「議員会館」の版間の差分

国会開会中は、議員会館と議員宿舎との間に、各院事務局による議員専用の送迎[[バス (交通機関)|バス]]が運行される。

 

[[File:House of Councillors Office Building.jpg|thumb|新参議院議員会館<br>（参議院通用門前交差点より）]]

旧会館は狭隘・老朽化が進んでいたことや、セキュリティ上の問題点・高度情報化・[[バリアフリー]]化・環境対策等への対応困難などを理由として、[[2007年]]度（[[平成]]19年度）から[[PFI]]方式による建て替え事業を始めた。参議院議員会館は[[2010年]]（平成22年）[[6月]]に竣工し、同年[[7月1日]]より使用を開始。衆議院議員会館は同年[[7月]]に竣工し、同年[[7月20日]]より使用を開始した。新会館では、議員事務室は旧会館の約40[[平方メートル|m²]]/室から約100m²/室と拡大された。総工費は、衆議院議員会館は第一・第二2棟合計で約1,106億円、参議院議員会館は1棟で約600億円。

国会議事堂と議員会館の間には[[公道]]（国道二四六号線永田町バイパス）が通っている。従来この公道の下に、[[第二次世界大戦]]中の[[防空壕]]跡を利用した広い地下通路があって、国会議事堂・衆議院第一議員会館・衆議院第二議員会館・参議院議員会館などをつないでいたが、新議員会館建設時に、国会議事堂前駅・永田町駅までつなぐ地下通路が新設された。そのため、国会議事堂・衆議院第一議員会館と第二議員会館・参議院議員会館・国会議事堂前駅・永田町駅の間は、一旦外に出なくても行き来が出来ることとなった。また、PFI事業での建て替えなので民間会社での運営、管理がさせれてる。サービスセンター及び受付インフォメーションも民間会社が行い、警備も国会議事堂などの[[衛視]]は日中は居るが、それでも出入管理程度であり日中、夜間、休日の365日24時間体制で防災センター中心に民間の警備会社が警備している。

 

[[File:新衆議院第一議員会館.jpg|thumb|新衆議院第一議員会館]]

* 所在地 - [[東京都]][[千代田区]][[永田町]]二丁目2-1

* [[日本の郵便番号|郵便番号]] - 100-8981

 

[[File:新衆議院第二議員会館（修正）.jpg|thumb|新衆議院第二議員会館]]

* 所在地 - 東京都千代田区永田町二丁目1-2

* 郵便番号 - 100-8982

 

[[File:新参議院議員会館.jpg|thumb|新参議院議員会館]]

* 所在地 - 東京都千代田区永田町二丁目1-1

* 郵便番号 - 100-8962

* 竣工年月 - 2010年7月

 

新議員会館では、議員用の執務室、応接室兼会議室、前室及び秘書と事務員の執務室が議員ごとに設けられ、議員1人あたりの割り当て面積が、旧議員会館から比べて約2.5倍、100m²に増えた。

 

[[File:20220323ukraine4.jpg|thumb|2022年3月23日、衆議院第1議員会館の国際会議室と多目的ホールで行われたウクライナの[[ウォロディミル・ゼレンスキー]]大統領によるオンライン演説<ref>{{cite web |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220323/k10013547721000.html | date=2022-3-23 |title=ゼレンスキー大統領が国会演説 ロシアに対する制裁継続求める |publisher=NHK | accessdate=2022-3-23 }}</ref>]]

* 議員事務室