスル・インパクトといった技も使う。カナダの象徴である[[カエデの葉|楓の葉]]を思わせるメイプルリーフクラッチが必殺技<ref name="re25" />
 
ゆでたまごオリジナルであり、読者採用の超人ではない<ref>{{Cite news |title="ゆで原画"第14回! 3月4日発売『キン肉マン』最新JC66巻を読む前に...65巻をベストシーンでおさらい!|work=週プレNEWS|url=https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2019/02/25/108163/|date=2019-02-25|accessdate=2019-04-18}}</ref>。ゆでたまごによると、運命の5王子の中で最後にデザインしたキャラクターだが<ref name="re25">ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.25 キン肉マンビッグボディ」『キン肉マン 第25巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870749-5、186-187頁。</ref>、始めからやられ役としてであり、デザインも安直のやっつけ仕事で、さらには技すらも考えていなかったという。デザインの大元のイメージは[[鉄人28号]]<ref name="re25" />。ゆでたまごの中井義則は「正直に言うと描いていて大変だった奴がすぐ消えてくれて助かった」と語っている<ref>[[サンケイスポーツ]]特別版『キン肉マン新聞』より。</ref>。しかし、意外とファンが多かったとの事<ref>ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜キン肉星王位争奪編〜」『キン肉マン キン肉星王位争奪戦 (2) ソルジャー登場&ゼブラ決着編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2006年11月25日、ISBN 978-4-08-109305-2、546頁。</ref>。「キン肉マン超人総選挙2019」では10位にランクインしている<ref>{{Cite journal|和書 |editor=松丸淳生 |title=キン肉マン超人総選挙2019投票結果大発表 |journal=[[週刊プレイボーイ]] |issue= no.22|page=53 |publisher=集英社|date=2019-05-20}}</ref>。
アニメではわずかに戦う姿が描写されたが、フェニックスからは「プロレスごっこ」と酷評された。エピローグにて、キン肉マンのフェイスフラッシュで他の運命の王子や超人たちと共に復活した。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では本来のストロングマンとして生活していたが、強力の神から超人殲滅派の神々の存在と企てを聞かされ、キン肉マンビッグボディとして参戦を決意する。オメガ・ケンタウリの六鎗客のルナイトと[[ウルフマン (キン肉マン)|ウルフマン]]との試合が終了した頃、超人博物館から奪ったビッグボディマスクを被り、キン肉マンスーパー・フェニックスたちと共に運命の四王子の一人として[[サグラダ・ファミリア]]姿をれるした。五大城決戦では、中国の[[紫禁城]]にてギヤマスターと対戦、メイプルリーフクラッチを決めて勝利する。王位争奪編ではほとんど良い所が描かれないまま倒されたが、本編では強力チームのメンバーを仲間と呼んで彼らの信頼に報いるために勝利を飾ろうと奮戦したり、倒したギヤマスターにも止めは刺さず軒轅星に潰された際には助けようとするなど、義理人情を重んじる好人物であることが明らかになった。また、基本的なファイトスタイルは、強力の神の憑依を断って深く考えず真正面からストロングマンとしての持ち前の100万パワーの超人強度を駆使した技を豪快に技を繰り出す正々堂々且つ単純明快なものだが、王位争奪戦での苦い戦歴から立ち直ったことで、ギヤマスターの発言から心の奥にある恐れを見抜いたり、ギヤを封じるために機転を利かせたりといった高い洞察力も見せ持つまでに成長していた。実は強力の神から超人たちを死滅させる為に必要な108のカピラリアの欠片(ピース)の話を存在も聞いていて、オメガ・ケンタウリの六鎗客編の終盤で[[#調和の神(ちょうわのかみ)|調和の神]]をリーダーとする超人殲滅派の神々が地上に下天して襲来したことを察知する。
 
そして、調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、超神たちが近くにある中国の[[秦始皇帝陵及び兵馬俑坑|秦始皇帝陵]]に降り立ったのを見て、負傷した状態で秦始皇帝陵に向かう。そして、超神の一体である超神ランペイジマンからカピラリアの欠片の情報を聞き出す為の挑戦を受けようとする寸前で、兵馬俑から出現した[[運命の5王子#強力チーム(ビッグボディチーム)|強力チーム]]の面々に驚き、彼らが次々とランペイジマンに倒された後で瀕死の強力チームの面々を守る為にランペイジマンと激突する寸前で、モニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神からの提案で超神たちが秦始皇帝陵から去った後で、フェニックスに強力チームの面々の命が救われたことに涙ながらに感謝した。そして、フェニックスからの提案で24時間後にイタリア・ローマのコロッセオに到着し、合流したフェニックスから超神たちと闘う為のタッグパートナーに指名される。
 
; タイトル歴
ゆでたまごオリジナルであり、読者採用の超人ではない<ref>{{Cite news |title="ゆで原画"第14回! 3月4日発売『キン肉マン』最新JC66巻を読む前に...65巻をベストシーンでおさらい!|work=週プレNEWS|url=https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2019/02/25/108163/|date=2019-02-25|accessdate=2019-04-18}}</ref>。ゆでたまごによると、運命の5王子の中で最後にデザインしたキャラクターだが<ref name="re25">ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.25 キン肉マンビッグボディ」『キン肉マン 第25巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870749-5、186-187頁。</ref>、始めからやられ役としてであり、デザインも安直のやっつけ仕事で、さらには技すらも考えていなかったという。しかし、意外とファンが多かったらしい<ref>ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜キン肉星王位争奪編〜」『キン肉マン キン肉星王位争奪戦 (2) ソルジャー登場&ゼブラ決着編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2006年11月25日、ISBN 978-4-08-109305-2、546頁。</ref>。デザインの大元のイメージは[[鉄人28号]]<ref name="re25" />。ゆでたまごの中井義則は「正直に言うと描いていて大変だった奴がすぐ消えてくれて助かった」と語っている<ref>[[サンケイスポーツ]]特別版『キン肉マン新聞』より。</ref>。「キン肉マン超人総選挙2019」では10位にランクインしている<ref>{{Cite journal|和書 |editor=松丸淳生 |title=キン肉マン超人総選挙2019投票結果大発表 |journal=[[週刊プレイボーイ]] |issue= no.22|page=53 |publisher=集英社|date=2019-05-20}}</ref>。
: なし
 
ゲームなどでは当初設定のみの技だったメイプルリーフクラッチの他、偽マッスル・リベンジャーやマッスル・インパクトといった技を使う。メイプルリーフクラッチはカナダの象徴である[[カエデの葉|楓の葉]]を思わせる難技だとされる<ref name="re25" />。
 
; 主な肩書き
: 強力チーム・大将
: キン肉星王位継承者候補
; 異名
: 豪力無双のパワーファイター<ref>ゆでたまご「カラーイラスト集」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、31頁。</ref>
1,613 ⟶ 2,423行目:
: 五王子唯一無二の強力<ref name="shot" />
: 強力の申し子<ref name="shot" />
 
==== ペンチマン ====
* 種別 - 超人
* 出身 - {{TRI}}
* 身長体重 - 228&nbsp;cm 200&nbsp;kg
* 超人強度 - 340万パワー
* 年齢 - 26歳
* 主な必殺技 - ペンチ・クロー
<!-- * 声 - 石森達幸 -->
 
頭と両腕が[[ペンチ]]型をした勇猛果敢な超人。王位争奪サバイバル・マッチ1回戦、先鋒としてマンモスマンと対戦し得意技の「ペンチ・クロー」を出すが、顔を傷つけられ逆上したマンモスマンの「パワフル・ノーズブリーカー」により胴体を真っ二つにされ敗北した。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズでは、キャノン・ボーラーやゴーレムマンと共に兵馬俑から出現し、超神ランペイジマンに戦いを挑むが、ランペイジマンのパニッシュメントエングレイバーで胴体を貫かれて重傷を負う。その後、更に兵馬俑から出現したレオパルドンもランペイジマンに倒されるが、モニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスからの提案で超神たちが秦始皇帝陵から去ったことで、フェニックスに命を救われた。
 
; 主な肩書き
: 強力チーム・先鋒大将
: キン肉星王位継承者候補
 
; 異名
: 鋼鉄の巨大ペンチ<ref name="shot" />
 
==== レオパルドン ====
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力→正義超人 / [[戦車]]の超人<ref name="zukan" />
* 種別 - 超人
* 出身 - {{GDR}}・[[ライプツィヒ県|ライプツィヒ]]→{{BRD}}
* 出身 - {{DEU}}
* 身長体重 - 230&nbsp;cm230cm 776&nbsp;kg776kg
* 超人強度 - 460万パワー
* 年齢 - 24歳
* 主な必殺技 - 地獄の砲弾、レオパルドンパンツァーショット、ターンバックルクーゲル、地獄の砲弾乱れ撃ち、強力殺法、旋回砲塔発射、タンクシューター
* 主な必殺技 - 地獄の砲弾
* 声 - 川津泰彦
 
[[戦車]]型の超人。顔面は「+」マークで、これで相手に大砲を発射する際の射程を計測する。背中には砲台があり銃になっている。パンツも3つの「+」マークがあり、素足。アニメ版では両腕素手に、両足が裸足からシューズに変更を履いている。強力チームの次鋒として登場ビッグボディの「つぎ次鋒でろ!」の号令を受け姿を現た直後、「次峰レオパルドン行きます!」の決め台詞と共にマンモスマンに戦いを挑むが、マンモスマンの「ノーズフェンシング」の一撃により一撃僅か0.9秒<ref name="zukan" />で倒された。その後入院しており、あっけなく敗れ去ったビッグボディに対してコメントを求められた際、ノーコメントとしていた<ref>TEAM MUSCLE編「ウワサのキン肉新聞 肉スポPartIII キン肉星王位争奪戦」『キン肉マン 特盛』139頁。</ref>。[[2014年]][[12月4日]]放送の[[TBS]]の『[[水曜日のダウンタウン]]』でレオパルドンが取り上げられた際に、ゆでたまごの原作担当(嶋田隆司)の談によると「緊張していただけでスパーリングではめちゃくちゃ強い」と語っている<ref>{{Cite web|title=「キン肉マン」最弱候補レオパルドンは「緊張してただけ」とゆでたまごがフォロー|work=コミックナタリー|date=2019-03-30|url=https://natalie.mu/comic/news/326040|accessdate=2020-03-15}}</ref>。『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では時間超人・サンダーの伝説正義超人の回想に、レオパルドンのシルエットもある
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズでは、中国の秦始皇帝陵で強力チームの仲間であるキャノン・ボーラーとペンチマンとゴーレムマンが超神ランペイジマンに倒された後に、一足遅れて兵馬俑から出現。胸にはマンモスマンにやられた傷跡が残っていて、アニメ版同様に両足が裸足からシューズに変更。パンツの「+」マークも中心の1つだけになる、かつてマンモスマンとの戦闘で0.9秒で敗北した屈辱をか[[トラウマ]]にしており、さらに強力チームに名誉を傷つけて迷惑をかけたことも悔やみ続けていた。かつて同様にビッグボディの「つぎ次鋒でろ!」の号令を再び受け、「次峰レオパルドン行きます!」の決め台詞と共にランペイジマンに戦いを挑む。
[[2014年]][[12月4日]]放送の[[TBS]]の『[[水曜日のダウンタウン]]』でレオパルドンが取り上げられた際に、ゆでたまごの原作担当(嶋田隆司)の談によるとわずか0.9秒で倒されたとされている。また、嶋田は「緊張していただけでスパーリングではめちゃくちゃ強い」と語っている<ref>{{Cite web|title=「キン肉マン」最弱候補レオパルドンは「緊張してただけ」とゆでたまごがフォロー|work=コミックナタリー|date=2019-03-30|url=https://natalie.mu/comic/news/326040|accessdate=2020-03-15}}</ref>。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズでは、中国の秦始皇帝陵でキャノン・ボーラーとペンチマンとゴーレムマンが超神ランペイジマンに倒された後に、兵馬俑から出現。胸にはマンモスマンにやられた傷跡が残っていて、アニメ版同様に両足が裸足からシューズに変更。かつて0.9秒で敗北し強力チームに迷惑をかけた分まで戦うとビッグボディに告げて、ランペイジマンに戦いを挑む。そして、ランペイジマン相手に0.9秒の呪縛の壁を越えて必殺技も多数披露し、奮戦するが、ランペイジマンのパニッシュメントエングレイバーをくらって敗北」で倒される。瀕死の重傷を負ってランペイジマンに殺される寸前で、モニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神からの提案で超神たちが秦始皇帝陵から去ったため、フェニックスに命を救われた。
 
『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では時間超人・サンダーの伝説正義超人の回想に、レオパルドンのシルエットもある。
 
ゆでたまごの嶋田隆司は「昔は一瞬でやられたので弱いと思われがちだが、改めて見直すと結構カッコいい造形してる」「どんな闘い方をするのかと考え出すとだんだん楽しくなってきた」「73巻から始まる新シリーズではトップバッターで出てもらうことにした」とコメントしている<ref>『キン肉マン』第73巻、188頁。</ref>。
 
; タイトル歴
; 主な肩書き
: ライプツィヒ超人スーパーヘビー級
: 強力チーム・次鋒
 
; 異名
: ドイツの凶砲<ref name="deep" />
: 背中に背負いし秘大砲<ref name="shot" />
: 意気込む次鋒<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 強力チーム・次鋒
 
==== ゴーレムマキャノ・ボーラー ====
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力→正義超人 / [[兵器]]の超人<ref name="zukan" />
* 種別 - 超人
* 出身 - {{IRQ1963}}(イラン説もあり)
* 身長体重 - 200cm 180kg
* 超人強度 - 800万パワー
* 年齢 - 29歳
* 主な必殺技 - キャノン・ラリアット(ラリアート)、キャノンボム<ref name="shot" />
 
頭に[[タングステン]]合金製で非常に重い<ref name="zukan" />ヘッドギア状の装甲を装着した超人。それだけに首の力が強い<ref name="zukan" />。また、[[砲弾]]の様な瞬発力と破壊力のある一発攻撃を得意とする<ref name="zukan" />。王位争奪サバイバル・マッチ一回戦でマンモスマンと対戦し、マンモス・ラリアートに対し得意のキャノン・ラリアートを放つが、相討ちでダウンしてしまい、結果は両者ノックアウトとなる。しかし、マンモスマンの方はフェニックスとビッグボディを直接対戦させるために手加減して相討ちダウンしたように演技しただけだった。『キン肉マンジャンプ Vol.2』では、「キャノン・ボーラーは、ビッグボディのチームメイト中で唯一命拾いした[[ラッキー]]な超人」と説明されている<ref>【キン肉マン ビッグボディの章】『キン肉マンジャンプ Vol.2』、2018年12月9日、集英社、99頁。</ref>。『キン肉マンII世』の超人オリンピック組み合わせ抽選会で、抽選用の巨大パチンコに他の正義超人と一緒にキャノン・ボーラーの顔も写されている。ゲーム『[[キン肉マンII世 超人聖戦史]]』では超人オリンピック ザ・ビッグファイトでじゃんけん競技に登場した。その後、有名な超人になる方法についてを悩むイベントで登場する。読者投稿時の名前はキャノンボールマン<ref name="WJP" />。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズでは、中国の秦始皇帝陵で兵馬俑からペンチマンやゴーレムマンと共に出現。王位争奪編では「ハァハァ」という息づかい描写のみだったが、初めて明確に発声しているシーンが描かれた。超神ランペイジマンに戦いを挑むが、得意のキャノン・ラリアットが通じず、逆に地面へ背中から叩きつけられてしまい、その衝撃からのダメージでダウンした。その後、更に兵馬俑から出現したレオパルドンもランペイジマンに倒されるが、キャノン・ボーラーは「オレたちは一蓮托生」と瀕死の重傷を負ったペンチマンに肩を貸しながら、強力チーム全員でランペイジマンとの激突を覚悟する。しかし、直後にモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神が提案して超神たちを秦始皇帝陵から去らせたため、キャノン・ボーラーたち強力チームはフェニックスに救われた。
 
; タイトル歴
: イラク超人プレミアリーグ選手権優勝('76)
; 主な肩書き
: 強力チーム・副将
 
=== ゴーレムマン ===
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力→正義超人 / [[焼物]]の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ISR}}
* 身長体重 - 300&nbsp;cm300cm 1000&nbsp;kg1000kg
* 超人強度 - 580万パワー
* 年齢 - 25歳
* 主な必殺技 - フロント・ネック・チャンスリードロップ、ゴーレムジャイアントスウィング、フライング・ニードロップ、ゴーレムボディプレス<ref name="all" />、ゴーレムスピア
<!-- * 声 - 川津泰彦 -->
 
聖地エルサレムの「嘆きの壁」のようなボディを持つ巨大な超人。王位争奪サバイバル・マッチ一回戦ではキン肉マンチーム対飛翔チームが3試合を終える間、マンモスマンを相手に互角以上に渡り合う善戦を見せるが、マンモスマンの「ゴースト・キャンバス」により首を捻じ切られて絶命した。原作では、その死体はフェニックスの「デスボディ・シュート」により場外へと蹴り出され、テリーマンとロビンマスクをキン肉マンチームに合流させるための道具にされた。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで復活し、キャノン・ボーラーやペンチマンと共に兵馬俑から出現。超神ランペイジマンに戦いを挑むが、ランペイジマンのカシードラルボンバーをくらって敗北。外壁もかなり破損して大きなダメージを負いながらも、その後に更に兵馬俑から出現したレオパルドンまでもランペイジマンに倒され瀕死の重傷を負ったため、ビッグボディが機転でランペイジマンに殺されかけていたレオパルドンを何とかリング外へ出したところをゴーレムマンがキャッチした。直後にモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスからの提案で超神たちが秦始皇帝陵から去ったため、命を救われることとなった。
 
イスラエルの古代神殿の外壁をまとった巨漢超人。王位争奪サバイバル・マッチ一回戦ではキン肉マンチーム対飛翔チームが3試合を終える間、マンモスマンを相手に互角以上に渡り合う善戦を見せるが、マンモスマンの「ゴースト・キャンバス」により首を捻じ切られて絶命した。その死体はフェニックスの「デスボディ・シュート」により場外へと蹴り出され、テリーマンとロビンマスクをキン肉マンチームに合流させるための道具にされた。
読者投稿時の名前はゴーレマンで、「サンシャインの兄?」と書かれていた。身長体重の設定はサンシャインと同じ<ref name="WJP" />。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで復活し、キャノン・ボーラーやペンチマンと共に兵馬俑から出現。王位争奪編では試合中かけ声描写のみだったが、流暢に話せることも判明した。超神ランペイジマンに戦いを挑むが、ランペイジマンのカシードラルボンバーをくらって敗北。外壁もかなり破損して大きなダメージを負いながらも、その後に更に兵馬俑から出現したレオパルドンまでもランペイジマンに倒され瀕死の重傷を負ったため、ビッグボディが機転でランペイジマンに殺されかけていたレオパルドンを何とかリング外へ出したところをゴーレムマンがキャッチした。直後にモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神からの提案で超神たちが秦始皇帝陵から去ったため、かつてはマンモスマンに絶命させられた直後に体を蹴り飛ばされるという屈辱を受けたフェニックスに、今度は思いがけず逆に命を救われることとなった。
; 主な肩書き
: 強力チーム・中堅
 
; タイトル歴
: なし
; 異名
: 怪力超人
: 巨石兵<ref name="deep" />
: 連敗阻止に燃ゆる怪力<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 強力チーム・中堅
 
==== キャノペンチマ・ボーラー ====
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力→正義超人 / [[工具]]の超人<ref name="zukan" />
* 種別 - 超人
* 出身 - {{IRQ1963TRI}}(イラン説もあり)
* 身長体重 - 200&nbsp;cm228cm 180&nbsp;kg200kg
* 超人強度 - 800340万パワー
* 年齢 - 2926
* 主な必殺技 - キャノラリアクロト、キャノンボム<ref name="shot" />
* 声 - 石森達幸
 
頭と両腕が[[ペンチ]]型をした鍛え抜かれた体をもつ怪力超人。王位争奪サバイバル・マッチ1回戦、先鋒としてマンモスマンと対戦し得意技の「ペンチ・クロー」を出すが、顔を傷つけられ逆上したマンモスマンの「パワフル・ノーズブリーカー」により胴体を真っ二つにされ敗北した。
頭にヘッドギア状のパーツを装着した超人。王位争奪サバイバル・マッチ一回戦でマンモスマンと対戦し、マンモス・ラリアートに対し得意のキャノン・ラリアートを放ち、相討ちで両者ノックアウトとなる。実際にはフェニックスとビッグボディを直接対戦させるためのお膳立てを目的としたマンモスマンの演技でしかなかった。『キン肉マンジャンプ Vol.2』ではビッグボディのチームメイト中、唯一命拾いした超人と説明されている<ref>【キン肉マン ビッグボディの章】『キン肉マンジャンプ Vol.2』、2018年12月9日、集英社、99頁。</ref>。頭の装甲は[[タングステン]]合金製で非常に重い<ref name="zukan" />。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズでは、中国の秦始皇帝陵で兵馬俑からペンチマキャノ・ボーラーやゴーレムマンと共に兵馬俑から出現し、超神ランペイジマンに戦いを挑むが真っ先に倒された。超神ランペイジマンに戦いを挑むが、得意キャノパニッシュメ・ラリアッが通じず、逆に地面へ背中エングレイバーで胴体を貫ら叩きつけられてしまい、その衝撃からのダメージでダウンした重傷を負う。その後、更に兵馬俑から出現したレオパルドンもランペイジマンに倒されるが、キャノン・ボーラーは「オレたちは一蓮托生」と瀕死の重傷を負ったペンチマンに肩を貸しながら、強力チーム全員でランペイジマンとの激突を覚悟する。しかし、直後にモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神からの提案して超神たち秦始皇帝陵から去らせためことでキャノン・ボーラーたち強力チームはフェニックスに命を救われた。マンモスマンやランペイジマンとの戦いでは肉体を破壊され、他の超人や生物であれば普通なら死亡しかねない程の深手を負っても即死までには至らず、本来強靭な生命力を持っていることも暗示されている
 
; タイトル歴
『キン肉マンII世』の超人オリンピック組み合わせ抽選会で、抽選用の巨大パチンコに他の正義超人と一緒にキャノンボーラーの顔も写されている。
: 不明
; 異名
: 鋼鉄の巨大ペンチ<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 強力チーム・先鋒
 
; [[運命の5王子#飛翔チーム(マリポーサチーム)|飛翔チーム]]
ゲーム『[[キン肉マンII世 超人聖戦史]]』では超人オリンピック ザ・ビッグファイトでじゃんけん競技に登場した。その後、有名な超人になる方法についてを悩むイベントで登場する。
:; [[キン肉マンマリポーサ|キン肉マンマリポーサ / (盗人)ジョージ]]
=== キング・ザ・100t(100トン) ===
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 金属系の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{flagicon|USA}} アメリカ・[[デトロイト]]
* 身長体重 - 270cm 1t〜100t(増減自在)
* 超人強度 - 1000万パワー / 6500万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 18歳
* 主な必殺技 - [[上皿天秤|ジェット・ローラー・シーソー]]、Uターン・シーソー、変身殺法
* 声 - 平野正人(4話)→ [[岡和男]]
 
[[分銅#上皿天秤用分銅|分銅]]の特徴を持つ超人で、その体重は名前の通り等身大で判明している超人の中では最も重い超重量級の100トン。特殊金属性のボディは分銅の鎧でもあり、複数のパーツに分けられ、状況に応じて自らの重量を調節して戦う。鎧ボディは外部からのイメージ(絵が描かれたプラカードなど)により鉄球やバーベルに変形させることも可能な[[形状記憶合金]]製。鎧を脱いでいる時は両腕が空中に浮いた形態となるが、その身体構造上の仕組みは不明<ref name="zukan" />。笑い声は「ゴーホホホ」「グオホホホ」。勝利予告のようなパフォーマンス「血殺のVサイン」をする。王位争奪サバイバル・マッチ一回戦では、その能力と重量でミートを圧倒しテリーマンも苦しめるが、一度に多数のカードを見せられたため金属ボディの分子配列がバラバラになってしまい、カーフ・ブランディングで身体を砕かれて死亡。ただし、最後の力を振り絞ってテリーマンに拳を飛ばしてダウンさせ、試合結果は引き分けに持ち込んだ。ボディが形状記憶合金という設定は、当時の担当編集者[[茨木政彦]]のアイディア。この設定が使われた時は、自分の超人が採用されたように嬉しかったという<ref>株式会社ワールドフォトプレス 『フィギュア王』No.154 160頁。</ref>。
読者投稿時の名前はキャノンボールマン<ref name="WJP" />。
 
; タイトル歴
: なし
; 主な肩書き
: 強力飛翔チーム・副将
 
=== ミスター・VTR(ブイティーアール) ===
=== 技巧チーム ===
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 通信機器の超人<ref name="zukan" />
技巧の神が乗り移ったキン肉マンゼブラが集めたチーム。ゼブラ以外のメンバーは四天王とも呼ばれ、いずれも大金で雇われた。他の超人には見られない独自の技でキン肉マンチームを翻弄した。最後は両チームの大将・副将によるタッグマッチとなり、キン肉マンチームに敗北。
* 出身 - {{flagicon|USA}} アメリカ・[[シリコンバレー]]
* [[キン肉マンゼブラ|キン肉マンゼブラ(パワフルマン)]]
* 身長体重 - 190cm 790kg
* 超人強度 - 280万パワー / 5400万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 21歳
* 主な必殺技 - アクション・ストップ、シーン・チェンジャー、カメラレンズズーム・イン、ズーム・アウト
* 声 - [[小林俊夫]]
 
[[ビデオカメラ]]型の機械超人。撮影した映像に対し巻き戻しやビデオ合成などの操作をすると、それがそのまま現実に反映されるという特殊能力を持つ。キン肉マンと対戦して多種多様な機能でキン肉マンを苦しめたが、それぞれの機能の弱点を見抜かれ、最後はキン肉マンの超人絞殺刑で敗北。深手を負い、さらに続くキン肉マン対ミキサー大帝の試合では、超人墓場に飛ばされたキン肉マンが自身の腹部の「シーン・チェンジャー・モニター」を内部からぶち割る形で帰還したことで、VTRの致命傷となり、残る力を振り絞って状況予測装置と編集機能によりミキサー大帝が倒されるシーンを削除。チームメイトの勝利を助けて死んでいった。原作ではキン肉マンの動きを止めた後に無抵抗の相手をいたぶっても面白くないということで元に戻したが、アニメでは嬲り続けている(キン肉マンは何とか動く舌でスイッチを押して難を逃れている)。
==== ザ・マンリキ ====
* 種別 - 超人
* 出身 - {{SWE}}
* 身長体重 - 250&nbsp;cm 500&nbsp;kg
* 超人強度 - 721万パワー
* 年齢 - 25歳
* 主な必殺技 - スクランブル・バイス
* 声 - 佐藤正治
 
読者投稿時の名前はマックスター<ref name="WJP">西村繁男編「キン肉マン超人大募集発表!!」『週刊少年ジャンプ 1984年35号』集英社、1984年8月13日、雑誌29932-8/13、6-8頁。</ref>。
'''ザ・万力'''とも。名前が示す通り巨大な[[万力]]「スクランブル・バイス」が両肩から生えており、腹部にも同じものが内蔵されている。その威力は鋼鉄やダイヤモンドを軽々と粉砕するほどで、対戦相手をジワジワと挟み潰す。頭部も頑丈でウォーズマンの「スクリュー・ドライバー」を食らっても致命傷にはならなかった。
 
; タイトル歴
先鋒戦ではミートを一方的に痛めつけ、その後[[超人墓場]]より復活してミートと交代したウォーズマンと対戦。当初は戦闘技術を忘れたウォーズマンを圧倒するも、[[ロビンマスク#バラクーダ|バラクーダ]]によって氷の精神を思い出したウォーズマンの残虐技で痛めつけられる。そこでスクランブル・バイスを折られてしまい、止めを刺そうとしたウォーズマンの隙を突き隠し持っていたスクランブル・バイスを起動させるも、それを見越して妨害に入ったキン肉マンを挟んでしまう。そのまま絞め殺そうとするが、我が身を呈してでも仲間を庇う姿に友情パワーを取り戻しウォーズマンが完全復活。最後は「パロ・スペシャル」により敗れた。アニメ版ではエピローグの記念撮影に顔を出していた。
: なし
; 異名
: 変幻自在のシーン・チェンジャー<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 飛翔チーム・次鋒
 
=== ザ・ホークマン ===
『[[週刊少年ジャンプ]]』初登場時は読者応募超人「ザ・万力」に近いデザインだったが、後に顔のデザインが変更された。
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 鳥類超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{FRA}}
* 身長体重 - 206cm 110kg 翼長は450cm<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 520万パワー / 5100万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 18歳
* 主な必殺技 - スパイラル・ブレット、ウィング・カッター、ネイル・クラッシュ、変化フクロウ目
* 声 - [[速水奨]]
 
鳥類超人で、背中に翼、つま先に鉤爪を持つ。頭部に「'''ヘルバード'''」と名付けた[[鷹]]を飼っている。ヘルバードは普通の鷹ではなく、他の鳥類やホークマンそっくりの姿に変身できる能力を持つ。王位争奪サバイバル・マッチにおけるキン肉マン最初の対戦相手で、兵隊超人としての生活に嫌気がさしており、キン肉マンを倒すことで邪悪の神に認めてもらおうとしていた。笑い声は「ホーホホホ」。自身の羽毛を保護色のようにして姿を消すことも可能で、キン肉マンとの試合の終盤は姿を消して攻撃するが、ヘルバードの[[帰巣本能]]を逆手に取られ居場所を悟られてしまい、掴まってキン肉ドライバーを受けて敗れた。読者考案の同名超人と「'''コンドル・マスク'''」を合わせたデザインとなっている。なお、ホークマンと合わせたデザインとなった関係で本編未登場のコンドルマスクは、学研の図鑑『キン肉マン「超人」』によるとホークマンと別個に存在する{{ECU}}出身の鳥類超人(身長体重 - 206cm 110kg、超人強度 - 210万パワー、年齢・必殺技等は未公表)と解説され、属性もホークマンと異なり正義超人である<ref name="zukan" />。
; 主な肩書き
: 技巧チーム・先鋒
 
; タイトル歴
: フランス超人アクロバット選手権優勝('83)
; 異名
: 万力飛翔する鷹翼化身<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 飛翔チーム・先鋒
 
==== ミキサターマン大帝 ====
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 料理器具の超人<ref name="zukan" />
* 種別 - 機械超人
* 出身 - {{FRAJPN1947}}
* 身長体重 - 190&nbsp;cm245cm 210&nbsp;kg700kg
* 超人強度 - 460700万パワー / 5900万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 2320
* 主な必殺技 - ドリル・ア・ホール・ス分離機バッテリトラ・クロー、パーキッ・リング・フラッシュ
* 声 - 川津泰彦
 
[[ミキサー (調理器具)|ミキサー]]型の超人。ボディのミキサーは「パワー分離機」になっており、中に放り込んだ生物の肉体から骨を抜き取ったりパワーを分離させて殺すことなどが可能(アニメでは物質の成分も分離させている)。笑い声は「ハーハーハー」。キン肉マンとの試合前にパワー分離機を説明するため子犬を投げ入れ、骨と肉体から分離させて殺した(アニメのこのシーンでは、コンクリートの柱をセメントと鉄柱に分離していた)。キン肉マンとの対戦で、邪悪神に操られた運命の5王子の協力も加えてのパワー分離機により、キン肉マンの火事場のクソ力を肉体から分離させた。これによりキン肉マンの火事場のクソ力としての超人強度7000万パワーの中の大半は邪悪大神殿に封印され、キン肉マン自身は体ごと超人墓場へ送り込まれたが、ウォーズマンの助力で復活。キン肉マンの残った基本超人強度の95万パワーでキン肉ドライバーを仕掛けられるが、ミスター・VTRが状況予測と編集機能で技を妨害し、エルボードロップでキン肉マンに逆転勝ちする。実はこの時、キン肉マンにより密かにボディのネジを1本抜き取られていた(アニメのこのシーンでは、キン肉マンはミキサー大帝と組み合いになった際に該当箇所に手が当たり、思わず咄嗟に抜き取ってしまったと発言)。続くミートとの試合では、相手を力のない小者と見くびっていたが、長年に渡りアイドル超人たちの戦いを間近で見ていたミートは優れたテクニックで奮戦。隙を付いて反撃してミートをパワー分離機に放り込もうとしたが、ミート式の火事場のクソ力を発揮されて防がれ、回避したミートに閉門クラッシュでボディのミキサーを砕かれる。最後はバックドロップを決められ、ネジが抜けていたこともあり技の衝撃で全身がバラバラになって敗北した。キン肉マンにシングルマッチで黒星をつけた数少ない超人の一人。キン肉マンに抜かれたネジは、後に記念品としてキン肉城の寝室に飾られている。
[[ドリル (工具)|ドリル]]状の頭部、[[乾電池]]の手足、[[電動機|モーター]]のボディを持つ超人。両腕の電池には膨大な電気が蓄えられている。技巧チーム四天王の一人だが、実際はバイクマンの充電役としてチーム入りを許されており、戦力扱いはされていなかった。笑い声は「キキキー」。原作ではコマ毎に微妙に容姿が変わっている。
 
; タイトル歴
前試合の傷が癒えていないテリーマンを痛めつけて戦線離脱させるが、復活したラーメンマンとの対戦となる。最初こそ攻め立てたものの、それがラーメンマンの試合勘を呼び戻すことになり、キャメル・クラッチで真っ二つに裂かれ秒殺された。
: 東アジア超人ヘビー級
; 異名
: 悪に染まりし封印術<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 飛翔チーム・中堅
 
; [[運命の5王子#技巧チーム(ゼブラチーム)|技巧チーム]]
アニメではテリーマンの負傷はほとんど癒えており、モーターマンは実力でテリーマンを追い詰めていた。
:; [[キン肉マンゼブラ|キン肉マンゼブラ / パワフルマン]]
=== パルテノン ===
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 建物の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{GRE}}
* 身長体重 - 280cm 950kg
* 超人強度 - 1500万パワー
* 年齢 - 43歳
* 主な必殺技 - 人体化石封じ、神殿瓦礫崩し、影のシャワー、残虐技キャンバス・プレッサー(ゼブラとのツープラトン)
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
怨念渦巻く[[パルテノン神殿]]に命が宿った化身超人で、全身石造りの巨漢。その体は幾万の生物の死骸によって固められており、柱の内部には[[メタンガス]]が充満している。怨念の込められた影のシャワー(闇の衣)によって浴びた者を残虐に洗脳することができる。笑い声は「ギョギョギョギョ」。強欲な性格であり、他のチームメイトと同じく30億超人ドルという報酬金と、キン肉マンゼブラが王位に就いた際は大臣の位の約束を条件にチームに参加。影のシャワーでゼブラの残虐性を引き出す役割も担う。体内にはゼブラから受け取った札束(アニメ版では金塊)も詰めている。体をバラバラに分解することもできるが、柔軟性は低く関節技を極められると体の筋が引っ張られ分解できなくなる<ref name="zukan" />。準決勝の終盤においてゼブラとコンビを組み、キン肉マンとロビンマスクのコンビとタッグマッチで戦う。「人体化石封じ」によりロビンを柱の中に封じ込めた上、影のシャワーでキン肉マンを洗脳しようとするが、ロビンを閉じ込めた状態で使ったため、その部分だけ怨念が遮断され洗脳に失敗(アニメ版では洗脳自体がカット)。さらに、ロビンがアノアロの杖の炎でメタンガスを爆発させて脱出に成功してしまい、タワーブリッジとロビン・スペシャルの連続攻撃で敗北する。
 
作者によると技巧チームとの決着はタッグに決めていて、そのために選んだ大型超人であるとのこと。またバースさえ取れれば、背景を描くように描けるため、意外と苦労はしないと語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.26 パルテノン」『キン肉マン 第26巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870749-5、186-187頁。</ref>。アニメ版では、最終回にキン肉マンのフェイス・フラッシュで復活した。
 
; タイトル歴
: なし
; 異名
: 怨念渦巻く神殿の化身<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 技巧チーム・次鋒副将
: バイクマンの充電役<ref name="shot" />
 
==== バイクマン ====
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 乗り物系超人 / ロボ超人<ref name="zukan" />
* 種別 - 機械超人
* 出身地 - {{AUS}}
* 身長体重 - 195&nbsp;cm195cm 150&nbsp;kg150kg
* 超人強度 - 1200万パワー
* 年齢 - 24歳
* 主な必殺技 - モーター・サイクリング・キック、キル・ザ・スカイダイブ、マッドマックス・アタック、コントロール・タイヤ、サイクリング・カンガルーキック、エレキリング、バズソー・ドライブ
<!-- * 声 - 平野正人 -->
 
[[オートバイ]]をモチーフとした機械超人(ロボ超人<ref name="zukan" />)で、タイヤを装備して人間型からバイク型に変形できる。二重に被ったヘルメットで、ドクロのような素顔を隠している。ガソリンと電気をエネルギー源としており、バイクマンへの充電のためだけにモーターマンをチームに加入させるなど、ゼブラから2人分の戦力として相当に信頼をおかれていた。電気を自在に操ることもできる。機械超人ゆえに、一瞬の判断に優れているが、試合展開の予測に関しては生身の超人に劣る。準決勝の会場である[[姫路城]]入りの直前、ラーメンマンからの奇襲を受けて城内の鎧置き場に監禁され、変装した彼と入れ替わられてしまう。テリーマンとモーターマンの試合が中断された直後、与作(アニメ版では中野さん)に助けられて、公の場に姿を現す。因縁のラーメンマンとサンダードームデスマッチ(金網デスマッチの一種、アニメ版では「キリングドームデスマッチ」という名称)を展開。ラーメンマンをキル・ザ・スカイダイブで一度は死に至らしめるが、ラーメンマンは観客たちの「涙雨」の奇跡によって復活。最終的には、サンダードームを吊るす鎖が千切れることを見越したラーメンマンが、バイクマンの攻撃を利用して鎖を破壊。そこからラーメンマンが体当たりで金網ドームを回転させたことで発生した竜巻によって、上空へ打ち上げられたところを九龍城落地に捉えられ、敗北。これから先に起こることを予言して、死亡した。『ディープオブマッスル!!』では、かつてモーターマンと「[[キン肉マンのタッグ#チーム・キラーモータース|チーム・キラーモータース]]」を組んでいたことが語られている。また、アニメではモーターマンにねぎらいの言葉をかけながら彼のドリルについた返り血を拭くシーンがある。
 
王位争奪サバイバル・マッチ準決勝の会場である[[姫路城]]入りの直前、ラーメンマンからの奇襲を受けて城内の鎧置き場に監禁され、変装した彼と入れ替わられてしまう。テリーマンとモーターマンの試合が中断された直後、与作(アニメ版では中野さん)に助けられて、公の場に姿を現す。因縁のラーメンマンとサンダードームデスマッチ(金網デスマッチの一種、アニメ版では「キリングドームデスマッチ」という名称)を展開。ラーメンマンをキル・ザ・スカイダイブで一度は死に至らしめるが、ラーメンマンは観客たちの「涙雨」の奇跡によって復活。最終的には、サンダードームを吊るす鎖が千切れることを見越したラーメンマンが、バイクマンの攻撃を利用して鎖を破壊。そこからラーメンマンが体当たりで金網ドームを回転させたことで発生した竜巻によって、上空へ打ち上げられたところを九龍城落地に捉えられ、敗北。これから先に起こることを予言して、死亡した。
 
初登場時はライダーマンと呼ばれていた(文庫版などでは修正)。
 
; タイトル歴
『ディープオブマッスル!!』では、かつてモーターマンと「[[キン肉マンのタッグ#チーム・キラーモータース|チーム・キラーモータース]]」を組んでいたことが語られている。また、アニメではモーターマンにねぎらいの言葉をかけながら彼のドリルについた返り血を拭くシーンがある。
: 不詳
 
; 異名
: 唸る暴走エンジン<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 技巧チーム・中堅
 
=== モーターマン ===
; 異名
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 電源の超人 / ロボ超人<ref name="zukan" />
: 唸る暴走エンジン<ref name="shot" />
* 出身 - {{FRA}}
* 身長体重 - 190cm 210kg
* 超人強度 - 460万パワー
* 年齢 - 23歳
* 主な必殺技 - ドリル・ア・ホール・スパーク、バッテリー・クロー、スパーク・リング・フラッシュ
* 声 - 川津泰彦
 
[[ドリル (工具)|ドリル]]状の頭部、[[乾電池]]の手足、名前の通り[[電動機|モーター(電動機)]]のボディを持つロボ超人<ref name="zukan" />。両腕の電池には膨大な電気が蓄えられている。技巧チーム四天王の一人だが、実際はバイクマンの充電役としてチーム入りを許されており、戦力扱いはされていなかった。笑い声は「キキキー」。前試合の傷が癒えていないテリーマンを痛めつけて戦線離脱させるが、復活したラーメンマンとの対戦となる。最初こそ攻め立てたものの、それがラーメンマンの試合勘を呼び戻すことになり、キャメル・クラッチで真っ二つに裂かれ秒殺された。
==== パルテノン ====
* 種別 - 超人
* 出身 - {{GRE}}
* 身長体重 - 280&nbsp;cm 950&nbsp;kg
* 超人強度 - 1500万パワー
* 年齢 - 43歳
* 主な必殺技 - 人体化石封じ、神殿瓦礫崩し、影のシャワー、残虐技キャンバス・プレッサー(ゼブラとのツープラトン)
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
原作ではコマ毎に微妙に容姿が変わっている。アニメではテリーマンの負傷はほとんど癒えており、モーターマンは実力でテリーマンを追い詰めた。
[[パルテノン神殿]]の化身超人で、全身が石造りの巨漢。怨念渦巻く神殿の化身であり、その力の込められた影のシャワー(闇の衣)によってキン肉マンゼブラの残虐性を引き出すことができる。その体は幾万の生物の死骸によって固められており、柱の内部には[[メタンガス]]が充満している。笑い声は「ギョギョギョギョ」。強欲な性格であり、他のチームメイトと同じく30億超人ドルという報酬金と、ゼブラが王位に就いた際は大臣の位の約束を条件にチームに参加。体内にはゼブラから受け取った札束(アニメ版では金塊)が詰まっている。体をバラバラにすることができるが、柔軟性は低く関節技を極められると体の筋が引っ張られバラバラにできない<ref name="zukan" />。
 
; タイトル歴
王位争奪サバイバル・マッチ準決勝の終盤において、ゼブラとコンビを組み、キン肉マン、ロビンマスクとタッグマッチで戦う。「人体化石封じ」によりロビンを柱の中に封じ込めた上、影のシャワーでキン肉マンを洗脳しようとするが、ロビンを閉じ込めた状態で使ったため、洗脳に失敗(アニメ版では洗脳自体がカット)。さらに、ロビンがアノアロの杖の炎でメタンガスを爆発させて脱出に成功してしまい、タワーブリッジとロビン・スペシャルの連続攻撃で敗北する。アニメ版では、最終回にキン肉マンのフェイス・フラッシュを浴びて、マンリキやホークマンとともに復活した。
: 不詳
; 主な肩書き
: 技巧チーム・次鋒
: バイクマンの充電役<ref name="shot" />
 
=== ザ・マンリキ ===
作者によると技巧チームとの決着はタッグに決めていて、そのために選んだ大型超人であるとのこと。またバースさえ取れれば、背景を描くように描けるため、意外と苦労はしないと語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.26 パルテノン」『キン肉マン 第26巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870749-5、186-187頁。</ref>。
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 工具の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{SWE}}
* 身長体重 - 250cm 500kg
* 超人強度 - 721万パワー
* 年齢 - 25歳
* 主な必殺技 - スクランブル・バイス
* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
'''ザ・万力'''とも。名前が示す通り[[万力]]の化身超人<ref name="zukan" />で、巨大な万力「スクランブル・バイス」が両肩から生えており、腹部にも同じものが内蔵されている。その威力は鋼鉄やダイヤモンドを軽々と粉砕するほどで、対戦相手をジワジワと挟み潰す。頭部も頑丈でウォーズマンの「スクリュー・ドライバー」を食らっても致命傷にはならなかった。先鋒戦ではミートを一方的に痛めつけ、その後[[超人墓場]]より復活したウォーズマンと対戦。当初は頭脳までが復活しておらず戦闘技術を忘れた状態のウォーズマンを圧倒するも、[[ロビンマスク#バラクーダ|バラクーダ]]によって氷の精神を思い出したウォーズマンに残虐技で反撃され、スクランブル・バイスも折られてしまう。止めを刺そうとしたウォーズマンの隙を突き腹部に隠し持っていたスクランブル・バイスを起動させるが、ウォーズマンの残虐性がしっぺ返しを喰う事とマンリキの隠し武器の可能性を予感して割って入ったキン肉マンを挟んでしまう。そのままキン肉マンを絞め殺そうとするが、我が身を呈してでも仲間を庇う姿に友情パワーを取り戻したことでウォーズマンが生前の正義超人として完全復活。最後は「パロ・スペシャル」により敗れた。
; 主な肩書き
: 技巧チーム・副将
 
『[[週刊少年ジャンプ]]』初登場時は読者応募超人「ザ・万力」に近いデザインだったが、後に顔のデザインが変更された。アニメ版ではエピローグの記念撮影に顔を出していた。
 
; タイトル歴
: スウェーデン超人グリマ選手権優勝('75)
; 異名
: 怨念渦巻く神殿万力の化身<ref name="shot" />
; 主な肩書き
: 技巧チーム・先鋒
 
===; [[運命の5王子#真・残虐チーム ===(真・ソルジャーチーム)|真・残虐チーム]]
=== 真・キン肉マンソルジャー(キンにくマンソルジャー) / ソルジャーマン ===
残虐の神が乗り移ったキン肉マンソルジャーが集めたチーム。本来なら彼らが残虐チームとして王位争奪サバイバル・マッチに参加するはずだったが、出場前にキン肉アタルの襲撃を受けて全滅している。
* 種別 - 残虐超人・正義超人に敵対する勢力 / [[運命の5王子|運命の王子]] / キン肉族<ref name="zukan" />
 
* 出身 - キン肉星(エントリーは{{DDR}}<ref>「超人名鑑」『キン肉マン 闘将!!拉麵男 超人大名鑑』集英社〈ジャンプ・コミックス デラックス〉、36頁。</ref> )
==== キン肉マンソルジャー(ソルジャーマン) ====
* 身長体重 - 197cm 102kg
* 種別 - 運命の5王子
* 出身 - [[Image:Flag of KKF.svg|24px|border]] キン肉星 → {{DDR}}<ref name="ReferenceA"/> / {{BRD}}
* 身長体重 - 197&nbsp;cm 102&nbsp;kg
* 超人強度 - 87万パワー(ソルジャーマン)⇒1億パワー(ソルジャー)
* 生年月日 - 地球時間で[[1960年]][[4月1日]]<ref name="barth">ゆでたまご「運命の子供たち!!の巻」『キン肉マン 第24巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年2月15日、ISBN 978-4-08-851804-6、18頁。</ref>
* 年齢 - 24歳
* 主な必殺技 - アサルト・ドライバー<ref name="appli" />
* 声 - <!-- [[千葉繁]]→ -->中村秀利
 
運命の5王子の一人で元は軍人'''ソルジャーマン'''。戦場で敵の銃弾に撃たれるが、その瞬間残虐の神が乗り移ったことで「キン肉マンソルジャー」として復活。残虐非道なファイトが売りの超人で、超人凶器を自称する。王位継承候補者として王位争奪サバイバル・マッチに参加するはずだったが、試合前にチームメイトと共に富士山で強化合宿を行なった際、[[キン肉アタル]]の襲撃を受けて全員倒され、自身はマスクを奪われる(以降はアタルがキン肉マンソルジャーを名乗り、超人血盟軍を率いて出場する)。数日後に発見され病院へ搬送されるが途中でチームメイトは力尽き、残ったソルジャーも同じ病院に入院中のテリーマン、ウォーズマン、ミート(アニメ版ではナチグロンも)に上記の事情を語った後に絶命した。原作ではアタルがフェニックスにナパーム・ストレッチをかけるのを見た直後に狂乱して息絶えたが、アニメ版では残虐の神がフェニックスに憑依した影響で絶命した。
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実力は不明だが、読切「超人血盟軍、結成秘話」ではアタルに「奴は明らかに運命の王子ではなかった。その実力に達していない」と評されている。このためアタルはソルジャーを倒して入れ替わったという。『キン肉マン 77の謎』ではビッグボディ以上フェニックス以下と推測されている<ref>TEAM MUSCLE編「謎の72:本物のソルジャーの実力は?」『キン肉マン 77の謎』174-175頁。</ref>。
 
同時期に死亡していた[[キン肉マンゼブラ]]など他の運命の王子の様に後も復活はしておらず、オメガ・ケンタウリの六鎗客編でも死亡したままで、残虐の神はソルジャーマンの代わりにキン肉アタルに、キン肉マンソルジャーとして調和の神をリーダーとする超人死滅を企む一派と戦うよう促した。
; 主な肩書き
 
: 真・残虐チーム・大将
; タイトル歴
: キン肉星王位継承者候補
: キン肉星出身の傭兵超人として、各惑星の戦場で手段を選ばず敵兵を殺すだけの戦歴のみで、超人レスラーとしてのタイトル奪取経験はなし。
; 異名
: 超人凶器
 
==== ヘビー・メタル ====
* 種別 - 残虐超人
* 出身 - {{NED}}
* 身長体重 - 191&nbsp;cm 102&nbsp;kg
* 超人強度 - 72万パワー
* 年齢 - 17歳
* 主な必殺技 - スカル・クロー
 
強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒された。『ディープオブマッスル!!』では「攻撃性とスピードを前面に押し出した、残虐超人界の切り込み隊長」と紹介されている。
 
ジャンプコミックスセレクション版の超人紹介で描かれたイラストが、読者応募超人発表時の物と大きく変更されており、[[iモード]]用ゲーム『[[キン肉マン☆超人コロシアム]]』においては、前者をヘビー・メタル、後者を真・残虐チームの一員'''ヘビ・メタ'''として、それぞれ別々の超人として登場させている。ヘビ・メタは「クールなリズムで相手を翻弄する真・残虐チームの遊撃部隊」「必殺技はシャウト・スタンプ」と紹介されている。
 
; 主な肩書き
: 真・残虐チーム・先鋒<ref name="deep" />大将(不参加)
: キン肉星王位継承者候補
 
==== ザ・ゴッド・シャーク ====
* 種別 - 残虐超人 / 正義超人 / 軟骨魚類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CUB}}<ref name="deep" /> / {{BAH}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 193&nbsp;cm193cm 105&nbsp;kg105kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 78万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 26歳
* 主な必殺技 - ジョーズクラッシュ<ref name="shot" />
 
[[ホホジロザメ]]型<ref name="zukan" /> の超人。強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒された。『ディープオブマッスル!!』では「食らいついたら離れない、人食いカリビアン・パイレーツ」と紹介されている。
 
原作担当の嶋田隆司が腰痛を患っている間の『週刊少年ジャンプ』に掲載された『キン肉星王位争奪編 熱闘メモリアル・スペシャル 第四次超人募集発表」<ref>西村繁男編「第四次超人募集発表」『週刊少年ジャンプ 1985年42号』集英社、1985年9月30日、雑誌29935-9/30、340頁。</ref> にて発表された超人で、該当記事が長らくコミック未収録だったがリミックス版で公表された。
 
iモード用ゲーム『キン肉マン☆超人コロシアム』においては、イラストが[[#ジョーズマン|ジョーズマン]]で、超人名は'''シャークマン'''に」となっている。シャークマンとしては「真・残虐チームの突撃隊長を担う」「必殺技はジョーズ・クラッシュ」と紹介されているが、本編におけるシャークマンはザ・ゴッド・シャークやジョーズマンと同じ軟骨魚類の超人<ref name="zukan" />ながら別個の『キン肉マンII世』の時代に登場する新世代超人で、復活超人オリンピックの[[アイルランド]]国内予選にて[[セイウチン]]に敗北している。
 
; タイトル歴
; 主な肩書き
: ナッソー・プール・デスマッチ選手権優勝('80)
: 真・残虐チーム・次鋒<ref name="deep" />
; 異名
: サメの化身<ref name="shot" />
 
==== ウールマン ====
* 種別 - 残虐超人
* 出身 - {{NZL}}
* 身長体重 - 180&nbsp;cm 80&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 76万パワー
* 主な必殺技 - 羊毛地獄<ref name="appli" />
 
[[ヒツジ]]型の超人。強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒された。ソルジャーの参謀役であり、丁寧な口調とは裏腹にファイトスタイルは残虐そのもの<ref name="appli" />。『ディープオブマッスル!!』では「羊の皮をかぶった悪魔、温厚に見せかけて腹の中身は真っ黒だ」と紹介されている。
 
; 主な肩書き
: 真・残虐チーム・中堅次鋒<ref name="deep" />(不参加)
 
==== ブルドーザーマン ====
* 種別 - 残虐超人・正義超人に敵対する勢力 / 重機の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CAN}}
* 身長体重 - 230&nbsp;cm230cm 1.5t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 80万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 重機落盤崩し<ref name="appli" />
 
[[ブルドーザー]]型の超人。圧倒的な力で相手をねじ伏せるパワーファイターで、その巨体を活かした戦いを得意とする<ref name="appli" />。ウールマンらと同じく、強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒され、その後死亡。アニメ版では登場しない。『ディープオブマッスル!!』では「すべてを更地に戻す男、スーパー・パワフル・リセットキング」と紹介されている。
 
; タイトル歴
: 超人バーブド・ワイヤー・フェンス・マッチ選手権優勝 ('78)
; 主な肩書き
: 真・残虐チーム・副将<ref name="deep" />(不参加)
 
=== フェニックスシズ子ウールマン ===
* 種別 - 残虐超人・正義超人に敵対する勢力<ref name="dvdzukan" />
* 出身 - キン肉星<ref name="dvd" />{{NZL}}
* 超人強度身長体重 - 不明180cm 80kg<ref name="dvdzukan" />
* 超人強度 - 76万パワー
* 主な必殺技 - 不明<ref name="dvd" />
* 年齢 - [[中友子]]不明
* 主な必殺技 - 羊毛地獄<ref name="appli" />、羊毛に蓄えた静電気を利用した見えない攻撃<ref name="zukan" />
 
豊富な[[羊毛]]を生やした残虐超人。強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒された。ソルジャーの参謀役であり、丁寧な口調とは裏腹にファイトスタイルは残虐そのもの<ref name="appli" />。『ディープオブマッスル!!』では「羊の皮をかぶった悪魔、温厚に見せかけて腹の中身は真っ黒だ」と紹介されている。毛は年に一度生え変わるとのこと<ref name="zukan" />。
キン肉マンスーパー・フェニックス(フェニックスマン)の母親。病弱であり、夫であるフェニックス太郎に事故で先立たれている。貧しい家庭に生まれた息子を不憫に思い、病院の火災で本物のキン肉星王子と取り違えた可能性を仄めかしたことで後の禍根を作ることとなる。その後、病に倒れるが、邪悪の神々にたぶらかされた息子を説得するため、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ決勝戦の会場である大阪城へ向かう。
 
; タイトル歴
フェニックスが赤ん坊の頃、筋肉の滝に毎晩忍び込み、そこの水をフェニックスの顔に刷り込んでいった。アニメ版では、小百合に見つかってしまうが、彼女の温情で不問にしてもらったことも語られている。
: オセアニア超人J(ジュニア)・ヘビー級
; 異名
: 羊の皮をかぶった悪魔<ref name="zukan" />
; 主な肩書き
: 真・残虐チーム・中堅<ref name="deep" />(不参加)
 
=== ヘビー・メタル ===
アニメ版王位争奪編では初登場回で死亡するが、フェニックスが家を出て行った後、超人予言者の手で復活。
* 種別 - 残虐超人・正義超人に敵対する勢力 / パフォーマーの超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{NED}}
* 身長体重 - 191cm 102kg
* 超人強度 - 72万パワー
* 年齢 - 17歳
* 主な必殺技 - スカル・クロー
 
強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒された。『ディープオブマッスル!!』では「攻撃性とスピードを前面に押し出した、残虐超人界の切り込み隊長」と紹介されている。
=== フェニックス太郎 ===
* 種別 - 超人
* 出身地 - キン肉星
 
ジャンプコミックスセレクション版の超人紹介で描かれたイラストが、読者応募超人発表時の物と大きく変更されており、[[iモード]]用ゲーム『[[キン肉マン☆超人コロシアム]]』においては、前者をヘビー・メタル、後者を真・残虐チームの一員'''ヘビ・メタ'''として、それぞれ別々の超人として登場させている。ヘビ・メタは「クールなリズムで相手を翻弄する真・残虐チームの遊撃部隊」「必殺技はシャウト・スタンプ」と紹介されている。
キン肉マンスーパー・フェニックス(フェニックスマン)の父親。行方不明のキン肉スグルの代わりにキン肉星の新たな王子を決めるための格闘技大会にフェニックスマンが出場した日、建設現場で事故死。これにより、フェニックスマンは決勝戦を辞退し、新たな王子もスグルが見つかったことでなかったことになった。
 
; タイトル歴
=== ディッキーマン ===
: オランダ残虐超人ヘビー級
* 種別 - 正義超人
; 主な肩書き
* 出身 - {{USA}}・テキサス州<ref name="deep" /> / フロリダ<ref name="zukan" />
*: 身長体重 - 188&nbsp;cm 117&nbsp;kg真・残虐チーム・先鋒<ref name="zukandeep" />(不参加)
* 超人強度 - 81万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 年齢 - 18歳<ref name="deep" />
* 主な必殺技 - なし<ref name="dvd" />
* 声 - 掛川裕彦
 
=== 超人閻魔(ちょうじんえんま) ===
テリーマンが講師を務めるアメリカ・テキサス超人学校格闘科の生徒。飛翔チームに苦戦するキン肉マンを助けることができない立場にいるテリーマンを気遣っており、授業の代行を任されていた。その後、他の生徒たちと共にテリーマンをキン肉マンの所へ行かせるため超人警察隊の妨害を阻止した。
* 種別 - 神→完璧超人
* 出身 - 天上界→[[超人墓場]]
* 身長体重 - 290cm 320kg(当初は不明だった)
* 超人強度 - 9999万パワー
* 主な必殺技 - 鉄拳制裁
* 年齢 - 無始無終
* 声 - 平野正人
 
超人墓場の支配者。キン肉星王位争奪編では、超人墓場への入場許可証を発行したにも関わらず蘇生したネプチューンマンの討伐に加えて、超人墓場からウォーズマンを脱走させたキン肉マンチームの皆殺しをオメガマンに依頼する(自身は直接登場しておらず、オメガマンの回想で語られている)。アニメでは自身も登場し、「超人墓場の親方を表の顔とする邪悪五神のボス格」と、原作とは設定が変更されている。宇宙征服の拠点としてキン肉星の王位の座を乗っ取り、キン肉マンやキン肉王家や正義超人界の撲滅を企む。キン肉マンが誕生した直後の病院の火災を邪悪五神に命じ実行させた。そして王位争奪サバイバル・マッチを仕組み5人の運命の王子の体を乗っ取るよう指示する。キン肉マンの火事場のクソ力を邪悪大神殿に封じ込めたのも超人閻魔の指示によるもの。大阪城の決勝では、フェニックスと一体化してキン肉マンを苦しめた。しかし最後はキン肉マンの火事場のクソ力が復活し、フェニックスがキン肉マンの「7000万パワーマッスルスパーク」に倒され、自身も真紅のマントの一部に封印された。
『ディープオブマッスル!!』では、超人委員会の命を受けて現れたマグニチュードIマンと乱闘を繰り広げる。
 
完璧超人始祖編では、キン肉族とその影響を受けた全ての超人を殲滅する決断を下し、「[[#ストロング・ザ・武道(ブドー)|ストロング・ザ・武道]]」として本格的に登場し、他の完璧・無量大数軍と共に地球へ侵攻した。キン肉星王位争奪編で語られた死んだ超人が魂だけとなり超人墓場に辿り着いた後の管理者であることがより明確になり、その働きが認められてなおかつ蘇りを強く希望する者に対し厳しい審査を行なっていることも語られる。その正体は、太古の神々が全超人を粛清する際に唯一反対し、神の座を捨て優秀な超人のみを救出し、10人の完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)を作り上げた完璧超人始祖の創始者の完璧超人で、完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)の称号を持つ'''ザ・マン'''。そちらの詳細は[[#ザ・マン / 慈悲の神(じひのかみ)|ザ・マン]]の項を参照。口癖は「グロロ〜」<ref name="enma" />。キン肉マンが友情を超人界に必要以上に拡散し続け、それが「恐ろしい力を同時に拡散させており、強くなったイレギュラー超人たちを制御できなくなると太古のような闘争の歴史が繰り返される」とを危惧する。最終決戦で悪魔将軍=ゴールドマンに敗れ、師匠越えを果たした悪魔将軍に対して穏やかな笑みを浮かべ、数億年にもわたる師弟の因縁に決着がつけられた。敗北後は悪魔将軍やシルバーマンが選んだ道に納得し、悪魔将軍の介錯を受け入れる覚悟だったが、間に入ったキン肉マンの説得を受けた悪魔将軍から"二度と超人墓場から出ないこと"、"不老不死を永久に廃止すること"を条件に生かされる。その後、ネメシスとピークア・ブーに連れられながら「自身は一線を退くが再び過ちを犯すことがあれば完璧超人が粛清に現れる」とキン肉マンに忠告して、超人墓場へ帰還する。
 
「超人[[閻魔]]」の由来はその名前通りに、人間界でも[[仏教]]や[[ヒンドゥー教]]などで[[地獄]]や[[冥界]]の主として伝わる[[閻魔|閻魔大王]]にちなんだもの。
 
=== 墓守鬼(はかもりおに) ===
* 種別 - 不明鬼 / 魔族の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 超人墓場<ref name="gc" />
* 声 - 岡和男(ボス鬼)
 
超人閻魔と完璧超人始祖の命により、超人墓場を警備・管理し、死人となった超人たちに終わり無き労働を強いたり、脱走を止めたりする鬼たち。一方、色は赤・青・緑に分類されている<ref name="zukan" />。生命を持った超人を取り締まることはできない。
 
完璧超人始祖編では、悪魔将軍や[[悪魔六騎士]]が超人墓場に侵攻した際に迎撃を行うが、次々と蹴散らされる。オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、半壊した超人墓場を修復している最中に帰還したジャスティスマンが連れてきたキン肉マンたちを見て、生きたまま彼らが超人墓場を訪れたことに動揺するが、直後にジャスティスマンから自分が連れてきた客人たちだと聞くと動揺を収める。そして、年老いた墓守鬼が戦死したミラージュマンとアビスマンとペインマンの亡骸とリングを、完璧超人始祖への敬意から恐れ多くて手が出せずに埋葬できなかったことをジャスティスマンに報告すると、ジャスティスマンの許可を得たことで埋葬できるようになり、墓守鬼たちは歓喜の声を上げた。
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=== ロビンナイト ===
* 種別 - 正義超人 / ロビン王朝の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{GBR}}
* 身長体重 - 216cm 155kg
* 超人強度 - 76万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - アノアロの杖<ref name="appli" />
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アニメ版王位争奪編ではロビンの前に彼の幻が現れ、「アノアロの杖」は自分の手に戻ると助言した。『キン肉マンII世』倫敦の若大将編にも登場。
 
; 個人タイトル歴
: 大英帝国超人ヘビー級
 
=== フィッシングマン ===
* 種別 - 完璧超人 / アウトドア用品の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{MEX}}・[[アカプルコ]]
* 身長体重 - 210cm 200kg
* 超人強度 - 7450万パワー
* 年齢 - 34歳
* 主な必殺技 - リール・ゲット
 
完璧超人の1人。顔には目が無いが、代わりに高性能センサーが発達していて、敵の居場所を察知して捕まえることができる<ref name="zukan" />。
 
キン肉星王位争奪編の回想シーンに登場。人狼煙を使って粉々になったネプチューンマンの肉体を回収して再生させる。
 
; タイトル歴
: 「タイトルは弱者のシンボルである」という完璧超人の教えに従っているためタイトルは持たない。
 
=== キャッチマン ===
* 種別 - 完璧超人 / スポーツ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}
* 身長体重 - 185cm 124kg
* 超人強度 - 4600万パワー
* 年齢 - 26歳
* 主な必殺技 - 地獄の牽制アタック
 
完璧超人で智謀にも長けているが、情に厚い性格。野球の捕手(キャッチャー)のように全体を見渡す広い視野を持つ<ref name="zukan" />。
 
キン肉星王位争奪編の回想シーンに登場。フィッシングマン同様に人狼煙を使って死んだネプチューンマンの捨て身の行為を尊敬し、彼を再生させる。
 
; タイトル歴
: 「タイトルは弱者のシンボルである」という完璧超人の教えに従っているためタイトルは持たない。
 
=== グレイト・ハリケーン ===
* 別表記 - グレート・ハリケーン
* 種別 - 完璧超人 / 天気・気象の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - [[太平洋]]
* 身長体重 - 230cm 150kg
* 超人強度 - 6500万パワー
* 年齢 - 23歳
* 主な必殺技 - ハリケーン・アイ
 
完璧超人の1人でネプチューンマンの友人。巨大な一つ目を持ち、ゴミが入らないように、まつ毛が発達している<ref name="zukan" />。手足を動かすだけで嵐の様な風圧を巻き起こす能力を有している<ref name="zukan" />。
 
キン肉星王位争奪編の回想シーンに登場。フィッシングマンやキャッチマンと共に人狼煙を使って粉々になったネプチューンマンを再生させる(究極の超人タッグ編の回想シーンでは、更に[[#ザ・ターボマン|ザ・ターボマン]]と[[#アモイマン|アモイマン]]もネプチューンマンの再生に協力している事と、蘇生方法が完璧超人界に伝わる「超人再生術」と判明<ref name="wpbc02-203" />)。
 
; タイトル歴
: 北太平洋 超人スーパーヘビー級
 
=== フェニックスシズ子(シズこ) ===
* 種別 - 正義超人<ref name="dvd" /> / キン肉族<ref name="zukan" />
* 出身地 - キン肉星
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 不明<ref name="dvd" />
* 家族 - 夫 フェニックス太郎 息子 フェニックスマン
* 声 - [[中友子]]
 
運命の王子の1人であるキン肉マンスーパー・フェニックス(フェニックスマン)の母親。病弱であり、夫である'''フェニックス太郎'''(フェニックスたろう 身長体重、超人強度等は不明)に事故で先立たれている。貧しい家庭に生まれた息子を不憫に思い、病院の火災で本物のキン肉星王子と取り違えた可能性を仄めかしたことで後の禍根を作ることとなる。その後、病に倒れるが、邪悪の神々にたぶらかされた息子を説得するため、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ決勝戦の会場である大阪城へ向かう。
 
フェニックスが赤ん坊の頃、筋肉の滝に毎晩忍び込み、そこの水をフェニックスの顔に刷り込んでいった。アニメ版では、小百合に見つかってしまうが、彼女の温情で不問にしてもらったことも語られている。
 
アニメ版王位争奪編では初登場回で死亡するが、フェニックスが家を出て行った後、超人予言者の手で復活。
 
=== ポルターガイスト ===
* 種別 - 正義超人 / ポルターガイスト現象が特徴の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{BRD}}
* 身長体重 - 170cm 65kg
* 超人強度 - 40万パワー
* 年齢 - 20歳
* 主な必殺技 - 物体散射術
* 声 - 川津泰彦
 
常に白装束のフードで顔も含めて全身を覆い、名前の通りに[[ポルターガイスト現象|ポルターガイスト]]の特徴を持つ超人。キン肉星王位争奪編でネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけた<ref group="注釈">本編でポルタ―ガイストの姿が描かれたという意味では、この時が初登場扱いだが、この時集まった正義超人は全員過去の超人オリンピックから宇宙超人タッグトーナメントまでの何れかで直接・関節を問わずキン肉マンとも関わった者たちとされているため、ポルターガイストも過去にキン肉マンと同時期の超人オリンピックへの参加経歴を持つ超人か、黄金のマスク争奪戦で後楽園球場にてパワーを奪われて生命維持装置に入った正義超人の1人である可能性なども暗示されている。</ref>。直後のキン肉星に帰還するキン肉マンの見送りにも来ていた。[[魔族]]の系譜を継いでいるが、善良な魂を持つ正義超人<ref name="zukan" />。ただし、布の中身をのぞこうとした者には厳しい態度もとるため、怖がられることも少なくない<ref name="zukan" />。
 
; タイトル歴
: 第5回西ドイツ超人チャンピオンカーニバル優勝 ('82)
 
=== ボックマン ===
* 種別 - 強盗超人→正義超人<ref name="zukan" />
* 出身地 - {{DDR}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 192&nbsp;cm192cm 78&nbsp;kg78kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 40万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
<!-- * 声 - 川津泰彦 -->
* 声 - 川津泰彦
 
西ドイツ・ベルリン市街で子供を人質に立てこもっていた強盗犯。牧師に変装したキン肉マンソルジャー(キン肉アタル)に倒される。名前は『ディープオブマッスル!!』および[[サンケイスポーツ]]特別版『キン肉マン新聞2号』より。
 
ベルリン市街では人間の子供を人質に立てこもっていた強盗犯。『ディープオブマッスル!!』ではによれば、東ドイツからの亡命超人で、職にぶれ、共に亡命した母親寝たきりになったために自暴自棄となり凶行へと走ったと説明のこと。[[牧師]]に変装したキン肉マンソルジャー(キン肉アタル)に倒される。しかし、その後は改心し再就職にも成功し、正式に正義超人とな<ref name="zukan" />
名前は『ディープオブマッスル!!』および[[サンケイスポーツ]]特別版『キン肉マン新聞2号』より。
 
; 異名
: 卑劣な強盗超人<ref name="shot" />
 
=== ディッキーマン ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{USA}}・テキサス州<ref name="deep" /> / フロリダ<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 188cm 117kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 81万パワー
* 年齢 - 18歳<ref name="deep" />
* 主な必殺技 - なし<ref name="dvd" />
* 声 - 掛川裕彦
 
テリーマンが講師を務めるアメリカ・テキサス超人学校格闘科の生徒。飛翔チームに苦戦するキン肉マンを助けることができない立場にいるテリーマンを気遣っており、授業の代行を任されていた。その後、他の生徒たちと共にテリーマンをキン肉マンの所へ行かせるため超人警察隊の妨害を阻止した。
テリーマンと同じテリー族の1人でもあり、気性は激しくけんかっ早い面も持ち、荒っぽいファイトを得意として技を駆使するより肉弾戦に走る傾向がある<ref name="zukan" />。
 
『ディープオブマッスル!!』では、超人委員会の命を受けて現れたマグニチュードIマンと乱闘を繰り広げる。
 
=== キン肉星第8超人病院院長 ===
* 本名 - 不明
* 種別 - 正義超人 / キン肉族 / 医師
* 出身 - キン肉星
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 不明
 
キン肉マンや運命の5王子たちが産まれたキン肉星第8超人病院<ref name="zukan" />の院長。[[運命の5王子#キン肉マンチーム(キン肉スグルチーム)|キン肉マンチーム]]と知性チームの決勝戦の最中、偽王子の証拠であるレントゲン写真を狙う知性チームの刺客により病院を荒らされ、自身も重傷を負うが、秘密の金庫に隠していたレントゲン写真を守りぬき、病院に足を運んだミートに金庫の鍵を託して息絶えた。なお、ミートが病院に足を運んだ際には院長以外は誰もいなかったことから、医師や患者は避難した可能性も示唆されている。アニメ版では、病院の話はカットされたために登場しなかった。
 
; 主な肩書き
なお、ミートが病院に足を運んだ際には院長以外は誰もいなかったことから、医師や患者は避難した模様。
: 超人専門医
 
=== バッファロー大王 ===
* 種別 - 正義超人<ref name="niku20">ゆでたまご「悪魔界の貴公子!!の巻」『キン肉マン 第20巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉57頁。</ref> / バッファロー一族 / 闘牛(モルーチョ)超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ESP}}
* 身長体重 - 不詳
* 超人強度 - 不明
* 主な必殺技 - ロングホーン・アタック
* 声 - [[松田重治]]
 
キン肉星王位争奪編の回想シーンに登場。昔、隆盛を誇っていたバッファロー一族の大王で、[[バッファローマン]]の祖先。バッファローマンと同様に、バッファロー一族は全員突き出た巨大な湾曲した角・'''ロングホーン'''が頭部に生えているのが特徴で、[[ダイヤモンド]]並みの硬度を誇っていた<ref>ゆでたまご「闘いを愛する者たち!!の巻」『キン肉マン 第52巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年10月8日、ISBN 978-4-08-880545-0、87頁。</ref>。バッファロー一族は一時期は正義超人界でキン肉族に匹敵するほどの繁栄を見せていたが、王位を巡る権力闘争に明け暮れるうち衰退し、最期は王位争奪戦でバッファロー大王以下一族の殆どが死んで滅びてしまった。
 
一族が崩壊してしまった中で唯一人生き残ったバッファローマンは、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチに参加した際に、自分の一族の悲劇を語り、その時点で残っていた3人のキン肉族王位継承者たち([[キン肉アタル|ソルジャー]]、[[キン肉スグル|キン肉マン]]、[[キン肉マンスーパー・フェニックス|フェニックス]])に「バッファロー一族の悲劇を繰り返さないでくれ」と叫びながら伝えた。
 
; タイトル歴
* 超人スーパーヘビー級
; 主な肩書き
* スペイン・バッファロー一族大王
 
=== 邪悪大神殿番人(じゃあくだいしんでんばんにん) ===
* 種別 - 魔族の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 天上界
* 声 - 平野正人
 
邪悪の神の命により、邪悪大神殿を警備する衛兵たち。体の色は紫<ref name="zukan" />。ミキサー大帝に分離されたキン肉マンの[[火事場のクソ力]]を大神殿に封印して管理したが、ジェロニモのブルドッキング・ヘッドロックとネプチューンマンの喧嘩ボンバーで倒される。直後に火事場のクソ力はジェロニモ、ネプチューンマン、キン肉アタル、ロビンマスクの手で大神殿から解放されて、キン肉マンの身体に戻り復活した。
 
== 完璧超人始祖編 初登場 ==
===; 完璧{{Anchors|正無量大数悪連合軍(ドリフェクトムリーグ)}}正悪連合軍(ドリジナンバムリ ===
:; キン肉マン(キン肉スグル)
==== ストロング・ザ・武道(ブドー) ====
:; 悪魔将軍(ゴールドマン)
* 種別 - 完璧超人
:; ザ・テリーマン
* 出身 - 天上界<ref name="zukan" />
:; アシュラマン 
* 身長体重 - 290&nbsp;cm 320&nbsp;kg
:; シルバーマン 
* 超人強度 - 9999万パワー<ref name="zukan" />
:; ブロッケンJr.
* 主な必殺技 - 無欠雁字搦め、冥府頭壊手、零の悲劇、武道岩砕クロー([[週刊プレイボーイ|週プレNEWS]]連載時は武道鉄拳)、ワンハンド・ブレーンバスター、完武・兜砕き、ダブル・ニー・クラッシャー、超人圧搾機、硬度10ダイヤモンドパワー、完璧・零式奥義 千兵殲滅落とし
:; プラネットマン 
:; バッファローマン
:; スニゲーター 
:; ジャンクマン
:; ザ・ニンジャ 
:; サンシャイン 
:; ザ・魔雲天 
:; ラーメンマン / モンゴルマン
:; ロビンマスク
:; ザ・ウォーズマン(ニコライ・ボルコフ)
:; ブラックホール 
:; ペンタゴン
:; スプリングマン
:; ステカセキング 
:; ミスター・カーメン
:; アトランティス 
 
; [[完璧超人#完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)|完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)]]
[[完璧超人#完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)|完璧・無量大数軍]]のリーダー格であり、最古参メンバー。“完武”の異名を持つ。口癖は「グロロ〜」<ref name="enma">ゆでたまご「属性別超人名鑑 零 完璧超人篇」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』13-53頁。</ref>。正義超人・悪魔超人・完璧超人の間で行われた三属性超人不可侵条約を撤回させるために現れ、ネプチューンマンの代表権を認めず、三属性超人不可侵条約の撤回を要求し条約文を燃やした。剣道の面や防具と袴を身につけた巨漢で、[[ネプチューン・キング|ビッグ・ザ・武道]]とほぼ同一の姿だが別人。仮面の奥の目は常に充血しており、超人界の現状に果てしない憤りを感じている。完璧超人の掟には特に厳しく「カタブツ」と無量大数軍からも言われるほどの苛烈な性格だが、実力や気概を認めた相手に対してはたとえ下等超人であっても敬意を払う一面を持つ。自らをあらゆる超人格闘技の“道”を知る完璧なる武士(もののふ)超人と称し、皮膚自体が強靭で固い鎧を纏っているようなものだと豪語している。
:; [[#慈悲の神(じひのかみ) / ザ・マン|ザ・マン]][[#超人閻魔(ちょうじんえんま)|(超人閻魔)]]
=== ジャスティスマン ===
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CHE}}(当初は天上界とされた)
* 身長体重 - 209cm 136kg
* 超人強度 - 1500万パワー
* 主な必殺技 - タービンストーム、大木腕固め、ジャッジメントクラッシュ、ジャッジメントツイスト、ジャッジメントアヴァランチャー、ジャッジメントウィンドミル、完璧・陸式奥義ジャッジメント・ペナルティ
* 年齢 - 無始無終
 
[[#ジャスティス|ジャスティス]]の項も併せて参照。[[公正]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />。"完璧・陸式"(パーフェクト・シックス)の称号を持ち、「光のダンベル」を所有する完璧超人始祖。「裁きの神ジャスティス」と語り継がれる人物で、兜を装着した状態でのシルエットは[[ラーメンマン]]やモンゴルマンに酷似している。兜を外した頭部は脳が透けており、体中に血管が浮き出ている特異な姿をしている。口癖は「ハワァーッ」。特殊能力を用いず、鍛え抜いた強靭かつ柔軟な肉体を駆使した正統派技法とクレバーな思考を武器とする。頭部は[[悪魔将軍#ゴールドマン|ゴールドマン]]のダイヤモンドパワーに匹敵する硬度を持つ。悪魔将軍から「完璧超人始祖の中でも技術や隙のなさは群を抜いており、冷静沈着という言葉が似合う男。ザ・マンに理想や戦い方が最も近く、私でも倒すとなると少々骨が折れるかもしれん」と評されており、サンシャインを驚かせていた。兜の先に繋がっている"裁きの天秤"は相手の罪の重さを量ることができる。
使用する技はシンプルながら、その驚異的な怪力により全てが必殺技級の威力となる。また、組み合った相手から超人パワーを抜き取り人間にしてしまう「零の悲劇」と呼ばれる能力を持っている。手にした竹刀は炎を纏い、マックス・ラジアルの肉体を容易く貫くなど威力も凄まじい。悪魔超人からは完璧・無量大数軍の中でも特に厄介な相手と目されていて、また悪魔将軍の遥か遠い昔からの知り合いや古代の時代から生きている超人と自称している。
 
かつては「超人が神さえ超える存在になる」と掲げたゴールドマンとシルバーマンの思想を理解できず、また感情で動かされることについても地上を混沌に逆戻りさせる罪であると考えていた。一方で、ゴールドマンとは完璧超人を離脱することを打ち明けられるなど親しかったこともあり、自身が結果として二人を殺し合わせたことには後ろめたさも感じていた。その他の超人たちについては寿命に「永遠」がなく終わりがあるという理由から「完璧」と認めず長らく卑下していた。弟子であったミロスマンが負けたことについては「敗者に興味はない」と完全に見限っている。
全面対抗戦ではアメリカの[[グランド・キャニオン|グランドキャニオン]]に特設された空中リングにてザ・魔雲天と対戦し、終始一方的な試合展開で圧倒し勝利する。その戦いを見ていたキン肉マンやピークア・ブーを恐れさせた。試合後、生きていた魔雲天によってリングもろともグランドキャニオンの谷底へ落下し消息を絶つが、プラネットマンの人面プラネットに召喚されなかったため、生存していることが判明した。
 
魔界でアシュラマンと対戦し、アシュラマンの増大し続ける力に驚きながらも必殺技ジャッジメント・ペナルティで勝利を収めた。
その正体は神から超人に身を落とした元・神であり、完璧超人の創始者の'''[[#超人閻魔(ちょうじんえんま)|超人閻魔]]'''。真の名は"完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)" '''[[#ザ・マン|ザ・マン]]'''。
 
その後、国立競技場で[[テリーマン]]と交戦。終始テリーマンを圧倒し、最後はジャッジメント・ペナルティでの処罰を執行するが、テリーマンがその技に耐え抜き、なおも戦う意志を失わなかったため「ダブル・ジョパディ(二重処罰の禁止)」に基づきそれ以上の刑の執行を行わず「無罪放免」と裁き、「光のダンベル」を譲って自らの敗北とゴールドマンとシルバーマンが目指そうとしてた事および正義超人や人間たちの更なる進化・進展への可能性を見出し、それらを認めた。そして、「我が思索は新たな段階へ入るべき時が来た」と自身への裁きも降した。シルバーマンがサイコマンを破り全てのダンベルが揃ったことにより、始祖としての役目を終えて超人たちに未来を託して消滅するはずだったが、ダンベルのシステムをサイコマンが作り変えていたことによって生き残り、これまでの完璧超人の教え・ゴールドマンとシルバーマンが目指そうとしている事・正義超人の思想のどれも認めると同時に全て正しいと賛同するまでには至っていない自分の、これからできる新たな役割を探すために旅立った。
アシュラマンとジャスティスマンの試合が終了した後、[[京都]]にいる正義超人軍の前に再び姿を現してキン肉マンを"許されざる世界樹"の眠る[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|国立競技場]]に誘う。その後、許されざる世界樹での完璧超人と正義・悪魔超人との戦いを貴賓席にて観戦するが、自身の存在がガンマンやネメシスの勝敗を大きく左右することとなる。さらにジャスティスマンの離反やシルバーマンの出現、サイコマンが犯していた大罪に激しい怒りをあらわにするが、サイコマンの消滅の間際には今まで尽くしてくれたサイコマンへ礼を告げて消滅を静かに見守るなどかつてのザ・マンだった頃の一面も垣間見せている。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、サグラダ・ファミリアに向かうキン肉マンと[[アレキサンドリア・ミート|ミート]]の眼前にワープゾーンを出現させて気付かれずに手を貸した後、関ヶ原で大魔王サタンと対戦する。そして、ジャッジメント・ペナルティでサタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にザ・マンから聞いた更なる危機についての話をキン肉マンたちに聞かせる為に、ワームホールを開いてキン肉マンたちやアリステラたちを超人墓場へと連れていく。そして、帰還した超人墓場で亡骸が放置されているミラージュマンとアビスマンとペインマンを埋葬する許可を墓守鬼たちに与えた後で、超人閻魔の玉座に座るザ・マンの周囲に鉄格子が張り巡らされているのを見て、実にザ・マンらしいと感想を述べている。
キン肉マンとネメシスの戦いが終わると、掟のとおりネメシスを処刑しようとするが、完璧超人界に必要不可欠な存在であるネメシスを命を懸けて守ろうとするネプチューンマンと対立。しかし変わり果ててしまったザ・マンをかつて交わした約束を果たすために討とうとする悪魔将軍が現れると、ネプチューンマンたちが自分を守ろうとする姿を見て考え直し、先に悪魔将軍の処刑を行うこととし、ネメシスについては保留にした。その後、悪魔将軍をかつての修行場があるオーストラリアの[[ウルル|エアーズロック]]へと誘い、完璧超人始祖編を飾る最後の戦いを繰り広げる。10人の完璧超人始祖たちを超える怪力やボディの強靭さ、さらに悪魔将軍の技である「地獄の九所封じその八」の原型となった「零の悲劇」やダイヤモンドパワーを駆使して圧倒。「完武・兜砕き」と「完璧・零式奥義 千兵殲滅落とし」の連続攻撃で悪魔将軍を下したかと思われたが、師を超えるという弟子の務めを果たそうと立ち上がった悪魔将軍の新境地「超人硬度10♯ロンズデーライトパワー」に徐々に押され始める。最後の審判として再び零式奥義を放つも悪魔将軍のロンズデーライトパワーに逆に足が砕け、悪魔将軍が師を超えるために完成させた奥義「神威の断頭台」を受けて敗北した。師匠越えを果たした悪魔将軍に対して穏やかな笑みを浮かべ、数億年にもわたる師弟の因縁に決着がつけられた。
 
調和の神を始めとする[[#超神(ちょうしん)|超神]]たちが地上に襲来した後、ザ・マンの指示でネメシスや[[ネプチューンマン]]と共にザ・マンの所持するカピラリアの欠片を守護するよう命じられる。
敗北後は悪魔将軍やシルバーマンが選んだ道に納得し、悪魔将軍の介錯を受け入れる覚悟だったが、間に入ったキン肉マンの説得を受けた悪魔将軍から"二度と超人墓場から出ないこと"、"不老不死を永久に廃止すること"を条件に生かされる。その後、ネメシスとピークア・ブーに連れられながら「自身は一線を退くが再び過ちを犯すことがあれば完璧超人が粛清に現れる」とキン肉マンに忠告して、超人墓場へ帰還する。
 
登場時はラーメンマンと同じシルエットのデザインだったが、そのままでは昔のキャラクターは超えられないと考えられデザインが変更された<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第50巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年4月8日、ISBN 978-4-08-880406-4、188頁。</ref>。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、サタンが超人墓場に強力な結界を張った為に閉じ込められ、[[超人墓場#閻魔の部屋|超人閻魔の玉座]]からキン肉マンたちとオメガ・ケンタウリの六鎗客の試合の様子を見ている。そして、ジャスティスマンが大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にジャスティスマンがザ・マンから聞いた更なる危機についての話を聞く為に、ジャスティスマンがキン肉マンたちやオメガマン・アリステラたちを超人墓場まで連れてきたことで、超人閻魔の玉座の周囲に鉄格子を張り巡らせているのは二度と超人墓場から出ることはないという決意の表れとして行っている上で、ストロング・ザ・武道の装束も封印したとキン肉マンたちに語った。そして、天界にいた頃の神としての名前が「'''慈悲の神(じひのかみ)'''」であったことと、その頃に優秀な超人たちを生かそうとする勢力を束ねていた自身と対立していた、調和の神をリーダーとする超人を絶滅させようとする勢力があったことを語った後で、自身が神の座を降りて一超人になる(カピラリア大災害が引き起こされる)直前に二度と神の気まぐれで超人たちが絶滅されないように、カピラリア光線を全宇宙に照射できる唯一無二の装置を、自身を含めた108人の神たちに分け与える提案を行ったことを語った。そして、レコード盤の中のカピラリアの欠片をキン肉マンたちに見せると、大魔王サタンが今回実体化したのはこのカピラリアの欠片を盗み出すためだったことも語り、近い将来に調和の神とその一派が全宇宙の超人たちを死滅させる為に下天して地上に襲来するだろうと予言する。そして、太古にオメガの民たちを地球から追いやったのは、オメガの民たちが神を目指そうとしていた事がキッカケであり、神々の超人たちに対する目が厳しかった時代だったこともあり、調和の神ら超人殲滅を目論む一派に、殲滅の大義名分をもたらす危険性があった為、それを阻止する為にオメガの民を殲滅するふりをして、オメガの宗家を宇宙に逃がす為であったことも語った上で、そのことが更にオメガの民たちに苦労を与える結果となってしまったことをアリステラたちに謝罪した後で、星から超人パワーを抽出する装置である禁断の石臼をアリステラたちに譲って、禁断の石臼を逆に作用させればアリステラたちの超人パワーを滅びつつあるオメガの星に注入することでオメガの星を救えるであろうと語った。
 
; 異名
調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、元は神であったことからいち早く超神たちの気配を察知し、[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]と知性の神の提案で十二体の超神が三体ごとに四つの場所に向かったことで、キン肉マンたちやテリーマンたちと軍議を行って、それぞれに自身が察知した超神たちの行き先を告げる。
: 裁きの神
: 裁きの神と呼ばれた伝説の男<ref name="shot" />
: 一糸乱れぬ深碧の武人<ref name="shot" />
 
=== サイコマン ===
ゆでたまごの中井は、フィギュア製作メーカー「CCP」によるビッグ・ザ・武道のフィギュアにインスピレーションを受けたため、同じ容姿の新超人として登場させたと語っている<ref>ゆでたまご・中井義則「第一章 『キン肉マン』との不思議な縁 漫画から生まれたものが、漫画に新たなヒントをくれる」『生涯現役、火事場の漫画仕事術』ワニブックス、2012年12月25日、ISBN 978-4-8470-6538-5、27頁。</ref>。
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ESP}}
* 身長体重 - 206cm 102kg
* 超人強度 - 1000万パワー
* 主な必殺技 - イグニシォンドレス、巨握の掌(きょあくのて)、完幻殺法スピア・ドレス、〈完幻〉ファントム・キャノン、マグネット・パワー、マグネティカ・ボンバー、完璧超人秘奥義サンダーサーベル、サンダーサーベルスコール、ロンゲストサンダーアロー、完璧・拾式奥義 輪廻転生落とし(グリム・リーインカーネーション)
* 年齢 - 無始無終
 
[[#グリムリパー|グリムリパー]]の項も併せて参照。[[死神]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />。"完璧・拾式"(パーフェクト・テンス)の称号を持ち、「雷のダンベル」を所有する完璧超人始祖。慇懃無礼な言動を取り、敵だけではなく敗北した仲間に対しても平然と蔑みの言葉を掛ける。本来は超人墓場からの出入りができない完璧超人始祖の中で唯一、超人閻魔より出入りを許されている。表向きは完璧・無量大数軍のグリムリパーとして活動していた。全体的な外見はグリムリパー時とほぼ同様だが、黒を基調としたグリムリパーの衣装とは対照的な白を基調とした細部も異なる姿が本体の形態である。かつての同志であるシルバーマンのことはただ一人の理解者として信頼し、非常に強い執着心を持つ。また唯一敬意や憧れを抱き、指標にし続けてきた。逆に兄であるゴールドマン(悪魔将軍)は裏切り者と嫌悪しており、その流れを汲む悪魔超人も「本物のクズ」と軽蔑している。ガンマンやシングマンとは犬猿の仲であり、頭に血の上りやすい彼ら二人をからかうのを楽しんでいる(ガンマンの戦闘能力の高さだけは評価していた)。ジャスティスマンに対しては常々いつ裏切るかと疑っており、「消えてもらった方が都合がいい」「私の邪魔をすることにかけては天才」と臆面もなく言い切った。超人閻魔への忠誠心は強く、他の始祖が超人閻魔を「あやつ」と呼んでいる中で唯一、「閻魔さん」と呼んでいる。かつてのシルバーマンとのスパーリング戦績は五分と五分。マグネット・パワーを初めに発見した超人。現在のサグラダ・ファミリアがある地にマグネット・パワーの噴出孔であるアポロン・ウィンドウを発見して以降、その地下に籠り研究を重ね、超人墓場建設の根拠となる超人パワー人工生成装置「禁断の石臼」を完成させた。また、かつてネプチューン・キングに期待して彼を弟子入りさせ、マグネット・パワーのコツを伝授したことがあったが、後にネプチューン・キングが強さに溺れて卑劣な行動を取るようになってしまったため完璧無量大数軍の資格を剥奪していた。宇宙超人タッグトーナメントで敗北したネプチューン・キングのことは「最低の小者」と呼んで蔑んでいる。マグネット・パワーの利用は他の始祖全員から反対されており、ただ一人賛同してくれた超人閻魔によって管理を任されていた。超人墓場にある自室には、天蓋付きベッドやぬいぐるみが置いてあるなど少女趣味を思わせる内装となっている。また、自分の顔を「高貴なお顔」と言うなどかなりのナルシスト。
 
鳥取砂丘にてグリムリパーとしてバッファローマンに殺害されたように見せかけ、サグラダ・ファミリアを守るためにその場に移動していたが、シルバーマンにより姿を暴かれてしまう。生存が判明した後はサイコマンとしての正体を明かした。そこで[[悪魔六騎士#プラネットマン|プラネットマン]]と対戦し、握力とマグネット・パワーで圧倒した。プラネットマンの人面プラネットによって召喚された完璧・無量大数軍に対しても容赦なく、次々と消滅させて〈完幻〉ファントム・キャノンでプラネットマンに勝利する。その後、他の始祖と共に国立競技場に現れ、「許されざる世界樹」内のサイフォンリング4階にて、正義超人・ブロッケンJr.と交戦する。序盤はブロッケンJr.を下等の域にも達していない未熟者と見下すが、予想をはるかに超えるブロッケンJr.の握力や怒涛の攻撃を受け、その評価を改める。しかし、それでもなお埋めようの無い実力差を見せつけ〈完幻〉ファントム・キャノンでリングへ叩きつける。完璧・拾式奥義で完全に殺すべくとどめを刺そうとするも、突如現れたシルバーマンの仲裁により制止し、リフトアップスラムへ切り替えてブロッケンJr.を失神させて勝利した。その試合の中でシルバーマンがゴールドマンの動向を監視する完璧超人のスパイであり、正義超人も悪魔超人の勢力を抑止するために作られ利用してきたことを語りキン肉マンたちを動揺させるが、シルバーマンの真意を知ると必死にシルバーマンへ完璧超人への帰還を求め、それが叶わないと知ると涙を流し同じサイフォンリング4階にてシルバーマンと連戦する。マグネット・パワーを否定するシルバーマンに対してその素晴らしさを知ってもらうため、マグネット・パワーを駆使した技の数々でシルバーマンを苦しめ、完璧・拾式奥義 輪廻転生落としを決めようとするも、技の落下地点がブロッケンJr.と闘った際に開いたくぼみだったためにシルバーマンをKOするには至らなかった。さらに自ら放ったロンゲストサンダーアローを逆に利用されてマグネット・パワーを破られてしまい、マグネット・パワー無しの輪廻転生落としで逆襲に出るがマグネット・パワーに頼り過ぎていたために本来の技の研鑽を怠っていた弱点を見抜かれ、逆にシルバーマンの完璧・弐式奥義にして完全必殺のアロガント・スパークを返され敗北した(この時も技の落下地点が闘いで開いたくぼみだったために死亡するには至らなかった)。敗北後、悪魔将軍の集めた始祖の10個のダンベルの力で超人閻魔や他の始祖共々消滅するはずだったが、はるか昔そのシステムを自分だけが消滅するように作り変えていたことを明かす<ref group="注釈">ザ・マンが作ったシステムそのものは解除できず、消滅のエネルギーの向かう先を自分に設定するしか手がなかったという。</ref>。消えゆく中、シルバーマンへの憧れとザ・マンへの感謝の気持ちを伝えながらシルバーマンの腕の中で完全に消滅する。最後までマグネット・パワーへの執着心は失わなかったが、彼なりに「世界をよりよくすることのできる力であり、世界平和のために使う」という確固たる信念を持っていた。ダンベルのシステムを作り変えていたことも神となるべき始祖を消させまいとする彼なりの仲間意識であり、日頃罵倒し続けていたガンマンのことも救いたいと考えていて、心の奥底では憎からず思っていた<ref group="注釈">消滅の際はジャスティスマンからも動揺され、同情らしきものを見せられていた。</ref>。
 
ゴールドマンからは「新たなる進化に最も近い始祖だが、それを恥ずべきものと感じ同族嫌悪で否定している」と評され、シルバーマンからも「同じ道を歩んでいれば、僕と違って本物の正義超人になれたのかもしれない」と言われた。キン肉マンやバッファローマンやウォーズマンたちからも「敵として出会わなければ、分かりあえる仲になれたのかもしれない」と惜しまれていた。
 
他のキャラクターとの差別化で技に優雅さが強調されていたが、昔は他の始祖たちと一緒にプロレス的な修行をしていたという部分を見せるため、拾式奥義に関しては『キン肉マン』の王道的な落下激突技になった<ref name="sai" />。ゆでたまごの嶋田は、ヘル・ミッショネルズ以上のマグネット・パワーの使い手に見える描き方を常に意識したという<ref>「【第2位】シルバーマンvsサイコマン」『キン肉マンジャンプ』集英社、2017年12月29日、ISBN 978-4-08-102254-0、74頁。</ref>。また、嶋田は当初は単純にオネエにするつもりだったが、途中からキャラクターの重要度も増したため、セクシーさのあるプロレスラーと評される[[中邑真輔]]の要素をプラスしたことでいいキャラクターに育ったと語っている<ref name="sai" />。人気投票企画「キン肉マン超人総選挙2017」では11位にランクインしており、嶋田は「最初は嫌なヤツ風に見せていたが、その頃から最後はみんなに好かれるキャラになるといいですね、と担当とも話していたので嬉しい」と述べている<ref>「嶋田隆司スペシャルインタビュー 完璧超人始祖編を終えて」『大解剖ベストシリーズ キン肉マン大解剖 新装版』[[三栄書房]]〈サンエイムック〉、2018年1月12日、ISBN 978-4-7796-3463-5、17頁。</ref>。
 
; 異名
: 技のイリュージョニスト
: すべての"完璧"の生みの親<ref name="shot" />
: 宇宙最後理を司る粛清者始祖(オリジン)<ref name="shot" />
: 最後狂喜に満ちた唐紅審判を告げる者奇術師<ref name="shot" />
: 完璧超マグネットの怪軍最高指導者<ref name="shot" />
: 種にあるまじき清白なる武士<ref name="shot" />
 
==== ガンックス・ラジアル ====
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{FRAMAR}}→超人墓場(エントリーは{{ITA}})
* 身長体重 - 256&nbsp;cm302cm 423&nbsp;kg580kg
* 超人強度 - 48003800万パワー
* 主な必殺技 - エルクホルン・シザース、真眼(サイクロプス)、ビハインドエルクホルン・シザース、"本顔"あぶり出し固め、完璧・漆式奥義 エルクホルン・コンプレッサー、完璧・漆式奥義 エルクホルン・テンペスト
* 主な必殺技 - ドリフト・タックル、ビッグ・ラジアルフィン、サスペンションブーツ、ビッグラジアル・インパクト
* 年齢 - 無始無終
 
[[岩石]]のようにヒビ割れた肌と[[ヘラジカ]]<ref name="zukan" />の角「エルクホルン」を持つ[[単眼]]の超人。"完璧・漆式"(パーフェクト・セブンス)の称号を持ち、「土のダンベル」を所有する完璧超人始祖。口癖は「シャババー」<ref name="enma" />。始祖の中でも特に武闘派で選民思想の持ち主であり、一般超人を「ド下等」と呼び、「嘘偽りのない純粋な腕比べ」という思想を他者に強制してはばからない傲慢な性格。これまでに倒した下等超人のこともほとんど覚えていない。真眼(サイクロプス)と称する一つ目には未来を見通し、あらゆる嘘を暴く能力が備わっており、瞳から放たれる光を浴びると変身能力や化粧が解け、本来の姿が明るみになる。その力を用いることで下等超人の中から完璧超人に近い力を持つイレギュラーが台頭していくことを見抜き、その粛清をザ・マン(超人閻魔)に主張し続けていた。超人閻魔の「優秀な超人は厳しい審査の末に完璧超人に引き上げてもよい」という考え方に反対しており、完璧無量大数軍に対しても「取り巻き」と評している。
完璧・無量大数軍の一人で、“完裂”の異名を持つ。両肩に巨大な「裂殺タイヤ」を装備し、両膝下はサスペンションになっている巨漢。その異名は巨大タイヤにより対戦相手の皮膚を完全に切り裂き死に追いやることを意味する。口癖は「バルルーン」<ref name="enma" />。
 
悪魔将軍に超人墓場が破壊されたことを受け、自由に粛清を行うため地上へ出現。かつての完璧超人の総本山であった「完璧の塔(トゥール・パルフェ)」の跡地であるイタリアのピサの斜塔の特設リングにおいて[[悪魔六騎士#スニゲーター|スニゲーター]]と戦い、圧倒的な力の差を見せ、必殺技エルクホルン・テンペストで勝利。その後許されざる世界樹内のサイフォンリング1階にてバッファローマンと戦い、"真眼"でバッファローマンが自分の心に嘘をついて本当の力を発揮していないことを見抜く。キン肉マンの声援と悪魔将軍からの勅命を受けて嘘をつくことを止め、本当の力を解放したバッファローマンを相手に純粋に闘いを楽しんでいた。バッファローマンから"真眼"で超人閻魔を見ようとしていない事を突きつけられ、鎮座する閻魔から目を逸らした隙にバッファローマンの新技・ハリケーン・ギガブラスターを受け敗北。敗北後は始祖10人で修行していた楽しい日々を懐かしみつつ、嘘偽りなく戦ったバッファローマンを褒め、嘘が敗北を招くと忠告した。最期はバッファローマンに「土のダンベル」を託し、この世を去った。ジャスティスマンからは「真実にこだわる余り真実から目を背けた」と評されている。同じ完璧超人始祖のシングマンとは盟友同士と語り、逆にサイコマンとは犬猿の仲だった。
超人と子供たちのファン感謝デーに乱入した際、カナディアンマンとスペシャルマンを倒す。全面対抗戦の一番手として[[テリーマン]]と対戦し、巨大タイヤやサスペンションの脚を攻防に活かして苦しめた。しかし、不屈の粘りを見せるテリーマンに右のタイヤを破壊され、カーフブランディング、テキサスコンドルキック、ブレーンバスターの連続攻撃でKO負け。完璧超人の掟に従いストロング・ザ・武道の竹刀でボディを刺し貫き自害した。
 
WEB連載初登場時のみデザインが異なり、真ん丸の目としゃくれた顎に裸足で肌のひび割れもなかったが、「悪魔将軍と同格であるにしては威厳が足りない」という理由で翌号以降は現行のデザインに変更され、単行本においても全て修正された<ref name="JC47">ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第47巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2014年7月9日、ISBN 978-4-08-880244-2、189頁。</ref>。デザインが変更されたものの、変身を繰り返すスニゲーターを非難し「私は変身などしなーい!」と豪語していたことに関しては「そこは全然意識していなかった」とゆでたまごの嶋田は語っている<ref>格闘カルチャー読本『BIG FIGHT 01』[[スコラ|スコラマガジン]]、62-81頁。</ref>。変更前のデザインはコミックス47巻の巻末企画に掲載されているほか<ref name="JC47" />、2014年8月29日に[[ディファ有明]]で行われた、キン肉マン35周年記念イベント『キン肉マンCARNIVAL 2014』内でのチャリティーオークションに、イラスト色紙として出品された<ref>『フィギュア王 No.200』ワールドフォトプレス、2014年10月30日、77頁。</ref>。ゆでたまごの嶋田は、コミックス52巻のベストシーンとしてガンマンが超人閻魔から目を逸らす直前の場面を選んでおり、バッファローマンが意図的に直視させたのか、それとも結果的にそうなったのか答えは内緒としている<ref>{{Cite news |title=絶賛発売中の『キン肉マン』52巻からゆでたまご先生がベスト原画をチョイスする『ゆで原画』スタート!|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2015/11/10/56414/|date=2015-11-17|accessdate=2015-12-15}}</ref>。
 
; 異名
: 全てを切り裂く凶悪なる巨大タ真贋見極めしサクロプス<ref name="shot" />
: 双肩真眼裂殺タイヤ粛清者<ref name="shot" />
: 恐怖の完裂地獄強きを求めし者<ref name="shot" />
: 聖なる眼の蒼き怪物<ref name="shot" />
 
==== ターボメペインマ====
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{SYRARG}}→超人墓場
* 身長体重 - 215&nbsp;cm198cm 180&nbsp;kg95kg
* 超人強度 - 40001800万パワー
* 主な必殺技 - ダミーバブル、ファイヤーボールプレス、ペインリカバリー、テリブルペインクラッチ
* 主な必殺技 - 完遂刺し(コンプリート・スティング)、ターボメンスタナー、リボルバースタッド、リボルバーグローブ、タービンチョップ、アースクラッシュ、高速ターボクラッシュ、〈完遂〉リボルバーフィン、ジョン・ドウズ アロウ / ハイキャパシティ ジョン・ドウズ アロウ(グリムリパーとのツープラトン)
* 年齢 - 無始無終
* タッグチーム - ジョン・ドウズ
 
[[緩衝材]](クッショニングマテリアル)の特徴を持つ<ref name="zukan" />痛みを感じることのない超人。"完璧・伍式"(パーフェクト・フィフス)の称号を持ち、「風のダンベル」を所有する完璧超人始祖。体中に[[エアバッグ]]である丸い突起物があり、それがクッションとなる。口癖は「テハハハ」<ref name="enma" />。よく笑い、大きな声で周囲に呼びかけるなど陽気な性格。墓守鬼たちから慕われている。真っ直ぐぶつかり合うだけでは不必要に衝突し傷つくだけという信念を持ち、柔軟な考えが最も大切だと考えている。太古の昔にゴールドマンとは言い争いをしていたが、それを楽しんでもいて、ゴールドマンが去ってからは哀しを抱いていた。
完璧・無量大数軍の一人で機械超人。“完遂”の異名を持つ。戦闘で受けたダメージを蓄積し、体内のターボチャージャーで増幅させた後に「アースユニット」と呼ばれる管でそのエネルギーを相手の体に流し込んで自壊させる技「アースクラッシュ」を持つ。両腕にあるリボルバー状のパーツからは鉄鋲(スタット)が飛び出す。口癖は「ボシュー」<ref name="enma" />。
 
完璧超人始祖を倒しダンベルを奪おうとする悪魔六騎士の前に現れ、[[悪魔六騎士#ジャンクマン|ジャンクマン]]と[[超人墓場#始祖の門|始祖の門]]の円形金網リングで対戦。あらゆる衝撃を吸収する体質でジャンクマンを追い詰めるが、「悪あがき上等、悪魔は執拗なのが信念」とするジャンクハンドの空撃ちで熱を帯びたことにより緩衝材の内部の空気が膨張し、そこを衝かれて胸の緩衝材を破られる。それ力尽きつつも左のジャンクハンドを犠牲にしたジャンクマンの捨て身の作戦にかかり、捨てたジャンクハンドの鋲に心臓を貫かれる形のジャンクハンドで敗北。ジャンクマンに「風のダンベル」を託し、下等と見下していた超人たちがようやく自分たち完璧超人を超えたと確信して満足しながら息絶えた。
悪魔超人軍との対抗戦ではソ連の[[モスクワ]]・[[赤の広場]]にてステカセキングと闘い、上記の自壊戦法で勝利する。その際、ウォーズマンの技を使ったステカセキングに問答していた。
 
; 異名
ステカセキングを破ったことから「悪魔超人キラー」と異名され、[[鳥取砂丘]]の階段ピラミッドで行なわれた第二戦では悪魔超人との対戦を望んでいた。望みどおりに第5ステップでバッファローマンと対戦するが途中でリングが崩落し第4ステップに両者落下。試合は急遽タッグマッチとなり、グリムリパーと組んだ「ジョン・ドウズ」としてバッファローマン・スプリングマン組「ディアボロス」と戦う。スプリングマンのバネボディをアースクラッシュにより硬化させることで弾性を失わせKO寸前まで追い詰めた。しかしスプリングマンの死力を尽くしたディアボロス・ロングホーン・トレイン 四連打“死の舞”の連打を受け、4発目で〈完遂〉リボルバーフィンとロングホーンの激突となる。アースクラッシュを放ったために自身のパワーがほとんど残されておらず、死力を尽くした一撃の前にリボルバー・スタッドが破壊され、自身も胸板を貫通されながらも立とうとするが及ばず絶命した。直後、グリムリパーにアースユニットを奪われている。
: 史上最強の"素材"<ref name="shot" />
: 痛みを感じない超人<ref name="shot" />
 
=== ミラージュマン ===
死後、プラネットマンの人面プラネットで魂を召喚される。谷底に落ちて死んだと思われたストロング・ザ・武道の魂が召喚されなかったことから武道の正体に気づくも、サイコマンによって口を封じられて消滅した。
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{PRT}}→超人墓場
* 身長体重 - 263cm 405kg
* 超人強度 - 2200万パワー
* 主な必殺技 - ミラースナイプビーム、カレイドスコープドリラー、姿鏡体殺封じ、魔鏡幻影殺<ref name="shot" />
* 年齢 - 無始無終
 
[[蜃気楼]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />。"完璧・参式"(パーフェクト・サード)の称号を持ち、「氷のダンベル」を所有する[[完璧超人#完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)|完璧超人始祖]]。[[超人墓場#聖なる完璧の山|聖なる完璧の山(超人墓場)]]へ通じる[[超人墓場#黄泉比良坂|黄泉比良坂]]の番人の役目を与えられている、全身鏡張りの超人。口癖は「ゴバッゴバッ」<ref name="enma" />。
戦いを完遂するためならばリングが崩壊するような窮地に陥っても平然と試合を続行する性格である。ターボメン自身は「完璧超人は如何なる理由があろうと戦いをやめたりしない」と語っているが、ポーラマンからは「感情のない戦うだけの機械」扱いされている。
 
超人墓場へ侵攻し完璧超人始祖を全滅させようとする、かつての同志・悪魔将軍(ゴールドマン)と戦わなければいけないことに哀しんでいたが、番人としての使命を守るため対戦する。左手のカレイドスコープドリルは硬度10のダイヤモンドパワーに変質させることができると豪語するが、悪魔将軍からは「ダイヤモンドパワーと呼べる代物ではない」と一蹴され、ダイヤモンドパワーの手刀に叩き折られた。さらに当時から全く進化していないと告げられ、進化した力との差を見せつけられ地獄の断頭台を受けて敗北し、死亡した。
原作担当の嶋田によると「全然違う超人よりも、ネプチューンマンの仲間を思わせる超人を入れないと昔の読者が付いてこれないかもしれない」という理由で、夢の超人タッグ編に登場した完璧超人ザ・ターボマンがモデルになっている<ref>{{cite news|url = http://www.yudetamago.jp/mobage_interview1014.html| title =Mobage(モバゲー)&コミック40巻、大好評御礼!! 嶋田隆司先生インタビュー vol.1|publisher =ゆでたまご公式サイト|date=2012年10月14日}}</ref>。ゆでたまごの嶋田、中井は共にお気に入りの完璧超人としてターボメンとグリムリパーを挙げている<ref name="enma211" />。
 
過去にはキン肉族を捨て、完璧超人を目指したネメシスとも闘ったことがあり、ネメシスが使用した肉のカーテンからシルバーマンの面影とネメシスの素質を見出し、完璧超人として認め転生させた。更に、超人閻魔(ザ・マン)とマグネット・パワーの情報収集の為に超人墓場に来訪したジ・オメガマン(オメガマン・ディクシア)とも対戦し、その実力を認めて超人墓場への入山を許可した。
ターボメンが複数形の名を名乗るのは、ザ・ターボマンの量産型であるため<ref name="zukan" />。
 
完璧超人始祖を超人墓場から外の世界に出入りさせないための役割もしており、たびたび下等超人の粛清を主張していたガンマンからは「カタブツ」呼ばわりされ疎まれていたが、アビスマンからは好かれていた。
 
デザインは『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』終盤の応募超人のミラージュをアレンジしたものとなっている<ref name="PB25">ゆでたまご「お待たせしました!! 究極の超人タッグ編決勝戦突入記念 突然の「読者超人」大発表!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 25』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2011年3月19日、ISBN 978-4-08-857514-8、164-165頁。</ref>。
 
; 異名
: 鉄壁の門番
: 怒りを挫く無敵の鉄鋲<ref name="shot" />
: 黄泉比良坂の番人<ref name="shot" />
: 神代より立ち塞がる鏡の化身<ref name="shot" />
 
==== ッシュマン ====
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{PAKJPN}}→超人墓場(エントリーは{{NPL}})
* 身長体重 - 283&nbsp;cm260cm 880&nbsp;kg190kg
* 超人強度 - 30002000万パワー
* 主な必殺技 - 鴉団扇、鴉団扇叩き、体躯鸚鵡返し、クロウビーク、クロウフェザーシールド、クロウフェザーファイヤーボール、クロウズ・ボムズアウェイ、孔雀羽根斬刃、クロウビークシザース、完璧・玖式奥義 鴉の早贄刺し
* 主な必殺技 - アイアングローブ、アイアン・ディスカス、レッグ・アイアングローブ、〈完掌〉アイアングローブ
* 年齢 - 無始無終
 
背中に黒い翼を持ち、[[カラス]]<ref name="zukan" />のマスクを身に着けたスマートな体格の超人。"完璧・玖式"(パーフェクト・ナインス)の称号を持ち、「闇のダンベル」を所有する完璧超人始祖。口癖は「カララ〜ッ」。ゴールドマンでも捕らえることのできなかった程のスピードを持ち、そのスピードと翼やくちばしといった自らの体の特性を活かした様々な技を駆使する。かつてゴールドマンに自身唯一の黒星をつけられた過去を持ち、可愛がっている二羽の鴉に「ネバー」「モア」とそれぞれ名づけ、誰かに敗北することは二度とない([[大鴉|Never more]])と豪語していた。
完璧・無量大数軍の一人で、“完掌”の異名を持つ完璧超人。背中から巨大な鋼鉄の指「アイアングローブ」が生えており、攻防一体のアイアングローブに特化した戦法をとる。脚部にも小型のアイアングローブを持つ。口癖は「ギガギガ」<ref name="enma" />。
 
日本・京都の[[銀閣寺]]を大量の鴉を使い銀箔でコーティングして太古の昔にシルバーマンが超人たちを指導した「シルバーキャッスル」を再現し、その真下に作られた特設リングにて[[ザ・ニンジャ]]と対戦する。ニンジャの「順逆自在の術」をも上回るスピードで繰り出される返し技「体躯鸚鵡返し」をはじめとした技の数々でザ・ニンジャの忍術を次々と破り圧倒していった。だが、死の寸前まで追い詰められながらも正義超人軍の激励によって再び闘志を燃やしたザ・ニンジャの「忍法顔写し」によって姿と能力をコピーされ、「順逆自在の術」と「体躯鸚鵡返し」の掛け合いの勝負となる。その末に最期は「悪魔忍法クモ糸縛り」によって体をバラバラに引き裂かれて敗北した。ザ・ニンジャの言葉から、人付き合いが苦手なゴールドマンが慕われていることに安堵しつつ息絶えた。サイコマンには、下等超人のことを心の底では認めたがっていたという迷いが敗北につながったと指摘されている。
悪魔超人軍との全面対抗戦第一線では、東ドイツ・[[東ベルリン]]の[[ブランデンブルク門]]にて[[7人の悪魔超人#ミスター・カーメン|ミスター・カーメン]]と対戦。カーメンの秘術に翻弄されミイラパッケージに閉じ込められるが、肉体の半分が機械であるためミイラにされず、〈完掌〉アイアングローブでカーメンを血祭りにあげて逆転勝利を収めた。
 
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』にて採用された超人。ゆでたまごの嶋田は「敵側で使ってみたい」とコメントしていた<ref>ゆでたまご「公式ファンブック特別企画 史上最大の読者超人大発表!!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』144頁。</ref>。採用時点ではネパール出身とされていたが、後にサンエイムック『キン肉マン大解剖 新装版』において公表されたプロフィールで日本出身と設定された<ref>「特集 完結!!「完璧超人始祖編」」『大解剖ベストシリーズ キン肉マン大解剖 新装版』[[三栄書房]]〈サンエイムック〉、2018年1月12日、ISBN 978-4-7796-3463-5、23頁。</ref>。
第二戦では鳥取砂丘に出現した階段ピラミッドの第2ステップで[[ブロッケンJr.]]と対戦、序盤は押されるが一気に反撃してKO寸前まで追い詰めた。ブロッケンJr.を「未完の大器」と見下すが、ラーメンマンの激励で闘志を取り戻したブロッケンJr.のトマホークチョップ、キャメルクラッチと連続攻撃を受け、折られたアイアングローブの隙間から本体を「ベルリンの赤い雨」で切り裂かれて敗北。試合後、ブロッケンJr.が紙一重の勝利であったことを認識すると、機械でできた心臓部を自ら握りつぶして自害した。
 
; 異名
: 攻防隙なしの"完掌"昊天翔ける黒き旋風<ref name="shot" />
: 神速不屈の大鴉<ref name="shot" />
: 異次元のスピード<ref name="shot" />
: 残忍かつ高潔な黒き翼<ref name="shot" />
: 電光石火の才器<ref name="shot" />
 
==== ダルメシアビスマン ====
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{GBRTUR}}→超人墓場
* 身長体重 - 190&nbsp;cm202cm 97&nbsp;kg185kg
* 超人強度 - 25002600万パワー
* 主な必殺技 - アビスガーディアン、グレイブヤードタックル、完璧・肆式奥義 奈落斬首刑
* 主な必殺技 - ドギーネイルキック、スペクルコントロール、ケンネルマウス、スペクルボム、ダルメシアンクラッチ(週プレNEWS掲載時は「ダルメシマンクラッチ」)、マッドドッグ・フリップ、ドッグイヤークラッシュ、唾液分泌(サリベーティング)シールド、ドギーネイル、“完牙”マッドドッグ・トゥース
* 年齢 - 無始無終
 
[[鬼]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />。"完璧・肆式"(パーフェクト・フォース)の称号を持ち、「焔のダンベル」を所有する完璧超人始祖。超人墓場の最高監察官として「[[超人墓場#禁断の石臼|禁断の石臼]]」の管理をしており、墓守鬼たちから慕われている。完璧超人始祖の中では珍しくフランクな口調で、口癖は「モガモガ」<ref name="enma" />。口を覆うマスクの下には太古の昔に特訓中にザ・マンから受けた傷がある。正面から組んだパワー勝負は完璧超人始祖随一で、その姿勢はザ・マンの提唱する完璧超人の理想に最も近いと評され、さらに集中力と反射神経をさらに養い究極にまで高めた暁には「パーフェクト・ザ・ルール」の称号を与えることを約束される。そして精神修行を重ね、背後からの攻撃を一切受け付けない奥義"アビスガーディアン"を身につける。そのため、背中には太古の昔にゴールドマンからつけられたひとつの傷しかなかった。
 
「禁断の石臼」を逆に回そうとする悪魔将軍を止めるため対戦する。"アビスガーディアン"が背後からの攻撃にしか反応しない弱点を"地獄の九所封じ・大雪山落とし"によって破られ、残りの九所封じによって徐々に四肢を封じられ、最後は"地獄の九所封じ・地獄の断頭台"を受けて敗北し、死亡した。
完璧・無量大数軍の一人で、“完牙”の異名を持つ。[[ダルメシアン]]の化身超人で牙による噛み付き攻撃が得意。口癖は「ウォンウォン」<ref name="enma" />。完璧・無量大数軍の中では挑発的な言動が多い。
 
ミラージュマンのことは、死んだ完璧超人始祖に興味はないと一蹴するが、少しはいい奴だったと述べている。回想シーンでは特訓しているシーンが特に多く、サイコマンが発見したマグネット・パワーをドーピング同然であると一蹴している。当時はザ・マンや他の完璧超人始祖から背中が隙だらけと言われていた。また、奈落斬首刑が肆式奥義であることが語られている。
悪魔超人軍との全面対抗戦では、中国の[[万里の長城]]にて[[ブラックホール (キン肉マン)|ブラックホール]]と闘い、人間の一京倍の嗅覚でブラックホールの影分身を見破り、体の斑点を移動させ多彩な攻撃を繰り出す「スペクルコントロール」と完牙殺法でブラックホールを苦しめるが、至高のブラックホールに吸い込まれる。試合中に出来たブラックホールの体の傷と同じ四次元空間の裂け目から脱出には成功するものの、無意識のうちに自身が犬の本能に従っていることをブラックホールに見抜かれていたため、それを見越して付けるように仕向けていたブラックホールの背中の傷と同じ形の裂け目を脱出位置と特定され、ピンポイント攻撃を食らい、続けてブラックホールの新技・フォーディメンションキルでKO負けとなる。敗北後は完璧超人の掟に従って自害しようとするが、ブラックホールに首を刎ねられて死亡した。死後、プラネットマンの人面プラネットで魂を召喚され、完璧超人始祖の正体を隠していたグリムリパー(サイコマン)に物申すが、逆に「負け犬」と罵られ握り潰された。
 
; 異名
: パーフェクト・ザ・ルール
: 完璧なる猟犬<ref name="shot" />
 
==== マーリマン ====
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{FJIflagicon|USA}} アメリカ→超人墓場
* 身長体重 - 202&nbsp;cm298cm 134&nbsp;kg800kg
* 超人強度 - 22003000万パワー
* 主な必殺技 - フライングソードフィデモリッションウェーブ鰭ノコギエクスト、ソドフィッュカッタョルダーアン・エアバッグ、フライングソドスパイラルピラニアンョルダト、“完刺”スピーマリースクカシングター
* 年齢 - 無始無終
 
[[物質]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />。"完璧・捌式"(パーフェクト・エイス)の称号を持ち、「星のダンベル」を所有する完璧超人始祖。サンシャインにも劣らぬ巨躯と、何億年も前に地球外から[[アメリカ大陸]]に飛来した隕石で構成された強固な体の持ち主。口癖は「ギラギラ」。シングデモリッションウェーブ発動時に「マッ!」という掛け声を放つ。両腕を交差させて叩くことで音叉のように音の振動波を飛ばすシングデモリッションウェーブと、両肩のショルダーアーマリー内部に装備された武器を使った攻撃を得意とする。
完璧・無量大数軍の一人で、“完刺”の異名を持つ。[[カジキ]]の水棲超人で、逆三角形型のスマートな体格。水中戦を得意とし、上顎から伸びる舵木通し「フライングソード」を活用するほか、受け身が非常に巧みで投げ技のダメージを受けにくい。完璧超人の例に漏れず自信家で、他属性の超人や人間のことを下等と見下している。口癖は「ピョピョー」<ref name="enma" />。
 
「超人界再浄化計画」を企み、アメリカ・[[ニューヨーク]]の[[自由の女神像 (ニューヨーク)|自由の女神]]をコンプリート・コンクリートを使って完璧超人界繁栄の象徴「[[完璧超人#完璧の巨像|完璧の巨像]]」に作り替える。その手の平に作られた特設リングにて悪魔六騎士の一人[[サンシャイン (キン肉マン)|サンシャイン]]と対戦する。一度はサンシャインの身体と胸のキーパーツを破壊してK.O寸前まで追い詰めるが、自らの醜態を嘆くサンシャインの捨て身の頼みで海に埋葬しようとしたことがきっかけとなり、サンシャインの身体の再生を許してしまう。そして地球外物質を傷つけることはできないと判断したサンシャインにより、ショルダーアーマリーから引きずり出されたディスクカッター目掛けて、新技コンプリートサンド・セメタリープレスを放たれて敗北した。
悪魔超人軍との全面対抗戦では、イギリスの[[テムズ川]]にて同じ水棲超人の[[7人の悪魔超人#アトランティス|アトランティス]]と闘った。多彩な技や特殊能力の応酬の末、アトランティス・ドライバーを破りピラニアンシュート、“完刺”スピア・フィッシングの連続攻撃でKO寸前まで追い詰めた。しかしアトランティスの死力を尽くした最後の技・タワーブリッジに捉えられ、両者死亡の引き分けとなった。優勢に進めていたが慢心で引き分けたため、ストロング・ザ・武道とネメシスからは「完璧・無量大数軍を名乗っていたことを恥じろ」と罵倒されている。
 
敗北後、超人墓場の誕生と完璧超人が地上の超人の指導・監視をするに至った経緯を話し、太古の昔から今なお変わることのない下等超人の品性下劣さに憤慨するも、サンシャインに奪われた「星のダンベル」で頭を潰された挙句、天高く打ち上げられた。
ゆでたまごの中井は、「マーリンマンは思い入れのある超人だった」と後に語っている<ref name="marine">ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆで問答 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A」『キン肉マン 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年3月9日、ISBN 978-4-08-870722-8、189頁。</ref>。ゆでたまごの嶋田が用意した百科事典のカジキマグロの骨格標本写真を見て、そこから様々な描き方のアイデアが湧いたという<ref name="marine" />。
 
真面目で義理堅い性格で、敵であるサンシャインもその点は認めていたが、一方で神経質かつ完全主義なところもあり、かなり気が短い。超人墓場建設後、地上に残る完璧超人の痕跡を消すためにザ・マンを模して世界中に建造された「完璧の巨像」を粉砕して回る役目を引き受けていたが、ザ・マンの像を破壊する際には涙を浮かべていた。完璧超人始祖の一人、ガンマンとはイレギュラーを粛清すべきという主義を同じくする盟友であり、サイコマンとは犬猿の仲でもある。しかし、回想でサイコマンからいきなりマグネット・パワーの実験台(餌食)にされた際は怒った様子も見せず、冷静な態度を取りサイコマンに話の続きを促すように配慮している。
 
ゆでたまごの嶋田によると、「ギラギラ」という笑い声は金属の共鳴する音をイメージしたとのこと<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第56巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2016年8月9日、ISBN 978-4-08-880772-0、189頁。</ref>。デザインは『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』終盤の応募超人のドッペルマンをアレンジしたものとなっている<ref name="PB25">ゆでたまご「お待たせしました!! 究極の超人タッグ編決勝戦突入記念 突然の「読者超人」大発表!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 25』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2011年3月19日、ISBN 978-4-08-857514-8、164-165頁。</ref>。
 
; 異名
: 水中戦崩壊鐘を奏でる演奏者<ref name="shot" />
: 全てを貫く舵木通し音波操る巨獣<ref name="shot" />
: 完璧なる水中戦士<ref name="shot" />
 
; [[完璧超人#完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)|完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)]]
==== ピークア・ブー ====
=== ストロング・ザ・武道(ブドー) ===
* 種別 - 完璧超人
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{NZL}}
* 出身 - 天上界<ref name="zukan" />→超人墓場(エントリーは{{JPN}})
* 身長体重 - 178&nbsp;cm 105&nbsp;kg
* 身長体重 - 290cm 320kg
* 超人強度 - 4200万パワー
* 超人強度 - 9999万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ビッグベイビー・ボム、48の殺人技(キン肉マンとの対戦中に学習。作中で使用したのはキン肉バスター、超人絞殺刑、キン肉壊体固め、宇宙旅行の4つ)
* 主な必殺技 - 無欠雁字搦め、冥府頭壊手、零の悲劇、武道岩砕クロー([[週刊プレイボーイ|週プレNEWS]]連載時は武道鉄拳)、ワンハンド・ブレーンバスター、〈完武〉兜砕き、ダブル・ニー・クラッシャー、超人圧搾機、硬度10ダイヤモンドパワー、完璧・零式奥義 千兵殲滅落とし
* 年齢 - 無始無終
 
[[剣道]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />。[[完璧超人#完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)|完璧・無量大数軍]]のリーダー格であり、最古参メンバー。“完武”の異名を持つ。剣道の面や防具と袴を身につけた巨漢で、[[ネプチューン・キング|ビッグ・ザ・武道]]とほぼ同一の姿だが別人。仮面の奥の目は常に充血しており、超人界の現状に果てしない憤りを感じている。ビッグ・ザ・武道の正体であるネプチューン・キング同様に口癖は「グロロ〜」<ref name="enma">ゆでたまご「属性別超人名鑑 零 完璧超人篇」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』13-53頁。</ref>。完璧超人の掟には特に厳しく「カタブツ」と無量大数軍からも言われるほどの苛烈な性格だが、実力や気概を認めた相手に対してはたとえ下等超人であっても敬意を払う一面を持つ。自らをあらゆる超人格闘技の“道”を知る完璧なる武士(もののふ)超人と称し、皮膚自体が強靭で固い鎧を纏っているようなものだと豪語している。使用する技はシンプルながら、その驚異的な怪力により全てが必殺技級の威力となる。また、組み合った相手から超人パワーを抜き取り人間にしてしまう「零の悲劇」と呼ばれる能力を持っている。手にした竹刀は炎を纏い、マックス・ラジアルの肉体を容易く貫くなど威力も凄まじい。
完璧・無量大数軍の一人。“完恐”の異名を持つ。体格は成人のものだが赤子のような格好をしているのが特徴。見た目に反して内面は完全に純粋な赤ん坊であり、試合の最中に泣き出したり、無邪気にキン肉マンを攻撃したりしていた。が、その実態は対戦相手の技を受けて技術を吸収し、それ以上の技術で反撃する「急成長超人」である。次第に戦い方を学んでいき、人格も形成され、相手がまだ見せていない技も自動的に学習してしまう。技を繰り出せば繰り出すほど強くなる上、自分の技が通じなくなることから“完恐”の名が付けられた。その能力は赤子の精神から熟されるものであるため、急成長を遂げて勝利するたびにストロング・ザ・武道によって記憶を消されていた。ピークア・ブーはこの扱いに不満を持っており、記憶を消されるせいで赤ん坊の格好をしていることを嫌がっており武道に対して反抗的。同時に恐怖心も抱いており睨まれただけで怯えていた。しかし武道からはネプチューマンと並んで目をかけられており「優秀」と称されている。宇宙最強と称されるキン肉マンの技術を吸収した暁には二度と記憶を消されないことを願っていた。口癖は「ホンギャー」<ref name="enma" />。当初の一人称は「あたい」だったが、単行本での該当場面では別のセリフに差し替えられ一人称は削られている。なお、ピークア・ブーとは「いないいないばあ」に相当する言葉である。
 
その正体は自分の意志で超人に身を落とした元・超人の神の1人であり、完璧超人の創始者の'''超人閻魔'''で、超人としての真の名は"完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)" '''ザ・マン'''。天上界に存在していた時は「'''慈悲の神'''」と呼ばれていた。そちらの詳細は[[#超人閻魔(ちょうじんえんま)|超人閻魔]]と[[#慈悲の神(じひのかみ) / ザ・マン|慈悲の神(じひのかみ) / ザ・マン]]の項を参照。
腹部は凶悪な面(フィアフェイス)になっており、普段は太股から伸びる2本の手(ハンドゲート)で隠されているが、ハンドゲートをどけて露出させることにより対戦相手を威嚇する。頭の顔も赤子の状態では顎についた掌で隠している。成長と共に容姿が大人びたものに変化していく他、コスチュームのフリルが消え、腕と脛のハートの模様がダイヤ型に変化する。
 
正義超人・悪魔超人・完璧超人の間で行われた三属性超人不可侵条約を撤回させるために現れた(完璧超人代表として調印したネプチューンマンの代表権を認めず、条約文を燃やした)。アメリカの[[グランド・キャニオン|グランドキャニオン]]に特設されたリングにてザ・魔雲天と対戦し、一方的に圧倒して勝利する。試合後、魔雲天によってリングもろともグランドキャニオンの谷底へ落下するが、殆ど無傷で生存し、[[京都]]にいる正義超人軍の前に再び姿を現してキン肉マンを"許されざる世界樹"の眠る[[国立霞ヶ丘陸上競技場|国立競技場]]に誘う。その後、許されざる世界樹での完璧超人と正義・悪魔超人との戦いを貴賓席にて観戦するが、自身の存在がガンマンやネメシスの勝敗を大きく左右することとなる。さらにジャスティスマンの離反やシルバーマンの出現、サイコマンが犯していた大罪に激しい怒りをあらわにするが、サイコマンの消滅の間際には今まで尽くしてくれたサイコマンへ礼を告げて消滅を静かに見守る。かつてのザ・マンだった頃の一面も完全には失われていない。また、ネメシスには「私は何か間違っていたのか?」と、ザ・マンとしての己を省みて密かに生じていた迷う心中を垣間見せてもいる。
全面対抗戦では[[両国国技館]]にてキン肉マンと闘った。試合開始当初は攻撃・防御ともまったく未熟だったが、キン肉マンの技を受けて急速に成長し、48の殺人技まで使いこなして圧倒する。しかし基礎鍛錬を欠いた急成長の弊害で、基本的な技が読めなくなってしまう(作中では強力な技を覚えれば覚えるほど基本的な技を使わなくなり忘れ去ってしまうと語られている)。そこを突かれて反撃され、宇宙旅行で逆転KOを狙うがキン肉マンには通じず、最後は基本技の集合体である必殺技「48の殺人技No3・風林火山」を受けてKO負けを喫した。試合後にキン肉マンから心の強さを説かれ、完璧超人でありながら正義超人の心を理解したネプチューンマンと話すことを勧められる。そしてより強くなって再戦したいと望み、完璧超人の掟である敗北後の自害を拒んだ。掟に抗うためネメシスに挑むがキン肉マン戦でのダメージが大きく、完璧版マッスル・スパークにより返り討ちに遭い、キン肉マンの捨て身の救出により命は取り留めるが重傷を負った。そしてジェロニモと共に入院し、以後は共にキン肉マンたちの戦いを見守った。
 
キン肉マンとネメシスの戦いが終わると、掟のとおりネメシスを処刑しようとするが、完璧超人界に必要不可欠な存在であるネメシスを命を懸けて守ろうとするネプチューンマンと対立。しかし変わり果ててしまったザ・マンをかつて交わした約束を果たすために討とうとする悪魔将軍が現れると、ネプチューンマンたちが自分を守ろうとする姿を見て考え直し、先に悪魔将軍の処刑を行うこととし、ネメシスについては保留にした。その後、悪魔将軍をかつての修行場があるオーストラリアの[[ウルル|エアーズロック]]へと誘い、完璧超人始祖編を飾る最後の戦いを繰り広げる。10人の完璧超人始祖たちを超える怪力やボディの強靭さ、さらに悪魔将軍の技である「地獄の九所封じその八」の原型となった「零の悲劇」やダイヤモンドパワーを駆使して圧倒。「完武・兜砕き」と「完璧・零式奥義 千兵殲滅落とし」の連続攻撃で悪魔将軍を下したかと思われたが、師を超えるという弟子の務めを果たそうと立ち上がった悪魔将軍の新境地「超人硬度10♯ロンズデーライトパワー」に徐々に押され始める。最後の審判として再び零式奥義を放つも悪魔将軍のロンズデーライトパワーに逆に足が砕け、悪魔将軍が師を超えるために完成させた奥義「神威の断頭台」を受けて敗北した。
キン肉マンとネメシスの戦いが迫った際には病院を抜け出し、牢に繋がれていたネプチューンマンを救出して共にキン肉マンの前に現れ、完璧超人界の変革のためにネメシスと戦い彼を正してやってほしいと激励した。その後は甲子園球場でのキン肉マンとネメシスの試合の最中、ネメシスの反対を押し切り強引にセコンドに就くも、掟を破ったことを責められる。それでも完璧超人の未来を案ずる心は変わらず、風林火山の破り方をアドバイスしネメシスの窮地を救い、ネメシスが敗北した後は自害しようとする彼を涙ながらに説得しようとしたり、ネメシス自身もピークア・ブーが掟を破った理由を理解するなど友情が芽生えた。
 
ゆでたまごの中井は、フィギュア製作メーカー「CCP」によるビッグ・ザ・武道のフィギュアにインスピレーションを受けたため、同じ容姿の新超人として登場させたと語っている<ref>ゆでたまご・中井義則「第一章 『キン肉マン』との不思議な縁 漫画から生まれたものが、漫画に新たなヒントをくれる」『生涯現役、火事場の漫画仕事術』ワニブックス、2012年12月25日、ISBN 978-4-8470-6538-5、27頁。</ref>。
ストロング・ザ・武道と悪魔将軍の戦いが終結した後、キン肉マンとの再戦の約束を胸にしながら武道やネメシスと共に超人墓場へと帰還した。
 
; 異名
: すべての"完璧"の生みの親<ref name="shot" />
: 急成長超人
: 宇宙の理を司る粛清者<ref name="shot" />
: 最後の審判を告げる者<ref name="shot" />
: 完璧超人軍最高指導者<ref name="shot" />
: 種にあるまじき清白なる武士<ref name="shot" />
 
==== ネメシス =/ キン肉サダハル(キンにく サダハル) ===
* 種別 - 正義超人→完璧超人 / キン肉族<ref name="zukan" />
* 本名 - キン肉サダハル
* 種別出身 - 正義超人キン肉星完璧[[地球]]・超人墓場
* 身長体重 - 205cm 140kg
* 出身 - キン肉星(元・キン肉族王家)
* 身長体重 - 205&nbsp;cm 140&nbsp;kg
* 超人強度 - 6800万パワー
* 主な必殺技 - 新キン肉バスター、完璧版マッスル・スパーク、ネメシスドライバー、パーフェクトディフェンダー、パーフェクトアセイラント、ネックパンプアップ、極・吊り天井固め、ペルフェクシオンバスター、バトルシップ・シンク、〈完肉〉バトルシップ・シンク、〈完肉〉新奥義アロガント・スパーク、バスターズ・ドッキング(ポーラマンとのツープラトン)
* 年齢 - 無始無終
 
完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人で、“完肉”の異名を持つ。キン肉マンと似た外見で、マッスル・スパークなどの技を使うキン肉族出身の超人。体色は水色、額には「完」の文字があり<ref group="注釈">かつては額にKINマークがあった。</ref>、フェイスガードは眉の位置に付いている。ストロング・ザ・武道のことを相棒と呼ぶ。驚異的な身体能力を誇り、パンプアップで首を2倍以上に膨らませることもできる筋力と、ロビンマスクのタワー・ブリッジをも耐える柔軟性を併せ持っている。
 
鳥取砂丘に出現したサッカラの階段ピラミッドでは第6ステップにてロビンマスクと闘い、闘いの中完璧超人こそ神に選ばれた者と語り、他属性の超人を「害虫(ゴキブリ)」と蔑む。死闘を通じて訴えるロビンマスクの「友情パワー」に対しても聞く耳を持たなかったが、ロビンマスクの強さことは「下等超人にしておくはもったいない最高傑作」「鋼鉄の不沈艦」と評して認めていた。タワーブリッジ・ネイキッドに捉われるが柔軟性を駆使して耐え抜き、さらに暫定超必殺奥義ブリティッシュ・スティール・エッジを破り、力尽きたロビンマスクに〈完肉〉バトルシップ・シンクを用いてロビンマスクに勝利。力尽きたロビンマスクの亡骸を鳥取砂丘の砂の中へ埋葬した。
 
ウォーズマンに敗北した自身最大の盟友の一人・ポーラマンに「お前と別れるのは残念」と伝えながらも自害の介錯を担い、[[ロビンマスク]]と同様に砂の中へ埋葬し、完璧・無量大数軍の使命が超人界の根幹を揺るがす存在であるキン肉マンの殲滅であることを明かした。
 
その後、イタリアに完璧超人始祖のガンマンが現れたのを知って超人墓場へと向かった。そこで元完璧超人始祖だった悪魔将軍(ゴールドマン)と対峙し、悪魔将軍の目的を知って超人閻魔を守るため立ち向かうも一度は振りきられてしまう。それでも超人閻魔を守るために国立競技場に姿を現し、許されざる世界樹内のサイフォンリング2階にてキン肉マンを対戦相手に指名するが、正義超人・[[ラーメンマン]]が現れ交戦すると闘うキャメルクラッチを難なく破るなどして、ラーメンマンを圧倒するが、キン肉マンの声援よりモンゴルマンに変化したラーメンマンの反撃全身全霊受けて劣勢となる。全力の注ぎ込んだ九龍城落地を叩き込まれるが、散っていった無量大数軍の同志への思いで発動した「火事場のクソ力」に似たパワーで耐え抜き、「お前の正義の魂が呼び覚まされた」と語るラーメンマンの言葉を認めず激昂し、マッスル・スパークを用いてラーメンマンをKOに勝利した。その後、サイフォンリング4階で行われたシルバーマンとサイコマンの試合でシルバーマンが放った「アロガント・スパーク」に真の完璧超人にしかできない技だと多大な感銘を受ける。
 
その正体はキン肉タツノリの実弟で、13歳にして父王でさえ習得できなかったマッスル・スパークを習得するなど、兄以上の才能に溢れていた。しかし、それを嫉妬・危険視したキン肉族の一部の側近は時の大王や他の側近に言し、これを受けた側近の意向によりキン肉大神殿の地下深くに幽閉され、自身にまつわる記録を存在ごと歴史から抹消された過去を持つ。また、幽閉された後、ネメシスの存在を語ることはキン肉族において御法度となり、彼の話題をわずかでも口に出した者は一人残らず処刑された(中にはネメシスを哀れんだ者もいたが、残酷に処刑されている)。そのためキン肉族を強く憎んでいるが、タツノリとの仲は良好で、優れた人格者だったと尊敬もしている。タツノリも大王への即位以前から人目を避けて度々弟の元を訪れており、面会に来た時は弟を助けられないことを涙と共に詫びられたのを見て、「兄さんに涙を流させる星(国)など滅べばいい」と激昂したほど。その際に近々処刑されることをタツノリから告げられ、兄の意を汲んで脱獄を決意。最期の言葉としてキン肉族の強さの源である「慈悲の心」が欠けていることがネメシス唯一の弱点であると忠告されている。それに対して「もはやオレには慈悲の後ネメシスない」と延べ脱獄し兄との別れを終え、自キン肉星か牢を破って出する。目指す先を信じて地球へ向かい、「聖なる完璧の山」へと至り、試練のためミラージュマンと交戦。カレイドスコープドリラーで劣勢に立たされるもキン肉王族伝統の防御で耐え、その姿を見たミラージュマンはネメシスがかつての同志・シルバーマンを見たこの子孫悟り、ネメシスは実力を認められてミラージュマンから完璧超人に転生への洗礼儀式果たした受ける。その際に容姿やマスクの形状変化している。ブーツは紫に近いカラーだが、ミラージュマンから託された思いを受け継いだものなので彼のボディと同じ色になっている<ref>{{Cite journal|和書|year=2019-05-20|journal=週刊プレイボーイ|issue= no.22|page=167|publisher=集英社}}</ref>。
 
ストロング・ザ・武道(超人閻魔)は、自らにもしものことがあった際に残った勢力を導く存在としてネメシスを適任者に推している。て、同じ無量大数軍に所属していた[[ネプチューンマン]]からは、も「頑なすぎるところはあるが非常に根は真面目で質実剛健であり、完璧超人界になくてはならないひとかどの男だネメシスをされている。
 
許されざる世界樹での試合の翌日、[[阪神甲子園球場]]にてキン肉マンと闘う。その時に現れたキン肉真弓からネメシスの本名が'''キン肉サダハル'''であることと、幼少の頃の[[キン肉真弓|真弓]]と[[ハラボテ・マッスル]]に慈悲の心を持つ優しい大人になるように話していた過去が明かされるが、兄がキン肉族から受けた裏切りによって完全にキン肉族に失望して無駄な慈悲の心は捨て去ったことを告げ、キン肉マン(キン肉スグル)と前キン肉大王である真弓を完璧超人へ勧誘する。その勧誘を断り、慈悲の心を持って闘うことを宣言したキン肉マンから怒濤の反撃を受けるも、セコンドへ就いたピークア・ブーと陰ながら見守るネプチューンマンの声援を受け、試合はお互いの必殺技を破り合う一進一退の互角の戦いとなり、観客の応援を二分する熱戦になる。自身に眠る火事場のクソ力を受け入れ、自らの意志で発動させてキン肉マンのマッスル・スパークを破ると、〈完肉〉新奥義アロガント・スパークを放ちキン肉マンをマットに沈める。しかし、激戦でダメージを負った身体では耐えきることができず自身も倒れ、ミートの声で復活したキン肉マンのマッスル・スパークを受けて敗北した。
ゴールドマンとして、ザ・マン(超人閻魔)と行動を共にしていた頃の悪魔将軍の過去を自ら調べ上げ、その結果、キン肉族を「シルバーマンの血を引く由緒正しき完璧超人の一族でありながら、地べたで這いずり回る下等超人たちに紛れて生きる道を選んだ愚かな一族」として見限り、また、キン肉族の血をも「裏切り者の血」として忌み嫌っている。そのためキン肉族についての話題となると、少なからずも動揺が生じ、ラーメンマンからもそれを指摘されている。ラーメンマンを撃破後、ネメシスはかつて兄に述べたようにキン肉王族を滅ぼすと自らの目的をキン肉マンに明かし、そのためにキン肉マンに会いに来たと復讐心をあらわにした。
 
敗北後、キン肉マン(スグル)と真弓から再び正義超人・「キン肉サダハル」としてキン肉族への復帰を求められるも、それを拒否し完璧超人・「ネメシス」として、この時点では正体が超人閻魔(ザ・マン)と聞かされていたストロング・ザ・武道の介錯で死ぬつもりだったが、ネメシスを守るためにザ・武道(超人閻魔)の前に立ちはだかったネプチューンマンやザ・武道(ザ・マン)を討ち取ろうとする悪魔将軍(ゴールドマン)の登場により処分は保留となった。ストロング・ザ・武道(超人閻魔 / ザ・マン)が悪魔将軍(ゴールドマン)に敗れると、共に超人墓場へと帰還し、再び過ちが起きた時にはキン肉マンたち正義超人や悪魔将軍たち悪魔超人と改めて闘うことをキン肉マンに忠告した(キン肉マンも、「その時は再びお互いが分かりあうために」と闘いに応じることを告げた)。
許されざる世界樹での試合の翌日、[[阪神甲子園球場]]にてキン肉マンと対戦。キン肉マンを上回る力と技術で圧倒した上、キン肉バスターをペルフェクシオン・バスターで破りキン肉マンを敗北寸前まで追い詰める。その時に現れたキン肉真弓から本名がキン肉サダハルであることと、幼少の頃の[[キン肉真弓|真弓]]と[[ハラボテ・マッスル]]に慈悲の心を持つ優しい大人になるように話していた過去が明かされるが、兄がキン肉族から受けた裏切りによって完全にキン肉族に失望して慈悲の心を捨て去ったことを告げ、キン肉マンと真弓を完璧超人へ勧誘する。その勧誘を断り、慈悲の心を持って闘うことを宣言したキン肉マンの怒濤の反撃を受けるも、セコンドへ就いたピークア・ブーと陰ながら見守るネプチューンマンの声援を受け、試合はお互いの必殺技を破り合う一進一退の互角の戦いとなり、観客の応援を二分する熱戦になる。自身に眠る火事場のクソ力を受け入れ、自らの意志で発動させてキン肉マンのマッスル・スパークを破ると、〈完肉〉新奥義アロガント・スパークを放ちキン肉マンをマットに沈める。しかし、激戦でダメージを負った身体では耐えきることができず自身も倒れ、ミートの声で復活したキン肉マンのマッスル・スパークを受けて敗北した。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、超人閻魔の玉座の周囲に鉄格子を巡らせている超人閻魔(ザ・マン)に、ジ・オメガマンの正体がオメガマン・ディクシアで、「あなた様ならヤツがオメガの民のスパイであったことは完璧・無量大数軍への登用試験の頃には、お気付きになられていたはずでは?」と質問した後で、宇宙の秩序を守るために直接オメガ・ケンタウリの六鎗客を始末しようと駆けだそうとしたところをザ・マンに止められる。そして、ザ・マンから調和の神とその一派が下天して地上に襲来するであろうとの予言を聞いて怖気づくキン肉マンの前にネプチューンマンと共に現れて、キン肉マンを叱った後でキン肉マンソルジャー(キン肉アタル)に「お前には兄タツノリの清廉さを感じる」と告げた。
敗北後、キン肉マンと真弓からキン肉族への復帰を求められるも、それを拒否し完璧超人として武道の介錯で死ぬつもりだったが、ネメシスを守るために武道の前に立ちはだかったネプチューンマンや武道を討ち取ろうとする悪魔将軍の登場により処分は保留となった。武道が悪魔将軍に敗れると共に超人墓場へと帰還し、キン肉マンへ再び過ちが起きた時には改めて闘うことを忠告した。
 
そして、調和の神を始めとする[[#超神(ちょうしん)|超神]]たちが地上に襲来した後、ザ・マン(超人閻魔)の指示でネプチューンマンや[[#ジャスティスマン|ジャスティスマン]]と共にザ・マンの所持するカピラリアの欠片を守護するよう命じられる。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、超人閻魔の玉座の周囲に鉄格子を巡らせている超人閻魔(ザ・マン)に、ジ・オメガマンの正体がスパイであったことを完璧・無量大数軍への登用試験の頃には気付いていたはずだと質問した後で、直接オメガ・ケンタウリの六鎗客を始末しようと駆けだそうとしたところをザ・マンに止められている。そして、ザ・マンから調和の神とその一派が下天して地上に襲来するであろうとの予言を聞いて怖気づくキン肉マンの前にネプチューンマンと共に現れて、キン肉マンを叱った後でキン肉アタルに兄タツノリの清廉さを感じると告げて、超人閻魔(ザ・マン)の所持するカピラリアの欠片は我々が全力で守り抜くことをキン肉マンたちに告げている。
 
ゆでたまごの中井は、「キン肉マンやフェニックスと似てしまわないように、その上でクールな印象が出るように水色の肌にした」と語っている<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第62巻』189頁。</ref>。
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: 稀代の戦闘機<ref name="shot" />
 
==== ピークア・ブベラス ====
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{NZL}}→超人墓場
* 身長体重 - 178cm 105kg
* 超人強度 - 4200万パワー
* 主な必殺技 - ガクシュウ、ビッグベイビー・ボム、48の殺人技(キン肉マンとの対戦中に学習。その際に披露したのはキン肉バスター、超人絞殺刑、キン肉壊体固め、宇宙旅行の4つ)
* 年齢 - 無始無終
 
完璧・無量大数軍の一人。“完恐”の異名を持つ。体格は成人のものだが[[乳児]]のような格好をしているのが特徴。見た目に反して内面は完全に純粋な赤ん坊であり、試合の最中に泣き出したり、無邪気にキン肉マンを攻撃したりしていた。が、その実態は対戦相手の技を受けて技術を吸収し、それ以上の技術で反撃する「急成長超人」である。次第に戦い方を学んでいき、人格も形成され、相手がまだ見せていない技も自動的に学習してしまう。技を繰り出せば繰り出すほど強くなる上、自分の技が通じなくなることから“完恐”の名が付けられた。その能力は赤子の精神から熟されるものであるため、急成長を遂げて勝利するたびにストロング・ザ・武道によって記憶を消されていた。ピークア・ブーはこの扱いに不満を持っており、記憶を消されるせいで赤ん坊の格好をしていることも嫌がっており、そのため武道に対して反抗的だが、同時に恐怖心も抱いており睨まれただけで怯えていた。しかし武道からはネプチューマンと並んで目をかけられており「優秀」と称されている。
 
口癖は「ホンギャー」<ref name="enma" />。腹部は凶悪な面(フィアフェイス)になっており、普段は太股から伸びる2本の手(ハンドゲート)で隠されているが、ハンドゲートをどけて露出させることにより対戦相手を威嚇する。頭の顔も赤子の状態では顎についた掌で隠している。成長と共に容姿が大人びたものに変化していく他、コスチュームのフリルが消え、腕と脛のハートの模様がダイヤ型に変化する。
 
全面対抗戦では[[両国国技館]]にてキン肉マンと闘った。試合開始当初は攻撃・防御ともまったく未熟だったが、キン肉マンの技を受けて急速に成長し、48の殺人技まで使いこなして圧倒する。しかし基礎鍛錬を欠いた急成長の弊害で、基本的な技が読めなくなってしまう(キン肉マンからは、「強力な技を覚えれば覚えるほど基本的な技を使わなくなり忘れ去ってしまう」と告げられている)。そこを突かれて反撃され、基本技の集合体である48の殺人技のNo3・「風林火山」を受けてKO負けを喫した。試合後にキン肉マンから心の強さを説かれ、正義超人の心を理解したネプチューンマンと話すことを勧められる。そしてより強くなって再戦したいと望み、完璧超人の掟である敗北後の自害を拒んだ。掟に抗うためネメシスに挑むがキン肉マン戦でのダメージが大きく、完璧版マッスル・スパークにより返り討ちに遭い、キン肉マンの捨て身の救出により命は取り留めるが重傷を負った。そしてジェロニモと共に入院し、以後は共にキン肉マンたちの戦いを見守った。
 
キン肉マンとネメシスの決戦が迫った際には病院を抜け出し、牢に繋がれていたネプチューンマンを救出して共にキン肉マンの前に現れ、完璧超人界の変革のためにネメシスと戦い彼を正してやってほしいと激励した。その後は甲子園球場でのキン肉マンとネメシスの試合の最中、ネメシスの反対を押し切り強引にセコンドに就く。完璧超人の未来を案ずる心は変わらず、風林火山の破り方をアドバイスしネメシスの窮地を救い、ネメシスが敗北した後は自害しようとする彼を涙ながらに説得しようとしたり、ネメシス自身もピークア・ブーが掟を破った理由を理解するなど友情が芽生えた。
 
ストロング・ザ・武道と悪魔将軍の戦いが終結した後、キン肉マンとの再戦の約束を胸にしながら武道やネメシスと共に超人墓場へと帰還した。
 
当初の一人称は「あたい」だったが、単行本での該当場面では別のセリフに差し替えられ一人称は削られている。なお、ピークア・ブーとは「いないいないばあ」に相当する言葉である。
 
; タイトル歴
: なし
; 異名
: 急成長超人
 
=== グリムリパー ===
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ESP}}<ref name="zukan" />→超人墓場
* 身長体重 - 206cm 102kg
* 超人強度 - 1000万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 八つ裂きハット(週プレNEWS連載時はキルハット)、〈完幻〉のスケルトンボディ、イグニシォンドレス、完璧超人秘奥義サンダーサーベル、〈完幻〉殺法スピア・ドレス、〈完幻〉ファントム・キャノン、ジョン・ドウズ アロウ / ハイキャパシティ ジョン・ドウズ・アロウ(ターボメンとのツープラトン)
* 年齢 - 無始無終
* タッグチーム - ジョン・ドウズ
 
[[死神]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />で、その名前も死神(グリムリーパー)に由来する。完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完幻”の異名を持つ。白い肌でナイフを仕込んだ帽子と黒装束に身を包む。完璧・無量大数軍のイリュージョニストと自称し、相手を幻惑・撹乱するような技を使いこなす。同時に、細身の体躯に似合わずバッファローマンのハリケーン・ミキサーを正面から受け止め、皮膚を容易に毟り取るほどの握力を持つ。一人称は「私」または「わたくし」で、口調も丁寧語(悪魔超人たちからは「[[オネエ言葉|オネエ]]野郎」とも呼ばれていた)。口癖は「ニャガニャガ」<ref name="enma" />。完璧・無量大数軍の最古参でもある。
 
鳥取砂丘に出現した階段ピラミッドの第4ステップでスプリングマンと対戦。しかし第5ステップの崩落により試合はタッグマッチへ移行し、ターボメンと「[[キン肉マンのタッグ#ジョン・ドウズ|ジョン・ドウズ]]」を組んでバッファローマン&スプリングマンの「ディアボロス」と戦う。初めてタッグを組んだ即席チームでありながら連携の取れたツープラトン攻撃でディアボロスを攻めたてる。余裕にあふれた不敵な態度を取っているが、バッファローマンがジョン・ドウズ アロウを受け止めた時には驚きを隠せず、バッファローマンをはじめとする超人たちのパワーの変化に興味を持つ。その後、ディアボロス・ロングホーン・トレインの攻撃を受けるターボメンを見殺しにするような不可解な行動をとる。
 
実はバッファローマンの超人強度の増幅に興味を示しており、ターボメンとスプリングマンが倒れた後、ターボメンの亡骸からアースユニットを奪い取り自身の右腕に移植。それを使ってバッファローマンの超人強度を査定しようと目論む。多彩な技でバッファローマンを追い詰め、悪魔超人としての全力を出させた上でパワー査定を開始するが、超人強度8000万パワーまで吸収可能なアースユニットが増大したバッファローマンのパワーに耐え切れず破裂してしまう。直後、パワーを取り戻したバッファローマンのハリケーン・ミキサー2連発と超人十字架落としを受けてKO負け。
 
しかしすぐ立ち上がり、「敬意を評し私を殺害する権利を与える」と発言。ロングホーンで胸を貫かせると、謎めいた言葉を残し消えていった。その後、銀のマスクから発した光によってスペインのサグラダ・ファミリア上空に潜伏していることが判明。完璧超人始祖のひとり・[[#サイコマン|サイコマン]]としての正体を現す。以降の詳細はサイコマンの項を参照。
 
; 異名
: イリュージョニスト
: 死神の化身
: 夢幻の境地へ誘う雷神<ref name="shot" />
 
=== ポーラマン ===
* 種別 - 完璧超人 / ホッキョクグマの超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{NOR}}→超人墓場
* 身長体重 - 278cm 325kg
* 超人強度 - 7200万パワー
* 主な必殺技 - ポーラネイル、バックハンド・ネイルブロー、熊嵐固め、審判の仮面狩りネイル、マッキンリー颪(おろし)、〈完力〉マッキンリー颪、バスターズ・ドッキング(ネメシスとのツープラトン)
* 年齢 - 無始無終
 
完璧・無量大数軍の第二陣として姿を現した一人で、“完力”の異名を持つ。[[白熊]]の毛皮を羽織った巨漢超人。口癖は「パキャパキャ」<ref name="enma" />。必殺技のマッキンリー颪には自らの下半身で着地するパターンと相手の体を下敷きにして着地する2種類のパターンが存在する。下敷きにするほうは<完力>の名が付けられていた。ネメシスから一目置かれており「最大の盟友」と呼ばれている。
 
全面対抗戦第二戦では、階段ピラミッドの最上段のリングでウォーズマンと対戦。ロビンマスクの死で冷静さを欠いたウォーズマンの攻撃を“完力”の異名通りの鋼のような筋肉で防ぎ、持ち前の怪力による猛攻でウォーズマンをK.O寸前まで追い詰めたが、迷いを断ち切りスーパーユウジョウモードを発動させたウォーズマンのパロ・スペシャル ジ・エンドにより全身の骨を砕かれて敗北した。試合後、骨を折られて自害できないためネメシスの介錯を望み、一度はウォーズマンにより阻まれるが、二度の執行を受け死亡した。遺体はネメシスにより鳥取砂丘の砂の中に葬られた。ウォーズマンとの死闘で心境が変化し、ウォーズマンの中に優しさを見出していた。死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚され、完璧・無量大数軍の存在がサイコマンの正体を隠すための隠れ蓑であったことを悟るが、サイコマンによって消滅させられた。
 
; タイトル歴
: 北ヨーロッパ超人スーパーヘビー級
; 異名
: 本家"熊の爪"<ref name="shot" />
: 絶対的パワーを誇る熊男<ref name="shot" />
 
=== マーベラス ===
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CHN}}
* 身長体重 - 198&nbsp;cm198cm 130&nbsp;kg130kg
* 超人強度 - 1800万パワー
* 主な必殺技 - ライジングドラゴン、双龍・塒固め、サイド・トライアングルホールド、四腕龍拳、〈完昇〉双龍同体飛燕
* 年齢 - 無始無終
 
完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完昇”の異名を持つ。両肩に紅龍・蒼龍と称する竜の二頭を巣食わせており、普段は双肩に飾りのようにしているが「ライジングドラゴン」の掛け声に呼応し活動する。この二匹は自在に首を伸ばして獰猛な牙により攻撃を仕掛ける。ただしが、自我持つためマーベラスの意志に反して行動することもある。修行の世代は異なるがラーメンマンと同じく超人拳法の伝承者であり、額にはその証しである「龍」の焼印が隠されている。ヘルメットの中はオールバックの黒髪。口癖は「キュワキュワ」<ref name="enma" />。
 
全面対抗戦第二戦では鳥取砂丘に出現したサッカラの階段ピラミッドの第一ステップにてラーメンマンと闘い、戦いの中で超人拳法伝承者であることを明かし、自分を殺す気で戦おうとしないラーメンマンの「生かす拳」に怒りを見せるが、自身も正々堂々の勝利を目指すことを信条とする高潔な精神の持ち主であり殺人拳を良しとしなかった。合わせ鏡の如き超人拳法の応酬の末、〈完昇〉双龍同体飛燕でラーメンマンを追い詰めるが、迷いを持たず僅かな動揺も克服して反撃に転じたラーメンマンによる首への集中攻撃によりダメージが蓄積され、両肩の龍を首に巻きつけられた変形版の「九龍城落地」で首を絞め落とされて失神負けを喫する。首に集中してダメージを受けていたため自害する力がなかったが、完璧超人の掟に従い蒼龍に自らの心臓を食い破らせ自害した。最期にはラーメンマンともっと早く出会えていれば違った結末が迎えられたかもしれないと、ラーメンマンの強さを肯定し、完璧超人として生きたことは充足感を与え、後悔していないことを述べて息を引き取った。死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚されるが、サイコマンによって消滅させられた。
 
合わせ鏡の如き超人拳法の応酬の末、〈完昇〉双龍同体飛燕でラーメンマンを追い詰める。しかし迷いを持たず復活したラーメンマンによる首への集中攻撃によりダメージを蓄積していく中、再び〈完昇〉双龍同体飛燕を放つがこれを「双龍逆旋回」で破られ、両肩の紅龍・蒼龍を首に巻きつけた変形版の「九龍城落地」に繋げられ、首を絞め落とされて失神KO負けを喫する。首に集中してダメージを受けていたため自害する力がなかったが、完璧超人の掟に従い蒼龍に自らの心臓を食い破らせ自害した。最期にはラーメンマンともっと早く出会えていれば違った結末が迎えられたかもしれないと、ラーメンマンの強さを肯定し、完璧超人として生きたことは充足感を与え、後悔していないことを述べて息を引き取った。
 
ゆでたまごの中井は、話が進むうちにキャラクター設定が明らかにされたことで表情の作り方や体の動きが変わっていったパターンの典型として、マーベラスの名前を挙げている<ref>ゆでたまご・中井義則「第一章 『キン肉マン』との不思議な縁」『生涯現役、火事場の漫画仕事術』31頁。</ref>。
 
; タイトル歴
: 超人一〇二芸 免許皆伝<ref name="shot" />
; 異名
: 超人拳法伝承者<ref name="shot" />
: 強さに対する求道者<ref name="shot" />
 
==== ジャック・チー ====
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ITA}}
* 身長体重 - 195&nbsp;cm195cm 301&nbsp;kg301kg
* 超人強度 - 3500万パワー
* 主な必殺技 - ボイリング・ショット、ダブルボイリング・ショット、クーラント・ショット、ファイヤーボールキック、ダウジングアイ、ダウジングドリル、〈完流〉フォーセットクラッシャー
* 年齢 - 無始無終
 
完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完流”の異名を持つ。その名の通り体中に[[水道]][[蛇口]]を持つ超人。両腕の蛇口から放たれる水流や熱湯は直接攻撃だけでなく、推進力を利用した攻撃強化や相手の技の防御・返し技にも使用される。またダウジング能力により隠れた相手や源泉の位置を察知できる。一人称は「我輩」、口癖は「ジャジャー」<ref name="enma" />。
 
全面対抗戦第二戦では、階段ピラミッドの第3ステップでブラックホールと対戦。ボイリング・ショットダウジングドリルで掘り当てた間欠泉の蒸気によりブラックホールの技を封じ、至高のブラックホールの吸引力にも耐える。しかしとどめを刺そうとした時、ブラックホールがペンタゴンに変身。構わず攻撃するがペンタゴンの速攻に翻弄され、必殺のフォーセットクラッシャーペンタゴンの「クロノス・チェンジで返される。最後はた末に「フォーディメンションキルに捉えられてKO負け」で敗北した(技が決まる際はペンタゴンからブラックホールに戻っていた)した。最期は「下等超人に負けたが不思議と穏やかな気分だ。これで心安らかに死ねる」と言い残し、間欠泉の上で粉々になり絶命した。死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚されるが、サイコマンによって消滅させられた。
 
ゆでたまごの中井によると、[[アメリカン・コミックス|アメコミ]]ヒーローの[[アイアンマン]]の動きをイメージしたところもあるという<ref name="rough">ゆでたまご「STUDIO EGG秘蔵! ラフ画集成」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』196-199頁。</ref>。
 
; タイトル歴
: 完璧超人として「タイトルは弱者のシンボルである」という信条のため、タイトルは持たない。
; 異名
: 蛇口野郎<ref name="shot" />
: 無慈悲な熱湯放射<ref name="shot" />
 
==== グリムリパボメン ====
* 種別 - 完璧超人 / ロボ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ESPSYR}}<ref name="zukan" />→超人墓場
* 身長体重 - 206&nbsp;cm215cm 102&nbsp;kg180kg
* 超人強度 - 10004000万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 無始無終
* 主な必殺技 - 八つ裂きハット(週プレNEWS連載時はキルハット)、完幻のスケルトンボディ、イグニシォンドレス、完璧超人秘奥義サンダーサーベル、完幻殺法スピア・ドレス、〈完幻〉ファントム・キャノン、ジョン・ドウズ アロウ / ハイキャパシティ ジョン・ドウズ・アロウ(ターボメンとのツープラトン)
* 主な必殺技 - 完遂刺し(コンプリート・スティング)、ターボメンスタナー、リボルバースタッド、リボルバーグローブ、タービンチョップ、アースクラッシュ、高速ターボクラッシュ、〈完遂〉リボルバーフィン、ジョン・ドウズ アロウ / ハイキャパシティ ジョン・ドウズ アロウ(グリムリパーとのツープラトン)
* タッグチーム - ジョン・ドウズ
 
完璧・無量大数軍の一人で[[アンドロイド]]タイプのロボ超人<ref name="zukan" />。“完遂”の異名を持つ。戦闘で受けたダメージを蓄積し、体内のターボチャージャーで増幅させた後に「アースユニット」と呼ばれる管でそのエネルギーを相手の体に流し込んで自壊させる技「アースクラッシュ」を持つ。両腕にあるリボルバー状のパーツからは鉄鋲(スタット)が飛び出す。口癖は「ボシュー」<ref name="enma" />。戦いを完遂するためならばどんな窮地に陥る事態となっても平然と試合を続行する性格で、自身は「完璧超人は如何なる理由があろうと戦いをやめたりしない」と語っている。ポーラマンからは「感情のない戦うだけの機械」扱いされている。
完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完幻”の異名を持つ。白い肌でナイフを仕込んだ帽子と黒装束に身を包む。完璧・無量大数軍のイリュージョニストと自称し、相手を幻惑・撹乱するような技を使いこなす。同時に、細身の体躯に似合わずバッファローマンのハリケーン・ミキサーを正面から受け止め、皮膚を容易に毟り取るほどの握力を持つ。一人称は「私」または「わたくし」で、口調も丁寧語(そのため、悪魔超人たちからは「[[オネエ言葉|オネエ]]野郎」と呼ばれていた)。口癖は「ニャガニャガ」<ref name="enma" />。名前は[[死神]](グリムリーパー)に由来する。完璧・無量大数軍の最古参でもある。
 
全面対抗戦戦では、悪魔超人軍との対抗戦ではソ連の[[モスクワ]]・[[赤の広場]]にてステカセキングと闘い、上記の自壊戦法で勝利する。ステカセキングを破ったことから「悪魔超人キラー」とも異名される様になり、第二戦の[[鳥取砂丘に出現した]]の階段ピラミッドの第4ステップスプリングは当初はバッファローマンと対戦。しかし第5ステシングルマプのチで闘うが、途中でリングが崩落によりしたことで試合は急遽タッグマッチへ移行しに変更されグリムリパボメン組んだ「[[キン肉マンのタッグ#ジョン・ドウズ|ジョン・ドウズ]]」を組んでとしてバッファローマン&スプリングマン「[[キン肉マンのタッグ#ディアボロス|ディアボロス]]」と戦う。初めてタッグを組んだ即席チームであり闘うこととがら連携の取れたツーる。スラト攻撃でグマンのバネボディアボロス攻めたて上記の自壊戦法で硬化させ。余裕にあふれた不敵な態度ことで弾性取っ失わせKO寸前まで追詰めたが、バッファローマンがジョン・ドウズ ロウースクラッシュ」受け止め放っためは驚きを隠せ自身もパワーがほとんど残されておらず、「アースクラッシュ」効果の副作用で足回りの硬度が上昇したスプリングマンとバッファローマンをはじめとする超人たちパワの変化に興味を持つ。その後、プラトン・「ディアボロス・ロングホーン・トレイン 四連打“死攻撃舞”」の連打を受け、最後はバッファローマンのロングホーンに胸板を貫通され、それでも立とうとすが及ばず絶命敗北した(ターボメンを静か見守り勝利したスプリングマンも直後に力尽きて死んでいる)。息を引き取った直後は一切援護グリムリパーに遺体からアースユニットず見殺れる。死後ばらくしてプラネットマンの人面プラネットで魂するような不可解召喚され、自分たちと同様に死んだと思われたストロング・ザ・武道の魂が召喚され行動をかったこから武道の正体に気づくもサイコマンによって口を封じられて消滅した
 
原作担当の嶋田によると「全然違う超人よりも、ネプチューンマンの仲間を思わせる超人を入れないと昔の読者が付いてこれないかもしれない」という理由で、夢の超人タッグ編に登場した完璧超人ザ・ターボマンがモデルになっている<ref>{{cite news|url = http://www.yudetamago.jp/mobage_interview1014.html| title =Mobage(モバゲー)&コミック40巻、大好評御礼!! 嶋田隆司先生インタビュー vol.1|publisher =ゆでたまご公式サイト|date=2012年10月14日}}</ref>。ゆでたまごの嶋田、中井は共にお気に入りの完璧超人としてターボメンとグリムリパーを挙げている<ref name="enma211" />。
実はバッファローマンの超人強度の増幅に興味を示しており、ターボメンとスプリングマンが倒れた後、ターボメンの亡骸から肉体を破壊しアースユニットを奪い取り自身の右腕に移植。亡骸をゴミ同然に扱うと、それを使ってバッファローマンの超人強度を査定しようと目論む。多彩な技でバッファローマンを追い詰め、悪魔超人としての全力を出させた上でパワー査定を開始するが、超人強度8000万パワーまで吸収可能なアースユニットが増大したパワーに耐え切れず破裂してしまう。直後、パワーを取り戻したバッファローマンのハリケーン・ミキサー2連発と超人十字架落としを受けてKO負け。しかしすぐ立ち上がり、「敬意を評し私を殺害する権利を与える」と発言。ロングホーンで胸を貫かせると、謎めいた言葉を残し消えていった。その後、銀のマスクから発した光によってスペインのサグラダ・ファミリア上空に潜伏していることが判明。完璧超人始祖のひとり・[[#サイコマン|サイコマン]]としての正体を現す。以降の詳細はサイコマンの項を参照。
ターボメンが複数形の名を名乗るのは、同じ完璧超人属性のロボ超人<ref name="zukan" />である[[#ザ・ターボマン|ザ・ターボマン]]の量産型であるため<ref name="zukan" />。
 
; タイトル歴
: 「タイトルは弱者のシンボルである」というストロング・ザ・武道の考えに賛同しているためタイトルは持たない。
; 異名
: 怒りを挫く無敵の鉄鋲<ref name="shot" />
: イリュージョニスト
: 死神の化身
: 夢幻の境地へ誘う雷神<ref name="shot" />
 
==== ポーッシュマン ====
* 種別 - 完璧超人 / 機能を特化させた超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{NORPAK}}
* 身長体重 - 278&nbsp;cm283cm 325&nbsp;kg880kg
* 超人強度 - 72003000万パワー
* 年齢 - 無始無終
* 主な必殺技 - ポーラネイル、バックハンド・ネイルブロー、熊嵐固め、審判の仮面狩りネイル、マッキンリー颪(おろし)、〈完力〉マッキンリー颪、バスターズ・ドッキング(ネメシスとのツープラトン)
* 主な必殺技 - アイアングローブ、アイアン・ディスカス、レッグ・アイアングローブ、〈完掌〉アイアングローブ
 
完璧・無量大数軍の一人で、“完掌”の異名を持つ完璧超人。背中から巨大な鋼鉄の指「アイアングローブ」が生えており、攻防一体のアイアングローブに特化した戦法をとる。脚部にも小型のアイアングローブを持つ。口癖は「ギガギガ」<ref name="enma" />。
完璧・無量大数軍の第二陣として姿を現した一人で、“完力”の異名を持つ。白熊の毛皮を羽織った巨漢超人。口癖は「パキャパキャ」<ref name="enma" />。必殺技のマッキンリー颪には自らの下半身で着地するパターンと相手の体を下敷きにして着地する2種類のパターンが存在する。下敷きにするほうは<完力>の名が付けられていた。ネメシスから一目置かれており「最大の盟友」と呼ばれている。
 
全面対抗戦第一線では、東ドイツ・[[東ベルリン]]の[[ブランデンブルク門]]にて[[7人の悪魔超人#ミスター・カーメン|ミスター・カーメン]]とと闘い、「〈完掌〉アイアングローブ」で勝利する。第二戦では、日本・[[鳥取砂丘]]にて[[ブロッケンJr.]]と対戦。ブロッケンJr.を「未完の大器」と見下し、カーメン同様に「アイアングローブ」で追い詰めるが、ラーメンマンの激励で闘志を取り戻したブロッケンJr.の「ベルリンの赤い雨」で頭から体を切り裂かれて逆転敗北を喫した。試合後、機械でできた心臓部を自ら握りつぶして自害した。死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚されるが、サイコマンによって消滅させられた。
全面対抗戦第二戦を締める最後の対戦相手として、階段ピラミッドの最上段にリングを設けウォーズマンと対戦。ロビンマスクの死で冷静さを欠いたウォーズマンの攻撃を“完力”の異名通りの鋼のような筋肉で防ぎ、持ち前の怪力による猛攻でウォーズマンをK.O寸前まで追い詰めたが、迷いを断ち切りスーパーユウジョウモードを発動させたウォーズマンのパロ・スペシャル ジ・エンドにより全身の骨を砕かれて敗北した。
 
試合後、完璧・無量大数軍の掟をウォーズマンに語る。骨を折られて自害できないためネメシスの介錯を望んだ。一度はウォーズマンにより阻まれるが、二度の執行を受け死亡した。遺体はネメシスにより鳥取砂丘の砂の中に葬られた。
 
試合中、機械超人は闘うことしか考えていない超人だと罵るが、ウォーズマンとの死闘で心境が変化して、埋葬される寸前にそれを訂正し、介錯を拒んだウォーズマンの中に優しさを見出していた。
 
死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚される。完璧・無量大数軍の存在がサイコマンの正体を隠すための隠れ蓑であったことを悟るが、サイコマンによって消滅させられた。
 
; タイトル歴
: 不明
; 異名
: 本家"熊攻防隙なし"完掌"<ref name="shot" />
: 絶対的パワーを誇る熊男<ref name="shot" />
 
=== ダルメシマン ===
=== 完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン) ===
* 種別 - 完璧超人 / 猟犬超人<ref name="zukan" />
* [[#ザ・マン|ザ・マン]]
* 出身 - {{GBR}}
* 身長体重 - 190cm 97kg
* 超人強度 - 2500万パワー
* 年齢 - 無始無終
* 主な必殺技 - ドギーネイルキック、スペクルコントロール、ケンネルマウス、スペクルボム、ダルメシアンクラッチ(週プレNEWS掲載時は「ダルメシマンクラッチ」)、マッドドッグ・フリップ、ドッグイヤークラッシュ、唾液分泌(サリベーティング)シールド、ドギーネイル、〈完牙〉マッドドッグ・トゥース
 
完璧・無量大数軍の一人で、“完牙”の異名を持つ。[[ダルメシアン]]の化身超人で牙による噛み付き攻撃が得意。口癖は「ウォンウォン」<ref name="enma" />で、完璧・無量大数軍の中でも挑発的な言動が多い。
==== ミラージュマン ====
* 種別 - 完璧超人
* 出身 - {{PRT}}
* 身長体重 - 263cm 405kg
* 超人強度 - 2200万パワー
* 主な必殺技 - ミラースナイプビーム、カレイドスコープドリラー、姿鏡体殺封じ、魔鏡幻影殺<ref name="shot" />
 
全面対抗戦では、中国の[[万里の長城]]にて[[ブラックホール (キン肉マン)|ブラックホール]]と闘い、人間の一京倍の嗅覚でブラックホールの影分身を見破り、体の斑点を移動させ多彩な攻撃を繰り出す「スペクルコントロール」と完牙殺法でブラックホールを苦しめるが、至高のブラックホールに吸い込まれる。試合中に出来たブラックホールの体の傷と同じ四次元空間の裂け目から脱出には成功するものの、無意識のうちに自身が犬の本能に従っていることをブラックホールに見抜かれていたため、それを見越して付けるように仕向けていたブラックホールの背中の傷と同じ形の裂け目を脱出位置と特定され、ピンポイント攻撃を食らい、続けてブラックホールの新技・「フォーディメンションキル」で敗北する。直後に完璧超人の掟に従って自害しようとするが、ブラックホールに首を刎ねられて死亡した。死後プラネットマンの人面プラネットで魂を召喚され完璧超人始祖の正体を隠していたグリムリパー(サイコマン)に物申すが、逆に「負け犬」と罵られ握り潰された。
"完璧・参式"(パーフェクト・サード)の称号を持ち、「氷のダンベル」を所有する[[完璧超人#完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)|完璧超人始祖]]。[[超人墓場#聖なる完璧の山|聖なる完璧の山(超人墓場)]]へ通じる[[超人墓場#黄泉比良坂|黄泉比良坂]]の番人の役目を与えられている、全身鏡張りの超人。口癖は「ゴバッゴバッ」<ref name="enma" />。
 
; タイトル歴
超人墓場へ侵攻し完璧超人始祖を全滅させようとする、かつての同志・悪魔将軍(ゴールドマン)と戦わなければいけないことに哀しんでいたが、番人としての使命を守るため対戦する。左手のカレイドスコープドリルは硬度10のダイヤモンドパワーに変質させることができると豪語するが、悪魔将軍からは「ダイヤモンドパワーと呼べる代物ではない」と一蹴され、ダイヤモンドパワーの手刀に叩き折られた。さらに当時から全く進化していないと告げられ、進化した力との差を見せつけられ地獄の断頭台を受けて敗北し、死亡した。
: イギリス超人中央格闘技大会優勝
; 異名
: 完璧なる猟犬<ref name="shot" />
 
=== マックス・ラジアル ===
過去にはキン肉族を捨て、完璧超人を目指したネメシスとも闘ったことがあり、硬度10の「カレイドスコープドリル」を使った猛攻で圧倒するが、ネメシスが使用した肉のカーテンからシルバーマンの面影とネメシスの素質を見出し、完璧超人として認め転生させた。更に、超人閻魔(ザ・マン)とマグネット・パワーの情報収集の為に超人墓場に来訪したジ・オメガマン(オメガマン・ディクシア)とも対戦し、その実力を認めて超人墓場への入山を許可した。
* 種別 - 完璧超人 / 乗り物系超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{FRA}}
* 身長体重 - 256cm 423kg
* 超人強度 - 4800万パワー
* 年齢 - 無始無終
* 主な必殺技 - ドリフト・タックル、ビッグ・ラジアルフィン、サスペンションブーツ、ビッグラジアル・インパクト
 
[[タイヤ]]の特徴を持つ超人<ref name="zukan" />。完璧・無量大数軍の一人で、“完裂”の異名を持つ。両肩に巨大な「裂殺タイヤ」を装備し、両膝下はサスペンションになっている巨漢。その異名は巨大タイヤにより対戦相手の皮膚を完全に切り裂き死に追いやることを意味する。口癖は「バルルーン」<ref name="enma" />。
完璧超人始祖を超人墓場から外の世界に出入りさせないための役割もしており、たびたび下等超人の粛清を主張していたガンマンからは「カタブツ」呼ばわりされ疎まれていたが、アビスマンからは好かれていた模様。
 
全面対抗戦の一番手として[[テリーマン]]と対戦し、巨大タイヤやサスペンションの脚を攻防に活かして苦しめた。しかし、不屈の粘りを見せるテリーマンに右のタイヤを破壊され、「カーフブランディング」、「テキサスコンドルキック」、「ブレーンバスター」の連続攻撃でKO負けを喫した。最期は完璧超人の掟に従いストロング・ザ・武道の[[竹刀]]を借りて自らボディを刺し貫き自害した。死後プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚されるが、サイコマンによって消滅させられた。
デザインは『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』終盤の応募超人のミラージュをアレンジしたものとなっている<ref name="PB25">ゆでたまご「お待たせしました!! 究極の超人タッグ編決勝戦突入記念 突然の「読者超人」大発表!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 25』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2011年3月19日、ISBN 978-4-08-857514-8、164-165頁。</ref>。
 
; タイトル歴
: 不詳
; 異名
: 全てを切り裂く凶悪なる巨大タイヤ<ref name="shot" />
: 鉄壁の門番
: 黄泉比良坂双肩番人裂殺タイヤ<ref name="shot" />
: 神代より立ち塞がる鏡恐怖化身完裂地獄<ref name="shot" />
 
==== アビスマーリンマン ====
* 種別 - 完璧超人 / 硬骨魚類の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{TURFJI}}
* 身長体重 - 202&nbsp;cm202cm 185&nbsp;kg134kg
* 超人強度 - 26002200万パワー
* 年齢 - 無始無終
* 主な必殺技 - アビスガーディアン、グレイブヤードタックル、完璧・肆式奥義 奈落斬首刑
* 主な必殺技 - フライングソードフィッシュ、鰭ノコギリ、ソードフィッシュカッター、マーリン・エアバッグ、フライングソードスパイラル、ピラニアンシュート、〈完刺〉スピア・フィッシング
"完璧・肆式"(パーフェクト・フォース)の称号を持ち、「焔のダンベル」を所有する完璧超人始祖。超人墓場の最高監察官として「[[超人墓場#禁断の石臼|禁断の石臼]]」の管理をしており、墓守鬼たちから慕われている。完璧超人始祖の中では珍しくフランクな口調で、口癖は「モガモガ」<ref name="enma" />。口を覆うマスクの下には太古の昔に特訓中にザ・マンから受けた傷がある。ミラージュマンのことは、死んだ完璧超人始祖に興味はないと一蹴するが、少しはいい奴だったと述べている。
 
完璧・無量大数軍の一人で、“完刺”の異名を持つ。[[カジキ]]の水棲超人<ref name="zukan" />で、逆三角形型のスマートな体格。水中戦を得意とし、上顎から伸びる舵木通し「フライングソード」を活用するほか、受け身が非常に巧みで投げ技のダメージを受けにくい。完璧超人の例に漏れず自信家で、他属性の超人や人間のことを下等と見下している。口癖は「ピョピョー」<ref name="enma" />。
正面から組んだパワー勝負は完璧超人始祖随一で、その姿勢はザ・マンの理想に最も近いと評される。また、集中力と反射神経をさらに養い究極にまで高めた時、「パーフェクト・ザ・ルール」の称号を与えることを約束される。そして精神修行を重ね、背後からの攻撃を一切受け付けない完璧超人奥義"アビスガーディアン"を身につける。そのため、背中には太古の昔にゴールドマンからつけられたひとつの傷しかない。
 
全面対抗戦では、イギリスの[[テムズ川]]にて同じ水棲超人の[[7人の悪魔超人#アトランティス|アトランティス]]と闘った。多彩な技や特殊能力の応酬の末、「ピラニアンシュート」、「〈完刺〉スピア・フィッシング」の連続攻撃でアトランティスを失血死寸前まで追い詰めるが、試合中にかつてアトランティスと対戦した[[ロビンマスク]]のことを「実力の無い超人」と見下したことでアトランティスの怒りを買い、さらに人間の少年・[[#ポール|ポール]]からの激励で闘志も取り戻したアトランティスにロビンの技・「タワーブリッジ」をかけられ背骨をへし折られて即死する。しかしアトランティスも出血多量で直後に息を引き取ったため、試合結果は両者死亡の引き分けとなった。優勢に進めていたが慢心で引き分けたため、ストロング・ザ・武道とネメシスからは「完璧・無量大数軍を名乗っていたことを恥じろ」と罵倒されている。死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚されるが、サイコマンによって消滅させられた。
「禁断の石臼」を逆に回そうとする悪魔将軍を止めるため対戦する。"アビスガーディアン"により悪魔将軍の攻撃を防ぎつつパワーファイトを繰り広げ、奈落斬首刑の圧倒的な威力により硬度調節機能を破壊したが、"アビスガーディアン"が背後からの攻撃にしか反応しない弱点を大雪山落としによって破られ、地獄の九所封じによって四肢を封じられたことで戦力を削がれ、最後は地獄の断頭台を受けて敗北し、死亡した。
 
ゆでたまごの中井は、「マーリンマンは思い入れのある超人だった」と後に語っている<ref name="marine">ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆで問答 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A」『キン肉マン 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年3月9日、ISBN 978-4-08-870722-8、189頁。</ref>。ゆでたまごの嶋田が用意した百科事典のカジキマグロの骨格標本写真を見て、そこから様々な描き方のアイデアが湧いたという<ref name="marine" />。
回想シーンでは特訓しているシーンが特に多く、サイコマンが発見したマグネット・パワーをドーピング同然であると一蹴している。当時はザ・マンや他の完璧超人始祖から背中が隙だらけと言われていた。また、奈落斬首刑が肆式奥義であることが語られている。
 
; タイトル歴
: レプカ・プール・デスマッチ選手権優勝('78)
; 異名
: 水中戦の覇者<ref name="shot" />
: パーフェクト・ザ・ルール
: 全てを貫く舵木通し<ref name="shot" />
: 完璧なる水中戦士<ref name="shot" />
 
==== ペインマンノック ====
* 種別 - 完璧正義超人
* 出身 - {{ARG}}キン肉星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 198cm 95kg不明
* 超人強度 - 1800万パワー不明
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ダミーバブル、ファイヤーボールプレス、ペインリカバリー、テリブルペインクラッチ
"完璧・伍式"(パーフェクト・フィフス)の称号を持ち、「風のダンベル」を所有する完璧超人始祖。体中に[[エアバッグ]]である丸い突起物を持ち、それが[[緩衝材]](クッショニングマテリアル)となり痛みを感じることのない超人。口癖は「テハハハ」<ref name="enma" />。よく笑い、大きな声で周囲に呼びかけるなど陽気な性格。墓守鬼たちから慕われている。
 
キン肉族の出身で、マスクの上から気に入った髪型をつけている<ref name="zukan" />。現在は宇宙超人委員会の構成員。委員長であるハラボテ・マッスルの側近。試合時は主にゴングマンなどを務める。有能な人物であり、委員長が最も信頼している側近だけあって組織内でもかなり地位の高い幹部でもあり、部下も大勢いる<ref name="63Q&A" />。しかし、委員長に縦横無尽の働きを要求され続けて若干疲労とストレスもたまり気味。キン肉マンとネメシスの甲子園球場での試合では、試合開始まで半日余りの短い時間ながら徹夜で会場設営を間に合わせた。『キン肉マンII世』で初登場したキャラクター。
真っ直ぐぶつかり合うだけでは不必要に衝突し傷つくだけという信念を持ち、柔軟な考えが最も大切だと考えている。太古の昔にゴールドマンとはダイヤモンドボディと緩衝材ボディのどちらが優れているかをはじめとして、主義主張などあらゆることで言い争いをしていたが、その言い争いを楽しんでおり、ゴールドマンが去ってからは言い争いができなくなり哀しかったという気持ちを吐露していた。
 
完璧超人始祖を倒しダンベルを奪おうとする悪魔六騎士の前に現れ、[[悪魔六騎士#ジャンクマン|ジャンクマン]]と[[超人墓場#始祖の門|始祖の門]]の円形金網リングで対戦。あらゆる衝撃を吸収する体質でジャンクマンを追い詰めるが、ジャンクハンドの空撃ちで熱を帯びたことにより緩衝材の内部の空気が膨張し、そこを衝かれて胸の緩衝材を破られる。それでもなお優勢な立ち回りを見せるものの、左のジャンクハンドを犠牲にしたジャンクマンの捨て身の作戦にかかり、捨てたジャンクハンドの鋲に心臓を貫かれて敗北。ジャンクマンに「風のダンベル」を託し、ゴールドマンが育てた下等超人が自分を超えたことに満足しながら息絶えた。
 
; 異名
: 史上最強ハラボテ委員長"素材"右腕<ref name="shot" />
: 痛みを感じない超人<ref name="shot" />
 
==== ジャスティスョンブルマン ====
* 種別 - 完璧正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{CHEGBR}}
* 身長体重 - 209&nbsp;cm195cm 136&nbsp;kg113Kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 150091万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ビーフィーター・スープレックス
* 主な必殺技 - タービンストーム、大木腕固め、ジャッジメントクラッシュ、ジャッジメントツイスト、ジャッジメントアヴァランチャー、ジャッジメントウィンドミル、完璧・陸式奥義ジャッジメント・ペナルティ
[[#ジャスティス|ジャスティス]]の項も併せて参照。"完璧・陸式"(パーフェクト・シックス)の称号を持ち、「光のダンベル」を所有する完璧超人始祖。「裁きの神ジャスティス」と語り継がれる人物で、兜を装着した状態でのシルエットは[[ラーメンマン]]やモンゴルマンに酷似している。兜を外した頭部は脳が透けており、体中に血管が浮き出ている特異な姿をしている。口癖は「ハワァーッ」。
 
元は[[スコットランドヤード]](ロンドン警察)・超人課所属の超人警官。全身に鋼鉄のよろいをまとっている。[[ロビンマスク]]の親友で友達思いな優しい超人だったが、過去に第19回超人オリンピック・イギリス国内予選において素性を偽って参加した悪行超人に敗死している(仇はロビンマスクが討っている)。実力派の超人レスラーながら超人墓場の労働では働きが悪く、グロッキー状態になっていて生き返れるためのパワーを中々与えられていない状態が続いている。
特殊能力を用いず、鍛え抜いた強靭かつ柔軟な肉体を駆使した王道ともいえる正統派な技法とクレバーな思考を武器とする。脳が見えるほどに透き通った頭部は[[悪魔将軍#ゴールドマン|ゴールドマン]]のダイヤモンドパワーに匹敵する硬度を持つ。悪魔将軍からは「完璧超人始祖の中でも技術や隙のなさは群を抜いており、冷静沈着という言葉が似合う男」「ザ・マンに理想や戦い方が最も近く、私でも倒すとなると少々骨が折れるかもしれん」と述べられており、サンシャインを驚かせていた。
 
正式には『キン肉マンII世』の特別編で本格的な初登場をしていたキャラクター。詳細は[[キン肉マンII世の登場人物#特別編 〜倫敦の若大将!〜登場人物]]を参照。
「超人が神さえ超える存在になる」と掲げるゴールドマンとシルバーマンの思想を理解できず、また感情で動かされることについても地上を混沌に逆戻りさせる罪であると考えている。ただしゴールドマンとは完璧超人を離脱することを打ち明けられるなど親しかったこともあり、自身が結果として二人を殺し合わせたことには後ろめたさも感じている。その他の超人たちについては寿命に「永遠」がなく終わりがあるという理由から「完璧」と認めず卑下している。また弟子であったミロスマンが負けたことについては「敗者に興味はない」と完全に見限っている。一方[[アシュラマン]]からは大昔に悪魔超人と正義超人それぞれの指導者であるゴールドマンとシルバーマンの首を斬り合わせたことで、ジャスティスマンのせいで全ての地上の超人の進歩は数万年単位で遅れたと言われている。
 
; タイトル歴
かつて弟子のミロスマンが敗れて両腕を奪われた地である魔界に姿を現し、悪魔六騎士の一人アシュラマンと対戦する。アシュラマンの6本の腕を生かした攻撃を数々をことごとく見切り、圧倒的な力の差を見せつける。自らの腕を捨て去り、死亡した悪魔超人の腕を使用して反撃に出たアシュラマンの増大し続ける力に驚きながらも必殺技ジャッジメント・ペナルティでアシュラマンの三面と6本の腕を粉砕して勝利を収めた。
: 第19回超人オリンピックイギリス国内予選第4位<ref name="spc29-125">ゆでたまご『キン肉マンII世 29』集英社〈スーパー・プレイボーイ・コミックス〉、2005年8月24日、ISBN 978-4-08-857450-9、125-129頁</ref>
; 主な肩書き
: スコットランドヤードの現役警察官<ref name="shot"/>
 
=== ミロスマン ===
その後、武道やネメシスが国立競技場に姿を現すと程なく他の始祖と共に現れ、許されざる世界樹内のサイフォンリング3階にて正義超人・[[テリーマン]]と交戦する。
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 不明
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
ジャスティスマンの弟子。歴史上公式戦で初めて「下等超人」に敗北した完璧超人。アシュラ一族の先祖に敗れて両腕を奪われており、魔界には両腕のないミロスマンの像が祀られている。
 
アシュラ一族の腕にはジャスティスマンから教えを受けたミロスマンの記憶が残っており、その技術を無意識で使用している。そのため、ジャスティスマンはアシュラ一族の腕による攻撃を見切ることができる。
テリーマンの猛攻をものともせず、あえて義足であるテリーマンの左足を狙わずに完全な勝利を収めることで下等超人から希望を断ち切ろうとする。終始テリーマンを圧倒し、最後はジャッジメント・ペナルティでの処罰を執行するが、テリーマンがその技に耐え抜き、なおも戦う意志を失わなかったため「ダブル・ジョパディ(二重処罰の禁止)」に基づきそれ以上の刑の執行を行わず、「光のダンベル」を譲り自らの敗北を認めた。
 
== オメガ・ケンタウリの六鎗客編 初登場 ==
シルバーマンがサイコマンを破り全てのダンベルが揃ったことにより、始祖としての役目を終えて超人たちに未来を託して消滅するはずだったが、ダンベルのシステムをサイコマンが作り変えていたことによって生きながらえる。サイコマンとシルバーマンの消滅を見届けた後、テリーマンから正義超人と共に歩むように求められたがそれを拒否し、自分にできる新たな役割を探すために戦いの決着を見届けることなく旅立った。
; {{Anchors|正義超人現存勢力}}正義超人現存勢力
:; キン肉マン(キン肉スグル)
:; キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)
:; キン肉マンスーパー・フェニックス(フェニックスマン)
:; [[#カナディアンマン|カナディアンマン]] 
:; ブロッケンJr.
:; キン肉マンゼブラ(パワフルマン)
:; [[#カレクック|カレクック(シン)]]
:; [[#キン肉マンビッグボディ(キンにくマンビッグボディ) / ストロングマン|キン肉マンビッグボディ(ストロングマン)]] 
:; [[#ベンキマン / ベンキーマン|ベンキマン]]
:; キン肉マンマリポーサ(ジョージ)
:; [[#ティーパックマン|ティーパックマン]] 
:; ウルフマン / リキシマン
:; アレキサンドリア・ミート
 
; {{Anchors|オメガ・ケンタウリの六鎗客(ろくそうかく)}}オメガ・ケンタウリの六鎗客(ろくそうかく)
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、サグラダ・ファミリアに向かうキン肉マンと[[アレキサンドリア・ミート|ミート]]の眼前にワープゾーンを出現させて気付かれずに手を貸した後、どこかへ飛び去った。そして、関ヶ原でオメガ・グロリアスがフルメタルジャケッツに敗北した後に、アリステラたちを制裁する為に実体化した大魔王サタンに裁きを下す為に上空から出現し、大魔王サタンと対戦する。そして、完璧・陸式奥義ジャッジメント・ペナルティで大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にザ・マンから聞いた更なる危機についての話をキン肉マンたちに聞かせる為に、ワームホールを開いてキン肉マンたちやアリステラたちを超人墓場へと連れていく。そして、帰還した超人墓場で亡骸が放置されているミラージュマンとアビスマンとペインマンを埋葬する許可を墓守鬼たちに与えた後で、超人閻魔の玉座に座るザ・マンの周囲に鉄格子が張り巡らされているのを見て、実にザ・マンらしいと感想を述べている。
=== オメガマン・アリステラ ===
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 機能を特化させた超人<ref name="zukan" /> / オメガの民
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 231cm 208kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 95万パワー<ref>ゆでたまご「業火のスープレックス!!の巻」『キン肉マン 第70巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2020年3月9日、ISBN 978-4-08-882271-6、119頁。</ref>→8600万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - フィンガーストライク、フォーフィンガースプラッシュ、Ωアポカリプスクラッシュ、ジャイガンテグローブカッター、Ωハルマゲドンアベンジャー、プリズンアームロック、オメガハンドスティング、グロリアスサンクションクラッシュ、アンセンションギムレット、背中の巨大指を利用した一連の技、グロリアスエヴァンタイユ、グロリアスグレイブヤードスプラッシュ(マリキータマンとのツープラトン)
* 家族 - 弟 オメガマン・ディクシア
* タッグチーム - オメガ・グロリアス
 
オメガ一族の現当主。キン肉星王位争奪編でキン肉マン(キン肉スグル)に敗北したジ・オメガマン(オメガマン・ディクシア)の双子の兄。口癖は「フォーフォフォフォ」で、容姿も弟のディクシアと瓜二つだが、特徴でもある背中の巨大な掌は左手でホッケーマスク状の仮面の穴も鋭利なものとなっている。大魔王サタンと結託して(アリステラたちは情報源と見ていた)サグラダ・ファミリアの地下に眠るサイコマンの研究所を狙い、オメガ・ケンタウリの六鎗客を率いてオメガ・ケンタウルス星団から地球に飛来する。ディクシアから正義超人に備わる友情パワーについての報告を受けており、その力の秘密も欲した。
兜の先に繋がっている"裁きの天秤"は相手の罪の重さを量ることができ、これによってアシュラマンの実力を裁いたが決着がついてもなお天秤は均衡を保っており、アシュラマンの罪は認められなかった。このことからサイコマンには信念を乱されつつあることを指摘されており、テリーマン戦を途中棄権したことからついに「私の邪魔をする天才」とまで言われる。
 
[[滋賀県]]の復活した[[安土城]]天守閣特設リングにてキン肉マンスーパー・フェニックスと対戦し、Ωハルマゲドンアベンジャーで勝利を収めた。[[関ヶ原]]で復活した浮遊立方体リングでは、マリキータマンとタッグチーム・[[キン肉マンのタッグ#オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]]を結成し、キン肉マンソルジャーとブロッケンJr.が結成したタッグチーム・[[キン肉マンのタッグ#フルメタルジャケッツ|フルメタルジャケッツ]]とタッグ対戦し、終盤でのソルジャーとの一対一でアタル版マッスル・スパークをくらって敗北する。アタル(ソルジャー)の業火のクソ力を完全吸収できなかったこととパイレートマンの諫言もあって、慈悲の心を受け入れる。その直後、大魔王サタンが実体化して襲い掛かってきたところをジャスティスマンによって助けられる。そして、ジャスティスマンがサタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にオメガの民が地球を追われた真相を知る為に、ジャスティスマンの導きで超人墓場へ向かう。そこでザ・マンから一連の真実を聞いた後で、アリステラたちに謝罪するザ・マンの言葉を聞き涙する。サタンに利用されたことで意気消沈するが、キン肉マンがアリステラに友情の握手を行うことで、アリステラたちオメガの民も友情パワーを発揮できることを教わった。和解したザ・マンからオメガの星を救う為に必要な「[[超人墓場#禁断の石臼|禁断の石臼]]」を譲り受けて、近いうちに襲来するであろう調和の神とその一派との戦いで共闘することを約束し、ひとまずオメガ・ケンタウルス星団へ帰還した。
登場時はラーメンマンと同じシルエットのデザインだったが、そのままでは昔のキャラクターは超えられないと考えられデザインが変更された<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第50巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年4月8日、ISBN 978-4-08-880406-4、188頁。</ref>。
 
オメガ宗家の当主として一族を率いる立場だが、幼少期は95万パワーというオメガの民として異常に低い超人強度のため、できそこないと揶揄され蔑ろにされてきた。しかしある日、自分が対戦相手の強さに合わせて超人強度を成長させていくことができる突然変異体であることに気付いてからはオメガの一族を背負う使命に目覚め、オメガ屈指の強者やディクシアとの闘いを経て8600万パワーもの超人強度を得るに至った。そのような生い立ちのため、当初はダメ超人と揶揄され蔑ろにされながらも地道にキン肉星の大王へと上り詰めて7000万パワーもの超人強度を得るに至ったキン肉スグルにはシンパシーを感じている。逆にディクシアを利用した挙句死に至らしめ、結果的にオメガ救済計画を狂わせたフェニックスマンのことは一時期蛇蝎のごとく嫌っていたが、彼との闘いを経た後は認識を改める。
; 異名
: 裁きの神
: 裁きの神と呼ばれた伝説の男<ref name="shot" />
: 一糸乱れぬ深碧の武人<ref name="shot" />
 
ゆでたまごの嶋田は、ジ・オメガマンは過去に登場させた時からいいデザインだと思っていたが、変身超人にしたためにその良さが消えポテンシャルを活かしきれなかったという反省点があり、そのリベンジも兼ねて別人の双子の兄として復活させたと語っている<ref name="genga10"/>。「アリステラ」は[[ギリシャ語]]で「[[左]]」を意味する<ref name="vol.2" />。
==== ガンマン ====
* 種別 - 完璧超人
* 出身 - {{MAR}}
* 身長体重 - 302&nbsp;cm 580&nbsp;kg
* 超人強度 - 3800万パワー
* 主な必殺技 - エルクホルン・シザース、真眼(サイクロプス)、ビハインドエルクホルン・シザース、"本顔"あぶり出し固め、完璧・漆式奥義 エルクホルン・コンプレッサー、完璧・漆式奥義 エルクホルン・テンペスト
"完璧・漆式"(パーフェクト・セブンス)の称号を持ち、「土のダンベル」を所有する完璧超人始祖。岩のようにヒビ割れた肌と鹿のような角「エルクホルン」を持つ一つ目の超人で、口癖は「シャババー」<ref name="enma" />。始祖の中でも特に武闘派で選民思想の持ち主であり、一般超人を「ド下等」と呼び、「嘘偽りのない純粋な腕比べ」という思想を他者に強制してはばからない傲慢な性格である。また、これまでに倒した下等超人のこともほとんど覚えていない。
 
; タイトル歴
真眼(サイクロプス)と称する一つ目には未来を見通しあらゆる嘘を暴く能力が備わっており、瞳から放たれる光を浴びると変身能力や化粧が解け、本来の姿が暴かれる。その力を用いることで下等超人の中から完璧超人に近い力を持つイレギュラーが台頭していくことを見抜いており、早くからその粛清をザ・マン(超人閻魔)に対して主張し続けていた。超人閻魔の「優秀な超人は厳しい審査の末に完璧超人に引き上げてもよい」という考え方に反対しており、完璧無量大数軍に対しても「取り巻き」と評している。
: 不明
; 主な肩書き
: オメガ一族現当主<ref name="shot" />
 
=== パイレートマン ===
悪魔将軍に超人墓場が破壊されたことを受け、自由に粛清を行うため地上へ出現。かつての完璧超人の総本山であった「完璧の塔(トゥール・パルフェ)」の跡地であるイタリアのピサの斜塔の特設リングにおいて悪魔六騎士の一人・[[悪魔六騎士#スニゲーター|スニゲーター]]と戦う。スニゲーターの変身能力を真眼で封じた上に身体能力でも圧倒的な力の差を見せ、スニゲーターの正体である恐竜の足のパワーも通用しなかった。最後は必殺技エルクホルン・テンペストでスニゲーターの体をバラバラにして勝利。自分の持つ「土のダンベル」を奪う挑戦者を待って塔の中に消えていった。
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力<ref name="zukan" /> / オメガの民
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 285cm 302kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 8000万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ジャケットシャッター、トレジャーハントスープレックス、カリビアンストーム、セントエルモスファイヤー、パラシュートアンカー、バイキングバスター
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。[[海賊]]超人の血を引く<ref name="zukan" />。一人称は「吾輩」で、口癖は「ムマムマ」。自らの背骨を海賊船のマストに見立て、その背骨を簡単には折られない強度まで徹底して鍛えている。戦いにおいては相手が最も大事にする宝を奪うことを信条としており、「ジョリー・ロジャー」の儀式によって対戦相手に降伏して宝を差し出すか命を差し出すかの選択を迫る。ジョリー・ロジャーを行う際、帽子のΩマークは髑髏に変化する。
その後はモニター越しにサイコマンと幾度となく口論を繰り広げていたが、武道やネメシスが国立競技場に姿を現すと程なく他の始祖と共に現れ、許されざる世界樹内のサイフォンリング1階にて悪魔超人・バッファローマンと交戦する。バッファローマンの怪力を上回る圧倒的な力でバッファローマンを手玉に取り、さらに"真眼"でバッファローマンが自分の心に嘘をついて本当の力を発揮していないことを見抜く。キン肉マンの声援と悪魔将軍からの勅命を受けて嘘をつくことを止め、本当の力を解放したバッファローマンを相手にしてもなお、互角以上のパワーファイトを繰り広げて純粋に闘いを楽しんでいた。しかし闘いの最中、バッファローマンから自分が"真眼"で超人閻魔を見ようとしていない事実を突きつけられ、超人閻魔を見るように説得されるが超人閻魔を心から信頼している以上そんな必要は無いとして聞き入れなかった。激しい攻防の末、バッファローマンの全力の攻撃を受けて立つ構えだったが、バッファローマンの後ろに鎮座する超人閻魔が視界に入り、見えそうになった今の超人閻魔の姿から目を逸らした一瞬の隙にバッファローマンの新技・ハリケーン・ギガブラスターを受け敗北した。
 
サグラダ・ファミリア特設リングでカナディアンマンと対戦し、セントエルモスファイヤーで勝利を収めた。ソ連・スワローズ・ネスト城特設リングではキン肉マンと対戦。オメガの星を滅亡から救う最後の希望となり得る火事場のクソ力の謎を追い求め、その持ち主であるキン肉マンの力を引き出し、真価を見極めようとする。奮起したキン肉マンによる猛攻を受け止めきり、火事場のクソ力への失望とともにジョリー・ロジャーの裁き(いつもと違い降伏の選択は無く、どの様に殺される覚悟を決めさせる過酷な裁き)で葬ろうとするが、彼の哀しみを感じ取ったキン肉マンが土壇場で発揮した更なる力に圧倒され、逆転のマッスル・スパークで敗北した。敗北後、最後の火事場のクソ力はキン肉マンが自分たちオメガのために出した力だったことを悟り、ザ・マンへの恨みを捨てることこそが、オメガにとっての唯一の救いの道であることを理解した。そして、フルメタルジャケッツがオメガ・グロリアスに勝利した後に、敗北し打ちひしがれるオメガマン・アリステラに対して、自分の価値を自分で勝手に決めつけるなと苦言し、道に迷ったのなら船乗りである自分が道を指し示すと励ました。そして、ジャスティスマンが大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にオメガの民が地球を追われた真相を聞く為に、キン肉マンたちやアリステラたちと共に超人墓場へ向かう。超人墓場では、ザ・マンから一連の真実を聞いた後で、アリステラやパイレートマンたちに謝罪するザ・マンの言葉を聞いて「我らが真の敵とすべき存在はザ・マンではなかった」と知り愕然となる。サタンに利用されたことで意気消沈するが、キン肉マンがアリステラに友情の握手を行うことで、パイレートマンやアリステラたちオメガの民も友情パワーを発揮できることを教わった。アリステラと共にオメガの星を救う為に必要な「禁断の石臼」をザ・マンから譲り受けて、近いうちに襲来するであろう調和の神とその一派との戦いでザ・マンやキン肉マンたちと共闘することを約束し、ひとまずオメガ・ケンタウルス星団へ帰還した。
敗北後はゴールドマンを含む始祖10人でザ・マンの修行を受けていた楽しい日々を懐かしみつつ、嘘偽りなく戦ったバッファローマンを褒めたたえ、たったひとつの嘘が敗北を招いてしまうことを忠告した。自分がついたたったひとつの嘘について語ることは無かったが、最期は「ド下等」と付け加えながらも、自分を倒して記憶に刻み込んだバッファローマンに「土のダンベル」を託し、その名を嬉しそうに呟きながらこの世を去った。ジャスティスマンからは「真実にこだわる余り真実から目を背けた」ことを敗因に挙げられている。しかし、ガンマンが倒されたという事実はジャスティスマンに大きな衝撃を与え、彼の進むべき道に影響を与えている。
 
; タイトル歴
同じ完璧超人始祖のシングマンとは、主義を同じくする盟友同士だと語る。逆にサイコマンとは犬猿の仲であり、超人閻魔の許可さえあればすぐに殺してやりたいと言い切るほどに憎悪している。
: オメガ・ケンタウルス星団北西区超人スーパーヘビー級
; 異名
: 哀しみ秘める海賊男<ref name="shot" />
 
=== マリキータマン ===
WEB連載初登場時のみデザインが異なり、真ん丸の目としゃくれた顎に裸足で肌のひび割れもなかったが、「悪魔将軍と同格であるにしては威厳が足りない」という理由で翌号以降は現行のデザインに変更され、単行本においても全て修正された<ref name="JC47">ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第47巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2014年7月9日、ISBN 978-4-08-880244-2、189頁。</ref>。デザインが変更されたものの、変身を繰り返すスニゲーターを非難し「私は変身などしなーい!」と豪語していたことに関しては「そこは全然意識していなかった」とゆでたまごの嶋田は語っている<ref>格闘カルチャー読本『BIG FIGHT 01』[[スコラ|スコラマガジン]]、62-81頁。</ref>。変更前のデザインはコミックス47巻の巻末企画に掲載されているほか<ref name="JC47" />、2014年8月29日に[[ディファ有明]]で行われた、キン肉マン35周年記念イベント『キン肉マンCARNIVAL 2014』内でのチャリティーオークションに、イラスト色紙として出品された<ref>『フィギュア王 No.200』ワールドフォトプレス、2014年10月30日、77頁。</ref>。
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 昆虫類超人<ref name="zukan" /> / オメガの民
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 212cm 141kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 8200万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - マリキータフリップ、マリキータフライング、ロールシャッハ・ドット、コキネリツイスター、ミミックニードル、テントウムシダマシクラッシャー、ウィングブックエンド、天道 羽根抜刀、マリキータウィング、エクスキュースナースープレックス、マリキータピカレスクギロチン、ロールシャッハ・インフリューエンス、シェルタリングピューパ、マリキータモルティング、マリキータピューパ二重殺、ウィングラッピングシャット、ウィングラッピングブレーンクラッシャー、マリキータエリコプテロ、マリキータデッドリーライド、グロリアスサンクションクラッシュ、アンセンションギムレット、グロリアスエヴァンタイユ、グロリアスグレイブヤードスプラッシュ(アリステラとのツープラトン)
* タッグチーム - オメガ・グロリアス
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。[[テントウムシ]]のような星を体にまとう超人。口癖は「キャミキャミ」(『週プレNEWS』掲載時は「フィーフィフィフィ」)。胸の七つの斑点を使って相手の深層心理を見抜く「ロールシャッハ・ドット」により未来を予測して戦うことができる他、刃物のように鋭利な羽根を使った攻撃や空中戦、テントウムシ型のグローブから繰り出される打撃など多彩な技を持つ。
ゆでたまごの嶋田は、コミックス52巻のベストシーンとしてガンマンが超人閻魔から目を逸らす直前の場面を選んでおり、バッファローマンが意図的に直視させたのか、それとも結果的にそうなったのか答えは内緒としている<ref>{{Cite news |title=絶賛発売中の『キン肉マン』52巻からゆでたまご先生がベスト原画をチョイスする『ゆで原画』スタート!|work=週プレNEWS|url=http://wpb.shueisha.co.jp/2015/11/10/56414/|date=2015-11-17|accessdate=2015-12-15}}</ref>。
 
サグラダ・ファミリア特設リングでカレクックと対戦し、天道羽根抜刀で勝利を収めた。イタリア・[[カステル・デル・モンテ|デルモンテ城]]特設八角形リングではキン肉マンゼブラと対戦。ロールシャッハ・インフリューエンスで白ゼブラよりも弱い黒ゼブラの人格を引き出して試合を有利に進め、人格を統合しながらも満身創痍なゼブラを必殺技「マリキータデッドリーライド」でKOして勝利する。関ヶ原の復活した浮遊立方体リングでは、タッグチーム・'''[[キン肉マンのタッグ#オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]]'''の片翼としてパートナーのオメガマン・アリステラと共にキン肉アタルとブロッケンJr.のタッグチーム・'''[[キン肉マンのタッグ#フルメタルジャケッツ|フルメタルジャケッツ]]'''と対戦するが、フルメタルジャケッツのツープラトン技「ナパームコンビネゾン」でKOされる。オメガ・グロリアスは敗北し、直後に出現した大魔王サタンが制裁として放った鉄の杭からアリステラを守る為に、身を盾にして鉄の杭に胸を貫かれたが、重傷を負いながらも生存しており、真実を知る為に超人墓場へ向かおうとするアリステラを励まして気絶する。その後は、超人墓場のザ・マンから一連の真実を聞いた後でアリステラとパイレートマンがザ・マンと和解し、オメガの星を救う為に必要な「禁断の石臼」をザ・マンから譲り受けて、近いうちに襲来するであろう調和の神とその一派との戦いでザ・マンやキン肉マンたちと共闘することをアリステラとパイレートマンは約束する。結局サタンに利用されていたが、マリキータマンが気を失っていた間にキン肉マンがアリステラに友情の握手を行い、アリステラたちはマリキータマンも含め友情パワーを発揮できることを教わっていた。
 
そして、調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、アリステラとパイレートマンはザ・マンから「禁断の石臼」を持って重傷を負ったマリキータマンと共に急ぎオメガの星へ帰還するように告げられ、オメガの星を救って傷を癒した後で地球に超神たちに対する助っ人として戻ってくるように頼まれて承諾し、三人共ひとまずオメガ・ケンタウルス星団へ帰還した。
 
原作担当の嶋田によると昆虫の超人を本格的に闘わせるのは初めてであり、40年分溜まった昆虫超人のアイデアのストックを惜しみなく注ぎ込んだという<ref>{{Cite news |title="ゆで原画"第15回! 5月2日発売『キン肉マン』最新JC67巻を読む前に...66巻をベストシーンでおさらい!!|work=週プレNEWS|url=https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2019/04/29/108709/|date=2019-04-29|accessdate=2019-07-21}}</ref>。
 
; タイトル歴
: オメガ・ケンタウルス星団超人プレミアリーグ優勝
: オメガ・ケンタウルス星団超人ボクシング・ヘビー級
; 異名
: 真贋見極めしサイ八角形(オロプスタゴン)の達士<ref name="shot" />
: 真眼の粛清者<ref name="shot" />
: 強きを求めし者<ref name="shot" />
: 聖なる眼の蒼き怪物<ref name="shot" />
 
==== シングギヤスター ====
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 工具の超人<ref name="zukan" /> / オメガの民
* 種別 - 完璧超人
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 出身 - {{flagicon|USA}} アメリカ
* 身長体重 - 298&nbsp;cm260cm 800&nbsp;kg1.2t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 30006200万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - シングデモリッションウェーブ、エクストリームショルダーアーマリー、ショルダーアーマリー・ディスクカッター
* 主な必殺技 - ジェノサイドギヤ、ギヤハリケーン、地獄の二重殺、ギヤチェンジ→ハイパージェイノサイドモード、ストップ・ザ・ギヤ、リバースジェノサイドギヤ、アンティキティラ・ビーフケークプロセッサー
"完璧・捌式"(パーフェクト・エイス)の称号を持ち、「星のダンベル」を所有する完璧超人始祖。サンシャインにも劣らぬ巨躯と、何億年も前に地球外から[[アメリカ大陸]]に飛来した隕石で構成された強固な体の持ち主。口癖は「ギラギラ」。シングデモリッションウェーブ発動時に「マッ!」という掛け声を放つ。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。胸部に巨大な[[歯車|ギヤ]]を持つ大柄な超人。地球への思い入れが特に強く、ベンキマンやビッグボディにはオメガの民が地球本来の支配者であることを強く主張している。口癖は「ギュイギュイ」「ギシュギシュ」。
両腕を交差させて叩くことで音叉のように音の振動波を飛ばすシングデモリッションウェーブと、両肩のショルダーアーマリー内部に装備された武器を使った攻撃を得意とする。
 
サグラダ・ファミリア特設リングでベンキマンと対戦し、1度はベンキマンのベンキ流しで流されてしまうが、ギヤの回転を推進力に変動させたことにより生還し、そのまま逆転勝利を収めた。中国・紫禁城特設リングではキン肉マンビッグボディと対戦。王位争奪戦での醜態をあげつらいビッグボディをニセモノと罵倒。マッスル・リベンジャーの頭突きの再現をするなどしてトラウマを刺激し、紫禁城に伝わる軒轅星の伝説を語りビッグボディを執拗に貶すが、もう王位争奪戦での醜態のトラウマを克服していたビッグボディからは、その態度が自信のなさの裏返しであることを見抜かれ、最後はビッグボディのメイプルリーフクラッチを受けて逆転敗北してしまう。敗北後、揺れる軒轅星を見上げながら、どうすれば過去の過ちを許してもらうことができるのかを問うが、その答えを聞けぬまま落下した軒轅星に押しつぶされて死亡した。
「超人界再浄化計画」を企み、アメリカ・[[ニューヨーク]]の[[自由の女神像 (ニューヨーク)|自由の女神]]をコンプリート・コンクリートを使って完璧超人界繁栄の象徴「[[完璧超人#完璧の巨像|完璧の巨像]]」に作り替える。その手の平に作られた特設リングにて悪魔六騎士の一人[[サンシャイン (キン肉マン)|サンシャイン]]と対戦する。サンシャインの攻撃を強固な体で防ぎながら、あらゆる衝撃を吸収するサンシャインの砂の身体をショルダーアーマリーで生成したコンプリート・コンクリートで固めることで封じる。さらにシングデモリッションウェーブによってサンシャインの身体と胸のキーパーツを破壊してK.O寸前まで追い詰めた。だが、自らの醜態を嘆くふりをしたサンシャインの頼みで海に埋葬しようとしたことがきっかけとなり、サンシャインの砂地獄の復活を許してしまう。さらに、地球外物質を傷つけることはできないと判断したサンシャインによりショルダーアーマリーから引きずり出されたディスクカッター目掛け、新技コンプリートサンド・セメタリープレスを放たれて敗れた。
 
; タイトル歴
敗北後、超人墓場の誕生と完璧超人が地上の超人の指導・監視をするに至った経緯を話し、太古の昔から今なお変わることのない下等超人の品性下劣さに憤慨するも、サンシャインに奪われた「星のダンベル」で頭を潰された挙句、天高く打ち上げられた。
: なし
; 異名
: 精巧に噛み合った歯車<ref name="shot" />
 
=== ヘイルマン ===
真面目で義理堅い性格だが、半面神経質かつ完全主義なところがありかなり気が短い。完璧超人始祖の中でも特にザ・マンを尊敬している。超人墓場建設後、地上に残る完璧超人の痕跡を消すためにザ・マンを模して世界中に建造された「完璧の巨像」を粉砕して回る役目を引き受けていたが、ザ・マンの像を破壊する際には涙を浮かべていた。
* 種別 - 正義超人に敵対する勢力 / 天気・気象の超人<ref name="zukan" /> / オメガの民
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 221cm 127kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 5500万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - ブリザードハンド、フリージングリング、ヘイルブレス、ブリザードソード、ブリザードラリアット、グレイシャークラッシュ、ブリザードブレード、フリーズスクリューレーン、アイスウォールプリズン、ブリザードブロックハンマー
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。氷を自在に操る超人。口癖は「カキカキ」。軽口や相手を冷やかすような発言が多いが、仲間想いな一面もある。
完璧超人始祖の一人、ガンマンとはイレギュラーを粛清すべきという主義を同じくする盟友であり、サイコマンとは犬猿の仲でもある。しかし、回想でサイコマンからいきなりマグネット・パワーの実験台(餌食)にされた際は怒った様子も見せず、冷静な態度を取りサイコマンに話の続きを促すように配慮している。
 
サグラダ・ファミリア特設リングでティーパックマンと対戦し、ティーパックマンの体を凍らせながら首を切断して勝利した。[[ルーマニア]]・[[ブラン城]]特設リングではキン肉マンマリポーサと対戦。リングやマリポーサの体を凍らせることで蝶々殺法を封じ優位に立つが、モクテスマ・ディフェンスによって氷を溶かされて劣勢となり、最後はマリポーサの新技・アステカセメタリーを受けて敗北した。敗北後、使命を達成できなかったことを悔やみ、先に戦死したルナイトの名を呟きながら息絶えた。
ゆでたまごの嶋田によると、「ギラギラ」という笑い声は金属の共鳴する音をイメージしたとのこと<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第56巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2016年8月9日、ISBN 978-4-08-880772-0、189頁。</ref>。
 
原作担当の嶋田はギミックやデザイン面から、六鎗客の中で一番好きな超人としてヘイルマンを挙げている<ref>{{Cite book|和書|year=2019-11-29|title=キン肉マン 290 クイズブック|page=150|publisher=集英社〈ジャンプ・コミックス〉|isbn=978-4088821580}}</ref>。ヘイルは英語で「[[雹]]」の意味<ref name="zukan" />。
デザインは『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』終盤の応募超人のドッペルマンをアレンジしたものとなっている<ref name="PB25"/>。
 
; タイトル歴
: なし
; 異名
: 崩壊の鐘を奏で氷上駆け演奏惨殺者<ref name="shot" />
: 音波操る巨獣<ref name="shot" />
 
==== カラスマンルナイト ====
* 種別 - 完璧正義超人に敵対する勢力<ref name="zukan" /> / オメガの民
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 出身 - {{NPL}} / {{JPN}}
* 身長体重 - 260&nbsp;cm232cm 190&nbsp;kg186kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 20006500万パワー<ref name="zukan" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 鴉団扇、鴉団扇叩き、体躯鸚鵡返し、クロウビーク、クロウフェザーシールド、クロウフェザーファイヤーボール、クロウズ・ボムズアウェイ、孔雀羽根斬刃、クロウビークシザース、完璧・玖式奥義 鴉の早贄刺し
* 主な必殺技 - メタルバイト、狼爪の一撃、狼尾鉄鞭、ルナイトボム、ウォルフガングスパイラル、掟破りの合掌ひねり
"完璧・玖式"(パーフェクト・ナインス)の称号を持ち、「闇のダンベル」を所有する完璧超人始祖。背中に黒い翼を持ち、鴉のような仮面を身に着けたスマートな体格の超人。口癖は「カララ〜ッ」。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。鉄鋼の鎧をまとった[[オオカミ|狼]]型の超人。口癖は「ガウガウ」。祖先は地球の北極近くの寒冷地に住む大柄な種族であり、過酷な環境下で戦っていると[[ベルクマンの法則]]によって体が先祖返りを起こして巨大化する。この現象は自分にとって住みにくい劣悪な環境であるほど早く発生する。
ゴールドマンでも捕らえることのできなかったスピードに絶対の自信を持ち、そのスピードと翼やくちばしといった自らの体の特性を活かした様々な技を駆使する。かつてゴールドマンに自身唯一の黒星をつけられた過去を持ち、可愛がっている二羽の鴉に「ネバー」「モア」とそれぞれ名づけ、誰かに敗北することは二度とない([[大鴉|Never more]])と豪語している。
 
サグラダ・ファミリア特設リングで、ウルフマンと対戦。試合序盤はウルフマンの相撲技の数々で何度もダウンを奪われたが、現在の地球の過酷な環境下で戦っていたことで巨大化を始め、増大したパワーで逆にウルフマンを圧倒する様になる。怪我が原因で引退したウルフマンを手負いのロートルと罵り、観戦していたキン肉マンとの交代を要求するがキン肉マンへの友情とライバル心から奮起し火事場のクソ力を発動させたウルフマンの反撃を受けて窮地に陥る。アリステラからの檄を受け、ウルフマンの火事場のクソ力を吸収するかのように同様の力を発揮して再度形成を逆転させる。しかし、敗れた正義超人からの声を聞いて再度火事場のクソ力を発動したウルフマンの新技である不知火・雲竜投げを受け敗北する。敗北後、サグラダ・ファミリアから転落しそうになったところをウルフマンに助けられるが、その行為を「偽善」と罵りウルフマンの手を傷つけて自ら死を選んだ。
日本・京都の[[銀閣寺]]を大量の鴉を使い銀箔でコーティングし、太古の昔にシルバーマンが超人たちを指導した「シルバーキャッスル」を再現し、その真下に作られた特設リングにて悪魔六騎士の一人である[[ザ・ニンジャ]]と対戦する。ザ・ニンジャの得意技である順逆自在の術をも上回るスピードで繰り出される返し技「体躯鸚鵡返し」をはじめとした技の数々でザ・ニンジャの忍術を次々と破り圧倒していった。だが、死の寸前まで追い詰められながらも正義超人軍の激励によって再び闘志を燃やしたザ・ニンジャのクモ糸縛りに捕らえられ、「体躯鸚鵡返し」で返そうとするも顔写しによって姿と能力をコピーされ、順逆自在の術と「体躯鸚鵡返し」の掛け合いの勝負となる。目にも止まらぬ超スピードでの技の掛け合いの末、最期はクモ糸縛りによって体をバラバラに引き裂かれて敗北した。ザ・ニンジャの言葉から、人付き合いが苦手なゴールドマンが慕われていることに安堵しつつ息絶えた。
 
しかし、落下の最中にはウルフマンへ充実した戦いをさせてもらった事への感謝と別れの言葉を伝えていた。
サイコマンには、下等超人のことを心の底では認めたがっていたという迷いが敗北につながったと指摘されている。
 
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』にて採用された超人。ゆでたまごの嶋田は「敵側で使ってみたい」とコメントしていた<ref>ゆでたまご「公式ファンブック特別企画 史上最大の読者超人大発表!!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』144頁。</ref>。採用時点ではネパール出身とされていたが、後にサンエイムック『キン肉マン大解剖 新装版』において公表されたプロフィールで日本出身と設定された<ref>「特集 完結!!「完璧超人始祖編」」『大解剖ベストシリーズ キン肉マン大解剖 新装版』[[三栄書房]]〈サンエイムック〉、2018年1月12日、ISBN 978-4-7796-3463-5、23頁。</ref>。
 
; タイトル歴
: 第30回オメガ・ケンタウルス星団超人格闘技大会優勝
; 異名
: 昊天翔ける黒き旋風魔獣と化した鉄狼<ref name="shot" />
: 神速不屈の大鴉<ref name="shot" />
: 異次元のスピード<ref name="shot" />
: 残忍かつ高潔な黒き翼<ref name="shot" />
: 電光石火の才器<ref name="shot" />
 
; {{Anchors|若手正義超人}}若手正義超人
==== サイコマン ====
=== ハロルドマン ===
* 種別 - 完璧超人
* 種別 - 正義超人 / ミリタリー超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{ESP}}
* 出身 - {{HUN}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 206&nbsp;cm 102&nbsp;kg
* 身長体重 - 180cm 100kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 1000万パワー
* 超人強度 - 78万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - イグニシォンドレス、巨握の掌(きょあくのて)、完幻殺法スピア・ドレス、〈完幻〉ファントム・キャノン、マグネット・パワー、マグネティカ・ボンバー、完璧超人秘奥義サンダーサーベル、サンダーサーベルスコール、ロンゲストサンダーアロー、完璧・拾式奥義 輪廻転生落とし(グリム・リーインカーネーション)
* 主な必殺技 - スープレックス系の投げ技<ref name="zukan" />
 
若手正義超人の一人。超人警察学校を首席で卒業したエリートで、知略に長けているが血気盛ん過ぎるのが欠点<ref name="zukan" />。
[[#グリムリパー|グリムリパー]]の項も併せて参照。"完璧・拾式"(パーフェクト・テンス)の称号を持ち、「雷のダンベル」を所有する完璧超人始祖。慇懃無礼な言動を取り、敵だけではなく敗北した仲間に対しても平然と蔑みの言葉を掛ける。本来は超人墓場からの出入りができない完璧超人始祖の中で唯一、超人閻魔より出入りを許されている。表向きは完璧・無量大数軍のグリムリパーとして活動していた。黒を基調としたグリムリパーの衣装から対照的に白を基調とし細部も異なる衣装に変化するが、全体的な外見はグリムリパーとほぼ同様である。
 
委員長の発案により、サグラダ・ファミリアのサイコマンの研究所を護衛しながら他の9人の若手正義超人たち(ハロルドマンと鯖KAIDOU以外は名称不詳)と設置された5つのリングで練習に励んでいたが、そこをオメガ・ケンタウリの六鎗客が来襲し、マリキータマンと戦うも背中の羽根で斬首され死亡する。
かつての同志であるシルバーマンのことはただ一人の理解者として信頼し、非常に強い執着心を持つ。また唯一敬意や憧れを抱き、指標にし続けてきた。逆に兄であるゴールドマン(悪魔将軍)は裏切り者と嫌悪しており、その流れを汲む悪魔超人も「本物のクズ」と軽蔑している。ガンマンやシングマンとは犬猿の仲であり、頭に血の上りやすい彼ら二人をからかうのを楽しんでいる。ガンマンの戦闘能力の高さだけは評価していたと口をこぼすが、負けた際は敗者として蔑んでおりブロッケンJr.を激怒させた。ジャスティスマンに対しては常々いつ裏切るかと疑っており、「消えてもらった方が都合がいい」「私の邪魔をすることにかけては天才」と臆面もなく言い切っている。超人閻魔への忠誠心は強く、他の始祖が超人閻魔を「あやつ」と呼んでいる中で唯一、「閻魔さん」と呼んでいる。シルバーマンとのスパーリング戦績は五分と五分。
 
彼の他に6人の若手正義超人と先に立ち向かったサクラダ・ファミリア守備隊の超人兵士<ref name="zukan" />の内4人が、オメガ・ケンタウリの六鎗客に殺害もしくは重傷を負わされている。
マグネット・パワーを初めに発見した超人で、手の甲からエネルギーを放つ。現在のサグラダ・ファミリアがある地にマグネット・パワーの噴出孔であるアポロン・ウィンドウを発見して以降、その地下に籠り研究を重ね、超人墓場建設の根拠となる超人パワー人工生成装置「禁断の石臼」を完成させる。また、かつてネプチューン・キングに期待して彼を弟子入りさせ、マグネット・パワーのコツを伝授したことがあったが、後にネプチューン・キングが強さに溺れてしまったため完璧無量大数軍の資格を剥奪し、敗北したネプチューン・キングのことは「最低の小者」と呼んで蔑んでいる。マグネット・パワーの利用は他の始祖全員から反対されており、ただ一人賛同してくれた超人閻魔によって管理を任されている。
 
; タイトル歴
鳥取砂丘にてバッファローマンに殺害されたように見せかけ、サグラダ・ファミリアを守るためにその場に移動していたがシルバーマンにより姿を暴かれてしまう。生存が判明した後はサイコマンとしての正体を明かした。そこで悪魔六騎士の一人・[[悪魔六騎士#プラネットマン|プラネットマン]]と対戦し、プラネットマンの多彩でトリッキーな技を認めるもバッファローマン戦でも見せた握力とマグネット・パワーで圧倒した。プラネットマンの最後の大技・人面プラネットによって召喚されたかつての同志、完璧・無量大数軍に対しても容赦なく攻撃を加え次々と消滅させ、〈完幻〉ファントム・キャノンでプラネットマンをリングに叩きつけ粉砕し勝利する。
: 超人警察学校成績No.1<ref name="zukan" />
 
=== 鯖 KAIDOU(さば カイドウ) ===
その後はモニター越しにガンマンと幾度となく口論を繰り広げ、ジャスティスマンに対しては裏切りを見越して警告していたが武道やネメシスが国立競技場に姿を現すと程なく他の始祖と共に現れ、カラスマンとの闘いですでに重傷を負っていたザ・ニンジャを一蹴、許されざる世界樹内のサイフォンリング4階にて、正義超人・ブロッケンJr.と交戦する。
* 種別 - 正義超人 / ロボ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 不明
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
 
若手正義超人の一人。[[硬骨魚綱|硬骨魚類]]系のロボ超人<ref name="zukan" />。
序盤はブロッケンJr.を下等の域にも達していないと見下すが、予想をはるかに超えるブロッケンJr.の握力や怒涛の攻撃を受け、その評価を改める。しかし、それでもなお埋めようの無い実力差を見せつけ〈完幻〉ファントム・キャノンでリングへ叩きつける。さらに完璧・拾式奥義でとどめを刺そうとするも、突如現れたシルバーマンの仲裁により制止し、完璧・拾式奥義からリフトアップスラムへ切り替えて勝利した。
 
サグラダ・ファミリアのサイコマンの研究所を護衛しながら他の9人の若手正義超人たちと設置された5つのリングで練習に励んでいたが、オメガ・ケンタウリの六鎗客の急襲に立ち向かおうとするも戦闘する前にハロルドマンたち7人が惨殺または蹴散らされてしまい、全く歯が立たなかったところをウルフマンやティーパックマンたち超人オリンピックファイナリストの先輩正義超人5人が5つのリングで六鎗客の内5人と対戦する流れとなり、彼ら残った3人の若手正義超人は委員長やノックや他の守備隊の兵士たちと共に試合を観戦することとなった。
その試合の中でシルバーマンがゴールドマンの動向を監視する完璧超人のスパイであり、正義超人も悪魔超人の勢力を抑止するために作られ利用してきたことを語りキン肉マンたちを動揺させるが、シルバーマンの真意を知ると必死にシルバーマンへ完璧超人への帰還を求め、それが叶わないと知ると涙を流しサイフォンリング4階にてシルバーマンと連戦する。マグネット・パワーを否定するシルバーマンに対してその素晴らしさを知ってもらうため、マグネット・パワーを駆使した技の数々でシルバーマンを苦しめ、シルバーマンに完璧・拾式奥義 輪廻転生落としを決めるも、技の落下地点がブロッケンJr.と闘った際に開いたくぼみだったためにシルバーマンをKOするには至らなかった。さらに自ら放ったロンゲストサンダーアローを逆に利用されてマグネット・パワーを破られてしまい、マグネット・パワー無しの輪廻転生落としで逆襲に出るがマグネット・パワーに頼り過ぎていたために本来の技の研鑽を怠っていた弱点を見抜かれ、逆にシルバーマンの完璧・弐式奥義アロガント・スパークに返され敗北した。
 
プロレスラーの[[中西学]]がバラエティ番組『[[人類プロレスラー計画『中西ランド』]]』で考案した超人<ref>{{Twitter status|nobitokun|884184688180383744}}</ref>。
敗北後、悪魔将軍の集めた始祖の10個のダンベルの力で超人閻魔や他の始祖共々消滅するはずだったが、はるか昔そのシステムを自分だけが消滅するように作り変えていたことを明かす<ref group="注釈">ザ・マンが作ったシステムそのものは解除できず、消滅のエネルギーの向かう先を自分に設定するしか手がなかったという。</ref>。消えゆく中、シルバーマンへの憧れとザ・マンへの感謝の気持ちを伝えながらシルバーマンの腕の中で完全に消滅する。最後までマグネット・パワーへの執着心は失わなかったが、世界をよりよくすることのできる力であり、世界平和のために使うという確固たる信念を持っていた。ダンベルのシステムを作り変えていたことも神となるべき始祖を消させまいとする彼なりの仲間意識であり、日頃罵倒し続けていたガンマンのことも救いたいと考えていて、心の奥底では憎からず思っていた<ref group="注釈">消滅の際はジャスティスマンからも動揺され、同情らしきものを見せられていた。</ref>。
 
; タイトル歴
超人墓場にある自室には、天蓋付きベッドやぬいぐるみが置いてあるなど少女趣味を思わせる内装となっている。また、自分の顔を「高貴なお顔」と言うなどかなりのナルシスト。ゴールドマンからは「新たなる進化に最も近い始祖だが、それを恥ずべきものと感じ同族嫌悪で否定している」と評され、シルバーマンからも「同じ道を歩んでいれば、僕と違って本物の正義超人になれたのかもしれない」と言われた。キン肉マンやバッファローマンやウォーズマンたちからも「敵として出会わなければ、分かりあえる仲になれたのかもしれない」と惜しまれていた。
: 不明
 
== 神 / 大魔王 ==
他のキャラクターとの差別化で技に優雅さが強調されていたが、昔は他の始祖たちと一緒にプロレス的な修行をしていたという部分を見せるため、拾式奥義に関しては『キン肉マン』の王道的な落下激突技になった<ref name="sai" />。ゆでたまごの嶋田は、ヘル・ミッショネルズ以上のマグネット・パワーの使い手に見える描き方を常に意識したという<ref>「【第2位】シルバーマンvsサイコマン」『キン肉マンジャンプ』集英社、2017年12月29日、ISBN 978-4-08-102254-0、74頁。</ref>。また、嶋田は当初は単純にオネエにするつもりだったが、途中からキャラクターの重要度も増したため、セクシーさのあるプロレスラーと評される[[中邑真輔]]の要素をプラスしたことでいいキャラクターに育ったと語っている<ref name="sai" />。
=== 神々 ===
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界
* 初登場 - 黄金のマスク編
* 年齢 - 無始無終
 
神は天上界を支配し、下界を見守る存在であり、地上の超人や人間などあらゆる生物たちの活動と[[宇宙]]の[[理]]を管理している。
人気投票企画「キン肉マン超人総選挙2017」では11位にランクインしており、嶋田は「最初は嫌なヤツ風に見せていたが、その頃から最後はみんなに好かれるキャラになるといいですね、と担当とも話していたので嬉しい」と述べている<ref>「嶋田隆司スペシャルインタビュー 完璧超人始祖編を終えて」『大解剖ベストシリーズ キン肉マン大解剖 新装版』17頁。</ref>。
 
神の概念が作中で初めて登場したのは黄金のマスク編で、大魔王サタン=悪魔とは対を為す存在とされた。
; 異名
神々は人間に近い姿をしているが、正確には人間や超人が神に似せて造られ生み出された存在。現世では顔だけの姿で顕現することが多い。
: 技のイリュージョニスト
: 最後の始祖(オリジン)<ref name="shot" />
: 狂喜に満ちた唐紅の奇術師<ref name="shot" />
: マグネットの怪人<ref name="shot" />
 
人間と超人の神は属性が異なり、超人を創造した神は全部で108柱存在し、うち100柱は善良で寛大な心を持つ文字通りの「神様」である(ジェロニモにスーパーマンロードを通らせた神のように、元は正義超人と完璧超人属性から認められた生命体も稀に存在する)。しかし、邪悪五神と呼ばれる卑劣で傲慢な精神に染まってしまった神もおり、彼らはキン肉星王位争奪編にてキン肉マンの王位継承を妨害しようとした。
=== ノック ===
* 種別 - 正義超人
宇宙超人委員会の構成員で委員長の右腕。主にゴングマンを務める。有能な人物であり、委員長に縦横無尽の働きを要求され続けるが若干疲労とストレスがたまり気味。キン肉マンとネメシスの甲子園球場での試合では、試合開始まで半日余りの短い時間ながら徹夜で会場設営を間に合わせた。委員長が最も信頼する側近であり、組織内でもかなり地位の高い幹部職員で部下も大勢いる<ref name="63Q&A" />。『キン肉マンII世』で初登場したキャラクター。
 
正義超人軍の総大将に当たるキン肉星の[[大王]]は、原則として全ての超人の神に認められる武勇と知性、仁徳を有していなければならない。故に継承式において神々に誓いを立て、全員に認められる必要がある。
; 異名
: ハラボテ委員長の右腕<ref name="shot" />
 
なお、本編の黄金のマスク編においては正義超人開祖のシルバーマン及び悪魔超人開祖・ゴールドマン(悪魔将軍)や、裁きの神ジャスティスらも超人界の神とされていたが、「完璧・無量大数軍編」において、この3人は超人と人間から神扱いされる最上級の超人であることが判明した。ゴールドマンに至っては悪魔将軍となった際に大魔王サタンにも憑依されている。
=== ミロスマン ===
五十億年以上前に超人の神たちは、本来宇宙中の人間を始めとする生物の純真な生き方を直に守り世の秩序と安寧を思慮して生み出したはずの超人が、あまりに堕落し醜い勢力争いに明け暮れていたのを見かね、カピラリア七光線を用いて粛正を図るも、一人の神が正しい心を持つ超人(完璧超人候補)を救い、正しく導くために神の座を降りた。人間界に伝承されている伝説では最初の人間の死者とも云われている[[閻魔大王]]に模して超人墓場を創設して超人の生死を司った[[#超人閻魔(ちょうじんえんま)|超人閻魔]]こそが、その真の超人の神であった。
* 種別 - 完璧超人
ジャスティスマンの弟子。歴史上公式戦で初めて「下等超人」に敗北した完璧超人。アシュラ一族の先祖に敗れて両腕を奪われており、魔界には両腕のないミロスマンの像が祀られている。
 
本編に登場するあらゆる神と大魔王=悪魔は以下の項目を参照。
アシュラ一族の腕にはジャスティスマンから教えを受けたミロスマンの記憶が残っており、その技術を無意識で使用している。そのため、ジャスティスマンはアシュラ一族の腕による攻撃を見切ることができる。
 
; [[完璧超人|超人]]
== オメガ・ケンタウリの六鎗客編 初登場 ==
=== オメガ・ケンタウリの六鎗客(オメガ・ケンタウリのろくそうかく) ===
オメガ・ケンタウルス星団から地球へ還ってきた、地球の本来の支配者であると自称する超人たち。その正体は、遥か昔に地球で栄耀栄華を極めたオメガの先祖が完璧超人始祖によって地球から完全に締め出されたオメガの民の末裔。そのため、オメガ一族の先祖の血筋は地球人(地球超人)である。現在オメガの星は寿命が尽きかけ滅亡の危機に瀕しており、オメガの星と民を救う方法である、マグネット・パワーと火事場のクソ力の2つを得られる方法を探すのと、完璧超人始祖の元締めであるザ・マンを抹殺するために地球へ還ってきた。
 
=== 慈悲の神(じひのかみ) / ザ・マン ===
==== オメガマン・アリステラ ====
* 種別 - 神→完璧超人
* 出身 - 天上界→超人墓場
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 231&nbsp;cm290cm 208&nbsp;kg<ref name="zukan" />320kg
* 超人強度 - 9999万パワー
* 超人強度 - 95万パワー<ref>ゆでたまご「業火のスープレックス!!の巻」『キン肉マン 第70巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2020年3月9日、ISBN 978-4-08-882271-6、119頁。</ref>→8600万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - 完璧超人始祖編
* 主な必殺技 - フィンガーストライク、フォーフィンガースプラッシュ、Ωアポカリプスクラッシュ、ジャイガンテグローブカッター、Ωハルマゲドンアベンジャー、プリズンアームロック、オメガハンドスティング、グロリアスサンクションクラッシュ、アンセンションギムレット、グロリアスエヴァンタイユ(マリキータマンとのツープラトン)
* 年齢 - 無始無終
* タッグチーム - オメガ・グロリアス
 
天界の神の一人で、神の座を降り地上に下天したことで神の姿を失う代わりに自身も超人となり、地上の超人の中からカピラリア七光線から救うべき完璧超人始祖を選別し、保護、教育を行った。完璧超人の真の祖と呼べる存在。後の「[[#超人閻魔(ちょうじんえんま)|超人閻魔]]」であり、また表向きは「[[#ストロング・ザ・武道(ブドー)|ストロング・ザ・武道]]」として活動していた。悪魔将軍はかつて崇高な理念を持っていながら私怨で動くようになってしまったザ・マンの今の姿を落ちぶれたと評しており、始祖たちも心の中では超人閻魔のことを認めていないために「あやつ」と呼ぶと看破している。本人が過去とは違う今の姿になってしまったのは、かつては弟子たちがいずれ自分を超えることを心待ちにし期待していたが、弟子たちが自分を超える事が出来なかったため、その期待が絶望と諦めに反転してしまったからであり、悪魔将軍は後に「不甲斐ない我らがザ・マンを追い詰めてしまった」と述べている。
オメガ一族の現当主。キン肉星王位争奪編でキン肉マンに倒されたジ・オメガマン(オメガマン・ディクシア)の双子の兄。口癖は「フォーフォフォフォ」。弟のディクシアとは瓜二つだが、特徴でもある背中の巨大な掌は左手でホッケーマスク状の仮面の穴も鋭利なものとなっている。アリステラはギリシャ語で「左」を意味する<ref name="vol.2" />。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、サタンが超人墓場に強力な結界を張った為に閉じ込められ、[[超人墓場#閻魔の部屋|超人閻魔の玉座]]からキン肉マンたちとオメガ・ケンタウリの六鎗客の試合の様子を見ている。そして、ジャスティスマンが大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にジャスティスマンがザ・マンから聞いた更なる危機についての話を聞く為に、ジャスティスマンがキン肉マンたちやオメガマン・アリステラたちを超人墓場まで連れてきたことで、超人閻魔の玉座の周囲に鉄格子を張り巡らせているのは二度と超人墓場から出ることはないという決意の表れとして行っている上で、ストロング・ザ・武道の装束も封印したとキン肉マンたちに語った。そして、天界にいた頃の神としての名前が「'''慈悲の神(じひのかみ)'''」であったことと、その頃に優秀な超人たちを生かそうとする勢力を束ねていた自身と対立していた、調和の神をリーダーとする超人を絶滅させようとする勢力があったことを語った後で、自身が神の座を降りて一超人になる(カピラリア大災害が引き起こされる)直前に二度と神の気まぐれで超人たちが絶滅されないように、カピラリア光線を全宇宙に照射できる唯一無二の装置を、自身を含めた108人の神たちに分け与える提案を行ったことを語った。そして、レコード盤の中のカピラリアの欠片をキン肉マンたちに見せると、大魔王サタンが今回実体化したのはこのカピラリアの欠片を盗み出すためだったことも語り、近い将来に調和の神とその一派が全宇宙の超人たちを死滅させる為に下天して地上に襲来するだろうと予言する。そして、太古にオメガの民たちを地球から追いやったのは、オメガの民たちが神を目指そうとしていた事がキッカケであり、神々の超人たちに対する目が厳しかった時代だったこともあり、調和の神ら超人殲滅を目論む一派に、殲滅の大義名分をもたらす危険性があった為、それを阻止する為にオメガの民を殲滅するふりをして、オメガの宗家を宇宙に逃がす為であったことも語った上で、そのことが更にオメガの民たちに苦労を与える結果となってしまったことをアリステラたちに謝罪した後で、星から超人パワーを抽出する装置である禁断の石臼をアリステラたちに譲って、禁断の石臼を逆に作用させればアリステラたちの超人パワーを滅びつつあるオメガの星に注入することでオメガの星を救えるであろうと語った。
大魔王サタンと結託して(アリステラ自身は情報源と称している)サグラダ・ファミリアの地下に眠るサイコマンの研究所を狙い、オメガ・ケンタウリの六鎗客を率いてオメガ・ケンタウルス星団から地球に飛来する。その目論見を阻止しようと立ちはだかったウルフマンたち正義超人を前に、六鎗客へ彼らの惨殺指令を下す。また、ディクシアから正義超人に備わる友情パワーについての報告を受けており、その力の秘密も欲している。ベンキマンが友情パワーを発動させてギヤマスターを苦戦させた様子を目の当たりにしたことで、試合中のマリキータマンとルナイトにその力の秘密をさらに探るよう指令を下した。
 
調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、元は神であったことからいち早く超神たちの気配を察知し、[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]と知性の神の提案で十二体の超神が三体ごとに四つの場所に向かったことで、キン肉マンたちやテリーマンたちと軍議を行って、それぞれに自身が察知した超神たちの行き先を告げる。
運命の王子との戦いでは、日本・[[滋賀県]]の復活した[[安土城]]天守閣特設リングにてキン肉マンスーパー・フェニックスと対戦し、Ωハルマゲドンアベンジャーで勝利を収めた。そして、天守閣特設リングの下に隠された超人墓場へのワープソーンから突如現れた[[キン肉アタル]]と残虐の神の助力で大魔王サタンの張った結界から一人だけ解放された[[ブロッケンJr.]]が結成したタッグチーム・[[キン肉マンのタッグ#フルメタルジャケッツ|フルメタルジャケッツ]]とマリキータマンとのタッグチーム・[[キン肉マンのタッグ#オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]]との対戦が決定し、関ヶ原で復活した浮遊立方体リングで対戦が始まる。そして、終盤でのアタルとの一対一でアタル式マッスル・スパークをくらってKOされ敗北する。そして、アタルの業火のクソ力を完全に吸収できなかったことに加えてパイレートマンの諫言もあって、遂に慈悲の心を受け入れる。しかし、その直後に現れた大魔王サタンが実体化し襲い掛かってきたところに、上空から出現した仇敵だと思っていた完璧超人始祖の一人ジャスティスマンによって助けられ、キン肉アタルに連れられてリング外へ避難する。そして、ジャスティスマンが大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にオメガの民が地球を追われた真相を知る為に、ジャスティスマンに連れられて超人墓場へ向かう。そして、超人墓場の周囲に鉄格子を張り巡らせた超人閻魔の玉座に座るザ・マンから一連の真実を聞いた後で、アリステラたちに謝罪するザ・マンの言葉を聞いて涙する。そして、オメガの星を救う為に必要な「[[超人墓場#禁断の石臼|禁断の石臼]]」を譲り受けて、近いうちに襲来するであろう調和の神とその一派との戦いで共闘することを約束する。
 
全ての超人たちの始まりである完璧超人始祖はヒーローの原点である「○○マン」という名前で統一されているが、その最大の根源である超人閻魔はそのこだわりをそのまま名前にし、男の中の男という意味で「ザ・マン」と名付けられた<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第51巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年7月8日、ISBN 978-4-08-880528-3、188頁。</ref>。
そして、調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、ザ・マンから「禁断の石臼」を持ってオメガの星へ帰還するように告げられ、オメガの星を救った後で地球に超神たちに対する助っ人として戻ってくるように頼まれて承諾する。
 
; 異名
現在でこそオメガ宗家の当主として一族を率いる立場だが、幼少期は95万パワーというオメガの民として異常に低い超人強度のため、できそこないと揶揄され蔑ろにされてきた。しかしある日、自分が対戦相手の強さに合わせて超人強度を成長させていくことができる突然変異体であることに気付いてからはオメガの一族を背負う使命に目覚め、オメガ屈指の強者やディクシアとの闘いを経て8600万パワーもの超人強度を得るに至った。そのような生い立ちのため、ダメ超人からキン肉星の大王へと上り詰めたキン肉マンにはシンパシーを感じている。逆にディクシアを利用した挙句死に至らしめ、結果的にオメガ救済計画を狂わせたフェニックスのことは蛇蝎のごとく嫌っていたが、彼との闘いを経た後はある程度認識を改めている。
: 超人の中の超人
: 超人界の父<ref>ゆでたまご『キン肉マン 第61巻』5頁。</ref>
: 完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)<ref name="shot" />
: 始まりを統べる慈悲深き神<ref name="shot" />
: 元・全知全能の神<ref name="shot" />
: 始まりの零式<ref name="shot" />
: 静かなる超人閻魔<ref name="shot" />
 
=== スーパーマンロードの神 ===
ゆでたまごの嶋田は、ジ・オメガマンは過去に登場させた時からいいデザインだと思っていたが、変身超人にしたためにその良さが消えポテンシャルを活かしきれなかったという反省点があり、そのリベンジも兼ねて別人の双子の兄として復活させたと語っている<ref name="genga10"/>。
* 本名 - 不明
* 種別 - 正義超人 / 完璧超人→神
* 出身 - 不明
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不詳
* 年齢 - 無始無終
* 初登場 - 黄金のマスク編
* 声 - 二又一成
 
天界の神の一人で、廃人同様になったジェロニモに三つの試練を課し、ジェロニモを超人として蘇らせた。元は超人で、幼い頃のジェロニモ兄妹が村人から迫害されるのを救い、悪に屈しない心を教えていた。
; 主な肩書き
: オメガ一族現当主<ref name="shot" />
 
原作では後に登場する超人の神のようなデザインだったが、アニメでは大幅に変えられていた。
==== ヘイルマン ====
* 種別 - 超人
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 221&nbsp;cm 127&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 5500万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ブリザードハンド、フリージングリング、ヘイルブレス、ブリザードソード、ブリザードラリアット、グレイシャークラッシュ、ブリザードブレード、フリーズスクリューレーン、アイスウォールプリズン、ブリザードブロックハンマー
 
『ディープオブマッスル!!』では、冷静かつ勇敢な大男だったという死んだジェロニモの父親に姿が似ていると語られている。
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。氷を自在に操る超人。口癖は「カキカキ」。軽口や相手を冷やかすような発言が多いが、仲間想いな一面もある。ヘイルは英語で「[[雹]]」の意味<ref name="zukan" />。
 
; タイトル歴
サグラダ・ファミリア特設リングでティーパックマンと対戦し、リングをアイスバーンに変えるなど変則的な戦い方を見せる。ティーパックマンの弱点を見破った直後にティーパックマンのティーバッグを破壊し、最後はティーパックマンの体を凍らせながら首を切断して惨殺指令を遂行するとともに勝利した。
: 宇宙超人ヘビー級
 
; {{Anchors|邪悪神(じゃあくしん)}}邪悪神(じゃあくしん)
運命の王子との戦いでは[[ルーマニア]]・[[ブラン城]]特設リングにて[[キン肉マンマリポーサ]]と対戦する。リングやマリポーサの脚を凍らせることで蝶々殺法を封じ優位に立つが、モクテスマ・ディフェンスによって氷を溶かされて劣勢となる。アイスウォールプリズンで鎮火に成功したが、自らの氷の体を利用されてモクテスマ・ディフェンスを再度発動され、二度目の逆転を許す。最後はマリポーサの新技・アステカセメタリーを受けて敗北。使命を達成できなかったことを悔やみ、先に戦死したルナイトの名を呟きながら息絶えた。
=== 知性の神(ちせいのかみ) ===
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
* 声 - [[池水通洋]]
 
天界の神の一人で、キン肉マンスーパー・フェニックスことフェニックスマンに乗り移った邪悪の神。スキンヘッドで眼鏡を掛けている。5人の邪悪神の中ではリーダー的存在。火事場のクソ力によるキン肉マンの成長ぶりを警戒し、キン肉マンがネプチューン・キングを倒したことから、神に匹敵しつつあるキン肉マンの抹殺の必要性を仲間の邪悪神たちに伝えた。最終的には「7000万パワーマッスル・スパーク」によってフェニックスと共に息絶える。
原作担当の嶋田はギミックやデザイン面から、六鎗客の中で一番好きな超人としてヘイルマンを挙げている<ref>{{Cite book|和書|year=2019-11-29|title=キン肉マン 290 クイズブック|page=150|publisher=集英社〈ジャンプ・コミックス〉|isbn=978-4088821580}}</ref>。
 
アニメ版ではフェニックスを説得するフェニックスシズ子の命を狙い、残虐の神と合体して竜の姿となるが、テリーマンたちに阻まれた末、正義超人友情パワーの結界で敗北。真紅のマントに封印された。しかし、真の黒幕である超人閻魔は健在だったため、マントは完全な赤には染まらなかった。
; 異名
: 氷上駆ける惨殺者<ref name="shot" />
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では復活しており、調和の神の一派がこの世を揺るがす暗躍を始めたことから、辺境の星で開墾していたフェニックスマンの前に現れ、再びキン肉マンスーパー・フェニックスとなるよう告げる。そして、一連の情報を与えた。その後、オメガマン・アリステラに苦戦しているフェニックスマンに1億パワーを得させる為に、再び憑依する。
==== パイレートマン ====
* 種別 - 超人
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 285&nbsp;cm 302&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 8000万パワー
* 主な必殺技 - ジャケットシャッター、トレジャーハントスープレックス、カリビアンストーム、セントエルモスファイヤー、パラシュートアンカー、バイキングバスター
 
後述する調和の神からは、「奔放すぎるところがあるのは難だが、無意味なことをする神ではない」と評されている。
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。[[海賊]]の姿をした巨漢の超人。一人称は「吾輩」で、口癖は「ムマムマ」。自らの背骨を海賊船のマストに見立て、その背骨を折られないことに絶対の自信を持つ。また、戦いにおいて相手が最も大事にする宝を奪うことを信条としており、「ジョリー・ロジャー」の儀式によって対戦相手に宝を差し出すか命を差し出すかの選択を迫る。ジョリー・ロジャーを行う際、帽子のΩマークは髑髏に変化する。
 
作画担当の中井は、眼鏡をかけているから知性というだけではあんまりなので、邪悪さの中に見える知性を意識して描いていると語っている<ref>{{Cite news |title=『キン肉マン』最新63巻が6月4日発売、その前に両先生が選んだ62巻のベストシーンをチェック!|work=週プレNEWS|url=https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2018/05/28/105066/|date=2018-05-28|accessdate=2018-07-06}}</ref>。
サグラダ・ファミリア特設リングでカナディアンマンと対戦。カナディアンマンの祖国に対する誇りこそが彼にとっての宝だと見定め、それをこの試合で奪うことを宣言する。カナディアンマンが特訓で身に着けた技の数々を受けるも実力の差を見せつけて圧倒。カナディアンマンへジョリー・ロジャーの選択を突き付けるが、誇りを貫くことを選んだカナディアンマンの背骨をセントエルモスファイヤーによってへし折り勝利した。その際、スペシャルマンに謝罪するカナディアンマンの姿に、彼の誇りの在りかが別の場所にあったことを感じ取っていた。
 
=== 強力の神(ごうりきのかみ) ===
運命の王子との戦いではソ連・スワローズ・ネスト城特設リングにてキン肉マンと対戦。巨体を活かしたパワーファイトにとどまらず、オメガの先祖の研究成果から疑似的なマグネット・パワー(本人によれば、「ただの真似事」「マグネット・パワーと呼べるほどの代物ではない」)をも操ってみせた。オメガの星を滅亡から救う最後の希望となり得る火事場のクソ力の謎を追い求め、その持ち主であるキン肉マンの力を引き出し、真価を見極めようとする。ウルフマンの声援で奮起したキン肉マンによる猛攻を受け止めきり、火事場のクソ力への失望とともに「ジョリー・ロジャーの裁き」で葬ろうとするが、彼の哀しみを感じ取ったキン肉マンが土壇場で発揮した更なる力に圧倒され、逆転のマッスル・スパークで敗北。敗北後、最後の火事場のクソ力はキン肉マンが自分たちオメガのために出した力だったことを悟り、ザ・マンへの恨みを捨てることこそが、オメガにとっての唯一の救いの道であることを理解した。そして、フルメタルジャケッツがオメガ・グロリアスに勝利した後に、敗北し打ちひしがれるオメガマン・アリステラに対して、自分の価値を自分で勝手に決めつけるなと苦言し、道に迷ったのなら船乗りである自分が道を指し示すと励ました。そして、ジャスティスマンが大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にオメガの民が地球を追われた真相を聞く為に、キン肉マンたちやアリステラたちと共に超人墓場へ向かう。
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
* 声 - [[平野正人]]
 
天界の神の一人で、キン肉マンビッグボディことストロングマンに乗り移った邪悪の神。5人の邪悪神の中で最も筋骨隆々な巨体を有している。原作版では脱落したビッグボディから抜け出した後、フェニックスに協力。フェニックスシズ子の命を狙った際はビッグボディに変身して襲いかかるが、ウルフマンの居返り投げにより返り討ちにされた。
; 異名
: 哀しみ秘める海賊男<ref name="shot" />
 
アニメ版ではビッグボディ敗退後、真紅のマントに封印された。
==== ギヤマスター ====
* 種別 - 超人
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 260&nbsp;cm 1.2t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 6200万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ジェノサイドギヤ、ギヤハリケーン、地獄の二重殺、ギヤチェンジ→ハイパージェイノサイドモード、ストップ・ザ・ギヤ、リバースジェノサイドギヤ、アンティキティラ・ビーフケークプロセッサー
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、調和の神の一人。胸部に巨大な[[歯車|ギヤ]]を持つ大柄な超人。地球へ派がこ思い入れ世を揺る特に強くす暗躍を始めたことからストログマンの前に現れ、再びン肉マンビッグボディにはオメガの民が地球本来の支配者であるこを強く主張していなるよう告げる。口癖は「ギュイギュイ」「ギシュギシュ」そして、一連の情報を与えた
 
=== 残虐の神(ざんぎゃくのかみ) ===
サグラダ・ファミリア特設リングでベンキマンと対戦。ベンキマンを非力と罵るが、自身のギヤオイルを水で洗い流されたことでギヤの回転を止められ、さらにベンキマンが友情パワーを発動させたことにより反撃を受ける。アリダンゴ状にされ1度は恐怖のベンキ流しで流されてしまうが、ギヤの回転を推進力に変動させたことにより生還し、逆転勝利を収めた。目的のひとつであった友情パワーをベンキマンから引き出すことには成功したものの、ベンキマンにあと一歩のところまで追いつめられた上に友情パワーについて何の収穫も得られなかったことからアリステラには釘を刺されており、この汚名を次の闘いで漱ぐことを誓った。
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
声 - [[千葉繁]]→[[中村秀利]](27話 - )
 
天界の神の一人で、キン肉マンソルジャーことソルジャーマンに乗り移った邪悪の神。脱落したソルジャーマンから抜け出した後、フェニックスに協力し、キン肉真弓の持つ超人預言書から偽キン肉マンソルジャーことキン肉アタルの預言書ページを強奪した。フェニックスシズ子の命を狙った際はソルジャー(ソルジャーマン)に変身して襲いかかるが、ジェシー・メイビアのパイルドライバーにより返り討ちにされた。
運命の王子との戦いでは中国・紫禁城特設リングにてキン肉マンビッグボディと対戦する。王位争奪戦での醜態をあげつらいビッグボディをニセモノと罵倒。マッスル・リベンジャーの頭突きの再現をするなどしてトラウマを刺激し、紫禁城に伝わる軒轅星の伝説を語りビッグボディを執拗に貶すが、ビッグボディからはその態度が自信のなさの裏返しであることを見抜かれる。ハイパージェノサイドモードとなりビッグボディを追い詰めるが、黄砂をギヤにぶつけて回転を止めるという奇策にギヤを攻略され、メイプルリーフクラッチを受け敗北する。敗北後、揺れる軒轅星を見上げながら、どうすれば過去の過ちを許してもらうことができるのかを問うが、その答えを聞けぬまま落下した軒轅星に押しつぶされて死亡した。
 
アニメ版では知性の神と合体して竜の姿になるが、正義超人友情パワーの結界に敗北し、真紅のマントに封印された。
; 異名
: 精巧に噛み合った歯車<ref name="shot" />
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、調和の神の一派がこの世を揺るがす暗躍を始めたことから、惑星間を流浪していたキン肉アタルの前に現れ、死んだソルジャーマンの代わりに再びキン肉マンソルジャーとなるよう告げる。そして、一連の情報を与えた。その後、オメガマン・アリステラとマリキータマンを相手にタッグ戦で決着をつけることになったアタルの依頼で、サタンが張った結界に一瞬だけ穴をあけて閉じ込められていたブロッケンJr.の召喚に力を貸す。
==== マリキータマン ====
* 種別 - 超人
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 212&nbsp;cm 141&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 8200万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - マリキータフリップ、マリキータフライング、ロールシャッハ・ドット、コキネリツイスター、ミミックニードル、テントウムシダマシクラッシャー、ウィングブックエンド、天道 羽根抜刀、マリキータウィング、エクスキュースナースープレックス、マリキータピカレスクギロチン、ロールシャッハ・インフリューエンス、シェルタリングピューパ、マリキータモルティング、マリキータピューパ二重殺、ウィングラッピングシャット、ウィングラッピングブレーンクラッシャー、マリキータエリコプテロ、マリキータデッドリーライド、グロリアスサンクションクラッシュ、アンセンションギムレット、グロリアスエヴァンタイユ(アリステラとのツープラトン)
* タッグチーム - オメガ・グロリアス
 
=== 技巧の神(ぎこうのかみ) ===
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。[[テントウムシ]]の超人。口癖は「キャミキャミ」(『週プレNEWS』掲載時は「フィーフィフィフィ」)。
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
* 声 - [[掛川裕彦]]
 
天界の神の一人で、キン肉マンゼブラことパワフルマンに乗り移った邪悪の神。'''技の神'''とも呼ばれる。原作版では脱落したゼブラから抜け出した後、フェニックスに協力。フェニックスシズ子の命を狙った際はゼブラに変身して襲いかかるが、ラーメンマンのレッグ・ラリアートにより返り討ちにされた。
胸の七つの斑点を使って相手の深層心理を見抜く「ロールシャッハ・ドット」により未来を予測して戦うことができる他、刃物のように鋭利な羽根を使った攻撃や空中戦、テントウムシ型のグローブから繰り出される打撃など多彩な技を持つ。
 
アニメ版ではゼブラ敗退後、真紅のマントに封印された。
サグラダ・ファミリアに姿を現した直後に若手正義超人のハロルドマンを惨殺。その後、サグラダ・ファミリア特設リングでカレクックと対戦する。アリステラの新たな指令を受け、カレクックに友情パワーを発動させようと執拗に攻め立てるが、残虐ファイトに徹して頑なに友情パワーを発動させないカレクックに対してアリステラの指令に背き、必殺技「天道羽根抜刀」でカレクックを両断して勝利を収めた。その後、指令に背いたことをアリステラに謝罪するが、状況から仕方ないことだったためアリステラに咎められることはなかった。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、調和の神の一派がこの世を揺るがす暗躍を始めたことから、復活していたパワフルマンの前に現れ、再びキン肉マンゼブラとなるよう告げる。そして、一連の情報を与えた。
運命の王子との戦いではイタリア・[[カステル・デル・モンテ|デルモンテ城]]特設八角形リングにてキン肉マンゼブラと対戦し、ロールシャッハ・インフリューエンスで白ゼブラよりも弱い黒ゼブラの人格を引き出して試合を有利に進めて、人格を統合しながらも満身創痍なゼブラの真マッスル・インフェルノを打ち破って、マリキータデッドリーライドでゼブラに勝利する。そして、タッグチーム・'''[[キン肉マンのタッグ#オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]]'''の片翼としてパートナーのオメガマン・アリステラと共にキン肉アタルとブロッケンJr.のフルメタルジャケッツと関ヶ原の復活した浮遊立方体リングで対戦するが、フルメタルジャケッツのツープラトン技ナパームコンビネゾンをくらってKOされる。その後、オメガ・グロリアスが敗北した後で出現した大魔王サタンが制裁として放った鉄の杭からアリステラを守る為に、身を盾にして鉄の杭に胸を貫かれたが、重傷を負いながらも生存しており、真実を知る為に超人墓場へ向かおうとするアリステラを励まして気絶する。
 
=== 飛翔の神(ひしょうのかみ) ===
原作担当の嶋田によると昆虫の超人を本格的に闘わせるのは初めてであり、40年分溜まった昆虫超人のアイデアのストックを惜しみなく注ぎ込んだという<ref>{{Cite news |title="ゆで原画"第15回! 5月2日発売『キン肉マン』最新JC67巻を読む前に...66巻をベストシーンでおさらい!!|work=週プレNEWS|url=https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2019/04/29/108709/|date=2019-04-29|accessdate=2019-07-21}}</ref>。
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
* 声 - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]]
 
天界の神の一人で、キン肉マンマリポーサことジョージに乗り移った邪悪の神。原作版では脱落したマリポーサから抜け出した後、フェニックスに協力。フェニックスシズ子の命を狙った際はマリポーサに変身して襲いかかるが、テリーマンのブルドッキングヘッドロックにより返り討ちにされた。
; 異名
: 八角形(オクタゴン)の達士<ref name="shot" />
 
アニメ版ではマリポーサ敗退後、真紅のマントに封印された。
==== ルナイト ====
* 種別 - 超人
* 出身 - オメガ・ケンタウルス星団<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 232&nbsp;cm 186&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 6500万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - メタルバイト、狼爪の一撃、狼尾鉄鞭、ルナイトボム、ウォルフガングスパイラル、掟破りの合掌ひねり
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、調和の神の一派がこの世を揺るがす暗躍を始めたことから、盗人稼業から足を洗っていたジョージの前に現れ、再びキン肉マンマリポーサとなるよう告げる。そして、一連の情報を与えた。
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。[[オオカミ|狼]]と中世の騎士を合わせたような超人。口癖は「ガウガウ」。祖先は地球の北極近くの寒冷地に住む大柄な種族であり、過酷な環境下で戦っていると[[ベルクマンの法則]]によって体が先祖返りを起こして巨大化する。この現象は自分にとって住みにくい劣悪な環境であるほど早く発生する。
 
=== 100人の超人の神(ちょうじんのかみ) ===
サグラダ・ファミリア特設リングで、ウルフマンと対戦する。試合序盤はウルフマンの相撲技の数々で何度もダウンを奪われていたが、現在の地球の過酷な環境下で戦っていたことで巨大化を始め、増大したパワーで逆にウルフマンを圧倒する。怪我が原因で引退したウルフマンを手負いのロートルと罵り、観戦していたキン肉マンとの交代を要求するがキン肉マンへの友情とライバル心から奮起し友情パワーを発動させたウルフマンの反撃を受けて窮地に陥る。必殺技の合掌ひねりを受ける寸前にアリステラからの檄を受け、ウルフマンの友情パワーを吸収するかのように同様の力を発揮して再度逆転する。しかし、敗れた正義超人からの声を聞いて立ち上がり、再度友情パワーを発動したウルフマンの新必殺技である不知火・雲竜投げを受け敗北する。
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
* 声 - [[石森達幸]] / 小林俊夫 / 速水奨 / 川津泰彦 / [[幹本雄之]] / [[堀之紀]]
 
天界で超人たちを自らの意思で作り出した100人の神。キン肉マンたち歴代のキン肉族大王たちの王位継承も承認してきた。かつては[[#慈悲の神(じひのかみ) / ザ・マン|ザ・マン]]も同じ神々の同士だった。[[#スーパーマンロードの神|スーパーマンロードの神]]もこの中に含まれ、地上に下天して「'''超神'''」となった調和の神を始めとする超人殲滅派の12人の神々も、この100人の神の中に一部存在している。太古の昔にキン肉星でキン肉族の先祖に、その彼らの始祖関係でもあった[[悪魔将軍#ゴールドマン|ゴールドマン]]を黄金のマスク、[[#シルバーマン|シルバーマン]]を銀のマスクとして授けた'''滝ツボの神様'''(声 - [[北川米彦]])も、黄金と銀のマスクが「裁きの神」とも称されていた[[#ジャスティスマン|ジャスティスマン]]やザ・マンとの関りや超人の惑星であるキン肉星に降臨したことなどから、超人の神だった可能性は示唆されているが、こちらは正確には不詳。スピンオフ作品『[[THE超人様]]』に登場した'''[[THE超人様#本作オリジナルキャラクター|むっつりスケベの神]]'''も、この100人の中に含まれている。
敗北後、サグラダ・ファミリアから転落しそうになったところをウルフマンに助けられるが、その行為を「偽善」と罵りウルフマンの手を傷つけて自ら死を選んだ。しかし、落下の最中にはウルフマンへ充実した戦いへの感謝と別れの言葉を伝えていた。
 
キン肉星王位争奪編までは超人の主だった神は105人と言及されていたが、オメガ・ケンタウリの六鎗客編の終盤で、108人存在することが判明した。
; 異名
: 魔獣と化した鉄狼<ref name="shot" />
 
=== 人間の神(にんげんのかみ) ===
=== ハロルドマン ===
* 種別 - 正義超人
* 出身 - {{HUN}}<ref name="zukan" />天上界
* 超人強度 - 不詳
* 身長体重 - 180&nbsp;cm 100&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 初登場 - 夢の超人タッグ編
* 超人強度 - 78万パワー<ref name="zukan" />
 
超人の神とは別個に人間界を司る天界の神の一人。廃人同様になったジェロニモを復活させるためにシャイアン族長が召喚した。ジェロニモの人間界での功績を認め、人間から超人に生まれ変わらせるためにスーパーマンロードの超人の神と共にジェロニモに三つの試練を課した。その際はチェロキー族の[[トーテム・ポール]]に憑依して出現した。
若手正義超人の一人。マリキータマンと戦うも背中の羽根で斬首され死亡する。
 
; {{Anchors|超神(ちょうしん)}}超神(ちょうしん)
=== 鯖 KAIDOU(さば カイドウ) ===
=== 調和の神(ちょうわのかみ) ===
* 種別 - 正義超人
* 種別 - 神→超神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
* 初登場 - オメガ・ケンタウリの六鎗客編
* 年齢 - 無始無終
 
天界の神の一人で、超人たちを絶滅させようとする勢力のリーダー。太古に超人たちが荒れに荒れた時代に、優秀な超人たちを生かそうとする慈悲の神(後のザ・マン)の一派と対立する、調和の神率いる超人殲滅派は天界の最大勢力となり、カピラリア光線による全宇宙の超人絶滅が実行に移されそうになる直前に、慈悲の神が極僅かの優秀な超人たち(後の完璧超人始祖)を生き残らせる代償として神の座を捨てて一超人となって生き残らせる超人たちの指導者になると決めた後で、二度と神の気まぐれで超人たちが絶滅されないようにカピラリア光線を全宇宙に照射する唯一無二の装置を108の欠片へと分けて、神の座を捨てる直前の慈悲の神を含めた108人の神に預けることを慈悲の神が提案したことにより、超人絶滅を容易に実行できなくなった。
若手正義超人の一人。[[硬骨魚綱|硬骨魚類]]系のロボ超人<ref name="zukan" />。ハロルドマンたちと共にオメガ・ケンタウリの六鎗客に立ち向かうが、戦闘シーンは描かれていない。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、超人を絶滅させる為に大魔王サタンを唆してザ・マンの所持するカピラリアの欠片を奪ってくるように仕向けただけでなく、かつての慈悲の神が行った地上で実体を得る為の下天を賛同した神たちと共に自ら実行し、オメガ・ケンタウリの六鎗客編終盤で地上に襲来し、一派の神12人揃って「'''超神'''」となる。
プロレスラーの[[中西学]]がバラエティ番組『[[人類プロレスラー計画『中西ランド』]]』で考案した超人<ref>{{Twitter status|nobitokun|884184688180383744}}</ref>。
 
中国の[[秦始皇帝陵及び兵馬俑坑|秦始皇帝陵]]で超神ランペイジマンとキン肉マンビッグボディが激突する寸前に、モニター越しに介入してきた[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]から邪悪五大神が所持する5個のカピラリアの欠片の情報を握っていることを聞かされ、それがフェニックスと知性の神の企みによる仕業であることを見抜き、そのうえであえて情報源を24時間後に準備するという提案に乗って、フェニックスと知性の神が出現させた4つの滝の大穴に他の超神たちと4組に別れて共に飛び込み、滝の先につながる場所へ向かう。他の二体の超神と共に向かった先は[[イタリア]][[ローマ]]の[[遺跡]][[コロッセオ]]で、ビッグボディも到着した頃に駆け付けてくるフェニックスの出現を目撃する。
== アニメオリジナルシリーズ ==
=== 決戦!7人の正義超人vs宇宙野武士 ===
原作とは違い、ここではTVスペシャルで登場した「宇宙野武士」たちについて解説する。
==== ブラック・キング ====
* 種別 - 宇宙野武士
* 出身 - 宇宙
* 超人強度 - 85万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 連続サイドスープレックス<ref name="dvd" />
* 声 - [[永井一郎]]
 
=== 安寧の神(あんねいのかみ) / ザ・ナチュラル ===
ブラックキングとも表記される。スペースサムライの組織として恐れられている宇宙野武士軍団の首領。どんな状況でも食事時間は守るという律儀な習慣の持ち主。他の宇宙野武士と異なり、心臓を二つ持っている。1000人以上の大軍団を率いてラッカ星を襲うが、地球から来たキン肉マンら7人の正義超人と宇宙野武士選り抜きのレスラー7人とで1対1のリング上での決闘を同時に行うことにする。団体戦ではキン肉マンと戦うが、昼食時間のために試合を一時放棄。その後卑怯にもマロン姫を花嫁にしようとさらい、無理やり結婚式をあげるが乱入してきたキン肉マンに阻止されて風林火山とキン肉バスターで敗れた。兜の下はモヒカン頭をしている。
* 種別 - 神→超神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
* 年齢 - 無始無終
* 主な必殺技 - ナチュラルチョークスラム、ナチュラルフェイス ニーシールド、ナチュラルフェイススパナ、ナチュラルボーンクラッシュ、ナチュラルショルダークッション
 
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。「'''安寧の精神により、両の足をしっかり地に着け、両の目でじっくり本質を見極める'''」ことを信条としている。敵の攻撃を受けても全く微動だにしない頑強さで、常に揺るぎない冷静沈着な様を見せている。太古に超人たちが荒れに荒れたことでカピラリア光線による超人絶滅が実行に移された際に、慈悲の神(後のザ・マン)が極僅かの優秀な超人たち(後の完璧超人始祖)を生き残らせる代償として神の座を捨てて一超人となって生き残らせる超人たちの指導者になったが、超人に対しては「常に不安に怯え勝利を求め、いたずらに敗者を生み続ける"勝利という名の呪い"に取り憑かれた不完全な存在」と見ており、超人を全て滅して世に「真の安寧」を齎すため調和の神に賛同した。一方で、例え超人が相手でも、自身の予想を上回る実力者に対しては一定の評価を与える面も併せ持つ。
==== ブラック・トマホーク ====
* 種別 - 宇宙野武士
* 出身 - 宇宙
* 超人強度 - 80万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - トマホーク攻撃<ref name="dvd" />
<!-- * 声 - 佐藤正治 -->
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編終盤で地上に下天し、「超神」となる。
宇宙野武士軍団の一員。両手に持った斧を振り回して戦う。団体戦ではテリーマンと戦うが、カーフ・ブランディングをくらった後にニー・ドロップで心臓を攻撃され敗れた。
 
口癖は「バハー」「バハハ」。相手のことは「うぬ」と呼ぶ。逞しい筋肉質のボディの持ち主で、無機質な表情のマスクを被り、頭部に2つの小さな火が灯っている。大きな顔面を象った装甲「フェイスシールド」を左胸・左腕・右肩・両足に装備している。中国の秦始皇帝陵で超神ランペイジマンとキン肉マンビッグボディが激突する寸前に、モニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神の提案を調和の神が受け入れたことで、4つの滝の大穴に飛び込んで他の二体の超神と共に[[ソ連]][[シャウレイ]]の[[十字架の丘]]に移動し、[[キン肉アタル|キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)]]や[[ブロッケンJr.]]も到着した頃に駆け付けてくる[[#サタンクロス|サタンクロス]]の出現を目撃する。サタンクロスと戦闘を開始し、初めてその姿を現した。超人を「不完全」「勝利という名の呪いに取り憑かれた亡者」と評す。
==== ブラック・カンフー ====
* 種別 - 宇宙野武士
* 出身 - 宇宙
* 超人強度 - 92万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 宇宙カンフー<ref name="dvd" />
<!-- * 声 - 二又一成 -->
 
サタンクロスの4本の腕・4本の足を用いた「ケンタウルス殺法」による連続攻撃を受けるが、強靭な肉体と装甲により全くダメージを受けず、余裕で軽々とサタンクロスの技を力づくで解除し、そのまま「ナチュラルチョークスラム」でサタンクロスをマットに叩きつける。予想を上回るサタンクロスの技を評価する。サタンクロスは得意の西洋忍術(せいようイリュージョン)による「忍法魔界沼」を使用し、ザ・ナチュラルを魔界沼に沈めようとするが、ザ・ナチュラルは「ナチュラルフェイス ニーシールド」を用いて脱出し、そのまま「ナチュラルフェイススパナ」で寄生虫サタンクロスの顔に傷を負わせる。状況不利と見たサタンクロスが魔界沼のシーツを回収するが、それもザ・ナチュラルは「姑息な芸当」と批判して頭部からの火炎放射で使用不能にする。
宇宙野武士軍団の一員。4本の腕を使ってのカンフーを得意とする。団体戦ではラーメンマンと戦い、空手殺法"死の舞い"での攻撃を手数で上回り勝利する。
 
サタンクロスは気合を込めて、本体の[[#サムソン|サムソン]]と脚の役割を担っていた[[#サタンクロス|寄生虫サタンクロス]]に分離。必殺技「昇技トライアングル・ドリーマー」をザ・ナチュラルに放つが、ナチュラルはサムソンと寄生虫の足のフックを切り、両者のボディを叩き合わせることで逆にダメージを負わせ、そのまま寄生虫サタンクロスに「駆除」と評して必殺技「ナチュラルボーンクラッシュ」を繰り出し、撃破した。
==== ブラック・ナイト ====
* 種別 - 宇宙野武士
* 出身 - 宇宙
* 超人強度 - 82万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 弓矢攻撃<ref name="dvd" />
<!-- * 声 - 戸谷公次 -->
 
二身一体の戦法を封じられ窮地に陥った本体のサタンクロスは、一人の超人レスラー「サムソン」として「ぜひ、お前(ザ・ナチュラル)を倒したい」と意気込み本来の4本腕が復活。両者は互いに華麗なテクニックによる技の応酬を繰り広げ、互角の戦いを見せる。そこへ[[アシュラマン]]も現れ、サムソン・ティーチャーは「坊ちゃまの見ておられる前で恥ずかしい戦いはできない」と奮起し、ザ・ナチュラルに渾身の「クアドラプルバスター」を放つ。これにはザ・ナチュラルも「今までにない力を感じる」と評し、脱出することはできずに多少のダメージも受けたが、落下の衝撃と同時に左胸の装甲を伸ばして切りつけ、サムソンのこめかみと胸部に大きなダメージを与えるという返し技で逆襲。トドメに先ほど寄生虫を葬った「ナチュラルボーンクラッシュ」をサムソンにも繰り出した。
宇宙野武士軍団の一員。弓矢を使用する。団体戦ではロビンマスクと戦うが、矢を額に刺されながらも決めたタワーブリッジで敗れた。
 
=== 戒律の神(かいりつのかみ) / ランペイジマン ===
==== ブラック・ファイター ====
* 種別 - 宇宙野武士神→超神
* 出身 - 宇宙天上界
* 超人強度 - 751億パワー→9999万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 年齢 - 無始無終
* 主な必殺技 - キック攻撃<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - パニッシュメントエングレイバー、カシードラルボンバー
<!-- * 声 - 田中秀幸 -->
 
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。
宇宙野武士軍団の一員。肉体を駆使して戦う正統派。団体戦ではブロッケンJr.と戦い2回転キックで倒れるが、ブロッケンJr.も同時にダウンし両者引き分けとなった。
 
口癖は「テトテト」。相手のことは「汝」、調和の神のことは「おぬし」と呼ぶ。中国の秦始皇帝陵で、やって来たキン肉マンビッグボディが知るカピラリアの欠片の情報を聞き出す為に戦いを仕掛けようとする。その前に兵馬俑から出現した[[運命の5王子#強力チーム(ビッグボディチーム)|強力チーム]]の面々が挑んでくるが、ビッグボディ以外の全員に勝利する。そして、ビッグボディとの対決の寸前でモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神の提案を調和の神が受け入れたことで、4つの滝の大穴に飛び込んで他の二体の超神と共にソ連(現[[トルクメニスタン]])[[ダルヴァザ]]の[[地獄の門 (トルクメニスタン)|地獄の門]]に移動し、[[ラーメンマン]]と[[ウォーズマン]]も到着した頃に飛来する巨大な氷の塊から、[[マンモスマン]]の出現を目撃する。また、強力の神と古い知り合いであることを明かしている。
==== ブラック・キラー ====
* 種別 - 宇宙野武士
* 出身 - 宇宙
* 超人強度 - 90万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 宇宙野武士式スクリュー・ドライバー<ref name="dvd" />
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
 
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』にて採用された超人であり、採用時の名前はスクエアマン。ゆでたまごの嶋田は「そのまま出しても本編で活躍できる」とコメントしていた<ref>ゆでたまご「公式ファンブック特別企画 史上最大の読者超人大発表!!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』138頁。</ref>。
宇宙野武士軍団の一員。両手が鎌のようになっている。団体戦ではウォーズマンと戦うが、スクリュー・ドライバー同士の相討ちで両者引き分けとなる。
 
==== ブラック・スモ憤怒の神(ふんぬのかみ) / バイコ====
* 種別 - 宇宙野武士神→超神
* 出身 - 宇宙天上界
* 超人強度 - 801億パワー→9999万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 年齢 - 無始無終
* 主な必殺技 - 張り手、ボディプレス<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - バイコーンホルンスライサー、憤怒の二角獣落とし、ブラッドスクイーズホルン、ハイジャックホルンブリーカー、聖なる碑落とし、バイコーントリガーギムレット
<!-- * 声 - 北川米彦 -->
 
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。「'''憤怒の念の先にある無限の恐怖'''」を信条としている。
宇宙野武士軍団の一員。団体戦ではリキシマンと戦い、5人に分裂しての総攻撃で勝利する。
 
口癖は「フェフェフェ」。相手のことは「貴様」と呼ぶ。中国の秦始皇帝陵で超神ランペイジマンとキン肉マンビッグボディが激突する寸前に、モニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神の提案を調和の神が受け入れたことで、4つの滝の大穴に飛び込んで他の二体の超神と共に[[エジプト]][[ギーザ|ギザ]]の[[ピラミッド]]前に移動し、[[テリーマン]]と[[ジェロニモ (キン肉マン)|ジェロニモ]]も到着した頃に飛来する[[#プリズマン|プリズマン]]の出現を目撃する。プリズマンと戦闘を開始し、初めてその姿を現した。スフィンクス像の顔が損壊した真の理由が「大昔の愚かな下等超人の仕業」であることを明かし、この場所で改めて愚かな超人達に神の力を示せることを誇らしげに語る。
==== マロン姫 ====
* 声 - [[中島千里]]
 
プリズマンはバイコーンに超人の弱点である「レインボー・シャワー」=カピラリア七光線を浴びせるが、バイコーンは超神のみが使用できるオーラを纏うことでレインボー・シャワーを無効化し、「ブラッドスクイーズホルン」を繰り出してプリズマンの身を砕きに掛かる。この際、自分を始めとする超神は全員が超人強度9999万パワーである事実を明かし、更なる絶望感を与えた。
ラッカ星の姫。ブラック・キングにさらわれるがキン肉マンに救われ、最後はビーンズマンと結婚した。
 
しかし、プリズマンに声援を送るジェロニモが「超人もどき」だという言葉を聞き、ブラッドスクイーズホルンの拘束が一瞬緩み、その隙にプリズマンが脱出。更にプリズマンが見様見真似で編み出したブロッケンjr(彼もプリズマンに言わせれば「超人もどき」)の「ベルリンの赤い雨」を背中に受け、初めて切り傷を負わされた。プリズマンはレインボー・シャワーを再照射し、バイコーンの傷を負った背中に命中。レインボー・シャワーが効かない筈のバイコーンであったが、傷口部分だけは脆くなっており、ダメージを受けた。そこに勝機を見出すプリズマンだが、バイコーン自身は大した影響はないと言い切り攻撃を続行。「ハイジャックホルンブリーカー」、「聖なる碑落とし」、「バイコーントリガーギムレット」と怒涛の連続攻撃を喰らわせて勝利を確信するが、直後に反撃を受けプリズマンの腕に胸を貫かれてしまう。プリズマンに背中の傷に至近距離からのレインボー・シャワーの一点集中で浴びせられ、トドメにマットに叩きつけられ敗北。神である自身が超人に敗れたことを信じられぬまま、「やはり超人はひとり残らず殲滅せねばならぬ」という言葉を残して消滅。超神の中で最初の脱落者となった。
=== ザ・サイコー超人の挑戦編 ===
==== 軍師ヤマカーン ====
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 900万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - サイコー・ワープ
*; サイコー・ワープ
*: 左足の義足を中心に体の位置を入れ替える技。義足を失うと使用できなくなる。
*; キン肉ドライバー、キン肉バスター
*: キン肉マンに技をかけられた際、サイコー・ワープによって脱出し直後に同じ技を返した。
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
 
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』にて採用された超人であり、ゆでたまごの嶋田は「角がカッコイイので気に入りました」とコメントしていた<ref>ゆでたまご「公式ファンブック特別企画 史上最大の読者超人大発表!!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』140頁。</ref>。
サイコー超人のリーダー格。娘や部下たちからも慕われており、ポール王子からの信頼も厚い。過去の戦いで王子を逃がすために負った傷により左足が義足。余計な心配をかけさせないために、そのことは王子には黙っている。サイコー・ワープは左足を失ってから血と汗と涙で完成させた技でもある。
 
=== 大魔王サタン ===
キン肉マンと戦い、キン肉ドライバーやキン肉バスターなどをサイコー・ワープによって反転させ、破る実力者。キン肉マンをKO寸前まで追い詰めたが、左足の義足を蹴り飛ばされたことでサイコー・ワープが使用不可となり、風林火山により逆転KOされた。敗北後、敗軍の将として責任を取るべき自爆装置で自害しようとしたが、必死で止めようとするキン肉マンと、彼らの友情パワーによって改心したポール王子の説得により阻止された。そして「死なないでほしい」という王子の願いを聞き入れ自害を取りやめた。キン肉マンとの別れの際には宇宙最強の証として自分が持つエンブレムを託し、彼こそが最高の超人だと褒め称え和解した。
* 種別 - 不明(悪魔超人界の領袖)
* 出身 - 不明→魔界→宇宙
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 年齢 - 無始無終
* 初登場 - 7人の悪魔超人編
* 声 - 郷里大輔
 
怨念と邪悪の化身。黒い影のような姿をしている。魔界や全ての悪魔超人たちを作ったとされ、神のような存在として崇められている。一時期は悪魔将軍の正体であるゴールドマンと結託し、当時自らの分身的存在ともなっていた悪魔六騎士を肉体として貸していた。異常なまでに用心深い面もあるゆえに常に「[[依り代]]」に拘り続け、長くゴールドマンに憑依する形で暗躍していたが、悪魔将軍の姿とは別個に依り代無しで自身がオリジナル形態にて実体化することも可能。実体化時は、悪魔将軍の体に黒い影の顔をくっつけたような姿をしている。
; プロフィール
: 家族 - 娘 キリカ
; 異名
: 宇宙一の軍師
 
『キン肉マンII世 悪魔の種子編』では、ゴールドマンとは無関係にミートの肉体へ憑依しようと企む'''恐怖の将・悪魔将軍'''として登場。ジェネラル・ストーンを与えて肉体改造した6人の超人・悪魔の種子(デーモンシード)を率いてミートの身体をかけた勝負を[[キン肉万太郎]]たちと展開する。「バゴアバゴア」と不気味な笑い方する。悪魔の種子最後の刺客であるアシュラマンが敗れ自軍の敗北が決まったにもかかわらず、ミートの頭部と融合しようとしたためアシュラマンに反旗を翻され、肉体を得られず再び消え去った。
==== カレイヤス ====
『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では悪の力に反応し、キン肉マンに黒後家蜘蛛の呪いをかける。その直後、呼び出した時間超人のライトニングとサンダーによって用済みとして切り裂かれ、時間超人コンビの大魔王すらも利用した卑劣さを罵りながら消え去った。笑い声は「ギレラレー」。
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 830万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技
*; 変身
*: 変身能力で蝶や食虫植物に変身する。
*; レインボー・ハンギング
*: 蝶に変身し、触角で相手の首を締め付けながら電撃を浴びせる。相手の顔が虹のように七色に変化する。
* 声 - 田中秀幸<ref name="cast" />
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、正義・悪魔・完璧超人による大戦後を好機と考え自ら動き出し、アイドル超人がいるキン肉星のマッスルガム宮殿、悪魔超人がいる魔界、完璧超人がいる超人墓場に強力な結界を張って閉じ込めるなど、オメガ・ケンタウリの六鎗客に協力している。笑い声は「ゲギョゲギョ」。ゴールドマンに見限られてからは文字通り影を潜めていたとされるが、ゴールドマンのことは「自我を取り戻したから用はない」とし、先の戦いで正義超人と好敵手関係で共闘する形を取ったゴールドマン=悪魔将軍と彼が率いる悪魔六騎士および7人の悪魔超人のことも、「もはや、我がかつて望んだ真の悪魔ではない」と吐き捨てて完全に決別した関係となっている。そして「真の悪魔となりうる一族」としてオメガ・ケンタウリの六鎗客に注目して、オメガの民を魔界とは別個の新たな悪魔超人軍に仕立てようと目論む。しかし、[[キン肉マンのタッグ#オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]]が[[キン肉マンのタッグ#フルメタルジャケッツ|フルメタルジャケッツ]]に敗れた後に現れて、オメガ・ケンタウリの六鎗客に手を貸していた理由はオメガマン・アリステラが自力で1憶パワーを超える[[超人強度]]を習得して[[超人墓場]]へ侵攻し、ザ・マンに対峙した時点で自らの新たな依り代としてアリステラの肉体を乗っ取って、ザ・マンを倒しオメガの民を利用してこの世を支配する為だったと真の目的を明かす。そして失敗したアリステラを始末しようと放った鉄の杭をマリキータマンに防がれ、直接アリステラたちを始末する為に実体化して襲い掛かるが、上空より現れた完璧超人始祖の一人ジャスティスマンにより妨害され、ジャスティスマンと交戦する。結果はジャスティスマンの陸式奥義ジャッジメント・ペナルティをくらって敗北し、実体が粉々になって恨み言を吐きながら姿を消すと同時に超人墓場など三ヶ所に張られていた結界も解除された。その後、ザ・マンによって今回に限ってサタンが実体化した理由が、成功すれば神にしてやると調和の神に唆されてザ・マンの所持するカピラリアの欠片(ピース)を奪い取る為であり、ザ・マンに敵わないまでもカピラリアの欠片を盗み出すことはできるだろうと考えた為であることが語られた。
サイコー超人軍団四天王の一人。過去にスニゲーターと対戦し、得意の変身能力で彼を震え上がらせ、1分で試合放棄させた。正当なテクニックの応酬においてもキン肉マンと互角に渡り合う実力者。
 
=== 天の女王 ===
キン肉マンと対戦し、蝶に変身しレインボー・ハンギングでキン肉マンを苦しめるもキン肉マンガムを利用した火事場の昆虫採集により失敗。さらに巨大な食虫植物に変身し体内でキン肉マンを溶かそうとするが、ウォーズマンに根が弱点であることを見抜かれ、火事場の綱引きにより根を体内にひきずりこまれて破られる。最後は変身が解けたところをキン肉バスターによって倒された。
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界<ref name="gc" />
* 超人強度 - 1億パワー<ref name="gc" />
* 初登場 - 夢の超人タッグ編(アニメ版のみ)
* 声 - [[鶴ひろみ]]
 
アニメオリジナルキャラクター。古代超人界の女神。品の良い絶世の美女であるという。日本列島がアフリカ大陸と陸続きだった数億年前、現在の[[摩周湖]]にあたる場所に黄金のトロフィーを携えて現れ、そこにピラミッドリングを出現させた。その後のアニメ版のキン肉星王位争奪編や『キン肉マンII世』では、その存在は言及されていない。
==== ガンガリアン ====
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 380万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - 堀秀行<ref name="cast" />
 
== 地球人 ==
サイコー超人軍団四天王の一人。銃を使って闘う。部下と共にテリーマン&ブロッケンJr.と闘うが、テリーマンのカーフ・ブランディングに敗れた。
=== 翔野ナツ子(しょうの ナツこ) ===
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}大阪市天王寺区
* 身長体重 - 160cm 42kg
* 年齢 - 不明
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 家族 - 夫 ザ・テリーマン、息子 テリー・ザ・キッド、義父 ドリーマン
* 声 - [[鶴ひろみ]] / [[平松晶子]](王位編)
 
雑誌『週刊HERO』の記者。テリーマンと恋仲になる。キン肉マンのことを「キンちゃん」と呼ぶ。二階堂マリとは当初犬猿の仲で、ケンカすれば「尻軽女!」と言われていたが、後に親友になる。テリーマンに群がるミーハーなファンのギャル達には容赦無い制裁を加えることもあり、テリーマンやスペシャルマンやロビンマスクも唖然としていた。ハンチング帽子にポロシャツ、[[オーバーオール]]という服装が多く、『キン肉マンII世』ではマリの養女の凛子から「関西弁を喋る超ダサイ女」とも言われるが、かなりの美人。口調は関西弁([[河内弁]])だが、アニメでは後にほとんど標準語で話すようになった。食欲も旺盛で、初登場時に[[牛丼]]を大盛りでお代わりしてキン肉マンたちから驚かれている<ref name="jc2-3">ゆでたまご「翔んでるナツコの巻」『キン肉マン 第2巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年5月15日、ISBN 978-4-08-851132-0、31-34頁。</ref>。第21回超人オリンピックの予選以降は、しばらくの間ほとんど登場しなくなるが、観客席や黄金のマスク編の扉絵などで時々テリーマンの傍らに姿を見せていた。王位争奪編後の読み切り作品で久々に再登場した時もテリーマンとの交際は続いており、完璧超人始祖編以降はテリーマンと[[婚約]]している関係となる。
==== チカーラ ====
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 1000万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - 北川米彦<ref name="cast" />
 
『キン肉マンII世』ではテリーマンの妻で[[テリー・ザ・キッド]]の母となり、アメリカで暮らしている(テリー姓を名乗っているかは不詳)。「究極の超人タッグ編」では出番が多い。
サイコー超人軍団四天王の一人。怪力自慢の肉体派。バッファローマンと対戦し、ハリケーンミキサーで倒された。
 
; 主な肩書き
==== ヘルナイト ====
: 散英社・『週刊HERO』編集部員
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 530万パワー<ref name="gc" /><ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - 郷里大輔<ref name="cast" />
 
; 異名
サイコー超人軍団四天王の一人。刀を使って闘う。部下と共に超人師弟コンビと闘うが、ロビンマスクのタワーブリッジに敗れた。
: 翔んでるナツコ
: 武闘派記者
: 週刊HERO名物記者<ref name="shot" />
 
=== 二階堂マリ(にかいどう マリ) ===
==== ポール王子 ====
* 種別 - サイコー超
* 出身 - デーモン星<ref name="gc" />{{JPN}}
* 身長体重 - 156cm 40kg<ref name="mari">{{Twitter status|yude_shimada|1088926082739269632}}</ref>
* 超人強度 - 50万パワー<ref name="gc" />
* 年齢 - [[塩屋翼]]不明
* 主な必殺技 - 天使の笑顔<ref name="mari"/>
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 声 - [[中島千里]] / [[井上美紀]](王位編、キン肉マンII世)
 
住之江幼稚園(アニメ1期ではひまわり幼稚園。2期に当たる王位争奪編では住之江幼稚園)の若い[[保育士|保母]]。キン肉マンやミートから惚れられているが、二人の好意には無関心で一人相撲状態(『キン肉マンII世』でキン肉マンとマリは想い合っていたのに互いに相手の気持ちに気付いていなかったことが判明)。キン肉マンは当初「マリちゃん」と呼んでいたが、後には「マリしゃん」と呼ぶ。原作では序盤のみの登場であり、アメリカ遠征編を最後に登場しなくなり、以降はヒロイン役はビビンバに取って代わられた。翔野ナツ子と一緒に登場することが多く、ケンカすれば互いに「尻軽女!」と罵り合い尻が宙に浮いてしまう。
ザ・サイコー超人の本拠地であるデーモン星の王子。マリに一目惚れしてヤマカーンたちに誘拐させた張本人。部下思いである反面、言ったことは覆さない主義。キン肉マンの活躍と友情を目の当たりにしたことで、自分がどれだけひどいことをしてきたのかを感じ入り改心。自爆装置で自害しようとするヤマカーンに「どうか死なないでほしい」と自決を取りやめさせ、キン肉マンに愛されるマリの幸せを称えた。そして自分もまた愛してくれる女性がいることに気づき、ヤマカーンの娘キリカと恋仲となった。[[キン肉マン消しゴム]]での名称は「プリンスデイモン」または「プリンス・デーモン」。
 
アニメではアメリカ遠征編以降もヒロインとして継続して登場している。当初は当時の原作描写通りキン肉マンに対して無関心だったが、超人オリンピック ザ・ビッグファイト編を機にキン肉マンの正式な恋人になり、ケンカ相手だったナツ子とも親友同士となった。原作では基本的に清楚な女性だったがアニメでは気の強い部分も頻繁に見せており、ナツ子との口論やキン肉マンのビビリに対して睨んだり、失言には肘打ちをくらわせて黙らせることもあった。難しい単語や歴史などの解説もし、教育者としての頭の良さを発揮。キン肉王妃とは嫁・姑のような関係ともなっている。キン肉星王位争奪編最終回でキン肉マンと婚約している。劇場版においても全ての作品に登場。
==== ザ・サイコー軍団 ====
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星<ref name="gc" />
* 超人強度 - 120万パワー<ref name="gc" />
 
『キン肉マンII世』では、実はマリもキン肉マンに惚れていたのが、キン肉マンの態度がよそよそしいと感じ(実際は違っていたのだが)、引っ込み思案なために想いも伝えられず、ビビンバの登場により自ら身を退き、海外で幼児教育の現場を勉強するため第21回超人オリンピックの直前に日本を離れたことを明かした。それから21年後、住之江幼稚園の経営者である父親が亡くなり、同幼稚園を継ぐことになって帰国。その後、幼稚園の前に捨てられていた赤ん坊を拾い、リング上では絶対に強くカッコ良かったキン肉マンにあやかり、リングのリンを取って凛子(リンコ)と名付け育てる。
ザ・サイコー軍団の一般戦闘員たちの総称。ヤマカーンを慕っており彼が負けた際は悲しんでいる様子を見せていた。ヤマカーンが言うには四天王以外にも比肩する実力者がいるとのこと。
 
『キン肉マンII世』のアニメ版では、一度はキン肉マンと婚約するまで思いを寄せたが、結果的には原作同様にビビンバの強い想いを見て自ら身を退いたことを明かした。
==== キリカ ====
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 声 - [[松島みのり]] / 二又一成(変装時)<ref name="cast" />
 
原作・アニメ共に『II世』で年月を経ても外見にあまり変化は見られず、若い容姿を保っている。
サイコー超人のひとりでヤマカーンの娘。男装し宇宙船のキャプテンになり済ましてマリを誘拐した。ポール王子に恋心を抱いており、彼の恋に報いるためマリを拉致するという複雑な役割を演じた。最後は改心した王子からその恋心に気づかれ、両想いとなる。父親のことは尊敬しており、左足を失った当時に「一対一の戦いはしないと約束してほしい」と心配していた。
 
; 主な肩書き
==== サイコー・ジョーズ ====
: 住之江幼稚園保母→園長(II世)
「正義超人キラー」と呼ばれる宇宙サメ。未だかつて逃げ切れた正義超人はいないというほど凶悪なサメで、敵味方見境なく食べてしまう。罠にかかったキン肉マンを呑み込むが体内から脱出され、ミンチにされて巨大なカマボコにされた後、マリによって料理されキン肉マンに食べられた。
 
=== 地獄中野和雄(なか極悪超人編 かずお) ===
* 種別 - 人間
==== ダーティバロン ====
* 種別出身 - 極悪超人{{JPN}}
* 身長体重 - 163cm 70kg<ref name="nakano">{{Twitter status|yude_shimada|1084092323770773504}}</ref>
* 出身 - 不明
* 超人強度主な必殺技 - 1500万パワー質に入れる<ref name="dvdnakano" />
* 年齢 - 40歳
* 主な必殺技 - 96の殺人技
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
*; バロンバスター、バロンドライバー、バロン風林火山
* 家族 - 妻 中野公子
*: キン肉マンの技への返し技。キン肉バスター、キン肉ドライバー、風林火山とほぼ同一の技だが「キン肉マンよりスケールが大きく強烈」らしい。
* 声 - はせさん治 / [[大竹宏]](代役・50〜58話、テレビスペシャル) / [[千葉繁]](王位編) / [[龍田直樹]](キン肉マンII世)
*; ダーティ大車輪
*: 空中で相手の頭と足をとらえ、高速で回転する。再戦時には連続キックで相手の体を回転させる技になっていた。
*; ダーティ・デビルサッカー
*: ロープの反動を利用し、跳ね返ってきた相手を何度も蹴り続ける技。
*:; 死のゴール
*:: ダーティ・デビルサッカーの止めに使う派生技。相手を上空へと蹴り上げ、落ちてきたところに首を狙って蹴り飛ばしコーナーポストに後頭部を激突させる。
* 声 - [[郷里大輔]]
 
通称'''アデランスの中野さん'''。あだ名の通り[[鬘|カツラ]](安物なので裏は鉄製)。超人格闘技の大ファンで、イベントがある度に妻の'''中野 公子'''(なかの きみこ、出身 - {{JPN}}、身長体重 - 不明、年齢 - 24歳、声 - 山口奈々)を[[質屋]]に入れている<ref group="注釈">夫の和雄と共に第1次怪獣退治編では怪獣に殺される描写もギャグ的で、何事もなかったように再登場を繰り返す。また、夫同様に彼女にも世界中にそっくりな遠縁がいる。</ref>。幼稚園児の「'''カズ坊'''」が中野和雄の息子という設定もある。また、話によっては'''[[キューピー]]頭の息子'''が存在することもある。
極悪超人のリーダー。バッファローマンと血を飲みあった義兄弟。自らを極悪超人界の正義超人と称するが、最終話では本性を現し自らを悪と名乗った。
 
アニメでは(のちに原作でも)解説者も務め、各シリーズで前回のあらすじを紹介している。また、王位争奪編では次回予告も担当。
正義の剣を手に入れるため、正義超人になりすましキンモク星へと現れる。「牛丼に飽きたのでステーキを選ぶ」といった点以外は完璧にキン肉マンになりすましていた。キン肉マンのボケにのったりツッコミを入れたりするなどユーモラスな一面もある。
 
中野一族は原作・アニメ共に世界中にそっくりな遠縁がいると説明されてもいる<ref name="shinseki">ゆでたまご「ここが気になる!肉+特集01 超人レスリングの熱烈ファン!? 地球人大紹介!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』54頁。</ref><ref name="shinseki2">劇場版『[[キン肉マン ニューヨーク危機一髪!]]』での本人言及より。</ref>。ハワイにいる親戚は日系II世の超人で、名前は「'''カズ・ナカーノ'''」という。カズ・ナカーノ(身長体重は中野さんと同じ。超人強度は不明。やはりカツラである)は世界超人協会ハワイ支部でのマネージャーと案内係を兼務し(アニメでは原作でタザハマさんの遠縁として登場したタザハーマに代わって試合の解説も担当していた)、ハワイ到着時からドーロ・フレアースの待つアメリカ本土へ渡るまでキン肉マンやミートと同行した事がある。
キン肉マンと戦うがリングとなった火山が噴火したため引き分けとなる。バロンは火山の中に消えて生死不明となる。その後マグマの底に用意しておいた黒いロングホーンを使い、極悪超人7人がかりの「地獄のピラミッド」によってバッファローマンを極悪超人へと引き戻した。
 
当時のゆでたまご担当編集者[[中野和雄]]がモデル。[[スター・システム (小説・アニメ・漫画)|スター・システム]]的に色々な設定で至る所に登場している(例えば、第1次怪獣退治編で死亡描写があっても、次の登場で何事もなかったように姿を見せてコミカルに振舞っている。また、人間としてだけでなく、他の動物や宇宙人や超人として[[モブキャラクター]]的に中野さんの顔や姿が描写されるシーンも少なくない)。アニメ登場の際に[[アデランス|アデランス社]]に名称使用の許可を取っている<ref>DVD『キン肉マン』Vol.1収録「『キン肉マン』DVDスペシャルインタビュー」より。</ref>。
再戦時には、キン肉マンの48の殺人技に対抗した96の殺人技を使いキン肉マンを苦しめるが、自分の技ではなくロビンマスクのタワーブリッジで反撃されたため切り返しができず、KO寸前まで追い詰められたが、呼び寄せたバッファローマンと入れ替わり窮地を逃れる。しかしバッファローマンのロングホーンが正義の剣によって切り落とされ、飛んで来たロングホーンが突き刺さりワイルドバクトと共にどこかへ吹き飛ばされる結末を迎えた。
 
; 主な肩書き
: 超人格闘技解説者
: 集英社・『週刊少年ジャンプ』編集部員
: 散英社・『週刊HERO』編集部員
: 大江戸スポーツの和雄さん
; 異名
: [[アートネーチャー]]
: 棺桶配達人ダーティバロン
: 世界に羽ばたく[[アデランス]]
 
=== 吉貝(よしがい)アナ ===
==== ワイルドバクト ====
* 種別 - 極悪超
* 出身 - 不明{{JPN}}
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 630万パワー<ref name="dvd" />
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技
* 初登場 - 第20回超人オリンピック編
*; バクトトランプ
* 声 - 戸谷公次 / [[大場真人]](キン肉マンII世)
*: 自らの体を消し、ダイヤモンドの切れ味を持つ何枚ものトランプとなって相手の体を切り刻む技。本体はトランプの中の一枚である。
*; 夜霧の神経衰弱
*: トランプの嵐で相手を包み、一枚のトランプの中へ閉じ込めてしまう。その後は神経衰弱の要領でカードを選びながら引き裂いていき、じわじわと追い詰めていくという公開処刑と言える技。
* 声 - 水鳥鉄夫<ref name="cast" />
 
超人格闘技の実況[[アナウンサー]]。名前は『キン肉マンII世』で判明。当初から「あ―――っと!」(あ〜〜〜と!)「お―――っと!」が口癖で、落下技の最中でも長々とした技の説明を言い切ってしまう熱血漢。ボケるタザハマ(アニメでは中野さん)にツッコミを入れる役でもある。王位争奪編以降はあまり姿が描かれなくなるが、実況はほぼ全ての試合において担当し続けている。ダメ超人時代のキン肉マンに対しては毛嫌いしていた面もあり、彼が一流超人に成長してからは敬意を払うようにもなった一方で、時折見せるわがままなキン肉マンの言動や行動には変わらず辛辣なコメントもしていた(キン肉マンの性格や実力について、その場の現象的には言い表せてもいるが、最終的にはキン肉マンが友情パワー等で実力も示しているので、吉貝アナの実況時の感想が全て的確というわけではない)。中野一族同様に吉貝アナも原作・アニメ共に世界中にそっくりな遠縁がいて<ref name="shinseki2" />、特に'''ハワイにいる遠縁のアナウンサー'''は、キン肉マンを実況時に執拗に侮蔑して私情を挟みまくるなど実況アナウンサーとして公平さに欠ける性格をしていた。その他にも容姿の似た人物がキン肉マンの'''牛丼愛好会副会長'''としても登場している。
極悪超人のサブリーダー的存在。テリーマンと対戦し、一度は劣勢に追い詰められる。しかし正義の剣が見せたバッファローマンの黒いロングホーンの存在を見てテリーマンガ驚愕したため難を逃れ、必殺技「夜霧の神経衰弱」を駆使して勝利する。骨がなく鍛え上げた筋肉が骨の役目を果たしている。攻打撃的な攻撃に対しては強い耐性を持つが、関節技で同じ個所を執拗に攻められると千切れかねないという危険性もある。極悪超人の中ではダーティバロンと共に最後まで生き残ったが、最後は共に正義の剣の力によってどこかへ吹き飛ばされた。
 
初代アニメでは原作より細身で[[アデランス]]を着用しているシーンがある。王位争奪編では'''瀬木具地(せきぐち)アナ'''(声 - 平野正人)が実況を担当しているために、吉貝アナは何度か中野さんや瀬木具地アナと並んでエキストラ的な顔見せで姿が描かれたのみである。
; 異名
: 夜霧のワイルドバクト
 
作者のゆでたまごの上京時代の友人がモデル<ref>ゆでたまご『生誕29周年記念出版 肉萬 〜キン肉マン萬の書〜』集英社、ISBN 978-4-08-908081-8、106頁。</ref>。
==== ジライヤー ====
* 種別 - 極悪超人
* 出身 - 不明
* 超人強度 - 550万パワー<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 分身攻撃、地獄の頭突き
* 声 - [[銀河万丈]]<ref name="cast" /><!-- / 田中秀幸(134話) -->
 
; 主な肩書き
全身が機械で覆われている極悪超人。5対3の変則タッグマッチにてロビンマスクと対戦する。手からのビームや分身でロビンを苦しめたが、「変形タワーブリッジ」により共にスカイデビルの谷底へ転落した。
: 超人格闘技実況アナウンサー
 
=== アリサ・マッキントッシュ ===
; 異名
* 種別 - 人間
: 地獄のジライヤー
* 出身地 - {{GBR}}
* 身長体重 - 162cm 41kg
* 年齢 - 26歳(初登場時。当初は不詳だったが、後にロビンマスクとは大学時代での同期生と判明)
* 初登場 - 第20回超人オリンピック編
* 家族 - 夫 [[ロビンマスク]] 息子 [[ケビンマスク]] 父 ポール・マッキントッシュ 母 バネッサ・マッキントッシュ 義父 ロビンナイト 妹 ローラ(アニメ版のみ)
* 声 - 中島千里
 
ロビンマスクの妻。そばかす顔が特徴。超人オリンピックチャンピオンのコンパニオンをしていた時にロビンマスクと結婚した。
==== グドン ====
* 種別 - 極悪超人
* 出身 - 不明
* 超人強度 - 600万パワー<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 怪力
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
 
アニメ版ではロビンマスクとの世界放浪中に体調を崩して死亡したとされ、代わりに妹のローラ(声優 - [[中野聖子]])が第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトの決勝戦時に登場する。
怪力自慢でフンドシ姿が特徴。5対3の変則タッグマッチにてジライヤーと戦うロビンマスクを押さえつけるが、ロビンマスクの「変形タワーブリッジ」によりジライヤー共々スカイデビルの谷底へ転落した。
 
原作ではアメリカ遠征編以降消息不明となったロビンマスクを探して世界中を放浪し続けていた。「7人の悪魔超人編」で再登場した際にロビンの死にショックを受けるが、後に復活したロビンと再会して『キン肉マンII世』で[[ケビンマスク]]の母となって、イギリスに帰国して暮らしている。
; 異名
: 遠慮はいらない怪力グドン
 
ロビンマスクの過去を描いた『キン肉マンII世』「倫敦(ロンドン)の若大将編」でフルネーム・ロビンマスクと恋人として付き合っていた時期・実家等が判明した。銀行家ポール・マッキントッシュの娘で、ロビンマスクとは同じ[[オックスフォード大学]]時代からの恋人同士。
==== バラッキー ====
* 種別 - 極悪超人
* 出身 - 不明
* 超人強度 - 580万パワー<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 分離攻撃、地獄の渦巻き
* 声 - 堀秀行<ref name="cast" />
 
『キン肉マンII世』「究極の超人タッグ編」ではアリサ・ロビン。ロビンマスクの代わりに時間超人に重傷を負わされ昏睡状態に陥るが、ウォーズマンのデバイスチップで回復した。未来の息子ケビンマスクの戦いを最後まで見守った(『キン肉マン』の「夢の超人タッグ編」では描かれていなかったが、ロビンマスクの傍らで共に決勝戦を観戦していたことが判明した)。
「死神の七つ道具」を使い、体を分離させ闘う。5対3の変則デスマッチにて生き残ったブロッケンJr.と対戦。リングを破壊し、ブロッケンJr.を窮地に追い込むが、ベルリンの赤い雨で頭部を真っ二つにされて敗れた。
 
; 主な肩書き
; 異名
: 超人オリンピックチャンピオンコンパニオン
: 死神バラッキー
: オックスフォード大学ラグビー部マネージャー<ref name="spc29-56">ゆでたまご『キン肉マンII世 29』集英社〈スーパー・プレイボーイ・コミックス〉、2005年8月24日、ISBN 978-4-08-857450-9、56頁</ref>
 
==== ビッグタザハグナムヒロシ ====
* 種別 - 極悪超
* 出身 - 不明{{JPN}}
* 身長体重 - 170cm 88kg
* 超人強度 - 450万パワー<ref name="dvd" />
* 主な必殺技年齢 - 不明
* 初登場 - 第20回超人オリンピック編
* 声 - 戸谷公次<ref name="cast" />
 
老年の超人格闘技解説者。何十年にも渡って、何千もの試合の解説をしてきたベテラン解説者で超人についての造詣も深いが、よくボケをかましたりして吉貝アナやキン肉マンなど他者からツッコミ形でしばかれることも多い、ひょうきんな人物でもある。解説時に「私は絶好調ですよ」と上半身裸で[[腹筋]]運動に精を出すなどギャグ描写ながらも体力に自信がある事を示唆するシーンもある。[[ウォーズマン]]に首を捥がだティーパックマンのティーカップ型頭部に入った紅茶を「こりゃいける」と飲んだり、[[#イカデビル|イカデビル]]、[[#ウナギマン|ウナギマン]]、[[#サザエキング|サザエキング]]、[[#ザ・ダンシャク|ザ・ダンシャク]]がガソリンプールの炎で焼死した際、彼らを食材・料理扱いして「美味そうですな」と発言する、ゲスト解説に来たミートに馴れ馴れしい態度で[[おちんちん|陰部]]を晒すセクハラに及ぶなど、ボケをかます形で超人に対して非常識な行動や言動も見られる。逆に、ブロッケンJr.がラーメンマンへの挑戦状と投げたウォッチマンの壊れた残骸がラーメンマンの頬をかすめて後ろにいたタザハマの顔面に直撃したり、解説時に横にいたキン肉マンが興奮のあまりに振りかざした肘が誤って顔に当たったりと、とばっちりを受けるギャグ描写シーンも少なくない。しかし、7人の悪魔超人編でテリーマンが生死不明になりかけた際は、辛くても真実を伝えようと解説者としての矜持を彼なりに示すなど、ひょうきんで非常識なだけではない真面目な面も見せた。
5対3の変則デスマッチでのウォーズマンとブルドッキーの試合に乱入するが、ウォーズマンの必殺技「シベリアの地吹雪」により道連れにされる。
 
悪魔超人編以降は次第に画面に写らなくなるが、夢の超人タッグ編やキン肉星王位争奪編でも最後まで全ての試合を吉貝アナと共にリングサイドの実況席で見届けていたとのことで<ref>『キン肉マン 77の謎』 117頁。</ref>、『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」でもキン肉マンを見送っている。『キン肉マンII世』の究極の超人タッグ編にも登場。中野さんと解説席で入れ替わったりもする。
; 異名
: 掟破りのビッグマグナム
 
完璧超人始祖編以降も顔見せ程度だが登場し、最初はキン肉マンの隣で牛丼を食っていたが、その後解説席に座っている。オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、サグラダ・ファミリア特設リングでの試合を吉貝アナと上空でヘリコプター内から実況し、ヘイルマンと対戦するティーパックマンを観て再び紅茶を欲しそうな表情を浮かべていた。
==== ブルドッキー ====
* 種別 - 極悪超人
* 出身 - 不明
* 超人強度 - 480万パワー<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 地獄技・千人噛み殺し
* 声 - 二又一成<ref name="cast" />
 
日本だけでなくアメリカなど海外に出向いて超人レスリングを解説することもあるが、同時に中野さんや吉貝アナ同様ハワイに「'''タザハーマ'''」という容姿もひょうきんな性格もそっくりな遠縁がいる。第21回超人オリンピック終了直後の「超人オリンピック総集編の巻」では第20・21回大会の試合の中から自身が選んだ名勝負をベストバウト(最高試合)として順位を付けて次点11位付きで10位まで発表している<ref>ゆでたまご「超人オリンピック総集編の巻」『キン肉マン 第9巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年7月15日、ISBN 978-4-08-851139-9、178-182頁。</ref>。アニメでは超人オリンピック編や七人の悪魔超人編で観客として顔が描かれたのみで、解説者としての登場や台詞は無い。モデルはプロレス評論家の[[田鶴浜弘]]<ref>{{Cite web |date=2012-06-18 |url=https://twitter.com/yude_shimada/status/214476080503984128 |title=Twitter / yude_shimada: スゲー写真見つけ... |accessdate=2012-06-18}}</ref><ref name="shinseki"/>。
血の気の多い性格で、一度噛みついたら決して離れないという。5対3の変則デスマッチでウォーズマンと対戦し、武器である牙をベアークローにより折られる。最後はウォーズマンの必殺技「シベリアの地吹雪」により共に谷底へ転落した。
 
; 主な肩書き
: 超人格闘技解説者
; 異名
: 世界に羽ばたく解説者
: 千人噛み殺しのブルドッキー
 
=== 番外編与作(よさく) ===
* 種別 - 人間
* [[キン肉マンII世の登場人物#その他の超人|クァン]]
* 出身 - {{JPN}}
* [[ケビンマスク]]
* 身長体重 - 157cm 52kg<ref name="yosaku">{{Twitter status|yude_shimada|1099554986378244097}}</ref>
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - 見てはいけないものを見てしまった目撃証言<ref name="yosaku"/>
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 声 - [[水鳥鐵夫|水鳥鉄夫]]、龍田直樹(CM [[眠眠打破]]VSキン肉マン 夢の超人タッグ篇)
 
初期から登場している脇役の一人。訛りのある口調で話す。目立ちたがり屋であり、よくテレビに映りたがる中年男性。特技(趣味)は裸踊り。映画『ロッキー』に影響され、キン肉マンのボクシングのコーチを務めたこともあった。キン肉星王位争奪編では姫路城内の清掃員として、ロビンマスクにモップの繊維部分をバラクーダに変装するカツラとして利用されたり、入場の際に不意打ちされた本物のバイクマンを発見したりしている。
=== ブートン ===
* 種別 - 超人
* 出身 - ウィーク・ポイント星
* 身長体重 - 230&nbsp;cm 400&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 100万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - 番外編「ロビン・メモの巻」
 
医者やレフェリーや売店の店員や入場口の切符売りなど似た容姿の人物が時々登場するが、与作さんとしての口調だったり、普通に共通語で話したりなど、同一人物の場合だったり別人の場合だったり場面ごとに異なる描かれ方をしている。ビビンバの父でホルモン族長老のホルモン・ヤーキも素顔は与作と似ている。アニメでは「どこにでも出てきて何にでもなる与作さん」と呼ばれるほど、原作以上に様々なところで神出鬼没に登場し、牛丼屋の店主だったり、解説やゴングマンなども務めた。また、キン肉マンの決めゼリフ「へのつっぱりはいらんですよ!」にどこからともなく地面の中からも現れ、「言葉の意味はよく分からんがとにかくすごい自信だ!」と驚く役でもある。怖いものを見ると「オラ見てはならねえものを見てしまっただ」と腰を抜かす。セリフの最後に「〜ぜよ」と付ける癖がある。キン骨マンとイワオが拘禁されている牢獄の看守としても登場し、家族を養っているような言動も見せる一方で独り者のような雰囲気も出しているため正確なところは不明。男気を見せるところもあり、テンドーンの恋人を助けてキン肉マンへの怨みを晴らすのに一役買ったり、超人同盟の卑劣な策でロビンマスクが崖から落ちた時はキン肉マンたちに加勢してキン骨マンと殴り合いを繰り広げた。劇場版『[[キン肉マン 大暴れ!正義超人]]』では、牛丼屋の店長のまま「忙しい忙しい」と呟いて空中飛行しながらキン肉マンの家のテレビのブラウン管からアメリカ・テキサスのテリーマンの牧場へワープするなど、ギャグ漫画演出ながら人間離れした描写もある。『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では、第一期の声優、水鳥鐵夫の死去の際にはブロッケンJr.と共に追悼記念の扉絵が掲載された。
各超人の弱点が詳細に記された「ロビン・メモ」を奪い、その著者であるロビンマスクも誘拐し、ウィーク・ポイント星に正義超人たちを誘い出した。彼らの弱点を付いて攻撃するが、最終的には正義超人たちの合体技「超人サザン・クロス」によって敗れた。手に持つ金棒が正体。
 
完璧超人始祖編では教師として登場。銀閣寺で修学旅行の生徒を引率していた。
劇場版『[[キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人]]』ではハイドラブートンとして登場する。
 
; 主な肩書き
=== BUKIボーイ(ブキボーイ) ===
: 超人レスリングチケットセンター事務員
* 種別 - 残虐超人
: 日本名城清掃員
* 出身 - {{BRA}}
: 牛丼屋店長(アニメ版)
* 身長体重 - 190&nbsp;cm 80&nbsp;kg<ref name="zukan" />
: 超人レスリング試合ゴングマン(アニメ版)
* 超人強度 - 97万パワー<ref name="zukan" />
: 超人刑務所刑務官(アニメ版)
* 主な必殺技 - 武器・雷槌(いかずち)落とし、幻惑瞼
* 初登場 - マッスル・リターンズ
 
=== シャイアン族長 ===
第1回超人究極(アルティメット)チャンピオンシップに、彗星のごとく現れた新世代超人。BUKI家(ブキけ)の出身で、返し技を極めた格闘技「グレート躰術」と、相手に技を出させる催眠術のような眼光「幻惑瞼」を使う。友情パワーを信じず「今どきはやらない」と嘲笑する。ウォーズマン、バッファローマン、テリーマンの3大正義超人を難なく破って優勝し、挑戦者を募る。負傷を押して立ち向かったロビンマスクを攻め立てるが、5年ぶりに復帰したキン肉マンとの対戦になる。火事場のクソ力により無意識に繰り出す技は読めなかったものの、隙を突いて攻め立て武器・雷鎚落としで勝負を決めようとする。しかし仲間たちや大観衆の声援に奮起したキン肉マンに技を止められ、最後はキン肉バスターを受けて敗れた。
* 種別 - 人間 / [[チェロキー|チェロキー族]] / [[ネイティブ・アメリカン]]
* 出身 - {{USA}}・オクラホマ
* 身長体重 - 204cm 115kg
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - アパッチのおたけび、トマホークチョップ、チェロキー族に伝わる祈禱・呪術
* 初登場 - 夢の超人タッグ編
* 声 - 北川米彦<ref name="cast" />
 
ジェロニモの故郷であるチェロキー族の長。孤児だったジェロニモとその妹を自分の子同様に育てた。五重のリングでの死闘で倒れ、蘇生はしたが廃人同然のジェロニモを超人として転生させるため、人間界と超人界それぞれの神に引き合わせる。
; 異名
: グレート躰術の達人<ref name="shot" />
 
当初は「シャイアン[[酋長]]」と呼ばれていたが、後に「族長」に修正されている。アニメオリジナルの「ザ・サイコー超人の挑戦編」では、病気になったためジェロニモが酋長の座を継いでいる。
=== ミハイルマン ===
* 本名 - ミハイル・ボルコフ
* 種別 - 正義超人→残虐超人
* 出身 - {{SSR}}
* 身長体重 - 205&nbsp;cm 200&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 65万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - ウォーズマンビギンズ 仮面の告白!の巻
 
=== ポール ===
ウォーズマンの父親。超人レスリングの東ヨーロッパチャンピオンだったが、永遠の強さを手に入れるためチェコに渡り機械超人になる手術を受ける。機械超人となった後もチャンピオンとして活躍を続け、妻との間に息子のニコライ(ウォーズマン)を儲ける。しかし遠征先での試合中に機械が異常を起こし、対戦相手とレフェリーを惨殺してしまう。我に返った後、自らの行いに対する報いとして自爆装置を起動、リング上で爆死した。
* 種別 - 人間
* 出身地 - {{GBR}}
* 身長体重 - 不明
* 年齢 - 不明
* 初登場 - 完璧超人始祖編
 
悪魔超人アトランティスを応援する、純真無垢な少年。ロンドン・テムズ川で、アトランティスとマーリンマンの試合を父親と一緒に観戦した。
; 異名
: 最強最高の機械超人<ref name="shot" />
 
=== バックランド ===
; プロフィール
* 種別 - 人間
: 家族 - 妻 ナターシャ 息子 ニコライ([[ウォーズマン]])
* 出身地 - {{flagicon|USA}} [[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[テキサス州]][[アマリロ (テキサス州)|アマリロ]]
* 身長体重 - 不明
* 年齢 - 不明
* 初登場 - アメリカ遠征編
 
テリー牧場でテリーマンの祖父・シニアマンの代から蹄鉄師をしている老人。左足を失ったテリーマンやマシンガン号に精巧な義足を作った。その後、7人の悪魔超人が現れる前にテリーマンのために改良版の義足を作ったが、完璧超人始祖編の3年ほど前に亡くなっている。テリー牧場では、バックランドの他に'''バス'''、'''スタン'''の2人のアメリカ人が働いていて、スタンは『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」の頃には、テリー牧場の隣に新たな牧場を立地している。
=== カマーンダス ===
* 種別 - ロボ超人
* 出身 - {{SSR}}
* 身長体重 - 215&nbsp;cm 220&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 105万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - ウォーズマンビギンズ 仮面の告白!の巻
 
=== パンダマン ===
ウォーズマンと共にソ連・SKGBの訓練施設「ヴォルク・コームナタ(狼の部屋)」に身を置いた超人。過酷な特訓の中、ウォーズマンと共に励まし合ってきたが、その正体はロボ超人兵士の「ドヴァ(2号機)」であった。性格は無慈悲にして無秩序であり、SKGBを脱走したウォーズマンに対して情け容赦なく右腕のチェーンソーの刃を向けた。しかし[[ロビンマスク#バラクーダ|バラクーダ]]によって氷の精神を叩き込まれたウォーズマンのベアークローで胴体を貫かれ、パロ・スペシャルで両腕を引きちぎられて敗北。
* 本名 - 不明
* 種別 - 人間 / 正義超人(表向き)
* 出身 - {{JPN}}(人間として)
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - なし(正体は人間のため)
* 年齢 - 不明
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 主な必殺技 - 不明
 
怪獣を30秒で倒す正義超人(スーパーヒーロー)として有名だが、作中でもあくまでテレビの[[特撮]]番組上の架空の存在であり、正体は人間で当時学生だった役者志望の青年がバイトとして着ぐるみでテレビの撮影、サイン会やショーに出演しているだけ。遊園地のショーでダメ超人時代のキン肉マンに勘違いされて、卍固めを複雑にしたわけの分からない技・キン肉スペシャルをかけられてしまう。ただし、その後も人気はさほど衰えておらず、バイト学生は引き続き着ぐるみのテレビドラマの特撮に出演を続け、ナツコが担当する雑誌『週刊HERO』でパンダマンとテリーマンとの対談なども企画されていた。
完璧超人始祖編で悪魔将軍が超人墓場に侵入した際には、禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ)での労役を課されていた。
 
完璧超人始祖編以降も、この青年は子供たちへのサービスとして、超人委員会が主催する本物の正義超人のステージイベントに表向き本当に存在している超人として着ぐるみで参加している。
=== マシンガン号 ===
* 種別 - 馬
* 初登場 - ザ・マシンガンズ 空白の三日間
 
=== 赤岩(あかいわ)刑事 / 五分刈(ごぶがり)刑事 ===
テリーマン牧場で飼われているテキサス一気性の荒い暴れ馬。その疾さとパワー、機関銃のような迫力からマシンガン号の仇名が付けられた。元は人間を乗せるのが大好きな馬だったが、人間の仕掛けた罠にかかり義足となった後は人間を全く信用しない荒馬となった。キン肉マンはテリーマンにアメリカ超人タッグ選手権のパートナーになる条件として、この馬に乗って15マイル先の川まで水汲み50往復するよう言われ、最終的にマシンガン号とも心を通わせ成功させる。
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}
* 身長体重 - 不明
* 年齢 - 不明
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 主な必殺技 - 喧嘩殺法五分刈スペシャル(アニメ版)
* 声 - 戸谷公次
 
赤岩軍団を率いる城西署の刑事で、初期に2話のみ登場。部下たちからは「赤さん」と呼ばれる。
=== ヒガンテマン ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{PER}}
* 身長体重 - 220&nbsp;cm 185&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 90万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ヒガンテ・クラッシュ
* 初登場 - キン肉マン外伝 ベンキマン 〜失われたインカの記憶〜
 
アニメ版では'''五分刈'''という西隅田川署の刑事であり、“五分刈のダンナ”とも呼ばれる。事件が起こると部下の五分刈軍団を率いて登場する。マシンガンを乱射する癖があるが情に厚く涙脆い一面を持ち合わせ、試合中に感涙することもある。口癖は「○○の風が身に凍みるぜ……(○○にはその場所の地名などが入る)」。初期はキン骨マンたちを追いかけていたが、いつの間にか仲良くなりギャグキャラクターとして共にレギュラー化した。
ペルー超人レスリング界の新星。第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトペルー予選準決勝で銅ベルマンを秒殺した実力者だが傲慢な性格であり、オリンピックに優勝して名声を得た後はすぐに引退して超人界初の大統領になる予定でいた。政界進出の暁に[[ナスカの地上絵]]を消して一大レジャー施設の建設を企むが、セコンドの少年マルコに反対されたため彼を痛めつける。そして予選最終戦において、子供に手をあげたことに怒ったベンキマンの恐怖のベンキ流しにより便器に流されて敗北する。デザインは中世のスペインの軍隊から着想を得ている<ref name="rough" />。
 
『II世』の究極の超人タッグ編で、アニメ版に近い容姿にて観客席に再登場。
; 異名
: エロエ・ポプラ<ref name="shot" />
 
; 主な肩書き
=== タイラント ===
: 城西署所属(アニメ版では西隅田川署所属)
* 種別 - 残虐超人
* 出身 - クッピン星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 220&nbsp;cm 185&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 910万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 暴君暴風落とし
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
=== やまのて私鉄(してつ) ===
その昔クッピン星の何千人もの民を殺してきた残虐超人。奇跡の救世主ミュースマンに倒され100万年間幽閉されていたが復活し、部下たちと共に再び暴虐の限りを尽くす。クッピン星を訪れたキン肉マンをミュースマンの子孫だと断定し勝負をするが、キン肉バスターの前に敗れる。モチーフは[[バリ島]]の神の仮面<ref name="rough" />。
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}
* 身長体重 - 167cm 79kg
* 年齢 - 不明
* 初登場 - 第21回超人オリンピック編
 
スキンヘッドの超人格闘技解説者。第21回超人オリンピックトーナメントBブロック解説を二回戦まで担当。一回戦では椅子も無い所で立膝で実況していた。ウルフマンの合掌捻りで投げられて自分の方向に飛んできたキューブマンに思わずボール代わりのヘディングをして遊んでしまうなど、タザハマや中野さんに負けないくらいのお茶目な性格。一方で、Bブロックの試合が[[甲子園球場]]のラッキーゾーンを間借りしたリングで行われることに腹を立てているキン肉マンから八つ当たりのスリーパーホールドを掛けられたり、キン肉マンとキングコブラとの試合でキン肉マンをロウかためのうえで蛇に噛みつかせようとしたキングコブラへキン肉真弓に私鉄の頭を押さえつけながら「やるんなら私鉄の頭をかじれ!!」と言われて「コラ!コラ!」と私鉄がツッコミを入れるなど、タザハマ同様にボケたとばっちりも受けている。この時実況[[アナウンサー]]を担当したのは'''松井(まつい)アナ'''で、二人ともアニメには未登場。完璧超人始祖編では共に回想シーンにて登場している。
=== バラック ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - クッピン星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 172&nbsp;cm 68&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 1万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
; 主な肩書き
クッピン星の若者。ミュースマンの伝説を信じており、地球で入手したキン肉マンのマスクをミュースマンのマスクだと思い込む。マスクをかぶってタイラントに挑むが返り討ちに遭い、ピンチのところをマスクを追い求めてやってきたキン肉マンに救われた。服装は[[サイエンス・フィクション|SF]]調を意識してデザインされている<ref name="rough" />。
: 超人格闘技解説者
 
=== 土偶マンシルベスター・スズキ ===
* 種別 - 残虐超
* 出身 - {{JPN}}
* 身長体重 - 120&nbsp;cm→190&nbsp;cm 60&nbsp;kg<ref name="zukan" />不明
* 主な必殺技 - 不明
* 超人強度 - 30万パワー
* 年齢 - 27歳不明
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 主な必殺技 - 土偶パンチ
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
超人格闘技の実況[[アナウンサー]]。名前はアメリカ遠征編で判明。キン肉マンのマスク顔に負けない大きさの分厚い唇が特徴。日本の雑誌・漫画の編集者としても登場し、中野さんや与作さん同様に神出鬼没なところもある。親類筋か他人のそら似かは不詳だが、「'''HARUHICOMAN(ハルヒコマン)'''」<ref name="zukan" />という容姿がそっくりな人類タイプの格闘家超人<ref group="注釈">超人強度などのデータプロフィールは不詳。</ref>も存在する。アニメでは超人オリンピック編などで観客として姿が何度か描かれたのみで、特に台詞は無い。
タイラントの部下。素体は120cmだが、戦闘時は190cmまで巨大化し筋肉質になる<ref name="zukan" />。
 
; 主な肩書き
=== ハンマーヘッド ===
: 超人格闘技実況アナウンサー
* 種別 - 残虐超人 / 完璧超人<ref name="zukan" />
: 集英社・『週刊少年ジャンプ』編集部員
* 出身 - {{DEU}}・ミュンヘン
: 散英社・『週刊HERO』編集部員
* 身長体重 - 186&nbsp;cm 115&nbsp;kg
* 超人強度 - 126万パワー
* 年齢 - 28歳
* 主な必殺技 - 釘打ちココバット
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
=== ゆでたまご ===
タイラントの部下。
{{see also|ゆでたまご}}
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}・大阪
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
 
『キン肉マン』の作者[[ゆでたまご]]本人。現実では嶋田隆司、中井義則の共同筆名だが、作中では一人の人物として扱われている。作中、キン肉マンが見ていたテレビ番組で「今日のマンガ家」としてインタビューをうけており、ミートは「世の中にこんなハンサムな人がいたのか」と表現したが、それ以外では帽子をかぶった二頭身のキャラクターとして描かれることが多い。このキャラクターは「ゆでたまごちゃん」という名前で、嶋田と中井の顔を合体させたもの。[[扉絵]]などでもたびたび顔を出し、第20回超人オリンピックでは観客のブーイングに紛れて『[[MBSヤングタウン#水曜日|MBSヤングタウン水曜日]]』で梅干しを食べたことを[[嘉門達夫|笑福亭笑光]]へアピールするなど私信も発している。
=== ブラック・シップ ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{flagicon|ASA}} アメリカ合衆国([[アメリカ領サモア|サモア]])<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 228&nbsp;cm 196&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 98万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 喉輪落とし
* 初登場 - キン肉マン 超人列伝 ウルフマンの巻
 
; 主な肩書き
世界超人相撲ファイティングチャンピオンシップ10連覇を果たしたアメリカ相撲超人。自分の挑戦を避け続けていたウルフマンの引退[[断髪式]]に乱入し、カナディアンマン、スペシャルマン、ミートを痛めつけた上でウルフマンを挑発し勝負に持ち込む。試合ではウルフマンを追い込むが、日本超人の底力を発揮したウルフマンの合掌ひねりにより逆転負けする。
: マンガ家
 
=== ドン・ピカーデリカオーネ ===
; 異名
* 種別 - 人間
: 無敵のアメリカ相撲超人<ref name="shot" />
* 身長体重 - 不明
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 声 - 岸野一彦
 
頭がツルツルとハゲで毛が1本しかない中年の人間。初期にはかなりの頻度で端役として登場。ただし、同一人物としての登場ではない(中野さんと同様)。人間ではなく超人として登場するシーンもある。地球防衛軍長官として初登場。防衛軍長官時には直属の部下が二人登場している。第20回超人オリンピックでは時々観客として観客席におり、カレクックに食べていた牛丼を奪われ文句を言っていた(アニメでは与作さんに変更。原作でも与作さんは該当シーンに登場してカレクックに別の弁当を奪われたが、特に文句は言っていない)。アメリカ遠征編ではロバート(人間)の父親として登場し、画家に扮しても登場(画家時はキン肉マンにジャマされていた)。また、超人として空中で3人に分身して審判をやったこともある。7人の悪魔超人編では超人ドクター役で2回登場し、1回目は騒ぐキン肉マンにヘッドバットを行う(ドクター時は少し顔が異なっている。額に「ドクター」と書かれていた)。スニゲーター対ガンマン戦では、客として観戦していた。元はゆでたまごが『キン肉マン』連載直前に描いた読み切り作品『下町戦争』の主人公であり、ドン・ピカーデリカオーネという名前もそこから取られている(「ドン」は首領の意)。この名前は『キン肉マン』本編には登場しないが、『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』で紹介されている。嶋田によると、モデルは[[森永製菓]]のアイスクリーム「デリカ」のCMに出演していた人物<ref>{{Cite book|和書|year=2019-11-29|title=キン肉マン 290 クイズブック|page=162|publisher=集英社〈ジャンプ・コミックス〉|isbn=978-4088821580}}</ref>。この他にも、数々の短編作品に登場しており、『あすとろボーヤ』では主人公の父親デリカ役、『[[ゆでたまごの読み切り作品一覧#デスゲーム|デスゲーム]]』ではイタリア人コルレオーネとして登場。『[[超こち亀]]』にも最初の1コマに登場している。
=== コヨーテマン ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{JPN}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 173&nbsp;cm 143&nbsp;kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 60万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - キン肉マン 超人列伝 ウルフマンの巻
 
; 主な肩書き
ウルフマンの所属する鼓世手部屋の親方。ウルフマンを超人相撲横綱まで育て上げた恩師。
: 地球防衛軍所属(長官)
 
=== ケンブリッジマンナターシャ・ボルコフ ===
* 種別 -
* 出身 - {{GBRSSR}}
* 身長体重 - 212&nbsp;cm 158&nbsp;kg<ref name="zukan" />不明
* 初登場 - ウォーズマンビギンズ 仮面の告白!の巻
* 超人強度 - 86万パワー<ref name="zukan" />
* 家族 - 夫 ミハイル・ボルコフ([[#ミハイルマン|ミハイルマン]]) 息子 ニコライ・ボルコフ([[ウォーズマン|ザ・ウォーズマン]])
* 主な必殺技 - キングダム・ヘイル
* 初登場 - キン肉マン超人列伝 カレクック -愛と怒りの聖人-の巻
 
ウォーズマンの母親。東ヨーロッパ超人レスリングチャンピオンのコンパニオンをしていた時にミハイルマンと結婚したが、夫は永遠の強さを手に入れるためチェコに渡り手術を受けて機械超人となった。その後もミハイルマンの遠征のお供を続け、彼との間に息子のニコライ(ウォーズマン)を儲ける。しかし、遠征先での試合中に機械の異常から対戦相手とレフェリーを惨殺してしまったミハイルマンは、自らに対する報いとして自爆装置を起動、リング上で爆死した。
筋骨隆々の大型超人で、[[イギリス帝国|大英帝国]][[インドの総督|インド超人総督]]の末裔。非常にプライドが高く「英国伝統の[[キャッチ・アズ・キャッチ・キャン]]レスリングの秘儀を受け継いだ誇り高き超人レスラー」を名乗るが、先祖の地位を鼻にかけて一般人に威張り散らし、自分に逆らう者は女子供であろうと許さず、人間の少年ラジャに必殺技で重症を負わせる外道。師匠から怒りを抑えるように言われていたシン(カレクック)を一方的に嬲り、シンが好意を抱いていた女性ミーナの店を壊し、ミーナにも暴力を振るう。しかし怒りの感情を爆発させてカレーを頭に載せたシンの反撃を喰らい、チャルカスティングで腹を貫かれて死亡した。
 
以後は故郷のソビエトに帰国して、息子を育てながら配給の恩恵を受ける貧しい生活をひっそりと送る。息子のニコライが物心ついた頃に病気を患い、養生を続けるも病状は次第に悪化し、最期に遺言としてニコライに隠してきた父・ミハイル・ボルコフ(ミハイルマン)の真実を語り、「あなたにまでパーパ(父さん)の改造手術の爪痕が…機械の血が残ってしまって、ごめんなさい。でも、あなたには機械の血よりも多くのパーパの優しい血が流れていることを忘れないで。」と言い残して他界した。
 
残された幼いニコライは、「ボクにはパーパとマーマの血が脈々と流れているんだもん、一生懸命生きてみせるよ。」と両親の墓前で誓う。やがて10年の歳月が流れて立派な青年へと成長したニコライは、名を「ザ・ウォーズマン」と改名。ロボ超人レスラーとして活動し、その後はキン肉マンやロビンマスクたちと共に戦う正義超人の一員となる。
 
; 主な肩書き
: 東ヨーロッパ超人レスリングチャンピオンコンパニオン
: インド超人総督の末裔<ref name="shot" />
 
=== 神 / 大魔王ジェロニモの妹 ===
本名 - 不明<ref group="注釈">ジェロニモのフルネームから、姓が「ヤングマクダニエル」の可能性は示唆されている。</ref>
『キン肉マン』世界には多くの神もしくは神的存在がいる。超人の主だった神は105人存在。『[[キン肉マンII世 超人聖戦史]]』では時の神が登場している。アニメにおいては、邪悪の神々は超人閻魔の配下という設定になっている。
* 種別 - 人間 / [[チェロキー|チェロキー族]] / [[ネイティブ・アメリカン]]
 
* 出身 - {{USA}}・オクラホマ
=== スーパーマンロードの神 ===
* 身長体重 - 不明
* 種別 - 超人→神
* 年齢 - 不詳
* 家族 - 義父 シャイアン、兄 ジェロニモ・ヤングマクダニエル(その他にもジェロニモ一家は20人近い大家族<ref>TEAM MUSCLE編「先生自ら疑問に答えるゆでたまご先生教えて!」『キン肉マン 77の謎』68頁。</ref>)
* 初登場 - 黄金のマスク編
* 声 - 二又一成
 
ジェロニモの故郷であるチェロキー族の娘。幼少時代、兄のジェロニモと共に孤児だったため、[[#シャイアン族長|シャイアン族長]]に引き取られ育てられる。そのため、族長を実の親のように慕っている。またこの頃、超人([[#スーパーマンロードの神|スーパーマンロードの神]])に命を助けられたことがあり、兄のジェロニモは超人に強い憧れを抱く様になる。やがて青年になった兄は、その超人に恩返しをすると言い残し、故郷の村を出ていったため、彼女はジェロニモの身を案じていたが、兄は五重のリングでの死闘で倒れ、蘇生はしたが廃人同然となってしまう。ジェロニモを超人として転生させるため、ジェロニモの妹はシャイアン族長に懇願する(ジェロニモは人間界と超人界それぞれの神が協力して与えた超人になるための試練に耐え、ついに本物の超人に生まれ変われた)。
超人の神の一人。廃人同様になったジェロニモに三つの試練を課し、ジェロニモを超人として蘇らせた。元は超人で、幼い頃のジェロニモ兄妹が村人から迫害されるのを救い、悪に屈しない心を教えていた。
 
=== ロバート / ニカオ ===
原作では後に登場する超人の神のようなデザインだったが、アニメでは大幅に変えられていた。
* 種別 - 人間
* 出身 - {{USA}}(アニメ版では{{CAF}})
* 身長体重 - 不明
* 年齢 - 不明
* 初登場 - アメリカ遠征編
* 声 - 鶴ひろみ(ニカオ)
 
交通事故で左足を失って以来、車椅子の生活を強いられている少年。かつては車椅子に頼りっきりだったが、ロスアンゼルスでのテリーマンの試合を見てから、義足を付けて歩行訓練を進んでやるようになった。マシンガンズ対宇宙一凶悪コンビ戦の最中に、キン骨マンに奪われたテリーマンの義足を取り返す。キン肉マンがアメリカを去る際には、フレアースやそれまでの介護者らと共に、自由の女神の下で見送った。
『ディープオブマッスル!!』では、冷静かつ勇敢な大男だったという死んだジェロニモの父親に姿が似ていると語られている。
 
アニメ版ではアフリカの少年・ニカオとして登場。こちらではキン肉マンとスカル・ボーズのシングルマッチを観戦し、キン肉マンを応援した。なお、キン肉星王位争奪編でロビンマスクが一時期教師を務めた際に、同名の「'''ロバート'''」という少年超人が、イギリス超人戦士学校の生徒として登場している。
=== 超神(ちょうしん) ===
調和の神を始めとする超人殲滅派の十二体の神々が、地上に下天したことで神の姿を失う代わりに地上に適応する為の新たな肉体と名前を得た集団の呼称。オメガ・ケンタウリの六鎗客編の終盤で、超人殲滅に必要な108個のカピラリアの欠片(ピース)を揃える為に、ザ・マンと邪悪五大神が所持する6個のカピラリアの欠片を奪う目的で、地上に襲来する。
 
=== コニタ ===
=== 調和の神(ちょうわのかみ) ===
* 種別 - 人間
天界の神の一人で、超人たちを絶滅させようとする勢力のリーダー。太古に超人たちが荒れに荒れた時代に、優秀な超人たちを生かそうとする慈悲の神(後のザ・マン)の一派と対立する、調和の神率いる超人殲滅派は天界の最大勢力となり、カピラリア光線による全宇宙の超人絶滅が実行に移されそうになる直前に、慈悲の神が極僅かの優秀な超人たち(後の完璧超人始祖)を生き残らせる代償として神の座を捨てて一超人となって生き残らせる超人たちの指導者になると決めた後で、二度と神の気まぐれで超人たちが絶滅されないようにカピラリア光線を全宇宙に照射する唯一無二の装置を108の欠片へと分けて、神の座を捨てる直前の慈悲の神を含めた108人の神に預けることを慈悲の神が提案したことにより、超人絶滅を容易に実行できなくなった。
* 出身 - {{USA}} ハワイ / {{JPN}}・[[長崎県|長崎]]<ref group="注釈">[[カードダス]]『キン肉マン キン肉星王位争奪編』より。</ref>
* 身長体重 - 不明
* 年齢 - 不明
* 初登場 - キン肉星王位争奪編(アニメ版のみ)
* 主な必殺技 - プロレスアクションアナウンス
* 声 - 松岡洋子
 
アニメオリジナルキャラクター。コーニタとも表記。[[外来語]]混じりの奇妙な[[名古屋弁]]で[[実況]]を行う自称・ハワイ帰りの超人格闘技アナウンサー。調子に乗りやすく暑苦しい性格でもあり、キン肉マンに憧れているため、度々肩入れするような発言をしては委員長に怒鳴られている。キャラクターデザインは原作者のゆでたまごが設定。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、超人を絶滅させる為に大魔王サタンを唆してザ・マンの所持するカピラリアの欠片を奪ってくるように仕向けただけでなく、かつての慈悲の神が行った地上で実体を得る為の下天を賛同した神たちと共に自ら実行し、オメガ・ケンタウリの六鎗客編終盤で地上に襲来する。そして、中国の[[秦始皇帝陵及び兵馬俑坑|秦始皇帝陵]]でキン肉マンビッグボディと超神ランペイジマンが激突する寸前でモニター越しに介入してきた[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]が、邪悪五大神が所持する5個のカピラリアの欠片とその情報をフェニックスが握っていることを聞いた後、出現した4つの大穴と滝の先につながる場所にカピラリアの欠片の情報源を24時間後に向かわせることを聞き、それがフェニックスと知性の神の企みによる仕業であることを見抜き、あえてその提案に乗って滝の大穴に飛び込む。
 
; 主な肩書き
=== 安寧の神(あんねいのかみ) / ザ・ナチュラル ===
: 超人格闘技実況アナウンサー
* 主な必殺技 - ナチュラルチョークスラム、ナチュラルフェイス ニーシールド、ナチュラルフェイススパナ、ナチュラルボーンクラッシュ、ナチュラルショルダークッション
 
=== 地球防衛軍たのきんトリオ ===
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。「安寧の精神により、両の足をしっかり地に着け、両の目でじっくり本質を見極める」ことを信条としている。敵の攻撃を受けても全く微動だにしない頑強さで、常に揺るぎない冷静沈着な様を見せている。超人に対しては「常に不安に怯え勝利を求め、いたずらに敗者を生み続ける"勝利という名の呪い"に取り憑かれた不完全な存在」と見ており、超人を全て滅して世に「真の安寧」を齎すため調和の神に賛同した。一方で、例え超人が相手でも、自身の予想を上回る実力者に対しては一定の評価を与える面も併せ持つ。
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}
* 身長体重 - 3人共不明
* 年齢 - 3人共不明
* 初登場 - 第2次怪獣退治編
キン肉マンがアメリカ遠征中にドン・ピカーデリカオーネたちの後任として日本防衛の任務についた3人組。地球防衛軍に所属する、'''田原年寄'''(たはら としより、通称「トシちゃん」)・'''近藤股彦'''(こんどう またひこ、同「マッチ」)・'''野村よちお'''(のむら よちお、同「ヨッちゃん」)の3人。後にビビンバが加入。リーダーの田原は性格に問題があり、キン肉マンを「ブタマン」呼ばわりして目の敵のごとくに何かにつけてバカにしたり張り合ったりしていた。3人とも第21回超人オリンピック編で観客席でビビンバと共に姿を見せたのを最後に登場しなくなるが、『II世』の究極の超人タッグ編で観客席に再登場。この頃からは3人ともキン肉マンを応援するようになった。
 
アニメには未登場。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編終盤で地上に下天し、「超神」となる。
 
; 主な肩書き
口癖は「バハー」「バハハ」。相手のことは「うぬ」と呼ぶ。逞しい筋肉質のボディの持ち主で、無機質な表情のマスクを被り、頭部に2つの小さな火が灯っている。大きな顔面を象った装甲「フェイスシールド」を左胸・左腕・右肩・両足に装備している。中国の秦始皇帝陵でキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神の提案を調和の神が受け入れたことで、4つの滝の大穴に飛び込んで他の二体の超神と共に[[ソ連]][[シャウレイ]]の[[十字架の丘]]に移動し、[[#サタンクロス|サタンクロス]]と戦闘を開始する。超人を「不完全」「勝利という名の呪いに取り憑かれた亡者」と評す。
: 地球防衛軍所属
 
=== 原作に登場した有名人 ===
サタンクロスの「ケンタウルス殺法」や「忍法魔界沼」に続き必殺技「昇技トライアングル・ドリーマー」を難なく破り、寄生虫サタンクロスに「駆除」と評して必殺技「ナチュラルボーンクラッシュ」を繰り出し撃破した。残った本体のサタンクロスと技の応酬を繰り広げ、サタンクロスの渾身の「クアドラプルバスター」を「今までにない力を感じる」と評し、脱出することはできずに多少のダメージも受けたが、落下の衝撃と同時に左胸の装甲を伸ばして切りつけ、サタンクロスに大きなダメージを与えるという返し技で逆襲。とどめに先ほど寄生虫を葬った「ナチュラルボーンクラッシュ」を繰り出した。
* [[江川卓 (野球)|江川卓]]
* [[アントニオ猪木]]
* [[鳥嶋和彦]]
* [[ジャイアント馬場]]
* [[山本小鉄]]
* [[ルー・テーズ]]
* [[王貞治]]
* [[大平正芳]]
* [[田淵幸一]]
* [[長島茂雄]]
* [[梨元勝]]
* [[萩本欽一]]
* [[伊藤蘭]]
* [[ブルース・リー]]
* [[モハメド・アリ]]
* [[大山倍達]]
* [[田端義夫]]
* [[浜田幸一]]
* [[松山千春]]
* [[渡部絵美]]
* [[サンドウィッチマン (お笑いコンビ)|サンドウィッチマン]]
 
== その他の生物 ==
=== 戒律の神(かいりつのかみ) / 超神ランペイジマン ===
; [[キン肉スグル#キン肉ハウス|キン肉ハウス]]
* 主な必殺技 - パニッシュメントエングレイバー、カシードラルボンバー
=== マシンガン号 ===
* 種別 - [[馬]]
* 出身 - {{flagicon|USA}} [[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[テキサス州]][[アマリロ (テキサス州)|アマリロ]]
* 初登場 - アメリカ遠征編の番外編「ザ・マシンガンズ 空白の三日間の巻」
 
テリーマン牧場で飼われているテキサス一気性の荒い暴れ馬。その疾さとパワー、機関銃のような迫力からマシンガン号の仇名が付けられた。元は人間を乗せるのが大好きな馬だったが、人間の仕掛けた罠にかかり義足となった後は人間を全く信用しない荒馬となった。キン肉マンはテリーマンにアメリカ超人タッグ選手権のパートナーになる条件として、この馬に乗って15マイル先の川まで水汲み50往復するよう言われ、最終的にマシンガン号とも心を通わせ成功させる。
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。口癖は「テトテト」。相手のことは「汝」、調和の神のことは「おぬし」と呼ぶ。中国の秦始皇帝陵で、やって来たキン肉マンビッグボディが知るカピラリアの欠片の情報を聞き出す為に戦いを仕掛けようとする。しかし、兵馬俑から出現した[[運命の5王子#強力チーム(ビッグボディチーム)|強力チーム]]の面々がランペイジマンと交戦するも、ビッグボディ以外の全員に勝利する。そして、ビッグボディとの対決の寸前でモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスの提案に、調和の神が受け入れたことで4つの滝の大穴に飛び込んで、他の二体の超神と共にソ連(現[[トルクメニスタン]])[[ダルヴァザ]]の[[地獄の門 (トルクメニスタン)|地獄の門]]に移動し、[[ラーメンマン]]と[[ウォーズマン]]も到着した頃に飛来する巨大な氷の塊から、[[マンモスマン]]の出現を目撃する。また、強力の神と古い知り合いであることを明かしている。
 
=== ネッシー ===
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』にて採用された超人であり、採用時の名前はスクエアマン。ゆでたまごの嶋田は「そのまま出しても本編で活躍できる」とコメントしていた<ref>ゆでたまご「公式ファンブック特別企画 史上最大の読者超人大発表!!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』138頁。</ref>。
{{See also|ネッシー}}
* 種別 - 不明<ref group="注釈">中生代の水棲[[恐竜]](正確には[[首長竜]]という[[爬虫類]])[[プレシオサウルス]]プレシオサウルスではないかとの説がある。</ref>
* 出身 - {{GBR}}・[[ネス湖]]
* 身長体重 - 不明<ref group="注釈">全長は20メートルぐらいと推定されていたが、実際はその推定より遥かに大きく、巨大化時のキン肉マンの身長40メートルをも大幅に上回り、数百メートルはあるかの様に描写されていた。</ref>
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
ネス湖に住む正体不明の巨大生物。大人しく人懐っこい性質。ダメ超人時代のキン肉マンは、そのネッシーの大人しい性質に目をつけて今までの汚名返上とばかりにテレビ中継で倒そうとしたが、すさまじい巨体の前に顔を舐められ戦意喪失してしまう(アニメでは立ち向かうが、丸呑みにされて尻から脱出した)。
 
=== ゴロータ ===
=== 憤怒の神(ふんぬのかみ) / バイコーン ===
* 種別 - [[熊]]
* 主な必殺技 - バイコーンホルンスライサー、憤怒の二角獣落とし、ブラッドスクイーズホルン、ハイジャックホルンブリーカー、聖なる碑落とし、バイコーントリガーギムレット
* 出身 - {{JPN}}の雪山
* 身長体重 - 不明
* 主な必殺技 - パロ・スペシャル
* 初登場 - 第21回超人オリンピック編
アニメのみ登場。ウォーズマンとの決戦前に山篭りをしたキン肉マンの前に現れた、雪山で登山者を襲う巨大熊(超人ではない)。テリーマンやブロッケンJr.を返り討ちにし、パロ・スペシャルでキン肉マンを苦しめるが初披露のキン肉バスターによって倒された。ただし、ケガは腕だけで、その後は決戦戦をハンターの与作と観戦している。
 
== 番外編 ==
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。「憤怒の念の先にある無限の恐怖」を信条としている。
; [[ケビンマスク]]
; [[キン肉マンII世の登場人物#その他の超人|クァン]]
=== ミハイルマン ===
* 本名 - ミハイル・ボルコフ
* 種別 - 正義超人 / 改造ロボ超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{SSR}}
* 身長体重 - 205cm 200kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 65万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - ウォーズマンビギンズ 仮面の告白!の巻
* 家族 - 妻 ナターシャ・ボルコフ 息子 ニコライ・ボルコフ([[ウォーズマン|ザ・ウォーズマン]])
 
ウォーズマンの父親。出自はソ連に国籍を持つ人類タイプの超人で、超人レスリングの東ヨーロッパチャンピオンだったが、タイトル防衛の遠征を続けていくうちに自身がいつまでチャンピオンを続けられるかという不安と、若い超人の台頭と自分の将来の老いや衰えに対する取り越し苦労から、永遠の強さを手に入れたい願望に囚われるようになり、妻である人間の女性・ナターシャの制止も振り切ってチェコに渡り機械超人になる手術を受ける。機械超人となった後もチャンピオンとして活躍を続け、妻との間に息子のニコライ(ウォーズマン)を儲ける。しかし遠征先での試合中に機械が異常を起こし、対戦相手とレフェリーを残虐な戦法で惨殺してしまう。我に返った後、自らの行いに対する報いとして自爆装置を起動、リング上で爆死した。
口癖は「フェフェフェ」。中国の秦始皇帝陵でキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神の提案を調和の神が受け入れたことで、4つの滝の大穴に飛び込んで他の二体の超神と共に[[エジプト]][[ギーザ|ギザ]]の[[ピラミッド]]前に移動し、[[#プリズマン|プリズマン]]と戦闘を開始する。スフィンクス像の顔が損壊した真の理由が「大昔の愚かな下等超人の仕業」であることを明かし、この場所で改めて愚かな超人達に神の力を示せることを誇らしげに語る。
 
; 異名
超神のみが使用できるオーラを纏うことでレインボー・シャワーを無効化しており、「ブラッドスクイーズホルン」を繰り出してプリズマンの身を砕きに掛かる。しかし、プリズマンに声援を送るジェロニモが「超人もどき」だという言葉を聞き、ブラッドスクイーズホルンの拘束が一瞬緩み、その隙にプリズマンが脱出。更にプリズマンが見様見真似で編み出したブロッケンJr.の「ベルリンの赤い雨」を背中に受け、初めて切り傷を負わされた。さらに傷口部分が脆くなり、プリズマンが再照射したレインボー・シャワーでダメージを受けた。しかしバイコーン自身は大した影響はないと言い切り、プリズマンに怒涛の連続攻撃を喰らわせて勝利を確信するが、直後に反撃を受けプリズマンの腕に胸を貫かれてしまう。プリズマンに背中の傷に至近距離からのレインボー・シャワーの一点集中で浴びせられ、とどめにマットに叩きつけられ敗北。神である自身が超人に敗れたことを信じられぬまま、「やはり超人はひとり残らず殲滅せねばならぬ」という言葉を残して消滅した。
: 最強最高の機械超人<ref name="shot" />
 
; タイトル歴
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』にて採用された超人であり、ゆでたまごの嶋田は「角がカッコイイので気に入りました」とコメントしていた<ref>ゆでたまご「公式ファンブック特別企画 史上最大の読者超人大発表!!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』140頁。</ref>。
: レニングラード超人ヘビー級
: 東ヨーロッパ超人ヘビー級
: 東ヨーロッパ超人チャンピオンシップ連覇
 
=== 100人の超人の神コヨーテマン ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 天上界{{JPN}}<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 173cm 143kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 1億パワー
* 超人強度 - 60万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
* 主な必殺技 - 相撲四十八手
* 声 - [[石森達幸]]<!-- / 小林俊夫 / 速水奨 --> / 川津泰彦<!-- / [[幹本雄之]] / [[堀之紀]] -->
* 初登場 - キン肉マン 超人列伝 ウルフマンの巻
 
ウルフマンの所属する鼓世手部屋の親方。ウルフマンを超人相撲横綱まで育て上げた恩師。
超人たちを自らの意思で作り出したとされる100人の神。キン肉マンの王位継承を支持した。ザ・マン(超人閻魔)とは同じ神々だった同士であり、超人たちの行いを知りながらキン肉マンを大王に任命したことを非難されていた。
 
; タイトル歴
=== 知性の神(ちせいのかみ) ===
* 超人相撲横綱
* 種別 - 神
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
<!-- * 声 - [[池水通洋]] -->
 
=== アジャンタ ===
キン肉マンスーパー・フェニックスに乗り移った邪悪の神。スキンヘッドで眼鏡を掛けている。5人の邪悪神の中ではリーダー的存在。火事場のクソ力によるキン肉マンの成長ぶりを警戒し、キン肉マンがネプチューン・キングを倒したことから、神に匹敵しつつあるキン肉マンの抹殺の必要性を仲間の邪悪神たちに伝えた。最終的には「7000万パワーマッスル・スパーク」によってフェニックスと共に息絶える。
* 種別 - 正義超人 / 料理の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{IND}}
* 身長体重 - 166cm 62kg
* 超人強度 - 55万パワー
* 主な必殺技 - ジャンピング・ミドルキック
* 好物 - [[フラットブレッド]]<ref name="zukan" />
* 初登場 - キン肉マン 超人列伝 カレクック -愛と怒りの聖人-の巻
 
頭に[[ナン]]を載せている超人。カレクックの師範で頭に食物を載せて戦う格闘技・頭載格闘術(マーラレスリング)を教えた。
アニメ版ではフェニックスを説得するフェニックスシズ子の命を狙い、残虐の神と合体して竜の姿となるが、テリーマンたちに阻まれた末、正義超人友情パワーの結界で敗北。真紅のマントに封印された。しかし、真の黒幕である超人閻魔は健在だったため、マントは完全な赤には染まらなかった。
 
; タイトル歴
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では復活しており、調和の神の一派がこの世を揺るがす暗躍を始めたことから、辺境の星で開墾していたフェニックスマンの前に現れ、再びキン肉マンスーパー・フェニックスとなるよう告げる。そして、一連の情報を与えた。その後、オメガマン・アリステラに苦戦しているフェニックスマンに1億パワーを得させる為に、再び憑依する。
: 頭載格闘術(マーラレスリング)免許皆伝 
: 第2回東南アジア超人チャンピオンシップ制覇
; 異名
: 正義パン 
 
=== バラック ===
後述する調和の神からは、「奔放すぎるところがあるのは難だが、無意味なことをする神ではない」と評されている。
* 種別 - 正義超人 / キン肉星系の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - クッピン星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 172cm 68kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 1万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
クッピン星の若者。100万年前にクッピン星を救った[[#シルバーマン|シルバーマン]]が「救世主ミュースマン」としてクッピン星の伝説となっており、その伝説を信じたバラックは、地球で入手したキン肉マン(シルバーマンの子孫)のマスクをミュースマンのマスクだと思い込む。マスクをかぶってタイラントに挑むが返り討ちに遭い、ピンチのところをマスクを追い求めてやってきたキン肉マンに救われた。
作画担当の中井は、眼鏡をかけているから知性というだけではあんまりなので、邪悪さの中に見える知性を意識して描いていると語っている<ref>{{Cite news |title=『キン肉マン』最新63巻が6月4日発売、その前に両先生が選んだ62巻のベストシーンをチェック!|work=週プレNEWS|url=https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2018/05/28/105066/|date=2018-05-28|accessdate=2018-07-06}}</ref>。
 
服装は[[サイエンス・フィクション|SF]]調を意識してデザインされている<ref name="rough" />。
=== 技巧の神(ぎこうのかみ) ===
* 種別 - 神
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
<!-- * 声 - 掛川裕彦 -->
 
=== ポロム ===
キン肉マンゼブラに乗り移った邪悪の神。'''技の神'''とも呼ばれる。原作版では脱落したゼブラから抜け出した後、フェニックスに協力。フェニックスシズ子の命を狙った際はゼブラに変身して襲いかかるが、ラーメンマンのレッグ・ラリアートで倒された。
* 種別 - 正義超人 / キン肉星系の超人<ref name="zukan" />
* 出身 - クッピン星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 不明
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
クッピン星の子ども。[[錠前]]はずしが得意。地下牢に閉じ込められていたが、バラックと共に脱走。ピンチのところをマスクを追い求めてやってきたキン肉マンに救われた。
アニメ版ではゼブラ敗退後、真紅のマントに封印された。
 
=== アルパカーン ===
=== 残虐の神(ざんぎゃくのかみ) ===
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{PER}}
* 超人強度 - 1億パワー
* 身長体重 - 188cm 92kg<ref name="zukan" />
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
* 超人強度 - 55万パワー<ref name="zukan" />
<!-- * 声 - 千葉繁→中村秀利(27話 - ) -->
* 主な必殺技 - 不明
* 初登場 - キン肉マン外伝 ベンキマン 〜失われたインカの記憶〜の巻
 
ペルー超人レスラー。正義超人らしい優しい性格<ref name="zukan" />で実力者でもあるが、第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトペルー予選準決勝ではベンキマンのねちっこい寝技にギブアップして敗北する。
キン肉マンソルジャーことソルジャーマンに乗り移った邪悪の神。脱落したソルジャーマンから抜け出した後、フェニックスに協力し、キン肉真弓の持つ超人預言書から偽ソルジャーことキン肉アタルの預言書ページを強奪した。フェニックスシズ子の命を狙った際はソルジャーマンに変身して襲いかかるが、ジェシー・メイビアのパイルドライバーにより返り討ちにされた。
 
; タイトル歴
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では死んだソルジャーマンの代わりにアタルのもとに現れ、オメガの民やその裏に潜む存在についての情報を与えた。その後アタルの頼みでサタンが張った結界に一瞬だけ穴をあけ、閉じ込められていたブロッケンJr.を呼び出すことに協力する。
: 第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトペルー予選第4位
 
=== ブラック・シップ ===
アニメ版では知性の神と合体して竜の姿になるが、正義超人友情パワーの結界に敗北し、真紅のマントに封印された。
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{flagicon|ASA}} アメリカ合衆国([[アメリカ領サモア|サモア]])<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 228cm 196kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 98万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 喉輪落とし
* 初登場 - キン肉マン 超人列伝 ウルフマンの巻
 
世界超人相撲ファイティングチャンピオンシップ10連覇を果たしたアメリカ相撲超人。自分の挑戦を避け続けていたウルフマンの引退[[断髪式]]に乱入し、カナディアンマン、スペシャルマン、ミートを痛めつけた上でウルフマンを挑発し勝負に持ち込む。試合ではウルフマンを追い込むが、日本超人の底力を発揮したウルフマンの合掌ひねりにより逆転負けする。
=== 強力の神(ごうりきのかみ) ===
* 種別 - 神
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
<!-- * 声 - 平野正人 -->
 
; 異名
キン肉マンビッグボディに乗り移った邪悪の神。原作版では脱落したビッグボディから抜け出した後、フェニックスに協力。フェニックスシズ子の命を狙った際はビッグボディに変身して襲いかかるが、ウルフマンの居返り投げにより返り討ちにされた。
: 無敵のアメリカ相撲超人<ref name="shot" />
 
; タイトル歴
アニメ版ではビッグボディ敗退後、真紅のマントに封印された。
: 世界超人相撲ファイティングチャンピオンシップ10連覇
 
=== スマイルマン ===
=== 飛翔の神(ひしょうのかみ) ===
* 種別 - 残虐(悪行)超人<ref name="zukan" />→正義超人
* 種別 - 神
* 出身 - {{KEN}}(アフリカ)
* 超人強度 - 1億パワー
* 身長体重 - 174cm 71kg<ref name="zukan" />
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
* 超人強度 - 46万パワー
<!-- * 声 - 佐藤正治 -->
* 主な必殺技 - 笑い面うつしの呪い
 
アフリカに古くから伝わる呪術を得意とする超人。残虐超人タイラントの部下として登場。その後改心しており、『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを見送っている。
キン肉マンマリポーサに乗り移った邪悪の神。原作版では脱落したマリポーサから抜け出した後、フェニックスに協力。フェニックスシズ子の命を狙った際はマリポーサに変身して襲いかかるが、テリーマンのブルドッキングヘッドロックにより返り討ちにされた。
 
アニメでは第21回超人オリンピック出場選手で、テリーマンの紹介で登場。テリーマンいわく「底知れぬ力を秘めている」らしいが、ほとんど競技シーンが描かれることなく失格になった。
アニメ版ではマリポーサ敗退後、真紅のマントに封印された。
 
作者いわく第21回超人オリンピック決勝候補にする予定だった超人であり、ウォーズマンのウォーズマンスマイルはその名残だったかもしれないと語っている<ref name="remix" />。
=== 超人閻魔(ちょうじんえんま) ===
* 種別 - 神→完璧超人
* 出身 - 天上界
* 身長体重 - 不明
* 超人強度 - 9999万パワー
* 主な必殺技 - 鉄拳制裁
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
<!-- * 声 - 平野正人 -->
 
=== ヒガンテマン ===
超人墓場の支配者。キン肉星王位争奪編では、超人墓場への入場許可証を発行したにも関わらず蘇生したネプチューンマンの討伐に加えて、超人墓場からウォーズマンを脱走させたキン肉マンチームの皆殺しをオメガマンに依頼する。
* 種別 - 正義超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{PER}}
* 身長体重 - 220cm 185kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 90万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ヒガンテ・クラッシュ
* 初登場 - キン肉マン外伝 ベンキマン 〜失われたインカの記憶〜の巻
 
ペルー超人レスリング界の新星。第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトペルー予選準決勝で銅ベルマンを秒殺した実力者だが傲慢な性格であり、オリンピックに優勝して名声を得た後はすぐに引退して超人界初の大統領になる予定でいた。政界進出の暁に[[ナスカの地上絵]]を消して一大レジャー施設の建設を企むが、セコンドの少年マルコに反対されたため彼を痛めつける。そして予選最終戦において、子供に手をあげたことに怒ったベンキマンの恐怖のベンキ流しにより便器に流されて敗北する。デザインは中世のスペインの軍隊から着想を得ている<ref name="rough" />。
完璧超人始祖編では、死んだ超人が魂だけとなり超人墓場に辿り着いた後に、その働きが認められてなおかつ蘇りを強く希望する者に対し厳しい審査を行なっているとされている。その正体は、太古の神々が全超人を粛清する際に唯一反対し、神の座を捨て優秀な超人のみを救出し、10人の完璧超人始祖を作り上げた人物「[[#ザ・マン|ザ・マン]]」である。キン肉マンが友情を超人界に必要以上に拡散し続け、それが恐ろしい力を同時に拡散させており、強くなったイレギュラー超人たちを制御できなくなると太古のような闘争の歴史が繰り返されることを危惧する。キン肉族とその影響を受けた全ての超人を殲滅する決断を下し、「[[#ストロング・ザ・武道(ブドー)|ストロング・ザ・武道]]」として他の完璧・無量大数軍と共に地球へ侵攻した。口癖は「グロロ〜」<ref name="enma" />。
 
; 異名
アニメでは超人墓場の親方を表の顔とする、邪悪五神のボス格。大宇宙征服の拠点としてキン肉星の王位の座を奪って乗っ取り、キン肉マンやキン肉王家、そして正義超人の撲滅を企む。キン肉マンが誕生した直後の病院の火災を、召使いである邪悪五神に命じ実行させた。そして王位争奪サバイバル・マッチを仕組み、キン肉マンスーパー・フェニックスら5人の運命の王子の体を乗っ取るよう指示する。キン肉マンの火事場のクソ力を邪悪大神殿に封じ込めたのも、全て超人閻魔の指示によるものであった。大阪城の決勝の最終戦では、フェニックスと一心同体となりキン肉マンを苦しめた。しかし最後は火事場のクソ力が復活するという大誤算でフェニックスがキン肉マンの「7000万パワーマッスルスパーク」に倒され、自身も真紅のマントの一部に封印され敗れ去った。
: エロエ・ポプラ<ref name="shot" />
 
; タイトル歴
==== ザ・マン ====
: 第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトペルー予選準優勝
* 種別 - 神→完璧超人
* 出身 - 天上界
* 身長体重 - 290&nbsp;cm 320&nbsp;kg
* 超人強度 - 9999万パワー
完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)の創始者の完璧超人。完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)。
 
=== ブートン / ハイドラブートン ===
神の座を降り地上の超人の中からカピラリア七光線から救うべき完璧超人始祖を選別し、保護、教育を行った完璧超人の真の祖と呼べる存在。後の「[[#超人閻魔(ちょうじんえんま)|超人閻魔]]」であり、また表向きは「[[#ストロング・ザ・武道(ブドー)|ストロング・ザ・武道]]」として活動していた。
* 種別 - 悪行超人 / 魔神の超人<ref name="zukan" /> / かくれ超人(アニメ版)
* 出身 - ウィーク・ポイント星
* 身長体重 - 230cm 400kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 100万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - ロビン・メモの巻
* 声 - [[矢田耕司]]
各超人の弱点が詳細に記された「ロビン・メモ」を奪い、その著者であるロビンマスクも誘拐し、ウィーク・ポイント星に正義超人たちを誘い出した。彼らの弱点を付いて攻撃するが、最終的には正義超人たちの合体技「超人サザン・クロス」によって敗れた。手に持つ金棒が正体。
 
劇場版『[[キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人]]』では'''ハイドラブートン'''として登場する。
全ての超人たちの始まりである完璧超人始祖はヒーローの原点である「○○マン」という名前で統一されているが、その最大の根源である超人閻魔はそのこだわりをそのまま名前にし、男の中の男という意味で「ザ・マン」と名付けられた<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第51巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年7月8日、ISBN 978-4-08-880528-3、188頁。</ref>。
 
=== BUKIボーイ(ブキボーイ) ===
悪魔将軍はかつて崇高な理念を持っていながら私怨で動く今の姿を落ちぶれたと評しており、始祖たちも心の中では超人閻魔のことを認めていないために「あやつ」と呼ぶと看破している。本人が過去とは違う今の姿になってしまったのは、かつては弟子たちがいずれ自分を超えることを心待ちにし期待していたが、弟子たちが自分を超える事が出来なかったため、その期待が絶望と諦めに反転してしまったからであり、悪魔将軍は後に「不甲斐ない我らがザ・マンを追い詰めてしまった」と述べている。
* 種別 - 残虐超人
* 出身 - {{BRA}}
* 身長体重 - 190cm 80kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 97万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 武器・雷槌(いかずち)落とし、幻惑瞼
* 初登場 - マッスル・リターンズの巻
 
第1回超人究極(アルティメット)チャンピオンシップに、彗星のごとく現れた新世代超人。BUKI家(ブキけ)の出身で、返し技を極めた格闘技「グレート躰術」と、相手に技を出させる催眠術のような眼光「幻惑瞼」を使う。友情パワーを信じず「今どきはやらない」と嘲笑する。ウォーズマン、バッファローマン、テリーマンの3大正義超人を難なく破って優勝し、挑戦者を募る。負傷を押して立ち向かったロビンマスクを攻め立てるが、5年ぶりに復帰したキン肉マンとの対戦になる。火事場のクソ力により無意識に繰り出す技は読めなかったものの、隙を突いて攻め立て武器・雷鎚落としで勝負を決めようとする。しかし仲間たちや大観衆の声援に奮起したキン肉マンに技を止められ、最後はキン肉バスターを受けて敗れた。
 
; タイトル歴
: 第1回超人究極(アルティメット)チャンピオンシップ制覇
; 異名
: グレート躰術の達人<ref name="shot" />
: 超人の中の超人
: 超人界の父<ref>ゆでたまご『キン肉マン 第61巻』5頁。</ref>
: 完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)<ref name="shot" />
: 始まりを統べる慈悲深き神<ref name="shot" />
: 元・全知全能の神<ref name="shot" />
: 始まりの零式<ref name="shot" />
: 静かなる超人閻魔<ref name="shot" />
 
=== 天の女王カマーンダス ===
* 種別 - 残虐(悪行)超人 / ロボ超人<ref name="zukan" />
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界<ref name="gc" />{{SSR}}
* 超人強度身長体重 - 1億パワー215cm 220kg<ref name="gczukan" />
* 超人強度 - 105万パワー<ref name="zukan" />
* 初登場 - 夢の超人タッグ編(アニメ版のみ)
* 初登場 - ウォーズマンビギンズ 仮面の告白!の巻
<!-- * 声 - [[鶴ひろみ]] -->
 
ウォーズマンと共にソ連・SKGBの訓練施設「ヴォルク・コームナタ(狼の部屋)」に身を置いた超人。過酷な特訓の中、ウォーズマンと共に励まし合ってきたが、その正体はロボ超人兵士の「ドヴァ(2号機)」であった。性格は無慈悲にして無秩序であり、SKGBを脱走したウォーズマンに対して情け容赦なく右腕のチェーンソーの刃を向けた。しかし[[ロビンマスク#バラクーダ|バラクーダ]]によって氷の精神を叩き込まれたウォーズマンのベアークローで胴体を貫かれ、パロ・スペシャルで両腕を引きちぎられて敗北。
アニメオリジナルキャラクター。古代超人界の女神。品の良い絶世の美女であるという。日本列島がアフリカ大陸と陸続きだった数億年前、現在の[[摩周湖]]にあたる場所に黄金のトロフィーを携えて現れ、そこにピラミッドリングを出現させた。
 
完璧超人始祖編で悪魔将軍が超人墓場に侵入した際には、禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ)での労役を課されていた。
=== 大魔王サタン ===
* 種別 - 不明
* 初登場 - 7人の悪魔超人編
* 声 - 郷里大輔
 
=== タイラント ===
黒い影のような姿をしている怨念と邪悪の化身。魔界や全ての悪魔超人たちを作ったとされ、神のような存在として崇められている。悪魔将軍の正体であるゴールドマンと結託し、自らの分身である悪魔六騎士を肉体として貸している。
* 種別 - 残虐(悪行)超人<ref name="zukan" />
* 出身 - クッピン星<ref name="zukan" />
* 身長体重 - 220cm 185kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 910万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 暴君暴風落とし
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
その昔クッピン星の何千人もの民を殺してきた残虐超人。奇跡の救世主ミュースマン(正体は[[#シルバーマン|シルバーマン]])に倒され100万年間幽閉されていたが復活し、部下たちと共に再び暴虐の限りを尽くす。クッピン星を訪れたキン肉マンをミュースマンの子孫だと断定し勝負をするが、キン肉バスターの前に敗れる。モチーフは[[バリ島]]の神の仮面<ref name="rough" />。
『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では悪の力に反応し、キン肉マンに黒後家蜘蛛の呪いをかける。その直後、ライトニングとサンダーによって切り裂かれ、大魔王すらも利用したことを感心しながらその場から消え去った。笑い声は「ギレラレー」。
 
=== ハンマーヘッド ===
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、正義・悪魔・完璧超人による大戦後を好機と考え自ら動き出し、アイドル超人がいるキン肉星のマッスルガム宮殿、悪魔超人がいる魔界、完璧超人がいる超人墓場に強力な結界を張って閉じ込めるなど、オメガ・ケンタウリの六鎗客に協力している。ゴールドマンに見限られてからは文字通り影を潜めていたとされるが、ゴールドマンのことは「自我を取り戻したから用はない」と吐き捨てている。笑い声は「ゲギョゲギョ」。そして、[[キン肉マンのタッグ#オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]]が[[キン肉マンのタッグ#フルメタルジャケッツ|フルメタルジャケッツ]]に敗れた後に現れて、オメガ・ケンタウリの六鎗客に手を貸していた理由はオメガマン・アリステラが自力で1憶パワーを超える[[超人強度]]を習得して[[超人墓場]]へ侵攻し、ザ・マンに対峙した時点で自らの新たな依り代としてアリステラの肉体を乗っ取って、ザ・マンを倒してこの世を支配する為だったと明かし、失敗したアリステラを始末しようと放った鉄の杭をマリキータマンに防がれ、直接アリステラたちを始末する為に実体化して襲い掛かるが、上空より現れた完璧超人始祖の一人ジャスティスマンにより妨害され、ジャスティスマンと交戦する。そして、ジャスティスマンの陸式奥義ジャッジメント・ペナルティをくらって実体が粉々になって敗北し、恨み言を吐きながら姿を消すと同時に超人墓場など三ヶ所に張られていた結界も解除された。その後、ザ・マンによって今回に限ってサタンが実体化した理由が、成功すれば神にしてやると調和の神に唆されてザ・マンの所持するカピラリアの欠片(ピース)を奪い取る為であり、ザ・マンに敵わないまでもカピラリアの欠片を盗み出すことはできるだろうと考えた為であることが語られた。
* 種別 - 完璧超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{BRD}}・[[バイエルン州]][[ミュンヘン]]
* 身長体重 - 186cm 115kg
* 超人強度 - 126万パワー
* 年齢 - 28歳
* 主な必殺技 - 釘打ちココバット
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
[[完璧超人]]の一人で、前頭部が[[金づち]]、後頭部が[[釘抜き]]で、スリムな体格をしている。
== 地球人 ==
ここでは、主要キャラクターや頻繁に登場したキャラクターのみ記述する。
 
同族の遠い先祖は醜い争いを繰り返していたため、神々から「カピラリア七光線」で粛清されたが、その際、「カピラリア七光線」を通さない素材だった「許されざる世界樹(アンフォーギブン・ユグドラシル)」が生えていた地に暮らしていた直系の先祖たちが助かり、その中のサイフォンリングで特訓し勢力を伸ばしていった。超人閻魔の「優秀な超人は厳しい審査の末に完璧超人に引き上げてもよい」という考え方から、ハンマーヘッドは完璧超人へ転身できたが、結局は慢心して残虐超人・タイラントの部下となり、悪行の道へと堕ちてしまう。
=== 二階堂マリ(にかいどう マリ) ===
 
* 種別 - 人間
; タイトル歴
: 「タイトルは弱者のシンボルである」という完璧超人の教えに従っているためタイトルは持たない。
 
=== 土偶マン(どぐうマン) ===
* 種別 - 残虐(悪行)超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{JPN}}
* 身長体重 - 156&nbsp;cm120cm→190cm 40&nbsp;kg60kg<ref name="marizukan">{{Twitter status|yude_shimada|1088926082739269632}}</ref>
* 超人強度 - 30万パワー
* 主な必殺技 - 天使の笑顔<ref name="mari"/>
* 年齢 - 27歳
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 主な必殺技 - 土偶パンチ
* 声 - 中島千里 / [[井上美紀]](王位編、キン肉マンII世)
* 初登場 - 奇跡の救世主伝説の巻
 
タイラントの部下。素体は120cmだが、戦闘時は190cmまで巨大化し筋肉質になる<ref name="zukan" />。
住之江幼稚園(アニメ1期ではひまわり幼稚園。2期に当たる王位争奪編では住之江幼稚園)の若い[[保育士|保母]]。キン肉マンやミートから惚れられているが、二人の好意には無関心で一人相撲状態。キン肉マンは「マリしゃん」と呼ぶ。原作では序盤のみの登場であり、アメリカ遠征編を最後に登場しなくなり、以降はヒロイン役はビビンバに取って代わられた。翔野ナツ子と一緒に登場することが多く、ケンカすれば互いに「尻軽女!」と罵り合い尻が宙に浮いてしまう。
 
=== ケンブリッジマン ===
『キン肉マンII世』ではビビンバの登場により自ら身を退き、海外で幼児教育の現場を勉強するため、第21回超人オリンピックの直前に日本を離れたことを明かした。それから21年後、住之江幼稚園の経営者である父親が亡くなり、同幼稚園を継ぐことになって帰国。その後、幼稚園の前に捨てられていた赤ん坊を拾い、リング上では絶対に強くカッコ良かったキン肉マンにあやかり、リングのリンを取って凛子(リンコ)と名付け育てる。
* 種別 - 悪行超人<ref name="zukan" />
* 出身 - {{GBR}}
* 身長体重 - 212cm 158kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 86万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - キングダム・ヘイル
* 初登場 - キン肉マン超人列伝 カレクック -愛と怒りの聖人-の巻
 
筋骨隆々の大型超人で、[[イギリス帝国|大英帝国]][[インドの総督|インド超人総督]]の末裔。非常にプライドが高く「英国伝統の[[キャッチ・アズ・キャッチ・キャン]]レスリングの秘儀を受け継いだ誇り高き超人レスラー」を名乗るが、先祖の地位を鼻にかけて一般人に威張り散らし、自分に逆らう者は女子供であろうと許さず、人間の少年ラジャに必殺技で重症を負わせる外道。師匠から怒りを抑えるように言われていたシン(カレクック)を一方的に嬲り、シンが好意を抱いていた女性ミーナの店を壊し、ミーナにも暴力を振るう。しかし怒りの感情を爆発させてカレーを頭に載せたシンの反撃を喰らい、チャルカスティングで腹を貫かれて死亡した。
アニメではヒロインとして継続して登場している。当初は原作通りキン肉マンに対して無関心だったり、アプローチに対して避けることも多かった。しかし超人オリンピック ザ・ビッグファイト編を機に急接近。キン肉マンに対する評価も変わっていき、7人の悪魔超人編開始時ではキスを受け入れようとしたり、結婚式の話などするようになりキン肉マンの正式な恋人に。ケンカ相手だったナツ子とも親友同士となった。身寄りのない少年ケンジを引き取っており、彼の存在がキン肉マンとの距離を縮める重要な要因となった。原作では基本的に清楚な女性だったがアニメでは気の強い部分も頻繁に見せており、ナツ子との口論やキン肉マンのビビリに対して睨んだり、失言には肘打ちをくらわせて黙らせることもあった。また、黄金のマスク編以降はナツ子と一緒に放送席を占拠することもあり、キン肉マンVS悪魔将軍のアナウンサーを勤めた。以降も難しい単語や歴史などの解説役として立ち回り、そのたびに頭の良さをキン肉真弓に賞賛されている。しかしキン肉王妃にはかなり嫌われており、嫁・姑のような関係になっている。
 
; タイトル歴
アニメオリジナルストーリー「ザ・サイコー超人の挑戦編」ではサイコー超人たちの長・ポール王子に見初められ拉致される。この話ではキン肉マンを罠にかけたサイコー超人たちを逆に罠に突き落とし、鮫に食わせた挙句その鮫をかまぼこにして調理した。マリ救出のために戦った正義超人たちとキン肉マンの愛の深さを知り、ポール王子は自ら身を惹きマリは解放された。「地獄の極悪超人編」ではキン肉マンたちの付き添いでキンモク星へ向かう。リリー姫に色目を使うキン肉マンに対し、かなりイラついた様子で睨むなど嫉妬深さに拍車が掛かっていた。しかし終盤ではキン肉マンの悪ふざけやリリー姫に色目を使う姿を見て、それが仲間を失った悲しみを誤魔化すためのものだと気づいた。ダーティバロンやバッファローマンとの戦いで負傷したキン肉マンを最後まで応援した。
: 大英帝国超人CACCトーナメント優勝
; 主な肩書き
: インド超人総督の末裔<ref name="shot" />
 
=== 原作に登場した他作品の超人(著作権承認済) ===
キン肉星王位争奪編にも引き続いてヒロインとして登場しており、最終回でキン肉マンと婚約している。
* [[ウルトラ兄弟]]<ref>TEAM MUSCLE編「幻の『キン肉マン』復刻について…」『キン肉マン 特盛』28頁。</ref><ref>ゆでたまご「宇宙怪獣襲来の巻」『キン肉マン 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-851131-3、6-7頁。</ref>
 
== アニメスペシャル・決戦!7人の正義超人vs宇宙野武士 ==
劇場版においても全ての作品に登場。第1作『キン肉マン』ではオクトバスドラゴンIII世に人質として拉致され、時間以内に救出に来なければギラザウルスの餌にされるという危機的状況に陥り、さらにオクトバスドラゴンIII世は敗北後もなお、約束を反故にして彼女をギラザウルスの餌食にしようとした。第2作『大暴れ!正義超人』ではオチにのみ登場し、あまりにもタイミングよく登場したためキン肉マンに正体を疑われ、ほっぺを抓られて泣き顔になっていた。第3作『[[キン肉マン 正義超人vs古代超人|正義超人vs古代超人]]』ではキン肉マンの招待で保育園の子供たちと一緒に海外旅行へついて行った。園児たちがサタンキングに拉致されたことをキン肉マンたちに知らせに行き、そのまま園児救出に参加した。第4作『逆襲!宇宙かくれ超人』ではオチに登場。多数の美女からチヤホヤされるキン肉マンを見て怒り、地球中を追いかけまわって「キン肉マンの弱点はマリさん」であることを示していた。第5作『晴れ姿!正義超人』では彼女によく似た女性マリ姫が登場し、キン肉マンと恋仲になる。マリ本人はラストで登場。第6作『[[キン肉マン ニューヨーク危機一髪!|ニューヨーク危機一髪!]]』では悪魔将軍に生気を吸い取られナツ子たちもろとも泥人形となり、キン肉マンを悲しませた。魂は肉体で生きており苦戦するキン肉マンの姿に涙し、最後は悪魔将軍が倒されたことで元に戻った。第7作『正義超人vs戦士超人』では拉致されたミートを救出するべく一向に同行する。
; [[アイドル超人|7人の正義超人]]
:; キン肉マン
:; ラーメンマン
:; ザ・ウォーズマン
:; ザ・テリーマン
:; [[ウルフマン (キン肉マン)|リキシマン]]
:; ブロッケンJr.
:; ロビンマスク
 
; ラッカ星人
; 主な肩書き
:; [[#ビーンズマン|ビーンズマン]]
: 住之江幼稚園保母(II世では園長)
:; [[#インゲン長老|インゲン長老]]
:; [[#ビーンズマン|モンスター1号]]
=== マロン姫 ===
* 出身 - ラッカ星
* 声 - [[中島千里]]
 
ラッカ星の姫(超人か人間かは本編で明言されていないため不詳)。ブラック・キングにさらわれるがキン肉マンに救われ、最後はビーンズマンと結婚した。
=== 翔野ナツ子(しょうの ナツこ) ===
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}大阪市天王寺区
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 声 - [[鶴ひろみ]] / [[平松晶子]](王位編)
 
; [[#宇宙野武士(うちゅうのぶし)|宇宙野武士(スペースサムライ)]]
雑誌『週刊HERO』の記者。テリーマンと恋仲になる。イワオに捕まった所を助けられて以降キン肉マンとも親しく、キン肉マンのことを「キンちゃん」と呼ぶ。二階堂マリとは当初犬猿の仲で、ケンカすれば「尻軽女!」と言われていたが、後に親友になる。キン骨マンの策略により巨大化して街を襲ったことがある。口調は関西弁([[河内弁]])だが、アニメでは後にほとんど標準語で話すようになった。第21回超人オリンピックの予選以降は、しばらくの間ほとんど登場しなくなるが、観客席や黄金のマスク編の扉絵などで時々テリーマンの傍らに姿を見せていた。
=== ブラック・キング ===
* 種別 - 悪行超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(出身惑星不明)
* 超人強度 - 85万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 連続サイドスープレックス<ref name="dvd" />、無限流星剣、肉体分裂分身の術
* 声 - [[永井一郎]]
 
ブラックキングとも表記される。スペースサムライの組織として恐れられている宇宙野武士軍団の頭目。原作同様にどんな状況でも食事時間は守るという律儀な習慣の持ち主。他の宇宙野武士と異なり、心臓を二つ持っている。1000人以上の大軍団を率いてラッカ星を襲うが、地球から来たキン肉マンら7人の正義超人と宇宙野武士選り抜きのレスラー7人とで1対1のリング上での決闘を同時に行う。団体戦ではキン肉マンと戦うが、昼食時間のために試合を一時放棄。その後卑怯にもマロン姫を花嫁にしようとさらうが、キン肉マンに阻止されて風林火山とキン肉バスターで敗れた。兜の下はモヒカン頭をしている。
テリーマンとの交際は続いており、王位争奪編以降の読み切り作品などにも登場。『キン肉マンII世』ではテリーマンの妻で[[テリー・ザ・キッド]]の母となり、アメリカで暮らしている。「究極の超人タッグ編」では出番が増えている。ハンチング帽子にポロシャツ、[[オーバーオール]]という服装を凛子から「関西弁を喋る超ダサイ女」と言われたが、かなりの美人に描かれている。
 
=== ブラック・カンフー ===
; プロフィール
* 種別 - 悪行超人<ref name="zukan" />
: 家族 - 夫 テリーマン、息子 テリー・ザ・キッド
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(出身惑星不明)
; 主な肩書き
* 超人強度 - 92万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
: 散英社・『週刊HERO』編集部員
* 主な必殺技 - 宇宙カンフー<ref name="dvd" />、空手殺法
* 声 - 二又一成
 
宇宙野武士軍団の副頭目の1人。4本の腕を持ち、宇宙カンフーを得意とする。団体戦ではラーメンマンと戦い、空手殺法"死の舞い"での攻撃を同じ空手攻撃の手数で上回り勝利する。その後ブラックキングがマロン姫を花嫁にしようとさらった際の正義超人たちとの攻防戦で敗れた。
; 異名
: 翔(と)んでるナツコ
: 武闘派記者
: 週刊HERO名物記者<ref name="shot" />
 
=== ブラック・キラー ===
=== 中野和雄(なかの かずお) ===
* 種別 - 悪行超<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(出身惑星不明)
* 出身 - {{JPN}}
* 超人強度 - 90万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 身長体重 - 163&nbsp;cm 70&nbsp;kg<ref name="nakano">{{Twitter status|yude_shimada|1084092323770773504}}</ref>
* 主な必殺技 - 質に入れる宇宙野武士式スクリュー・ドライバー<ref name="nakanodvd" />
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
* 年齢 - 40歳
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 声 - はせさん治 / [[大竹宏]](一時代役50〜58話、テレビスペシャル) / [[千葉繁]](王位編) / [[龍田直樹]](キン肉マンII世)
 
宇宙野武士軍団の副頭目の1人。両手が鎌のようになっている。団体戦ではウォーズマンと戦うが、スクリュー・ドライバー同士の相討ちで両者引き分けとなる。
通称'''アデランスの中野さん'''。当時のゆでたまご担当編集者[[中野和雄]]がモデル。[[スター・システム (小説・アニメ・漫画)|スター・システム]]的に色々な設定で至る所に登場している(例えば、第1次怪獣退治編で死亡描写があっても、次の登場で何事もなかったように姿を見せてコミカルに振舞っている)。アニメ(『II世』では原作・アニメとも)では解説者も務めレギュラーで登場。あだ名の通り[[鬘|カツラ]](安物なので裏は鉄製)。
 
=== ブラック・トマホーク ===
超人格闘技の大ファンで、イベントがある度に妻の公子を[[質屋]]に入れている。性格は皮肉的であるが、アニメ版では逆に明るく、愛妻家として描かれた。話によっては[[キューピー]]頭の息子が存在することもあるが、アニメでは登場していない。
* 種別 - 悪行超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(出身惑星不明)
* 超人強度 - 80万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 主な必殺技 - トマホーク攻撃<ref name="dvd" />
<!-- * 声 - 佐藤正治 -->
 
宇宙野武士軍団の副頭目の1人。斧を武器として振り回して戦う。団体戦ではテリーマンと戦うが、カーフ・ブランディングをくらった後にニー・ドロップで心臓を攻撃され敗れた。
アニメ登場の際に[[アデランス|アデランス社]]に名称使用の許可を取っている<ref>DVD『キン肉マン』Vol.1収録「『キン肉マン』DVDスペシャルインタビュー」より。</ref>。アニメ版の王位争奪編では第1話・第2話と最終話を除き「おまたせシマウマ〜!世界に羽ばたくアデランスの中野さんです〜!」(回によってセリフが異なる場合がある)というセリフとともに前回のあらすじを紹介している。また、次回予告も担当。
 
=== ブラック・スモーマン ===
; 主な肩書き
* 種別 - 悪行超人<ref name="zukan" />
: 集英社週刊少年ジャンプの中野和雄
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(出身惑星不明)
: 大江戸スポーツの和雄さん
* 超人強度 - 80万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
: 丼屋のアデランス
* 主な必殺技 - 張り手、ボディプレス<ref name="dvd" />
: 幼稚園児のカズ坊(中野和雄の息子という設定もある)
* 声 - 北川米彦
: 散英社・週刊HEROのアデランスの中野
: 日系II世のカズ・ナカーノ
: 超人格闘技解説者(アニメ版・II世のみ)
; 異名
: [[アートネーチャー]]
: [[アデランス]]
: (世界に羽ばたく)アデランスの中野さん
: アデランスの和雄
; プロフィール
: 家族 - 妻 公子
 
宇宙野武士軍団の力士で、戦闘時は相撲を応用した戦法を得意とする。団体戦ではリキシマンと戦い、5人に分裂しての総攻撃で勝利する。その後ブラックキングがマロン姫を花嫁にしようとさらった際の正義超人たちとの攻防戦で敗れた。
=== 吉貝(よしがい)アナ ===
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}
* 初登場 - 第20回超人オリンピック編
* 声 - 戸谷公次 / [[大場真人]](キン肉マンII世)
 
=== ブラック・ファイター ===
超人格闘技の実況[[アナウンサー]]。名前は『キン肉マンII世』で判明。当初から「あ―――っと!」(あ〜〜〜と!)「お―――っと!」が口癖で、落下技の最中に長々とした技の説明を言い切ってしまう熱血漢。ボケるタザハマ(アニメでは中野さん)にツッコミを入れる役でもある。王位争奪編以降はあまり姿が描かれなくなるが、実況は全ての試合において担当し続けている。
* 種別 - 悪行超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(出身惑星不明)
* 超人強度 - 75万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 主な必殺技 - キック攻撃<ref name="dvd" />
<!-- * 声 - 田中秀幸 -->
 
宇宙野武士軍団の正規レスラーで、肉体を駆使して戦う正統派。団体戦ではブロッケンJr.と戦い2回転キックを胸部に受けて倒されるが、それまでのダメージが大きかったブロッケンJr.も直後にダウンして結果は両者引き分けとなった。
初代アニメでは原作と顔が異なり、名前なども不明。[[アデランス]]を着用しているシーンがある。アニメ王位争奪編では瀬木具地アナ(声 - 平野正人)が実況を担当しているためにエキストラ的に顔見せして描かれたのみである。
 
=== ブラック・ナイト ===
作者のゆでたまごの上京時代の友人がモデル<ref>ゆでたまご『生誕29周年記念出版 肉萬 〜キン肉マン萬の書〜』集英社、ISBN 978-4-08-908081-8、106頁。</ref>。初期には似た人物が牛丼愛好会会員として登場した。
* 種別 - 悪行超人<ref name="zukan" />
* 出身 - 宇宙<ref name="zukan" />(出身惑星不明)
* 超人強度 - 82万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 弓矢攻撃<ref name="dvd" />
<!-- * 声 - 戸谷公次 -->
 
宇宙野武士軍団の騎士部隊隊長。リング上の試合でも弓矢を使用する。団体戦ではロビンマスクと戦うが、矢を額に刺されながらも決めたタワーブリッジで心臓部分を重点に絞られて敗れた。
=== 与作(よさく) ===
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}
* 身長体重 - 157&nbsp;cm 52&nbsp;kg<ref name="yosaku">{{Twitter status|yude_shimada|1099554986378244097}}</ref>
* 主な必殺技 - 見てはいけないものを見てしまった目撃証言<ref name="yosaku"/>
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 声 - [[水鳥鐵夫|水鳥鉄夫]]、龍田直樹(CM [[眠眠打破]]VSキン肉マン 夢の超人タッグ篇)
 
== アニメオリジナルシリーズ ==
初期の脇役の一人。目立ちたがり屋であり、よくテレビに映りたがる中年男性。特技(趣味)は裸踊り。牛丼屋の店主だったり、映画『ロッキー』に影響され、キン肉マンのボクシングのコーチを務めたこともあった。ルーツ島では見た目がそっくりな、長老の「ヨサーク」が登場。ウコンとの戦いの最中キン肉マンに嫌がらせをしている。
=== ザ・サイコー超人の挑戦編 ===
; 正義超人
:; キン肉マン
:; ザ・テリーマン
:; ブロッケンJr.
:; バッファローマン
:; ロビンマスク
:; ザ・ウォーズマン 
 
; {{Anchors|サイコー超人}}サイコー超人
アニメでは「どこにでも出てきて何にでもなる与作さん」と呼ばれるほど、様々なところで登場し解説、ゴングマンなども務めた。またキン肉マンの決めゼリフ「へのつっぱりはいらんですよ!」にどこからともなく地面の中からも現れ、「言葉の意味はよく分からんがとにかくすごい自信だ!」と驚く役でもある。怖いものを見ると「オラ見てはならねえものを見てしまっただ」と腰を抜かす。セリフの最後に「〜ぜよ」と付ける癖がある。アニメ王位争奪編ではキン骨マンとイワオが拘禁されている牢獄の看守としても登場した。
==== ヤマカーン ====
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 900万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 主な必殺技 - サイコー・ワープ
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
 
サイコー超人の[[軍師]]でリーダー格。娘や部下たちからも慕われており、ポール王子からの信頼も厚い。過去の戦いで王子を逃がすために負った傷により左足が義足。余計な心配をかけさせないために、そのことは王子には黙っている。サイコー・ワープは左足を失ってから血と汗と涙で完成させた技でもある。
アニメでは男気を見せるところもあり、テンドーンの恋人を助けてキン肉マンへの怨みを晴らすのに一役買ったり、超人同盟の卑劣な策でロビンマスクが崖から落ちた時はキン肉マンたちに加勢してキン骨マンと殴り合いを繰り広げた。
 
キン肉マンと戦い、キン肉ドライバーやキン肉バスターなどをサイコー・ワープによって反転させ、破る実力者。キン肉マンをKO寸前まで追い詰めたが、左足の義足を蹴り飛ばされたことでサイコー・ワープが使用不可となり、風林火山により逆転KOされた。敗北後、敗軍の将として責任を取るべき自爆装置で自害しようとしたが、必死で止めようとするキン肉マンと、彼らの友情パワーによって改心したポール王子の説得により阻止された。そして「死なないでほしい」という王子の願いを聞き入れ自害を取りやめた。キン肉マンとの別れの際には宇宙最強の証として自分が持つエンブレムを託し、彼こそが最高の超人だと褒め称え和解した。
『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では、第一期の声優、水鳥鐵夫の死去の際にはブロッケンJr.と共に追悼記念の扉絵が掲載された。
 
; プロフィール
原作の後期にもそれらしい人物は登場し、キン肉星王位争奪編では姫路城内の清掃員として、ロビンマスクにモップの繊維部分をバラクーダに変装するカツラとして利用されたり、入場の際に不意打ちされた本物のバイクマンを発見したりしている。
: 家族 - 娘 キリカ
; 異名
: 宇宙一の軍師
 
==== キリカ ====
完璧超人始祖編では教師として登場。銀閣寺で修学旅行の生徒を引率していた。
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 不明
* 声 - [[松島みのり]] / 二又一成(変装時)<ref name="cast" />
 
サイコー超人のひとりでヤマカーンの娘。男装し宇宙船のキャプテンになり済ましてマリを誘拐した。ポール王子に恋心を抱いており、彼の恋に報いるためマリを拉致するという複雑な役割を演じた。最後は改心した王子からその恋心に気づかれ、両想いとなる。父親のことは尊敬しており、左足を失った当時に「一対一の戦いはしないと約束してほしい」と心配していた。
=== 五分刈(ごぶがり)刑事 / 赤岩(あかいわ)刑事 ===
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 主な必殺技 - 喧嘩殺法五分刈スペシャル
* 声 - 戸谷公次
 
==== ポール王子 ====
赤岩軍団を率いる城西署の'''赤岩'''という名の刑事で、2話のみ登場(『II世』の究極の超人タッグ編で、アニメ版に近い容姿にて観客席に再登場)。部下たちからは「赤さん」と呼ばれる。アニメ版では西隅田川署の刑事であり、“五分刈のダンナ”とも呼ばれる。事件が起こると部下の五分刈軍団を率いて登場する。マシンガンを乱射する癖があるが情に厚く涙脆い一面を持ち合わせ、試合中に感涙することもある。口癖は「○○の風が身に凍みるぜ……(○○にはその場所の地名などが入る)」。初期はキン骨マンたちを追いかけていたが、いつの間にか仲良くなりギャグキャラクターとして共にレギュラー化した。
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星<ref name="gc" />
* 超人強度 - 50万パワー<ref name="gc" />
* 声 - [[塩屋翼]]
 
ザ・サイコー超人の本拠地であるデーモン星の王子。マリに一目惚れしてヤマカーンたちに誘拐させた張本人。部下思いである反面、言ったことは覆さない主義。キン肉マンの活躍と友情を目の当たりにしたことで、自分がどれだけひどいことをしてきたのかを感じ入り改心。自爆装置で自害しようとするヤマカーンに「どうか死なないでほしい」と自決を取りやめさせ、キン肉マンに愛されるマリの幸せを称えた。そして自分もまた愛してくれる女性がいることに気づき、ヤマカーンの娘キリカと恋仲となった。[[キン肉マン消しゴム]]での名称は「プリンスデイモン」または「プリンス・デーモン」。
当初はキン肉マンに対して冷たいとミートに言われていたが、後に試合中にキン肉マンたちが追い詰められると怒りをきたし、キン骨マンたちとともにリングへ駆け上がって助太刀しようとするが、相手に睨まれて結局引き下がってしまう。
 
; {{Anchors|サイコー超人四天王}}サイコー超人四天王 
劇場版『キン肉マン 正義超人VS戦士超人』では正義超人たちが駆けつけるまで、イワオと共に並み居る戦士超人たちを蹴散らすなど活躍を見せた。
==== カレイヤス ====
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 830万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 変身、レインボー・ハンギング
* 声 - 田中秀幸<ref name="cast" />
 
サイコー超人軍団四天王の一人。過去にスニゲーターと対戦し、得意の変身能力で彼を震え上がらせ、1分で試合放棄させた。正当なテクニックの応酬においてもキン肉マンと互角に渡り合う実力者。
=== 中野公子(なかの きみこ) ===
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}
* 年齢 - 24歳
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
<!-- * 声 - 山口奈々 -->
 
キン肉マンと対戦し、蝶に変身しレインボー・ハンギングでキン肉マンを苦しめるもキン肉マンガムを利用した火事場の昆虫採集により失敗。さらに巨大な食虫植物に変身し体内でキン肉マンを溶かそうとするが、ウォーズマンに根が弱点であることを見抜かれ、火事場の綱引きにより根を体内にひきずりこまれて破られる。最後は変身が解けたところをキン肉バスターによって倒された。
中野和雄の妻。度々質に入れられている不幸な女性。夫同様に第1次怪獣退治編では怪獣に殺される描写もギャグ的で、何事もなかったように再登場を繰り返す。アニメ版では夫と仲の良さを見せていた。
 
==== ガンガアン ====
* 種別 - サイコー超
* 出身 - {{GBR}}デーモン星
* 超人強度 - 380万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 初登場 - 第20回超人オリンピック編
* 主な必殺技 - 不明
<!-- * 声 - 中島千里 -->
* 声 - 堀秀行<ref name="cast" />
 
サイコー超人軍団四天王の一人。銃を使って闘う。部下と共にテリーマン&ブロッケンJr.と闘うが、テリーマンのカーフ・ブランディングに敗れた。
ロビンマスクの妻。そばかす顔が特徴。超人オリンピックチャンピオンのコンパニオンをしていた時にロビンマスクと知り合い結婚した。
 
==== チカーラ ====
アニメ版ではロビンマスクとの世界放浪中に死亡。代わりに妹のローラ(声優 - [[中野聖子]])が、第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトの決勝戦時に登場する。
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 1000万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - 北川米彦<ref name="cast" />
 
サイコー超人軍団四天王の一人。怪力自慢の肉体派。バッファローマンと対戦し、ハリケーンミキサーで倒された。
原作では「7人の悪魔超人編」で再登場している。
 
==== ヘルナイト ====
ロビンマスクの過去を描いた『キン肉マンII世』「倫敦(ロンドン)の若大将編」で、「'''アリサ・マッキントッシュ'''」というフルネームが判明した。銀行家ポール・マッキントッシュの娘で、ロビンマスクとは大学時代からの恋人同士。
* 種別 - サイコー超人
* 出身 - デーモン星
* 超人強度 - 530万パワー<ref name="dvd" /><ref name="gc" />
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - 郷里大輔<ref name="cast" />
 
サイコー超人軍団四天王の一人。刀を使って闘う。部下と共に超人師弟コンビと闘うが、ロビンマスクのタワーブリッジに敗れた。
「究極の超人タッグ編」ではアリサ・ロビン。ロビンマスクの代わりに時間超人に重傷を負わされ昏睡状態に陥るが、ウォーズマンのデバイスチップで回復した。未来の息子ケビンマスクの戦いを最後まで見守った(『キン肉マン』の「夢の超人タッグ編」では描かれていなかったが、ロビンマスクの傍らで共に決勝戦を観戦していたことが判明した)。
 
==== ザ・サイコー軍団 ====
; プロフィール
* 種別 - サイコー超人
: 家族 - 父 ポール・マッキントッシュ 母 バネッサ・マッキントッシュ 妹 ローラ(アニメ版のみ) 夫 [[ロビンマスク]] 息子 [[ケビンマスク]]
* 出身 - デーモン星<ref name="gc" />
* 超人強度 - 120万パワー<ref name="gc" />
 
ザ・サイコー軍団の一般戦闘員たちの総称。ヤマカーンを慕っており彼が負けた際は悲しんでいる様子を見せていた。ヤマカーンが言うには四天王以外にも比肩する実力者がいるとのこと。
=== ゆでたまご ===
{{see also|ゆでたまご}}
* 種別 - 人間
* 出身 - {{JPN}}・大阪
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
 
; {{Anchors|その他のデーモン星生物}}その他のデーモン星生物
『キン肉マン』の作者[[ゆでたまご]]本人。現実では嶋田隆司、中井義則の共同筆名だが、作中では一人の人物として扱われている。作中、キン肉マンが見ていたテレビ番組で「今日のマンガ家」としてインタビューをうけており、ミートは「世の中にこんなハンサムな人がいたのか」と表現したが、それ以外では帽子をかぶった二頭身のキャラクターとして描かれることが多い。このキャラクターは「ゆでたまごちゃん」という名前で、嶋田と中井の顔を合体させたもの。[[扉絵]]などでもたびたび顔を出し、第20回超人オリンピックでは観客のブーイングに紛れて『[[MBSヤングタウン#水曜日|MBSヤングタウン水曜日]]』で梅干しを食べたことを[[嘉門達夫|笑福亭笑光]]へアピールするなど私信も発している。
==== サイコー・ジョーズ ====
* 種別 - 宇宙サメ 
* 出身 - デーモン星
 
「正義超人キラー」と呼ばれる宇宙サメ。未だかつて逃げ切れた正義超人はいないというほど凶悪なサメで、敵味方見境なく食べてしまう。罠にかかったキン肉マンを呑み込むが体内から脱出され、ミンチにされて巨大なカマボコにされた後、マリによって料理されキン肉マンに食べられた。
=== デューク・カマタ ===
* 初登場 - アメリカ遠征編
<!-- * 声 - 水鳥鉄夫 -->
 
=== 地獄の極悪超人編 ===
ハワイチャンピオンシップのプロモーター。キン肉マンの実力を見極めるため、ジェシー・メイビアに挑戦させず、その付き人のプリンス・カメハメと対戦させることで力を計った。
; 正義超人
:; キン肉マン
:; ザ・テリーマン
:; ロビンマスク
:; ザ・ウォーズマン
:; ブロッケンJr.
:; ラーメンマン 
==== リリー姫 ====
* 種別 - 正義超人
* 出身 - キンモク星
* 超人強度 - 不詳
* 声 - [[松島みのり]]
 
正義超人の発祥の地の一つとされるキンモク星の王女。
カメハメの過去の経歴についても熟知しており、キン肉マンが部屋を去った後、カメハメの過去とキン肉マンの末路を重ね嘲笑していた。
 
==== チェリー王子 ====
モデルは[[キラー・トーア・カマタ]]などの悪役レスラー<ref>マニア超人ズ編著「キン肉マンの章 前編 ハワイ遠征編 KEYWORD niku-das」『超人マニアックス 肉印』21世紀BOX、2002年10月20日、ISBN 4-05-602746-3、20頁。</ref>。
* 種別 - 正義超人
* 出身 - キンモク星
* 超人強度 - 不詳
* 声 - [[鶴ひろみ]]
 
キンモク星の王子でリリー姫の弟。
=== バックランド ===
* 種別 - 人間
* 初登場 - アメリカ遠征編
 
; {{Anchors|元極悪超人}}元極悪超人
テリー牧場でテリーマンの祖父・シニアマンの代から蹄鉄師をしている老人。左足を失ったテリーマンやマシンガン号に精巧な義足を作った。その後、7人の悪魔超人が現れる前にテリーマンのために改良版の義足を作ったが、完璧超人始祖編の3年ほど前に亡くなっている。
:; バッファローマン
:; キン骨マン
:; [[#イワオ|イワオ]]
:; [[#キン骨オババ(キンこつオババ)|キン骨オババ]] 
 
; {{Anchors|極悪超人}}極悪超人
=== ロバート ===
==== ダーティバロン ====
<!--超人のロバートについては、戦闘描写のないため記述しない-->
* 種別 - 極悪超
* 出身 - {{USA}}不明
* 超人強度 - 1500万パワー<ref name="dvd" />
* 初登場 - アメリカ遠征編
* 主な必殺技 - 96の殺人技、ダーティ大車輪、ダーティ・デビルサッカー、死のゴール
* 声 - [[郷里大輔]]
 
極悪超人のリーダー。バッファローマンと血を飲みあった義兄弟。自らを極悪超人界の正義超人と称するが、最終話では本性を現し自らを悪と名乗った。
交通事故で左足を失って以来、車椅子の生活を強いられている少年。かつては車椅子に頼りっきりだったが、ロスアンゼルスでのテリーマンの試合を見てから、義足を付けて歩行訓練を進んでやるようになった。マシンガンズ対宇宙一凶悪コンビ戦の最中に、キン骨マンに奪われたテリーマンの義足を取り返す。キン肉マンがアメリカを去る際には、フレアースやそれまでの介護者らと共に、自由の女神の下で見送った。
 
正義の剣を手に入れるため、正義超人になりすましキンモク星へと現れる。「牛丼に飽きたのでステーキを選ぶ」といった点以外は完璧にキン肉マンになりすましていた。キン肉マンのボケにのったりツッコミを入れたりするなどユーモラスな一面もある。
=== シャイアン族長 ===
* 種別 - 人間
* 出身 - {{USA}}・オクラホマ
* 初登場 - 夢の超人タッグ編
* 声 - 北川米彦<ref name="cast" />
 
キン肉マンと戦うがリングとなった火山が噴火したため引き分けとなる。バロンは火山の中に消えて生死不明となる。その後マグマの底に用意しておいた黒いロングホーンを使い、極悪超人7人がかりの「地獄のピラミッド」によってバッファローマンを極悪超人へと引き戻した。
ジェロニモの故郷であるチェロキー族の長。孤児だったジェロニモとその妹を自分の子同様に育てた。五重のリングでの死闘で倒れ、蘇生はしたが廃人同然のジェロニモを超人として転生させるため、超人の神に引き合わせる。
 
再戦時には、キン肉マンの48の殺人技に対抗した96の殺人技を使いキン肉マンを苦しめるが、自分の技ではなくロビンマスクのタワーブリッジで反撃されたため切り返しができず、KO寸前まで追い詰められたが、呼び寄せたバッファローマンと入れ替わり窮地を逃れる。しかしバッファローマンのロングホーンが正義の剣によって切り落とされ、飛んで来たロングホーンが突き刺さりワイルドバクトと共にどこかへ吹き飛ばされる結末を迎えた。
当初は「シャイアン[[酋長]]」と呼ばれていたが、後に「族長」に修正されている。
 
; 異名
アニメオリジナルの「ザ・サイコー超人の挑戦編」では、病気になったためジェロニモが酋長の座を継いでいる。
: 棺桶配達人ダーティバロン
 
==== タザハマヒロシワイルドバクト ====
* 種別 - 極悪超
* 出身 - {{JPN}}不明
* 超人強度 - 630万パワー<ref name="dvd" />
* 初登場 - 第20回超人オリンピック編
* 主な必殺技 - バクトトランプ、夜霧の神経衰弱
* 声 - 水鳥鉄夫<ref name="cast" />
 
極悪超人のサブリーダー的存在。テリーマンと対戦し、一度は劣勢に追い詰められる。しかし正義の剣が見せたバッファローマンの黒いロングホーンの存在を見てテリーマンガ驚愕したため難を逃れ、必殺技「夜霧の神経衰弱」を駆使して勝利する。骨がなく鍛え上げた筋肉が骨の役目を果たしている。攻打撃的な攻撃に対しては強い耐性を持つが、関節技で同じ個所を執拗に攻められると千切れかねないという危険性もある。極悪超人の中ではダーティバロンと共に最後まで生き残ったが、最後は共に正義の剣の力によってどこかへ吹き飛ばされた。
初期によく登場した老年の超人格闘技解説者。何十年にも渡って、何千もの試合の解説をしてきたベテラン解説者だが、よくボケをかましたりするひょうきんな人物。次第に画面に写らなくなるがキン肉星王位争奪編の最後まで試合を見届けたようである<ref>『キン肉マン 77の謎』 117頁</ref>。完璧超人始祖編でも顔見せ程度だが登場し、最初はキン肉マンの隣で牛丼を食っていたが、その後解説席に座っている。アニメでは超人オリンピック編や七人の悪魔超人編で観客として顔が描かれたのみで、解説者としての登場や台詞は無い。[[ウォーズマン]]に首を捥がれて死んだティーパックマンのティーカップ型の頭部に入った紅茶を飲んだり、[[イカ]]や[[ウナギ]]、[[サザエ]]、[[ジャガイモ]]がモチーフの超人がガソリンプールの炎で焼死した際、彼ら超人の遺体を食材扱いして「おいしそう」と発言する、ゲスト解説に来たミートに馴れ馴れしい態度を取り、[[おちんちん|陰部]]を晒すセクハラに及ぶなど、超人に対して非常識な言動も見られる。
 
; 異名
『キン肉マンII世』では究極の超人タッグ編にわずかながら登場。中野さんと入れ替わったりもする。
: 夜霧のワイルドバクト
 
==== ジライヤー ====
モデルはプロレス評論家の[[田鶴浜弘]]<ref>{{Cite web |date=2012-06-18 |url=https://twitter.com/yude_shimada/status/214476080503984128 |title=Twitter / yude_shimada: スゲー写真見つけ... |accessdate=2012-06-18}}</ref><ref name="shinseki">ゆでたまご「ここが気になる!肉+特集01 超人レスリングの熱烈ファン!? 地球人大紹介!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』54頁。</ref>。
* 種別 - 極悪超人
* 出身 - 不明
* 超人強度 - 550万パワー<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 分身攻撃、地獄の頭突き
* 声 - [[銀河万丈]]<ref name="cast" /><!-- / 田中秀幸(134話) -->
 
全身が機械で覆われている極悪超人。5対3の変則タッグマッチにてロビンマスクと対戦する。手からのビームや分身でロビンを苦しめたが、「変形タワーブリッジ」により共にスカイデビルの谷底へ転落した。
=== ドン・ピカーデリカオーネ ===
* 種別 - 人間
* 初登場 - 第1次怪獣退治編
* 声 - 岸野一彦
 
; 異名
頭がツルツルとハゲで毛が1本しかない中年の人間。初期にはかなりの頻度で端役として登場。ただし、同一人物としての登場ではない(中野さんと同様)。
: 地獄のジライヤー
 
==== グドン ====
地球防衛軍長官として初登場。第20回超人オリンピックでは時々観客として観客席におり、カレクックに食べていた牛丼を奪われ文句を言っていた(アニメでは与作さんに変更)。アメリカ遠征編ではロバート(人間)の父親として登場し、また3人に分身して審判をやったり、画家に扮して登場。7人の悪魔超人編ではドクター役で2回登場し、1回目は騒ぐキン肉マンにヘッドバットを行う(ドクター時は少し顔が異なっている。額に「ドクター」と書かれていた)。スニゲーター対ガンマン戦では、客として観戦していた。
* 種別 - 極悪超人
* 出身 - 不明
* 超人強度 - 600万パワー<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 怪力
* 声 - 岸野一彦<ref name="DVD8"/>
 
怪力自慢でフンドシ姿が特徴。5対3の変則タッグマッチにてジライヤーと戦うロビンマスクを押さえつけるが、ロビンマスクの「変形タワーブリッジ」によりジライヤー共々スカイデビルの谷底へ転落した。
元はゆでたまごが『キン肉マン』連載直前に描いた読み切り作品『下町戦争』の主人公であり、ドン・ピカーデリカオーネという名前もそこから取られている(「ドン」は首領の意)。この名前は『キン肉マン』本編には登場しないが、『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』で紹介されている。嶋田によると、モデルは[[森永製菓]]のアイスクリーム「デリカ」のCMに出演していた人物<ref>{{Cite book|和書|year=2019-11-29|title=キン肉マン 290 クイズブック|page=162|publisher=集英社〈ジャンプ・コミックス〉|isbn=978-4088821580}}</ref>。
 
; 異名
この他にも、数々の短編作品に登場しており、『あすとろボーヤ』では主人公の父親デリカ役、『[[ゆでたまごの読み切り作品一覧#デスゲーム|デスゲーム]]』ではイタリア人コルレオーネとして登場。『[[超こち亀]]』にも最初の1コマに登場している。
: 遠慮はいらない怪力グドン
 
==== ブルドッキー ====
=== 地球防衛軍たのきんトリオ ===
* 種別 - 極悪超
* 出身 - {{JPN}}不明
* 超人強度 - 480万パワー<ref name="dvd" />
* 身長体重 - 不明
* 主な必殺技 - 地獄技・千人噛み殺し
* 初登場 - 第2次怪獣退治編
* 声 - 二又一成<ref name="cast" />
キン肉マンがアメリカ遠征中に日本防衛の任務についた3人組。
 
血の気の多い性格で、一度噛みついたら決して離れないという。5対3の変則デスマッチでウォーズマンと対戦し、武器である牙をベアークローにより折られる。最後はウォーズマンの必殺技「シベリアの地吹雪」により共に谷底へ転落した。
地球防衛軍に所属する、田原年寄(たはら としより)(通称トシちゃん)・近藤股彦(こんどう またひこ)(同マッチ)・野村よちお(のむら よちお)(同ヨッちゃん)の3人。後にビビンバが加入。リーダーの田原は特にキン肉マンを目の敵のごとくに何かにつけてバカにしたり、張り合ったりしていた。3人とも第21回超人オリンピック編で観客席でビビンバと共に姿を見せたのを最後に登場しなくなるが、『II世』の究極の超人タッグ編で観客席に再登場。この時はキン肉マンを応援するようになっていた。
 
; 異名
=== ポール ===
: 千人噛み殺しのブルドッキー
* 種別 - 人間
* 出身地 - {{GBR}}
* 初登場 - 完璧超人始祖編
 
==== ビッグマグナム ====
悪魔超人アトランティスを応援する、純真無垢な少年。ロンドン・テムズ川で、アトランティスとマーリンマンの試合を観戦した。
* 種別 - 極悪超人
* 出身 - 不明
* 超人強度 - 450万パワー<ref name="dvd" />
* 主な必殺技 - 不明
* 声 - 戸谷公次<ref name="cast" />
 
5対3の変則デスマッチでのウォーズマンとブルドッキーの試合に乱入するが、ウォーズマンの必殺技「シベリアの地吹雪」により道連れにされる。
=== コニタ ===
* 出身 - {{USA}} ハワイ / {{JPN}}・[[長崎県|長崎]]<ref group="注釈">[[カードダス]]『キン肉マン キン肉星王位争奪編』より。</ref>
* 初登場 - キン肉星王位争奪編(アニメ版のみ)
* 主な必殺技 - プロレスアクションアナウンス
* 声 - 松岡洋子
 
; 異名
アニメオリジナルキャラクター。コーニタとも表記。[[名古屋弁]]で実況を行う自称・ハワイ帰りのアナウンサー。キン肉マンに憧れているため、度々肩入れするような発言をし、委員長に怒鳴られている。
: 掟破りのビッグマグナム
 
==== バラッキー ====
=== 原作に登場した有名人 ===
* 種別 - 極悪超人
* [[アントニオ猪木]]
* 出身 - 不明
* [[江川卓 (野球)|江川卓]]
* 超人強度 - 580万パワー<ref name="dvd" />
* [[王貞治]]
* 主な必殺技 - 分離攻撃、地獄の渦巻き
* [[大平正芳]]
* 声 - 堀秀行<ref name="cast" />
* [[大山倍達]]
 
* [[ジャイアント馬場]]
「死神の七つ道具」を使い、体を分離させ闘う。5対3の変則デスマッチにて生き残ったブロッケンJr.と対戦。リングを破壊し、ブロッケンJr.を窮地に追い込むが、ベルリンの赤い雨で頭部を真っ二つにされて敗れた。
* [[田端義夫]]
 
* [[長島茂雄]]
; 異名
* [[萩本欽一]]
: 死神バラッキー
* [[浜田幸一]]
* [[ブルース・リー]]
* [[松山千春]]
* [[モハメド・アリ]]
* [[山本小鉄]]
* [[#ゆでたまご|ゆでたまご]]
* [[渡部絵美]]
* [[サンドウィッチマン (お笑いコンビ)|サンドウィッチマン]]
 
== 脚注 ==
3,405 ⟶ 4,761行目:
=== 出典 ===
{{Reflist|3}}
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |date=1984-08-25 |editor=西村繁男|title=キン肉マン熱闘スペシャル |publisher=集英社 |id = 雑誌 29936-8/25 |ref={{SfnRef|熱闘スペシャル|1984}}}}
3,411 ⟶ 4,768行目:
* {{Cite book |和書|date=1999-08-24|editor=TEAM MUSCLE |title=キン肉マン 特盛 |publisher=集英社 |series =ジャンプ コミックス セレクション |isbn=4-8342-1679-9|ref={{SfnRef|特盛|1999}}}}
* {{Cite book |和書|date=2004-07-31 |editor=TEAM MUSCLE |title=キン肉マン 超人大全集 |publisher=集英社 |series = |isbn=978-4-7976-1003-1 |ref={{SfnRef|超人大全集|2004}}}}
* {{Cite book |和書 |author=ゆでたまご |date=2008-08-31 |title=生誕29周年記念出版 肉萬 〜キン肉マン萬書〜 |publisher=集英社 |series = |isbn=978-4-08-908081-8|ref={{SfnRef|肉萬|2008}}}}年8月29日。
* {{Cite book |和書 |author=ゆでたまご |date=2014-08-09 |title=キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳 |publisher=集英社 |series = ジャンプ・コミックス |isbn=978-4-08-880249-7 |ref={{SfnRef|超人閻魔帳|2014}}}}
* {{Cite book|和書|date=2019-06-04|title=キン肉マン「超人」|publisher=[[学研]]|isbn=978-4054066069|ref={{SfnRef|超人|2019}}}}
* {{Cite book|和書|date=2019-11-30|editor= [[Vジャンプ]]編集部|title=キン肉マン 290 クイズブック|isbn=978-4-08-882158-0|publisher=[[集英社]]|isbn=|ref={{SfnRef|クイズブック|2019}}}}
 
{{キン肉マン}}