「新白島駅」の版間の差分

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|画像 = Shin-Hakushima-Station-Rapid-Transit-building.jpg
|pxl = 300px
|画像説明 = アストラムライン新白島駅駅舎<br />写真のは山陽本線も見える
|地図 = {{maplink2|frame=yes|zoom=15|frame-width=300|plain=yes|frame-align=center
|type=point|type2=point
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|よみがな = しんはくしま
|ローマ字 = Shin-Hakushima
|所在地 = [[広島市]][[中区 (広島市)|中区]][[白島 (広島市)|西白島町]]<ref name="mainichi-np-2015-3-15">大西岳彦(2015年3月15日). “新白島駅:開業 JR山陽線とアストラムラインを連結−−中区”. [[毎日新聞]] (毎日新聞社)</ref><ref name="asahi-np-2015-3-15">杢田光(2015年3月15日). “新白島駅が開業 JRとアストラムライン結ぶ”. [[朝日新聞]](朝日新聞社)</ref>
|所属事業者 = [[西日本旅客鉄道]]<ref name="mainichi-np-2015-3-15" /><ref name="asahi-np-2015-3-15" />(JR西日本・[[#JR西日本|駅詳細]])<br />[[広島高速交通]]<ref name="mainichi-np-2015-3-15" /><ref name="asahi-np-2015-3-15" />([[#広島高速交通(アストラムライン)|駅詳細]])
}}{{座標一覧}}
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== 概要 ==
[[ファイル:Astramline map.png|thumb|260px|アストラムラインの路線図。2015年3月14日にJR山陽本線との乗換駅となる新白島駅が開業<ref name="mainichi-np-2015-3-15" /><ref name="asahi-np-2015-3-15" />。]]
[[2015年]]([[平成]]27年)[[3月14日]] に、JR西日本の[[山陽本線]]と、広島高速交通の[[広島高速交通広島新交通1号線|広島新交通1号線(アストラムライン)]]が交わる場所に開設された駅で、両路線の乗換駅となっている<ref name="mainichi-np-2015-3-15" />。山陽本線の駅は快速「シティライナー」を除く山陽本線・可部線の全列車が停車する<ref name="JRW20151218">{{cite press release|url=https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_06_hiroshima.pdf|title=平成28年春のダイヤ改正について|publisher=西日本旅客鉄道|date=2015-12-18|format=PDF}}</ref>。駅番号はJRのみ制定されており、山陽本線が'''JR-R02'''、可部線が'''JR-B02'''。
 
[[2015年]](平成27年)[[3月14日]] に、JR西日本の[[山陽本線]]と、広島高速交通の[[広島高速交通広島新交通1号線|広島新交通1号線(アストラムライン)]]が交わる場所に開設された駅で、両路線の乗換駅となっている<ref name="mainichi-np-2015-3-15" />。山陽本線の駅は土休日のみ運転される快速「シティライナー」は通過するが、平日朝に上りのみ運転される快速「通勤ライナー」及び西隣の[[横川駅 (広島県)|横川駅]]から分岐する[[可部線]]直通列車・東隣の[[広島駅]]から[[呉駅]]間で快速運転を行う[[呉線]]直通列車を含めた全ての普通列車が停車する<ref name="mainichi-np-2014-12-20">加藤小夜(2014年12月20日). “新白島駅:開業、来年3月14日 連絡通路、15年夏に”. [[毎日新聞]] (毎日新聞社)</ref>。駅番号はJRのみ制定されており、山陽本線が'''JR-R02'''、可部線が'''JR-B02'''。
 
建設費用はJR側が約20億円、アストラムライン側が約32億円、連絡通路・周辺整備が約13億円となっている<ref name="mainichi-np-2014-10-11">植田憲尚(2014年10月11日). “新白島駅:新駅名称発表 JR山陽線とアストラム、連絡通路でつながる 来春、同時開業へ”. [[毎日新聞]] (毎日新聞社)</ref>。JR西日本は新駅をつくる際、地元がほぼ全額負担するのが慣例だが、今回はJRが総事業費20億円中約2億円を負担している{{Sfn|JR西日本|2012}}。
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=== 建設の経緯 ===
JRとアストラムラインの交点に駅を作る計画は、アストラムラインの建設前に路線や駅位置を検討する[[新交通システム]]技術委員会でも議論されたが、多くの問題が挙がり最終的に見送られ、[[1994年]](平成6年)[[8月20日]]のアストラムライン開業時から乗り換え駅がない状態が続いていた<ref>{{Cite news|url=http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/hiroshima/reason/011012.html|title=交通アクセス不備 構想先行 協調欠ける|publisher=中国新聞|date=2001-10-12|accessdate=2012-08-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20030219122329/http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/hiroshima/reason/011012.html|archivedate=2003年2月19日|deadlinkdate=2017年10月}}<br />{{Cite news|url=http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/hiroshima/reason/|title=地域 元気に 広島都市圏『活力を失った5つの理由』|date=2001-10-09|accessdate=2012-08-16|publisher=中国新聞|archiveurl=https://web.archive.org/web/20030121024200/http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/hiroshima/reason/|archivedate=2003年1月21日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。しかし建設希望の意見も根強く、[[2003年]]([[平成]]15年)[[11)11]]に、JR西日本、広島高速交通、[[国土交通省]][[中国地方整備局]]、国土交通省[[中国運輸局]]および広島市の5者による「JR白島新駅設置検討協議会」が設置され、検討が再開された。その後、[[2009年]]時点では国土交通省も事業に前向きであったが、[[財務省 (日本)|財務省]]の理解が得られておらず、結局は未着工のまま<ref>「広報ひろしま市民と市政」平成21年5月15日号。</ref>で続いていたが、後に建設が決まり[[2013年]](平成25年)[[1月8日]]に着工に至った。
 
着工への転機は、[[2010年]](平成22年)[[2)2]]に広島市が白島新駅の新設の方針を発表<ref>{{Cite news|url=http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100208/biz1002081455012-n1.htm|title=JR山陽線と広島アストラムラインが接続新駅 3年後完成へ|publisher=産経新聞|date=2010-02-08|accessdate=2012-08-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100528191015/http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100208/biz1002081455012-n1.htm|archivedate=2010年5月28日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>、[[2012年]](平成24年)度中の認可、[[2014年]](平成26年)春の開業を目指すとしたことに始まる{{Sfn|広島市公式|2012}}。
 
[[2012年]](平成24年)[[3月8日]]にはJR西日本が国土交通省中国運輸局に対し、新駅設置に伴う[[鉄道事業法]]に基づく事業基本計画の変更認可申請を行い{{Sfn|JR西日本|2012}}、同年[[3月29日]]にその認可が下りている{{Sfn|中国運輸局|2012}}。後に諸事情により開業予定は[[2015年]](平成27年)春へと延期された。[[2014年]][[12月19日]]にJR西日本は開業日を2015年[[3月14日]]と発表し<ref name="JRW20141219">{{cite press release|url=http://www.westjr.co.jp/press/article/items/141219_00_hiroshima.pdf|title=平成27年春ダイヤ改正について|publisher=西日本旅客鉄道|date=2014-12-19|format=PDF}}</ref>、同日、広島市と[[広島高速交通]]もアストラムラインの新白島駅の開業日をJRと同じ2015年3月14日と発表した<ref name="CNP20141220"/>。
 
JR西日本は、駅設置認可資料では「'''白島駅'''」(はくしまえき)を届け出上の駅名としており{{Sfn|中国運輸局|2012}}、整備主体となる広島市では「'''白島新駅'''」(はくしましんえき)の仮称を用いていた{{Sfn|広島市公式|2012}}が、2014年[[10月10日]]にJR西日本・広島高速交通の連名で正式名称「'''新白島駅'''」が発表された<ref name="JRW20141010">{{cite press release|url=http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/10/page_6285.html|title=JR山陽線およびアストラムライン 新駅名称などについて|publisher=西日本旅客鉄道|date=2014-10-10}}</ref><ref name="HRT20141010">{{cite press release|url=http://astramline.co.jp/news2014_10.10.html|title=JR山陽線及びアストラムライン 新駅名称等について|publisher=広島高速交通|date=2014-10-10}}</ref>。
 
== 歴史 ==
* [[2003年]]([[平成]]15年)[[11)11]] - 国土交通省中国地方整備局、国土交通省中国運輸局、広島市、西日本旅客鉄道、広島高速交通で構成するJR白島新駅設置検討協議会を設置{{sfn|広島市公式|2012}}。
* [[2010年]](平成22年)
** [[4月25日]]・[[4月26日|26日]] - 広島市が白島小学校で新駅設置に関する地元説明会を開催<ref>{{cite web|url=http://www.47news.jp/localnews/hiroshima/2010/04/post_20100426224959.html|title=白島新駅概要を住民に説明|publisher=47NEWS|date=2010-04-26|author=中国新聞|accessdate=2012-08-18}}または中国新聞 2010年4月27日紙面</ref>。
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** [[11月3日]] - 広島市が7月15日から公募した白島新駅設計者選定競技の結果、意匠設計を[[シーラカンスアンドアソシエイツ]]が、詳細設計を[[パシフィックコンサルタンツ]]が手がけることを発表{{Sfn|広島市設計競技|2012}}。
* [[2012年]](平成24年)
** [[2月17日]] - 広島市は白島新駅の連絡通路を簡素化し、工事費を約6億円削減することを市議会総括質問で明らかにした{{Sfn|広島市公式|2012}}。追加の地盤工事が必要となり、さらに国から排煙対策の不十分さを指摘され総事業費が膨らみ、その抑制に迫られたため<ref name=cnp20120301>{{cite web|url=http://www.47news.jp/localnews/hiroshima/2012/02/post_20120218184909.html|title=白島新駅、連絡路を簡素化へ|date=2012-02-18|accessdate=2012-08-18|publisher=47NEWS|author=中国新聞}}</ref>。同時に開業予定が[[2015年]](平成27年)春と繰り延べられた{{Sfn|はくしま新駅ニュース1}}。
** [[3月8日]] - JR西日本が、新駅設置について中国運輸局長に鉄道事業法に基づく事業基本計画の変更認可申請{{Sfn|JR西日本|2012}}。
** [[3月29日]] - 国土交通省中国運輸局が山陽線 広島・横川駅間の新駅「白島駅」設置を認可{{Sfn|中国運輸局|2012}}。
52 ⟶ 51行目:
* [[2014年]](平成26年)
** [[10月10日]] - 駅名が「'''新白島駅'''」となることが発表された<ref name="JRW20141010"/><ref name="HRT20141010"/>。
** [[12月19日]] - 広島市、JR西日本、[[広島高速交通]]がそれぞれ駅開業日がJR[[ダイヤ改正]]同日となる2015年3月14日と発表<ref name="mainichi-np-2014-12-20">加藤小夜(2014年12月20日). “新白島駅:開業、来年3月14日 連絡通路、15年夏に”. [[毎日新聞]] (毎日新聞社)</ref><ref name="JRW20141219"/><ref name="CNP20141220">{{cite web|url=http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=115575&comment_sub_id=0&category_id=112|title=アストラム新白島駅も3月14日|publisher=中国新聞|date=2014-12-20|accessdate=2014-12-23}}</ref>。JR西日本は2015年3月ダイヤ改正内容に含めて発表した。
* [[2015年]](平成27年)[[3月14日]] - 新白島駅が開業<ref name="mainichi-np-2015-3-15" /><ref name="asahi-np-2015-3-15" />。
 
== 駅構造 ==
[[ファイル:新白島駅連絡通路エレベーター前.jpg|thumb|250px|JR・アストラムライン駅を連絡する連絡通路]]
JR山陽本線とアストラムラインの交差する位置にJRの駅が、その南側にアストラムラインの駅が位置する。地形上の関係(後述)からアストラムラインの駅は交差位置からおよそ120m(両駅のホーム間の距離)離れており{{Sfn|広島市整備方針|2010|p=5}}、それを駅間68.7mの連絡通路でつなぐ{{Sfn|広島市整備方針|2010|p=別紙 全体一般図}}。
 
山陽本線の南側にアストラムラインと平行する[[国道54号]]の歩道と駅とを繋ぐ歩道橋が設けられ、これが東西間の連絡通路となる。連絡通路のJR南口駅舎近くには公衆トイレが設置され、JR側南口にタクシー、自家用車の乗降場が設けられる。広島市営駐輪場が連絡通路の東西、JR北口駅舎の北に設置され<ref>{{cite web|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1393215813133/index.html|title=駐輪場のご案内|publisher=広島市|accessdate=2015-03-15}}</ref>、その内でJR南口駅舎に近い東側の駐輪場が構内最大規模となる{{Sfn|広島市公式|2012}}。
 
建設工事の入札不調のため、駅開業時点では連絡通路の屋根の建設が遅れており、広島市は[[2015年]]夏頃の完成を見込んでいた<ref name="mainichi-np-2014-12-20" />が、長らく骨組みのままの状態が続いた。工期が2015年[[11月13日]]まで延長された後の[[10月13日]]には建設用資材がアストラムライン軌道上に落下する事故も起こった<ref>{{cite web|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1444738512805/index.html|title=新白島駅連絡線連絡通路上屋新設工事に伴うアストラムライン軌道への資材の落下について|publisher=広島市|accessdate=2015-11-20}}</ref>。{{-}}
=== JR西日本 ===
{{駅情報
69 ⟶ 68行目:
|画像 = JR Shin-Hakushima Station 20150315-01.JPG
|pxl = 300px
|画像説明 = JR新白島駅北口駅舎{{Refnest|group=補足|写真左下側の通路は既存通路を活用{{Sfn|広島市整備方針|2010|p=9}}。}}
|よみがな = しんはくしま
|ローマ字 = Shin-Hakushima
92 ⟶ 91行目:
|所属路線 = {{JR西路線記号|H|R}} [[山陽本線]]<br />({{JR西路線記号|H|B}} [[可部線]]直通含む)
|乗換 =
|備考 = [[日本の鉄道駅#有人駅|有人駅]] <br />[[みどりの窓口]] 有<br />[[ファイル:JR area HIRO.png|16px|広]] [[特定都区市内|広島市内]]駅
}}
JR側は構造上は[[地上駅]]に分類されるが、この近辺の[[山陽本線]]は[[盛土]]上を走っており、ホーム等は地上よりも高い位置にあるため広義の[[高架駅]](盛土駅)にも該当する。北口駅舎は地上階に駅舎、ホームは上の階にあるという2階建てとなっており、南口駅舎は山陽本線に沿って駅舎とホームがある1階建て {{sfn|住民説明会配布資料}}となっている。
 
有効長165m(8両編成対応)の[[相対式ホーム|相対式]]2面2線の[[プラットホーム|ホーム]]が設けられている{{Sfn|JR西日本|2012}}。山陽本線にそのままホームを横付する形になり、[[待避駅|待避線]]は設けられていない。ホームには6両分の旅客上屋が設けられる。敷地の関係から両ホームは約100mずらした位置に設置されているほか、改札内でホーム間の行き来はできない。南口駅舎と北口駅舎{{Sfn|広島市整備方針|2010|p=18}}間の行き来は既設の国道歩道トンネルを使うことになる{{Sfn|広島市整備方針|2010|p=9}}。
 
[[ICOCA]]利用可能駅(相互利用可能[[ICカード]]はICOCAの項を参照)。[[広島シティネットワーク]]に属し、JRの[[特定都区市内]]制度における「広島市内」エリア([[ファイル:JR area HIRO.png|16px|[広]]])の駅である。
 
[[日本の鉄道駅#有人駅|有人駅]]で、南口駅舎には[[みどりの窓口]]が設置されており(みどりの窓口営業時間は6:30-22:00)、[[セブンイレブン]][[キヨスク]]JR新白島駅店がある。北口駅舎にはこれらの設備は無い
 
快速「シティライナー」を除く山陽本線・可部線の全列車が停車する<ref name="JRW20151218">{{cite press release|url=https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_06_hiroshima.pdf|title=平成28年春のダイヤ改正について|publisher=西日本旅客鉄道|date=2015-12-18|format=PDF}}</ref>。
 
{| rules="rows" class="wikitable"
115 ⟶ 112行目:
|-
| {{JR西路線記号|H|B}} 可部線
| [[横川駅 (広島県)|横川]]・[[緑井駅|緑井]]・[[あき亀山駅|あき亀山]]方面
|-
!2
| {{JR西路線記号|H|R}} 山陽本線<br />({{JR西路線記号|H|B}} 可部線含む)
|style="text-align:center" | 上り
| [[広島駅|広島]]・[[瀬野駅|瀬野]]・[[三原駅|三原]]方面
|}<!-- 上記の方面表記は「JRおでかけネット」の当駅の「時刻表」に合わせた。 --->
|}
<gallery widths="160px" heights="160px">
ファイル:Shin-Hakushima-Station-jrwest-South-building.jpg|JR南口駅舎。駅舎下の通路は既存歩道ボックスを活用している{{Sfn|広島市整備方針|2010|p=9}}。
JR West 227 series 5cars.JPG|駅構内
ファイル:新白島駅JR南口.jpg|連絡通路から見た南口駅構内(後に連絡通路に屋根が設けられたため、現在この駅看板は見ることができない)
ファイル:JR新白島駅駅名標.jpg|開業当初に設置されていた駅名標(現在は他駅と同様、次駅のみ矢印が表記され前駅には矢印が無い)
File:Fare Table of JR Shin-Hakushima Station.jpg|thumb|広島エリアの路線記号・ラインカラーのみが反映された開業当初の運賃表(2015年5月11日)
File:FareTable of JR Shinhakushima Station 20170318.jpg|thumb|可部線延伸に伴い広島エリアに加えて岡山・福山エリアと山陰エリアの路線記号も反映された運賃表(2017年3月18日)
</gallery>
{{-}}
 
=== 広島高速交通(アストラムライン) ===
{{駅情報
|社色 = orange
138 ⟶ 132行目:
|画像 = Shin-Hakushima Station (Astram).jpg
|pxl = 300px
|画像説明 = アストラムライン新白島
|よみがな = しんはくしま
|ローマ字 = Shin-Hakushima
163 ⟶ 157行目:
|備考 =
}}
アストラムライン側は[[プラットホーム#島式1面|島式1面2線のホーム]]<ref>{{cite web|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/koutsuu/toshikoutsuu/hakushimashineki/shitsugi-syousai.pdf|title=白島新駅詳細設計者選定競技(参加表明書等)質疑応答集|format=PDF|date=2010-07-30|publisher=広島市|accessdate=2012-08-16}}</ref>を有する[[地下駅#掘割駅|半地下駅(掘割駅)]]。この場所は、路線建設時に駅建設には至らなかったものの、駅設置を見越して予め水平を確保してあった場所である{{Sfn|広島市整備方針|2010|p=5}}。その先は[[城北駅]]に向かって更に地下に下る坂になっている。この水平部分の反対側の上り坂は山陽本線交点部を超えて高架駅である[[白島駅]]直前まで続いている。駅舎は地上にあり、プラットフォームは天井が地上構造物天井までの吹き抜けになっている{{Sfn|広島市整備方針|2010|p=5}}。[[待避駅|待避線]]は設けられていない。[[PASPY]]対応。定期券発売駅。
 
既存の駅では7色のステーションカラーが順番に振り分けられたが、当駅開業後は一部を除いてステーションカラーの使用が取りやめられるか、便宜上既存の駅で使用されていない白色で表記されるようになった。新白島開業後のステーションカラーに関する取り扱いについては広島高速交通から公式に明言されていない。
180 ⟶ 174行目:
|[[本通駅|本通]]方面
|}
<gallery widths="200" heights="200">
ファイル:Shin-Hakushima-Station-Rapid-Transit-gate.jpg|改札口
ファイル:アストラムライン新白島駅ホーム.jpg|駅構内
ファイル:Astramline Station Color.jpg|ステーションカラーが便宜上白色で表現されている例。本通駅にて撮影</gallery>
</gallery>
{{-}}
 
== 利用状況 ==
以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。JRでは「1日平均乗車人員」を、アストラムラインでは「1年毎乗車総数」と「1年毎降車総数」の情報を公開している。アストラムの1日平均乗車人員データは、年度毎の乗車総数を365(開業年度の2014年度は実営業日数の18、閏年は366)で割った値を小数点2位を丸めて小数点1位の値にした物である。アストラムラインのデータは1,000で丸めて提供されているので、1年毎ではプラスマイナス500の誤差があり、1日当たりでは1.4人程度の誤差が発生する。
 
{| class="wikitable" style="text-align:right;"
|-
!rowspan="2"|年度
!colspan="1"|JR新白島
!colspan="3"|アストラムライン新白島
|-
!rowspan|1日平均<br />乗車人員
!rowspan|1日平均<br />乗車人員
!rowspan|1年毎<br />乗車総数
!rowspan|1年毎<br />降車総数
|-
|[[2014年]](平成26年)
|6,813<ref name="joukou-data">国土数値情報 駅別乗降客数データ<!--を半分にした値--></ref>
|3,000.0
|54,000
|54,000
|-
|[[2015年]](平成27年)
|7,900
|4,273.2
|1,564,000
|1,575,000
|-
|[[2016年]](平成28年)
|9,698
|5,424.7
|1,980,000
|2,013,000
|-
|[[2017年]](平成29年)
|11,044
|6,115.1
|2,232,000
|2,268,000
|-
|[[2018年]](平成30年)
|11,374
|6,290.4
|2,296,000
|2,322,000
|-
|[[2019年]](令和元年)
|11,824
|6,628.4
|2,426,000
|2,454,000
|}
== 駅周辺 ==
<!--チェーン店を含む飲食店、コンビニ、個人商店、娯楽施設等は記載しない-->
193 ⟶ 236行目:
西隣に[[市営基町高層アパート|県営長寿園高層南アパート]]2号館があり、北アパート南側も最寄り駅になる(南アパート1号館は[[城北駅]]が最寄り、北アパート北側は[[白島駅]]が最寄りになる)。また、駅周辺は低層・高層の住宅が建ち並ぶ。
 
駅東側から[[白島停留場|白島電停]]([[広島電鉄白島線]]・当駅からは約600m離れている)にかけての一帯は[[白島商店会]]のエリアに当たる。
 
* [[白島キューガーデン]]
 
また、JR線利用の場合は以下の施設も最寄り駅に当たる。
* [[広島城]]
* [[日本郵便]]中国支店
205 ⟶ 246行目:
* [[広島中央警察署]]基町交番
* [[広島市立基町高等学校]]
* [[広島市立白島小学校]]
* [[広島市立基町小学校]]
* [[安田女子中学校・高等学校]]・[[安田小学校]]
297 ⟶ 338行目:
|-
| 33G,72G,73G || 広島交通・中国JRバス || (急行便)(広島バスセンター・合同庁舎経由)広島駅 || 平日朝ラッシュ時のみ運行
|}
 
== 利用状況 ==
以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。JRでは「1日平均乗車人員」を、アストラムラインでは「1年毎乗車総数」と「1年毎降車総数」の情報を公開している。アストラムの1日平均乗車人員データは、年度毎の乗車総数を365(開業年度の2014年度は実営業日数の18、閏年は366)で割った値を小数点2位を丸めて小数点1位の値にした物である。アストラムラインのデータは1,000で丸めて提供されているので、1年毎ではプラスマイナス500の誤差があり、1日当たりでは1.4人程度の誤差が発生する。
 
{| class="wikitable" style="text-align:right;"
|-
!rowspan="2"|年度
!colspan="1"|JR新白島
!colspan="3"|アストラムライン新白島
|-
!rowspan|1日平均<br />乗車人員
!rowspan|1日平均<br />乗車人員
!rowspan|1年毎<br />乗車総数
!rowspan|1年毎<br />降車総数
|-
|[[2014年]](平成26年)
|6,813<ref name="joukou-data">国土数値情報 駅別乗降客数データ<!--を半分にした値--></ref>
|3,000.0
|54,000
|54,000
|-
|[[2015年]](平成27年)
|7,900
|4,273.2
|1,564,000
|1,575,000
|-
|[[2016年]](平成28年)
|9,698
|5,424.7
|1,980,000
|2,013,000
|-
|[[2017年]](平成29年)
|11,044
|6,115.1
|2,232,000
|2,268,000
|-
|[[2018年]](平成30年)
|11,374
|6,290.4
|2,296,000
|2,322,000
|-
|[[2019年]](令和元年)
|11,824
|6,628.4
|2,426,000
|2,454,000
|}
 
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== 関連項目 ==
* [[日本の鉄道駅一覧]]
* [[広島シティネットワーク]]
* [[広島高速交通広島新交通1号線]]
 
== 外部リンク ==