「ラリアット」の版間の差分

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* ラリアットに来る腕に[[手刀打ち#袈裟斬りチョップ|袈裟斬りチョップ]]を打つ。
 
== 技名について ==
アメリカではラリアットのことを'''クローズライン'''と呼ぶのが一般的である。語源は洗濯物を干す縄が転じて、道に糸などを張り[[オートバイ]]などで通過する人間の首に引っ掛ける[[罠]]。[[アメリカンフットボール]]で腕を相手の首に引っ掛けて倒す反則としても知られる。フットボーラー時代のスタン・ハンセンは、当時は反則でなかった「腕タックル」としてよく使用していたと著書「魂のラリアット」で述べている。
 
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* [[ジョン・レイフィールド|ジョン・ブラッドショー・レイフィールド]](クローズライン・フロム・ヘル)
* [[ニック・クヴジェトコビッチ|シン・ボーディ]](クローズライン・フロム・ヘック)
* [[平田淳嗣|スーパー・ストロング・マシーン]](マシン・ラリアット)
* [[スコット・スタイナー]](スタイナー・ライン)
* [[スコット・ノートン]](超竜ラリアット)
* [[スタン・ハンセン]](ウエスタン・ラリアット)
* [[関本大介]]
* [[征矢学]](弾道)(旧称はワイルド・ボンバー)(旧名称は弾道
* [[泉州力]](リキ・ラリアット)
* [[田上明]]
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* [[森嶋猛]]
* [[諸橋晴也]](クォーラル・ボンバー)
* [[モンゴルマン]](ビッグウェイラリアット)
* [[矢野啓太]](ケイチャン・ボンバー)
* [[横須賀享]](ジャンボの勝ち)
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== バリエーション ==
=== ランニング ===
==== ランニング式(通常式) ====
助走して相手の首にラリアットを叩きつける。相手が立っている場合、相手も自身のほうへと向かって走ってくる場合がある。
助走をつけて自身ののばした片腕を相手の首元に叩きつける。相手が立っている場合、相手も自身のほうへと向かって走ってくる場合がある。ラリアットの基本スタイルで、考案者の[[スタン・ハンセン]]をはじめ、使用者は多数にのぼる。
 
==== ショートレンジかち上げ====
助走をつけ、自身の腕を上方向に大きく振り上げいで至近距離から相手の首にラリアットを叩き込む。相手の頭や肩や腕などを片腕で掴んで逃がさないように固定して放場合もある。
* 主な使用者
** [[ビル・イーディー|デモリッション・アックス]]
** [[スタン・ハンセン]]
** [[ジェイク・ロバーツ]]
** [[ビッグバン・ベイダー]]
** [[スコット・ノートン]]
** [[阿修羅原]]
** [[小橋建太]]
** [[荒谷望誉]]
** [[高岩竜一]]
** [[力皇猛]]
** [[宮本和志]]
** [[潮崎豪]]
** [[GO浅川|浅川紫悠]](リベリオン)
 
=== カウンター式 ===
走ってきた相手の首に[[カウンターアタック|カウンター]]でラリアットを叩きつける。多くのレスラーは逆転技として使用するがスタン・ハンセンと[[小島聡]]は[[フィニッシュ・ホールド]]として使用する場合があり、その場合は相手をハンマースルーでロープに振って返ってきたところを相手の首にカウンターでラリアットを叩きつける。[[森嶋猛]]は背後からの攻撃に対して振り向きざまから相手の首にラリアットを叩きつける。
 
=== かち上げ式 ===
助走して相手の首にラリアットを叩きつけると同時に自身の腕を振り上げる。
* 主な使用者
** [[小島聡]]
** [[後藤達俊]]
** [[YOSHI-HASHI]]
** [[平柳玄藩]](ランニング式昇龍玄藩)
 
==== 倒れ込み叩き付け====
助走をつけ、自身の腕を下方向に振り下げながら相手の首にラリアットを叩きつけ、相手をマットに叩き付けるように決める。[[長州力]]が代表的な使用者で、長州の影響が強い人物に使用者が多い。[[小島聡]]も使用していたが、[[2001年]]にスタン・ハンセンよりラリアットの決め方の指導を受けてからは、使用しなくなった。
助走して前のめりに倒れ込みながら相手の首にラリアットを叩きつける。
* 主な使用者
** [[長州力]](リキ・ラリアット)
** [[佐々木健介]]
** [[小島聡]](2001年ごろまで)
** [[近藤修司]]
 
==== 倒れ込み式 ====
助走をつけて前のめりに倒れ込みながら相手の首にラリアットを叩きつける。
* 主な使用者
** [[湯浅和也|GAINA]]
168 ⟶ 158行目:
** [[天龍源一郎]]
 
===巻き= 座り込み式 ====
助走をつけて相手の首にラリアットを決めたと同時に、自らはその場に座り込むようにし、腕をぶつけたときの衝撃に加え、座り込む勢いで相手を倒す衝撃でもダメージを与える。
* 主な使用者
** [[冬木弘道]]
** [[タダスケ]]
** [[横須賀ススム]](ジャンボの勝ち)
 
====巻き込み式 ====
ラリアットを放った際、自分の片腕をすぐに離さずに相手の首に巻くようにしながら自身は相手の斜め後ろに回り込み、その勢いで相手をマットに押し倒す。
* 主な使用者
174 ⟶ 171行目:
** [[ダイナマイト・キッド]]
 
==== ジョーブレイカー・ラリアット ====
=== 延髄式(後頭部式) ===
[[ナイジェル・マッギネス]]のオリジナル技。助走してロープに背中を預け、セカンドロープに両腕を絡ませながら、ロープを軸に大きく後にのけ反る。そして両足を振り上げて再び両足をマットに着地させ、ロープの反動を利用して相手に走って行き、相手の首にラリアットを叩きつける。
助走して相手の延髄、後頭部にラリアットを叩きつける。助走しないで至近距離で相手の延髄、後頭部にラリアットを叩き込む場合もある。
 
==== スライディング式 ====
尻餅をついた相手の首元に、助走して[[スライディング]]をするように体を滑り込ませながらラリアットを叩きつける。
* 主な使用者
** [[スタンマイキーハンセンニコルス]]
** [[ボビー・ルード石井智宏]]
** [[グラン浜利明]]
 
==== 串刺し式(追いかけ式) ====
コーナーポストに寄り掛かっている相手の首にラリアットを叩きつける。コーナーに相手を振り、その直後に自身もコーナーに走り、相手がコーナーのターンバックルに背中を打ち付けた瞬間にラリアットを叩きつける。衝撃の逃がし場所がないため、相手は体重のたっぷり乗ったラリアットを浴びせられて仰け反ったあと前のめりに倒れ込む。[[テリー・ゴディ]]の串刺し式ラリアットは'''魚雷ラリアット'''とも呼ばれていた<ref>テリー・ゴディの通常型のラリアットも「魚雷ラリアット」と呼ぶこともあった。</ref>。後ろにピッタリ付いてくる姿から'''背後霊ラリアット'''とも呼ばれる。
* 主な使用者
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** [[関本大介]]
 
==== ラリアット・ホールド ====
=== ロコモーション式(連続式、起き上がり小法師式) ===
座り込み式の応用系。助走をつけてラリアットを決めたと同時に自身はマットに座り込むようにし、その勢いで仰向けに倒れ込んだ相手の上に乗りかかり、ラリアットを決めた腕でそのまま相手の頭部を脇に抱え、もう片方の腕で相手の片足を抱え込んでピンフォールする。ラリアットからピンフォールまで途切れなくスムーズな流れなのが特徴。[[横須賀享]]の「ジャンボの勝ち!固め」が代表的。
向かい合った相手の右腕を左手で掴み、その腕を引っ張ることで相手の体を引き寄せて相手の首に右腕でラリアットを叩き込んだあと相手の腕を引っ張って、相手を無理やり引き起こして再度相手の首に右腕でラリアットを叩き込む。
* 主な使用者
** [[横須賀ススム]](ジャンボの勝ち!固め)
** [[テリー・ゴディ]]
** [[川田利明タダスケ]]
** [[田上明]]
** オカダ カズチカ
 
==== 居合抜きサンドイッチ====
'''クロス・ボンバー'''とも呼ばれる。タッグマッチで、相手の前後から2人がそれぞれ助走をつけ、相手の首元と後頭部に同時にラリアットを叩きつける。現在のプロレスでは危険だとして反則技に指定されている。
倒れている相手の頭を左手で鷲掴みにして相手を引き起こして自身の上半身を右方向へと軽く捻って右腕を振りかぶって上半身を左方向へと振ると同時に右腕を振り抜いて相手の首にラリアットを叩きつける。
 
=== ショートレンジ系 ===
==== ショートレンジ式 ====
助走しないで至近距離から相手の首にラリアットを叩き込む。相手の頭や肩や腕などを片腕で掴んで逃がさないように固定して放つ場合もある。
* 主な使用者
** [[スタン・ハンセン]]
** [[ビル・イーディー|デモリッション・アックス]]
** [[ジェイク・ロバーツ]]
** [[ビッグバン・ベイダー]]
** [[スコット・ノートン]]
** [[阿修羅原]]
** [[小橋建太]]
** [[荒谷望誉]]
** [[高岩竜一]]
** [[力皇猛]]
** [[宮本和志]]
** [[潮崎豪]]
** [[GO浅川|浅川紫悠]](リベリオン)
 
==== 居合抜き式 ====
=== スライディング・ラリアット ===
尻餅をつ倒れて相手の首元頭を片手で鷲掴み、助走して[[スライディング]]相手引き起こして自身の上半身を逆方向へと軽く捻って、空いてい片腕を大きく振りかぶって上半身を振ると同時滑らせながら勢いよく振り抜いて相手の首にラリアットを叩きつける。
* 主な使用者
** [[小橋建太]]
**[[マイキー・ニコルス]]
** [[石井智宏潮崎豪]]
** [[グラン浜田宮本和志]]
 
==== 引き込み式 ====
=== ローリング・ラリアット ===
[[スコット・ノートン]]の得意技。向かい合った相手の片腕を掴んで引っ張り、引き寄せた相手の首にショートレンジ式ラリアットを叩きつける。
相手と向かい合ったあと右足を軸にして体を左方向へと捻って半身の体勢になったところで軸足を左足に切り替えて更に捻りを加えて相手に背を向けた状態になって体を軽くジャンプしてリズムをとって再び軸足を右足に切り替えて左方向へと捻って左足で踏み込みながら相手の首にラリアットを叩き込む。
 
==== ロコモーション式(連続式、起き上がり小法師式) ====
向かい合った相手の片腕を自身の片手で掴み、その腕を引っ張ることで相手の体を引き寄せて相手の首にもう片方の腕でラリアットを叩き込んむ。そのあと相手の腕を引っ張って、相手を無理やり引き起こして再度相手の首にラリアットを叩き込む。
* 主な使用者
** [[テリー・ゴディ]]
** [[川田利明]]
** [[田上明]]
** オカダ カズチカ
 
==== ショートレンジかち上げ式 ====
ランニング式で決めるかち上げ式ラリアットを、至近距離から助走なしで決める技。
[[平柳玄藩]]は「'''昇龍玄藩'''」の名称で決め技とし、ラリアットを放つ腕を大きく後ろに振りかぶりながら、後ろに体を捻りつつ低い態勢となって一旦静止したあと、力を込めて一気にかち上げ式ラリアットを決める。不意打ちで、振りかぶり無しで突如として決めることもあったり、ランニング式で繰り出すこともある。
* 主な使用者
** [[平柳玄藩]](昇龍玄藩)
 
==== ローリング式 ====
相手と向か合わせの状態から、利き腕の反対方向に体を捻ってその場で旋回。ふたたび相手の正面を向くときに、旋回の遠心力を利用して相手の首に利き腕でラリアットを叩き込む。
* 主な使用者
** [[小林健太|KENTA]]
** [[諏訪魔]]
 
=== カウンター式 ===
走ってきた相手の首に[[カウンターアタック|カウンター]]でラリアットを叩きつける。多くのレスラーは逆転技として使用するがスタン・ハンセンと[[小島聡]]は[[フィニッシュ・ホールド]]として使用する場合があり、その場合は相手をハンマースルーでロープに振って返ってきたところを相手の首にカウンターでラリアットを叩きつける。[[森嶋猛]]は背後からの攻撃に対して振り向きざまから相手の首にラリアットを叩きつける。
 
=== 延髄式(後頭部式) ===
助走して相手の延髄、後頭部にラリアットを叩きつける。助走しないで至近距離で相手の延髄、後頭部にラリアットを叩き込む場合もある。
* 主な使用者
** [[スタン・ハンセン]]
** [[ボビー・ルード]]
** [[川田利明]]
 
=== バックショット・ラリアット ===
: [[アダム・ペイジ]]のオリジナル技。以前はジ・アダムス・アップルの技名で使用していた。
: エプロンサイドからトップロープを利用して前方宙返りしながら両足をマットに着地させて相手の首に向かって放つラリアット。
: トップロープに両腕を絡ませてトップロープに背中をあずけて両足を振り上げて前方宙返りしながら両足をマットに着地させて、相手の首にラリアットを叩き込むバージョンも使用する。
 
=== フライング・ラリアット(ジャンピング・ラリアット) ===
助走してジャンプしながら相手の首にラリアットを叩きつける。'''ジャンピング・ラリアット'''とも呼ばれる。[[三沢光晴]]や[[AKIRA (プロレスラー)|AKIRA]]は、腕を相手にぶつけたあと、錐揉み回転しながら着地する。
* 主な使用者
** [[スコット・ノートン]]
227 ⟶ 272行目:
** [[ホーク・ウォリアー]]
** [[小林健太|KENTA]]
** [[ジョニー・エース]]
 
==== ジョーレイカーラリアッインパク====
[[ナイジェル・マッギネス]]のオリジナル技。助走してセカンドロープに両腕を絡ませてセカンドロープに背中をあずけて両足を振り上げて再び、両足をマットに着地させてロープの反動を利用して相手の首にラリアットを叩きつける。
 
=== リターン・ラリアット ===
[[スコット・ノートン]]のオリジナル技。向かい合った相手の右腕を左手で掴んで引っ張り、引き寄せた相手の首に右腕でラリアットを叩きつける。
 
=== サンドイッチ・ラリアット ===
'''クロス・ボンバー'''とも呼ばれる。タッグマッチで相手の前後から同時に相手の首にラリアットを叩きつける。現在のプロレスでは危険だとして反則技に指定されている。
 
=== ダブル・インパクト ===
'''ドゥームズデイ・デバイス'''とも呼ばれる。[[ロード・ウォリアーズ]]([[ロード・ウォリアー・アニマル|アニマル]]&[[ロード・ウォリアー・ホーク|ホーク]])のオリジナル合体技。アニマルがコーナーの方を向きながら相手を肩車してコーナー最上段からホークがジャンプして相手の首にラリアットを叩きつける。ロード・ウォリアーズ以降、多くのタッグチームが使用している。
 
== 派生技 ==
=== アックス・ボバーニング系 ===
==== アックス・ボンバー ====
{{Main|アックスボンバー}}
: [[ハルク・ホーガン]]のオリジナル技。
: 助走しながら右腕を「く」の字に折り曲げて相手の顔面、喉元、後頭部に折り曲げた腕を叩きつける。ホーガン以降も使用する選手がおり、ホーガン以降ではとくに[[大森隆男]]が知られている。アックス・ボンバーからさらに派生技も考案されている。
* 主な使用者
** ハルク・ホーガン
250 ⟶ 288行目:
** [[タイチ]]
 
=== ショートメーカージ系 ===
==== レインメーカー ====
{{Main|レインメーカー (プロレス技)}}
: [[オカダ・カズチカ]]のオリジナル技。
: 相手の背後に回り込んで相手の腹部の方に左腕を回し、左手で掴んだ相手の右腕を引っ張った勢いで相手の顔を自身の方に振り向かせて無防備になった相手の胸板目掛けて右腕でラリアットを打ち込み、相手の体をなぎ倒す。
 
==== ゴールデ・アロックボンバー(ラリーム・ボンバー)ット ====
: [[CMパンク]]は、ペプシ・ツイストの技名で使用。[[チェーズ・オーエンズ]]は、シュエルヘイストの技名で使用。
: [[輪島大士]]のオリジナル技。
: 相手の左腕を[[ハンマーロック]]で捕らえ、そのまま腕を離さずに相手の右脇下をくぐって正面に移動し、そこからショートレンジで勢いよく右腕を叩き込む変形ラリアット。
: ロープから返ってきた相手の喉に片腕を巻き付け、そのまま持ち上げて相手を後ろに押し倒し、相手の後頭部をマットに打ちつける。カウンターではなく、立っている相手に仕掛ける場合は「'''アーム・ボンバー'''」とも呼ばれる。
* 主な使用者
** 輪島大士
** [[田上明]]
 
==== レッグデスラリアパニシュ ====
: [[齋藤彰俊]]のオリジナル技。
: 「死神の処罰」の意。相手を裏[[DDT (プロレス技)|DDT]]の体勢に捕らえ胸元にショートレンジ式ラリアットを打ち込む技。[[カズ・ハヤシ]]の[[ネックブリーカー・ドロップ#ファイナル・カット|ファイナル・カット]]の類似技。
 
=== レッグ・ラリアット系 ===
==== レッグ・ラリアット ====
: [[ジャンボ鶴田]]のオリジナル技。
: 立っている相手の正面から助走を付けてジャンプし、片足の太もも又はスネを相手の顔面に叩きつける。一見すると[[ニー・バット#ジャンピング・ニー・バット|ジャンピング・ニー・バット]]が横に流れた感じで脛(もしくは太もも)を相手の顔面叩きつけ見える。評判が悪かったようで数回の使用で封印している。
 
==== 稲妻レッグ・ラリアット ====
派生技として[[菊地毅]]の「'''ゼロ戦キック'''」がある。[[ドロップキック]]を仕掛けるような感じでジャンプしながら体を左方向へと軽く捻り、相手に背中を向けた状態で片足を振り上げ、脹脛(ふくらはぎ)のあたりで相手の顔を蹴り飛ばす。自身は腹這いの状態で着地することが多い。
: [[木村健悟]]のオリジナル技。
: 助走してジャンプしながら体の重心を横方向へと傾け、片足を前方に振り出し、そのスネを相手の胸板または首元に叩きつける。漫画『[[キン肉マン]]』では[[ラーメンマン]]が「レッグ・ラリアート」の名称で使用。ジャンプしながら回し蹴り風に足を振り出し、スネを相手の頸または顔面に叩きつける。
 
==== ゼロ線キック====
漫画『[[キン肉マン]]』では[[ラーメンマン]]が使用。ジャンプしながら回し蹴りでの強烈なラリアットを相手の頸または顔面に叩きつける。
ジャンボ鶴田のレッグ…ラリアットの派生技で、[[菊地毅]]が考案。[[ドロップキック]]を仕掛けるような感じでジャンプしながら体を横方向へと軽く捻り、相手に背中を向けた状態で片足を後方に振り出し、脹脛(ふくらはぎ)のあたりで相手の顔を蹴り飛ばす。決めたあとは、自身は腹這いの状態で着地することが多い。トップロープからのダイビング式も使用。
 
=== 稲妻レッグ・ラリアット ===
: [[木村健悟]]のオリジナル技。
: 助走してジャンプしながら体の重心を右方向へと傾けて振り抜いた左足の脛を相手の胸板または首元にラリアット気味に叩きつける。
 
==== ラフ・ライダー ====
: [[マット・カルドナ|ザック・ライダー]]が使用する。フライング・レッグラリアット。
: WWE所属時代、ブレット・メジャー時代から繋ぎ技として用いていたが、2010年夏ごろからフィニッシュホールドに昇格している。
: 自ら、助走してから相手に正面に向かって右足を振り上げるようにジャンプしながら自身の右足の脹脛(ふくらはぎ)のあたりを相手に叩きつけて相手の喉に右足を引っ掛けたまま自身は尻餅をつく形で落下して、その衝撃で後ろにひっくり返った相手の後頭部や背中を痛打させる。カウンター、試合の状況次第ではトップロープから繰り出すこともある。
 
==== スカルドロン・サンダー ====
: [[ジョージ高野]]が[[ジョージ高野#ザ・コブラ|ザ・コブラ]]の時代に開発したオリジナル技。
: リングに背を向けた状態でコーナーのトップロープを掴み、ジャンプしてセカンドロープに両足で跳び乗って上半身を左方向へと捻ってリングの方にジャンプして空中で振り抜いた右足の甲でコーナー側にいた相手の胸板を蹴り飛ばす。
 
==== ラスト・インプレッション ====
: [[ダグ・バシャム]]のオリジナル技。
: 助走して相手に正面から近づいて右足を振り上げるようにジャンプして相手の喉元に右足の脹脛(ふくらはぎ)のあたりを叩きつけて相手の喉に右足を引っ掛けたまま自身は尻餅をつく形で落下して、その衝撃で後ろにひっくり返った相手の後頭部や背中を痛打させる。
=== ハンマーロック式ラリアット ===
: 【使用者】[[CMパンク]]は、ペプシ・ツイストの技名で使用。[[チェーズ・オーエンズ]]は、シュエルヘイストの技名で使用。
: [[ハンマーロック]]式ラリアット
: 相手の左腕を[[ハンマーロック]]で捕らえ、そのまま腕を離さずに相手の右脇下をくぐって正面に移動し、そこからショートレンジで勢いよく右腕を叩き込む変形ラリアット。
 
=== デスパニッシュ投げ技系 ===
====天上玄藩====
: 【使用者】[[齋藤彰俊]]のオリジナル技。
「てんじょう・げんば」と読む。[[平柳玄藩]]がここ一番で見せる技。正面から相手の両腋の下あたりを自身の両腕でそれぞれ抱え、そのまま上方へ高く持ち上げ、空中で相手が仰向けになるように放り投げる。仰向けで落ちてくる最中の相手の首元に、下へ叩き付けるようなラリアットを打ち込む。走ってくる相手へのカウンターとしての使用が多い。
: 「死神の処罰」の意。相手を裏[[DDT (プロレス技)|DDT]]の体勢に捕らえ胸元にショートレンジ式ラリアットを打ち込む技。[[カズ・ハヤシ]]の[[ネックブリーカー・ドロップ#ファイナル・カット|ファイナル・カット]]の類似技。
 
==== ゴールデン・アーム・ボンバー(アーム・ボンバー) ====
=== バックショット・ラリアット ===
: [[アダム・ペイジ輪島大士]]のオリジナル技。
: ロープから返ってきた相手の喉に片腕を巻き付け、そのまま持ち上げ、自ら前方に倒れ込むことで相手を背面から押し倒し、相手の後頭部をマットに打ちつける。カウンターではなく、立っている相手に仕掛ける場合は「'''アーム・ボンバー'''」とも呼ばれる。
: 以前はジ・アダムス・アップルの技名で使用していた。
* 主な使用者
: エプロンサイドからトップロープを利用して前方宙返りしながら両足をマットに着地させて相手の首に向かって放つラリアット。
** 輪島大士
: トップロープに両腕を絡ませてトップロープに背中をあずけて両足を振り上げて前方宙返りしながら両足をマットに着地させて、相手の首にラリアットを叩き込むバージョンも使用する。
** [[田上明]](1990年代前半に使用)
 
== フィクションにおける派生技 ==