「ウマ娘 プリティーダービー」の版間の差分

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「オープン」自体はジュニア級にも存在。また「未勝利戦」自体はクラシック級にも存在。
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{{Otheruses|[[Cygames]]によるゲームアプリを中心としたメディアミックスコンテンツ|同ゲームを原作とするテレビアニメ作品|ウマ娘 プリティーダービー (アニメ)}}
{{分割提案|ウマ娘 シンデレラグレイ|date=2022年5月}}
{{Notice|本作は現実の[[競馬]]および[[競走馬]]をモチーフとしていますが、'''作品自体はフィクション'''です。本作内の登場キャラクターやレース、出来事を現実のそれと比較することは[[WP:IINFO|冗長で無意味な記述]]の増加に繋がりますので、記述はお控えくださいますようにお願いします。}}
{{Infobox animanga/Header
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}}
{{Infobox animanga/Manga
| タイトル = [[ウマ娘 シンデレラグレイ]]
| 作者 = {{ublist|Cygames|[[杉浦理史]](ストーリー)|[[伊藤隼之介]](ストーリー)}}
| 作画 = [[久住太陽]]
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== 登場キャラクター ==
本項におけるキャラクター区分についてはゲーム版に準じる。背景設定はメディアによって異なる部分が多いため、固有のものは別個に記述した。なおアニメ版の独自設定およびオリジナルキャラクターについてはここには記載せず、「[[ウマ娘 プリティーダービー (アニメ)#登場キャラクター]]」にて、『シンデレラグレイ』の独自設定およびオリジナルキャラクターについては「[[ウマ娘 シンデレラグレイ#登場キャラクター]]」にて、それぞれ詳説する。
 
=== ウマ娘 ===
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:; メインストーリー
:: チーム〈シリウス〉の前エース。有馬記念優勝を機にメジロマックイーンにチームのエースの座を託し、プレイヤーの前任のトレーナーとともに引退している。
:; シンデレラグレイ
:: 主人公。大食いで言葉少なめなのは変わらず、制服を着ることなく常に薄汚れたジャージを羽織り、髪をポニーテールにしている。トレードマークのひし形の髪飾りは、彼女の母親がかつて現役の競走ウマ娘だったときに着けていたもの。生まれた時は膝が悪くて歩くことができず、毎日母親から膝のマッサージを受けてようやく歩いたり走ったりできるようになった。走ることが大好きで、前述の膝のこともあって常日頃から『私にとっては立って走れること自体が奇跡』と言っている。ただ純粋に走りたいとカサマツトレセン学園に入学するが、フジマサマーチにそれでいいのかと問われ、以降は勝負も意識するようになる。
:: 走ることが好きだがそれ以外のことには軒並み無頓着で、競走ウマ娘やローカルシリーズの知識に乏しいため、壊れかけた靴を履いてレースに出走したり、レースの勝利後にウイニングライブの仕様がわからずにカサマツ音頭を踊り、観客を唖然とさせたこともある。天然さも変わらず、嫌がらせや嫌味を好意と解釈したり、文字通りに受け取って返答したために結果として相手を煽る形となってしまうことも多々ある。実家は貧乏でボロアパートに母と二人暮らしであった。
:
; [[ゴールドシップ]]
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: トレセン学園生徒会会長を務める、鹿毛で前髪のメッシュが特徴的なウマ娘。愛称は「ルドルフ」。
: 生まれついての圧倒的な貫禄と実力から「皇帝」と称され、尊敬と畏怖の念を抱かれている。本人もそのことで自信を得ている一方、他のウマ娘を無意識のうちに萎縮させてしまい、気軽に関わることができない存在として扱われることには辛さも感じている。相手と親しくなろうという思いから[[ダジャレ]]を研究しているが、その出来は寒いものが多い。
:; シンデレラグレイ
:: 中京盃でオグリキャップの才能を見初め、北原に自らオグリキャップの中央トレセン学園への移籍を打診する。オグリキャップには自分に匹敵するウマ娘の枠を超えたスターになる素質があることを感じている。他の媒体と比較すると威厳のあるキャラクターとして描写されている。
:
; [[エアグルーヴ]]
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: 小柄な体格で、常に[[関西弁]]で話す。オグリキャップとはライバルであり、親友であり、ルームメイトでもある。後輩のオグリキャップやスーパークリークに慕われており、彼女たちの天然ボケに対して常にツッコミを入れている。
: 実家が肉を買う金もなかったために代用食として[[はんぺん]]を使うほど貧しく、両親も共働きで、親や幼い弟・妹にトゥインクル・シリーズの賞金で楽をさせてやりたいと思っている。そのため勝利への執着心は凄まじいが、その思いが強すぎるがゆえに走りに悪影響を与えてしまっている。また少食かつ小柄な体型のために身体を強くできず、デビュー前のレースでは当たり負けしてしまい、なかなか勝利できずにいる。
:; シンデレラグレイ
:: レースの後、帰りの電車を乗り間違えてカサマツにやって来た際に、オグリキャップのレースを偶然目撃する。そのときの彼女の圧倒的な強さに衝撃を受け、同じ芦毛ということもあり、強いライバル心を抱く。当年の天皇賞(春)で優勝、重賞を含む6連勝を飾り、天皇賞(秋)でオグリキャップと対決する。
:
; [[ファインモーション]]
559 ⟶ 551行目:
: 世話好きな性格で、知り合いの人物は誰でも甘やかしたがる。実家は[[保育所|託児所]]であり、幼い頃から周りの子の面倒を見る、手間のかからない性格だったらしい。
: 通常はトレーナーが担当ウマ娘をスカウトするところを、トレーナーを逆指名してコンビを組む。親しい他のウマ娘はもとよりトレーナーのことも甘やかしたがり、乳幼児に対するような態度で接する。
:
:; シンデレラグレイ
:: おっとりした性格である点は他メディアと共通しているが、周囲の人間を甘やかしたがる描写はなく、勝利への強い欲求を垣間見せるキャラクターとなっている。クラスでもあまり目立たない存在で、脚部不安を抱えているため皐月賞とダービーの出走を見合わせていたが、トレーナーの奈瀬と二人三脚で治療とトレーニングに励んだ結果、菊花賞でステイヤーとしての才能を開花させ、会心の走りを見せる。
:
; [[スマートファルコン]]
655 ⟶ 646行目:
: マルゼンスキーに憧れてトレセン学園に入学し、追いつくために努力している。常に謙って話す大人しい性格で、弱気になりがち。
: 生活知識や格言を記す「チヨノート」を常に携帯しており、その影響で格言の類を好む。
:
:; シンデレラグレイ
:: 初登場時点で4戦3勝。内気なためか、転入初日のオグリキャップを見て緊張している。ゲーム同様、マルゼンスキーに憧れを抱いている。
:
; [[ヤエノムテキ]]
663 ⟶ 653行目:
: 生真面目な性格で、妙な熱の入れ方をするところがあり、会話の重要でないところを大声で言うなど、時々ズレた感性が露わになる。かわいいものが好きだったり、感動すると涙もろくなる一面もある。
: 幼少期は自分の力を持て余して手の付けられない暴れ者だったが、「金剛八重垣流」の師範である祖父の指導で、自らの荒々しい力を抑えることができるようになった。祖父への恩返しをするために、レースでその力を発揮したいと思っている。
:; シンデレラグレイ
:: オグリキャップの転入初日に握手をかわし、正々堂々戦うことを宣言する。常に敬語の優等生気質で、日々の学園生活もレースも真面目に取り組んでいるが、オグリキャップに勝負を挑む際に直筆の果たし状を書くなど、古風な一面がある。トレーナーは、祖父の親友である「金剛八重垣流」の師範代が受け持っている。
:
; [[メジロブライト]]
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: 声 - [[ファイルーズあい]]
: 2つに分かれた後ろ髪が特徴的なウマ娘。世界制覇を目指しており、かなりの自信家。一方、他のウマ娘たちのトレーニングを手伝うなど献身的で、曲がったことが嫌いな性格もあってか彼女を慕うウマ娘は少なくない。シンボリルドルフの幼馴染だが、成績が悪く学園で落ちこぼれたウマ娘の扱いなどをめぐって対立している。
:; シンデレラグレイ
:: 本編開始前にフランス遠征に行っており、帰国後、毎日王冠でオグリキャップと対戦する。
:
; [[ナリタトップロード]]
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: ウマ娘やレースに造詣の深い人物。育成シナリオ「Make a new track!! ~クライマックス開幕~」など、規模の大きいレースにて解説を担当している{{R|oricon0127}}。
: 実在する競馬評論家・競馬解説者(ホース・コラボレーター)である細江純子をモチーフとしたキャラクターで、声も細江本人が担当している。ゲーム内では声のみの登場だが、2022年5月以降は公式サイトにビジュアルが掲載されている。
 
=== シンデレラグレイのオリジナルキャラクター ===
==== ウマ娘(シンデレラグレイ) ====
いずれも元となる競走馬がいない、オリジナルキャラである。
 
; ベルノライト
: 声 - [[根本京里]](第1巻PV<ref name="CGPV1">{{YouTube| wZyJ-Dw759c |【CV: 高柳知葉 ほか】『ウマ娘 シンデレラグレイ』PV【公式】}}</ref>)
: オグリキャップと同時期にカサマツトレセン学園に入学し、ジョーにスカウトされてオグリキャップと同じチームになったウマ娘。愛称は「ベルノ」。体格は小柄で栗毛のショートボブに白いメッシュが入り、"B"の形をした髪飾りをつけている。耳飾りは右。最初はオグリキャップの旺盛な食欲と何を考えているのかわからない雰囲気に怖気づくが、徐々に仲良くなる。走力に目を見張るものはないが、実家はウマ娘専門のスポーツ用品店で、靴や蹄鉄に詳しい。オグリキャップの中央トレセン学園への移籍と同時期にサポート研修生の編入試験に合格し、中央トレセン学園の生徒としてオグリキャップのサポートをする。「ウマ娘」作品群に登場する主要なウマ娘の中では珍しく、競争以外の道を選択している。
:
; フジマサマーチ
: オグリキャップのカサマツ時代のライバル。薄浅葱色の段違いストレートヘアーに赤い目を持つ。クールで誰も寄せ付けない印象で、勝利に対する強い執念を持つ。幼いころからストイックに走り続けて優秀な成績を修め、特待生としてカサマツトレセン学園に入学した。入学後は柴崎にスカウトされ、東海ダービー制覇を目標に新バ戦に挑むが、自分をあと一歩のところまで追いつめたオグリキャップに驚愕し、以降彼女をライバルとして敵視するようになる。髪飾りは左。逃げが得意。
:
; ノルンエース
: オグリキャップのルームメイト。制服を着崩し、スマホを操るギャル風のウマ娘。よくチームメイトのルディレモーノ、ミニーザレディとつるんでいる。最初は悪目立ちしているオグリキャップを執拗にいじめ、ルームメイトであるにもかかわらず彼女を物置部屋に追い払ったり、ルディレモーノ、ミニーザレディと共謀してオグリキャップの妨害をする(ただしオグリキャップにはいじめられたり妨害されているという自覚は全くない)が、一緒に走ったレースで彼我の実力差を思い知って改心し、オグリキャップにウイニングライブのダンスを指導するとともに応援するようになる。実家はダンス教室。
:
; ルディレモーノ
: 声 - [[西川舞]](第1巻PV<ref name="CGPV1" />)
: ノルンエースの小学生からの悪友。ウマ娘に珍しい月毛のロングヘアー。目つきの悪いヤンキー少女で口が悪い。
:
; ミニーザレディ
: ノルンエースの小学生からの悪友。青鹿毛のおかっぱ頭とメンコが特徴。同じく背が小さいベルノライトをチビと罵っているが、自分の方が背が低い。悪知恵が働き、オグリキャップへの妨害プランは彼女が作っている。
:
; ブラッキーエール
: 荒々しい口調と攻撃的な目つきが特長の不良ウマ娘。初登場時は9戦5勝で4連勝中。転入初日にオグリキャップに対してカサマツのレースを「砂遊び」と揶揄<ref>オグリキャップはこの揶揄を文字通りに受け取り、「あの砂はダートと言って砂遊びをするためのものじゃない」と返答してブラッキーエールを激怒させた。</ref>し、オグリキャップを雑魚呼ばわりするが、5連勝を目指して出走した[[ペガサスステークス]]で中央移籍初戦のオグリキャップに敗れる。粗暴な外見とは裏腹に子供とファンに優しく、話しかけられた際には誠実に対応する。
:
; ディクタストライカ
: パーカーのフードを目深にかぶった栗毛の不良ウマ娘。別名「栗毛の弾丸」。
:
; メイクンツカサ
: 六平のチームに所属するウマ娘で、前髪をピンで髪止めしている。優等生で先輩後輩分け隔てなくフレンドリーに接する。
:
; クラフトユニヴァ
: 六平のチームに所属するウマ娘で、顔にそばかすがあり髪で片目が隠れている内気なウマ娘。面倒見はよく飴を持ち歩いている。
:
; ゴッドハンニバル
: 六平のチームに所属するウマ娘で、耳当てと右耳にピアスをしておりミステリアスな雰囲気を醸す。ただし見た目だけでポンコツであり、切り株に刺さったりジャージをアイスと間違えたりする。
:
; アキツテイオー
: 短中距離走を得意とし、「マイルの帝王」と呼ばれる強豪ウマ娘。宝塚記念ではタマモクロスと対戦するも敗れる。
:
; ロードロイヤル
: 逃げを得意とするウマ娘。毎日王冠では、パドックで踊っていたシリウスシンボリに顔をぶつけられて鼻血を出し、発走除外の憂き目に遭う。
:
; ダイナムヒロイン
: 「舞台上のお嬢様」と呼ばれるウマ娘。毎日王冠のパドックで、シリウスシンボリに蹴られる災難に巻き込まれる。レースではオグリキャップを警戒するも敗れる。
:
; オベイユアマスター
: ジャパンカップに出走するために来日したウマ娘のひとりで、アメリカ出身。アメリカでの成績はぱっとせず、ジャパンカップでも伏兵扱いを出ない。本人は自身を道化師(エンターテイナー)と称しており、飄々とした言動で周囲を煙に巻くが、今回のジャパンカップ制覇におのれの全てを懸けており、ジャパンカップの出走ウマ娘をつぶさに調べ上げ、タマモクロスをジャパンカップで倒すべき最強のライバルに定めて徹底的に研究し、レースに臨む。
 
==== その他キャラクター(シンデレラグレイ) ====
; 北原 穣(きたはら じょう)
: 声 - [[中村章吾]](第1巻PV<ref name="CGPV1" />)
: オグリキャップとベルノライトのトレーナー。愛称はジョー。高身長の壮年に見える男性。カサマツトレセン学園のトレーナーをしているが、これといって輝くウマ娘の原石もおらず、ウマ娘もやる気がなかったため惰性でトレーナーをしていたが、ゲート試験でオグリキャップを目撃し、一緒に[[東海ダービー]]を目指せる逸材だと目を輝かせてスカウトする。オグリキャップの中央へのスカウトの話を聞いて逡巡するが、最後は「お前が時代を作れ」と彼女を中央へ送り出し、自らも中央のトレーナー試験を受けることを決める。六平は叔父。過去には叔父に対する引け目から、日がな一日パチンコに明け暮れる荒んだ生活をしていた。
:
; 柴崎 宏壱(しばさき こういち)
: 声 - [[柴崎哲志]](第1巻PV<ref name="CGPV1" />)
: フジマサマーチのトレーナー。オールバックの好青年。マーチに度々助言するも、なぜか不遜な態度を取るマーチに頭を悩ませている。
:
; 六平 銀次郎(むさか ぎんじろう)
: 北原の叔父で、中央トレセン学園のトレーナー。北原にオグリキャップの中京盃行きをやめるように助言する。北原からは「六平(ろっぺい)おじさん」と呼ばれており、彼をトレーナーの世界に誘った恩人でもある。中央トレセン学園に移籍したオグリキャップとベルノライトを、『北原が中央のトレーナーライセンスを取得するまでの間』という条件で自身のチームに加入させる。
:
; 藤井 泉助(ふじい せんすけ)
: トゥインクル・シリーズを取材している新聞記者。オグリキャップの中央初戦となったペガサスステークスでの勝ちっぷりを目の当たりにしてオグリキャップに惚れこみ、クラシック登録をしていないオグリキャップを何とか日本ダービーに出走させるべく、自らの記事で世論を煽って署名を集め、シンボリルドルフに助力を要請する。
: 流暢な英語を話し、英語圏のウマ娘とも会話可能。
:
; 奈瀬 文乃(なせ ふみの)
:スーパークリークが所属するチームの担当トレーナー。かつて担当ウマ娘の成績で六平と激戦を繰り広げていたほどの優秀なトレーナーを父に持つ二世トレーナー。"天才"の呼び名が高く、多くの女性ファンを持つ。
: 担当ウマ娘の体調面にまで気を配り、ウマ娘第一の指導を行う。目立たないスーパークリークのステイヤーとしての才能を見出してじっくりと鍛え上げ、菊花賞で共に奇跡を叶える。
 
== 用語 ==
{{Main2|アニメ版独自の用語については、「[[ウマ娘 プリティーダービー (アニメ)#用語]]」を、『シンデレラグレイ』独自の用語については、「[[ウマ娘 シンデレラグレイ#用語]]」を}}
=== 共通 ===
; ウマ娘
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: ゲームでは教育機関としての区別は描かれておらず、レースにおける区分として「ジュニア級」「クラシック級」「シニア級」に分かれており、年齢を問わずレースにデビューした時点からジュニア級として扱われ、1月にクラシック級→シニア級と昇級する。また、トレーナーを育成する課程の存在が示唆されることがあるが、詳細は不明。
: 全寮制で、[[美浦トレーニングセンター|美浦寮]]と[[栗東トレーニングセンター|栗東寮]]の2棟がある{{R|tresen}}。校訓は「[[エクリプス (競走馬)#Eclipse first, the rest nowhere.|Eclipse first,the rest nowhere.(唯一抜きん出て、並ぶ者なし)]]」。
: 漫画『シンデレラグレイ』では、地方に存在するトレセン学園と区別して「中央トレセン学園」あるいは単に「中央」とも呼ばれる。また、競争ウマ娘育成課程とは別に「サポート研修生」課程が併設されている。
; URA
: 正式名称はUma-musume Racing Association(直訳すると「ウマ娘競走協会」)。ウマ娘のレース登録・競走ルールの策定・ウイニングライブの運営に携わっている団体。トレセン学園の運営母体でもある。またデザイン部門や音楽部門があり、ウマ娘のウイニングライブ曲と勝負服はすべてURAが作成している。
951 ⟶ 868行目:
: トゥインクル・シリーズの上位に位置し、トゥインクル・シリーズで好成績を収めたウマ娘だけが出走できるレーシングプログラム。ファン投票によるオールスター戦の[[宝塚記念]]や[[有馬記念]]とは別に開催される。
: レースに関する詳細な表現はされていないが、トゥインクル・シリーズから移籍する形で参加するもので、一旦移籍するとトゥインクル・シリーズに再度戻ることはできない。
 
=== 漫画 ===
; ローカルシリーズ
: 漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』(以下、シンデレラグレイ)に登場する、トゥインクル・シリーズ同様に全国各地に存在する地方のレース場で開催されるウマ娘の競走。現実世界の[[地方競馬]]の競馬場と同じ場所にある15か所のレース場で開催される。
; [[笠松競馬場|カサマツ]]トレセン学園
: 『シンデレラグレイ』に登場するオグリキャップが在籍する学校機関で、全国に15か所あるローカルシリーズに出場するウマ娘を育成するトレーニングセンター学園のひとつ。正式名称は「岐阜ウマ娘カサマツトレーニングセンター学園」。制服のデザイン、設備は中央のトレセン学園と異なるが、全寮制の女子校、人間のトレーナーがいるチーム制、という点は同じ。ローカルシリーズの成績優秀者は、まれに中央トレセン学園へスカウトされることがある。
 
== 漫画版 ==
986 ⟶ 897行目:
: 単行本は一般発売されておらず、アニメのBlu-ray BOXに収録されている。
:
; [[ウマ娘 シンデレラグレイ]]{{R|natalie372254}}
: 「[[週刊ヤングジャンプ]]」にて、2020年28号より連載開始<ref>{{Cite web |date=2020-06-04|url=https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0130 |title=「ウマ娘 シンデレラグレイ」の連載開始日を解禁! |publisher=株式会社Cygames |accessdate=2020-06-04}}</ref>。作画担当は久住太陽。2022年2月時点で電子版を含めた累計発行部数は280万部を突破している<ref name="cinderellagray6">{{RCite web |cinderellagray6url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-892223-2 |title=ウマ娘 シンデレラグレイ 6 |publisher=集英社 |accessdate=2021-12-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-892223-2}}}}。2021年8月、『[[次にくるマンガ大賞|次にくるマンガ大賞 2021]]』においてコミックス部門第2位を受賞<ref>{{Cite news|title=『次にくるマンガ大賞 2021』大賞作品は『【推しの子】』&『怪獣8号』|newspaper=ORICON NEWS|date=2021-08-24|url=https://www.oricon.co.jp/news/2204647/full/|accessdate=2021-08-25}}</ref>。
: オグリキャップを主人公にした物語が展開されており、中央競馬だけでなく地方競馬も描写に取り入れられている<ref>{{Cite news|title=ウマ娘漫画「シンデレラグレイ」も快進撃、累計150万部突破 ゲームとは異なる「魅力」|newspaper=J-CAST ニュース|date=2021-08-19|url=https://www.j-cast.com/2021/08/19418600.html|accessdate=2021-08-25}}</ref>。ウマ娘のアスリートとしての面をさらに強調して描いており、シリアスな作風となっている。
:; ストーリー
::'''序章 カサマツ篇'''
::岐阜ウマ娘カサマツトレーニングセンター学園、通称'''カサマツトレセン学園'''。ローカルシリーズ開催地のひとつであるカサマツレース場は閑散としており、設備も人員も日本ウマ娘トレーニングセンター学園(トレセン学園)やトゥインクル・シリーズ(通称、中央)とは雲泥の差。競走ウマ娘もやる気もなくただ惰性でレースをしており、カサマツからトゥインクル・シリーズへ向かうウマ娘は皆無だった。
:: カサマツトレセン学園のトレーナー・'''北原穣'''は、いつかカサマツに自分と重ね合わせて心の底から応援できるウマ娘が現れたら、と願っていた。そんなとき北原は、カサマツトレセン学園に入学してきた'''オグリキャップ'''の走りに魅了されて彼女をスカウトする。チームメイトのベルノライトの加入、ライバルのフジマサマーチとの激戦を経て、オグリキャップは中京盃で優勝するが、それによってオグリキャップにトゥインクル・シリーズ(中央)への移籍の話が持ち上がる。逡巡する北原とオグリキャップだが、『勝てば中央移籍、負ければ[[東海ダービー]]』という条件で出走した[[ゴールドジュニア]]で北原の『走れ』の声で自分を取り戻したオグリキャップは優勝でカサマツから中央への移籍を決める。
:: '''第一章 中央編入篇'''
::中央トレセン学園に転入したオグリキャップは、ベルノライトとともに北原の叔父でトレーナーの'''六平銀次郎'''のチームに入り、転入初戦の[[ペガサスステークス]]で4連勝中のブラッキーエールを、さらに[[毎日杯]]でクラシック有力候補と言われる'''ヤエノムテキ'''を一蹴し、カサマツからの転入に疑問を持つ周囲に対して圧倒的な実力を示す。しかしクラシック登録をしていないオグリキャップは東京優駿(日本ダービー)に出走することができない。『オグリをダービーに出せ』『世代最強ウマ娘がダービーに出ないのはおかしい』という声は日に日に高まり、オグリキャップに完敗したヤエノムテキが皐月賞を制したことでその声はさらに強くなる。その声はシンボリルドルフをも動かし、シンボリルドルフはオグリキャップのダービー出走をURAに直訴。しかし実際にオグリキャップが走ったレースは……
::'''第二章 白い稲妻篇'''
::ダービー騒動も終わり、宝塚記念を観戦。そこで“最強”の白き稲妻'''タマモクロス'''を知る。東海ダービー、日本ダービー共に夢が破れ目標を失ったオグリキャップだが、「日本一のウマ娘になれ」と電話越しのフジマサマーチに元気を貰う。[[高松宮記念 (競馬)|高松宮杯]]、[[第39回毎日王冠|毎日王冠]]と重賞連勝を続け、ついに初G1でありタマモクロスとの初勝負[[第98回天皇賞|天皇賞・秋]]が始まる。珍しく先行でレースを進めるタマモクロスにオグリキャップが迫り、限界を感じたタマモクロスだったが家族や恩師への誓いを胸にし“領域”(ゾーン)へ入る。
:# 2021年1月19日発売<ref>{{Cite web |url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-891705-4 |title=ウマ娘 シンデレラグレイ 1 |publisher=集英社 |accessdate=2021-08-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-891705-4}}
:# 2021年2月19日発売<ref>{{Cite web |url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-891795-5 |title=ウマ娘 シンデレラグレイ 2 |publisher=集英社 |accessdate=2021-08-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-891795-5}}
:# 2021年5月19日発売<ref>{{Cite web |url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-891896-9 |title=ウマ娘 シンデレラグレイ 3 |publisher=集英社 |accessdate=2021-08-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-891896-9}}
:# 2021年8月18日発売<ref>{{Cite web |url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-892050-4 |title=ウマ娘 シンデレラグレイ 4 |publisher=集英社 |accessdate=2021-08-30}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-892050-4}}
:# 2021年12月17日発売<ref>{{Cite web |url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-892077-1 |title=ウマ娘 シンデレラグレイ 5 |publisher=集英社 |accessdate=2021-12-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-892077-1}}
:# 2022年2月18日発売<ref name="cinderellagray6">{{Cite web |url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-892223-2 |title=ウマ娘 シンデレラグレイ 6 |publisher=集英社 |accessdate=2021-12-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-892223-2}}
:# 2022年5月18日発売<ref>{{Cite web |url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-892302-4 |title=ウマ娘 シンデレラグレイ 7 |publisher=集英社 |accessdate=2022-05-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-892302-4}}
:
; ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR
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; [[笠松競馬場]]
: 漫画『シンデレラグレイ』で当競馬場が舞台となり、また当競馬場に縁のあるオグリキャップが主人公であることにちなみ、集英社とCygamesの全面協力により、2022年4月29日開催の第11競走にて「'''ウマ娘 シンデレラグレイ賞'''」が施行された。オグリキャップが芦毛だったことから、芦毛馬・[[白毛]]馬限定競走として行われた<ref>{{Cite news|title=「オグリキャップ記念(SPⅠ)シリーズ」イベント等のお知らせ|newspaper=笠松けいば公式サイト|date=2022-04-21|url=https://www.kasamatsu-keiba.com/2022/04/21/%E3%82%AA%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E8%A8%98%E5%BF%B5-sp%E2%85%B0-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E7%AD%89%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B|accessdate=2022-04-21}}</ref>。
: {{See also|ウマ娘 シンデレラグレイ#コラボレーション}}
: 当初この競走は、単行本第1巻発売の2021年1月19日に、発売を記念した冠協賛レースとして[[無観客試合|無観客で開催]]([[新型インフルエンザ等対策特別措置法|新型コロナウイルス緊急事態宣言]]発令のため)される予定だったが、笠松競馬場を巡る一連の[[競馬法]][[笠松競馬場#騎手・調教師の不適切事案続出と開催自粛|違反事件]]に関する新たな報道<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASP1L63HBP1HOIPE005.html 騎手ら3億円所得隠しか 脚痛い、鼻血…馬の情報を悪用] - 朝日新聞 2021年1月19日</ref>が開催日の早朝に[[朝日新聞]]より報じられた事を受け中止になっている<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2182165/full/ 笠松競馬が開催中止、『ウマ娘』ファン嘆き 漫画舞台で主人公・オグリキャップと深い縁] - ORICON NEWS 2021年1月19日</ref>。
 
== テレビCM ==
1,829 ⟶ 1,725行目:
** {{YouTube|channel=UCAWxPGGuIfWME2KTLUmSCHw|ぱかチューブっ!}}
** {{Twitter|pakatube|ぱかチューブっ!公式アカウント}}
* [https://youngjump.jp/manga/umamusume/ 連載漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』|週刊ヤングジャンプ公式サイト]
** [https://ynjn.jp/app/title/1180 ウマ娘 シンデレラグレイ|ヤンジャン!]
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|2-7= 短編テレビアニメ
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|3-1= 2020年の漫画
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