「阪急バス宝塚営業所」の版間の差分

営業所名に「宝塚」を冠しているが、宝塚駅を起終点とする路線の多くは[[阪急バス山口営業所|山口営業所]]（[[西宮市]]山口町、塩瀬・有馬方面など）や宝塚営業所配下にあった西谷出張所（旧[[阪急田園バス]]、西谷方面）が担当。[[逆瀬川駅]]や[[中山観音駅]]などの市南部・東部の駅を発着する路線が比較的多い。なお、[[2021年]][[3月31日]]をもって市北部の西谷地区を管轄する西谷出張所が廃止となり、当営業所に統合された。ただしこれと同時に、宝塚駅から西谷地区を結ぶ路線はが廃止となった<ref name="hankyubus210301">{{cite web | url=https://www.hankyubus.co.jp/news/images/210301t.pdf | title=【4月1日(木)より】宝塚市北部(西谷地域)、三田市域 運行内容の変更について | format=PDF | publisher=阪急バス | date=2021-03-01 | accessdate=2021-03-01}}</ref>。また、管轄区域には宝塚駅から安倉地区にかけて[[阪神バス]]と並行する区間もある。

「阪急逆瀬川」停留所は、[[1980年]][[9月1日]]のダイヤ改正までは「宝塚市役所前（阪急逆瀬川）」と称していた。これは、市役所の本庁舎が逆瀬川駅前（宝塚市逆瀬川一丁目、現在のイトーピア）にあったため。2022年4月30日より「阪急逆瀬川'''駅'''」と改称している<ref name="HK220430"/>。ただし、車両の行き先表示は2022年5月12日現在、［阪急逆瀬川］のままである。

==== 甲山・逆瀬台系統 ====

逆瀬川駅（の西のりば）から[[兵庫県道16号明石神戸宝塚線|県道16号明石神戸宝塚線]]を走行し、逆瀬台の住宅地や兵庫県立宝塚・宝塚西高校への通学輸送を担う系統。系統番号は、[[1986年]][[4月21日]]の改正より付番された。

* 102101系統：阪急逆瀬川駅→ - 逆瀬川団地前→ - 逆瀬台センター ([[兵庫県立宝塚西高等学校|県立宝塚西高校前]]→逆瀬台センター（県立宝塚高校前）)

なお、終点である「光が丘北」バス停は留所は[[狭隘路線|道路が狭隘]]のためで折り返し時間スペースが短ないため、循環路線に近い運行となっている<ref group="注">このため「光が丘北」バス停の案内放送では「'''終点'''」と案内しないほか、車両の液晶モニターには終点部分が「阪急逆瀬川」になっている。</ref>。

* 宝塚駅 - [[宝塚大劇場|歌劇場前]] - （[途中無停車）] - 清荒神参道入口<ref group="注" name="kiyoshi">臨時便用の「清荒神参道入口」停留所と、通年運行用の「清荒神清澄寺」停留所は、同じ清荒神第一駐車場内にある（参道へは後者の方が近い）。臨時便の運行期間中は、駐車場前の入口におりば用の停留所も設けられる。</ref>

1985年[[7月1日]]より運行開始。82・83系統は阪急逆瀬川（ (東のりば）) と宝塚安倉団地や伊丹中野団地などを結ぶ系統で、国道176号の安倉中交差点から[[兵庫県道142号米谷昆陽尼崎線|県道142号米谷昆陽尼崎線]]を走行する。宝塚市立病院前 - 中野住宅前間は[[阪神バス#宝塚甲子園線|阪神バス宝塚甲子園線]]も並行している。

82系統の宝塚市立病院前（ (国道上）) は、2012年8月1日より[[宝塚インターチェンジ|宝塚インター]]前・宝塚市立病院前と後述の宝塚空港線と複合した形の名称変更を行なった。

なお、80系統は阪急バスで初めて[[ノンステップバス]]（ (中型車）) の運行を開始した系統でもある（ ([[1999年]]3月より）) 。車両は80系統の一部を除き、中型車が充てられている。

2022年4月30日の改編正時により、中野住宅前 - 総合福祉センター前 間をつないだ上で再編し、80系統は中野住宅前経由で宝塚営業所前・安倉北小学校前まで延伸、された。83系統は82系統と統合され中野住宅前 → 総合福祉センター前回りの循環系統（朝1回のみ）となった。「総合福祉センター前」と新設の「{{ruby|安倉|あくら}}・」「鳥島」の各停留所は阪神バスの停留所（、[[兵庫県道42号尼崎宝塚線|尼宝線]]上）にある阪神バスの停留所に移設・併設されるた<ref name="HK220430"/>。また総合福祉センター前は、新た同センター玄関前と裏側 (始発便専用) に阪急逆瀬川駅あったのりばから宝塚市立病院を経由して宝塚駅へ向かう81系統が新の移設された。</ref name="HK220430"/>。合わせて、阪急バスと阪神バスで別々の場所にあった「安倉」停留所は、阪神バスの安倉停留所に当路線が停車するのに伴い、阪急バスの停留所を「安倉中三丁目」に改称し、同一路線上での重複を回避した<ref name="HK220430"/>。

* 80系統：阪急逆瀬川駅 - 宝塚市役所前 - 総合福祉センター前 - 中野住宅前 - 安倉中三丁目 - (← 安倉北小学校前／→ 宝塚営業所前)

* 8183系統：阪急逆瀬川駅 → 宝塚市役所前 → 宝塚市立病院（ (玄関前）) -→ 宝塚警察署安倉中三丁目 → 中野住宅前 -→ 総合福祉センター前 → 小浜一丁目 → 宝塚市役所前 → 阪急逆瀬川駅（平日のみ） [循環]

* 7377系統：阪急山本逆瀬川駅 - JR中山寺駅（南口） -→ 宝塚インター市役所前・ → 宝塚市立病院 (玄関前) -→ 宝塚市役営業所前 -→ JR中山寺駅 (南口) → 中筋八丁目 → 阪急逆瀬川（土休山本駅 → (平日の一部便のみ運行）72系統に変更して野里方面へ)

** 7672系統：阪急の逆瀬川駅→宝塚市役所前→宝塚インタ方向バー前・宝塚市立病院前→JR中山寺駅（南口）→阪急山本駅→（引き続ジョン。平日は最終便を除き阪急、山本より先を駅到着後72系統に変更のうえして、野里方面へ引き続き運行）（される。平日のみ運行）最終便と土休日は山本駅止まりとなる。

阪急逆瀬川駅（ (東のりば）) から阪急中山観音駅を結ぶ系統と、阪急中山観音駅から宝塚市立病院を結ぶ系統がメインの路線。

[[宝塚駅]]の北側にある御殿山・すみれガ丘地区へのアクセス路線。[[1990年]][[3月13日]]より、[[宝塚南口駅|宝塚南口駅前]] - すみれガ丘中央間を走る180系統として運行を開始。すみれガ丘地区への入居者増加に合わせ、何度か増発・増車が行われてきた。

阪急山本・中山観音駅・JR中山寺駅から駅北側に広がる中山台ニュータウンや宝塚山手台へのアクセス路線。[[2017年]][[3月1日]]改正で時に、宝塚山手台線と宝塚市内線（の中山台系統）を再編したもので、現在の路線名になった。この再編以降、阪急中山観音駅・JR中山寺駅と阪急山本3駅が山手台・五月台エリアを介して一つの路線で結ばれるようになった。この際改正時に「阪急中山」は「阪急中山観音」、「阪急中山北口」は「阪急中山観音北口」に停留所名を改称している<ref name="HK170220">{{cite web|url=https://www.hankyubus.co.jp/news/images/170220t2.pdf |title=宝塚市内線（中山台系統）宝塚山手台線の運行について| format=PDF| publisher=阪急バス| date=2017-02-20| accessdate=2022-05-02}}</ref>。

*5086系統： 阪急中山観音駅（北 (南口）) -→ JR中山寺駅 (北口) → 山手四丁目 → センター前 → 桜台二 (一丁目 → 四丁目 → 六丁目) → 五月台三 (七丁目 →五月台 五丁目→桜台 六丁目) →桜 宝塚山手台一 (四丁目 →中山台二 三丁目 →阪急 中山観音駅（北口）→JR中山寺駅（北口）→央) → 阪急中山観音本駅（南口）→宝塚営業所前（循環）

*50186系統： 阪急中山観音本駅（北口） -→ 中宝塚山手台二 (中央 → 三丁目 →五月台三 四丁目) → 五月台五丁目→桜台六丁目 →桜台一丁目 (150系統に変更) → センター前 → JR中山台二丁目寺駅 (北口) → 阪急中山観音駅（北 (南口）（循環）)

**もともとの宝塚山手台線に当たる路線である。84系統は先述の通り、2022年4月30日改編正で経路を変更する前は、山手台芝桜公園前から宝塚山手台北公園前へ戻るルートであった。

* 105系統（ (初代）：) : 阪急逆瀬川 - 逆瀬川団地前 - 宝塚西高校前 - [[鷲林寺]] - [[神呪寺|甲山大師前]] - 五ヶ池

** 4月から11月の毎日と、12月から3月の毎月21日（ (甲山大師祭の開催日）) に運行されていた。2000年12月29日の改正で阪急逆瀬川 - かぶとやま荘 間の運行に変更されたが<ref group="注">改正前の最終運行日は2000年12月21日。阪急バスの公式ウェブサイトでは、改正から1年後の2001年12月30日の更新をもって記述が削除されている。なお、盤滝口 - 五ヶ池間はこの改正で通過する路線がなくなったが、廃止ではなく「休止」扱いになっている。</ref>、12月から3月の間も毎日運行されるようになった。

* 105系統（2 (2代）：) : 阪急逆瀬川 - 逆瀬川団地前 - 宝塚西高校前 - かぶとやま荘（六甲保養荘）

** かつては[[甲山森林公園]]がある[[西宮市]]の五ヶ池まで足を延ばしていたが、2000年12月29日の改正でかぶとやま六甲保養荘までに短縮された。なお、かぶとやま荘（六甲保養荘）では[[阪急バス山口営業所#さくらやまなみバス|さくらやまなみバス]]に乗り換えが可能であった。

** 2022年4月30日改正で廃止<ref name="HK220430"/>。これにより、六甲保養荘へのアクセスは[[阪急バス山口営業所#さくらやまなみバス|さくらやまなみバス]]の一部便のみとなった。