「地球近傍小惑星」の版間の差分

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アポロ群とアテン群に分類される小惑星は公転軌道が地球の公転軌道と交叉しており、[[地球横断小惑星]]とも呼称される。また、その中でも特に衝突の可能性が高く、なおかつ衝突時に地球に与える影響が大きいと考えられる小惑星は[[潜在的に危険な小惑星]](Potentially Hazardous Asteroid・PHA)と呼ばれている。
 
=== アポロ ===
{{main|アポロ群}}
[[軌道長半径]]が1[[天文単位]]以上で[[近日点]]距離1.017天文単位以下の小惑星。1.017天文単位は地球の[[遠日点]]距離である。
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アポロ群に属する小惑星としては、(1566) [[イカルス (小惑星)|イカルス]]、(1862) [[アポロ (小惑星)|アポロ]]、(2101) [[アドニス (小惑星)|アドニス]]、(3200) [[ファエトン (小惑星)|ファエトン]]、(4179) [[トータティス (小惑星)|トータティス]]、(25143) [[イトカワ (小惑星)|イトカワ]]、(69230) [[ヘルメス (小惑星)|ヘルメス]]などがある。
 
=== アモール ===
{{main|アモール群}}
軌道長半径が1天文単位以上で近日点距離が1.017天文単位を超え1.3天文単位以下の小惑星。
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アモール群に属する小惑星としては、(433) [[エロス (小惑星)|エロス]]、(719) [[アルベルト (小惑星)|アルベルト]]、(1221) [[アモール (小惑星)|アモール]]などがある。
 
=== アテン ===
{{main|アテン群}}
軌道長半径が1天文単位以下で[[遠日点]]距離0.983天文単位以上の小惑星。0.983天文単位は地球の近日点距離である。
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なお、地球と非常に酷似した軌道を取る小惑星を、[[アルジュナ群]] (Arjuna asteroid) と呼ぶことがある(ただし、"Arjuna"という名の小惑星は21世紀初頭時点では存在しない)。例として、{{Mpl|2002 AA|29}}などがある。そのうちのいくつかは、地球から見てまるで衛星のように振舞うことから[[準衛星]] (Quasi-satellite) と呼ばれる。
 
=== アティ ===
{{main|アティラ群}}軌道長半径が1天文単位以下で[[遠日点]]距離0.983天文単位未満の小惑星。0.983天文単位は地球の近日点距離である。
アティラ群の小惑星の軌道は地球の軌道とは交差しておらず、完全に地球の軌道に収まっている。例として、[[アティラ (小惑星)|アティラ]]や[[2020 AV2]] などがある。この群に属する小惑星は非常に少ない。