「DEATH NOTEの登場人物」の版間の差分

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: [[連邦捜査局|FBI]]捜査官。[[日系アメリカ人]]。ナオミとは同僚であり、婚約者の間柄。
: キラ事件の捜査本部の情報を得ることができた日本警察関係者、あるいはその身内にキラがいると睨んだLの依頼を受けたFBI長官の命令によって日本に潜入した一人。北村家や夜神家の内偵調査を担当。中でも夜神家の長男である月にバスジャック事件で接触するも、彼にFBIの身分証を見せたことからキラに脅され、捜査官大量殺戮に利用される。その後、月=キラということに気づくがすでに遅く、[[2003年]](アニメ版では、[[2006年]])[[12月27日]]午後4時42分、自身も他の捜査官と同様に[[山手線]]を降りた3秒後、心臓麻痺で死亡。
:バスジャック事件に見られるように一般市民が殺されるのを見過ごせない正義感の強い人物だが、常識的で固定観念が強く、真面目な高校生に過ぎない月をキラ事件とは無関係と感じており、バスジャックに巻き込まれた際に月や被害者らを守るためFBIの身分証を出してしまったことやその後も即時報告を上げることはなく、月の妹である粧裕の監視までは不要と判断して内偵を打ち切るといった思慮の浅い面が多い。その浅慮さが月に付け込まれる隙となり死に至ってしまった。
: 実写映画版では名前が「'''レイ・イワマツ'''」に変更されている{{refnest|group="注"|この変更に関して、監督の[[金子修介]]は「レイ役が細川茂樹に決まった段階で、日系とはいえアメリカ人という設定は映像的に無理があると判断した」との事であり、「イワマツ」という名字は「[[マコ岩松]]」から取ったと語っている<ref>[[集英社]]刊「DEATH NOTE OFFICIAL MOVIE GUIDE I」87P「金子修介監督INTERVIEW」より。</ref>。}}。また、彼が乗った電車はJR山手線ではなく架空の「地下鉄環状線」となっており、リュークの姿も確認する。原作以上に月=キラだと疑っていた。『L change the WorLd』では声のみの登場で顔は出ていない。
: ドラマ版では「レイ・ペンバー」は偽名で、本名は「'''マーク・ドウェルトン'''」に変更されている。捜査官殺害に利用されるも咄嗟の機転で月を逆に追い詰め形勢逆転する。しかし、海砂に名前を書かれ心臓麻痺で死亡。
: 小説版『ロサンゼルスBB連続殺人事件』にも登場する。
: 月が実験や犯罪者相手ではなく初めて保身のためだけに殺した人物で、キラが悪人を裁くだけでなく己の身を守るための殺人も行うようになっていくうえでのキーマンである。また、彼を含む捜査官たちの死はLにとっても大きな揺さぶりとなり、これ以降Lは日本の捜査員たちの前に姿を晒したりするなど、より積極的に動き始める。
 
=== マスコミ(第一部) ===
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: レイ・ペンバーの婚約者。元FBI捜査官。
: 女性でありながら、異例の早さでFBI捜査官として採用された過去を持つ。ある事件でのミスを機に休職中の身でありながら、「ロサンゼルスBB連続殺人事件」と呼ばれた難事件にてLの下で捜査し、[[2002年]][[8月22日]]に犯人ビヨンド・バースデイを逮捕した優秀な人物([[DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件]]を参照)。
: [[婚約]]を機にFBI捜査官を退職。「『キラ事件』には口出ししない」「危険な行動は取らない」というレイとの約束のもと、彼の来日を契機に両親に紹介しようと同行するが、彼はキラに殺されてしまう。レイから尾行任務中にバスジャックに巻き込まれた話を聞き、それが偶然ではないと直感、やがて悲観しながらも彼が巻き込まれたバスジャック事件やその8時間前に起きたコンビニ強盗事件で死亡した犯罪者のことを独自に調べ、キラが心臓麻痺以外でも殺す以外にも、レイが巻き込まれた事件を洗い直し、彼の仇であるキラの正体の核心に迫った。レイの死後そのバスジャック犯が出所してすぐに事件を起こして死んだこと、そしてバスジャック犯と同時に釈放された別のひったくり犯も同様に死んだことから、二つの事件を結び付けこれらがキラの仕業であると断定するに至る。そしてこの二つの死が心臓麻痺ではなかったことから、キラは心臓麻痺以外でも人を殺せるという事実に誰よりも早く辿り着いている。彼女がバスジャック犯だけはキラに利用されていたとしか考えられなかったのは、レイがバスジャック事件の最中にやむを得ずIDを第三者に見せたという話を聞いていたからであり、その事実からキラがそのバスジャック事件の関係者の中にいるというところまで辿り着いていた。このナオミの推理は証拠こそないもののキラ事件の真相にほぼ迫るものであり、月にとっては序盤最大の危機というべきものであった。ナオミの最大の不運は警察庁本部で月、すなわちキラと偶然に出会ってしまったことであり、結果として月の誘導によって自身の本名を彼に明かしてしまい、殺されてしまった。 月とナオミのやり取りは、月の驚異的な記憶力と話術、とっさの判断力が光る序盤屈指の名場面である
: Lに「芯の強い優秀なFBI捜査官」と評され、Lが「自分が気づかなかった事実を先に掴んでキラに消された可能性」を自然に考えることができるほどに高く評価している人物である。「ロサンゼルスBB連続殺人事件」では、メロやビヨンドにもその優秀さを評価されている。
: 原作およびアニメ版では、当初は「'''間木 照子(まき しょうこ)'''」という偽名を用いていたが、月の口車に乗せられて本名を明かしたため、デスノートに本名とともに[[2004年]](アニメ版では[[2007年]])[[1月1日]]午後1時25分に、「48時間以内に遺体の発見がかなり難しい場所で自殺する」(アニメ版では「人に迷惑がかからぬよう、自分が考えられる最大限の『遺体を発見されない自殺の仕方』だけを考え行動し、48時間以内に死亡する」)と書かれてしまう。
: そして「死の時間」の約5秒前、月から「自分がキラだ」と告げられた直後にどこかへと立ち去り、消息を絶つ。これにより劇中では行方不明扱いとなっており、彼女の死の詳細な様子は描かれていない。このため一時期、南空ナオミ生存説が囁かれたが、13巻『HOW TO READ』にてナオミの死亡が明記されている(命日は[[1月2日]]となっている)。アニメ版では最期の描写が原作以上に悲痛なものになっており、原作と違い前述の月の告白の意味を尋ねることはせず無言のまま瞳の輝きを失い絞首台に向かうイメージが描かれた。
: 上記の通り、Lに次いで月を追い詰めた人物である。実際、結果的に月によって殺害されてしまったものの、彼女の失踪がLにヒントを与え、キラの正体を大きく絞り込むに至った。
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: 実写映画版では原作と違い、性格も行動も大きく変更され、攻撃的かつ挑発的な態度や行動を見せる。レイの殺害現場に居合わせ、月=キラと確信するも、月自身もレイ殺害現場にいた彼女の所持品を頼りにあらかじめナオミの本名を割り出しており、デスノートに行動とともに書かれ、月に操られる形で人質に取った月の彼女・秋野詩織を射殺したあとに精神錯乱を起こし、警官の前で拳銃自殺するという最期を迎えた。
: 『L change the WorLd』では、キラ事件以前にアメリカで連続殺人犯の確保をLに依頼され、見事成功させた。実写版でLが彼女に依頼するのは前述の「ロサンゼルスBB連続殺人事件」以来2度目とされている。