「名探偵コナン 緋色の弾丸」の版間の差分

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[[江戸川コナン]]と[[毛利小五郎]]、[[毛利蘭]]と[[少年探偵団 (名探偵コナン)|少年探偵団]]は、4年に1度開かれるスポーツの祭典「ワールド・スポーツ・ゲームス (WSG)」の東京開催を祝して催されたスポンサーたちのパーティーへ、スポンサーを務める鈴木家のコネで参加するが、会場が突然停電し非常灯が点いた時には[[鈴木園子|園子]]の父・史郎の姿が消えていた。停電中に青白い火花を目撃したコナンは、鈴木会長は[[スタンガン]]で気絶させられ拉致されたと推測し、犯人が会長の身柄を連行するために食事を乗せていたカートを使用したため、元太が食べ物の匂いを辿って無事に会長を発見する。しかし会長には拉致される前後の記憶がなかった。
 
捜査にやって来た[[目暮十三|目暮]]たちによると、同じくWSGスポンサーである三塚製菓会社の社長の身にも同様のことが起きていたという。コナンは、15年前アメリカでも同様にWSGのスポンサーが拉致される事件が起きており、3人目の被害者は殺害され、FBIによって解決したことを知る。FBIとして事件を追う[[FBI (名探偵コナン)#赤井秀一|赤井秀一]]から捜査協力を頼まれたコナンは、WSG東京のために東京-名古屋間に建設された「'''真空[[超電導リニア]]'''{{Efn2|実在する超電導リニアと仕組みはほとんど同じだが、超電導リニアと異なりトンネル内を真空に近い状態にまで減圧するシステムが新たに設けられている。これによって空気抵抗を可能な限り減少させており、超電導リニアを上回る時速1000kmでの運行を可能にしている。なお、この真空トンネルのアイデアは、現在「[[ハイパーループ]]」として構想されている。}}」の駅がある名古屋で次の事件が起きると推理し、3人目の標的と目されるジョン・ボイドを護衛するため園子のツテを利用してリニアの体験乗車に参加することを決める。一方、MI6から密命を帯びた[[名探偵コナンの登場人物#世良真純|世良真純]]と[[名探偵コナンの登場人物#メアリー・世良|メアリー・世良]]も、名古屋へ行く計画を立てていた。また、[[名探偵コナンの登場人物#羽田秀吉|羽田秀吉]]は名古屋での仕事のついでに[[名探偵コナンの登場人物#宮本由美|宮本由美]]をデートに誘い彼女を家族に紹介しようとしていた。コナンは、ジョンから事件の調査を頼まれた小五郎と蘭、[[灰原哀|灰原]]と共に名古屋を訪れ、リニアへ乗車しようとするが、乗車前の検査を受けるために集められた病院で、意図的に起こされた[[MRI]]の[[超伝導#特性・効果|クエンチ]]によって充満した[[ヘリウム]]の蒸気で気を失ってしまう。目を覚ますと、気絶している間にジョンが誘拐されたことが判明し、赤井や真純と協力してジョンを無事に発見するものの、そこでWSG協会のアラン・マッケンジーも同時に誘拐されていたことが判明する。
 
== 登場人物 ==