「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」の版間の差分

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他のページを見る限り区切る分量じゃないし改行がおかしいし加筆した内容も間違ってます。偏っているのは少年期編の終わりと青少年期編の一番最初までの内容しか書いてないから。
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=== 世界観 ===
; 六面世界
: 舞台となる異世界。[[六面体]]の形をしており、各面が人族の住む「'''人の世界'''」・魔族の住む「'''魔の世界'''」・龍族の住む「'''龍の世界'''」・獣族の住む「'''獣の世界'''」・海族の住む「'''海の世界'''」・天族の住む「'''天の世界'''」の6つの世界に中央の空洞部「'''無の世界'''」で構成されていた{{Sfn|書籍15巻|loc=第二話「日記 後編」}}。人界以外の5つの世界は滅びた{{Sfn|書籍2巻|loc=第六話「言語学習」}}
:; 人の世界
:: 六面世界で唯一残った世界。もともと人族が住む世界だったが、崩壊した世界から様々な種族が逃げ込み6つの世界を統合したような世界となった。人を始めとしたありとあらゆるものが魔力を持ち様々な影響を与えている。
:; 無の世界
:: 六面世界の内側中心部。何も無い真っ白な空間で、別の世界に移動する際や、召喚・転移魔術の通り道に使われる{{Sfn|書籍15巻|loc=第二話「日記 後編」}}
: <!-- リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]] -->
; 魔力
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: 世界の総魔力量は[[エネルギー保存の法則]]に従って均衡を保つ性質があり、何らかの理由で魔力が大きく減少し帳尻が合わなくなると、世界が不足分を補填するために物や生物を吸い上げ魔力に変換して調整を行う。
; 甲龍暦
: 作中で使われている[[暦]]。魔神ラプラスを倒しラプラス戦役終結に貢献した魔神殺しの三英雄の1人である甲龍王ペルギウスを讃えて使われるようになった{{Sfn|書籍2巻|loc=第六話「言語学習」}}。物語開始時点で甲龍暦407年。
 
=== 歴史・事件 ===
; 人魔大戦
: 約6000 - 7000年前の人族と魔族の戦争。魔界大帝キシリカ・キシリスと五大魔王が魔族を率いて人族に戦いを挑んだ。
: 激戦状態と小康状態を繰り返しながら約1000年も続き、最終的に勇者アルスが五大魔王と魔界大帝キシリカを倒して終わらせた。敗北した魔族は人族の奴隷として扱われるようになった{{Sfn|書籍2巻|loc=第六話「言語学習」}}
; 第二次人魔大戦
: 約5000 - 4200年前の人族と魔族の戦争。復活した魔界大帝キシリカ・キシリスを筆頭に魔族たちが獣族と海族を味方に引き入れ人族を相手に戦争を仕掛けるが、ヒトガミが魔龍王ラプラスを殺すために魔族を利用し暗躍していた。
: ヒトガミの助言を受けた魔族軍によって追い詰められた人族だったが、約800年も敗北宣言をせずに戦いつづけ、魔龍王ラプラスが魔族の軍勢や有力者をたった1人で倒し魔族軍を壊滅状態にしたことで人族は戦線を立て直す。最終的に魔龍王ラプラスが闘神鎧との戦いで自身の致命傷となる奥義を受けて死亡。奥義の影響で魔龍王ラプラスが転生法に使うはずの魔力が暴走し、巨大陸は中央大陸と魔大陸に分断され戦争は終結した{{Sfn|書籍23巻|loc=閑話「ギースと最後の仲間」」}}{{Efn2|なお、人族の歴史では魔龍王ラプラスのやったことは黄金騎士アルデバランのものとされ、最後の戦いは黄金騎士アルデバランと魔界大帝キシリカの戦いと間違った歴史が伝わっている{{Sfn|書籍2巻|loc=第六話「言語学習」}}。}}。空いた穴はリングス海となった。戦後、転移魔術は禁術となった。
; ラプラス戦役
: 約500 - 400年前の人族と魔族の戦争。魔大陸の魔族をまとめた魔神ラプラスが海族と獣族を味方に引き入れて人族に戦争を仕掛ける。中央大陸の山に赤竜を放ち、山を通行不能にして人族を分断させ北部と南部を制圧したことで人族はそれまでの戦争と比べものにならないほど苦しい戦いを強いられた。たった100年の間にアスラ王国とミリス神聖国以外の国が亡び人族は追い詰められたが、七人の英雄の説得によって海族と獣族を人族側に引き入れて最後の総力戦を挑む。魔神ラプラスは倒したものの、疲弊した人族は戦争を続けることができず、魔大陸に残っていた穏健派の魔王と魔大陸の封鎖の解除と魔族への差別を禁止する条約を結び戦争を終結させた{{Sfn|書籍2巻|loc=第六話「言語学習」}}
; フィットア領転移事件
: 甲龍暦417年にアスラ王国フィットア領で発生した魔力災害。
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=== 大陸・国家 ===
; 中央大陸
: 人の世界で最も大きな大陸。赤竜山脈によって、北方大地と呼ばれる雪に覆われた貧しく過酷な北部・アスラ王国が支配する豊かな西部・南は王竜王国が支配し北には紛争地帯が広がる南部の3つの区域に分断されている。元々は魔大陸とは地続きで巨大陸と呼ばれていたが第二次人魔大戦で別れた{{Sfn|書籍2巻|loc=第六話「言語学習」}}。公用語は人間語。
:; アスラ王国
:: 中央大陸西部全土を支配する世界一の大国。水源が多く肥沃な大地によって食べ物は豊富に実り、魔物も少数で弱いため、楽に生きていける活気にあふれた世界で最も豊かな国{{Sfn|書籍2巻|loc=「エピローグ」}}。しかし、貴族がいくら税を取っても民衆が餓えないため、大きな反乱や内乱が起きず、赤竜山脈の存在によって他国から攻められる可能性も低いことから<ref group="注">「赤竜の上顎」と「赤竜の下顎」以外の場所は通れないので攻め込んだ側が圧倒的に不利になる。</ref>貴族の腐敗が進み、権力争いによる足の引っ張り合いが原因で、有事の際でも対策が取れない、国の発展が阻害され停滞しているなどの問題を抱えている{{Sfn|書籍3巻|loc=番外編「アスラ王女と奇跡の天使」」}}{{Efn2|しかし、そのように権力争いの激しさから政治能力の高い貴族が多いことが、アスラ王国が世界で最も力を持つ国である理由でもある{{Sfn|書籍16巻|loc=第一話「初任務へ」}}。}}。また、危険地帯や魔物が少ないうえに小さな村にも騎士が派遣されて定期的に騎士団が魔物を駆除するため冒険者にとっては仕事がなく暮らしにくい{{Sfn|書籍17巻|loc=第六話「道中」}}
:: 四大地方領主と呼ばれるノトス・ボレアス・エウロス・ゼピュロスの4つのグレイラット家が、王都の四方を守護している。貨幣はアスラ金貨(10万円相当)・アスラ銀貨(1万円相当)・アスラ大銅貨(1000円相当)・アスラ銅貨(100円相当)で{{Sfn|書籍3巻|loc=第五話「最寄りの町まで三日間」}}<ref name="kati" group="注">石銭を1円とした換算。</ref>、価値と信頼度が高いため中央大陸なら大抵の国で使える{{Sfn|書籍12巻|loc=第十三話「報告」}}
::; 王領
::: アスラ王国西の王族が治める領域。
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: <!-- リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]] -->
; 魔大陸
: 北東に位置する大陸。植物がほとんど育たないひび割れた赤茶色の大地は、辺り一面岩だらけで高低差が激しく背丈よりも高い岩が天然の迷路になり行く手を阻み、さらにCランク以上の強力な魔物が多数存在し、魔物の出ない道も無い人の世界で最も過酷な土地。食料が希少で特に野菜類が育たないため魔物の肉が主食で、建物もほとんどが土と石できている。寝ている間も魔物の襲撃を警戒しないといけないので熟練冒険者でも一人旅は避けているが、修行するにはうってつけの場所で魔大陸を旅する武者修行者は多い。約1000年前に魔神ラプラスが魔大陸を統一したが、現在は魔大陸全土を治める者は存在せず、各地で魔王達が君臨し本人あるいはその部下が治めている{{Sfn|書籍3巻|loc=第十四話「旅の始まり」}}。元々は中央大陸とは地続きで巨大陸と呼ばれていたが第二次人魔大戦で別れた{{Sfn|書籍2巻|loc=第六話「言語学習」}}。公用語は魔神語。貨幣は緑鉱銭(1000円相当)・鉄銭(100円相当)・屑鉄銭(10円相当)・石銭(1円相当)がある{{Sfn|書籍3巻|loc=第五話「最寄りの町まで三日間」}}<ref name="kati" group="注" />。
:; ビエゴヤ地方
:: 不死身の魔王バーディガーディが君臨する地域。しかし、バーディーガーディは放浪の旅に出ていて何年も留守にしている。