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{{See|近江連合}}
 
=== 跡部その他の極道 ===
{{See| 龍が如くシリーズに登場する極道組織}}
『1』に登場した[[浅草]]の極道組織で、京香の実家。仁義を重んじており、組長をはじめとして昔気質の性格をした者が多い。
 
; 跡部 京三(あとべ きょうぞう)
: 跡部組組長で京香の父親。組の金を持ち出した京香を追うように組員達に命令した一方で、娘に肩身の狭い思いをさせてきた事に負い目を感じていた。タカシと京香を部下に追いつめさせるが、これは二人を試すためであり(桐生曰く「組長の描いた絵図」)、最後はタカシと京香の独り立ちを花屋と共に見守り、京香を送り出す後押しをしてくれた桐生に感謝し、花屋を通して謝礼の品を渡した。また、サブストーリーでは子供の頃の京香から妻をほったらかしにしていた当てつけで益子焼の夫婦茶碗を送り付けられていたことが判明する。
: 『2』ではタカシとの生活に苦労している京香に送金をしている事が判明し、『1』では顔の下半分しか見えていなかった自身の素顔も明らかになる。京香に「いつでも戻ってきてもいい」と進言したが、タカシに対する頑な思いを見て考えを改めた。
; 浅井(あさい)
: 声 - [[勝矢|勝矢秀人]](『1』)
: 跡部組若頭。『極』にて名前が判明する。戦闘ではドスを使用し、『極』では主人公達に似たドス捌きで戦う。組長の命令でデボラへ逃げ込んだタカシを追いつめたが、乱入してきた桐生に叩きのめされる。その後、タカシの中途半端さを指摘したが、タカシの「今は半端者だが頑張って京香を絶対に幸せにする」という決意表明を見て、組長からの伝言が書かれた手紙を読み上げた。
; イチ / 吉川 一郎太(よしかわ いちろうた)
: サブストーリーに登場した跡部組構成員。タカシのお目付け役として神室町を訪れたが、街に不慣れなせいか捜索もままならない最中に桐生と出会い、桐生にタカシと京香の捜索を依頼して組長から預かった夫婦茶碗をタカシに渡してくれるように頼んだ。その後、桐生から茶碗を渡してきた事と神室町を出る事を聞いた事、京香の指輪とタカシからの強いメッセージを受けて<ref group="注">タカシへの茶碗は「京香を大事にしてほしい」という組長からのメッセージ、組長への指輪は「ちゃんと落ち着いたら二人でそれを返してもらいに父のところへ伺う」つまりは一人前の夫婦になったら二人で改めて挨拶に伺うというメッセージが込められている。</ref>、協力してくれた桐生に感謝し神室町を「話に聞いていたよりもよっぽど人情のある街」と評した後に去って行った。
 
=== 琉道一家 ===
『3』に登場した[[沖縄県|沖縄]]の極道組織。琉球街南のアーケード付近に事務所を構え、現地を愛する義理人情に篤い超地域密着型組織のために地元の人からとても慕われている。またアサガオがある住宅街は縄張り、かつ法律上正式に所有している土地であり、仲介人を介して居住者に又貸しして賃貸料を得ている。
 
; {{Anchors|名嘉原茂}}名嘉原 茂(なかはら しげる)
: 声 - [[泉谷しげる]]
: 琉道一家組長<ref group="注" name="ikka">現実には○○一家という団体の長の名称は基本的に「総長」で、組長という名称はほとんど用いられない。</ref>で、名嘉原興業の社長。60歳。刺青は[[ハイビスカス]]と[[シーサー]](獅子)<ref name="ryutaizen"/>。義理人情に篤く、沖縄を誰よりも愛している。土地買収の件で桐生と揉めて啖呵を切ったが、アサガオの土地買収による玉城組からの脅迫をきっかけに桐生の男気に惚れたことで和解して兄弟盃を結ぶようになる。一年後はCIAの介入によって再び土地買収の件を迫られて拒否したために権利書を奪われた挙句にリチャードソンに銃撃されたが、手術で一命を取り留める。その後はアサガオを破壊した玉城によって闘技場へと拉致されて闘牛に襲われそうになるが、駆けつけた咲を目にしたことで力を振り絞って闘牛を投げ飛ばした。その後、力也を失った際には己の無力さを嘆くようになる。
; {{Anchors|島袋力也}}島袋 力也(しまぶくろ りきや)
: 声 - [[藤原竜也]]
: 身長177cm、体重76kg、B型<ref>「龍が如く3 完全攻略 極ノ書」 エンターブレイン、2009年3月30日発売</ref>
: 琉道一家若頭で、沖縄と仁義を愛する熱い男。25歳。自身が「沖縄の魂」と称するほどに[[ハブ (動物)|ハブ]]には思い入れがあり、素手の喧嘩を得意とする意味で「ステゴロのハブ」を自称し、背中にも[[シュロ]]の葉を巻いたハブの刺青が彫られている<ref name="ryutaizen"/>。また、確かな喧嘩の実力やチンピラをひと睨みで追い返すほどの極道としての凄みも持つ一方で、地元の人と気さくに喋ったり太一を立ち直らせるために覆面レスラー「リッキーマスク」を演じるなど地元の人やアサガオの子供達からも慕われている。戦闘では素早い攻撃を軸に飛び膝蹴りやハンマーパンチを織り交ぜてくる。初めは桐生を敵視していたが、決闘に敗れた後に和解して兄貴と呼び慕うようになり、名嘉原が撃たれて以降は真相を突き止めるために桐生に付き従って神室町で行動を共にするようになる。その後、沖縄に戻り、そこで玉城に誘拐された名嘉原を救うために桐生の後を追って闘牛場へ駆けつけたが、桐生を庇って玉城に撃たれてしまい、最後は涙する桐生の腕の中で「峯に負けないで」と言い遺して息を引き取った。
; 新垣 幹夫(あらがき みきお)
: 声 - [[宮川大輔 (タレント)|宮川大輔]]
: 力也や名嘉原に憧れて極道の世界に足を踏み入れた琉道一家若衆。髪は金髪で、少々太めの体格をしており、まだ新人なためにミスが目立つところもあって特に食費では琉道一家の家計を困らせている。また、琉球街に実の父親がいるために地元住民からも「幹夫ちゃん」と呼ばれたりとどこか憎めないような愛嬌を持ち、また[[大工]]を目指していた時期があったためにアサガオに来たマメ用の犬小屋を作ったこともある。協力闘技では戦う事が可能で、戦闘では相撲で戦う。力也が敗れた後は彼と同様に桐生と和解し、以後は桐生のことを叔父貴と呼ぶようになる。その後、強引に土地買収をしようとする峯と玉城組からアサガオを守ろうとしたが、玉城組の構成員が破壊しようとする犬小屋を守ろうとして重傷を負ってしまう(犬小屋も後に破壊された)。その後のエピローグでは一命を取り留め、無事に退院した後に再び犬小屋を作る。
; {{Anchors|咲}}咲(さき)
: 声 - [[庄司宇芽香]]
: 名嘉原の養女。12歳。スケッチブックを用いた意思疎通を行うが、年齢に似合わぬ卓越した画力を持っている。両親から虐待を受けた挙句に母に捨てられ、更には父が首を吊って自殺する光景を目撃した経験から心因性[[失声症]]となるが、後に名嘉原銃撃事件の襲撃者を目撃した際は犯人の似顔絵を桐生に渡し、また実父のように慕っている名嘉原の似顔絵を玉城や実の母に誘拐されて桐生に救われた後に渡す。その後、闘牛に襲われる名嘉原の窮地に声を発して以降は会話が出来るようになり、アサガオの子供達とも打ち解ける。
 
=== 上野誠和会 ===
『4』に登場した25年前には東城会と権力争いをしていた極道組織。東京都下の郊外に拠点を持ち、冴島による襲撃事件から東城会と「親戚」としての関係及び神室町不可侵の盟約も同時に結ぶが、組織の小ささから月毎に「寄付」という形で東城会に上納金を支払っており、親戚団体というよりは傘下組織的な扱いをされている。物語後半には事実上のトップである葛城の死と谷村や桐生との衝突により壊滅状態に陥る。
 
; 上野 吉春(うえの よしはる)
: 声 - [[矢田耕司]]
: 上野誠和会総長。25年前に出所直後に立ち寄ったラーメン屋にて冴島の襲撃を受けて組員18人を殺害されるも負傷はせずにこの事件を契機に東城会と和解し、また事件の際に自分の身を挺して庇ってくれた葛城を若頭に昇格させる。その後、高齢のために組の指揮を全て葛城に任せた上で自身は病床に伏せることとなる。
; {{Anchors|葛城勲}}葛城 勲(かつらぎ いさお)
: 声 - [[立木文彦]]
: 上野誠和会若頭で、25年前の襲撃事件における数少ない生き残り。47歳。狡猾かつ用心深い性格で、目的のためには自ら傷を負うリスク等も含め、手段を選ばないが、その反面、味方に対しては隙を見せやすく、容易に裏をかかれてしまったり、自分が立てた計略に狂いが生じたり、自らが窮地に追いやられると、露骨に動搖を見せるなど詰めが甘く策士と呼ぶにはやや杜撰な一面もある。冴島を助けようとしていた靖子を唆して自身の直属の殺し屋に仕立て上げたり、自身と接触した谷村を罠に嵌めるなどしていた他、自らの出世のために柴田と共謀して25年前の襲撃事件を裏で仕組んだ<ref group="注">冴島が使用した銃はゴムスタン弾で、実際は誰一人殺害していなかったが、冴島が去った後に気絶した18人を射殺した。</ref>が、杉内と宗像の力によりその事実は隠蔽される。その後は上野誠和会の若頭補佐である伊原が金村興業若頭である新井に殺害されたことを東城会会長である堂島大吾に訴え、和解の条件として新井の首もしくは建設中の神室町ヒルズの経営権を要求するが、手を組んでいた宗像の介入で失敗した。その後、宗像に対して優位に立つために賽の河原で冴島と靖子を拉致し、二人の身柄と秋山から奪った1000億と引き換えに極秘ファイルを取引しようとするが、城戸に撃たれて極秘ファイルを強奪される。しかし、万一に備え、防弾チョッキを着込んでおり、それを見抜いた冴島を隙を突いて銃撃するが、靖子が必死に庇ったことで失敗し、皮肉にも冴島を陥れた25年前の襲撃事件と類似した状況となった中で、瀕死の状態の靖子に谷村から預かった拳銃を向けられて怖気づき、命乞いをするも覚悟を決めた彼女に頭を撃ち抜かれて絶命する。
; {{Anchors|伊原勝}}伊原 勝(いはら まさる)
: 声 - [[藤本たかひろ]]
: 上野誠和会若頭補佐<ref group="注">葛城によると新井に射殺されたその日に就任したとされており、実態としては上野誠和会が東城会に因縁をけしかけるための特進、あるいは方便である。</ref>。戦闘では[[キックボクシング]]を使う。葛城の指示で三島と共に神室町内のキャバクラである「エルナード」で暴れていたところを秋山に一蹴されて逃亡し、その後は仲介に入った新井によって射殺される。
; 三島 豊(みしま ゆたか)
: 声 - [[金光祥浩]]
: 上野誠和会構成員で、伊原の弟分。エルナードで秋山に喧嘩を吹っかけるもあっさり気絶させられ、伊原に連れられて逃亡する。伊原の死体を発見後は上野誠和会本部へ駆け込むが、偶然にも隣室で葛城の電話を聞いてしまい、電話の内容から自らの命が危険と察知し、長い間は隠れ過ごすようになる。その後、事件の一連を語ることを条件に身柄を確保してほしいと谷村に強く願望したが、直後に葛城と繋がっていた杉内に射殺された。
 
=== 山笠組 ===
『5』に登場した福岡の永洲街を治める組。永洲街の北側に本部を構えており、構成員は傘下組織も含めてジャージを着用していることが多い。
 
; 斑目 忠(まだらめ ただし)
: 声 - [[内海賢二]]
: 山笠組組長。常に冷静に戦力の分析や極道が抱える現状を理解しており、プライドを捨てて盃交渉にやってきた堂島大吾を敬って受け入れようとするなど抗争ではなく対話による解決もあると考えている。また、古い極道らしく礼儀作法を重んじ、若くも礼節を弁えている大吾の姿勢に共感を覚え、全国規模の東城会や近江連合に比べて所詮は一地方の勢力に過ぎない山笠組であることを自覚している。東城会との盃交渉の際は青山と話を進めていた。彼の殺意を見抜くも騙し討ちに遭って重傷を負うが一命を取り留める。その後は病室に桐生を呼び出し、全面戦争を避けるために山笠組の解散を宣言すると同時にその書状を桐生に手渡すが、解散してもらいたくない桐生によって八幡の前で破り捨てられる。その後、神室町から黒澤一派を追い出すために八幡組一同を引き連れて駆け付ける。
; 石橋(いしばし)&三原(みはら)
: 山笠組構成員の二人。どちらも黒めのジャージを着用し、大吾のことを「まだ36(歳)」と言っていたことから彼より年上であることが窺える。戦闘では石橋はプロレス、三原はパンチ技をメインに戦う。オリビエのケツモチを行なっており、東城会が永洲街に来訪して店の監視のために飲んでいたが、東城会との五分盃の件で荒れていたことから注意しに来た中嶋に手を挙げた事で桐生に叩きのめされた。
 
==== 八幡組 ====
『5』に登場した組。永洲街の中心部付近にあるビルを拠点としている。
 
; 八幡(やはた)
: 声 - [[浜田賢二]]
: 山笠組若頭で、直参八幡組総長。赤ジャージを着て永洲街を闊歩し、街の風紀を守っているが、血気盛んな性格で、考えるよりも先に手が出る性質である。また、斑目を担ぎあげることを一義に置いているために東城会のような巨大な組織に対しても強い態度を崩さず、巨漢にスキンヘッド、頭の大きい傷跡が見る者を威圧するが、義理人情に厚い一面を持つ。戦闘では[[ボクシング]]が主体だが、パンチだけではなく蹴り技や頭突きも使用する。青山の策略によって斑目襲撃の実行犯を桐生と誤認し、拳を交えるも敗北した。その後、解散宣言の書状を目の前で破った桐生にまたも勝負するも再度敗北し、桐生に恩義を感じるようになる。また、東城会に対して激しい復讐心を抱き、全面戦争も辞さない構えでいたが、桐生の男気を知って山笠組の命運を彼に託すと桐生が言葉通りたった一人で東城会を倒すのを見届け、その実力に驚愕した。その後は神室町から黒澤一派を追い出すために八幡組を連れて駆け付け、黒澤の野望を阻止する。
 
=== 北方組 ===
『5』に登場した組で、札幌の月見野で「[[さっぽろ雪まつり|雪まつり]]」を中心とした地元のお祭りを仕切る[[的屋|テキ屋]]の元締め。一方で、裏では非合法である裏カジノの経営も行っている。
 
; 北方 大蔵(きたかた たいぞう)
: 声 - [[塩屋浩三]]
: 北方組組長。地域密着型の極道として知られており、それ故にみかじめを一切取らない。堂島大吾の代理で札幌を訪れた真島吾朗から五分盃を交わしたいとの話を受けるが、その会談の最中に起こった真島吾朗死亡事件の容疑者として冴島から疑われる。その後は冴島に真実を語る前に馬場に狙撃されて意識不明の重体に陥るが一命を取り留め、終盤では黒澤一派を追い出すために、渡瀬の招集を受けて北方組一同を率いて神室町に駆けつける。
: 『ONLINE』では、イカ焼きの屋台の主人をしており、無一文の郷田に店番をさせる一方で、月見野進出を狙う八和田組の動きを牽制する。その後、郷田に用心棒を依頼するが、街に嫌がらせをする組員に対して、郷田が半殺しにしたことで、進出のきっかけを与えてしまう。翌日、総出で攻めてきた八和田組に対し、数で劣るも郷田の参戦で返り討ちにした。実は郷田の父と知り合いで、破門状が届いていたことを郷田に伝え、郷田と同時期に来たと思われる不審者の情報と共に落ち着くまで月見野に留まるよう促すが断られている。
 
=== 陽銘連合会 ===
『6』に登場した東城会や近江連合に次いでNo.3の座に位置する広島の名門の極道組織。巌見造船を始めとする巌見グループを[[企業舎弟|フロント企業]]としており、広島一帯を支配する程の力を持ち合わせている。また、他のどの組織からも中立を貫いており、近江連合とも過去に何度か抗争をしている。
 
; {{Anchors|巌見兵三}}巌見 兵三(いわみ へいぞう) / 来栖 猛(くるす たける)
: 声 - [[津嘉山正種]]
: 巌見造船の創設者であり、また「来栖猛」の渡世名で陽銘連合会の会長も務めている。世界的規模の造船会社を一代で築き上げた敏腕経営者であり、100歳近い高齢を感じさせない威厳を放っている。巌見造船の実権は息子である恒雄に委ねているが、その存在感はいまだ健在で、国政にも影響力を持つとされている。大道寺稔から課せられた「尾道の秘密」を守るために陽銘連合会という組織を旗揚げし、更にはその秘密を子分である広瀬徹に打ち明けた上で直属の刺客として秘密を守るための口封じを命じるようになる。桐生と対面した際には恒雄への牽制を目的に東城会と五分の盃を交わすために桐生に見届け人になるように頼むも断られる。その後は尾道の秘密が隠された現場に姿を現し、直後に秘密を知った桐生及び南雲達の始末を広瀬に命じ、それを拒否されたために広瀬を殺害するが、自身も尾道の秘密を桐生らに暴かれたために大道寺から見限られた上に彼から殺害の依頼を受けた恒雄の裏切りに遭い、最後は恒雄と通じていた小清水によって銃殺された<ref group="注">小清水に射殺される前には観念して目を瞑るような姿が見られており、最初から覚悟していた事が窺われる。また、殺された後は公には拳銃自殺として公表された。</ref>。
 
==== 小清水組 ====
; 小清水 寛治(こしみず かんじ)
: 声 - [[谷田歩]]
: 『6』に登場した陽銘連合会若頭で、直系小清水組組長。会長に代わって現在の陽銘連合会の実質を握っているとされており、陽銘連合会の後継者と目されている。また、若頭まで昇りつめるだけの頭脳と度量を持っているが、根本は武闘派であるために強者との死闘を渇望している。戦闘では主にドスを使用し、ドスによる鋭い攻撃や腰だめにドスを構えての突進といった攻撃の他、最終決戦では防御を崩す程の重い打撃を武器に素手でも戦う。菅井や巌見恒雄と裏で繋がっているために彼らに従って動いており、恒雄の命を受けて会長である来栖猛(巌見兵三)の殺害も行うが、次第に使われることに嫌気が差すようになり、二人の命で捕らえた笠原清美を射殺しようとした際には彼女の為に自らの命を投げ打った染谷の行動に同情し、敢えて空砲で彼女を助け、清美が殺されたと誤認された後は彼女を密かに匿う。その後、最後の戦いではその真実を明かす事なく大勢の手下と共に桐生や南雲を相手に戦うも敗北する。事件後は清美を解放し、更には恒雄の逮捕で不在となった陽銘連合会の会長に就任する。
 
==== 舛添組 ====
; 舛添 耕治(ますぞえ こうじ)
: 声 - [[高木渉]]
: 『6』に登場した陽銘連合会直系舛添組組長だが、実は祭汪会の構成員である。極道然とした厳めしい容姿と粗暴な振る舞いをしており、カタギだけでなく部下からも恐れられている。戦闘では中国武術らしき技を駆使する他、必ず部下を連れて対峙し、部下を巻き込んでの攻撃や倒れた部下に発破を掛けて起こすことで戦線復帰させるといった戦法を取る。達川と同様に黒孩子だった時に祭汪会に救われており、構成員となった後はロウの密命を受けて彼の息子である宇佐美勇太を幼少の頃から監視し続け、彼が陽銘連合会に所属した時には自身も達川と共に監視のために陽銘連合会に入るが、後に澤村遥が勇太の子供を妊娠したことを知るとロウの命を受けて出産を阻止するために達川と共に遥に対して「子供を墜ろすよう」に迫る。その後は広瀬によって遥が匿われてしまったために取り逃がしてしまい、後に遥がハルトを出産したことを知ると遥を取り逃がしてしまった事もあってそれをロウに報告することも出来ず、結局は隠し通そうとしたが、ロウのもう一人の息子であるジミー・ロウが殺されたことをきっかけに祭汪会が勇太の身辺を探るようになってしまい、それによって「いつか事実を知られるのではないか」と焦るようになる。その後はいざこざの末に己の身分を桐生達に明かし、以降は祭汪会の構成員として行動するが、後に遥の件もあって裏切ろうとした達川が祭汪会に全てを露見された後で粛清された様をエドから直接聞かされ、それにより「いつかは自分も達川の二の舞になるかもしれない」と怖気づき、広瀬に対して「会長に自分を匿ってもらえるように口利きする」という条件で桐生達に全てを明かす。その後、ジングォン派の構成員が襲撃してきたことでその場から逃げ出すが、襲撃前に桐生らの前で全てを明かしたことで用済みとなり、最後は海岸まで逃げたところで広瀬によって射殺された。
 
===== 広瀬一家 =====
『6』に登場した[[#広瀬徹|広瀬徹]]が仕切る舛添組系の末端である四次組織。尾道仁涯町の寂れたスナック街を縄張りとしている構成人数5人ほどの弱小組織だが、組織内の規律のようなものは一切なく組員達はいずれも家族のように接し合っており、信頼関係は厚い。
 
; 南雲 剛(なぐも つよし)
: 声 - [[宮迫博之]]
: 広瀬一家若頭。良くも悪くも感情豊かな義理人情に篤い性格で、ヤクザでありながら、惚れた弱みで笠原清美からみかじめを取らないなど実利よりも情を優先しがちな面がある。また、清美を助けに行く際に正体がバレないように被った覆面をうっかり脱いで正体を晒してしまったり、神室町を訪れた時には桐生達の目を盗んでこっそり[[ソープ]]に行くなどの粗忽な部分が目立つため一家の若衆から極道としてはあまり尊敬こそされていないが、根底では彼らのことを大切に思っており、その憎めない人柄も相まって友人としては慕われている。若頭という肩書きに恥じぬ強さも秘めており、東城会やジングォン派、祭汪会といった名だたる極道やマフィアの構成員を複数人以上同時に相手にして軽く叩きのめしたりと確かな喧嘩の実力も持っている。戦闘では右の拳骨を高く掲げた構えを取り、大振りながらも勢いを乗せた打撃、とりわけ頭突きを得意としており、ドロップキックやフライングクロスチョップといったプロレス技も繰り出す。当初は広島を訪れた桐生を恋敵であると決めつけて一方的に目の敵にし、街中や草野球の試合<ref group="注">勇太、松永と共に草野球チーム『仁涯サンダーズ』に所属していたが、試合相手の『瀬戸内ウォーリアーズ』に助っ人で呼ばれた桐生に試合中に喧嘩をふっかけた事で乱闘騒ぎとなった後、出禁処分となった。</ref>などの事ある毎に突っかかっていたが、清美の店からみかじめを取らない一件で舛添から責め立てられた際に連れ去られて暴行を受けていたところを桐生に救われ、その際にどれだけ痛めつけられようともシノギよりも清美を守るという信念を曲げなかった姿を見た桐生から、その侠気を認められ、自身も考えを改めて桐生を兄貴と呼び慕うようになる。その後は遥の事故の真相を追うために桐生と行動を共にし、桐生の片腕としてジングォン派や祭汪会、小清水や菅井といった強敵を相手に奮闘し、終盤には桐生からも「兄弟」として認められる。事件終結後は広瀬一家の建て直しに奔走する一方で、清美の元夫の染谷から清美と娘のヒロミを託されたことで尾道仁涯町にヒロミを迎え入れて二人を守っていくことを誓う。
; 宇佐美 勇太(うさみ ゆうた)
: 声 - [[藤原竜也]]
: 広瀬一家若衆。当初の桐生やハン・ジュンギ、ビッグ・ロウといった敵視した人間には向こう見ずに突っかかっていくなど、少々血の気が多く、無鉄砲な性格であるが、一方では桐生とのいざこざから野球の試合に遅れそうになった南雲を咎めようとしたり、過去には広島を訪れた遥を守るために彼女に付け狙うルポライターを撃退したりと真面目さや優しさも持ち合わせている。幼馴染の達川に誘われるまま何となくヤクザになり、遥や桐生と出会うまでは夢も持てず広瀬一家のみがまともな居場所だった。戦闘ではバックハンドブローや回し蹴りなど、回転の勢いを利用した強力なラッシュを繰り出し、桐生のラッシュを振り払う程の威力を持つ。桐生が広島を訪れた時には南雲に付き合わされる形で度々対峙していたが、いざこざを経て南雲と同様に彼を兄貴と呼ぶようになる。遥の事故の真相を追う桐生と行動を共にするが、後に自身がビッグ・ロウの息子(同時にジミー・ロウの弟)でハルトが自身と遥との間にできた子であること、自身の血筋が原因でハルトが狙われていることが判明し、遥やハルトを守るために祭汪会の本部に火を放ってビッグ・ロウを道連れに死のうとしたところを助けに入った桐生に親子共々助けられる。その後、父親と和解には至らなかったが、自身を取り巻く環境の全てを受け入れ、桐生や広瀬一家の仲間と共にハルトを巡る事件に終止符を打ち、事件後は沖縄に渡ってアサガオで遥やハルトと共に暮らす。
; 松永 孝明(まつなが たかあき)
: 声 - [[ドロンズ石本]]
: 広瀬一家若衆で、勇太や直人の兄貴分。見た目の厳つさに似合わず、勇太がハルトの父親である事が発覚した際に場の空気を読まずに不謹慎な失言をして南雲に殴られる等のマイペースな性格だが、極道として筋を通す信念と男気を持っており、弟分達からは慕われている。また、店に戦艦大和の模型を飾る程の模型や船が好きだったりブス専という一面を持つが、それが災いしてシノギとして店長を任されている「モレノ」というスナックでは従業員は順子という不細工な女性一人のみで、客足はあまり良くない。戦闘では背筋を伸ばしたガードの低い構えから肘打ちや膝蹴りを中心とした近い間合いでの攻撃を仕掛けてくる。当初は桐生を目の敵にし、南雲が彼を兄貴と呼び慕うようになっても尚も桐生を認められずにいたが、小清水に捕まった際に助けられ、更には桐生の素性を初めて知ったことで彼を兄貴として認めるようになる。その後、南雲や勇太、田頭と同様に桐生と行動を共にし、時には共闘したりと彼に協力し続け、最終決戦にも参戦する。
; 田頭 直人(たがしら なおと)
: 声 - [[細谷佳正]]
: 広瀬一家若衆。若頭の南雲よりシノギに真摯な松永を慕っており、天然ボケ気味な松永を支えるために頻繁に行動を共にしている。また、一家の構成員としては唯一ネットやSNSに通じており、博識かつ気の回る性格をしている。戦闘では柔道のように襟を守る構えを取り、大振りなパンチや足払い、巴投げといった技を用いる。桐生と協力関係を築いてからはその博識ぶりをいかんなく発揮してナビゲーターのような活躍をしたり、桐生と行動を共にするようにもなって度々共闘する。
 
=== 横浜星龍会 ===
『7』に登場する東城会にも近江連合にも属することなく、横浜・伊勢佐木異人町に存在する唯一の極道組織。同じく異人町を拠点とする中国マフィア・[[龍が如くシリーズの登場人物#横浜流氓(ハンピンリュウマン)|横浜流氓]]、韓国マフィア・[[龍が如くシリーズの登場人物#コミジュル|コミジュル]]と共に「異人三」と呼ばれている組織の一つでもある。戦後間もない頃、異人町の闇市の仕切りがきっかけで初代星龍会が誕生し、異人三の中でも一番の古参組織となる。
 
; 星野 龍平(ほしの りゅうへい)
: 声 - [[金尾哲夫]]
: 横浜星龍会会長。義理人情やメンツを重視しており、昔気質の任侠道をひたすらに貫いている。初代星龍会幹部だった頃に次期組長に座るだろうという先代からの命により偽札運搬の失態を犯した荒川真澄の父親である[[龍が如くシリーズの登場人物#伊勢佐木異人町の住人達|荒川斗司雄]]を射殺したが、一人息子だった荒川真澄のその後を気に掛けた。その後、機を見ては横浜で父の仇を調査していた荒川についに突き止められ、平安樓で会食に招待されたことで覚悟を決めて暗殺の経緯と偽札ビジネスについて洗いざらい荒川に話したが、荒川は自身を殺す事なく立ち去ったことで命拾いし、荒川に対しての恩義を示すため1984年に裏面が刷られていない特注の偽札に「恩威並行を忘れず」と記して荒川組を立ち上げたばかりの荒川の元に届けた。当初は春日達に対して余り良くは思ってはいなかったが、春日が持っていた偽札と春日の育ての親が[[近江連合#荒川組|荒川真澄]]だと知ると、春日が「荒川真澄の身内の人間」であってよほどの事態が起きているという荒川からのメッセージだと悟り、春日が異人町に来た事と出会った事は偶然ではなく必然だとも語った。その後、横浜中華街・平安樓本店での異人三トップとの会合で春日達に対して「横浜流氓の刺客より先にナンバを捕まえろ」と進言したり、青木の計画を阻止しようと春日に神奈川2区からの衆議院議員選挙立候補を促したり、荒川真澄殺害の報復を考える春日に対して武器や構成員の派遣を進言するなどその後の春日達に助言や手助けをするようになったが、春日達のそれまでの行動に憤りを覚えた青木の命令で星龍会本部に近江連合構成員らと共に襲撃に乗り込んできた[[近江連合#荒川組|沢城丈]]に射殺された。
; 高部 守(たかべ まもる)
: 声 - [[遠藤大智]]
: 横浜星龍会本家若頭。眼鏡でオールバックの髪型に黒い革製手袋(嘗て戸塚に指を詰めさせられたため)をしており、一見冷静な雰囲気を漂わせるが、戸塚の不正による「陽だまりの城」閉鎖時に菜乃葉の父の次の入居先が見つかるまで無料で入居させる判断をしたり、横浜流氓参謀・馬淵の陰謀により星龍会構成員が銃殺されたことに怒り震えて敵討ちのために会長の了解も取らずに独断で星龍会構成員らと共にトラックで横浜流氓アジトへ向かうなど生真面目で熱い一面も持っており、故に星龍会内部の反発沈静化の際に春日からは「あの人が星野会長の側にいれば安心だ」と一目置かれている。また、介護施設「陽だまりの城」総支配人を務めており、戸塚とは兄弟分という関係にある。戦闘では日本刀を使用し、組員を回復させる戦法も取る。横浜流氓アジトに乗り込んだ際に馬淵の罠に嵌まり、抗争を起こそうとしているのを止めに入った春日達と戦う事になるも敗れ、馬淵の証拠を持ってくるよう言い寄られた横浜流氓総帥である趙の判断で預かりの身となる。その後は馬淵のクーデターにより解放されたが、星龍会内部でも反発が起きたため、沈静化に奮闘した。その後、星野会長殺害のため本部に乗り込んできた沢城や近江連合構成員らの襲撃に遭い、撃たれて重傷を負うが、殺害されそうになる星野を気遣って春日達に託した。また、それ以降も春日達に情報や助言を与えたり、春日が選挙に出馬する事になった際は選挙カーとして使えるワゴンや拡声器を自ら調達してきて運んできたりと春日達を支えるようになった。
; 戸塚 大和(とつか やまと)
: 声 - [[高岡瓶々]]
: 横浜星龍会本家本部長兼直系龍戸睦会会長で、介護施設「陽だまりの城」の理事長。「陽だまりの城」のシノギ自体は星野会長も知るところの星龍会の立派なシノギだが、裏で星野や高部に無断でエクセレントコースに入居している老人達の家族に、難しい手術だと触れ込み実態を伏せたまま高額な手術費を騙し取った挙げ句、最上階のエクセレントルームで薬<ref group="注">海外などで安楽死に使用される塩化カリウム。</ref>を投与して安楽死させた上に死亡届は出さずに年金や医療保険を騙し取る形で不正受給ビジネスを行っていた。菜乃葉が同様の手口で騙され<ref group="注">菜乃葉が実態を知らされていないことは謝罪と返金をした際に聞くまで春日達も高部も知らなかった。</ref>支払いに苦悩していた事から、乙姫ランド店員である菜乃葉の裏引き疑惑を探っていた春日らにより不正ビジネスを知られ、それを暴露されたことで星野と高部にも知られてしまう。その後は「世界が受けない仕事を請け負っており、家族や本人が安楽死を望んでるのなら、それも止む得ないこと」と嘯いて言い放ったが、結局は本部に乗り込まれた失態など含めて星野や高部の怒りを買い、高部に「二度と敷居を跨げないよう」と絶縁を示唆され、躾と称して連れて行かれた。その後、春日達に復讐しようと探していた際に出入りしているスナック街での目撃情報を頼りに浜子に言い寄っていた所で遭遇し、仲間らと共に春日達を襲撃したが、まとめて返り討ちにされた。
; 会田(あいだ)、笠山(かさやま)、菊川(きくがわ)
: 横浜星龍会の組員で戸塚の手下<ref group="注">正確な所属は不詳。</ref>。三人揃えば無敵と自称している。特に笠山はナンバと足立を窓から中庭を挟んだ向こうの建物まで投げ飛ばすほどの膂力を持つ。戦闘では会田はスタンガン、笠山は徒手空拳、菊川は日本刀を用いる。本部に乗り込んできた春日達を戸塚の指示で始末しようと、それぞれ手下を率いて(笠山のみ単独)戦う。後に会長室前に集結し再度対決するが敗れた。
 
== 海外組織 ==
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: 『極2』では桐生が悪徳不動産と戦っていることを聞き、真島建設に入社する。
: 『7』ではデリバリーヘルプとサブストーリーに登場。デリバリーヘルプでは敵全体を風邪状態にする攻撃を放つ。戦闘ではテコンドーのような足技を中心とした格闘スタイルで戦う。サブストーリーでは暴力事件<ref group="注">実態は、長らく付き添っていたマネージャーがプロデューサーに性行為を強請られていたところを彼女を守るために立ち向かったのだが、その真実はプロデューサーによって「映画の出演料で揉めた事で起こした暴力事件」として揉み消されてしまった。その後、マネージャーは芸能界を引退したため、真実を話すと彼女が世間に晒されてしまうために黙秘を貫いた。</ref>を起こして俳優を廃業されており伊勢佐木異人町で自暴自棄になっていたところを春日に目撃され、喧嘩を吹っ掛けたところを返り討ちにされる。その後は転落した自身の境遇を自嘲していたところを未だに自身の復帰を望んでいるファンがいる事や春日の後押しもあって芸能界の復帰を決意する。しかし、その道中で自身を追っていた記者の都築に異人町での迷惑行為をネタに脅されるが春日の助けによって事なきを得て都築も自身に対する考えを改めてくれた。その後は都築に「もしマネージャーの子を捜し出して世に出したらあなたを死んでも許さない」と釘を刺し、自身の異人町で起こした迷惑行為を背負った上で復帰に向けて歩み始めた。
; 権田原 進(ごんだわら すすむ)
: 声 - 峰憲吾(『2』『極2』)、[[永野善一]](『7』)
: 『2』のサブストーリーに登場した極道組織「権田原組」の組長。62歳(『2』)→75歳(『7』)。平時は義理や仁義を重んじる古風な極道だが、[[エイジプレイ|幼児プレイ]]を「崇高な趣味」と称し傾倒しており、趣味ではない組員達にも無理やり付き合わたり、邪魔をする者や否定的な発言をする者には容赦しないなど、趣味に関わる事になると独善的且つ横暴になってしまう悪癖がある。戦闘では『2』ではパンチ技をメインに戦い、『極2』では金井に似た格闘スタイルで戦うが、闘技場では「幼児プレイ」を格闘スタイルに標榜してガラガラを武器に戦う。桐生に絡んだ組員の無礼を詫びるために桐生を行きつけの風俗店に招待するも、難色を示した桐生に怒り、襲い掛かるも返り討ちに遭う。その後、組員達は内心辟易していた事を打ち明け、結果的に権田原に灸を据えてくれた桐生に感謝した。
: 『極2』では桐生に叩きのめされたことで「このままではいけない」と考え、桐生への謝罪の意を込めて真島建設に入社し、闘技場にも参戦するが、闘技場でも相変わらず幼児プレイを取り入れている。
:『7』でも相変わらず組員を巻き込んで幼児プレイの趣味を続けており、伊勢佐木異人町の風俗店『Baby Don't Cry』に乱入してきた<ref group="注">店内から赤ん坊の泣き声が聞こえ、店内で出産があったのかと勘違いして駆け込んだのだが、実際には幼児プレイ中の権田原達の泣き声であった。</ref>春日とその場に居合わせたサラリーマンの大嶋マサト(声 - [[佐々木祐介]])に対し、崇高な趣味に水を差したとして怒り、襲いかかるも返り討ちに遭う。その後、事情を知って和解した後、子供の育児や夫婦関係に悩んでいた大嶋に、風俗店員のサヤ(声 - 本居真優)と共に育児の大変さを助言した。デリバリーヘルプの1人としても登場し、大声で泣き喚き、一定時間敵全体の攻撃力と守備力を低下させる。
; 金松 茂(かねまつ しげる)
: 『2』のサブストーリーに登場した老人。相当な金持ちであり、一見大らかな好好翁に見えるが、金遣いが荒く、遊びに大金を注ぎ込んだり、金に関する理論を話しながら威張り散らすなど、中身は金の亡者そのものである。また、金貸しもしており、金を返さない者には荒っぽい取り立てを行っている。桐生と出会って以降、蒼天掘の各所で彼と会っては様々な出来事に巻き込むが、蒼天掘で会う最後では東京進出と共に神室町ヒルズを丸ごと買い取ることを桐生に話す。その後、神室町で桐生と再会し、そこである男に神室町ヒルズを買い取るという上手い儲け話に乗せられて全額騙し取られたことやずっと愛人だと思っていた女が自分を騙した相手の本命であること、更には破産したことで今はホームレスになってしまったことを語るが、その際に桐生に大金(10万円)を渡されると今まで金の事しか頭になかった自分を恥じて真っ当にやり直すことを決意し、最後に世話になった桐生に感謝すると共に礼代わりとしておにぎりを手渡した。