「そして誰もいなくなった」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m →‎各国のテレビドラマ: Wikipedia:記事どうしをつなぐ#リンクの冗長・繰返し「同一語に対してすべての出現箇所でリンクしないでください」に基づき、「イギリス」「テレビドラマ」「レバノン」の後出のリンクを除去。
編集の要約なし
342行目:
[[File:TenLittleIndians 1 (27527308795).jpg|thumb|戯曲のエミリー・キャロライン・ブレントが死亡して、犯人捜しの議論している一場面]]
; [[そして誰もいなくなった (戯曲)|And Then There Were None]]
: ''And Then There Were None''は、1943年にアガサ・クリスティ自身が脚本を書いたイギリスの[[戯曲]]である<ref>{{cite book |last=Christie |first=Agatha |title=The Mousetrap and Other Plays |page=2 |publisher=HarperCollins |year=1993 |isbn=0-00-224344-X}}</ref>。原作小説とあらすじが異なり、童話の歌詞の最後の文を「He got married and then there were none」に変更して、フィリップ・ロンバードとヴェラ・エリザベス・クレイソーンの登場人物の罪状を修正した上で、2人が生き残る脚本となっている。
; ''Ten little niggers''
: ''Ten little niggers''は、1944年に[[ダンディー・レップシアター]]が上演した戯曲である<ref>{{cite web |author= |url=http://www.ibdb.com/production.asp?ID=1316 |title=Ten Little Indians at Two New York City playhouses 1944-1945 |publisher=The Broadway League, including cast and characters |date= |accessdate=1 July 2018}}</ref>。脚本家アガサ・クリスティのクレジットを伴って、舞台で全ての登場人物が死亡する原作小説のあらすじを忠実に再現することを認められた最初の舞台・映像作品である<ref name=Dundee1944>{{cite web |url=http://special.lib.gla.ac.uk/sta/search/detaile.cfm?EID=14788 |title=Ten little niggers, stage production at Dundee Repertory Theatre |date=August 1944 |location=Dundee, Scotland |publisher=Scottish Theatre Archive - Event Details |accessdate=1 July 2018}}</ref>。1965年に再演している<ref>{{cite web |url=https://www.nls.uk/collections/british/theatres/place/?startRow=541&LOCALE=dundee&COM=1 |title=Ten little niggers staged at Dundee Repertory Theatre 1944 and 1965 |publisher=National Library of Scotland |accessdate=1 July 2018}}</ref>。
; ''And Then There Were None''
: ''And Then There Were None''は、2005年に{{仮リンク|ケビン・エリオット|en|Kevin Elyot}}が脚本を書いて{{仮リンク|ギールグッド劇場|en|Gielgud Theatre}}で上演された戯曲である。原作小説のあらすじに沿ってすべての登場人物が死亡する脚本である<ref>{{cite web |url=http://www.thisistheatre.com/londonshows/andthentherewerenone.html |title=And Then There Were None |department=Review |publisher=This Is Theatre |date=14 October 2005 |accessdate=1 July 2018}}</ref>。
 
=== 映画 ===
; ''[[そして誰もいなくなった (1945年の映画)|And Then There Were None]]''
: ''And Then There Were None''は、1945年に[[20世紀フォックス]]が制作した[[アメリカ]]の映画である<ref>{{cite book| last = Hurst| first = Walter| title = Film Superlist: Motion Pictures in the U.S. Public Domain (1940-1949)| publisher = Hollywood Film Archive| year = 2008| location =| pages =| url =| doi =| id =| isbn = 0-913616-27-3}}</ref>。邦題は「そして誰もいなくなった」。アガサ・クリスティ脚本の戯曲と同じく2人の登場人物が存命する脚本となっている。DVDが発売されている。
; {{仮リンク|姿なき殺人者|en|Ten Little Indians (1965 film)|label=''Ten Little Indians''}}
: ''Ten Little Indians''は、1965年の[[イギリス]]の映画である。邦題は「姿なき殺人者」。主演:ヒュー・オブライエン、シャーリー・イートン<ref>{{Cite web|url=http://www.asahi-net.or.jp/~hj7h-tkhs/jap_brief/jap_brief_indians.htm|title=姿なき殺人者 ★★☆(Ten Little Indians)|accessdate=2019-04-28|date=2003-07-19}}</ref>。舞台をロープウェイでしかたどり着けない山小屋に設定している。製作・脚本は{{仮リンク|ハリー・アラン・タワーズ|en|Harry Alan Towers}}。DVDが発売されている。
; ''[[そして誰もいなくなった (1974年の映画)|And Then There Were None]]''
: ''And Then There Were None''は、1974年にイタリア、フランス、スペイン、西ドイツの合作で制作された映画である<ref>{{Cite web|url=https://www.allcinema.net/cinema/13230|title=そして誰もいなくなった (1974)|publisher=[[allcinema]]|accessdate=2020-03-21}}</ref>。邦題は「そして誰もいなくなった」。舞台を[[イラン]]の砂漠に設定している。製作・脚本はハリー・アラン・タワーズ。
; ''[[Ten Little Indians (1987年の映画)|{{lang|ru|Десять негритят}}]]''
: ''1987年に{{lang仮リンク|ru|Десять негритят}}''(10人の小さな黒人)は、1987年に国営オデッサ映画スタジオ({{lang撮影所|ru|Одесская киностудия}}、現・オデッサ映画スタジオ非公開株式会社、[[ウクライナ]]・[[オデッサ|オデッサ市]])が制作した[[ソビエト連邦]]の映画である<ref>{{imdb title|tt0092879|{{lang|ru|Десять негритят}}}} 2018年8月11日閲覧。</ref>。小説版に基づいた脚本で10人全員が死亡する結末。題名や島名などを含め原作小説の初期版にほぼ準拠しているが、原作と異なり、ウォーグレイヴ判事の動機を殺人願望によるものとせず、また判事自身も本当に不当判決を言い渡した可能性を残す脚本とし、判事自身を「10人目の罪人」と見なすことができる形に一部改変している。[[黒海]]に面したウクライナ・ソビエト社会主義共和国[[クリミア州]]ガスプラ町の建築記念物「ラスチーブチネ・フニーズド(ツバメの巣)」近くの断崖上に、英国の孤島を再現した邸宅セットを建設して撮影した
; ''[[アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件|Ten Little Indians]]''
: ''Ten Little Indians''は、1989年に制作された[[イギリス]]の映画である。邦題は「アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件」<ref>{{Cite web|url=https://www.thecinema.jp/program/03193|title=アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件|publisher=[[ザ・シネマ]]|accessdate=2020-04-4}}</ref>。舞台を[[アフリカ]]の村に設定している。製作はハリー・アラン・タワーズ。
 
=== ラジオドラマ ===
; ''Ten Little Niggers''
: Ten Little Niggersは、1947年にエイトン・ウィテイカーが脚本を書いた[[ラジオドラマ]]である<ref name=RT>{{cite news|work=Radio Times|title=''Ten Little Niggers''|date=26 December 1947|issue=1263}}</ref>。12月27日に{{仮リンク|BBC Home Service|en|BBC Home Service}}の''Monday Matinee''で放送された他、12月29日に{{仮リンク|BBC Light Programme|en|BBC Light Programme}}の''{{仮リンク|Saturday Night Theatre|en|Saturday Night Theatre}}''でも放送された。
 
=== 各国のテレビドラマ ===
; ''Ten Little Niggers''
: ''Ten Little Niggers''は、1949年に[[BBC]]系で放送された[[イギリス]]の[[テレビドラマ]]である<ref name=RT1>{{cite news|work=Radio Times|issue=1348|page=39|author=BBC TV|date=20 August 1949|title=Ten Little Niggers}}</ref>。
; ''Ten Little Niggers''
: ''Ten Little Niggers''は、1959年に[[ITV (イギリス)|ITV]]系で放送されたイギリスのテレビドラマである<ref>{{cite news|publisher=ITV|work=Play of the Week|title=Season 4, Episode 20 'Ten Little Niggers'|date=January 13, 1959}}</ref>。
; ''Ten Little Indians''
: ''Ten Little Indians''は、1959年に[[NBC]]系で放送された[[アメリカ]]のテレビドラマである<ref>{{IMDb title |tt0278766|Ten Little Indians}} 2018年8月11日閲覧。</ref>。
; ''Zehn kleine Negerlein''
: ''Zehn kleine Negerlein''は、1969年に[[ZDF]]系で放送された[[西ドイツ]]のテレビドラマである<ref>{{IMDb title |tt1014692|Zehn kleine Negerlein}} 2018年8月11日閲覧。</ref>。
; ''Achra Abid Zghar''
: ''Achra Abid Zghar''は、1974年に{{仮リンク|Télé Liban|en|Télé Liban|label=TL}}系で放送された[[レバノン]]のテレビドラマである
; ''Achra Abid Zghar''
: ''Achra Abid Zghar''は、2014年に{{仮リンク|Murr Television|en|MTV (Lebanon)|label=MTV}}系で放送されたレバノンのテレビドラマである
; ''[[そして誰もいなくなった (2015年のテレビドラマ)|And Then There Were None]]''
: ''And Then There Were None''は、2015年に[[BBC One]]系で放送されたイギリスのテレビドラマである原作にほぼ忠実に制作されているが、最終盤の真相アガサ・クリスティ誕生125周年明かす演出が異なっ記念しいる。原のエピローグを表現したシーンはカットされており、真犯人が死亡する直前に独白することで真相が明かされる
; ''{{仮リンク|Ils étaient dix''|fr|Ils étaient dix (mini-série)}}
: ''Ils étaient dix''は、2020年に全6話で放送された[[フランス]]の連続テレビドラマである<ref name=":0">[https://www.mystery.co.jp/programs/agatha_and_then_there_were_none_france そして誰もいなくなった フランス版 - AXNミステリー]、[[AXN#日本のAXN|AXNジャパン]]、2020年12月20日閲覧。</ref>。舞台を現代の[[カリブ海]]にある孤島とするなどアレンジされているが、基本となるプロットは踏襲されている<ref name=":0" />。
 
=== テレビ朝日のテレビドラマ ===
{{基礎情報 テレビ番組
|番組名=<small>二夜連続ドラマスペシャル<br />アガサ・クリスティ</small><br />そして誰もいなくなった
413行目:
本ドラマで登場した相国寺竜也などのキャラクターは、同じくアガサ・クリスティ原作ドラマの『[[パディントン発4時50分#日本のテレビドラマ(2018年)|アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜]]』(2018年3月24日)<ref group="注">『アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』ではラストシーンで主人公の天乃瞳子が乗る列車と相国寺の乗る列車とが並走し邂逅するだけで相国寺には役割はなく、相国寺の登場は翌日3月25日放送の『大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜』の前振りに過ぎない。</ref>と『[[鏡は横にひび割れて#日本のテレビドラマ(2018年)|アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル 大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜]]』(2018年3月25日)、『[[予告殺人#日本のテレビドラマ(2019年)|ドラマスペシャル アガサ・クリスティ 予告殺人]]』(2019年4月14日)にも登場する。
 
本作では、舞台を日本の絶海の孤島に移し、登場人物もすべて日本人に変更されている。また、年代設定も現代とし、原作にはない盗撮用の小型[[ビデオカメラ]]、新聞を届ける[[マルチコプター|ドローン]]、犯行を告白する[[SDメモリーカード]]といったアイテムが登場している。
 
==== あらすじ ====
562行目:
=== ビデオゲーム ===
; {{enlink|Agatha Christie: And Then There Were None|i=on|p=off|s=off}}
: ''Agatha Christie: And Then There Were None''は、2005年に{{enlink|The Adventure Company|p=off|s=off}}が作成したPCWindows用の[[アドベンチャーゲームである]]<ref>{{cite web|url=http://pc.gamespy.com/pc/and-then-there-were-none/ |title=Agatha Christie: And Then There Were None (PC) |publisher=GameSpy |accessdate=January 5, 2011 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110104182424/http://pc.gamespy.com/pc/and-then-there-were-none/ |archivedate=January 4, 2011 |deadurl=no |df= }}</ref>。プレイヤーはフレッド・ナラカットの兄弟という設定の「パトリック・ナラカット」を操作して証拠を集める。集めた証拠などに応じて4種類のエンディングが用意されている
 
== 影響を受けた作品 ==