「アレスタ」の版間の差分

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{{otheruses|コンピュータゲーム|避雷器|避雷器}}
{{混同|アスレタ}}
『'''アレスタ'''』は、[[1988年]]に[[セガ・マークIII]]向けに発売された[[コンパイル (企業)|コンパイル]]開発の[[コンピュータゲーム]]、およびそのシリーズ(以下「アレスタシリーズ」)である
 
本作発売以降はシリーズ化され(以下「アレスタシリーズ」)、機能追加版や続編が8タイトル、海外および関連作品4タイトルが1993年までに発売された後、空白期間を経て2020年に新作が発売されている。
コンパイルは2004年に破産廃止し、企業としては消滅している<ref group="注">[[コンパイルハート]]はある程度の関連性があるが、法的には別会社</ref>。本作を含めたアレスタシリーズのIP([[知的財産権]]。いわゆる「版権」)は、[[アイキ]]、[[D4エンタープライズ]]を経て、現在は[[M2 (ゲーム会社)|有限会社エムツー]]が保有している<ref>{{cite web |date=2018-08-30 |url =http://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/180830 |title =ゲームファンが今遊びたい過去の名作とは? |work=電ファミニコゲーマー |accessdate=2018-08-30}}</ref><!--記事の中くらいの位置 見出し「『アレスタ』シリーズはエムツーが版権を持っているので何とかしたい」を参照。--><ref name="usg">{{Cite web |author=Thomas Nickel |date=2019-11-27 |url=https://www.usgamer.net/articles/aleste-branch-m2-feature-interview-shmup-retro |title=M2 Shows Us Aleste Branch, the Triumphant Return of a Classic 8-Bit Shmup |website=USgamer |publisher=Gamer Network |language=英語 |accessdate=2020-06-03}}</ref>。
 
開発元のコンパイルは2004年に破産廃止し、企業としては消滅している<ref group="注">[[コンパイルハート]]はある程度の関連性があるがたため法的には別会社</ref>。本作を含めたアレスタシリーズのIP([[知的財産権]]。いわゆる「版権」)は、[[アイキ]]、[[D4エンタープライズ]]を経て、現在は[[M2 (ゲーム会社)|有限会社エムツー]]が保有している<ref>{{cite web |date=2018-08-30 |url =http://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/180830 |title =ゲームファンが今遊びたい過去の名作とは? |work=電ファミニコゲーマー |accessdate=2018-08-30}}</ref><!--記事の中くらいの位置 見出し「『アレスタ』シリーズはエムツーが版権を持っているので何とかしたい」を参照。--><ref name="usg">{{Cite web |author=Thomas Nickel |date=2019-11-27 |url=https://www.usgamer.net/articles/aleste-branch-m2-feature-interview-shmup-retro |title=M2 Shows Us Aleste Branch, the Triumphant Return of a Classic 8-Bit Shmup |website=USgamer |publisher=Gamer Network |language=英語 |accessdate=2020-06-03}}</ref>。
2020年には家庭用ゲーム機におけるシリーズ最新作『GGアレスタ3』を収録したコレクションゲームソフト「アレスタコレクション」をエムツー自らリリース。2021年には初のアーケードゲーム版『[[戦刃アレスタ]]』を経て、新作『アレスタブランチ (仮題)』も開発中。くわしくは後述。
 
なお一部アレスタシリーズに関しても本項で述べる。
== 概要 ==
コンパイルが開発し[[ポニーキャニオン]]が発売した『[[ザナック (シューティングゲーム)|ザナック]]』の系統作として作られたシューティングゲーム。版権の都合上、自社ブランド名を冠する際に『ザナック』の名称が使えなかったため、異なるタイトルとなった。他社から発売されたシリーズ作も多いが、しかしそれらもコンパイルが倒産するまでは漏れなく、タイトル画面や著作権表示に「コンパイル」の名がクレジットされている(『アレスタコレクション』以降、ゲーム本編映像以外は「M2 Co., Ltd.」表記)。
 
== 関連経緯 ==
なお、この「アレスタ」という名称は、コンパイル社内に存在した「TAFマイコンクラブ」の会報誌『たふなこ』にて、本作のプログラムにも携わった広野隆行(じぇみに広野)が連載していた漫画作品の題名『アレスタ』から、本作のプロデューサーである[[仁井谷正充]]が付けた。この漫画とゲーム作品の内容に関連は無いが、漫画作品の題名については[[避雷器]]を指す”arrester”から、その語感とヒロインの役割から付けられている。”arrester”の名前をそのまま使用する事は出来ないため、”仕掛け”の意味を込めて”ALESTE”という造語を誕生して使用する事になった。この時の名付け親の仁井谷はアレスタだと読みにくくなるのを懸念されたがユーザーが自然と覚えて仁井谷の友達に「これでアレスタって読むんだってさ」と言えるようになって仁井谷は前向きな気持ちになった{{R|History2}}。
コンパイルが開発し[[ポニーキャニオン]]が発売した『[[ザナック (シューティングゲーム)|ザナック]]』の系統作として作られたシューティングゲームであり、制作経緯は『ザナック』の制作終了後、もう一度シューティングゲーム製作する気持ち意欲上がっ沸いた所にセガから「シューティングゲームを作ってほしい」という依頼が来たところから本作が生まれめである{{R|History2}}。
 
コンパイルが開発し[[ポニーキャニオン]]が発売した『[[ザナック (シューティングゲーム){{要出典範囲|ザナック]]』の系統作として作られたシューティングゲーム。版権の都合上、自社ブランド名を冠する際に『ザナック』の名称が使えなかったため、異なるタイトルとなった|date=2022年5月}}。他社から発売されたシリーズ作も多いが、しかしそれらもコンパイルが倒産するまでは漏れなく、タイトル画面や著作権表示に「コンパイル」の名がクレジットされている(『アレスタコレクション』以降、ゲーム本編映像以外は「M2 Co., Ltd.」表記)。
海外名の「PowerStrike」の名称はアメリカのユーザーに受ける様に日本の造語は受けないという理由で造語を廃止して世界共通に使われる単語になった。名付け親は仁井谷ではなくアメリカのセガ{{R|History2}}。
 
なお、この「アレスタ」という名称は、コンパイル社内に存在した「TAFマイコンクラブ」の会報誌『たふなこ』にて、本作のプログラムにも携わった広野隆行(じぇみに広野)が連載していた漫画作品の題名『アレスタ』から、本作のプロデューサーである[[仁井谷正充]]が付けた。この漫画とゲーム作品の内容に関連は無いが、漫画作品の題名については[[避雷器]]を指す”arrester”から、その語感とヒロインの役割から付けられている。”arrester”の名前をそのまま使用する事は出来ないため、”仕掛け”の意味を込めて”ALESTE”という造語を誕生して使用する事になった。この時の名付け親の仁井谷はアレスタだと読みにくくなるのを懸念されたがユーザーが自然と覚えて仁井谷の友達に「これでアレスタって読むんだってさ」と言えるようになって仁井谷は前向きな気持ちになった{{R|History2}}。一方で海外での名称は「PowerStrike」で名付けは仁井谷ではなくセガ・オブ・アメリカが行った{{R|History2}}。これはアメリカでは日本の造語は受けないため、造語を廃止してアメリカのユーザーに受ける様に名付けられ、その後世界共通で使われるようになった
ディスクステーションは本シリーズの為に生まれた企画と述べている{{R|History2}}。
 
なお[[ディスクステーション]]は本シリーズのために生まれた企画である仁井谷は後に懐している{{R|History2}}。
制作経緯は『ザナック』の制作終了後、もう一度シューティングゲームを製作する気持ちが上がった所にセガから「シューティングゲームを作ってほしい」という依頼が来たところから本作が生まれた{{R|History2}}。
 
== 世界観 ==
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* 『スーパーアレスタ』は他の作品と設定上の繋がりを持たない、完全に独立した存在となっている。
 
== シリーズ作品 ==
販売価格は全て当時のもの(Pa=パッケージソフト、DL=ダウンロードソフト)。
 
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:戦国時代をモチーフとした和風シューティング。海外版は[[テンゲン]]より『ROBO ALESTE』のタイトルで発売。
:タイトルにもある「電忍」とは劇中の戦国時代の主力兵器・鉄甲兵を忍用に改造した機体の総称で、アレスタも電忍のひとつである。
:『電忍アレスタ』は当初『雷忍(らいにん)アレスタ』のタイトルだったが、打ち合わせの時あるスタッフがホワイトボードに「電忍」と間違えて書いたものが語感の良さなどから採用された{{要出典|date=2022年5月}}
:コンパイル創立10周年記念作品として制作され、オープニングナレーションに[[森山周一郎]]、主人公に[[緑川光]]、ライバルに[[神谷明]]、ヒロインに[[久川綾]]、敵を影で操る存在に[[寺瀬めぐみ]]と豪華な声優陣が配された事も話題となった{{要出典|date=2018年12月}}。
:続編の予定があり、設定画などが公開されたが、開発中止になった。
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:セガ・マークIII版アレスタ(海外版も内包)、GGアレスタ1・II (2) 、マスターシステム版POWER STRIKE II(後述)の4作に加えてGG規格で完全新規に作られた『'''GGアレスタ3'''』も加わり、合計5作品を収録したコレクションゲーム。
:限定版には、これら5作が全て遊べる復刻系携帯ゲーム機・[[ゲームギアミクロ]] の別注版「ゲームギアミクロ ホワイト」が同梱される(「ミクロ」の詳細は[[ゲームギアミクロ#別注版「ゲームギアミクロ ホワイト」について|別項]]を参照)。
 
;[[戦刀アレスタ|{{Ruby|戦刃|せんじん}}アレスタ]]
:([[アーケードゲーム|AC]])[[ALL.Net#ALL.Net P-ras MULTI|ALL.Net P-ras MULTI Ver.3]](セガ)
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:アレスタシリーズとしては初のアーケードゲームであり、初の縦画面<ref group="注">ここでは「画角が縦4:横3で構成された、ブラウン管時代の縦画面スクロールアーケードゲームと同じような画面構成」というニュアンスで記載している。</ref>シューティングゲームとなった。
 
== 関連作品 ==
※ 以下、発売および稼働時期は未定あるいは調整中。
; 海外作品
:『アレスタ』の海外マスターシステム版である『POWER STRIKE』には『POWER STRIKE II』という続編があり、1993年に一部の海外地域でのみ発売された。前述したとおり「アレスタコレクション」で国内初発売されるが、主人公は男性パイロット(名前などの設定は不明)で、『アレスタ2』や『GGアレスタII』とは別内容である。『アレスタシリーズ』との関係性についても判っていない。
:* 『POWER STRIKE II』製作当時は広野隆行はコンパイルから降りてきた話に乗って、細かい内容は分からなかったが、ヨーロッパにマスターシステムが現役である事を含めて「日本で発売しないならFM音源の対応はいらないな」と「50ヘルツ電源用のものを作って余裕があれば60ヘルツのも作るか」と述べて、当初はMSX2の『アレスタ2』の決定版だと思い込んでた。コンセプトは「奇をてらわず、自分が制御できる内容やボリュームで作る事」{{R|History7}}。
:* 開発期間は4ヵ月間で労働時間は1日に20時間も掛かり、会社に寝泊まりするほどであった{{R|History7}}。
:* 世界観は欧州向けのゲームとして発売する様に架空の1930年代のイタリアとしてコンパイルの佐藤が考えた{{R|History7}}。
:* 0番の武器は『アレスタ2』の時に弱い武器になってしまったことから強化した{{R|History7}}。
:* 武器チェンジで武器レベルを強化した理由は『ザナック』で別の武器を取るとレベルが下がった事から広野は「武器を持ち変えてもレベルは下げなくていいかな?」と指摘し、アイテムは3つ取るとレベルが上がり、同じ番号を重ねて取ると1つパワーアップする様になった{{R|History7}}。
:* 溜め撃ち攻撃の経緯は『R-TYPE』のチャージ中に途中攻撃が出来ない事もあって採用できなかった為、通常攻撃しながら溜め撃ちするのが便利だと話をしてプレイ中に"どんな攻撃ができれば助かるか"または"それを入れてもゲームが破綻しないかどうか"考えた上で採用した{{R|History7}}。
:* エンディングに登場するモブキャラは全体的に名前は無いが1番最後に登場したモブキャラは寺本耕二の名前が設定された。劇中内の設定はメカ好きでエンジンの撮影をする設定{{R|History7}}。
;精霊戦士スプリガン
:[[PCエンジン]][[CD-ROM2|CD-ROM<sup>2</sup>]]用に[[ナグザット]]から発売された『'''[[精霊戦士スプリガン]]'''』は、アレスタシリーズとして企画された。開発中のタイトルは『精霊戦士アレスタ』で、『魔導戦士スプリガン』→『精霊戦士スプリガン』とタイトルが変更された。なお、この作品の世界観を引き継いだ作品として[[スーパーファミコン]]用に『'''[[スプリガンパワード]]'''』がナグザットから発売された。
;スプリガン mark2
:PCエンジン[[SUPER CD-ROM2|SUPER CD-ROM<sup>2</sup>]]用にナグザットから発売された『'''[[スプリガン mark2]]'''』は、企画初期には『武者アレスタ』と同一の世界観を持つ続編とされていた事が、開発元のコンパイルが発行していたユーザー向け冊子『コンパイルニュース』で明らかにされている。これによると主人公グレッグ・アーウィンはエリノアの同僚としてオープニングのビジュアルデモに登場するグレッグと同一人物とされ、製品版でグレッグのライバルとなるマービィのポジションにはドレッド隊長が配される予定だった。
 
== 未発売作品 ==
;アレスタX
:プレイステーション互換基板を用いたアーケード版『アレスタX』も企画されていたが<ref>{{Cite web |date=2018-12-25 |url=https://news.denfaminicogamer.jp/interview/181225a |title=さあ、『エスプレイド』&『アレスタ』が復活だ!全シューターの悲願を叶えたエムツーが明かす“移植決定の舞台裏”と“移植に賭けるたぎる想い”【『エスプレイド』新規イラストラフ画も公開!】 |website=電ファミニコゲーマー |publisher=マレ |accessdate=2020-06-03}}</ref>、立ち上がりがコンパイルの和議申請と前後し、実現しなかった。<!--TAITOからの発売が予定されていた-->
;アレスタブランチ
:2018年、エムツーによって開発中であることがアナウンスされ<ref>{{cite web |date=2018-11-18 |url =https://www.famitsu.com/news/201811/18167803.html |title =エムツー ショットトリガーズの新作ラインアップは、完全新作の『アレスタ』と『エスプレイド』の2本 |work=ファミ通.com (株式会社G'zブレイン) |accessdate=2018-12-06}}</ref>、2019年にはタイトルが発表された<ref>{{Cite web |date=2019-07-12 |url=https://www.famitsu.com/news/201907/12179504.html |title=M2Aプロジェクトの正式タイトルが『アレスタブランチ』に決定!駒都えーじ氏によるエリノア・ワイゼンの設定画が公開 |website=ファミ通.com |publisher=KADOKAWA Game Linkage |accessdate=2020-06-03}}</ref>。同年11月に公開されたインタビューでは2020年中のリリースを目指しているとされた<ref name="usg" />が、様々な事情により2021年以降にリリースが延期されている。
: なお「ゲームギアミクロ ホワイト」は、当初この作品に付属する事を前提として計画を進めていたが本作のコンセプトと相性がジャストフィットしないことや本作自体のリリース延期により、予定に無かった『アレスタコレクション』が作られることになり、そちらに付属することとなった。
 
== 関連作品 ==
『アレスタ』の海外マスターシステム版である『POWER STRIKE』には『POWER STRIKE II』という続編があり、1993年に一部の海外地域でのみ発売された。前述したとおり「アレスタコレクション」で国内初発売されるが、主人公は男性パイロット(名前などの設定は不明)で、『アレスタ2』や『GGアレスタII』とは別内容である。『アレスタシリーズ』との関係性についても判っていない。
* 『POWER STRIKE II』製作当時は広野隆行はコンパイルから降りてきた話に乗って、細かい内容は分からなかったが、ヨーロッパにマスターシステムが現役である事を含めて「日本で発売しないならFM音源の対応はいらないな」と「50ヘルツ電源用のものを作って余裕があれば60ヘルツのも作るか」と述べて、当初はMSX2の『アレスタ2』の決定版だと思い込んでた。コンセプトは「奇をてらわず、自分が制御できる内容やボリュームで作る事」{{R|History7}}。
* 開発期間は4ヵ月間で労働時間は1日に20時間も掛かり、会社に寝泊まりするほどであった{{R|History7}}。
* 世界観は欧州向けのゲームとして発売する様に架空の1930年代のイタリアとしてコンパイルの佐藤が考えた{{R|History7}}。
* 0番の武器は『アレスタ2』の時に弱い武器になってしまったことから強化した{{R|History7}}。
* 武器チェンジで武器レベルを強化した理由は『ザナック』で別の武器を取るとレベルが下がった事から広野は「武器を持ち変えてもレベルは下げなくていいかな?」と指摘し、アイテムは3つ取るとレベルが上がり、同じ番号を重ねて取ると1つパワーアップする様になった{{R|History7}}。
* 溜め撃ち攻撃の経緯は『R-TYPE』のチャージ中に途中攻撃が出来ない事もあって採用できなかった為、通常攻撃しながら溜め撃ちするのが便利だと話をしてプレイ中に"どんな攻撃ができれば助かるか"または"それを入れてもゲームが破綻しないかどうか"考えた上で採用した{{R|History7}}。
* エンディングに登場するモブキャラは全体的に名前は無いが1番最後に登場したモブキャラは寺本耕二の名前が設定された。劇中内の設定はメカ好きでエンジンの撮影をする設定{{R|History7}}。
 
[[PCエンジン]][[CD-ROM2|CD-ROM<sup>2</sup>]]用に[[ナグザット]]から発売された『'''[[精霊戦士スプリガン]]'''』は、アレスタシリーズとして企画された。開発中のタイトルは『精霊戦士アレスタ』で、『魔導戦士スプリガン』→『精霊戦士スプリガン』とタイトルが変更された。なお、この作品の世界観を引き継いだ作品として[[スーパーファミコン]]用に『'''[[スプリガンパワード]]'''』がナグザットから発売された。
 
PCエンジン[[SUPER CD-ROM2|SUPER CD-ROM<sup>2</sup>]]用にナグザットから発売された『'''[[スプリガン mark2]]'''』は、企画初期には『武者アレスタ』と同一の世界観を持つ続編とされていた事が、開発元のコンパイルが発行していたユーザー向け冊子『コンパイルニュース』で明らかにされている。これによると主人公グレッグ・アーウィンはエリノアの同僚としてオープニングのビジュアルデモに登場するグレッグと同一人物とされ、製品版でグレッグのライバルとなるマービィのポジションにはドレッド隊長が配される予定だった。
 
『電忍アレスタ』は当初『雷忍(らいにん)アレスタ』のタイトルだったが、打ち合わせの時あるスタッフがホワイトボードに「電忍」と間違えて書いたものが語感の良さなどから採用された。
 
プレイステーション互換基板を用いたアーケード版『アレスタX』も企画されていたが<ref>{{Cite web |date=2018-12-25 |url=https://news.denfaminicogamer.jp/interview/181225a |title=さあ、『エスプレイド』&『アレスタ』が復活だ!全シューターの悲願を叶えたエムツーが明かす“移植決定の舞台裏”と“移植に賭けるたぎる想い”【『エスプレイド』新規イラストラフ画も公開!】 |website=電ファミニコゲーマー |publisher=マレ |accessdate=2020-06-03}}</ref>、立ち上がりがコンパイルの和議申請と前後し、実現しなかった。<!--TAITOからの発売が予定されていた-->
 
== 脚注 ==
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=== 出典 ===
{{Reflist|30em
|refs=
<ref name="History2">{{Harvnb|History|2020|pp=2-5|loc=「仁井谷正充 ゲームに賭ける熱き魂」}}</ref>