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桜井は後のインタビューで当時のことを振り返り「'''メンバーが音楽やってるときより酒飲んでるときの方が楽しそうな状態で進歩がなかった。解散まで考えた。'''」と述べた<ref>ROCKIN'ON JAPAN 2001年9月号</ref>。
 
== 収録内容==
{{tracklist
*全作詞・作曲:[[桜井和寿]](#2,#10除く) / 全編曲:[[小林武史]] & [[Mr.Children]] / 弦編曲:小林武史, Stephen Barber, Tony Finno
| headline = CD
#'''CENTER OF UNIVERSE''' [5:32]
| total_length = 63:52
#:ライブでの演奏回数が多い楽曲。ダーツでテンポを決めて作られた。
| all_writing = 桜井和寿
#:ドラムは[[コルグ]]のシンセサイザーである「KORG Trinity」に内蔵されているドラムの音源を歪ませて混ぜているとのこと<ref name="Sound"></ref>。
| 1 = 全作詞: 桜井和寿、
#:ギターはプライベートスタジオでのセッションで録音されたものをそのまま使用している<ref name="Sound"></ref>。
| all_arrangements = 小林武史 & Mr.Children
#:次曲「その向こうへ行こう」と繋がっている。
| 2 = ストリングス・アレンジ: 小林武史、Stephen Barber、Tony Finno。
#'''その向こうへ行こう''' [5:48]
| music_credits = yes
#*作曲:Mr.Children
| title1 = CENTER OF UNIVERSE
#:Mr.Childrenが漫画「[[バガボンド]]」のテーマ曲を作ったらというコンセプトで制作された楽曲。ギターに「Moogerfooger」というエフェクターを掛けている<ref name="Sound"></ref>。
| length1 = 5:32
#:展開が多い楽曲で、サビのベースフレーズは別の楽曲のベースのフレーズを移植したものであり、後半からはシーケンスのフレーズを入れ、スピード感を出している。因みにループ部分のドラムは桜井が叩いている<ref name="Sound"></ref>。
| title2 = その向こうへ行こう
#:バックコーラスは基本的に「Beyond my wish」と歌っているが、ラスサビ部分は新たに「Beyond the time」「Beyond the time」「Beyond the sex」「Beyond the place」が付け加えられている。このコーラスは最上川の舟下りの歌を参考にしたもの<ref name="Sound"></ref>。
| music2 = Mr.Children
#:もともとはプライベートスタジオで作り上げていたものの、ニューヨークのレコーディングで全く違うアレンジに変更された。
| length2 = 5:49
#'''[[NOT FOUND (Mr.Childrenの曲)|NOT FOUND]]''' [4:54]
| title3 = [[NOT FOUND (Mr.Childrenの曲)|NOT FOUND]]
#:19thシングル。
| length3 = 4:54
#'''スロースターター''' [3:15]
| title4 = スロースターター
#:仮タイトルは「'''ジュビ研・炎のテーマ'''」で、メンバーが所属するサッカーチーム「ジュビ研」のゴールシーンで流れる曲というコンセプトで制作された<ref name=":0">『[[Mr.Children 1996-2000]]』ライナーノーツ</ref>。
| length4 = 3:15
#'''[[I'LL BE (Mr.Childrenの曲)#楽曲解説|Surrender]]''' [3:41]
#:17thシングル「| title5 = [[I'LL BE (Mr.Childrenの曲)|I'LL BESurrender]]」のカップリング曲。
| length5 = 3:42
#:表記は無いが、冒頭に[[鈴木英哉]]のカウントが入っているためアルバムバージョン。
#'''| title6 = つよがり''' [5:09]
| length6 = 5:10
#:前作『[[DISCOVERY (Mr.Childrenのアルバム)|DISCOVERY]]』の[[デッドストック]]。バンドの勢いを優先した前作には合わないと判断されたため収録が見送られていた<ref name=":0" />。
| title7 = 十二月のセントラルパークブルース
#:そのため、[[ベスト・アルバム]]『[[Mr.Children 1996-2000#収録曲|Mr.Children 1996-2000]]』では先に発表された18thシングル「口笛」や19thシングル「NOT FOUND」より曲順が先になっている。
| length7 = 5:01
#:ニューヨークでレコーディングされ、オーケストラを40人程呼んだとのこと<ref name="Sound"></ref>。
| title8 = 友とコーヒーと嘘と胃袋
#:2007年に[[the pillows]]によってカバーされた。
| length8 = 4:56
#:2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは14位に選ばれた<ref name="Mr.Children FILM2015">映画「Mr.Children REFLECTION」 劇場公開パンフレット</ref>。
| title9 = ロードムービー
#'''十二月のセントラルパークブルース''' [5:01]
| length9 = 4:18
#:タイトルの「[[セントラルパーク]]」をはじめ、歌詞に「[[ダコタ・ハウス]]」「[[6番街 (マンハッタン)|六番街]]」等[[ニューヨーク]]の地名が登場する。
| title10 = Everything is made from a dream
#:セッション中に出来た2つの楽曲を1つにしたもの。歌詞は『[[深海 (アルバム)|深海]]』の頃にニューヨークでレコーディングした時のことが書かれている<ref name="Sound"></ref>。
| music10 = Mr.Children
#:桜井は当時のインタビューで、「12月のNYを思ってつくったんじゃなく『深海』のころの自分を思ってる曲で。ホントに、どっかから飛び降りようと思ったくらい悩んでたときが、12月で。その自分を、今、笑って歌えるみたいな。笑えるだけの強さが取り戻せたっていう。」と語っている。
| length10 = 4:40
#:次の「友とコーヒーと嘘と胃袋」に音が残っており、この曲から「ロードムービー」までノンストップである。
| title11 = [[口笛 (Mr.Childrenの曲)|口笛]]
#'''友とコーヒーと嘘と胃袋''' [4:55]
| length11 = 5:49
#:歌詞には、[[赤塚不二夫]]や[[キース・リチャーズ]]、[[野坂昭如]]、[[藤原喜明]]が登場する。
| title12 = Hallelujah
#:冒頭のコーヒーカップの音は、エンジニアが喫茶店で録音したもので、ミックスを終えた直後に取り付けたものである。
| length12 = 6:49
#:間奏は桜井の語りであり、ワインを飲んでから酔っ払った状態で録られている。
| title13 = 安らげる場所
#:[[真心ブラザーズ]]のアルバム『[[KING OF ROCK]]』に影響を受けた曲<ref>{{Cite web|url=https://www.eco-reso.jp/100710-2.php|title=ap bank fes '10 Special Talk|publisher=エコレゾウェブ|date=2010-07-10|accessdate=2020-04-11}}</ref>。
| length13 = 3:55
#'''ロードムービー''' [4:18]
}}
#:アルバム曲ながらファンからの人気が高い。
 
#:桜井が2000年の元日に歌詞を書き上げた曲で、この曲が自分が作った中で最も気に入っている歌詞だと語っている。
== 楽曲解説 ==
#:桜井は元々この曲に[[エレキギター]]は入るスペースがないと思っていたが、[[田原健一]]がまるでエレキギターを元に曲を構成したかのようなギターを入れたため非常に驚いたという。
; CENTER OF UNIVERSE''' [5:32]
#:曲中の[[グロッケンシュピール|グロッケン]]は小林が担当している<ref name="Sound"></ref>。
:ライブでの演奏回数が多い楽曲。ダーツでテンポを決めて作られた。
#'''Everything is made from a dream''' [4:40]
:ドラムは[[コルグ]]のシンセサイザーである「KORG Trinity」に内蔵されているドラムの音源を歪ませて混ぜているとのこと<ref name="Sound"></ref>。
#*作曲:Mr.Children
:ギターはプライベートスタジオでのセッションで録音されたものをそのまま使用している<ref name="Sound"></ref>。
#:Mr.Childrenが出演する[[BIGLOBE]]「Mr.Children Alternative」の[[コマーシャルソング|CMソング]]。
:次曲「その向こうへ行こう」と繋がっている。
#:仮タイトルは「'''やまびこマーチ'''」で、[[行進曲|マーチ]]をベースに曲が進行する。
; その向こうへ行こう
#:曲の大半は桜井のプライベートスタジオで既に制作されていたが、サビのリズムの変更等の部分はニューヨークで行われた<ref name="Sound"></ref>。
:Mr.Childrenが漫画「[[バガボンド]]」のテーマ曲を作ったらというコンセプトで制作された楽曲。ギターに「Moogerfooger」というエフェクターを掛けている<ref name="Sound"></ref>。
#:間奏の語りはスタジオにいた人々に一通りセリフを読ませ、それを切り貼りしたもの。
:展開が多い楽曲で、サビのベースフレーズは別の楽曲のベースのフレーズを移植したものであり、後半からはシーケンスのフレーズを入れ、スピード感を出している。因みにループ部分のドラムは桜井が叩いている<ref name="Sound"></ref>。
#:歌詞に[[ジョン・レノン]]や[[ブルース・リー]]が登場する。
:バックコーラスは基本的に「Beyond my wish」と歌っているが、ラスサビ部分は新たに「Beyond the time」「Beyond the time」「Beyond the sex」「Beyond the place」が付け加えられている。このコーラスは最上川の舟下りの歌を参考にしたもの<ref name="Sound"></ref>。
#'''[[口笛 (Mr.Childrenの曲)|口笛]]''' [5:48]
:もともとはプライベートスタジオで作り上げていたものの、ニューヨークのレコーディングで全く違うアレンジに変更された。
#:18thシングル。
; [[NOT FOUND (Mr.Childrenの曲)|NOT FOUND]]
#'''Hallelujah''' [6:48]
:19thシングル表題曲。
#:当初は「I'LL BE」のカップリング曲候補だったが、思いの外出来が良かったため本作のリード曲として使用された。
; スロースターター
#:アルバムタイトル候補だった曲の1つ。
:仮タイトルは「'''ジュビ研・炎のテーマ'''」で、メンバーが所属するサッカーチーム「ジュビ研」のゴールシーンで流れる曲というコンセプトで制作された<ref name=":0">『[[Mr.Children 1996-2000]]』ライナーノーツ</ref>。
#:1999年12月27日に[[スペースシャワーTV]]で放送されたミスチルの特別ドキュメンタリー番組内で未発表曲として先行披露されていた<ref name=":0" />。
; Surrender
#:しかし、ドキュメンタリー撮影後に「サビでガンと盛り上がる感じが足りない」と気づき、別のアレンジでレコーディングし直したという。
#:後にベスト・ア17thシングバム[[I'LL BE (Mr.Childrenの曲)|I'LL 1996-2000BE]]にも収録されたのカップリング曲
:表記は無いが、冒頭に[[鈴木英哉]]のカウントが入っているためアルバムバージョン。
#'''安らげる場所''' [3:54]
; つよがり
#:2ndアルバム『[[Kind of Love]]』に収録されている楽曲「いつの日にか二人で」の時と同様、ピアノとストリングスで構成されたスローバラードで、桜井の個人的な歌らしい。
:前作『[[DISCOVERY (Mr.Childrenのアルバム)|DISCOVERY]]』の[[デッドストック]]。バンドの勢いを優先した前作には合わないと判断されたため収録が見送られていた<ref name=":0" />。
#:ライブツアー『[[Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001]]』では本作で唯一演奏されなかった曲。
:そのため、[[ベスト・アルバム]]『[[Mr.Children 1996-2000#収録曲|Mr.Children 1996-2000]]』では先に発表された18thシングル「口笛」や19thシングル「NOT FOUND」より曲順が先になっている。
:ニューヨークでレコーディングされ、オーケストラを40人程呼んだとのこと<ref name="Sound"></ref>。
:2007年に[[the pillows]]によってカバーされた。
:2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは14位に選ばれた<ref name="Mr.Children FILM2015">映画「Mr.Children REFLECTION」 劇場公開パンフレット</ref>。
; 十二月のセントラルパークブルース
:タイトルの「[[セントラルパーク]]」をはじめ、歌詞に「[[ダコタ・ハウス]]」「[[6番街 (マンハッタン)|六番街]]」等[[ニューヨーク]]の地名が登場する。
:セッション中に出来た2つの楽曲を1つにしたもの。歌詞は『[[深海 (アルバム)|深海]]』の頃にニューヨークでレコーディングした時のことが書かれている<ref name="Sound"></ref>。
:桜井は当時のインタビューで、「12月のNYを思ってつくったんじゃなく『深海』のころの自分を思ってる曲で。ホントに、どっかから飛び降りようと思ったくらい悩んでたときが、12月で。その自分を、今、笑って歌えるみたいな。笑えるだけの強さが取り戻せたっていう。」と語っている。
:次の「友とコーヒーと嘘と胃袋」に音が残っており、この曲から「ロードムービー」までノンストップである。
; 友とコーヒーと嘘と胃袋
:歌詞には、[[赤塚不二夫]]や[[キース・リチャーズ]]、[[野坂昭如]]、[[藤原喜明]]が登場する。
:冒頭のコーヒーカップの音は、エンジニアが喫茶店で録音したもので、ミックスを終えた直後に取り付けたものである。
:間奏は桜井の語りであり、ワインを飲んでから酔っ払った状態で録られている。
:[[真心ブラザーズ]]のアルバム『[[KING OF ROCK]]』に影響を受けた曲<ref>{{Cite web|url=https://www.eco-reso.jp/100710-2.php|title=ap bank fes '10 Special Talk|publisher=エコレゾウェブ|date=2010-07-10|accessdate=2020-04-11}}</ref>。
; ロードムービー
:アルバム曲ながらファンからの人気が高い。
:桜井が2000年の元日に歌詞を書き上げた曲で、この曲が自分が作った中で最も気に入っている歌詞だと語っている。
:桜井は元々この曲に[[エレキギター]]は入るスペースがないと思っていたが、[[田原健一]]がまるでエレキギターを元に曲を構成したかのようなギターを入れたため非常に驚いたという。
:曲中の[[グロッケンシュピール|グロッケン]]は小林が担当している<ref name="Sound"></ref>。
; Everything is made from a dream
:Mr.Childrenが出演する[[BIGLOBE]]「Mr.Children Alternative」の[[コマーシャルソング|CMソング]]。
:仮タイトルは「'''やまびこマーチ'''」で、[[行進曲|マーチ]]をベースに曲が進行する。
:曲の大半は桜井のプライベートスタジオで既に制作されていたが、サビのリズムの変更等の部分はニューヨークで行われた<ref name="Sound"></ref>。
:間奏の語りはスタジオにいた人々に一通りセリフを読ませ、それを切り貼りしたもの。
:歌詞に[[ジョン・レノン]]や[[ブルース・リー]]が登場する。
; [[口笛 (Mr.Childrenの曲)|口笛]]
:18thシングル表題曲。
; Hallelujah
:当初は「I'LL BE」のカップリング曲候補だったが、思いの外出来が良かったため本作のリード曲として使用された。
:アルバムタイトル候補だった曲の1つ。
:1999年12月27日に[[スペースシャワーTV]]で放送されたミスチルの特別ドキュメンタリー番組内で未発表曲として先行披露されていた<ref name=":0" />。
:しかし、ドキュメンタリー撮影後に「サビでガンと盛り上がる感じが足りない」と気づき、別のアレンジでレコーディングし直したという。
:後にベスト・アルバム『Mr.Children 1996-2000』にも収録された。
; 安らげる場所
:2ndアルバム『[[Kind of Love]]』に収録されている楽曲「いつの日にか二人で」の時と同様、ピアノとストリングスで構成されたスローバラードで、桜井の個人的な歌らしい。
:ライブツアー『[[Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001]]』では本作で唯一演奏されなかった曲。
 
== 参加ミュージシャン ==