「仮面の軍勢」の版間の差分
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なお、虚の力が発現した死神は精神世界に虚の人格が生まれ、これを御さない限り徐々に虚の人格に元の人格が飲まれて、突発的に虚化する可能性が高くなり、やがて元の人格が完全に消える。回避するには後述の、仮面の軍勢の使う'''虚化'''を会得しなければならない。なお、一時凌ぎにすぎないが、突発的に虚化しても斬魄刀を突き刺したり、無理矢理引き剥がすなどしてこの仮面を壊せば、自然と虚化が解けるらしい。
彼らが去ってから100年以上の年月が経っているため、現在の護廷十三隊の中には当時所属していなかった[[朽木ルキア|ルキア]]や[[護廷十三隊#狛村左陣|狛村]]や[[日番谷冬獅郎|日番谷]]や[[護廷十三隊#大前田希千代|大前田]]などの隊長や副隊長も含め、彼らを知らない者も多い。
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== 用語 ==
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: 虚の仮面とは、虚の力が発現(発症)した者が、虚化の際に着ける仮面のこと。仮面の軍勢にとっては、もう一つの開放状態の斬魄刀のようなもの。
:虚化発症前の一護の仮面は捨てても自分の懐に戻り、斬られた際に致命傷を避けたりする等、一護を守るための「防御反応」も見せた。
: 仮面の形は人によって千差万別であるがどの仮面でも基本的に喋っても口元が開く事は無い。
: 仮面の出し方にも違いが有り仮面の軍勢はそのまま仮面を顔に着けたり外したり出来るが一護と東仙は顔に手をかざし黒い霊圧を収束させて仮面を出す。
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: 内なる虚との内在闘争が必要。内なる虚を単に屈服するだけではなく、同調も必要と思われる。仮面の軍勢が虚の力を発現するための変化。虚化した各自の顔面には虚の仮面が出現し、霊力が飛躍的に向上する。これにより身体能力や霊圧を使用した技の威力を強化できる。内なる虚との内在闘争後も虚化を保持するための訓練を要する。通常は秒単位での延長を続け膨大な時間が必要となるが、白のみ最初から15時間以上虚化を保持し続けられるが他のメンバーは数分しかできないと言っている。持続時間を過ぎると、突発的に虚化が解ける。この持続時間も絶対的なものではなく、戦う相手の実力に応じて消耗具合が変わり、場合によっては短縮するが一度外して付け直せば持続時間はリセットされるらしく、強敵と戦う場合は状況や力量に応じて外して着け直す方法をとる。
: この虚化を習得しているのは仮面の軍勢と前述の黒崎一護の他、藍染の元に付いた東仙要も習得している。
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== メンバー ==
; <span id="平子真子">平子 真子(ひらこ しんじ)</span>
: 声 - [[小野坂昌也]]: 二学期、[[BLEACH#空座第一高校|空座高校]]に転校してきたオカッパ頭の男性。一人称は「俺」。関西弁を喋り、飄々とした態度で振る舞う。[[鏡文字|逆さま書き]]が得意のほか、初登場時は、上下を逆転して空中に浮遊して飲食していた。ひよ里とは口喧嘩ばかりしているが、仲間思いで彼女を気遣う描写も見られる。
: 虚化すると[[ツタンカーメン]]を思わせるような仮面が現れる。戦闘においても斬魄刀を解放することなく、虚化だけで[[グリムジョー・ジャガージャック|グリムジョー]](無解放で片腕の状態)を凌駕する戦闘力を持つ。
: 110年前は[[護廷十三隊#五番隊|五番隊]]隊長を務めており、現在よりも長髪(ストレート)だった
: 破面篇での藍染一派との決戦時は、他のメンバーと共に参戦。
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:; 斬魄刀:『逆撫(さかなで)』
:: 解放する際、刀を逆手に持って落としつつ解放する。能力解放と共に柄尻にリングがつき、刀身に規則正しい間隔で複数の穴が開いた形状の剣に変化する。鏡花水月と同様に他人の神経を100%支配する能力で、相手が認識する上下前後左右及び、見えている方向と斬られる方向の感覚を逆にする事ができる。刀を振り回すことで相手の周囲に特殊な匂いを振り撒き、その匂いを嗅がせる事が発動条件となる。視覚情報を逆転させられていると頭で理解できても、反射的に行動する事を止めるのは難しいため、視覚を駆使した戦いに慣れているものほど、この斬魄刀の能力は強みを増す。藍染には五感を支配する鏡花水月には程遠いと断じられている。
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:: 小説『Can't Fear Your Own World』で、[[劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY#叫谷|叫谷]]での戦いで使用される。「敵と味方の認識を倒(さかさま)に逆転させる」という能力を有している。解放すると、撫子の花のような巨大な花型の台座が現れる。斬魄刀の刀身も、剣先がリング状の錫杖のような形に変化する。小説内では、膨大な数の敵に一人で立ち向かい、その敵を同士討ちさせることで一網打尽にした。卍解するにあたって、「味方がいたら駄目、サシの勝負でも駄目、大勢の敵と自分一人でないといけない」と説明しており、1対多数でないと効果を発揮しない。空座町決戦において使用されなかったのも、死神や仮面の軍勢等の味方が多数いたためである。また、千年血戦編においても、前述の理由もあり披露されなかったが、これについて平子は「滅却師が瀞霊廷の中に現れず、外で陣取ってくれたら大半は片付けられた」と話している。
:: かなり不便な卍解であると本人も自覚しており、「始解が強者向きで、卍解が雑魚向き」と評している。
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; <span id="猿柿ひよ里">猿柿 ひよ里(さるがき ひより)</span>
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:: 能力解放と共に、刀身にギザギザがついた身の丈ほどの大剣に変化する。描写が少なく、能力は不明。
:: 解号は「ぶっ手切れ『馘大蛇』(ぶったぎれ『〜』)」
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: 声 - [[稲田徹]]
: 長身でサングラスをかけ、さまざまな方向に分かれた[[アフロヘアー]]の男。通称'''ラブ'''。[[週刊少年ジャンプ|ジャンプ]]などの漫画を読んでいることが多く、漫画を見て大笑いしたり漫画の台詞に心酔し自らの思いを語ったりする。好きなセリフは[[ケンシロウ|「おまえはもう死んでいる。」]]。
: 虚化すると鬼のような仮面が現れる。
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:: 能力解放と共に、巨大なトゲ付きの金棒に変化する。単純な破壊力が高いほか、スタークの「無限装弾虚閃」を全く受け付けない強度を誇る。卍解は作中では使用しておらず不明。
:: 解号は「打ち砕け『天狗丸』(うちくだけ『〜』)」
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: 声 - [[樫井笙人]]
: ナルシスト風な伊達男。通称'''ローズ'''。髪型はウェーブのかかった長い金髪、服装は70年代[[ハードロック]]風でギターを持っている。羅武と共にいることが多い。羅武がジャンプを読ませなかったり自分のジャンプコミックスを先に読むことに不平を言っている。口調や態度は仮面の軍勢の中ではハッチと共に穏やかな方だが、自身の言動にやや陶酔する傾向にあり、羅武にツッコまれる。
: 虚化すると鳥の頭のような仮面が現れる。
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:: 能力解放と共に、薔薇の花が先端についた鉄製の[[鞭]]に変化する。従来の鞭と違い、先端部分でのみ攻撃している。
:: 解号は「奏でろ『金沙羅』(かなでろ『〜』)」
:;【卍解】:『金沙羅舞踏団(きんしゃらぶとうだん)』
:: 空中に指揮棒を持つ右手と空の左手、12人以上の顔に「金沙羅」の先端部分がついた人形を召喚する。能力は音楽を操り、敵にまやかしの旋律を聴かせる(まやかしとはいえ心を奪われると実際にダメージを受ける)。音楽を聴かせることで能力を発動させるため、鼓膜を破られると効果を発揮しなくなるという弱点がある。
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; <span id="矢胴丸リサ">矢胴丸 リサ(やどうまる リサ)</span>
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:: 解放時は刀と鞘を繋げ、それを回すと巨大な[[槍]]と[[矛]]の中間のような武器に変化する。描写が少なく、能力は不明だが、決戦後に隊長に就任したことから卍解は会得していると思われる。
:: 解号は「潰せ『鉄漿蜻蛉』(つぶせ『〜』)」
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: 声 - [[長嶝高士]]
: 身長257cm 体重377kg [[9月8日]]生まれ
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: 決戦後は自分でなければアジトの結界を作れないこと、自分に慣れたネコがさびしい思いをしないようにという理由で、ひよ里らと共に現世に戻った<ref name="novel"/>。
: 千年血戦篇では、ひよりが結成した「世界のひずみ直し隊」に加わっている。その後、門を作成する為に死神達と合流。門完成後は霊王宮へ進撃したが、ジェラルドに敗北した。
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; <span id="六車拳西">六車 拳西(むぐるま けんせい)</span>
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:: 能力解放と共に風を纏い、[[ナイフ|コンバットナイフ]]のような形状に変化する。振るうと風を糸状にして飛ばし、斬った太刀筋を炸裂させる能力を持つ。現世に身を置くことになってから隊長に復帰するまでは始解の状態を保って携帯していた。
:: 解号は「吹っ飛ばせ『断風』(ふっとばせ『〜』)」
:;【卍解】:『鐵拳断風(てっけんたちかぜ)』
:: 能力解放と共に握り懐剣状に変化し、両腕が[[風神]]の羽衣を思わせる装甲の様なもので覆われる。始解による炸裂の威力が拳に込められており、拳が触れてる間は炸裂能力が無限に叩き込まれ続ける。攻撃時はメリケンサックのような形状に変化し、卍解そのものの耐久力も高い。
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: 千年血戦篇では、拳西と共に檜佐木の卍解習得に向けて修行に協力し、虚化して檜佐木と戦った。この時にスーパー副隊長であることが本人の発言で判明したが、副隊長の檜佐木よりも立場が上なのか、戦闘力を指して上なのかは詳細に語られていないため不明。68巻で他のメンバーは門を作る役割で再登場したが、白は登場しなかった。ただし、小説版では真央霊術院に攻め混んできた雑兵と戦っていた事が判明した。
: 十二番隊に妹の[[護廷十三隊#久南ニコ|ニコ]]がいる為、滅却師の騒動が収束して来た後は、よく技術開発局に遊びに行っている<ref>この際、鵯州からは「草鹿の嬢ちゃんが来なくなったと思ったら、代わりが来るようになったな...」とため息混じりに呆れられていた。</ref>。
== 脚注 ==
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