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モデルは海外アニメ『[[ファンタスティック・フォー#宇宙忍者ゴームズ|宇宙忍者ゴームズ]]』の[[:en:Thing (comics)|ガンロック]]<ref>[[双葉社]]『好奇心ブック57 帰ってきた怪獣魂』34頁。</ref>。
 
; 主な肩書き
: キン骨マンの舎弟
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試合開始前には観客にオーバーマスクを放り投げ、観客の間で争奪戦となった。「エル・アホ〜メ軍団」という[[ファンクラブ]]があり、ファンの集いなどを開催している。オーバーマスクを獲得した中野和雄もファンクラブに入会した。オーバーマスクはファンの集いの時も投げており、『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では超人オタクのカオスが所有している<ref name="tag-3">ゆでたまご「“間隙の救世主”はアキバ系!?」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 03』81頁。</ref>。
 
カレクックと[[キン肉マンのタッグ#ジョイント・ナンバーワン|ジョイント・ナンバーワン]]というタッグチームを組んで、銀河系超人タッグのタイトルを保持していたことがある。また「究極の超人タッグ編」に登場する悪行超人、オルテガ、モアイドンとも組んで宇宙超人6人タッグチャンピオンとなった経歴を持つ<ref name="PB06-9">ゆでたまご「究極の超人タッグ名鑑 (9)」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 06』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2006年12月24日、ISBN 978-4-08-857463-9、143頁。</ref>。
 
超人ランキング〈人気超人の部〉では第4位にランク入りしていた<ref>ゆでたまご「車いすの少年の巻」『キン肉マン 第6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1981年4月15日、ISBN 978-4-08-851136-8、135頁。</ref>。
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第20回超人オリンピック編の終盤から登場し、決勝戦を観戦した。
 
モデルは、ロード・フレアース。
 
== アメリカ遠征編 初登場 ==
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: 死のイリュージョニスト<ref name="WPB27" />
 
=== ビューティー・ローデス / ビューティー・ロローデス ===
* 種別 - 正義超人 / ロボ超人(アニメ版)
* 出身 - {{USA}}・[[フロリダ州|フロリダ]]<ref name="bunpu">「キン肉マン超人分布ワールドマップ」『週刊少年ジャンプ』1984年16号綴じ込み付録、集英社。</ref>
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黄金のマスク編の決戦でリングを支えてた時には、金属製のマスクに口の部分が付けられていた。キン肉星王位争奪編の頃には、顔面が普通の顔に戻っていた<ref group="注釈">キン肉マン対悪魔将軍戦までは金属製のマスクをつけていたが、『キン肉マンII世』の究極のタッグ編(パートナーはスカル・ボーズ)では普通の顔に戻っていた。</ref>。
 
アニメ版では名前を'''ビューティー・ロローデス'''と改められ、皮膚の下は機械で覆われたロボ超人となっていた。こちらでは超人同盟のアメリカチャンピオン(しかし保持していたベルトは「WSC」のロゴ)としてキン肉マンとシングルで対戦。試合を圧倒的優位に進めていたが、キン骨マンの鳥もち弾がキン肉マンを外れ、ロローデスを誤射したことで顔の皮膚が剥がれ、機械超人の正体露出とともに怯み、48の殺人技「人間風車」を喰らい逆転負けを喫した。
 
モデル名前の由来[[ダスティ・ローデス]]<ref>{{Twitter status|yude_shimada|20344202104}}</ref>
 
; 異名
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J・スティムボードとも表記。超人評議会のレスラーで、超人協会・超人同盟とのタッグ戦にあたりフランスから呼び出された。テリーマンをゴリラと形容するほど口が悪い。タッグリーグ敗北後は超人同盟のやり方に反発し、苦戦するマシンガンズを応援した。その後、第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトの開会時や、黄金のマスク編の悪魔将軍戦でリングを支えた正義超人の一人として、また王位争奪戦決勝の際にネプチューン・メッセージを受けて大阪城を目指す正義超人たちの中にも顔を出していた。アニメ第一期には登場していない。
 
モデルはリッキー・スティムボード。
 
; 異名
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* 声 - [[山本百合子]](劇場版第二作) / [[富沢美智恵]](王位編) / [[高木早苗]](キン肉マンII世)
 
フルネームはホルモン・ビビンバ。ホルモン族出身で、女性超人である。父ホルモン・ヤーキによりキン肉マン打倒の刺客として送り込まれるが、キン肉マンの思いやりに触れて片想いする(『キン肉マンII世』ではキン肉マンの許婚と設定されている)。その後はキン肉マンについて地球まで行き、キン肉ハウスに押しかけ裸にエプロンの格好になったり、地球防衛軍に入ってキン肉マンの仕事を奪ったりとかなりのオテンバ振りを見せキン肉マンを困らせたりもしたが、後にキン肉マンの正式な妻となった。得意料理は特製の[[粥|オカユ]]<ref group="注釈">『キン肉星王位争奪編マンII世』髪型を変えている。得意料理[[粥|オカユ]]、万太郎には「母上は牛丼カルビ物でが得意だが、それ以外の料理はまるでダメも言われてるが、一方で万太郎は別の時には牛丼とカルビ丼以外の豪勢な料理を想像して「帰還したら母上の手料理のご馳走をたらふく食べたい」とも言っている。</ref>
 
第21回超人オリンピック編では、残虐ファイトで勝ち上がる[[ウォーズマン]]の隠された優しさに気付き、ウォーズマンの計量前に重いベルトをプレゼントすることでベアークローを外させようとするなど、始終気に掛ける様子を見せた。
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: 好物 - ミルク金時
: 趣味 - [[スケート|アイススケート]]
 
; 異名
: 冷静沈着な南極超人<ref name="shot" />
 
=== ゴキブリかぞく ===
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=== 宇宙野武士(うちゅうのぶし) ===
* 種別 - 不明
* 出身 - 大宇宙のどこか
* 身長体重 - 230cm 180kg<ref name="zukan" />
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* 超人強度 - 25万パワー
* 年齢 - 10歳
* 主な必殺技 - スリーパーホールド、大きな古時計(スマートフォンゲーム『キン肉マン<ref マッスルショット』より)name="shot" />
* 声 - [[田中秀幸 (声優)|田中秀幸]]<ref name="cast" />
 
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* 年齢 - 2000歳
* 主な必殺技 - 恐怖の便器ながし、アリダンゴ、エラードスピン、ベンキーヤウォッシング
: (以下、『キン肉マン マッスルグランプリ』シリーズより。)
: ウンがついてるぞ!
: 流れてしまえ!
: 汚れを落としてやる!
: 臭い三連撃
: 詰まらないものですが!
: ホントに詰まらないものですが!!
: 汚れは飛んでいけ!!
: 手は洗って清潔に!
: 七年殺し
: 恐怖のベン・・・?
* 声 - [[二又一成]]
 
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* 声 - 佐藤正治<ref name="cast" />
 
[[キングコブラ]]の被り物を着けた超人で、全身が[[ロウソク]]でできている。当初はキン肉マンと戦う前にもかかわらずキューブマンとチエノワマンの戦いに一緒に野次を飛ばしたり、ずっこけたりしていた。
 
ロウを相手に浴びせて、身動きを取れなくして、頭部のコブラで止めを刺す戦法を得意とする。キン肉マンの苦し紛れの言葉にも「汚いほどいいダシがでてうまい」と答えていた。
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* 種別 - 完璧超人
* 声 - 小野健一(PS2ゲーム『[[キン肉マン マッスルグランプリ|キン肉マン マッスルグランプリMAX]]』)
伝説に語られる'''裁きの神'''。ラーメンマン、モンゴルマンと同様の弁髪姿。兄弟喧嘩を続けるゴールドマンとシルバーマンに剣を渡し、決着をつけさせた。この勝負により両者とも命を落とすことになった。
 
完璧超人始祖としてのジャスティスは[[#ジャスティスマン|ジャスティスマン]]の項を参照。
 
=== キン骨オババ(キンこつオババ) ===
* 種別 - 不明
* 出身 - ドクロ星<ref name="gc" />
* 超人強度 - 2万パワー<ref name="gc" />
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寄生虫サタンクロスは、完璧マッスル・スパークの威力に驚愕し敗北を認めた後、キン肉マンのディフェンドスーツが真っ赤に染まるほどの吐血をするが、それを見たサムソンは「私の息の根を止めるんだ」とキン肉マンに懇願。その理由は、不完全な血の鎧では血縛りの門を突破できないためであった。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで、寄生虫サタンクロスは復活し、サムソンも再びサタンクロスとして合体して、ソ連(現[[リトアニア]])[[シャウレイ]]の[[十字架の丘]]に到着した三体の[[#超神(ちょうしん)|超神]]と[[キン肉アタル|キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)]]と[[ブロッケンJr.]]たちの前に、出現する。そして、安寧の神こと超神ザ・ナチュラルと対戦する。寄生虫サタンクロスを消し去られて改めて超人レスラーのサムソンとして戦うが、その最中に[[アシュラマン]]がその場に到着し、魔界から無断で出たのはかつて知性チームの一員として悪行を働いたことへの禊として超神との戦いに赴いた決意を語り、ザ・ナチュラルとの戦いを続けるが必殺技「クアドラプルバスター」をザ・ナチュラルに破られた上に、ザ・ナチュラルの必殺技「ナチュラルボーンクラッシュ」をくらってしま敗北する。そして、預かっていたカピラリアの欠片をザ・ナチュラルに奪われた上に、十字架に磔にされる。すぐにアシュラマンが救助しようとするが、既に致命傷を負っていたサムソンはアシュラマンに、自身の試合を最後の特別講座の授業として超神たちとの戦いの参考にし、超人界の未来を託すと告げて、息を引き取った。
 
ゆでたまごによると、サタンクロス自体はシングル戦でツープラトンが見せられるのは面白いと出して考えて出した超人であり、アシュラマンとの因縁はテーマを与えるため。またアシュラマンとはまた違う形で、手足が多く、複雑なパーツが多いためあまり描きたくないとも語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.31 サタンクロス」『キン肉マン 第31巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870755-6、186-187頁。</ref>。
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* 超人強度 - 5200万パワー
* 年齢 - 不明
* 主な必殺技 - レインボー・シャワー、クリスタル・コンパス、キャンバス・ソーサー、キャンバス手裏剣、血風観覧車、背面大圧壁、地獄の三重殺・超人デコレーション・ツリー(フェニックス、マンモスマンとのタッグ技)、ベルリンの赤い雨、プリズムシュピーゲルクラッシュ
* 声 - [[山口健]] / 田中亮一(王位編35話 - )
 
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; 主な肩書き
: 知性チーム・中堅(準決勝)→次鋒(決勝)
 
; 異名
: 七色の痩身男<ref name="shot" />
 
==== ジ・オメガマン ====
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=== 強力チーム ===
強力の神が乗り移ったキン肉マンビッグボディが集めたチーム。巨漢揃いのメンバーは強力超人とも呼ばれる。1回戦で知性チームと対戦するが、マンモスマン1人に実質4人抜きされ、大将戦でも手も足も出ないまま瞬殺されるなど惨敗を喫した。ビッグボディもメンバーも不甲斐ない姿を見せてしまったことを互いに申し訳なく思い、次の戦いでは相手のために捲土重来を期して死力を尽くすなど、メンバー間の結束は非常に強い。
 
==== キン肉マンビッグボディ(ストロングマン) ====
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* 出身 - [[Image:Flag of KKF.svg|24px|border]] キン肉星 / {{CAN}}
* 身長体重 - 245cm 215kg
* 超人強度 - 100万パワー(ストロングマン)⇒1)→1億パワー(ビッグボディ)
* 生年月日 - 地球時間で1960年4月1日<ref name="barth" />
* 年齢 - 24歳
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アニメではわずかに戦う姿が描写されたが、フェニックスからは「プロレスごっこ」と酷評された。エピローグにて、キン肉マンの[[キン肉マンの技一覧#光線・ビーム系の技|フェイス・フラッシュ]]で他の運命の王子や超人たちと共に復活した。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、キン肉マンスーパー・フェニックスたちと共に運命の四王子の一人としてサグラダ・ファミリアに現れる。五大城決戦では、中国の[[紫禁城]]にてギヤマスターと対戦、メイプルリーフ・クラッチを決めて勝利する。王位争奪編ではほとんど良い所が描かれないまま倒されたが、本編では強力チームのメンバーを仲間と呼んで彼らの信頼に報いるために勝利を飾ろうと奮戦したり、倒したギヤマスターにも止めは刺さず軒轅星に潰された際には助けようとするなど、義理人情を重んじる好人物であることが明らかになった。また、基本的なファイトスタイルは深く考えず真正面から豪快に技を繰り出す単純明快なものだが、ギヤマスターの発言から心の奥にある恐れを見抜いたり、ギヤを封じるために機転を利かせたりといった高い洞察力も見せていた。実は強力の神から、超人たちを死滅させるために必要な108のカピラリアの欠片(ピース)の話を聞いていて、オメガ・ケンタウリの六鎗客編の終盤で[[#調和の神(ちょうわのかみ)|調和の神]]をリーダーとする超人殲滅派の神々が地上に下天して襲来したことを察知する。
 
そして、調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、超神たちが近くにある中国の[[秦始皇帝陵及び兵馬俑坑|秦始皇帝陵]]に降り立ったのを見て、負傷した状態で秦始皇帝陵に向かう。そして、超神の一体である超神ランペイジマンからカピラリアの欠片の情報を聞き出すための挑戦を受けようとする寸前で、兵馬俑から出現した[[運命の5王子#強力チーム(ビッグボディチーム)|強力チーム]]の面々に驚き、彼らが次々とランペイジマンに倒された後で瀕死の強力チームの面々を守るためにランペイジマンと激突する寸前で、モニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスの提案で超神たちが秦始皇帝陵から去った後で、フェニックスに強力チームの面々の命が救われたことに涙ながらに感謝した。そして、フェニックスからの提案で24時間後にイタリア・ローマのコロッセオに到着し、合流したフェニックスから超神たちと闘うためのタッグパートナーに指名される。そして、フェニックスとのタッグ「[[キン肉マンのタッグ#ゴッドセレクテッド|ゴッドセレクテッド]]」と超神イデアマンと超神ザ・ノトーリアスのタッグ「[[キン肉マンのタッグ#マイティハーキュリーズ|マイティハーキュリーズ]]」との試合では、当初はフェニックスの命令口調に反発するが、キン肉マンからの助言で自らの過ちに気づいたフェニックスと和解し、フェニックスとのコンビ技「ゴッドブレス・リベンジャー」でマイティハーキュリーズに勝利する。そして、地上と天界を繋ぐ道である[[バベルの塔]]へ入る8名の超人を決める話し合いでは、ギヤマスターと超神タッグと二連戦による負傷からキン肉マンに後を託し、ザ・マンが現出させたバベルの塔への道を辿るキン肉マンをスーパー・フェニックスや[[アレキサンドリア・ミート]]と共に見送った。
 
ゆでたまごオリジナルであり、読者採用の超人ではない<ref>{{Cite news |title="ゆで原画"第14回! 3月4日発売『キン肉マン』最新JC66巻を読む前に...65巻をベストシーンでおさらい!|work=週プレNEWS|url=https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2019/02/25/108163/|date=2019-02-25|accessdate=2019-04-18}}</ref>。ゆでたまごによると、運命の5王子の中で最後にデザインしたキャラクターだが<ref name="re25">ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.25 キン肉マンビッグボディ」『キン肉マン 第25巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870749-5、186-187頁。</ref>、始めからやられ役としてであり、デザインも安直のやっつけ仕事で、さらには技すらも考えていなかったという。しかし、意外とファンが多かったらしい<ref>ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜キン肉星王位争奪編〜」『キン肉マン キン肉星王位争奪戦 (2) ソルジャー登場&ゼブラ決着編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2006年11月25日、ISBN 978-4-08-109305-2、546頁。</ref>。デザインの大元のイメージは[[鉄人28号]]<ref name="re25" />。ゆでたまごの中井義則は「正直に言うと描いていて大変だった奴がすぐ消えてくれて助かった」と語っている<ref>[[サンケイスポーツ]]特別版『キン肉マン新聞』より。</ref>。「キン肉マン超人総選挙2019」では10位にランクインしている<ref>{{Cite journal|和書 |editor=松丸淳生 |title=キン肉マン超人総選挙2019投票結果大発表 |journal=[[週刊プレイボーイ]] |issue= no.22|page=53 |publisher=集英社|date=2019-05-20}}</ref>。
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頭と両腕が[[ペンチ]]型をした勇猛果敢な超人。王位争奪サバイバル・マッチ1回戦、先鋒としてマンモスマンと対戦し得意技の「ペンチ・クロー」を出すが、顔を傷つけられ逆上したマンモスマンの「パワフル・ノーズブリーカー」により胴体を真っ二つにされ敗北した。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズでは、キャノン・ボーラーやゴーレムマンと共に兵馬俑から出現し、超神ランペイジマンに戦いを挑むが、ランペイジマンのパニッシュメントエングレイバーで胴体を貫かれて重傷を負う。その後、さらに兵馬俑から出現したレオパルドンもランペイジマンに倒されるが、モニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスからの提案で超神たちが秦始皇帝陵から去ったことで、フェニックスに命を救われた。
 
; 主な肩書き
1,652 ⟶ 1,642行目:
* 超人強度 - 460万パワー
* 年齢 - 24歳
* 主な必殺技 - レオパルドンパンツァーショット、ターンバックルクーゲル、地獄の砲弾、タンクシューター
* 声 - 川津泰彦
 
1,679 ⟶ 1,669行目:
* 超人強度 - 580万パワー
* 年齢 - 25歳
* 主な必殺技 - フロント・ネック・チャンスリードロップ、ジャイアントスイング、フライング・ニードロップ、ゴーレムスピアー、ゴーレムジャイアントスウィング、ゴーレム・ボディプレス<ref name="all" />
 
聖地エルサレムの「嘆きの壁」のようなボディを持つ巨大な超人。王位争奪サバイバル・マッチ一回戦ではキン肉マンチーム対飛翔チームが3試合を終える間、マンモスマンを相手に互角以上に渡り合う善戦を見せるが、マンモスマンの「ゴースト・キャンバス」により首を捻じ切られて絶命した。原作では、その死体はフェニックスの「デスボディ・シュート」により場外へと蹴り出され、テリーマンとロビンマスクをキン肉マンチームに合流させるための道具にされた。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで復活し、キャノン・ボーラーやペンチマンと共に兵馬俑から出現。超神ランペイジマンに戦いを挑むが、ランペイジマンのカシードラルボンバーをくらって敗北。外壁もかなり破損して大きなダメージを負いながらも、その後にさらに兵馬俑から出現したレオパルドンまでもランペイジマンに倒され瀕死の重傷を負ったため、ビッグボディが機転でランペイジマンに殺されかけていたレオパルドンを何とかリング外へ出したところをゴーレムマンがキャッチした。直後にモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスからの提案で超神たちが秦始皇帝陵から去ったため、命を救われることとなった。
 
読者投稿時の名前はゴーレマンで、「サンシャインの兄?」と書かれていた。身長体重の設定はサンシャインと同じ<ref name="WJP" />。
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* 超人強度 - 800万パワー
* 年齢 - 29歳
* 主な必殺技 - キャノン・ラリアート、キャノンラリアット、キャノンボム<ref name="shot" />
 
頭にヘッドギア状のパーツを装着した超人。王位争奪サバイバル・マッチ一回戦でマンモスマンと対戦し、マンモス・ラリアートに対し得意のキャノン・ラリアートを放ち、相討ちで両者ノックアウトとなる。実際にはフェニックスとビッグボディを直接対戦させるためのお膳立てを目的としたマンモスマンの演技でしかなかった。『キン肉マンジャンプ Vol.2』ではビッグボディのチームメイト中、唯一命拾いした超人と説明されている<ref>【キン肉マン ビッグボディの章】『キン肉マンジャンプ Vol.2』、2018年12月9日、集英社、99頁。</ref>。頭の装甲は[[タングステン]]合金製で非常に重い<ref name="zukan" />。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズでは、中国の秦始皇帝陵で兵馬俑からペンチマンやゴーレムマンと共に出現。超神ランペイジマンに戦いを挑むが真っ先に倒された。超神ランペイジマンに戦いを挑むが、得意のキャノンラリアットが通じず、逆に地面へ背中から叩きつけられてしまい、その衝撃からのダメージでダウンした。その後、さらに兵馬俑から出現したレオパルドンもランペイジマンに倒されるが、キャノン・ボーラーは「オレたちは一蓮托生」と瀕死の重傷を負ったペンチマンに肩を貸しながら、強力チーム全員でランペイジマンとの激突を覚悟する。しかし、直後にモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスが提案して超神たちを秦始皇帝陵から去らせたため、キャノン・ボーラーたち強力チームはフェニックスに救われた。
 
『キン肉マンII世』の超人オリンピック組み合わせ抽選会で、抽選用の巨大パチンコに他の正義超人と一緒にキャノンボーラーの顔も写されている。
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* 出身 - [[Image:Flag of KKF.svg|24px|border]] キン肉星 → {{DDR}}<ref name="ReferenceA"/> / {{BRD}}
* 身長体重 - 197cm 102kg
* 超人強度 - 87万パワー(ソルジャーマン)⇒1)→1億パワー(ソルジャー)
* 生年月日 - 地球時間で[[1960年]][[4月1日]]<ref name="barth">ゆでたまご「運命の子供たち!!の巻」『キン肉マン 第24巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年2月15日、ISBN 978-4-08-851804-6、18頁。</ref>
* 年齢 - 24歳
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=== フェニックス太郎 ===
* 種別 - 超人
* 出身地 - キン肉星
 
キン肉マンスーパー・フェニックス(フェニックスマン)の父親。行方不明のキン肉スグルの代わりにキン肉星の新たな王子を決めるための格闘技大会にフェニックスマンが出場した日、建設現場で事故死。これにより、フェニックスマンは決勝戦を辞退し、新たな王子もスグルが見つかったことでなかったことになった。
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=== 墓守鬼(はかもりおに) ===
* 種別 - 不明
* 出身 - 超人墓場<ref name="gc" />
* 声 - 岡和男(ボス鬼)
1,952 ⟶ 1,940行目:
 
=== キン肉星第8超人病院院長 ===
* 出身 - キン肉星
 
キン肉マンや運命の5王子たちが産まれたキン肉星第8超人病院の院長。[[運命の5王子#キン肉マンチーム|キン肉マンチーム]]と知性チームの決勝戦の最中、偽王子の証拠であるレントゲン写真を狙う知性チームの刺客により病院を荒らされ、自身も重傷を負うが、秘密の金庫に隠していたレントゲン写真を守りぬき、病院に足を運んだミートに金庫の鍵を託して息絶えた。アニメ版では、病院の話はカットされたために登場しなかった。
 
1,965 ⟶ 1,951行目:
* 身長体重 - 290cm 320kg
* 超人強度 - 9999万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - 無欠雁字搦め、冥府頭壊手審判のロックアップ、零の悲劇、武道岩砕クロー([[週刊プレイボーイ|週プレNEWS]]連載時は武道鉄拳)、ワンハンド・ブレーンバスター、完武・兜砕き、ダブルニークラッシャー、超人圧搾機、冥府頭壊手、硬度10ダイヤモンドパワー、無欠雁字搦め、完璧・零式奥義 千兵殲滅落とし
 
[[完璧超人#完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)|完璧・無量大数軍]]のリーダー格であり、最古参メンバー。“完武”の異名を持つ。口癖は「グロロ〜」<ref name="enma">ゆでたまご「属性別超人名鑑 零 完璧超人篇」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』13-53頁。</ref>。正義超人・悪魔超人・完璧超人の間で行われた三属性超人不可侵条約を撤回させるために現れ、ネプチューンマンの代表権を認めず、三属性超人不可侵条約の撤回を要求し条約文を燃やした。剣道の面や防具と袴を身につけた巨漢で、[[ネプチューン・キング|ビッグ・ザ・武道]]とほぼ同一の姿だが別人。仮面の奥の目は常に充血しており、超人界の現状に果てしない憤りを感じている。完璧超人の掟には特に厳しく「カタブツ」と無量大数軍からも言われるほどの苛烈な性格だが、実力や気概を認めた相手に対してはたとえ下等超人であっても敬意を払う一面を持つ。自らをあらゆる超人格闘技の“道”を知る完璧なる武士(もののふ)超人と称し、皮膚自体が強靭で固い鎧を纏っているようなものだと豪語している。
1,981 ⟶ 1,967行目:
敗北後は悪魔将軍やシルバーマンが選んだ道に納得し、悪魔将軍の介錯を受け入れる覚悟だったが、間に入ったキン肉マンの説得を受けた悪魔将軍から"二度と超人墓場から出ないこと"、"不老不死を永久に廃止すること"を条件に生かされる。その後、ネメシスとピークア・ブーに連れられながら「自身は一線を退くが再び過ちを犯すことがあれば完璧超人が粛清に現れる」とキン肉マンに忠告して、超人墓場へ帰還する。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、サタンが超人墓場に強力な結界を張ったために閉じ込められ、[[超人墓場#閻魔の部屋|超人閻魔の玉座]]からキン肉マンたちとオメガ・ケンタウリの六鎗客の試合の様子を見ている。そして、ジャスティスマンが大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にジャスティスマンがザ・マンから聞いた更なる危機についての話を聞くために、ジャスティスマンがキン肉マンたちやオメガマン・アリステラたちを超人墓場まで連れてきたことで、超人閻魔の玉座の周囲に鉄格子を張り巡らせているのは二度と超人墓場から出ることはないという決意の表れとして行っている上で、ストロング・ザ・武道の装束も封印したとキン肉マンたちに語った。そして、天界にいた頃の神としての名前が「'''慈悲の神''''''じひのかみ'''」であったことと、その頃に優秀な超人たちを生かそうとする勢力を束ねていた自身と対立していた、調和の神をリーダーとする超人を絶滅させようとする勢力があったことを語った後で、自身が神の座を降りて一超人になる(カピラリア大災害が引き起こされる)直前に二度と神の気まぐれで超人たちが絶滅されないように、カピラリア光線を全宇宙に照射できる唯一無二の装置を、自身を含めた108人の神たちに分け与える提案を行ったことを語った。そして、レコード盤の中のカピラリアの欠片をキン肉マンたちに見せると、大魔王サタンが今回実体化したのはこのカピラリアの欠片を盗み出すためだったことも語り、近い将来に調和の神とその一派が全宇宙の超人たちを死滅させるために下天して地上に襲来するだろうと予言する。そして、太古にオメガの民たちを地球から追いやったのは、オメガの民たちが神を目指そうとしていたことがキッカケであり、神々の超人たちに対する目が厳しかった時代だったこともあり、調和の神ら超人殲滅を目論む一派に、殲滅の大義名分をもたらす危険性があったため、それを阻止するためにオメガの民を殲滅するふりをして、オメガの宗家を宇宙に逃がすためであったことも語った上で、そのことがさらにオメガの民たちに苦労を与える結果となってしまったことをアリステラたちに謝罪した後で、星から超人パワーを抽出する装置である禁断の石臼をアリステラたちに譲って、禁断の石臼を逆に作用させればアリステラたちの超人パワーを滅びつつあるオメガの星に注入することでオメガの星を救えるであろうと語った。
 
調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、元は神であったことからいち早く超神たちの気配を察知し、[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]と知性の神の提案で十二12体の超神が3体ごとに4つの場所に向かったことで、キン肉マンたちやテリーマンたちと軍議を行って、それぞれに自身が察知した超神たちの行き先を告げる。
 
ゆでたまごの中井は、フィギュア製作メーカー「CCP」によるビッグ・ザ・武道のフィギュアにインスピレーションを受けたため、同じ容姿の新超人として登場させたと語っている<ref>ゆでたまご・中井義則「第一章 『キン肉マン』との不思議な縁 漫画から生まれたものが、漫画に新たなヒントをくれる」『生涯現役、火事場の漫画仕事術』ワニブックス、2012年12月25日、ISBN 978-4-8470-6538-5、27頁。</ref>。
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超人墓場へ侵攻し完璧超人始祖を全滅させようとする、かつての同志・悪魔将軍(ゴールドマン)と戦わなければいけないことに哀しんでいたが、番人としての使命を守るため対戦する。左手のカレイドスコープドリルは硬度10のダイヤモンドパワーに変質させることができると豪語するが、悪魔将軍からは「ダイヤモンドパワーと呼べる代物ではない」と一蹴され、ダイヤモンドパワーの手刀に叩き折られた。さらに当時から全く進化していないと告げられ、進化した力との差を見せつけられ地獄の断頭台を受けて敗北し、死亡した。
 
過去にはキン肉族を捨て、完璧超人を目指したネメシスとも闘ったことがあり、硬度10の「カレイドスコープドリル」を使った猛攻で圧倒するが、ネメシスが使用した肉のカーテンからシルバーマンの面影とネメシスの素質を見出し、完璧超人として認め転生させた。さらに、超人閻魔(ザ・マン)とマグネット・パワーの情報収集のために超人墓場に来訪したジ・オメガマン(オメガマン・ディクシア)とも対戦し、その実力を認めて超人墓場への入山を許可した。
 
完璧超人始祖を超人墓場から外の世界に出入りさせないための役割もしており、たびたび下等超人の粛清を主張していたガンマンからは「カタブツ」呼ばわりされ疎まれていたが、アビスマンからは好かれていた模様。
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「超人が神さえ超える存在になる」と掲げるゴールドマンとシルバーマンの思想を理解できず、また感情で動かされることについても地上を混沌に逆戻りさせる罪であると考えている。ただしゴールドマンとは完璧超人を離脱することを打ち明けられるなど親しかったこともあり、自身が結果として二人を殺し合わせたことには後ろめたさも感じている。その他の超人たちについては寿命に「永遠」がなく終わりがあるという理由から「完璧」と認めず卑下している。また弟子であったミロスマンが負けたことについては「敗者に興味はない」と完全に見限っている。一方[[アシュラマン]]からは大昔に悪魔超人と正義超人それぞれの指導者であるゴールドマンとシルバーマンの首を斬り合わせたことで、ジャスティスマンのせいで全ての地上の超人の進歩は数万年単位で遅れたと言われている。
 
兜の先に繋がっている"裁きの天秤"は相手の罪の重さを量ることができ、これによってアシュラマンの実力を裁いたが決着がついてもなお天秤は均衡を保っており、アシュラマンの罪は認められなかった。このことからサイコマンには信念を乱されつつあることを指摘されており、テリーマン戦を途中棄権したことからついに「私の邪魔をする天才」とまで言われる。
 
かつて弟子のミロスマンが敗れて両腕を奪われた地である魔界に姿を現し、悪魔六騎士の一人アシュラマンと対戦する。アシュラマンの6本の腕を生かした攻撃を数々をことごとく見切り、圧倒的な力の差を見せつける。自らの腕を捨て去り、死亡した悪魔超人の腕を使用して反撃に出たアシュラマンの増大し続ける力に驚きながらも必殺技ジャッジメント・ペナルティでアシュラマンの三面と6本の腕を粉砕して勝利を収めた。
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シルバーマンがサイコマンを破り全てのダンベルが揃ったことにより、始祖としての役目を終えて超人たちに未来を託して消滅するはずだったが、ダンベルのシステムをサイコマンが作り変えていたことによって生きながらえる。サイコマンとシルバーマンの消滅を見届けた後、テリーマンから正義超人と共に歩むように求められたがそれを拒否し、自分にできる新たな役割を探すために戦いの決着を見届けることなく旅立った。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、サグラダ・ファミリアに向かうキン肉マンと[[アレキサンドリア・ミート|ミート]]の眼前にワープゾーンを出現させて気付かれずに手を貸した後、どこかへ飛び去った。そして、関ヶ原でオメガ・グロリアスがフルメタルジャケッツに敗北した後に、アリステラたちを制裁するために実体化した大魔王サタンに裁きを下すために上空から出現し、大魔王サタンと対戦する。そして、完璧・陸式奥義ジャッジメント・ペナルティで大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にザ・マンから聞いた更なる危機についての話をキン肉マンたちに聞かせるために、ワームホールを開いてキン肉マンたちやアリステラたちを超人墓場へと連れていく。そして、帰還した超人墓場で亡骸が放置されているミラージュマンとアビスマンとペインマンを埋葬する許可を墓守鬼たちに与えた後で、超人閻魔の玉座に座るザ・マンの周囲に鉄格子が張り巡らされているのを見て、実にザ・マンらしいと感想を述べている。
 
兜の先に繋がっている"裁きの天秤"は相手の罪の重さを量ることができ、これによってアシュラマンの実力を裁いたが決着がついてもなお天秤は均衡を保っており、アシュラマンの罪は認められなかった。このことからサイコマンには信念を乱されつつあることを指摘されており、テリーマン戦を途中棄権したことからついに「私の邪魔をする天才」とまで言われる。
 
登場時はラーメンマンと同じシルエットのデザインだったが、そのままでは昔のキャラクターは超えられないと考えられデザインが変更された<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第50巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年4月8日、ISBN 978-4-08-880406-4、188頁。</ref>。
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: 裁きの神と呼ばれた伝説の男<ref name="shot" />
: 一糸乱れぬ深碧の武人<ref name="shot" />
: 理想を見極める裁定者<ref name="shot" />
: 希望にあふれる未来の守護者<ref name="shot" />
: "聖なる完璧の山"への案内人<ref name="shot" />
 
==== ガンマン ====
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* 身長体重 - 231cm 208kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 95万パワー<ref>ゆでたまご「業火のスープレックス!!の巻」『キン肉マン 第70巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2020年3月9日、ISBN 978-4-08-882271-6、119頁。</ref>→8600万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - フィンガーストライク、フォーフィンガースプラッシュ、Ωアポカリプスクラッシュ、ジャイガンテグローブカッター、Ωハルマゲドンアベンジャー、プリズンアームロック、オメガハンドスティング、グロリアスサンクションクラッシュ、アンセンションギムレット、グロリアスエヴァンタイユ、グラッジミミックニードル、グロリアスグレイブヤードスプラッシュ、ブレーンズシャットダウンボンバー(マリキータマンとのツープラトン)
* タッグチーム - オメガ・グロリアス
 
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大魔王サタンと結託して(アリステラ自身は情報源と称している)サグラダ・ファミリアの地下に眠るサイコマンの研究所を狙い、オメガ・ケンタウリの六鎗客を率いてオメガ・ケンタウルス星団から地球に飛来する。その目論見を阻止しようと立ちはだかったウルフマンたち正義超人を前に、六鎗客へ彼らの惨殺指令を下す。また、ディクシアから正義超人に備わる友情パワーについての報告を受けており、その力の秘密も欲している。ベンキマンが友情パワーを発動させてギヤマスターを苦戦させた様子を目の当たりにしたことで、試合中のマリキータマンとルナイトにその力の秘密をさらに探るよう指令を下した。
 
運命の王子との戦いでは、日本・[[滋賀県]]の復活した[[安土城]]天守閣特設リングにてキン肉マンスーパー・フェニックスと対戦し、Ωハルマゲドンアベンジャーで勝利を収めた。そして、天守閣特設リングの下に隠された超人墓場へのワープソーンから突如現れた[[キン肉アタル]]と残虐の神の助力で大魔王サタンの張った結界から一人だけ解放された[[ブロッケンJr.]]が結成したタッグチーム・[[キン肉マンのタッグ#フルメタルジャケッツ|フルメタルジャケッツ]]とマリキータマンとのタッグチーム・[[キン肉マンのタッグ#オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]]との対戦が決定し、関ヶ原復活した浮遊立方体リングで対戦が始まる。そして、終盤でのアタルとの一対一でアタル式マッスル・スパークをくらってKOされ敗北する。そして、アタルの業火のクソ力を完全に吸収できなかったことに加えてパイレートマンの諫言もあって、遂に慈悲の心を受け入れる。しかし、その直後に現れた大魔王サタンが実体化し襲い掛かってきたところに、上空から出現した仇敵だと思っていた完璧超人始祖の一人ジャスティスマンによって助けられ、キン肉アタルに連れられてリング外へ避難する。そして、ジャスティスマンが大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にオメガの民が地球を追われた真相を知るために、ジャスティスマンに連れられて超人墓場へ向かう。そして、超人墓場の周囲に鉄格子を張り巡らせた超人閻魔の玉座に座るザ・マンから一連の真実を聞いた後で、アリステラたちに謝罪するザ・マンの言葉を聞いて涙する。そして、オメガの星を救うために必要な「[[超人墓場#禁断の石臼|禁断の石臼]]」を譲り受けて、近いうちに襲来するであろう調和の神とその一派との戦いで共闘することを約束する。
 
そして、調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、ザ・マンから「禁断の石臼」を持ってオメガの星へ帰還するように告げられ、オメガの星を救った後で地球に超神たちに対する助っ人として戻ってくるように頼まれて承諾する。
 
現在でこそオメガ宗家の当主として一族を率いる立場だが、幼少期は95万パワーというオメガの民として異常に低い超人強度のため、できそこないと揶揄され蔑ろにされてきた。しかしある日、自分が対戦相手の強さに合わせて超人強度を成長させていくことができる突然変異体であることに気付いてからはオメガの一族を背負う使命に目覚め、オメガ屈指の強者やディクシアとの闘いを経て8600万パワーもの超人強度を得るに至った。そのような生い立ちのため、ダメ超人からキン肉星の大王へと上り詰めたキン肉マンにはシンパシーを感じている。逆にディクシアを利用した挙句死に至らしめ、結果的にオメガ救済計画を狂わせたフェニックスのことは蛇蝎のごとく嫌っていたが、彼との闘いを経た後はある程度認識を改めている。
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; 主な肩書き
: オメガ一族現当主<ref name="shot" />
: オメガ宗家の跡継ぎ<ref name="shot" />
 
==== ヘイルマン ====
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* 身長体重 - 221cm 127kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 5500万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ブリザードハンド、フリージングリング、ヘイルブレス、フリージングボディ、ブリザードソード、ブリザードラリアット、グレイシャークラッシュ、ブリザードブレード、フリーズスクリューレーン、フリージングリングマキシマム、アイスウォールプリズン、ブリザードブロックハンマー
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。氷を自在に操る超人。口癖は「カキカキ」。軽口や相手を冷やかすような発言が多いが、仲間想いな一面もある。ヘイルは英語で「[[雹]]」の意味<ref name="zukan" />。
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; 異名
: 氷上駆ける惨殺者<ref name="shot" />
: 氷笑の吸血鬼<ref name="shot" />
 
==== パイレートマン ====
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サグラダ・ファミリア特設リングでカナディアンマンと対戦。カナディアンマンの祖国に対する誇りこそが彼にとっての宝だと見定め、それをこの試合で奪うことを宣言する。カナディアンマンが特訓で身に着けた技の数々を受けるも実力の差を見せつけて圧倒。カナディアンマンへジョリー・ロジャーの選択を突き付けるが、誇りを貫くことを選んだカナディアンマンの背骨をセントエルモスファイヤーによってへし折り勝利した。その際、スペシャルマンに謝罪するカナディアンマンの姿に、彼の誇りの在りかが別の場所にあったことを感じ取っていた。
 
運命の王子との戦いではソ連・スワローズ・ネスト城特設リングにてキン肉マンと対戦。巨体を活かしたパワーファイトにとどまらず、オメガの先祖の研究成果から疑似的なマグネット・パワー(本人によれば、「ただの真似事」「マグネット・パワーと呼べるほどの代物ではない」)をも操ってみせた。オメガの星を滅亡から救う最後の希望となり得る火事場のクソ力の謎を追い求め、その持ち主であるキン肉マンの力を引き出し、真価を見極めようとする。ウルフマンの声援で奮起したキン肉マンによる猛攻を受け止めきり、火事場のクソ力への失望とともに「ジョリー・ロジャーの裁き」で葬ろうとするが、彼の哀しみを感じ取ったキン肉マンが土壇場で発揮した更なる力に圧倒され、逆転のマッスル・スパークで敗北。敗北後、最後の火事場のクソ力はキン肉マンが自分たちオメガのために出した力だったことを悟り、ザ・マンへの恨みを捨てることこそが、オメガにとっての唯一の救いの道であることを理解した。そして、フルメタルジャケッツがオメガ・グロリアスに勝利した後に、敗北し打ちひしがれるオメガマン・アリステラに対して、自分の価値を自分で勝手に決めつけるなと苦言し、道に迷ったのなら船乗りである自分が道を指し示すと励ました。そして、ジャスティスマンが大魔王サタンの実体を粉々に砕いて勝利した後、太古にオメガの民が地球を追われた真相を聞くために、キン肉マンたちやアリステラたちと共に超人墓場へ向かう。
 
; 異名
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* 身長体重 - 260cm 1.2t<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 6200万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - ジェノサイドギヤ、ギヤチェンジハイスピード→ギヤハリケーン、地獄の二重殺、ギヤチェンジ→ハイパージェイノサイドモード、ストップ・ザ・ギヤ、リバースジェノサイドギヤ、アンティキティラ・ビーフケークプロセッサー
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。胸部に巨大な[[歯車|ギヤ]]を持つ大柄な超人。地球への思い入れが特に強く、ベンキマンやビッグボディにはオメガの民が地球本来の支配者であることを強く主張している。口癖は「ギュイギュイ」「ギシュギシュ」。
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* 身長体重 - 212cm 141kg<ref name="zukan" />
* 超人強度 - 8200万パワー<ref name="zukan" />
* 主な必殺技 - マリキータフリップ、マリキータフライング、ロールシャッハ・ドット、コキネリツイスター、ミミックニードル、テントウムシダマシクラッシャー、ウィングブックエンド、天道 羽根抜刀、マリキータウィング、エクスキュースナースープレックス、マリキータピカレスクギロチン、ロールシャッハ・インフリューエンス、シェルタリングピューパ、マリキータモルティング、マリキータピューパ二重殺、ウィングラッピングシャット、ウィングラッピングブレーンクラッシャー、マリキータエリコプテロ、マリキータデッドリーライド、グロリアスサンクションクラッシュ、アンセンションギムレット、グロリアスエヴァンタイユ、グラッジミミックニードル、グロリアスグレイブヤードスプラッシュ、ブレーンズシャットダウンボンバー(アリステラとのツープラトン)
* タッグチーム - オメガ・グロリアス
 
2,525 ⟶ 2,516行目:
サグラダ・ファミリアに姿を現した直後に若手正義超人のハロルドマンを惨殺。その後、サグラダ・ファミリア特設リングでカレクックと対戦する。アリステラの新たな指令を受け、カレクックに友情パワーを発動させようと執拗に攻め立てるが、残虐ファイトに徹して頑なに友情パワーを発動させないカレクックに対してアリステラの指令に背き、必殺技「天道羽根抜刀」でカレクックを両断して勝利を収めた。その後、指令に背いたことをアリステラに謝罪するが、状況から仕方ないことだったためアリステラに咎められることはなかった。
 
運命の王子との戦いではイタリア・[[カステル・デル・モンテ|デルモンテ城]]特設八角形リングにてキン肉マンゼブラと対戦し、ロールシャッハ・インフリューエンスで白ゼブラよりも弱い黒ゼブラの人格を引き出して試合を有利に進めて、人格を統合しながらも満身創痍なゼブラの真マッスル・インフェルノを打ち破って、マリキータデッドリーライドでゼブラに勝利する。そして、タッグチーム・'''[[キン肉マンのタッグ#オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]]'''の片翼としてパートナーのオメガマン・アリステラと共にキン肉アタルとブロッケンJr.のフルメタルジャケッツと関ヶ原の復活した浮遊立方体リングで対戦するが、フルメタルジャケッツのツープラトン技ナパームコンビネゾンをくらってKOされる。その後、オメガ・グロリアスが敗北した後で出現した大魔王サタンが制裁として放った鉄の杭からアリステラを守るために、身を盾にして鉄の杭に胸を貫かれたが、重傷を負いながらも生存しており、真実を知るために超人墓場へ向かおうとするアリステラを励まして気絶する。
 
原作担当の嶋田によると昆虫の超人を本格的に闘わせるのは初めてであり、40年分溜まった昆虫超人のアイデアのストックを惜しみなく注ぎ込んだという<ref>{{Cite news |title="ゆで原画"第15回! 5月2日発売『キン肉マン』最新JC67巻を読む前に...66巻をベストシーンでおさらい!!|work=週プレNEWS|url=https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2019/04/29/108709/|date=2019-04-29|accessdate=2019-07-21}}</ref>。
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=== スーパーマンロードの神 ===
* 種別 - 超人→
* 初登場 - 黄金のマスク編
* 声 - 二又一成
 
超人の神の一人。廃人同様になったジェロニモに三つの試練を課し、ジェロニモを超人として蘇らせた。元は超人で、かつて幼い頃のジェロニモ兄妹が村人から迫害されるのを救い、悪に屈しない心を教えていた。
 
原作では後に登場する超人の神のようなデザインだったが、アニメでは大幅に変えられていた。
 
『ディープオブマッスル!!』では、冷静かつ勇敢な大男だったという死んだジェロニモの父親に姿が似ていると語られている。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで、超神軍の一員の[[#進化の神(しんかのかみ) / ジ・エクスキューショナー|超神ジ・エクスキューショナー]]であることが判明する。
 
『ディープオブマッスル!!』では、冷静かつ勇敢な大男だったという死んだジェロニモの父親に姿が似ていると語られている。
 
=== 超神(ちょうしん) ===
調和の神を始めとする超人殲滅派の十二12体の神々が、地上に下天したことで神の姿を失う代わりに地上に適応するための新たな肉体と名前を得た集団の呼称。オメガ・ケンタウリの六鎗客編の終盤で、超人殲滅に必要な108個のカピラリアの欠片(ピース)を揃えるために、ザ・マンと邪悪五大神が所持する6個のカピラリアの欠片を奪う目的で、地上に襲来する。
 
==== 調和の神(ちょうわのかみ) ====
天界の神の一人で、超人たちを絶滅させようとする勢力のリーダー。太古に超人たちが荒れに荒れた時代に、優秀な超人たちを生かそうとする慈悲の神(後のザ・マン)の一派と対立する、調和の神率いる超人殲滅派は天界の最大勢力となり、る。カピラリア光線による全宇宙の超人絶滅が実行に移されそうになる直前に、慈悲の神が極僅かの優秀な超人たち(後の完璧超人始祖)を生き残らせる代償として神の座を捨てて一超人となって生き残らせる超人たちの指導者になると決めた後で、二度と神の気まぐれで超人たちが絶滅されないようにカピラリア光線を全宇宙に照射する唯一無二の装置を108の欠片へと分けて、神の座を捨てる直前の慈悲の神を含めた108人の神に預けることを慈悲の神が提案したことにより、超人絶滅を容易に実行できなくなった。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、超人を絶滅させるために大魔王サタンを唆してザ・マンの所持するカピラリアの欠片を奪ってくるように仕向けただけでなく、かつての慈悲の神が行った地上で実体を得るための下天を賛同した神たちと共に自ら実行し、オメガ・ケンタウリの六鎗客編終盤で地上に襲来する。移動の際は翼竜のような生物に乗って移動する。
 
中国の[[秦始皇帝陵及び兵馬俑坑|秦始皇帝陵]]でキン肉マンビッグボディと超神ランペイジマンが激突する寸前でモニター越しに介入してきた[[キン肉マンスーパー・フェニックス]]が、邪悪五大神が所持する5個のカピラリアの欠片とその情報をフェニックスが握っていることを聞いた後、出現した4つの大穴と滝の先につながる場所にカピラリアの欠片の情報源を24時間後に向かわせることを聞き、それがフェニックスと知性の神の企みによる仕業であることを見抜き、あえてその提案に乗って滝の大穴に飛び込む。
 
そして、辿り着いたローマのコロッセオのリングで「[[キン肉マンのタッグ#マイティハーキュリーズ|マイティハーキュリーズ]]」が「[[キン肉マンのタッグ#ゴッドセレクテッド|ゴッドセレクテッド]]」に敗れた後、キン肉マンスーパー・フェニックスからの問いにキン肉マンたちに地上と天界を繋ぐ道である[[バベルの塔]]に挑む資格ありと判断し、モニターに現れたザ・マンと会話した後、自身と敗れた超神イデアマンと超神ザ・ノトーリアスの3つのカピラリアの欠片をキン肉マンたちに渡し、合計8つのカピラリアの欠片を持つ8名の超人たちを選抜するようザ・マンに告げた後、バベルの塔へと飛び去った。
 
==== 戒律の神(かいりつのかみ) / ランペイジマン ====
* 種別 - 不明神→超神
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
* 主な必殺技 - パニッシュメントエングレイバー、カシードラルボンバー
 
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。口癖は「テトテト」。相手のことは「汝」、調和の神のことは「おぬし」と呼ぶ。中国の秦始皇帝陵で、やって来たキン肉マンビッグボディが知るカピラリアの欠片の情報を聞き出すために戦いを仕掛けようとする。しかし、兵馬俑から出現した[[運命の5王子#強力チーム(ビッグボディチーム)|強力チーム]]の面々がランペイジマンと交戦するも、ビッグボディ以外の全員に勝利する。そして、ビッグボディとの対決の寸前でモニター越しに介入してきたキン肉マンスーパー・フェニックスの提案に、調和の神が受け入れたことで4つの滝の大穴に飛び込んで、他の二体の超神と共にソ連(現[[トルクメニスタン]])[[ダルヴァザ]]の[[地獄の門 (トルクメニスタン)|地獄の門]]に移動し、[[ラーメンマン]][[ウォーズマン]]も到着した頃に飛来する巨大な氷の塊から、[[マンモスマン]]の出現を目撃する。また、強力の神と古い知り合いであることを明かしている。
 
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』にて採用された超人であり、採用時の名前はスクエアマン。ゆでたまごの嶋田は「そのまま出しても本編で活躍できる」とコメントしていた<ref>ゆでたまご「公式ファンブック特別企画 史上最大の読者超人大発表!!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』138頁。</ref>。
 
==== 憤怒の神(ふんぬのかみ) / バイコーン ====
* 種別 - 不明神→超神
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
 
* 主な必殺技 - バイコーンホルンスライサー、憤怒の二角獣落とし、ブラッドスクイーズホルン、ハイジャックホルンブリーカー、聖なる碑落とし、バイコーントリガーギムレット
 
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。「憤怒の念の先にある無限の恐怖」を信条としている。
 
口癖は「フェフェフェ」。中国の秦始皇帝陵でキン肉マンスーパー・フェニックスと知性の神の提案を調和の神が受け入れたことで、4つの滝の大穴に飛び込んで他の二体の超神と共に[[エジプト]][[ギーザ|ギザ]]の[[ピラミッド]]前に移動し、[[#プリズマン|プリズマン]]と戦闘を開始する。スフィンクス像の顔が損壊した真の理由が「大昔の愚かな下等超人の仕業」であることを明かし、この場所で改めて愚かな超人たちに神の力を示せることを誇らしげに語る。
 
超神のみが使用できるオーラを纏うことでレインボー・シャワーを無効化しており、「ブラッドスクイーズホルン」を繰り出してプリズマンの身を砕きに掛かる。しかし、プリズマンに声援を送るジェロニモが「超人もどき」だという言葉を聞き、ブラッドスクイーズホルンの拘束が一瞬緩み、その隙にプリズマンが脱出。さらにプリズマンが見様見真似で編み出したブロッケンJr.の「ベルリンの赤い雨」を背中に受け、初めて切り傷を負わされた。さらに傷口部分が脆くなり、プリズマンが再照射したレインボー・シャワーでダメージを受けた。しかしバイコーン自身は大した影響はないと言い切り、プリズマンに怒涛の連続攻撃を喰らわせて勝利を確信するが、直後に反撃を受けプリズマンの腕に胸を貫かれてしまう。プリズマンに背中の傷に至近距離からのレインボー・シャワーの一点集中で浴びせられ、とどめにマットに叩きつけられ敗北。神である自身が超人に敗れたことを信じられぬまま、「やはり超人はひとり残らず殲滅せねばならぬ」という言葉を残して消滅。超神の中で最初の脱落者となり、ランペイジマンからも嘲笑された。
 
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』にて採用された超人であり、ゆでたまごの嶋田は「角がカッコイイので気に入りました」とコメントしていた<ref>ゆでたまご「公式ファンブック特別企画 史上最大の読者超人大発表!!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』140頁。</ref>。
 
; 異名
: 怒れる二角獣<ref name="shot" />
 
==== 安寧の神(あんねいのかみ) / ザ・ナチュラル ====
* 種別 - 不明神→超神
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
* 主な必殺技 - ナチュラルチョークスラム、ナチュラルフェイス ニーシールド、ナチュラルフェイススパナ、ナチュラルボーンクラッシュ、ナチュラルショルダークッション
 
3,032行目:
==== 修練の神(しゅうれんのかみ) / コーカサスマン ====
* 種別 - 神→超神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
* 主な必殺技 - ムーンサルトクエルノ、スリートップ・クエルノブレード、巨角田楽刺し、ビッグクエルノタービン、クエルノブレードフリップ、クエルノボンファイヤー、エクストリームクエルノ
 
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。口癖は「ペギペギ」。自分のことは「余」と呼ぶ。
 
ソ連(現トルクメニスタン)ダルヴァザ 地獄の門の上に設置されたリングで、飛来する氷の中から出現した[[マンモスマン]]と戦闘を開始する。自慢の鎧と兜の三本の角「ビッグクエルノ」でマンモスマンを圧倒するが、マンモスマンの最後の必殺技「サンクション・ノーズ・フェンシング」をくらって敗北する。そして、リングから転落するところをマンモスマンに助けられるが、マンモスマンとの闘いでかつてのザ・マンの心境に得心したことで、マンモスマンの手を振り払って自ら落下することを選び、ランペイジマンともう一体の超神に忠告しながら炎に落下し死亡した。
 
; 異名
: 思い上がりを挫く神刀<ref name="shot" />
: 神話打ち砕く巨角の一閃<ref name="shot" />
 
==== 理性の神(りせいのかみ) / イデアマン ====
* 種別 - 神→超神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
* 主な必殺技 - ハーキュリースープレックス、イデアツイスター、硬度10ダイヤモンドパワー、フィギュアフォーティガークロークラッシュ、パラサイトストーム、リアルツインDDT(ノトーリアスとのツープラトン)
 
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。天界の頃から狂気の神とタッグを組んでおり、タッグ名は「[[キン肉マンのタッグ#マイティハーキュリーズ|マイティハーキュリーズ]]」。口癖は「ヌガヌガ」。
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==== 狂気の神(きょうきのかみ) / ザ・ノトーリアス ====
* 種別 - 神→超神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
* 主な必殺技 - 白虎回転蹴り、サーベルタイガースープレックス、サーベルタイガーデンス、ノトーリアス双頭斬刀刑、フィギュアフォーティガークロークラッシュ、パラサイトストーム、リアルツインDDT(イデアマンとのツープラトン)
 
天界の神の一人で、超人殲滅派の一員。天界の頃から理性の神とタッグを組んでおり、タッグ名は「マイティハーキュリーズ」。口癖は「ガゴガゴ」。[[トラ|虎]]を模したボディスーツを着用している。
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==== 進化の神(しんかのかみ) / ジ・エクスキューショナー ====
* 種別 - 神→超神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー→9999万パワー
* 主な必殺技 - ドリル・ア・ホール・スコップ、エクスキューショナーソード、ドリル・ア・ホール・スコップラリアット、エクスキューショナーシックルバスター
 
天界の神の一人で、超神軍の一員。地上と天界を繋ぐ道である[[バベルの塔]]の1階の門を預かっており、リアル・ディールズの先鋒として名乗りを上げた[[ジェロニモ (キン肉マン)|ジェロニモ]]と神の像の掌リングで対戦する。当初は、ジェロニモのことを知り尽くした戦法で試合を優位に進めるが、ジェロニモの喉が潰れてでも勝利するという覚悟を込めた「アパッチのおたけび」で形勢を逆転され、ジェロニモの新必殺技「ニュー・マシンガンズカウベルスタンピード」をくらって敗北する。
 
そして、勝利したジェロニモの口から超神ジ・エクスキューショナーが、かつてジェロニモを人間から超人に進化させた[[#スーパーマンロードの神|スーパーマンロードの神]]であることが明かされる。そして、超神軍とは様々な思惑を持った混成集団であり、かつて神が超人を創った理由は新たな神を創りだすためだったと語り、カピラリアの欠片が全部で108個なのは天界の神の席の数が108であるからで、神の数は時代により多少の増減を経ても最大で107で、決して108に到達することはなかったと語った。そして、慈悲の神(後のザ・マン)が他の神々に108番目の神の席に座る新たな神は自分たちで創り出そうと提案したことが、超人の誕生となったことを語った。ザ・マンが悪魔将軍に敗れたことを契機として、天界で超人の価値について新たな議論が巻き起こり、様々な意見が出尽くしたところで調和の神が超人の大粛清を提案し、その理由は新たな神の席に座る候補たる超人を創りすぎたことによる新たな神の資格を持つ超人の選抜のためであり、その他の「調和」を乱す可能性を持つ全てを滅ぼすためであったと語り終えると、ジェロニモと共にバベルの塔の最上階に転移していった。
そして、ザ・マンが[[悪魔将軍]]に敗れたことを契機として、天界で超人の価値について新たな議論が巻き起こり、様々な意見が出尽くしたところで調和の神が超人の大粛清を提案し、その理由は新たな神の席に座る候補たる超人を創りすぎたことによる新たな神の資格を持つ超人の選抜の為であり、その他の「調和」を乱す可能性を持つ全てを滅ぼす為であったと語り終えると、ジェロニモと共にバベルの塔の最上階に転移していった。
 
=== 100人の超人の神 ===
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界
* 超人強度 - 1億パワー
* 初登場 - キン肉星王位争奪編
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超人たちを自らの意思で作り出したとされる100人の神。キン肉マンの王位継承を支持した。ザ・マン(超人閻魔)とは同じ神々だった同士であり、超人たちの行いを知りながらキン肉マンを大王に任命したことを非難されていた。
 
そして、オメガ・ケンタウリの六鎗客編の終盤で地上に下天した十二12体の[[#超神(ちょうしん)|超神]]もこの中にいたことが、オメガ・ケンタウリの六鎗客編の後の新シリーズで調和の神によって語られた。
 
=== 知性の神(ちせいのかみ) ===
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アニメ版ではフェニックスを説得するフェニックスシズ子の命を狙い、残虐の神と合体して竜の姿となるが、テリーマンたちに阻まれた末、正義超人友情パワーの結界で敗北。真紅のマントに封印された。しかし、真の黒幕である超人閻魔は健在だったため、マントは完全な赤には染まらなかった。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では復活しており、調和の神の一派がこの世を揺るがす暗躍を始めたことから、辺境の星で開墾していたフェニックスマンの前に現れ、再びキン肉マンスーパー・フェニックスとなるよう告げる。そして、一連の情報を与えた。その後、オメガマン・アリステラに苦戦しているフェニックスマンに1億パワーを得させるために、再び憑依する。
 
先述した調和の神からは、「奔放すぎるところがあるのは難だが、無意味なことをする神ではない」と評されている。
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<!-- * 声 - 平野正人 -->
 
超人墓場の支配者。キン肉星王位争奪編では、超人墓場への入場許可証を発行したにもかかわらず蘇生したネプチューンマンの討伐に加えて、超人墓場からウォーズマンを脱走させたキン肉マンチームの皆殺しをオメガマンに依頼する。
 
完璧超人始祖編では、死んだ超人が魂だけとなり超人墓場に辿り着いた後に、その働きが認められてなおかつ蘇りを強く希望する者に対し厳しい審査を行なっているとされている。その正体は、太古の神々が全超人を粛清する際に唯一反対し、神の座を捨て優秀な超人のみを救出し、10人の完璧超人始祖を作り上げた人物「[[#ザ・マン|ザ・マン]]」である。キン肉マンが友情を超人界に必要以上に拡散し続け、それが恐ろしい力を同時に拡散させており、強くなったイレギュラー超人たちを制御できなくなると太古のような闘争の歴史が繰り返されることを危惧する。キン肉族とその影響を受けた全ての超人を殲滅する決断を下し、「[[#ストロング・ザ・武道(ブドー)|ストロング・ザ・武道]]」として他の完璧・無量大数軍と共に地球へ侵攻した。口癖は「グロロ〜」<ref name="enma" />。
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全ての超人たちの始まりである完璧超人始祖はヒーローの原点である「○○マン」という名前で統一されているが、その最大の根源である超人閻魔はそのこだわりをそのまま名前にし、男の中の男という意味で「ザ・マン」と名付けられた<ref>ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第51巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年7月8日、ISBN 978-4-08-880528-3、188頁。</ref>。
 
悪魔将軍はかつて崇高な理念を持っていながら私怨で動く今の姿を落ちぶれたと評しており、始祖たちも心の中では超人閻魔のことを認めていないために「あやつ」と呼ぶと看破している。本人が過去とは違う今の姿になってしまったのは、かつては弟子たちがいずれ自分を超えることを心待ちにし期待していたが、弟子たちが自分を超えること出来できなかったため、その期待が絶望と諦めに反転してしまったからであり、悪魔将軍は後に「不甲斐ない我らがザ・マンを追い詰めてしまった」と述べている。
 
; 異名
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=== 天の女王 ===
* 種別 - 神
* 出身 - 天上界<ref name="gc" />
* 超人強度 - 1億パワー<ref name="gc" />
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=== 大魔王サタン ===
* 主な必殺技 - サタニックソウル・ブランディング
* 種別 - 不明
* 初登場 - 7人の悪魔超人編
* 声 - 郷里大輔
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『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では悪の力に反応し、キン肉マンに黒後家蜘蛛の呪いをかける。その直後、ライトニングとサンダーによって切り裂かれ、大魔王すらも利用したことを感心しながらその場から消え去った。笑い声は「ギレラレー」。
 
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、正義・悪魔・完璧超人による大戦後を好機と考え自ら動き出し、アイドル超人がいるキン肉星のマッスルガム宮殿、悪魔超人がいる魔界、完璧超人がいる超人墓場に強力な結界を張って閉じ込めるなど、オメガ・ケンタウリの六鎗客に協力している。ゴールドマンに見限られてからは文字通り影を潜めていたとされるが、ゴールドマンのことは「自我を取り戻したから用はない」と吐き捨てている。笑い声は「ゲギョゲギョ」。そして、[[キン肉マンのタッグ#

オメガ・グロリアス|オメガ・グロリアス]][[キン肉マンのタッグ#フルメタルジャケッツ|フルメタルジャケッツ]]に敗れた後に現れて、オメガ・ケンタウリの六鎗客に手を貸していた理由はオメガマン・アリステラが自力で1億パワーを超える[[超人強度]]を習得して[[超人墓場]]へ侵攻し、ザ・マンに対峙した時点で自らの新たな依り代としてアリステラの肉体を乗っ取って、ザ・マンを倒してこの世を支配するためだったと明かし、失敗したアリステラを始末しようと放ったつ。鉄の杭をマリキータマンに防がれ、直接アリステラたちを始末するために実体化して襲い掛かるが、上空より現れた完璧超人始祖の一人ジャスティスマンにより妨害され、ジャスティスマンと交戦する。そして、ジャスティスマンの陸式奥義ジャッジメント・ペナルティをくらって実体が粉々になって敗北し、恨み言を吐きながら姿を消すと同時に超人墓場など三ヶ所に張られていた結界も解除された。その後、ザ・マンによって今回に限ってサタンが実体化した理由が、成功すれば神にしてやると調和の神に唆されてザ・マンの所持するカピラリアの欠片(ピース)を奪い取るためであり、ザ・マンに敵わないまでもカピラリアの欠片を盗み出すことはできるだろうと考えたためであることが語られた。
 
; 異名
: 降臨する悪の権化<ref name="shot" />
: 依り代なきディフェンダント<ref name="shot" />
 
== 地球人 ==
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* 声 - 戸谷公次
 
赤岩軍団を率いる城西署の'''赤岩'''という名の刑事で、2話のみ登場(『II世』の究極の超人タッグ編で、アニメ版に近い容姿にて観客席に再登場)。部下たちからは「赤さん」と呼ばれる。アニメ版では西隅田川署の刑事であり、“五分刈のダンナ”とも呼ばれる。事件が起こると部下の五分刈軍団を率いて登場する。マシンガンを乱射する癖があるが情に厚く涙脆い一面を持ち合わせ、試合中に感涙することもある。口癖は「○○の風が身に凍みるぜ……(○○にはその場所の地名などが入る)」。初期はキン骨マンたちを追いかけていたが、いつの間にか仲良くなりギャグキャラクターとして共にレギュラー化した。
 
当初はキン肉マンに対して冷たいとミートに言われていたが、後に試合中にキン肉マンたちが追い詰められると怒りをきたし、キン骨マンたちとともにリングへ駆け上がって助太刀しようとするが、相手に睨まれて結局引き下がってしまう。
 
劇場版『キン肉マン 正義超人VS戦士超人』では正義超人たちが駆けつけるまで、イワオと共に並み居る戦士超人たちを蹴散らすなど活躍を見せた。
 
; 異名
: 城西署の名物刑事<ref name="shot" />
 
=== 中野公子(なかの きみこ) ===