「コロニーレーザー」の版間の差分

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[[富士急ハイランド]]に設置されていたアトラクション『[[GUNDAM THE RIDE]]』では、ア・バオア・クー内に当兵器を小型化した「'''ミニ・ソーラ・レイ'''」が隠匿されていたが、フジ級スルガのランチを護衛していた地球連邦軍のジャック・ザ・ハロウィン隊により破壊された。
 
==== グリプス2(機動戦士Ζガンダム、機動戦士ガンダムUC)2 ====
テレビアニメ『[[機動戦士Ζガンダム]]』が初出。宇宙世紀0088年に[[ティターンズ]]により建造されたコロニーレーザー。エネルギー充填システムを改良し、ソーラ・レイの欠点だったチャージ時間の大幅な短縮に成功している。ティターンズの戦略開発拠点だった[[サイド (ガンダムシリーズ)#サイド7(ノア→グリーン・オアシス)|サイド7]]のグリーン・ノア2の2つあるシリンダーのうち1基を改装したので、「グリプス2」と呼ばれる。[[原子力推進#核パルス推進|核パルスエンジン]]を有し、任意の射点への移動が可能になっている。レーザーの稼動原理は言及されていないが、シリンダー基部には[[真空管]]を巨大化させた形状のレーザー発振器が多数設置されている描写がある。
 
その強大な威力が戦局を左右するとみなされ、各勢力に制圧目標とされた。まず、建造したティターンズに対して[[エゥーゴ]]と[[アクシズ]]が共同作戦を行い、結果的にアクシズがコロニーレーザーを奪取する。しかし、その直後に行われた[[グリプス戦役#メールシュトローム作戦|メールシュトローム作戦]]によってエゥーゴがコロニーレーザーを奪取する。その後は損傷による放棄まで、エゥーゴの配下にあった。
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劇中では3回(劇場版では1回)使用されている。まず、ティターンズが完成後のテストと[[スペースノイドとアースノイド|スペースノイド]](宇宙移民者)への恫喝を兼ねて40%の出力で発射し、サイド2の18バンチコロニーを破壊した([[コミックボンボン]]版では、全力発射で4基のコロニーを同時に破壊している)。第2射はエゥーゴによるもので、[[宇宙世紀の施設と地名#グラナダ|グラナダ]]への落下コースに入っていた小惑星アクシズを狙撃し、その軌道を変えてグラナダへの落下を阻止した。最後に、エゥーゴによりティターンズとの最終決戦時に55%(小説版では38%)の出力で発射され、ティターンズの主力艦隊を壊滅させた<ref group="注">劇場版ではこの発射シーンしか使用されておらず、先の2回はカットされた。</ref>。その後、機関部分が損傷したために放棄された。このとき、レーザーの軌跡が見えたのは戦闘宙域が「汚れている」ためであると、小説版で記述されている<ref>『機動戦士Ζガンダム』第五部 戻るべき処、[[角川文庫]]、363頁。</ref>。
 
アニメ版『[[機動戦士ガンダムUC]]』([[宇宙世紀]]0096年)の時点では修復が完了しており、「ラプラスの箱」を巡る陰謀の中で[[ビスト財団]]のマーサ・ビスト・カーバインが連邦を抱き込み、全てを闇に葬る最後の切り札として使用する。なお、本作ではシャイアン防空指令基地に密かに設けられた管制室「カフカスの森」でコントロールされており、機動戦士ガンダム小説版同様「システム」という符丁で呼ばれている。
 
漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム#機動戦士クロスボーン・ガンダム_DUST|機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]』においても取り上げられている。本作内の歴史(宇宙世紀0169年)既に残骸と化したコロニーレーザーの一部に不法に居住するものたちがいるだけのようである。
 
==== シンヴァツ ====