「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」の版間の差分

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※声優は特記がない限りは[[テレビアニメ]]版を指す。
=== 主要人物 ===
; {{Vanc|<span id="ルーデウス・グレイラット|"></span>ルーデウス}}・グレイラット
: 声 - [[内山夕実]]<ref name="natalie383999">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/383999|title=「無職転生」主人公ルーデウス役は内山夕実!小原好美、加隈亜衣、茅野愛衣も出演|work=コミックナタリー|accessdate=2020-06-19|date=2020-06-19}}</ref>、[[杉田智和]](前世)<ref name="natalie407648">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/407648|title=アニメ「無職転生」ルディの前世の男役に杉田智和、OP&EDは大原ゆい子が担当|work=コミックナタリー|accessdate=2020-12-06|date=2020-12-06}}</ref> / [[下野紘]](ドラマCD){{R|dramaCD}}
:* 種族:人族
: 本作の[[主人公]]。愛称は「ルディ」。現代日本からの転生者で、アスラ王国フィットア領ブエナ村に生まれる<ref name=":0" />{{Efn2|本来、パウロとゼニスの長男はラプラス因子で作られた膨大な魔力を内包する身体に魂が耐えられず死産するはずだったが、死ぬ寸前の身体に異世界人の魂が入り誕生した{{Sfn|書籍15巻|loc=第一三話「説明」}}。}}。
: 前世では高校時代の虐めが原因で34歳まで引きこもって両親の葬式にも出なかったため、兄弟に家から追い出されてしまい、直後にトラックに轢かれかけた高校生3人を助けようとして事故死した。転生後は前世で何事も中途半端に投げ出した後悔から、今度こそ真面目に生きようと決意する<ref>https://animeanime.jp/article/2019/03/15/44085.html</ref>。
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::: 詳細は「[[#魔導鎧]]」を参照。
:
; {{Vanc|<span id="シルフィエット"></span>シルフィエット}}
: 声 - [[茅野愛衣]]{{R|natalie383999}}
:* 種族:混血(人族1/2・長耳族1/4・獣族1/4{{Sfn|書籍8巻|loc=間話「シルフィエット1」}})
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::; 疾風の靴
::: 詳細は「[[#疾風の靴]]」を参照。
; {{Vanc|<span id="ロキシー・ミグルディア|"></span>ロキシー}}・ミグルディア
: 声 - [[小原好美]]{{R|natalie383999}} / [[広橋涼]](ドラマCD){{R|dramaCD}}
:* 種族:魔族(ミグルド族)
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: フィットア領転移事件にルーデウスたちが巻き込まれたのを知ってエリナリーゼ、タルハンドと共に魔大陸の捜索を行う。しかし、ヒトガミの妨害もあってルーデウスに気づかずすれ違ってしまった。魔界大帝キシリカの「万里眼」でルーデウスたちの居場所を見つけ出し、ルーデウスのいる中央大陸北部に向かうエリナリーゼと別れて、タルハンドと共にミリス神聖国のパウロと合流しゼニスのいるペガリット大陸へ向かう。
: スピンオフコミック『無職転生 〜ロキシーだって本気です〜』の主人公。
; {{Vanc|<span id="エリス・ボレアス・グレイラット|"></span>エリス}}・ボレアス・グレイラット
: 声 - [[加隈亜衣]]{{R|natalie383999}}
:* 種族:人族
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::: 小振りな幅広の片刃剣。魔大陸でロインから貰った。
::: 魔界の名工の異名を持つユリアン・ハリスコの作品で、特別な能力はないが剣の収集を趣味にしている剣神ガル・ファリオンからもいい剣だと評されている{{Sfn|書籍9巻|loc=番外編「燃えよ狂犬」}}。
 
=== ルーデウスの家族 ===
; <span id="パウロ・グレイラット"></span>パウロ・グレイラット
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; フィットア領転移事件
: 甲龍暦417年にアスラ王国フィットア領で発生した魔力災害。
: フィットア領の城塞都市ロアから発生した光に広範囲の人や物が飲み込まれて消失、フィットア領は人工物や樹木が全て失われた草原地帯となった{{Sfn|書籍2巻|loc=エピローグ}}。消失から1日ほどで世界各地に消えた人々が出現したが、空中や海中に転移し即死した者、紛争地帯や魔大陸など危険な土地に転移し死亡した者など、多くの人命が失われた。
: 原因はナナホシを六面世界へ召喚するために、必要となる魔力を世界が周囲から収奪したために起きた。消失した人・物は無生物から順に魔力として消費されて、余った分が世界に放出された<ref>無職転生 - 異世界行ったら本気だす - 感想一覧 理不尽な孫の手[2012年 12月 15日 17時 53分]より</ref>。
 
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: 人の世界で最も大きな大陸。赤竜山脈によって、北方大地と呼ばれる雪に覆われた貧しく過酷な北部・アスラ王国が支配する豊かな西部・南は王竜王国が支配し北には紛争地帯が広がる南部の3つの区域に分断されている。元々は魔大陸とは地続きで巨大陸と呼ばれていたが第二次人魔大戦で別れた{{Sfn|書籍2巻|loc=第六話「言語学習」}}。公用語は人間語。
:; アスラ王国
:: 中央大陸西部全土を支配する世界一の大国。水源が多く肥沃な大地によって食べ物は豊富に実り、魔物も少数で弱いため、楽に生きていける活気にあふれた世界で最も豊かな国{{Sfn|書籍2巻|loc=エピローグ}}。しかし、貴族がいくら税を取っても民衆が餓えないため、大きな反乱や内乱が起きず、赤竜山脈の存在によって他国から攻められる可能性も低いことから<ref group="注">「赤竜の上顎」と「赤竜の下顎」以外の場所は通れないので攻め込んだ側が圧倒的に不利になる。</ref>貴族の腐敗が進み、権力争いによる足の引っ張り合いが原因で、有事の際でも対策が取れない、国の発展が阻害され停滞しているなどの問題を抱えている{{Sfn|書籍3巻|loc=番外編「アスラ王女と奇跡の天使」」}}{{Efn2|しかし、そのように権力争いの激しさから政治能力の高い貴族が多いことが、アスラ王国が世界で最も力を持つ国である理由でもある{{Sfn|書籍16巻|loc=第一話「初任務へ」}}。}}。また、危険地帯や魔物が少ないうえに小さな村にも騎士が派遣されて定期的に騎士団が魔物を駆除するため冒険者にとっては仕事がなく暮らしにくい{{Sfn|書籍17巻|loc=第六話「道中」}}。
:: 四大地方領主と呼ばれるノトス・ボレアス・エウロス・ゼピュロスの4つのグレイラット家が、王都の四方を守護している。貨幣はアスラ金貨(10万円相当)・アスラ銀貨(1万円相当)・アスラ大銅貨(1000円相当)・アスラ銅貨(100円相当)で{{Sfn|書籍3巻|loc=第五話「最寄りの町まで三日間」}}<ref name="kati" group="注">石銭を1円とした換算。</ref>、価値と信頼度が高いため中央大陸なら大抵の国で使える{{Sfn|書籍12巻|loc=第十三話「報告」}}。
::; 王領
::: アスラ王国西の王族が治める領域。
:::; 王都アルス
:::: アスラ王国の王都。人魔大戦を勝利に導いた勇者の名を冠した人族最古にして世界最大の都。丘の上に建てられた王城シルバーパレスを要塞のような分厚い城壁が囲み、その周りに上級貴族の屋敷が並び、それらをさらに城壁が囲んでいる。そこからは普通の町並みが広がって、ある一定区間ごとに城壁で囲われているが、騎士団が魔物などを排除するため城壁は5つを数えた所で存在しなくなり、巨大な闘技場、聖ミリス教団の美しい神殿、街中に張り巡らされた水道橋、世界最大の商社の本部、水神流宗家の道場、劇場が立ち並ぶ歌劇街、ラプラス戦役の勝利を記念して作られた門など雑多な町並みが地平線の先まで続いている{{Sfn|書籍17巻|loc=第七話「王都アルス」}}
::; フィットア領
::: アスラ王国北東のボレアス・グレイラット家の治める領土。香水の名産地で香水の原料になるパティルスの花とパンの原料になるアスラン麦を栽培し、領主の住む城塞都市ロア以外には黄金色の麦畑が一面に広がる。フィットア領転移事件で全域が消滅した。
:::; ロア
:::: フィットア領で最も大きな町。町長はフィリップ・ボレアス・グレイラット。
:::: 城壁が街を囲む「[[城郭都市|城塞都市]]」で、ラプラス戦役では最終防衛ラインとして機能していた由緒ある町だが、王都の貴族には野卑な冒険者の多い僻地と言われている{{Sfn|書籍2巻|loc=第一話「お嬢様の暴力」}}
:::; ブエナ村
:::: フィットア領の農村。見渡す限り畑の田園地帯で30世帯余りが農業をして暮らしている。ルーデウスの生まれ故郷でパウロが駐在騎士として派遣されていた。
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:; 魔法三大国
:: 中央大陸北部西側に位置するラノア王国・ネリス公国・バシェラント公国の3つの国からなる同盟。魔術を発展させることで貧しい北部において国を栄えさせ、三国の力を総合すれば、世界で4番目の国力を秘めているとされる。世界各国から優秀な人材を集め、出資を惜しまずに魔術に関する研究を進めている{{Sfn|書籍8巻|loc=第二話「入試」}}
: <!-- リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]] -->
::; ラノア王国
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:; 剣の聖地
:: 中央大陸最北西端の岬にある剣神流本拠地。初代剣神が流派を起こし、晩年には弟子たちに剣を教えた場所で、剣士なら誰もが一度は訪れるべき場所とされる{{Sfn|書籍9巻|loc=番外編「燃えよ狂犬」}}
:: 年中雪に覆われた、過酷な土地だが町人のほとんどは剣神流剣士で速く動けるように薄着でいる{{Sfn|書籍13巻|loc=閑話「狂犬の、剣は重いか鋭いか」}}。また、剣術以外の技術は不要とされて町人の9割は文字も読めない。
:; ビヘイリル王国
:: 中央大陸北部東端にある小国。山・海・森に囲まれて3つの大きな都市を有す。隣国と同程度の戦力に対して国土は隣国の2倍で戦力が足りていないが、建国して間もないころに海魚族の侵略を受けていた鬼ヶ島の鬼族を、この国の王子をリーダーとした冒険者パーティが救い、恩義を感じた鬼族と互いを守りあう誓約を取り交わし、現在でも鬼族の庇護下にあり、他国からの侵略を受けずに国を保っている。国内では鬼族は人族と同等の扱いを受けている。