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[[File:Annou imo.JPG|thumb|right|254px|安納いも]]
'''安納いも'''(あんのういも)は、[[サツマイモ]]のブランドのひとつ。[[鹿児島県]]の[[種子島]]産の芋で、[[安納紅]]と[[安納こがね]]の品種がある。「安納」は種子島北部にある[[西之表市]]の地名である。
'''安納いも'''(あんのういも)は、[[サツマイモ]]のブランドのひとつ。[[鹿児島県]]の[[種子島]]で系統選抜・育成されたサツマイモで、安納紅と安納こがねの2品種がある([[#品種]]参照)。なお、「安納」は種子島北部にある[[西之表市]]の地名である。
 
== 概要 ==
[[ファイル:Annouimo.jpg|サムネイル|254x254ピクセル|種子島産安納芋(安納紅)]]
鹿児島県の種子島で自家用北部の安納地区栽培されある農業試験場が古くからあった品種を改良し生まれたサツマイモが起源とされで{{sfn|主婦の友社編|2011|p=247}}これらを選抜栽培し[[1998年]](平成10年)に皮が紅色の「安納紅」と、皮が淡黄色の「安納こがね」として品種登録された<ref>{{Cite web|title=安納いも|url=http://www.pref.kagoshima.jp/ag06/sangyo-rodo/nogyo/nosanbutu/dentou/annou.html|website=鹿児島県|accessdate=2020-12-16|language=ja|last=鹿児島県}}</ref><ref>{{Cite book|和書|author =藤田智監修 NHK出版編|title = NHK趣味の園芸 やさいの時間 藤田智の新・野菜づくり大全|series=生活実用シリーズ|date=2019-03-20|publisher = [[NHK出版]]|isbn=978-4-14-199277-6|pages =114}}</ref>。2020当初は安納地区で栽培されたサツマイモに限定された品種であったが、のちに他の地域でも栽培されるようになった{{sfn|主婦の友社編|2011|p=247}}。[[2022(平成22年)7月29日]]に「種子島安納いもブランド推進本部が設立として[[地理的表示保護制度]](GI)対象品目に登録されている<ref name="maff_2022_GI115">{{Cite web |title=一般社団法人安納いもブランド推進本部登録の公示(登録番号第115号):農林水産省 {{!}} トップ|url=httphttps://annouimo-brandwww.maff.go.comjp/j/shokusan/gi_act/indexregister/i115.html |website=annouimo-brandwww.maff.comgo.jp |accessdate=20202022-1210-1625}}</ref>、ブランドや品質の管理が行われている
 
蒸煮後の[[ショ糖]]含有量が高系14号などに比べて2倍以上高く<ref>{{Cite web |url=http://annouimo-brand.com/annouimo.html |title=安納いもブランド推進本部 安納いもについて |accessdate=2022-10-23}}</ref>、甘味がとても強いのが特徴で、水分があり、焼くとねっとりした食感になる<ref name="kaneko_2011_134">{{sfnHarvnb|金子美登|野口勲監修 |成美堂出版編集部編|2011|p=134}}</ref>。掘りたてよりも、1か月ほど置いて追熟させることにより、より一層甘味が増す{{sfn|金子美登・野口勲監修<ref 成美堂出版編集部編|2011|pname=134}}"kaneko_2011_134"/>。[[焼き芋]]にすると「イモ」と呼ばれるほど甘さを味わえ、サツマイモの中でも人気が高い{{sfn|金子美登・野口勲監修<ref 成美堂出版編集部編|2011|pname=134}}"kaneko_2011_134"/>。[[天ぷら]]や[[スイートポテト]]、[[干し芋]]、デザートの材料など、様々な料理に使われる{{sfn|金子美登・野口勲監修<ref 成美堂出版編集部編|2011|pname=134}}"kaneko_2011_134"/>
 
== 品種 ==
2022年に[[地理的表示保護制度]](GI)対象品目に登録されている<ref>{{Cite web |title=登録産品紹介(登録番号第115号):農林水産省 |url=https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/i115.html |website=www.maff.go.jp |accessdate=2022-03-11}}</ref>。2018年国内で初めて確認された[[基腐病]]は、2020年に種子島では全作付面積の5割以上で確認され、生産量に大きく影響を及ぼしている<ref>{{Cite web |url=https://www.ohisamakudamono.com/?mode=cate&cbid=2623321&csid=0 |title=安納芋の基腐病について |accessdate=2022-04-08}}</ref><ref>{{Cite web |title=安納芋や芋焼酎に打撃 サツマイモ王国の鹿児島で何が?:朝日新聞デジタル |url=https://www.asahi.com/articles/ASNDQ41NCNDHTLTB018.html |website=朝日新聞デジタル |accessdate=2022-04-08 |language=ja}}</ref>。一大産地の鹿児島のほか[[農林水産省]]でも、基腐病対策についてアナウンスを出している<ref>{{Cite web |title=さつまいもの病害(サツマイモ基腐病)対策について |url=http://www.city.kagoshima.lg.jp/seisanryutu/sangyo/norin/oshirase/satumaimo.html |website=鹿児島市 |accessdate=2022-04-08 |language=ja |last=鹿児島市}}</ref>。
=== 安納紅 ===
安納紅(あんのうべに)は、[[西之表市]]安城立山で自家食用として栽培されていた在来系統の「安納いも」に「安納紅3号」の系統名を付与し、[[1988年]]から鹿児島県農業試験場・熊毛支場で個体選抜を行った<ref name="kouzuma_2003_2"/>。[[1994年]]に選抜を終了して普及に向けた[[茎頂]]培養を始めるとともに、[[1995年]]に[[品種登録]]を申請して[[1998年]]に「安納紅」として登録されている<ref name="kouzuma_2003_2"/>。収量特性は、株あたりの上いも個数が6.9個、上いも1個重は172[[グラム]]となっている<ref name="kouzuma_2003_3">{{Harvnb|上妻道紀|内村力|安庭誠|神門達也|佐藤光徳|吉田典夫|2003|p=3}}</ref>。
 
=== 安納こがね ===
安納こがね(あんのうこがね)は、西之表市西之表の[[圃場]]で[[1989年]]に収集された<ref name="kouzuma_2003_4">{{Harvnb|上妻道紀|内村力|安庭誠|神門達也|佐藤光徳|吉田典夫|2003|p=4}}</ref>。在来の「安納いも」にいつの間にか混入し、1990年に熊毛支場で皮が黄褐色の個体が現れ、安納いもの変異個体と確認されている<ref name="kouzuma_2003_4"/>。「種子島紅4号」という系統名を付与され、安納紅と同じく1994年に選抜を終了して普及に向けた茎頂培養を始め、1995年に品種登録を申請して1998年に「安納こがね」として登録された<ref name="kouzuma_2003_4"/>。収量特性は、株あたりの上いも個数が6.7個、上いも1個重は191グラムとなっている<ref name="kouzuma_2003_5">{{Harvnb|上妻道紀|内村力|安庭誠|神門達也|佐藤光徳|吉田典夫|2003|p=5}}</ref>。
 
== 生産 ==
[[File:Satsumaimo in Japan Cultivate Area 2020.png|thumb|right|300px|日本におけるサツマイモの品種別栽培面積]]
[[File:AnnnoBeni Japan Cultivate Area 2020.png|thumb|right|250px|安納紅の都道府県別栽培面積(2020年)]]
[[File:Anno Kogane Area 2020.png|thumb|right|250px|安納こがねの都道府県別栽培面積(2020年)]]
[[2020年]]には安納紅と安納こがねが合計582[[ヘクタール]]の畑で栽培されており、これは日本全体のサツマイモ栽培地の中で1.9%に相当する<ref name="nosui_2022_45">{{Harvnb|農林水産省 農産局地域作物課|2022|p=45}}</ref>。安納紅は[[鹿児島県]]の他、[[高知県]]や[[秋田県]]、[[愛知県]]、[[茨城県]]で、安納こがねは鹿児島県と[[富山県]]で栽培されており、2020年の栽培面積はそれぞれ526.9ヘクタール、54.8ヘクタールとなっている<ref name="nosui_2022_45"/>。農水省の記録で最も古い[[2016年]]の安納紅・安納こがねの栽培面積は全国で700ヘクタール(日本全体の1.9%)であり、シェアはほぼ変わらないものの面積は漸減している<ref name="nosui_2022_47">{{Harvnb|農林水産省 農産局地域作物課|2022|p=47}}</ref>。
 
種子島では4 - 6月に定植し、8 - 11月に収穫を行う<ref name="samejima_2018_31"/>。収穫は[[マルチング|マルチ栽培]]の場合は定植から120日後、露地栽培の場合は140日後が目安とされる<ref name="samejima_2018_32">{{Harvnb|鮫島友平|2018|p=32}}</ref>。[[2018年]]国内で初めて確認された[[基腐病]]は、[[2020年]]に種子島では全作付面積の5割以上で確認され、生産量に大きく影響を及ぼしている<ref>{{Cite web |url=https://www.ohisamakudamono.com/?mode=cate&cbid=2623321&csid=0 |title=安納芋の基腐病について |accessdate=2022-04-08}}</ref><ref>{{Cite web |title=安納芋や芋焼酎に打撃 サツマイモ王国の鹿児島で何が?:朝日新聞デジタル |url=https://www.asahi.com/articles/ASNDQ41NCNDHTLTB018.html |website=朝日新聞デジタル |accessdate=2022-04-08 |language=ja}}</ref>。
 
== 地理的表示・種子島安納いも ==
[[種子島]]では[[1999年]]に「種子島いも研究会」が設立され、栽培技術などについての研修会を開催している<ref name="shimofurutate_2020_32">{{Harvnb|下古立正美|2020|p=32}}</ref>。また、[[2010年]]7月29日には種子島の3市町である[[西之表市]]、[[中種子町]]、[[南種子町]]および[[鹿児島県]]、JA種子屋久により「安納いもブランド推進本部」が設立され、ブランドや栽培技術、品質の管理が行われている<ref name="samejima_2018_31">{{Harvnb|鮫島友平|2018|p=31}}</ref>。同ブランド推進本部は[[2008年]]に設立された「安納いも出荷販売協議会」を母体としており、[[2013年]]には一般社団法人となっている<ref name="maff_2022_GI115"/>。
 
種芋から増殖を繰り返すと[[ウイルス]]や病気によって品質や生産力が低下する恐れがあるため、JA種子屋久や、[[鹿児島県立種子島高等学校|鹿児島県立種子島高校]]および地元市町の育苗施設などで増殖されたウイルスフリー苗が用いられている<ref name="hase_2015_45">{{Harvnb|長谷健|2015|p=45}}</ref>。前者はJA部会員、後者はそれ以外の生産者へ種苗が供給されている<ref name="shimofurutate_2020_28">{{Harvnb|下古立正美|2020|p=28}}</ref>。また、毎年行われる「安納いも品評会」で入賞した芋をもとに優良系統の選抜が重ねられている<ref name="hase_2015_45"/>。なお、種子島の耕地は[[ミネラル分]]が豊富<ref name="samejima_2018_30">{{Harvnb|鮫島友平|2018|p=30}}</ref>な一方で有機質が少なく栄養が十分ではないため、安納いもの生産にあたっては各生産者が[[石灰]]資材の投入や[[緑肥]]の鋤き込み、[[天地返し]]などの深耕を行ってきた<ref name="maff_2022_GI115"/>。
 
収穫された安納いもについては、[[温度]]13 - 15[[セルシウス度|℃]]、[[湿度|相対湿度]]90 - 95%の低温貯蔵庫で1か月ほど貯蔵することにより、[[Brix]]を上昇させる<ref name="samejima_2018_32"/><ref name="ochiai_2012_28">{{Harvnb|落合浩英|2020|p=28}}</ref>。これは水分減少などによるもので、収穫直後9%程度であるBrix値が消費者に好まれる10.7%以上になった安納いもについて、安納いもブランド推進本部から糖度審査認証シールが与えられている<ref name="shimofurutate_2020_28"/>。これらの地域的な取り組みが評価され、[[2022年]]に「種子島安納いも」として[[農林水産省]]から、下記の条件を満たしたものを対象として[[地理的表示保護制度]](GI)対象品目に登録されている<ref name="maff_2022_GI115"/>
 
*品種:安納いもブランド推進本部が推薦するもの
*栽培:[[マルチング|マルチ]]作型、裸地作型、本圃型育苗作型のいずれかにより栽培し、年内に収穫したもの
*貯蔵:常温ないし冷蔵により、同推進本部が推奨する日数貯蔵したもの
*出荷規格:同推進本部の「安納いも品質統一基準」の「外観に関する基準」に基づき、青果用または加工用とする
*最終製品としての形態:青果とする
 
== 歴史 ==
[[File:Tanegashima Sweet Potatoes production.png|thumb|right|300px|種子島における安納いもの生産推移]]
安納芋のルーツには諸説あり、種子島では「[[スマトラ島]]北部のセルダンから[[第二次世界大戦]]後に復員兵が持ち帰ったサツマイモがルーツ」とされている<ref name="hase_2015_43">{{Harvnb|長谷健|2015|p=43}}</ref>。なお、近年の[[DNA型鑑定|DNA品種識別]]などの評価により、[[1930年代]]に[[沖縄県]]でl[[交配]]されて[[石川県]]の試験地で選抜された「兼六」が安納紅およびその前世代の安納3号と非常に近縁であり、安納紅は「兼六」の品種内変異と考えられることがわかった<ref name="sakamoto_2019_17">{{Harvnb|坂本知昭|片山(池上)礼子|2019|p=17}}</ref>。「兼六」は[[21世紀]]でも[[茨城県]]や[[三重県]]などで栽培されるなど日本各地で栽培されたことがあり、良食味の品種として種子島に持ち込まれた兼六が安納いものベースとなった可能性が指摘されている<ref name="sakamoto_2019_17"/>。
 
第二次世界大戦後に[[西之表市]]にある[[九州沖縄農業研究センター|九州農業試験場]]で試作されたこのサツマイモは食味が良いため周辺の安納地区で栽培され、これが「安納いも」と呼ばれるようになった<ref name="hase_2015_43"/>。「セルダン」や栽培者にちなんだ「あっきーいも」という別名もついて他地区でも栽培されてきたが、同一圃場内でも個体差が非常に大きく、島内のみで流通していた<ref name="hase_2015_43"/>。
 
その後、[[1980年代]]の種子島ではサツマイモは普通畑の30%で栽培され、サトウキビとの[[輪作]]作物でもある重要な基幹作物となっていた<ref name="kouzuma_2003_1">{{Harvnb|上妻道紀|内村力|安庭誠|神門達也|佐藤光徳|吉田典夫|2003|p=1}}</ref>。当時の島内産のサツマイモの用途は90%以上が[[デンプン]]生産用であり、[[鹿児島県]]全体の66%に比べてかなり高い比率となっていた<ref name="kouzuma_2003_2">{{Harvnb|上妻道紀|内村力|安庭誠|神門達也|佐藤光徳|吉田典夫|2003|p=2}}</ref>。しかし、[[1986年]]からの[[ウルグアイ・ラウンド|GATTウルグアイ・ラウンド]]の交渉により[[1990年]]には国内におけるデンプンの主用途である[[ブドウ糖]]や[[異性化糖]]の、さらに[[1993年]]にはデンプン自体の[[輸入自由化]]が決定したため、デンプン用サツマイモは他用途や他品目への転換が求められるようになった<ref name="kouzuma_2003_2"/>。
 
種子島ではサツマイモの代替となる他の作物は考えにくく、青果用への転換を志向する中で自家食用の紅系「安納いも」と紫系「種子島紫」が良味であることから注目され、鹿児島県農業試験場が[[熊毛郡 (鹿児島県)|熊毛地区]]と協力して[[1989年]]から個体選抜および系統選抜を開始した<ref name="kouzuma_2003_2"/>。両品種は島外への輸送コストをまかなえるだけの優位性があると期待されたが、形状や個体間のバラツキ、収量性などに問題があり、市場向け商品として品質の改善が進められた<ref name="kouzuma_2003_2"/><ref name="hase_2015_44"/>。形状・大きさの安定性や収量性が優れたものを選抜・育成し、[[1998年]]10月には安納いもから安納紅と安納こがねが、[[1999年]]3月には種子島紫から種子島ろまんと種子島ゴールドがそれぞれ[[品種登録]]されている<ref name="kouzuma_2003_2"/><ref name="hase_2015_44"/>。
 
[[1990年]]に[[アリモドキゾウムシ]]の侵入によって[[植物防疫法]]に基づき禁止されていたサツマイモの島外持ち出しも、[[1998年]]に島内根絶が確認されて規制が解除され、県内外への販促活動が進められた<ref name="hase_2015_44">{{Harvnb|長谷健|2015|p=44}}</ref>。[[2007年]]に[[テレビジョン放送|テレビ放送]]などで取り上げられたことをきっかけに全国的な人気が高まり、需要が急増した<ref name="hase_2015_44"/>。[[2006年]]にぞれぞれ81ヘクタール、1,246トンだった栽培面積と年間生産量は、[[2009年]]には434ヘクタール、7,294トンとなっている<ref name="shimofurutate_2020_27">{{Harvnb|下古立正美|2020|p=27}}</ref>。
 
品種登録から15年後の[[2013年]]10月29日に[[育成者権]]が有効期限切れとなり、種子島以外の地域でも自由に栽培や販売を行えるようになった<ref name="2014_minaminihon">{{Cite news|title = 種子島安納いも正念場|newspaper =南日本新聞|date = 2014-09-26|url =http://www.synapse.ne.jp/je6ssy/20140926-annouimo.pdf|accessdate = 2022-10-23}}</ref>。これを前に種子島では「安納いもブランド推進本部」が設立され、品質管理などの取り組みが進められている<ref name="shimofurutate_2020_28"/>。同ブランド推進本部などが[[2022年]]8月に申請を行い、同年9月30日に「種子島安納いも」として[[地理的表示保護制度]](GI)対象品目に登録されている<ref name="shimofurutate_2020_29">{{Harvnb|下古立正美|2020|p=29}}</ref>。
 
== 脚注 ==
{{Reflist|3}}
<references />
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書
* {{Cite book|和書|author =金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編|title = 有機・無農薬 家庭菜園 ご当地ふるさと野菜の育て方|date=2011-04-01|publisher = [[成美堂出版]]|isbn=978-4-415-30991-0|pages =134 - 135|ref=harv}}
|author1 =金子美登
|author2 =野口勲監修
|author3 =成美堂出版編集部編
|title = 有機・無農薬 家庭菜園 ご当地ふるさと野菜の育て方
|date=2011-04-01
|publisher = [[成美堂出版]]
|isbn=978-4-415-30991-0
|pages =134 - 135
|ref=harv}}
*{{Cite journal |和書
|author1 = 上妻道紀
|author2 = 内村力
|author3 = 安庭誠
|author4 = 神門達也
|author5 = 佐藤光徳
|author6 = 吉田典夫
|title = カンショの品種‘安納紅’,‘安納こがね’,‘種子島ろまん’,‘種子島ゴールド’の育成
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|year = 2003
|journal = 鹿児島県農業試験場研究報告
|issue = 31
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|publisher = 鹿児島県農業試験場
|naid = 40005788398
|ref = harv}}
*{{Cite journal |和書
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|year = 2012
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|ref = harv}}
*{{Cite book|和書|author =主婦の友社編|title = 野菜まるごと大図鑑|date=2011-02-20|publisher = [[主婦の友社]]|isbn=978-4-07-273608-1|pages =247|ref=harv}}
*{{Cite journal |和書
|author = 長谷健
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|year = 2015
|journal = 農業
|issue = 1606
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|publisher = 大日本農会
|naid = 40020702219
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*{{Cite journal |和書
|author = 鮫島友平
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|ref = harv}}
*{{Cite journal |和書
|author = 下古立正美
|title = 種子島安納いもの産地育成の取組について
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| author = 農林水産省 農産局地域作物課
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| ref = harv
}}
 
== 関連項目 ==