「新幹線変形ロボ シンカリオン」の版間の差分

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: 性格はストイックで、運動はもちろん勉強も得意な委員長タイプ。特技は[[剣道]]で洞察力にも優れる。かつて[[青函連絡船]]として運航された[[函館市青函連絡船記念館摩周丸|摩周丸]]が大好き。鉄道・新幹線には全く興味がなくE5系とH5系の違いを知らなかった。
: 運転士としての資質はずば抜けているが、[[乗り物酔い]]しやすいという弱点を持つ<ref name="第15話">第15話</ref>。体調管理を怠り風邪が悪化して倒れたハヤトを「運転士失格」と評する<ref name="第15話"/>など当初は辛辣な態度で接するが、乗り物酔いを理由にH5はやぶさの運転をハヤトに譲ろうとした際に逆に「運転士失格」と返され、さらに体調不良でも出動しようとしたハヤトに謝罪した<ref>第16話</ref>。その後乗り物酔いを克服<ref>アニメディア2019年7月号p60</ref>し、ハヤトたちとも打ち解けている。
: その名の通り[[VOCALOID]]「[[初音ミク]]([[初音ミクのメディア展開]]を参照)」をモチーフとしたキャラクターで、作中で使用される音声は初音ミクの音声データ提供者の藤田が務め、藤田がアフレコした音声を「初音ミク」の発売元である[[クリプトン・フューチャー・メディア]]が音声合成してミクの形に音声化するという試みが行われている<ref>[http://yaplog.jp/saki-ohana/archive/6675 シンカリオンー],藤田咲の電子庭園☆〜さっきぃのおはなばたけ〜,2018年3月24日</ref><ref>[http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/24/news016.html 初音ミク×シンカリオンコラボキャラ「発音ミク」、4月にアニメに登場],ねとらぼ,2018年3月24日</ref>([[初音ミクのメディア展開]]も参照)また、運転する時に装着されるパイロットスーツは、「初音ミク」の基本コスチュームをモチーフにしており、劇場版の3Dライブシーンは初音ミク発売元のクリプトン・フューチャー・メディア自らが制作を手掛けている。さらまた、作中に初登場であるした第15話では、函館駅前の[[モブキャラクター]]として初音ミク以外の[[VOCALOID#クリプトン・フューチャー・メディア|ボーカロイド]]たち([[鏡音リン・レン]]、[[巡音ルカ]]、[[MEIKO]]、[[KAITO]])も登場している。なお、声を担当する藤田は、初音ミクと発音ミクは別人と語っいう認識を示している<ref name="アニメディア2018年6月号p72"/>。劇場版では3Dによるライブシーンがあり、初音ミクの発売元であるクリプトン・フューチャー・メディア自らが制作を手掛けている
: 「シンカリオン キャラクター人気投票」では1位になっている<ref>[http://www.shinkalion.com/news/715/ 【キャラクター人気投票】結果発表!!!] シンカリオン公式サイト</ref>。また、ぬいぐるみ<ref>[https://twitter.com/takaratomytoys/status/1078837601056960512/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Eembeddedtimeline%7Ctwterm%5Eprofile%3Ashinkalion&ref_url=http%3A%2F%2Fwww.shinkalion.com%2F 11:18 - 2018年12月29日]タカラトミー公式Twitter</ref>やフィギュア、[[ねんどろいど]]などが販売されている。
 
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: 西日本指令室京都支部に所属する、シンカリオン 700のぞみの運転士。山口県出身の小学5年生(第65話より小学6年生)の少年で、五ツ橋兄弟の双子の弟。[[2008年]]3月13日生まれの10歳 → 11歳(第62話以降)。語尾の「○○っちゃ」が口癖。
: アニメにおいては、ジョウが搭乗する700のぞみが中心機体となってシンカリオン トリニティーが合体する。
 
; 速杉 ホクト(はやすぎ ほくと)
: 声 - 杉田智和
: [[#新幹線超進化研究所関係者]]を参照。
 
==== 新幹線超進化研究所関係者 ====
===== 東日本指令室大宮支部 =====
; 速杉 ホクト(はやすぎ ほくと)
: 声 - [[杉田智和]]
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: デザインに関してあおのは「当初は玩具のキャラクターデザインが決まったため、アニメ用に手を加えて作画しやすいように調整したり、表情を追加した。ハヤトのリュックは『商品化を念願に置いてデザインして』と依頼を受けてオリジナル商品にするために、シャショットを入れると目が出る設定をデザインした<ref name="aono"/>」と語っている。
 
===== そ他の関係者研究所職員 =====
; 東 スバル(あずま すばる)
: 声 - [[山寺宏一]] / 金魚わかな(ボイスチェンジャーの声<ref>[https://entertainmentstation.jp/395493 『新幹線変形ロボ シンカリオン』に、なぜ「Suicaのペンギン」を出したのか!?  大胆コラボの数々から見えてきた、アニメと“リアル”をつなぐ面白さ] - エンタメステーション 2019年3月8日(2019年3月8日閲覧)</ref>)
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: 九州指令室の指導員でもある女性指令員。フタバと同じ立ち位置にあり、シンカリオン運転士(主にレイ)の指導・ケアも担当する。
 
===== 科学産業省その他の研究所関係者 =====
; 倉敷八代 ヤクモイサブロウくらやつ やくもイサブロウ
: 声 - [[辻井健吾]]うえだゆうじ
: [[#その他のキトラルザス]]を参照。
: 将来を嘱望される若手キャリア官僚で、クラシキ重工の御曹司。新幹線超進化研究所総合指令部からの依頼でシンカリオンの調査を行っている。シンカリオンとキトラルザスとの戦闘の経緯や適合率・鉄分・ナノマシンなど、超進化研究所だけでは解明できない様々な謎を解明するために、超進化研究所と海外の研究機関、そして本省および政府との協力を依頼するための橋渡しをする役目を担う。
 
: フタバとは4つ年上の幼馴染であり、二人の両親が勝手に決めた婚約者。フタバから「ヤッくん」とあだ名で呼ばれるほど仲が良い。子供の頃は、フタバがいじめられていたところを助けるフタバにとってのヒーロー的存在だったが、成績が優秀だったことから中学生になる際には別の街の進学校に通うために引越し、以降はフタバとはクリスマスに会うのみとなっていた。再会後に行った大宮駅東口の焼き鳥店を出た後、フタバに「3〜4年間海外(フランス)で仕事することになったので、一緒に来てほしい」とプロポーズするが、「大宮支部で支えたいものがある」ことを理由に断られている。
; 清洲 チクマ(きよす ちくま)
: フランスから一時帰国した際にフタバからアズサの能力のことを聞き、研究という名目でアズサをキリンの元に連れて行くなど、父のイズモやキリンの実質的な手駒として動いていたが、イズモやキリンの真の目的を知り、後にソウギョクが奪ったブラックシンカリオンをセイリュウに返し、さらにクラシキ重工が独自に建設した地底世界に繋がる地底トンネルの存在を超進化研究所に伝えている。
: 声 - 逢坂良太<ref>[[学研プラス]]『[[アニメディア]] 2018年8月号』99頁。</ref>
: リュウジとタツミの父。故人。新幹線超進化研究所の主任研究員で、イサブロウの遣いでホクトを超進化研究所へ招いた。ホクトやシンペイと共に超進化研究所に設置されたシンカリオン開発チーム「チームシンカリオン」の主任研究員としてシンカリオンの開発、特に超進化速度を到達させる小型モーターに携わっており、その開発中に実施した「第1回超進化速度到達実験」で発生した爆発事故に巻き込まれて亡くなった。「目先の事よりも大局を見ろ」を口癖とする現実主義者で、リュウジの冷徹さは父譲りでもある。その言葉は、ホクトや遺された息子・娘達にも言い続け受け継がれている。
 
; 上田 アズサ(うえだ アズサ)
: 声 - [[竹達彩奈]]
: ハヤトのクラスメイトの小学5年生 → 6年生(第65話より)の少女。ハヤトの幼馴染で、住んでいるマンションと教室での席が隣同士。髪型は主に第64話までは[[ツインテール]]、第65話以降は[[シニヨン]]付の[[ロングヘア]]で、目の横にピンク色の大きな丸い[[つけまつげ]]を付けている<ref>[https://twitter.com/aonoridango/status/1079778074135154694 キャラクターデザイン、あおのゆかのツイートより(2019年1月1日)]</ref>。
: ハヤトからは基本的にフルネームで呼ばれている。アキタからは名字、ツラヌキからは下の名前、フタバからは「アズサちゃん」と呼ばれている。自ら愛用のハンディカメラを用いて動画を撮影し、「JS(女子小学生)が初めて○○してみた」というタイトルのシリーズ動画を投稿している人気の[[ユーチューバー]]。幼少期に自分が好きだったものが他の子と重なっていたことで生き辛さを感じていた時に、ハヤトが趣味に熱中する行動を見た事で「何となく皆と違うことをしたい」と考えてユーチューバーになった経緯がある<ref name="第69話" />。投稿した動画の再生回数を増やして[[YouTube]]で世界制覇することが夢。
: 好奇心旺盛で、動画のネタになりそうな物には何でも飛びつく性格。そのためならば休日を全て使い、単独で遠方まで行く行動力がある。そのためハヤトたちからは警戒されている。また、急に転校してきたアキタとツラヌキが、ハヤトと妙に仲がいいことを怪しんでいたが、後述の一件でその理由を知ることになる。
: 動画撮影など自分が好きな話題になると、周囲に大量のハートマークを出現させる。自宅のベランダで新作動画の撮影をしている所をハヤトに目撃されている<ref name="ReferenceA"/>。
: 第14話にて、スザクに利用されたことでシンカリオンの存在を知ることとなる。解決後、超進化研究所により動画を修正させられ、ハヤトらからは説教され、「情報の秘密を厳守すること」を約束させられる。ただ、「約束する」とは言いつつも「仲間に入れなさい!」とハヤトに迫り、超進化研究所へ出入りするようになる。直感に優れているのか、ホクトもこの件に関わっているであろう事を指摘し、直訴する為にホクトが単身赴任している京都支部へ赴こうとした。超グランクロスのバージョンアップ試験のためハヤトが京都支部へ向かうと知りハヤトに同行し、シンカリオンを踊らせるために鉄分を増やそうとハヤトに頼みこんで京都鉄道博物館を巡るも、ハヤトに主導権を握られ飽きた仕草をする度に「途中下車する?」と脅されつつも鉄分を増やすために我慢していたが、最終的に「もう限界! やっぱり無理!」とキレてしまう。
: 「JCユーチューバーがシンカリオンを躍らせてみた」というシンカリオンを踊らせる動画を撮影するためにシンカリオンに乗りたがってはいるが、シンカリオン運転士になるつもりはひとかけらもなく、[[LINE (アプリケーション)|LINE]]のグループを作るなどシンカリオンチームのまとめ役を買って出る<ref>第24話</ref>。
: その後もセイリュウと度々[[上野]]で接触し、遂には居候として自宅へ招いた。ハヤト宅の新年会でセイリュウのために[[スイーツ]]の[[お土産]]を期待するも、アキタ・レイ・ツラヌキ・シノブが持ってきたものや、リュウジとミクから宅配便で送られてきたものがほとんど[[麺類]]<ref group="注">[[稲庭うどん]]・[[博多うどん]]・[[越前そば]]・[[ソーキそば]]・[[きしめん]]・[[塩ラーメン]]</ref>ばかりだったため[[キレる|ブチ切れ]]た。その後、サクラもセイリュウに[[パスタ]]を差し出した<ref>第52話</ref>。
: ポジティブな性格で、辛気くさい雰囲気を嫌う。そのためハヤトらが悩んでいる時などにイラッとして何かしら発言をすることがあるが、それが結果的に事態を好転させることもある。第62話では、シャショットが消えたことに衝撃を受けたために無言で食事を始めた大宮支部のメンバーにブチ切れ、アキタ・ツラヌキ・シノブ・セイリュウに続き、フタバにまで大声で言いたかったことを叩きつけ、そのまま席を立った。これは、アキタにより「アズサなりに俺たちに喝を入れた」と解釈され、ツラヌキには「回りくどい」、セイリュウには「アズサらしい」と評され、そのことにシノブも賛同し、大宮支部のメンバーが改めて動き出すきっかけとなった。
: 第65話からはスザクも居候させている。
: 第69話ではユーチューブのコンクールに応募するための動画を、フタバや出水たちの協力により撮影していたが、撮影終了後に出水から「"シンカリオンを踊らせる動画"は撮らなくていいのか?」と問われた際、自身の適合率を計ってないにもかかわらず、「自分は適合率が低いから」と諦めていることが判明。しかも、他人の適合率の高低もある程度判別できるため、フランスから一時帰国していたヤクモによりその能力を研究するという名目で父親のイズモの元に連れていかれてしまい、キリンと対面する。
: 最終局面では、ブラックシンカリオンオーガの襲撃やシンカリオンの存在を秘匿されてきたことによる人々の不安や疑念を払拭するため、これまで撮り貯めてきた動画を編集してシンカリオンや超進化研究所が人知れず人々の平和を守り続けてきたことを紹介する動画を公開し、世論の支持をシンカリオンと超進化研究所に呼び込むことに大きく貢献する。
 
; 速杉 ハルカ(はやすぎ はるか)
: 声 - [[美波わかな]]
: ハヤトの妹。小学2年生 → 3年生(第65話より)の少女。8歳<ref name="第65話">第65話の「ハルカが生まれて苦節8年」のハヤトの台詞による。</ref>。常に[[ヘッドフォン]]を身に付けており、語尾に「〜と思われ」「〜(て)なわけで」とつける説明口調の小声で会話する。
: 兄のハヤトの鉄道の話題に付いていけず呆れてはいるが、その趣味や嗜好は完全に把握済みで、何度も聞かされているために話の内容や長さも完璧に覚えている。ハヤトを「お兄(にい)」、ホクトを「お父(とう)」、サクラを「お母(かあ)」と呼ぶ。母のサクラの雷落下レベルのお小言は恐れている。利き手は左利き<ref name="第17話" />。当初は父が超進化研究所の職員、兄がシンカリオン運転士であることは一切知らされていなかったが、フタバとの浮気を疑ったことがきっかけでホクトが白状したことにより、父と兄の秘密やシンカリオンの存在を知る。
: あおのは、「(池添からの)オーダーがなかったので自由にデザインしました。ヘッドフォンは考え事をするときは一人でこもりたい私自身を投影させました<ref name="aono"/>」と語っている。
 
; 速杉 サクラ(はやすぎ さくら)
: 声 - [[清水理沙]]
: ハヤトの母。普段は優しいが、怒らせると恐い。
:夫のホクトに対しては恐妻のようだが、夫の仕事は認めており自身が納得したことは受け入れる。
: 第3話でホクトから、自身の本当の勤務先のことやハヤトがシンカリオン運転士になったことを打ち明けられるが、それらを全て受け入れた上で、「私は聞かなかったことにする」と、ハヤトにはあくまで普通の母親として接することを決める。それでも、ハヤトが研究所からの呼び出しで早朝から朝食もそこそこに飛び出して行くと「学校に連絡しといてやるか」とつぶやく<ref name="ReferenceA"/> など、シンカリオン運転士としてのハヤトの行動が通常の生活で問題とならないように、適切なフォローはしている。
: 第13話で、精神的に追い詰められ悩んで無理に明るく振る舞おうとするハヤトを見かねて、既にシンカリオンについて知っているということをほのめかし、それに気づいたハヤトからの「(俺たち子どもは)シンカリオンに乗らない方がいいのかな」という悩みを聞いて「お父さんは心配性なだけ。お父さんより強いお母さんが大丈夫って言っているんだから」と力づけてハヤトの悩みを払拭し、本来の笑顔と自信を取り戻させる。
: 筋金入りの[[歴女]](城・幕末マニア)。またアズサのことを気に入っている。
: あおのは、「胸が大きい理由は、この時点で控えめな女性しかいなかったから<ref name="aono"/>」と語っている。
 
; 男鹿 モミジ(おが もみじ)
: 声 - [[真坂美帆]]
: アキタの母。アキタを「アキタくん」と呼び非常に溺愛している親バカであり、無類のスウィーツ好き。アキタのスウィーツ好きは、母譲りでもある。アズサから「キャラ濃すぎ」と称され、ほかの一同をも唖然とさせた。心配性でもあり、マタギである義理の父とその後継者である猟師の夫の意向で厳格に育ったアキタを見守っている。そのため、シンカリオンのことはアキタから直接あまり聞かされておらず、サクラから「親にできることはただ見守ることだけ」と諭され、シンカリオン運転士を子に持つミスズとチアキにも励まされている。アキタが巨大怪物体と戦っているところを偶然目撃してしまったことで、シンカリオンの存在を知る。その際は音声が繋がらない状態だったが、彼女の口の動きをアキタが読み取ったことよって勝利へつながっている<ref name="第29話"/>。
 
; 大門山 ミスズ(だいもんやま みすず)
: 声 - [[高橋里枝]]
: ツラヌキの母で大門山建設の社長。先代の社長であった夫を亡くし、大門山建設を女手一つで切り盛りしている。ツラヌキの豪快な性格や口癖は、母譲りでもある。ツラヌキが素直でなかったり調子乗っていたりすると、喝を入れる為に強烈な張り手を腰に食らわせている。
: ツラヌキが自分のことを気遣って会社を手伝っていることを知っているが、ツラヌキには彼自身が本当にやりたいことをやらせたいと思っている。そのためツラヌキの本心を聞いた後は、「『安全第一』だけは守る」と約束させ彼を送り出している。
 
; 大門山 カガリ(だいもんやま かがり)
: 声 - [[小堀幸]]
: ツラヌキの妹。兄に似ず金沢美人に例えられる程の容姿であるため、ミスズが「月日と云うのは時には残酷」と言うほどである。初登場時は「ツラヌキの妹」とクレジットされていたが、第29話で名前が判明した。
 
; 大門山 ケンロク(だいもんやま けんろく)
: 声 - [[社本悠]]
: ツラヌキの弟。兄とは顔立ちがそっくりで、「だーっ」としか喋れない。初登場時は「ツラヌキの弟」とクレジットされていたが、第29話で名前が判明した。
 
; 月山 チアキ(つきやま ちあき)
: 声 - [[足立由夏]]
: シノブの母で、月山流忍術の[[くノ一]]である。シノブからは「母上」と呼ばれている。現在は沖縄に移住している。
 
; 清洲 カエデ(きよす かえで)
: 声 - [[広瀬有香]]
: リュウジとタツミの母。名古屋市ある超進化研究所付属病院 に現在長期入院している。リュウジの作る卵焼きが好物。亡き夫・チクマの友人であるホクトと面識がある。
 
; 清洲 ミユ(きよす みゆ)
: 声 - 真堂圭
: リュウジとタツミの妹。小学3年生(第65話より小学4年生)の少女。9〜10歳。リュウジを「リュウ兄」、タツミを「タツ兄」と呼ぶ。
 
; 霧島 ニチリン(きりしま にちりん)
: 声 - [[深川和征]]
: タカトラの父で「料亭霧島」の主人。タカトラと同じ髪型をしている。
 
==== キトラルザス ====
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胸に心臓の役割をする赤い宝石のようなコアが溶け込んでおり、コアの輝きが弱まると石化が始まり、輝きが消えてしまうか何らかの要因でコアが胸部から抜かれた場合は完全に石化してしまう。
 
===== 現代のエージェント =====
下記の4人を指す。それぞれが人間を観察しながら、個々にシンカリオンに戦いを挑むが敗北を重ねたことから、第27話からスザクの提案により、協力して戦うようになる。また、ゲンブ、セイリュウ、スザクは超進化研究所に協力するようになる。
 
; ビャッコ
: 声 - [[細谷佳正]]<ref name="animedia"/>
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===== 旧世代のエージェント =====
10年前に人類に攻撃を仕掛けた下記の3人を指す。カイレンが指揮を執ってファースト・エネミーを出撃させたが失敗に終わり、5年後に地球を離れ、自分たちの環境に適した星を探索するために3人で宇宙に進出して長い旅をしていた。だが、そのような星を結局見つけられず、5年後(現在)にトラメが先行して帰還、残りの2人も相次いで帰還した。3人とも好戦的な性格であり、滅びから逃れるためには人類に対し武力行使による道しかないという思想のため、ビャッコたち現在のエージェントとは反りが合わない。
 
; トラメ
; カイレン
: 声 - [[髙階俊嗣]]
: 声 - [[増田俊樹]]<ref>{{cite tweet |author=新幹線変形ロボ シンカリオン(公式) |user=shinkalion |number=1050876354890223616 |date=2018-10-13|title=【新キャラ情報解禁!】|accessdate=2021-02-12}}</ref>
: 第33話から登場したゲンブよりも大柄なキトラルザスで、獣人のような容姿をしている。
: 第40話終盤から登場。白髪で黒いコートのような衣を羽織っており、顔にひび割れがあり、スザク以上に人間に近い容姿をしている。黒曜石を物質変化させ、槍状の武器に変化させる能力を持っている。
: 10年前に人類と戦っていたエージェントの一人であり、当時は人類を圧倒していた。戦闘能力ならキトラルザスで随一だが、頭の出来はいまひとつで、細かいことや難解な作戦は苦手。帰還後、10年の時を経た人間の進化を観察するために単独で「ファースト・エネミー」に頭部から搭乗して出撃するが、完成したシンカリオンと進化した人類の強さに圧倒され、E5 + E6のグランクロスを受ける直前に撤退した。その後ビャッコがシンカリオンとの戦いで敗北を認めた直後に「ファースト・エネミー」で乱入し、シンカリオンに交戦を挑む。全力を出そうとしたがビャッコに楯突かれ、共にE5はやぶさのグランクロスでダメージを受け、またしても撤退した。
: 3人の旧世代のエージェントの中でも特に人類とは戦うこと以外道はないという思想に偏っており、ビャッコから最も恐れられていた。トラメやソウギョクから「カイレン様」と呼ばれるほどの上司的な立ち位置であり、セイリュウからも種族の中で頂点に立つ存在と言われるほどで、10年前に量産型ファースト・エネミーを仕切らせ、人類に攻撃を仕掛けている。その5年後に故郷から離れ、トラメ・ソウギョクと共に長い旅をしていたが、ソウギョクと共に帰還。ビャッコがシンカリオンとの戦いで敗北し退却してきた直後にその前に姿を現し、トラメに楯突いて裏切った彼を種族の古き掟により処刑した。その後ソウギョクと共に先に帰還していたトラメと合流し、イザと面会する前に挨拶代わりとして30体以上の量産型ファースト・エネミーを率いて人間側に攻撃を仕掛ける。戦闘中シンカリオンが優勢になると彼らの前に姿を現し、この10年の間に人間が開発したシンカリオンを高く評価し、自らの名を伝えた後消えていった。
: ブラックシンカリオンに興味を持ち、セイリュウから『ブラックShinca』を奪って運転しようとしたが、ブラックシンカギアから「適合率が足りません」と乗車を拒否されたために運転を諦めて、『ブラックShinca』をセイリュウに投げ返している。その後自分が乗れないブラックシンカリオンを、量産型ファーストエネミーを使って破壊しようとするが、これはソウギョクがセイリュウとブラックシンカリオンを自分の手駒にするための謀略であり、喜んで協力していた。
: トラメやソウギョクの行動に対し、全く興味を示していない。故に第50話では、トラメがシンカリオンとの戦いに敗れた際、何の戸惑いもなくトラメを「無様だな」と評している。しかし、第52話でのディノウイングの強制送還後自ら動くようになり、第53話でシンカリオンの本来の姿を察している。第56話でハヤト達がイザと交渉に試みようとした際、イザから「(ハヤトを)侮るな」と告げられ、「侮りは恐れを生み、破滅をもたらす」の言葉も聞かず、直属のクレアツルスであるサウザンドファングで撃退しようとしたが失敗に終わる。だが、イザとの接触を阻止することには成功した。
: 第47話でのシンカリオンとの戦い以降セイリュウがブラックシンカリオンと共に行方をくらましたことで、彼が敗北し逃亡したと判断。その真偽を確かめるために第48話ではクレアツルスの一種であるホリッドブロッサムを使ってセイリュウをおびき寄せる作戦に出る。その結果、彼の狙い通りホリッドブロッサムに苦戦するハヤトたちのピンチに駆けつけ、シンカリオンに協力したことで彼を反逆者と断定した。続く第49話でソウギョクの提案により、スザクを尾行することでセイリュウの居場所を特定し、彼を処刑するために自ら巨大怪物体となってハヤトたちをエサにしながら戦い、極秘に開発されていたE3つばさアイアンウイングの俊敏な攻撃によって翻弄されてもビクともしなかったが、再び駆け付けたブラックシンカリオンによって弱点をばらされ、E3つばさ アイアンウィングの真・フミキリシュリケンで倒された。しかし、倒されたのは彼が用意した影武者であり、7日後に再び同じ大宮で決着をつけるとハヤトたちとセイリュウに宣戦布告した。そして約束の7日後の大宮で先手を打って現れたセイリュウの誘いに乗り黒い貨物列車に乗って出現。ブラックシンカリオンと共に捕縛され、捕縛フィールド内でぶつかり合う。最初はブラックシンカリオン バーサーカーモードを圧倒していたが、駆け付けたハヤトたちに励まされ「ヒトと滅びゆく種族との垣根」を超えたセイリュウが奮起。E6こまち・E7かがやき・E3つばさ アイアンウィングと後から駆け付けたH5はやぶさ・ドクターイエローの怒涛の攻撃で追い込まれ、捕縛フィールドを破壊しようとしたが、最後はE5 × ドクターイエローのウルトラグランクロスとブラックシンカリオン バーサーカーモードのへルグランクロスによるダブルグランクロスを受け倒されたが、その後ソウギョクにより石化から復活させられて(第61話で判明)第60話で、東京駅の捕縛フィールドに姿を現す。そして第62話でのカイレンの地上侵攻にあたっては、[[相生駅 (兵庫県)|相生駅]]付近で再び巨大怪物体となり、ドクターイエロー・N700Aのぞみ・トリニティーの3機と対峙する。しかし戦闘開始早々にトリニティーが分離した700シリーズ3機に背中の大蛇を倒され、さらに700シリーズに攪乱されて目を回して倒れ込んだところにN700Aのぞみのマグラギヌンチャクとドクターイエローのレーザーソードの同時攻撃を受けて倒された。
: 第60話ではソウギョクと一緒に超進化研究所に赴くようにスザクに進言されるも、セイリュウの作戦を読んで自身は残り、イザとの対話を求めにやってきた速杉親子の前に姿を現し、種族最強とうたわれる彼も巨大怪物体となって戦いに挑む。彼は、これまでの戦いの中でシンカリオンが何のために作られたかを理解し、人とキトラルザスは共存できないと悟り、地球を太古の状態にリセットすることを決意していた。その実現のために脅威となるE5はやぶさと対戦しリミッターを解除したE5 × 500の超グランクロスで敗れた(ただし、影武者を使い撤退した)が、この戦いでE5はやぶさのリミッターの役割を担っていたシャショットを機能停止させることに成功している。そしてついに地上への侵攻開始を宣言し、黒い貨物列車に乗車して超進化研究所総合指令室がある東京駅へ向かう。そして超進化研究所総合指令室が発動した東京駅・中央迎撃システムに誘導され、そこでE5はやぶさと500こだまを除く11機のシンカリオンと対峙、シャショットの心を学べるAIの技術を逆に利用することで心を消すことを選んだことで真の姿となってヒトに対し最後の戦いに挑む。心を無にしたことで9機(700シリーズはトリニティーに合体している)のシンカリオンを圧倒していたが、地底世界から帰還したハヤトが運転する新たなシンカリオンであるE5はやぶさ MkIIには逆に圧倒される。セイリュウに「好きという感情があるのか」と問われた際、「好きという感情はくだらない」と一蹴したことでハヤトの怒りを買い、E5はやぶさ MkIIとブラックシンカリオン 紅のダブルグランクロスで倒される。
: その後、第76話でハヤトから「あれだけ星を蘇らせることに必死だったんだから、実は地球が好きだったんじゃないかな」「話し合ったらきっと分かりあえるはず」と、蘇生が示唆されている。
 
; ソウギョク
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:した駅の近くにある居酒屋に通ううちに、自分の求めるものが、宇宙からの返事ではなく、シンカリオンであることに気付く。そして、その言葉を呟くことから、テオティのカンナギにつくことになる。
 
; トラメ
; カイレン
: 声 - [[髙階俊嗣]]
: 声 - [[増田俊樹]]<ref>{{cite tweet |author=新幹線変形ロボ シンカリオン(公式) |user=shinkalion |number=1050876354890223616 |date=2018-10-13|title=【新キャラ情報解禁!】|accessdate=2021-02-12}}</ref>
: 第33話から登場したゲンブよりも大柄なキトラルザスで、獣人のような容姿をしている。
: 第40話終盤から登場。白髪で黒いコートのような衣を羽織っており、顔にひび割れがあり、スザク以上に人間に近い容姿をしている。黒曜石を物質変化させ、槍状の武器に変化させる能力を持っている。
: 10年前に人類と戦っていたエージェントの一人であり、当時は人類を圧倒していた。戦闘能力ならキトラルザスで随一だが、頭の出来はいまひとつで、細かいことや難解な作戦は苦手。帰還後、10年の時を経た人間の進化を観察するために単独で「ファースト・エネミー」に頭部から搭乗して出撃するが、完成したシンカリオンと進化した人類の強さに圧倒され、E5 + E6のグランクロスを受ける直前に撤退した。その後ビャッコがシンカリオンとの戦いで敗北を認めた直後に「ファースト・エネミー」で乱入し、シンカリオンに交戦を挑む。全力を出そうとしたがビャッコに楯突かれ、共にE5はやぶさのグランクロスでダメージを受け、またしても撤退した。
: 3人の旧世代のエージェントの中でも特に人類とは戦うこと以外道はないという思想に偏っており、ビャッコから最も恐れられていた。トラメやソウギョクから「カイレン様」と呼ばれるほどの上司的な立ち位置であり、セイリュウからも種族の中で頂点に立つ存在と言われるほどで、10年前に量産型ファースト・エネミーを仕切らせ、人類に攻撃を仕掛けている。その5年後に故郷から離れ、トラメ・ソウギョクと共に長い旅をしていたが、ソウギョクと共に帰還。ビャッコがシンカリオンとの戦いで敗北し退却してきた直後にその前に姿を現し、トラメに楯突いて裏切った彼を種族の古き掟により処刑した。その後ソウギョクと共に先に帰還していたトラメと合流し、イザと面会する前に挨拶代わりとして30体以上の量産型ファースト・エネミーを率いて人間側に攻撃を仕掛ける。戦闘中シンカリオンが優勢になると彼らの前に姿を現し、この10年の間に人間が開発したシンカリオンを高く評価し、自らの名を伝えた後消えていった。
: ブラックシンカリオンに興味を持ち、セイリュウから『ブラックShinca』を奪って運転しようとしたが、ブラックシンカギアから「適合率が足りません」と乗車を拒否されたために運転を諦めて、『ブラックShinca』をセイリュウに投げ返している。その後自分が乗れないブラックシンカリオンを、量産型ファーストエネミーを使って破壊しようとするが、これはソウギョクがセイリュウとブラックシンカリオンを自分の手駒にするための謀略であり、喜んで協力していた。
: トラメやソウギョクの行動に対し、全く興味を示していない。故に第50話では、トラメがシンカリオンとの戦いに敗れた際、何の戸惑いもなくトラメを「無様だな」と評している。しかし、第52話でのディノウイングの強制送還後自ら動くようになり、第53話でシンカリオンの本来の姿を察している。第56話でハヤト達がイザと交渉に試みようとした際、イザから「(ハヤトを)侮るな」と告げられ、「侮りは恐れを生み、破滅をもたらす」の言葉も聞かず、直属のクレアツルスであるサウザンドファングで撃退しようとしたが失敗に終わる。だが、イザとの接触を阻止することには成功した。
: 第47話でのシンカリオンとの戦い以降セイリュウがブラックシンカリオンと共に行方をくらましたことで、彼が敗北し逃亡したと判断。その真偽を確かめるために第48話ではクレアツルスの一種であるホリッドブロッサムを使ってセイリュウをおびき寄せる作戦に出る。その結果、彼の狙い通りホリッドブロッサムに苦戦するハヤトたちのピンチに駆けつけ、シンカリオンに協力したことで彼を反逆者と断定した。続く第49話でソウギョクの提案により、スザクを尾行することでセイリュウの居場所を特定し、彼を処刑するために自ら巨大怪物体となってハヤトたちをエサにしながら戦い、極秘に開発されていたE3つばさアイアンウイングの俊敏な攻撃によって翻弄されてもビクともしなかったが、再び駆け付けたブラックシンカリオンによって弱点をばらされ、E3つばさ アイアンウィングの真・フミキリシュリケンで倒された。しかし、倒されたのは彼が用意した影武者であり、7日後に再び同じ大宮で決着をつけるとハヤトたちとセイリュウに宣戦布告した。そして約束の7日後の大宮で先手を打って現れたセイリュウの誘いに乗り黒い貨物列車に乗って出現。ブラックシンカリオンと共に捕縛され、捕縛フィールド内でぶつかり合う。最初はブラックシンカリオン バーサーカーモードを圧倒していたが、駆け付けたハヤトたちに励まされ「ヒトと滅びゆく種族との垣根」を超えたセイリュウが奮起。E6こまち・E7かがやき・E3つばさ アイアンウィングと後から駆け付けたH5はやぶさ・ドクターイエローの怒涛の攻撃で追い込まれ、捕縛フィールドを破壊しようとしたが、最後はE5 × ドクターイエローのウルトラグランクロスとブラックシンカリオン バーサーカーモードのへルグランクロスによるダブルグランクロスを受け倒されたが、その後ソウギョクにより石化から復活させられて(第61話で判明)第60話で、東京駅の捕縛フィールドに姿を現す。そして第62話でのカイレンの地上侵攻にあたっては、[[相生駅 (兵庫県)|相生駅]]付近で再び巨大怪物体となり、ドクターイエロー・N700Aのぞみ・トリニティーの3機と対峙する。しかし戦闘開始早々にトリニティーが分離した700シリーズ3機に背中の大蛇を倒され、さらに700シリーズに攪乱されて目を回して倒れ込んだところにN700Aのぞみのマグラギヌンチャクとドクターイエローのレーザーソードの同時攻撃を受けて倒された。
: 第60話ではソウギョクと一緒に超進化研究所に赴くようにスザクに進言されるも、セイリュウの作戦を読んで自身は残り、イザとの対話を求めにやってきた速杉親子の前に姿を現し、種族最強とうたわれる彼も巨大怪物体となって戦いに挑む。彼は、これまでの戦いの中でシンカリオンが何のために作られたかを理解し、人とキトラルザスは共存できないと悟り、地球を太古の状態にリセットすることを決意していた。その実現のために脅威となるE5はやぶさと対戦しリミッターを解除したE5 × 500の超グランクロスで敗れた(ただし、影武者を使い撤退した)が、この戦いでE5はやぶさのリミッターの役割を担っていたシャショットを機能停止させることに成功している。そしてついに地上への侵攻開始を宣言し、黒い貨物列車に乗車して超進化研究所総合指令室がある東京駅へ向かう。そして超進化研究所総合指令室が発動した東京駅・中央迎撃システムに誘導され、そこでE5はやぶさと500こだまを除く11機のシンカリオンと対峙、シャショットの心を学べるAIの技術を逆に利用することで心を消すことを選んだことで真の姿となってヒトに対し最後の戦いに挑む。心を無にしたことで9機(700シリーズはトリニティーに合体している)のシンカリオンを圧倒していたが、地底世界から帰還したハヤトが運転する新たなシンカリオンであるE5はやぶさ MkIIには逆に圧倒される。セイリュウに「好きという感情があるのか」と問われた際、「好きという感情はくだらない」と一蹴したことでハヤトの怒りを買い、E5はやぶさ MkIIとブラックシンカリオン 紅のダブルグランクロスで倒される。
 
: その後、第76話でハヤトから「あれだけ星を蘇らせることに必死だったんだから、実は地球が好きだったんじゃないかな」「話し合ったらきっと分かりあえるはず」と、蘇生が示唆されている。
===== その他のキトラルザス =====
; ドクター・イザ / 八代 イサブロウ(やつしろ イサブロウ)
: 声 - うえだゆうじ
: 第19話から登場したエージェント達を陰で束ねる首領的な存在。ブラックシンカリオンに乗り込んだセイリュウを強制送還させる能力を持っている。姿は白髪の老人であり、ほかのエージェント同様、緑の結晶体のようなものが生えている。第27話のセイリュウの敗北により、「協力し合う」ことを理解したエージェントたちに、「進化」ではなく「変化」の道を示した。また、キトラルザスが生き残る術は、「戦いの道」・「移住の道」・「変革の道」の3つの道のいずれかであることを説く。
: 第35話終盤でE5はやぶさに直接交信してハヤトと初めて対峙し、「さらなる進化を遂げるのは我々だ」とハヤトに忠告している。
: 第41話でソウギョクと共に帰還したカイレンは、その挨拶の際イザに対して「ドクター」と敬称を付けて呼んでいる。
: 第43話で体の石化が進行し始めていることが判明した。
: 第47話での回想シーンで、プロジェクトシンカリオンの開発中に実施した「第1回超進化速度到達実験」で発生した爆発事故で消息不明となった新幹線超進化研究所の初代所長にして開発責任者の「八代 イサブロウ」本人であることが判明。シンカリオンの基本的なシステムを設計し、E5はやぶさにシャショットを内蔵するシステムを構築した人物であることも明らかとなった。第58話では、10年前にファースト・エネミーが出現したのを機にそれまで行ってきた次世代高速鉄道の研究を基にシンカリオンの開発を指示したことが明らかになった。また、同話でハヤト達を呼び出すためゲンブ・ビャッコ・トラメの巨大怪物体の幻影(フェイク)を召喚して、ホクトと対面し彼に対話はせず戦いの道を歩むことを通告した。
: 第63話でさらに石化の浸食が進み衰弱しつつも、ようやく直接ハヤトやかつての部下であるホクト・出水と対面する。この対話で彼は、E5はやぶさの運転士として適合率が100%を超える人間が現れることを希望してシャショットを開発したことを明かす。そして、その役目を終えたことでシャショットは二度と元には戻らないことを告げ、ヒトとキトラルザスの双方にシンカリオンという武力を与え、それをいかに用いてどのような未来を創造するのかという答えを見たかったと語る。だが、カイレンは地球の命運を決める審判者となりその地球に人間は不要と考えたため、カイレンを止めさせるためハヤトに新たなシンカリオン「E5はやぶさ MkII」を託す。第64話ではスザクに命じてハヤトとホクトを東京駅へ向かわせ、1人残った出水にカイレンがルクスヴェテを多く取り込んだことで地底世界を保つことができなくなっていることを語り、出水に意味深な言葉を告げて避難を促し、自身は石化の影響で動けないためにそのまま崩れてきた岩の下敷きになり、消息不明となる。
 
===== 人間界に住むエージェント =====
; キリン
: 声 - [[浪川大輔]]
412 ⟶ 491行目:
: しかしハヤトに要求を拒否されると本性を現し、新幹線超進化研究所各支部にブラックナンバーズを出現させ、さらに自身はブラックシンカリオンオーガを運転し品川に現れる。一度は捕縛されるも、捕縛フィールドを破壊してブラックシンカリオンオーガ ライジングモードに変形し多数のブラックナンバーズを引き連れて新宿に移動すると都庁に攻撃を加え、日本政府との交渉を要求した。その後、セイリュウの運転するブラックシンカリオン バーサーカーモードやハヤトたちの運転するE5 MkII <span style="font-size:130%">×</span> 923ドクターイエローと交戦、相討ち覚悟のセイリュウによって一度は地底世界に戻されるが、ハヤトたちによって名古屋支部に転送されてチーム・シンカリオンと激戦を展開。これを辛くも退け、名古屋支部を脱出して東京へ向かうが、さらに追撃してきたチーム・シンカリオンの前にブラックシンカリオンオーガを撃破され、身柄は超進化研究所に拘束される。
 
==== その他の登場人物 ====
===== エージェントたちを束ねる存在 =====
; 倉敷 ヤクモ(くらしき やくも)
; ドクター・イザ / 八代 イサブロウ(やつしろ イサブロウ)
: 声 - うえだゆうじ[[辻井健吾]]
: 将来を嘱望される若手キャリア官僚で、クラシキ重工の御曹司。新幹線超進化研究所総合指令部からの依頼でシンカリオンの調査を行っている。シンカリオンとキトラルザスとの戦闘の経緯や適合率・鉄分・ナノマシンなど、超進化研究所だけでは解明できない様々な謎を解明するために、超進化研究所と海外の研究機関、そして本省および政府との協力を依頼するための橋渡しをする役目を担う。
: 第19話から登場したエージェント達を陰で束ねる首領的な存在。ブラックシンカリオンに乗り込んだセイリュウを強制送還させる能力を持っている。姿は白髪の老人であり、ほかのエージェント同様、緑の結晶体のようなものが生えている。第27話のセイリュウの敗北により、「協力し合う」ことを理解したエージェントたちに、「進化」ではなく「変化」の道を示した。また、キトラルザスが生き残る術は、「戦いの道」・「移住の道」・「変革の道」の3つの道のいずれかであることを説く。
: フタバとは4つ年上の幼馴染であり、二人の両親が勝手に決めた婚約者。フタバから「ヤッくん」とあだ名で呼ばれるほど仲が良い。子供の頃は、フタバがいじめられていたところを助けるフタバにとってのヒーロー的存在だったが、成績が優秀だったことから中学生になる際には別の街の進学校に通うために引越し、以降はフタバとはクリスマスに会うのみとなっていた。再会後に行った大宮駅東口の焼き鳥店を出た後、フタバに「3〜4年間海外(フランス)で仕事することになったので、一緒に来てほしい」とプロポーズするが、「大宮支部で支えたいものがある」ことを理由に断られている。
: 第35話終盤でE5はやぶさに直接交信してハヤトと初めて対峙し、「さらなる進化を遂げるのは我々だ」とハヤトに忠告している。
: フランスから一時帰国した際にフタバからアズサの能力のことを聞き、研究という名目でアズサをキリンの元に連れて行くなど、父のイズモやキリンの実質的な手駒として動いていたが、イズモやキリンの真の目的を知り、後にソウギョクが奪ったブラックシンカリオンをセイリュウに返し、さらにクラシキ重工が独自に建設した地底世界に繋がる地底トンネルの存在を超進化研究所に伝えている。
: 第41話でソウギョクと共に帰還したカイレンは、その挨拶の際イザに対して「ドクター」と敬称を付けて呼んでいる。
: 第43話で体の石化が進行し始めていることが判明した。
: 第47話での回想シーンで、プロジェクトシンカリオンの開発中に実施した「第1回超進化速度到達実験」で発生した爆発事故で消息不明となった新幹線超進化研究所の初代所長にして開発責任者の「八代 イサブロウ」本人であることが判明。シンカリオンの基本的なシステムを設計し、E5はやぶさにシャショットを内蔵するシステムを構築した人物であることも明らかとなった。第58話では、10年前にファースト・エネミーが出現したのを機にそれまで行ってきた次世代高速鉄道の研究を基にシンカリオンの開発を指示したことが明らかになった。また、同話でハヤト達を呼び出すためゲンブ・ビャッコ・トラメの巨大怪物体の幻影(フェイク)を召喚して、ホクトと対面し彼に対話はせず戦いの道を歩むことを通告した。
: 第63話でさらに石化の浸食が進み衰弱しつつも、ようやく直接ハヤトやかつての部下であるホクト・出水と対面する。この対話で彼は、E5はやぶさの運転士として適合率が100%を超える人間が現れることを希望してシャショットを開発したことを明かす。そして、その役目を終えたことでシャショットは二度と元には戻らないことを告げ、ヒトとキトラルザスの双方にシンカリオンという武力を与え、それをいかに用いてどのような未来を創造するのかという答えを見たかったと語る。だが、カイレンは地球の命運を決める審判者となりその地球に人間は不要と考えたため、カイレンを止めさせるためハヤトに新たなシンカリオン「E5はやぶさ MkII」を託す。第64話ではスザクに命じてハヤトとホクトを東京駅へ向かわせ、1人残った出水にカイレンがルクスヴェテを多く取り込んだことで地底世界を保つことができなくなっていることを語り、出水に意味深な言葉を告げて避難を促し、自身は石化の影響で動けないためにそのまま崩れてきた岩の下敷きになり、消息不明となる。
 
; 倉敷 イズモ(くらしき いずも)
==== パイロット / 運転士の関係者 ====
: 声 - [[小形満]]
; 速杉 ハルカ(はやすぎ はるか)
: ヤクモの父で、超進化研究所とも取引がある有名な大企業「クラシキ重工」の[[最高経営責任者|CEO]]。優秀な人材を自社へヘッドハンティングするという名目で、フタバの(義理の)父を名乗り大宮支部を訪れるが、本来の目的は許嫁としているフタバと息子のヤクモとの縁談を進めることだった。しかしフタバがヤクモからのプロポーズを断った旨を告げられたためショックを受け落ち込んでしまう。その後ハヤトたちと出会い、アキタに紹介された[[東十条駅]]の和菓子店「黒松本舗 草月」のどら焼きの純粋なおいしさに触れ、幼い頃のフタバの言葉を真に受けていたことを思い出してある程度ショックから立ち直り、フタバの教え子であるハヤトたちに高評価を与える。その後、改めてフタバに自社への転職を打診し、その返答を待つことにした。
: 声 - [[美波わかな]]
: 裏ではキリンの協力者であり、息子のヤクモを使ってアズサを自身の元へ連れて来させた。13年前にキリンと知り合っており、彼らがキリンに協力していたのは新幹線の有無による地域格差を憂い、キトラルザスの技術を利用して日本全国に新幹線を整備し地域格差をなくすという目的があったためだったが、結局はキリンの野望の片棒を結果的に担いでいたことを知り、最終決戦後に全てを詳らかにする決意をする。
: ハヤトの妹。小学2年生 → 3年生(第65話より)の少女。8歳<ref name="第65話">第65話の「ハルカが生まれて苦節8年」のハヤトの台詞による。</ref>。常に[[ヘッドフォン]]を身に付けており、語尾に「〜と思われ」「〜(て)なわけで」とつける説明口調の小声で会話する。
: 兄のハヤトの鉄道の話題に付いていけず呆れてはいるが、その趣味や嗜好は完全に把握済みで、何度も聞かされているために話の内容や長さも完璧に覚えている。ハヤトを「お兄(にい)」、ホクトを「お父(とう)」、サクラを「お母(かあ)」と呼ぶ。母のサクラの雷落下レベルのお小言は恐れている。利き手は左利き<ref name="第17話" />。当初は父が超進化研究所の職員、兄がシンカリオン運転士であることは一切知らされていなかったが、フタバとの浮気を疑ったことがきっかけでホクトが白状したことにより、父と兄の秘密やシンカリオンの存在を知る。
: あおのは、「(池添からの)オーダーがなかったので自由にデザインしました。ヘッドフォンは考え事をするときは一人でこもりたい私自身を投影させました<ref name="aono"/>」と語っている。
 
; スーパー・スパイス(イナホ・ミヤコ・ナスノ)
; 速杉 サクラ(はやすぎ さくら)
: 声 - [[洲崎綾]](イナホ)、金魚わかな(ミヤコ)、[[井上遥乃]](ナスノ)
: 声 - [[清水理沙]]
: 3人組の人気女性アイドルユニットで、イナホが桃色、ミヤコが黄色、ナスノが青色の衣装を着用している。
: ハヤトの母。普段は優しいが、怒らせると恐い。
:夫のホクトに対しては恐妻のようだが、夫の仕事は認めており自身が納得したことは受け入れる。
: 第3話でホクトから、自身の本当の勤務先のことやハヤトがシンカリオン運転士になったことを打ち明けられるが、それらを全て受け入れた上で、「私は聞かなかったことにする」と、ハヤトにはあくまで普通の母親として接することを決める。それでも、ハヤトが研究所からの呼び出しで早朝から朝食もそこそこに飛び出して行くと「学校に連絡しといてやるか」とつぶやく<ref name="ReferenceA"/> など、シンカリオン運転士としてのハヤトの行動が通常の生活で問題とならないように、適切なフォローはしている。
: 第13話で、精神的に追い詰められ悩んで無理に明るく振る舞おうとするハヤトを見かねて、既にシンカリオンについて知っているということをほのめかし、それに気づいたハヤトからの「(俺たち子どもは)シンカリオンに乗らない方がいいのかな」という悩みを聞いて「お父さんは心配性なだけ。お父さんより強いお母さんが大丈夫って言っているんだから」と力づけてハヤトの悩みを払拭し、本来の笑顔と自信を取り戻させる。
: 筋金入りの[[歴女]](城・幕末マニア)。またアズサのことを気に入っている。
: あおのは、「胸が大きい理由は、この時点で控えめな女性しかいなかったから<ref name="aono"/>」と語っている。
; 上田 アズサ(うえだ アズサ)
: 声 - [[竹達彩奈]]
: ハヤトのクラスメイトの小学5年生 → 6年生(第65話より)の少女。ハヤトの幼馴染で、住んでいるマンションと教室での席が隣同士。髪型は主に第64話までは[[ツインテール]]、第65話以降は[[シニヨン]]付の[[ロングヘア]]で、目の横にピンク色の大きな丸い[[つけまつげ]]を付けている<ref>[https://twitter.com/aonoridango/status/1079778074135154694 キャラクターデザイン、あおのゆかのツイートより(2019年1月1日)]</ref>。
: ハヤトからは基本的にフルネームで呼ばれている。アキタからは名字、ツラヌキからは下の名前、フタバからは「アズサちゃん」と呼ばれている。自ら愛用のハンディカメラを用いて動画を撮影し、「JS(女子小学生)が初めて○○してみた」というタイトルのシリーズ動画を投稿している人気の[[ユーチューバー]]。幼少期に自分が好きだったものが他の子と重なっていたことで生き辛さを感じていた時に、ハヤトが趣味に熱中する行動を見た事で「何となく皆と違うことをしたい」と考えてユーチューバーになった経緯がある<ref name="第69話" />。投稿した動画の再生回数を増やして[[YouTube]]で世界制覇することが夢。
: 好奇心旺盛で、動画のネタになりそうな物には何でも飛びつく性格。そのためならば休日を全て使い、単独で遠方まで行く行動力がある。そのためハヤトたちからは警戒されている。また、急に転校してきたアキタとツラヌキが、ハヤトと妙に仲がいいことを怪しんでいたが、後述の一件でその理由を知ることになる。
: 動画撮影など自分が好きな話題になると、周囲に大量のハートマークを出現させる。自宅のベランダで新作動画の撮影をしている所をハヤトに目撃されている<ref name="ReferenceA"/>。
: 第14話にて、スザクに利用されたことでシンカリオンの存在を知ることとなる。解決後、超進化研究所により動画を修正させられ、ハヤトらからは説教され、「情報の秘密を厳守すること」を約束させられる。ただ、「約束する」とは言いつつも「仲間に入れなさい!」とハヤトに迫り、超進化研究所へ出入りするようになる。直感に優れているのか、ホクトもこの件に関わっているであろう事を指摘し、直訴する為にホクトが単身赴任している京都支部へ赴こうとした。超グランクロスのバージョンアップ試験のためハヤトが京都支部へ向かうと知りハヤトに同行し、シンカリオンを踊らせるために鉄分を増やそうとハヤトに頼みこんで京都鉄道博物館を巡るも、ハヤトに主導権を握られ飽きた仕草をする度に「途中下車する?」と脅されつつも鉄分を増やすために我慢していたが、最終的に「もう限界! やっぱり無理!」とキレてしまう。
: 「JCユーチューバーがシンカリオンを躍らせてみた」というシンカリオンを踊らせる動画を撮影するためにシンカリオンに乗りたがってはいるが、シンカリオン運転士になるつもりはひとかけらもなく、[[LINE (アプリケーション)|LINE]]のグループを作るなどシンカリオンチームのまとめ役を買って出る<ref>第24話</ref>。
: その後もセイリュウと度々[[上野]]で接触し、遂には居候として自宅へ招いた。ハヤト宅の新年会でセイリュウのために[[スイーツ]]の[[お土産]]を期待するも、アキタ・レイ・ツラヌキ・シノブが持ってきたものや、リュウジとミクから宅配便で送られてきたものがほとんど[[麺類]]<ref group="注">[[稲庭うどん]]・[[博多うどん]]・[[越前そば]]・[[ソーキそば]]・[[きしめん]]・[[塩ラーメン]]</ref>ばかりだったため[[キレる|ブチ切れ]]た。その後、サクラもセイリュウに[[パスタ]]を差し出した<ref>第52話</ref>。
: ポジティブな性格で、辛気くさい雰囲気を嫌う。そのためハヤトらが悩んでいる時などにイラッとして何かしら発言をすることがあるが、それが結果的に事態を好転させることもある。第62話では、シャショットが消えたことに衝撃を受けたために無言で食事を始めた大宮支部のメンバーにブチ切れ、アキタ・ツラヌキ・シノブ・セイリュウに続き、フタバにまで大声で言いたかったことを叩きつけ、そのまま席を立った。これは、アキタにより「アズサなりに俺たちに喝を入れた」と解釈され、ツラヌキには「回りくどい」、セイリュウには「アズサらしい」と評され、そのことにシノブも賛同し、大宮支部のメンバーが改めて動き出すきっかけとなった。
: 第65話からはスザクも居候させている。
: 第69話ではユーチューブのコンクールに応募するための動画を、フタバや出水たちの協力により撮影していたが、撮影終了後に出水から「"シンカリオンを踊らせる動画"は撮らなくていいのか?」と問われた際、自身の適合率を計ってないにもかかわらず、「自分は適合率が低いから」と諦めていることが判明。しかも、他人の適合率の高低もある程度判別できるため、フランスから一時帰国していたヤクモによりその能力を研究するという名目で父親のイズモの元に連れていかれてしまい、キリンと対面する。
: 最終局面では、ブラックシンカリオンオーガの襲撃やシンカリオンの存在を秘匿されてきたことによる人々の不安や疑念を払拭するため、これまで撮り貯めてきた動画を編集してシンカリオンや超進化研究所が人知れず人々の平和を守り続けてきたことを紹介する動画を公開し、世論の支持をシンカリオンと超進化研究所に呼び込むことに大きく貢献する。
 
; [[辻本達規|辻本 達規]](つじもと たつのり)([[BOYS AND MEN]])
; 男鹿 モミジ(おが もみじ)
: 声 - [[真坂美帆]]本人
: 第48話に登場。[[王子駅]]近くの[[北とぴあ]]で行われた超進化研究所大宮支部の忘年会に、出水がサプライズゲストとして招いた「BOYS AND MEN」のメンバーの1人。なお、このシーンでの「BOYS AND MEN」メンバーは1人のみしか本人役で出演することができないため、メンバー全員によるオーディションを実施した池添による審査の結果、辻本に決定した<ref>[http://www.shinkalion.com/movie/ シンカリオンTV・BOYS AND MENの本編出演をかけた オーディション結果を大発表!]シンカリオンアニメ公式サイト</ref>。
: アキタの母。アキタを「アキタくん」と呼び非常に溺愛している親バカであり、無類のスウィーツ好き。アキタのスウィーツ好きは、母譲りでもある。アズサから「キャラ濃すぎ」と称され、ほかの一同をも唖然とさせた。心配性でもあり、マタギである義理の父とその後継者である猟師の夫の意向で厳格に育ったアキタを見守っている。そのため、シンカリオンのことはアキタから直接あまり聞かされておらず、サクラから「親にできることはただ見守ることだけ」と諭され、シンカリオン運転士を子に持つミスズとチアキにも励まされている。アキタが巨大怪物体と戦っているところを偶然目撃してしまったことで、シンカリオンの存在を知る。その際は音声が繋がらない状態だったが、彼女の口の動きをアキタが読み取ったことよって勝利へつながっている<ref name="第29話"/>。
 
; 大門山 ミスズ(だいもんやま みすず)
: 声 - [[高橋里枝]]
: ツラヌキの母で大門山建設の社長。先代の社長であった夫を亡くし、大門山建設を女手一つで切り盛りしている。ツラヌキの豪快な性格や口癖は、母譲りでもある。ツラヌキが素直でなかったり調子乗っていたりすると、喝を入れる為に強烈な張り手を腰に食らわせている。
: ツラヌキが自分のことを気遣って会社を手伝っていることを知っているが、ツラヌキには彼自身が本当にやりたいことをやらせたいと思っている。そのためツラヌキの本心を聞いた後は、「『安全第一』だけは守る」と約束させ彼を送り出している。
 
; 大門山 カガリ(だいもんやま かがり)
: 声 - [[小堀幸]]
: ツラヌキの妹。兄に似ず金沢美人に例えられる程の容姿であるため、ミスズが「月日と云うのは時には残酷」と言うほどである。初登場時は「ツラヌキの妹」とクレジットされていたが、第29話で名前が判明した。
 
; 大門山 ケンロク(だいもんやま けんろく)
: 声 - [[社本悠]]
: ツラヌキの弟。兄とは顔立ちがそっくりで、「だーっ」としか喋れない。初登場時は「ツラヌキの弟」とクレジットされていたが、第29話で名前が判明した。
 
; 月山 チアキ(つきやま ちあき)
: 声 - [[足立由夏]]
: シノブの母で、月山流忍術の[[くノ一]]である。シノブからは「母上」と呼ばれている。現在は沖縄に移住している。
 
; 清洲 カエデ(きよす かえで)
: 声 - [[広瀬有香]]
: リュウジとタツミの母。名古屋市ある超進化研究所付属病院 に現在長期入院している。リュウジの作る卵焼きが好物。亡き夫・チクマの友人であるホクトと面識がある。
 
; 清洲 ミユ(きよす みゆ)
: 声 - 真堂圭
: リュウジとタツミの妹。小学3年生(第65話より小学4年生)の少女。9〜10歳。リュウジを「リュウ兄」、タツミを「タツ兄」と呼ぶ。
 
; 清洲 チクマ(きよす ちくま)
: 声 - 逢坂良太<ref>[[学研プラス]]『[[アニメディア]] 2018年8月号』99頁。</ref>
: リュウジとタツミの父。故人。新幹線超進化研究所の主任研究員で、イサブロウの遣いでホクトを超進化研究所へ招いた。ホクトやシンペイと共に超進化研究所に設置されたシンカリオン開発チーム「チームシンカリオン」の主任研究員としてシンカリオンの開発、特に超進化速度を到達させる小型モーターに携わっており、その開発中に実施した「第1回超進化速度到達実験」で発生した爆発事故に巻き込まれて亡くなった。「目先の事よりも大局を見ろ」を口癖とする現実主義者で、リュウジの冷徹さは父譲りでもある。その言葉は、ホクトや遺された息子・娘達にも言い続け受け継がれている。
 
; 霧島 ニチリン(きりしま にちりん)
: 声 - [[深川和征]]
: タカトラの父で「料亭霧島」の主人。タカトラと同じ髪型をしている。
 
==== 第3新東京市の市民 ====
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: 音声のみの登場。新幹線超進化研究所西日本指令室の指令員として、シンジが運転する500 TYPE EVAのオペレーションを行う。
: 地上波放送版の第30話で流れた次回予告は、原典を再現したミサトのナレーションにより放送された<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2116832/full/ 『シンカリオン』次回予告を『エヴァ』葛城ミサトがナレーション「サービスサービス♪」] 2018年8月3日(2018年8月4日閲覧)</ref>。
 
==== その他の関係者 ====
; 倉敷 イズモ(くらしき いずも)
: 声 - [[小形満]]
: ヤクモの父で、超進化研究所とも取引がある有名な大企業「クラシキ重工」の[[最高経営責任者|CEO]]。優秀な人材を自社へヘッドハンティングするという名目で、フタバの(義理の)父を名乗り大宮支部を訪れるが、本来の目的は許嫁としているフタバと息子のヤクモとの縁談を進めることだった。しかしフタバがヤクモからのプロポーズを断った旨を告げられたためショックを受け落ち込んでしまう。その後ハヤトたちと出会い、アキタに紹介された[[東十条駅]]の和菓子店「黒松本舗 草月」のどら焼きの純粋なおいしさに触れ、幼い頃のフタバの言葉を真に受けていたことを思い出してある程度ショックから立ち直り、フタバの教え子であるハヤトたちに高評価を与える。その後、改めてフタバに自社への転職を打診し、その返答を待つことにした。
: 裏ではキリンの協力者であり、息子のヤクモを使ってアズサを自身の元へ連れて来させた。13年前にキリンと知り合っており、彼らがキリンに協力していたのは新幹線の有無による地域格差を憂い、キトラルザスの技術を利用して日本全国に新幹線を整備し地域格差をなくすという目的があったためだったが、結局はキリンの野望の片棒を結果的に担いでいたことを知り、最終決戦後に全てを詳らかにする決意をする。
 
==== その他の登場人物 ====
; スーパー・スパイス(イナホ・ミヤコ・ナスノ)
: 声 - [[洲崎綾]](イナホ)、金魚わかな(ミヤコ)、[[井上遥乃]](ナスノ)
: 3人組の人気女性アイドルユニットで、イナホが桃色、ミヤコが黄色、ナスノが青色の衣装を着用している。
 
; [[辻本達規|辻本 達規]](つじもと たつのり)([[BOYS AND MEN]])
: 声 - 本人
: 第48話に登場。[[王子駅]]近くの[[北とぴあ]]で行われた超進化研究所大宮支部の忘年会に、出水がサプライズゲストとして招いた「BOYS AND MEN」のメンバーの1人。なお、このシーンでの「BOYS AND MEN」メンバーは1人のみしか本人役で出演することができないため、メンバー全員によるオーディションを実施した池添による審査の結果、辻本に決定した<ref>[http://www.shinkalion.com/movie/ シンカリオンTV・BOYS AND MENの本編出演をかけた オーディション結果を大発表!]シンカリオンアニメ公式サイト</ref>。
 
=== テレビアニメ第2期 ===
{{節スタブ}}
==== 新幹線超進化研究所 横川支部 ====
碓氷峠鉄道文化むらの地下に存在する超進化研究所の支部のひとつ。テオティとの戦いの激化と結晶体の分析のため、主要メンバーは第8話で大宮支部に異動した。
 
==== 運転士 ====
; 新多 シン(あらた しん)
: 声 - [[津田美波]]
: 第2期の主人公。東京都[[北区 (東京都)|北区]][[田端]]に住む小学校5年生で、シンカリオンZ E5はやぶさの運転士。[[10月1日]]生まれの10歳。一人称は「俺」。自らを『世界の謎と不可能に挑戦する男』と称し、宇宙人や[[未確認飛行物体|UFO]]、[[未確認動物|UMA]]、[[妖怪]]などのミステリーに興味を持っており、夢は宇宙人と友達になること。『可能性はゼロじゃない』が口ぐせ。時たま妖怪や神話・伝説や伝承に関する蘊蓄を所かまわず披露することがある。鉄道にはあまり興味がなかったが、シンカリオンZに乗るようになってからは興味を示すようになる。
: 宇宙人の痕跡を探るために訪れた碓氷峠鉄道文化むらでアブトを追いかけているうちに新幹線超進化研究所横川支部(以下、横川支部)に迷い込み、適合率の高さを見込まれてシンカリオンZ E5はやぶさの運転士に抜擢される。
 
; 碓氷 アブト(うすい あぶと)
: 声 - [[鬼頭明里]]
: 第2期のもうひとりの主人公。群馬県[[横川]]に住む小学校5年生。横川支部の整備員。[[4月1日]]生まれの10歳。一人称は「俺」。年端も行かぬ少年ながらもシンカリオンZやザイライナー、Zギア、スマットの開発を指揮した天才技術者で、シンカリオンZの整備や後方支援を担当する。時折[[予知夢]]にも似た夢を見るが、Zコードの探索は彼の夢の情報を頼りにして行われる。鉄道好き。
: 父は幼いころに失踪して行方不明となっており、現在は母と二人暮らしをしている。だが、アブト自身は父が夢という形で自分にさまざまな情報を送ってきていると信じている。大宮支部への異動の際は母をひとりにできないと当初は異動を拒否していたが、母に説得され、大宮支部へ異動することを決めた。
:また、第14話にはダークシンカリオンの運転士になっている。
 
; スマット
: 声 - [[福山潤]]
: アブトが作ったスマートフォン「超進化モバイル・Zギア」が変形したロボット。非常に饒舌であり、口癖は車掌のように「ございます」と語尾付ける。[[QRコード]]を読み込む(スマットは『食べる』と表現する)ことが大好き。Zコードのある程度の位置の特定ができる。シンカリオンモードに変形後はE5はやぶさと一体化し、シンのサポートを担当。シンカリオンモード時はシャショットと同様に口調が勇ましい口調に変わり、語尾に『ゼット!』と付ける。Zギアはアブトや他の運転士などの分も含め複数あるが、スマットに変形することができるのはシンが持つものだけである(残りは汎用型)。
 
; 大曲 ハナビ(おおまがり はなび)
567 ⟶ 564行目:
: かつて学校で友達を助けようとして逆にけがをさせてしまい、それを悪く言われてしまったことが[[心的外傷|トラウマ]]となり、人と距離を置いて友達になることを避けようとしている。シンカリオンの運転士になることも断っていたが、友達になりたいと自分の元に何度も通うシンに触れて考え方を改め、共に戦うことを選ぶ。ハナビと同じく横川支部主要メンバーの大宮支部への異動と同時に大宮支部所属となり、大宮支部の寮に入る。
 
; 十河 サイジョウ(そごう さいじょう)
: 声 - [[後藤光祐]]
: 横川支部の支部長。恰幅の良い初老の男性で、気が弱く有事の際にはよく狼狽している。平時は碓氷峠鉄道文化むらで園内を周遊するミニ列車の運転士をしている。
 
; 島 ゴイチ(しま ごいち)
: 声 - [[藤原貴弘]]
: 横川支部の整備長。アブトとともにシンカリオンZやザイライナーの開発にも携わる。部下からは『おやっさん』と呼ばれている。
 
; 吾孫子 カスミ(あびこ かすみ)
: 声 - [[千本木彩花]]
: 横川支部の指導員。眼鏡をかけ、理知的な雰囲気を漂わせる真面目な女性だが、シンやアブトに振り回されがち。礼儀正しい言葉を遣う。
 
; 大石 ミサキ(おおいし みさき)
: 声 - [[森谷里美]]
: 横川支部の司令員(オペレーター)を務める恰幅の良い女性。アブトが横河支部に不在の際は、超進化ブレーカーのセーフティ解除と起動も担当する。平時は碓氷峠鉄道文化むらの入園ゲートを担当している。
 
==== 新幹線超進化研究所 門司支部 ====
; 中州 ヤマカサ(なかす やまかさ)
: 声 - [[島袋美由利]]
590 ⟶ 570行目:
: 効率的、科学的な考え方を好む[[リアリスト]]で、シンの考え方やオカルト好きを「非科学的だ」と一蹴するが、戦いの中で互いの考え方を尊重することを学び、シンとも和解する。
 
==== 新幹線超進化研究所 名古屋支部 ====
; 安城 ナガラ(あんじょう ながら)
: 声 - [[東山奈央]]
602 ⟶ 581行目:
:また、後に、シンカリオンZ ドクターイエローの運転士となる。
 
; 嵐山 ギンガ(あらしやま ぎんが)
==== 新幹線超進化研究所 京都支部 ====
;嵐山 ギンガ(あらしやま ぎんが)
: 声 - [[蒼井翔太]]
: 京都市在住の小学5年生。シンカリオンZ 500こだまの運転士。[[9月11日]]生まれの10歳→11歳(第21話以降)。
: 芸能事務所に研究生として所属するアイドルの卵でもある。自分のきらめきをたくさんの人に届けたいと思っていて、駅の発車メロディが好き。
 
==== 新幹線超進化研究所関係者 ====
===== 東日本指令室横川支部 / 大宮支部 =====
横川支部は碓氷峠鉄道文化むらの地下に存在する超進化研究所の支部のひとつ。テオティとの戦いの激化と結晶体の分析のため、後に主要メンバーは大宮支部に異動した。
 
; 碓氷 アブト(うすい あぶと)
: 声 - [[鬼頭明里]]
: 第2期のもうひとりの主人公。群馬県[[横川]]に住む小学校5年生。横川支部の整備員。[[4月1日]]生まれの10歳。一人称は「俺」。年端も行かぬ少年ながらもシンカリオンZやザイライナー、Zギア、スマットの開発を指揮した天才技術者で、シンカリオンZの整備や後方支援を担当する。時折[[予知夢]]にも似た夢を見るが、Zコードの探索は彼の夢の情報を頼りにして行われる。鉄道好き。
: 父は幼いころに失踪して行方不明となっており、現在は母と二人暮らしをしている。だが、アブト自身は父が夢という形で自分にさまざまな情報を送ってきていると信じている。大宮支部への異動の際は母をひとりにできないと当初は異動を拒否していたが、母に説得され、大宮支部へ異動することを決めた。
:また、第14話にはダークシンカリオンの運転士になっている。
 
; スマット
: 声 - [[福山潤]]
: アブトが作ったスマートフォン「超進化モバイル・Zギア」が変形したロボット。非常に饒舌であり、口癖は車掌のように「ございます」と語尾付ける。[[QRコード]]を読み込む(スマットは『食べる』と表現する)ことが大好き。Zコードのある程度の位置の特定ができる。シンカリオンモードに変形後はE5はやぶさと一体化し、シンのサポートを担当。シンカリオンモード時はシャショットと同様に口調が勇ましい口調に変わり、語尾に『ゼット!』と付ける。Zギアはアブトや他の運転士などの分も含め複数あるが、スマットに変形することができるのはシンが持つものだけである(残りは汎用型)。
 
; 十河 サイジョウ(そごう さいじょう)
: 声 - [[後藤光祐]]
: 横川支部の支部長。恰幅の良い初老の男性で、気が弱く有事の際にはよく狼狽している。平時は碓氷峠鉄道文化むらで園内を周遊するミニ列車の運転士をしている。
 
; 島 ゴイチ(しま ごいち)
: 声 - [[藤原貴弘]]
: 横川支部の整備長。アブトとともにシンカリオンZやザイライナーの開発にも携わる。部下からは『おやっさん』と呼ばれている。
 
; 吾孫子 カスミ(あびこ かすみ)
: 声 - [[千本木彩花]]
: 横川支部の指導員。眼鏡をかけ、理知的な雰囲気を漂わせる真面目な女性だが、シンやアブトに振り回されがち。礼儀正しい言葉を遣う。
 
; 大石 ミサキ(おおいし みさき)
: 声 - [[森谷里美]]
: 横川支部の司令員(オペレーター)を務める恰幅の良い女性。アブトが横河支部に不在の際は、超進化ブレーカーのセーフティ解除と起動も担当する。平時は碓氷峠鉄道文化むらの入園ゲートを担当している。
 
===== その他の研究所関係者 =====
; 新多 アユ(あらた あゆ)
: 声 - [[高尾奏音]]
: シンの姉。将来の夢はジャーナリスト。
 
==== テオティ ====
第2期における敵対勢力。『地球をあるべき姿に帰す』ために巨大怪物体を従えて楔石(結晶体)を破壊しようとしている。
 
; ワダツミ
: 声 - [[櫻井トオル]]
623 ⟶ 637行目:
: テオティのひとりで、カンナギの双子の姉。
 
; トコナミ
: 声 - [[田邊幸輔]]
: アブトの父。突如失踪したあとアブトにザイライナーの設計図やZコードの在り処のヒントを夢で教えている。また、ダークシンカリオンの開発者でもあり、テオティからは「ザガン」と呼ばれている。
 
; セツラ
: 声 - [[久保ユリカ]]
: テオティの子ども。宇宙にあるテオティの本拠地「ユゴスピア」で暮らしている。人見知りだが、根は素直。地球のことに興味津々。
 
==== その他の登場人物 ====
; 新多 アユ(あらた あゆ)
: 声 - [[高尾奏音]]
: シンの姉。将来の夢はジャーナリスト。
 
; 明星 アケノ(みょうじょう あけの)
: 声 - 井上麻里奈